JP2012230315A - 端末装置およびサーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラオケシステムは、ネットワークを介してサーバ装置に接続された複数のカラオケ装置200と、各カラオケ装置と無線通信を行う一または複数台の電子目次端末300を有する。各電子目次端末300は、カラオケ装置と通信を行う無線通信部301と、楽曲の案内情報を表示する表示部312と、歌唱対象の楽曲の指定を受け付ける入力部311と、放音部304と、収音部303と、撮像部302と、前記通信部にて受信された映像音響信号に基づいて、前記表示部に映像を表示させ前記放音部に放音処理を行わせる一方、前記収音部にて取得された音響データおよび前記撮像部にて取得された映像データを前記通信部に出力する映像音響処理部330とを有する。
【選択図】図5
Description
好ましい態様において、前記ユーザ特定部は更に各ユーザの属性を特定し、前記決定部は該選択された楽曲情報および該特定された属性に基づき前記決定を行う。
本発明は、他の観点において、自端末を一意に特定する識別子を用いて、サーバ装置に接続されたカラオケ装置と通信を行う通信部と、入力音響信号に基づいて音響波を放出する放音部と、ユーザが発した音声を収音する収音部と、前記ユーザに楽曲を案内する案内情報を表示する表示部と、前記案内情報による案内に基づいてなされた前記ユーザによる楽曲の指定を受け付け、該指定された楽曲を前記通信部から前記カラオケ装置に通知する入力部と、前記ユーザを撮像する撮像部と、前記サーバ装置にて決定された通信相手から送信された映像音響信号を前記通信部にて受信すると、該受信された映像音響信号に基づいて前記表示部に映像を表示させ前記放音部に放音処理を行わせる一方、前記収音部にて取得された音響データおよび前記撮像部にて取得された映像データを、前記通信部を介して前記カラオケ装置に送信する映像音響処理部とを有する端末装置を提供する。
好ましい態様において、前記通信部を介して、前記カラオケ装置から楽曲データおよび歌唱データを受信し、前記通信部が受信した前記楽曲データおよび前記歌唱データを用いて、前記収音部にて取得された音響データに対してエコーキャンセル処理を実行するエコーキャンセル処理部を更に有する。
図1は、カラオケシステム100の概要を表す図である。カラオケシステム100は、複数のカラオケ装置200(カラオケ装置200−1、200−2、200−3)、サーバ装置400、各カラオケ装置200と通信を行う電子目次端末300(300−1、300−2)を有する。これらは、サーバ装置400の制御の下で通信網NT(LAN(Local Area Network)や公衆電話回線等)を介して通信することができるようになっている。各電子目次端末300は、携帯型の端末であり、カメラCM、スピーカSP、マイクMCが筐体に設けられている。
なお、カラオケ装置200−1、カラオケ装置200−2、カラオケ装置200−3は同様の機能を有している。よって、以下ではこれらを各々区別する必要がない場合には、単に「カラオケ装置200」という。同様に、電子目次端末300−1、電子目次端末300−2についても、これらを各々区別する必要がない場合は、単に「電子目次端末300」という。なお、同図では、便宜上、カラオケ装置200−1についてのみ、管轄の(すなわちカラオケ装置200−1と通信可能な相手である)電子目次端末300(電子目次端末300−1、300−2)が表されている。また、カラオケ装置200の台数やカラオケ装置200あたりの電子目次端末300の台数は単なる例示であって、同図に示されたものに限られない。
図2は、カラオケ装置200の機能構成を表す図である。カラオケ装置200は、第1通信部201、操作部202、第2通信部203、音響処理部210、音響出力部211、音響入力部212、映像処理部220、表示部221、記憶部230、制御部250によって機能構成される。制御部250はCPUなどの制御用プロセッサであり、第2通信部203に記憶されているコンピュータプログラム(図示せず)を読み出してRAM(図示せず)にロードし、これを実行することにより、カラオケ装置200の各部を制御する。制御部250は、カラオケ制御部251とテレビ電話制御部252とを有する。カラオケ制御部251は、電子目次端末300から楽曲の指定を受付け、当該楽曲のカラオケデータDKを記憶部230から読み出し、音響処理部210、音響出力部211、音響入力部212、映像処理部220、表示部221を制御してユーザにカラオケ演奏を提供する機能(カラオケ提供機能)を実現する。テレビ電話制御部252は、カラオケ装置200が管轄する電子目次端末300のユーザがサーバ装置400を介して他の電子目次端末300と映像および音声による通信を実現させるための機能(以下、テレビ電話機能という)を実現する。
