JP2012231078A - コンデンサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の誘電体層が積層された積層体と、誘電体層を介して互いに対向するように誘電体層間に設けられた内部電極3a,3bと、内部電極3a,3bが電気的に接続されており、積層体の端部を覆うように設けられた外部電極と、内部電極3a,3bの端部側であって、積層体の両側面のうち少なくとも一方側に、内部電極3a,3bから離間して配置されているとともに、側面及び端面から露出しており、外部電極と電気的に接続されたダミー電極6とを備え、端面における内部電極3a,3bとダミー電極6との間隙Aは、積層方向に隣り合う内部電極3a,3bが設けられた誘電体層間において一致しているコンデンサ。
【選択図】図3
Description
極が途切れることを抑制できる。
示すように、第1外部電極4aの端部は、第1及び第2の側面2c、2dにまで至っている。図5に示すように、第1外部電極4aは、第2の端面2fに引き出される複数の第1内部電極3a、3bのそれぞれに電気的に接続されている。
して配置されている他方の第1内部電極3bとが、積層方向に交互に配置されている。
側にダミー電極6が配置されている。
〜1mmであり、積層体2の短辺方向に例えば0.05〜0.5mmである。ダミー電極6の厚
さは、特に限定されない。ダミー電極6の厚さは、例えば、0.3〜2μm程度であっても
よい。
部電極3aとは離間して配置されており、側面2d及び端面2fから露出しており、外部電極4aと電気的に接続されている。また、図2(b)に示す例においては、ダミー電極6は、積層体2の側面2cの方に、第1内部電極3aとは離間して配置されており、側面
2c及び端面2fから露出しており、外部電極4aと電気的に接続されている。
端面2fにおいては、図3に示す例のように、積層体2の端面2fにおいて、一方の側面側に偏在する第1内部電極3aと、他方の側面側に偏在する第1内部電極3bとが、積層方向に交互に配置されており、第1内部電極3a、3bが偏在する方とは反対側の側面側に
ダミー電極6が配置されている構成となる。
方向に隣り合う第1内部電極極3a、3bが設けられた誘電体層5間において一致してい
ないこととなる。
a、3bとダミー電極6との間隙Aの上下少なくとも一方に、第1内部電極3aが存在す
ることとなる。よって、この間隙Aの上下少なくとも一方に存在する第1内部電極3aに
メッキ法で形成された第1外部電極4aが、間隙Aを覆うこととなる。従って、内部電極
3の端部とダミー電極6の端部との間隙Aで外部電極4aが途切れることを抑制できる。
3b間には、第2内部電極3bおよび2層分の誘電体層5の厚みに相当する間隔が存在す
る。一方、積層方向に隣り合うダミー電極6間には、4層分の誘電体層5、第1内部電極
3aおよび2層分の第2内部電極3bの厚みに相当する間隔が存在するので、積層方向の
電極間隔が広くなるが、誘電体層5および内部電極3の厚みは、1層当たり例えば0.3〜
2μmに過ぎない。よって、メッキ法によって外部電極4を形成する際は、上下のダミー電極6間で途切れることなく外部電極4aを形成することができる。
ダミー電極6の左側端部とが、積層方向で一致している。しかし、図4(b)に示すように、第1内部電極3aの右側端部と、ダミー電極6の左側端部とは、積層方向で必ずしも
一致している必要はない。このような場合であっても、第1内部電極3aの右側端部と、
ダミー電極6の左側端部との間隔が、10μm以下であれば、第1内部電極3aおよびダ
ミー電極6間の外部電極4aの途切れを抑制する効果を奏する。
とが、積層方向において、間隔Cだけ重なっていても良い。このように間隔Cが存在する場合にも、図4(a)に示す例と同様、第1内部電極3aの端部にメッキで付着した外部
電極4aが、間隙Aを十分覆うことができる。よって、当然、第1内部電極3aおよびダ
ミー電極6間の外部電極4aの途切れを抑制する効果を奏する。
3bが設けられた誘電体層5間において一致していない。ここで、「一致していない」とは、間隙Aの全部又は一部と、第1内部電極3a(3b)とが、積層方向において重なっ
ていることを意味する。
ンシートは誘電体層5となり、導体材料は、内部電極3となる。
体層5を介して第2内部電極3bと対向する容量形成部31と、容量形成部31から端面2f