具体的には、まず電子目次端末300を使用するユーザが、そのユーザとその電子目次端末300との対応付けるための処理(これをログイン処理という)を行って、第2通信部203を介して電子目次端末300からIDTとIDUの組を受信すると、受信したIDTとIDUとが対応付けて端末情報テーブルTB1に記憶される。テレビ電話制御部252は、端末情報テーブルTB1を参照し、電子目次端末300から送信元を識別するIDUを含む各種の情報(要求信号や内容情報;詳細は後述する)を受信した場合、自装置のIDKを付加してサーバ装置400に送信する。IDKは、例えばIPアドレスであり、各カラオケ装置200に対して唯一に割り当てる識別情報である。サーバ装置400は全てのカラオケ装置200をIDKによって識別する。
こうすることで、複数の電子目次端末300から送信された情報は、カラオケ装置200を経由してサーバ装置400がその送信元のユーザを特定することができるような態様でサーバ装置400に送信される。一方、サーバ装置400からあて先情報としてIDUを含む各種信号を受信した場合、必要に応じてそのIDUに対応するIDTを付加して無線送信する。こうすることで、カラオケ装置200が管轄する複数の電子目次端末300のうち、IDTで特定される、あて先のユーザに使用されている電子目次端末300にのみ情報が届けられるようになっている。
次いで、電子目次端末300の構成について説明する。図5は、電子目次端末300の機能構成の概要を表す。電子目次端末300は、無線通信部301、撮像部302、収音部303、放音部304、タッチパネル310、記憶部320、映像音響処理部330、エコーキャンセル処理部340、制御部350を含む。無線通信部301は、赤外線による通信やIEEE802.11n、Bluetooth(登録商標)等の通信方式に従ってカラオケ装置200と無線通信を行うモジュールである。撮像部302はレンズなどの光学系や撮像素子、画像処理プロセッサ等を含むデジタルカメラであり、電子目次端末300を把持しているユーザを撮影して画像データを生成する。具体的には、ユーザが電子目次端末300を両手で把持した状態で当該ユーザの頭部(顔)およびその周辺が撮像されるように、光学系が設定されている。あるいは、可動機能を設け、ユーザの位置を検出してそのユーザが撮像されるように制御されてもよい。要するに、ユーザによって電子目次端末300が把持されているか否かに係らず、電子目次端末300のユーザを撮影する機構を備えていればよい。
収音部303はマイクであり、電子目次端末300の周囲から届く音を収音し、収音された音声(歌唱音声が含まれる)の時間軸上における波形を表すアナログの電気信号を映像音響処理部330に出力する。放音部304はスピーカ、イヤホン、ヘッドホンなどの放音装置であり、映像音響処理部330から供給された音響信号に基づいて音響波を生成する。タッチパネル310は、タッチパネルである。具体的には、タッチパネル310は入力部311と表示部312とから構成される。表示部312は、例えば液晶パネルやその駆動回路を含み、入力された映像信号に従って映像を表示する。入力部311は、液晶パネルに重ねて設けられる、例えば静電容量方式のタッチパッドであり、ユーザの指が触れた位置を検出する位置検出機構である。タッチパネル310においては、表示された選択肢(ソフトボタン)に触れるとその内容が入力される。
記憶部320は、EEPROM、ハードディスク等の記憶装置であり、制御部350を実行させるためのコンピュータプログラムのほか、楽曲案内情報DMが格納される。楽曲案内情報DMとは、適宜カラオケ装置200を介しサーバ装置400から配信されるものであり、カラオケ装置200に記憶された楽曲について、その楽曲の識別番号、その曲名、歌手(グループ)名、配信日時などの楽曲に関連する情報であり、ユーザが楽曲を検索する際の手がかりとなりうる情報である。
一方、カラオケ演奏中において、無線通信部301は当該演奏中の楽曲にかかる音響データ(すなわち、音響処理部210によって合成された伴奏音データおよび歌唱データ)Binをカラオケ装置200から受信すると、エコーキャンセル処理部340へ出力する。エコーキャンセル処理部340には、さらに、収音部303にて収音された音響データが入力される。エコーキャンセル処理部340は、デジタル信号処理プロセッサであり、いわゆるエコーキャンセル処理を行う。すなわち、一方の入力音響信号に対し、他方の入力音響信号を参照信号として用いて、所定のアルゴリズムに基づいて演算処理を行うことで、当該一方の入力音響信号に含まれる当該他方の入力音響信号成分を除去ないし低減させる。ここでは、エコーキャンセル処理部340は、Binを参照信号として、収音部303にて取得された音響信号Aoutを加工し、加工された信号Aout(rev)を、映像音響処理部330を構成する符号化処理部332へ出力する。符号化処理部332は、圧縮/伸張処理回路、映像/音響分離回路、デジタル信号処理プロセッサ、AC/DC変換回路、信号増幅回路等を有し、撮像部302から取得されユーザの撮像画像を表す映像信号Voutとエコーキャンセル処理部340から入力された音響信号Aout(rev)とを合成し、所定の符号化・圧縮処理等を行って映像音響信号Toutを生成し、無線通信部301に出力する。
カラオケ演奏中は、収音部303はユーザが発した音響に加えてカラオケ装置200から出力された演奏音(伴奏音+歌唱音)を拾うことになるが、当該演奏音のデータを参照信号としてエコーキャンセル処理部340で信号処理を行うことで、電子目次端末300のユーザが発した音響の成分以外の成分が除去ないし低減されたAout(rev)が生成され、相手の端末に送信される。この結果、相手のユーザは電子目次端末300のユーザの声を明瞭に聞き取ることができる。このようにして、各電子目次端末300を用いて、カラオケ演奏中にテレビ電話機能が実現される。
図9は、サーバ装置400の機能構成を表す図である。サーバ装置400は、通信部401、ユーザ特定部411、決定部413、通信確立部420、記憶部430を含む。通信部401は通信網NTを介してカラオケ装置200と通信を行うための通信モジュールである。ユーザ特定部411、楽曲情報取得部412、決定部413、通信確立部420は、CPUなどの演算処理プロセッサである。記憶部430は、ハードディスク、ROMなどの記憶装置であり、ユーザデータベースDB1および歌唱履歴データベースDB2を記憶する。各部は、記憶部430に記憶されたプログラムを実行することで動作する図示せぬ制御プロセッサによって制御される。
同図においては、例えば、レコード番号「1」は、IDU「024685」が割り当てられたユーザについての情報であり、年齢が30代、性別は男、好きなジャンルはJ−POP、好きな歌手は「○○◇◇」、楽曲識別番号「000135968」の曲をいずれかのカラオケ装置200で最近歌ったことがあり、IDUが「231568」、「304775」のユーザと所定の登録処理を行っており、現在、IDK「200.100.100.1」で特定されるカラオケ装置200と無線通信を行うことができる電子目次端末300を用いてテレビ電話可能な状態となっていることを示している。
なお、本人属性は、電子目次端末300を用いて登録処理が行われるとユーザデータベースDB1に記憶される。具体的には、ユーザは電子目次端末300から本人属性を入力すると、カラオケ装置200を介してサーバ装置400に送信され、ユーザデータベースDB1に記憶される。ユーザが新規(はじめてカラオケシステム100を利用する者)である場合、ユーザデータベースDB1に新たなフィールドが加わることになる。その後、カラオケ装置200において楽曲の演奏指定があった場合や電子目次端末300にてログインやログアウト処理操作があるたびに電子目次端末300からカラオケ装置200を介してサーバ装置400にその旨が通知され、そのユーザの「歌唱履歴」、「他のユーザとのつながり」、「ログイン情報」の内容が更新される。このようにして、ユーザデータベースDB1においては、全てのユーザについて、IDU、その属性、歌唱履歴、他のつながりといった付帯情報と、現在電子目次端末300にログイン中であるのか否か(換言すればテレビ電話を開始できる状態になっているか否か)の情報が記憶される。