に引き出されている引出し部32とを有しており、引出し部32は、一方の側面2c、2d側に偏在して配置されており、ダミー電極3は、他方の側面2d、2c側に配置されていることが好ましい。
る場合、第1内部電極3aおよび第2内部電極3bの位置が平面視した際にずれてしまい、両者の対向面積が減少することを防止できる。
、引出し部32が、側面2c、2dに対して斜めに延びるように端面2fに引き出されていることが好ましい。一般的に、内部電極3は、外部電極4の配列方向に沿ってスキージを移動させることによって、印刷マスクの開口部に内部電極ペーストを充填して、形成される。その際、内部電極3の形状を、図7のようにすることで、内部電極ペーストが、マスクの開口部において滑らかに充填されていくこととなる。よって、電極のかすれが生じることを抑制することができる。第1内部電極3aにおける、第2内部電極3bとの対向部分において、電極のかすれを防止することにより、コンデンサ1の容量を所望の値に精度良く設定することができる。
誘電体層5の幅Wが0.5mmであり、誘電体層5の長さLが1mmである場合、例えば、
ダミー電極6の幅Dは0.08mmであり、第1内部電極3bの積層体から露出された部分の
幅Eは0.26mmであり、第1内部電極3bとダミー電極6との間隙Aは、0.08mmである
。また、誘電体層5の幅Wが0.3mmであり、誘電体層5の長さLが0.6mmである場合、例えば、ダミー電極6の幅Dは0.07mmであり、第1内部電極3bの積層体から露出され
た部分の幅Eは0.09mmであり、第1内部電極3bとダミー電極6との間隙Aは、0.07m
mである。
。
電極3aの両側に配置されていてもよい。この場合には、積層体2の端面2f及び側面2c、2dにおいて、積層方向におけるダミー電極6間の間隔が小さくなる。よって、メッキによって、第1外部電極4aを形成する際に、さらに途切れにくい第1外部電極4aを形成することができる。
されていた。これは側面2dから露出させるダミー電極6も同様であった。しかし、この例に限らず、ダミー電極6は、第1内部電極3a、3bが設けられた誘電体層間について
、積層方向に二層以上飛ばして配置されていてもよい。このような場合であっても、誘電体層5等の厚みが調整され、積層方向におけるダミー電極6の間隔が10μm程度以下であれば、ダミー電極6間における第1外部電極4aの途切れを抑制できる。これは、側面2
dから露出させるダミー電極6も同様である。また、当然、このようなダミー電極6の配置を、図6〜図9の変形例に適用してもよいものとする。
2:積層体
3:内部電極
3a:一方の第1内部電極
3b:他方の第1内部電極
3c:第2内部電極
4:外部電極
4a:第1外部電極
4b:第2外部電極
5:誘電体層
6:ダミー電極
A:間隙
Claims (3)
- 複数の誘電体層が積層された積層体と、
誘電体層を介して互いに対向するように誘電体層間に設けられた内部電極と、
該内部電極が電気的に接続されており、積層体の端部を覆うように設けられた外部電極と、
内部電極の端部側であって、積層体の両側面のうち少なくとも一方側に、内部電極から離間して配置されているとともに、側面及び端面から露出しており、外部電極と電気的に接続されたダミー電極とを備え、
端面における内部電極とダミー電極との間隙は、積層方向に隣り合う内部電極が設けられた誘電体層間において一致していないことを特徴とするコンデンサ。 - 前記内部電極は、前記誘電体層を介して互いに対向する容量形成部と、該容量形成部から前記端面に引き出されている引出し部とを有しており、
前記引出し部は、一方の側面側に偏在して配置されており、前記ダミー電極は、他方の側面側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。 - 前記内部電極において、前記引出し部が、前記側面に対して斜めに延びるように前記端面に引き出されていることを特徴とする請求項2に記載のコンデンサ。
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2011
- 2011-04-27 JP JP2011099598A patent/JP5769487B2/ja active Active
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