決定部413は、ユーザ数が所定数以下になったら、抽出されたユーザと、各ユーザの付帯情報の全部または一部と、その適合度を含み、適合度の順に配列させたデータ(以下、候補リストデータという)を作成する。なお、上記所定数が1の場合(相手候補が唯一人に特定される場合)には、適合度という情報は存在しない。その後、決定部413は、カラオケ装置200を介して電子目次端末300から通信を希望する相手のIDUを含む通信要求を受信すると、その相手のIDUに対応付けられているIDKを特定し、その相手のIDU、特定された相手方のIDK、および要求元のIDUを含む通信要求を、該特定された相手方のカラオケ装置200に対して送信する。
通信確立部420は、要求先のユーザがテレビ電話申し込みを受諾する旨の応答を受け取った場合、当該要求元の電子目次端末300と要求先の電子目次端末300との間でテレビ電話を開始するために必要なパラメータや命令送信するなどして、両者の間に通信を確立する。
図12はカラオケシステム100の動作例を表す図である。以下、カラオケ装置200Aが管轄する電子目次端末300Aを操作したユーザ(以下、UAと称する)によってテレビ電話が開始され、カラオケ装置200Bが管轄する電子目次端末300Bを通信相手となるユーザ(以下、UBと称する)に決定し、電子目次端末300Aから電子目次端末300Bとの間でテレビ電話を行う場合について説明する。
UAおよびUBはそれぞれ所定のユーザ登録作業を行い、サーバ装置400からそれぞれ「IDU1」、「IDU2」が付与されていると仮定する。つまり、ユーザデータベースDB1にはUAよびUBについてレコードが作成され付帯情報が記憶されている。また、カラオケ装置200AにはIDK1が、カラオケ装置200BにはIDK2がサーバ装置400から割り当てられているとする。電子目次端末300Aはカラオケ装置200AからIDT1が割り当てられており、電子目次端末300Bはカラオケ装置200BからIDTが割り当てられていると仮定する。
電子目次端末300Aおよび電子目次端末300Bはそれぞれ受信したパラメータに基づいて通信の設定を行う。設定処理が完了すると、テレビ電話制御部352はタッチパネル310に図16に示すような画面を表示し、UAに対し、UBとテレビ電話による通信が可能な状態になっていることを通知する。以後、UAおよびUBはそれぞれの端末において、記憶部320おおび収音部303にて生成された音響映像データを、映像音響処理部330を介して逐次相手に送信するとともに、相手から受信した映像音響データを電子目次端末300およびエコーキャンセル処理部340を介して表示部312および放音部304から出力することにより、UAとUBとの間で映像および音声による会話が実現される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
逆に、電子目次端末300に音響処理機能を持たせ、カラオケ装置200に送信映像の生成機能(=撮像機能)、受信映像データ再生機能、および映像データと音響データの分離・合成機能を持たせてもよい。具体的には、電子目次端末300から撮像部302を取り除き、電子目次端末300のユーザを撮影するカメラ、映像データの処理回路、および音響データとの合成・分離を行う回路を設ける。この場合において、カラオケ装置200でカラオケ演奏が実行されている場合、表示部221の一部の領域にテレビ電話用の映像(少なくとも相手の電子目次端末300で撮像された映像)を表示し、残りの領域にカラオケの映像を表示するようにすることで、カラオケ機能とテレビ電話機能の両立を図ればよい。
要するに、本発明のサーバ装置は、(1)各々映像音響信号の生成および再生機能を有する端末装置と通信可能な複数のカラオケ装置との間で通信を行う通信部、(2)前記端末装置のユーザを特定する情報を、前記通信部を介して前記複数のカラオケ装置から取得するユーザ特定部、(3)前記複数のカラオケ装置から、各カラオケ装置においてユーザによって選択された楽曲情報を取得する楽曲情報取得部、(4)1のカラオケ装置を介して1のユーザから接続要求を受けると、前記ユーザ特定部にて特定された複数のユーザの中から、当該1のカラオケ装置にて選択された前記楽曲情報に基づいて前記1のユーザの通信相手を決定する決定部と、(5)前記1のカラオケ装置を介して前記1のユーザの端末装置と前記通信相手の装置との間において映像音響信号が授受できるように通信路を確立する通信確立部とを有していればよい。
通信の方式や通信確立についての具体的なプロセスは、上述した例に限られない。例えば、通信回線の確立に必要なオパラメータを電子目次端末300Aおよび電子目次端末300Bの両者に送信するのではなく、電子目次端末300Aのみに送信し、以後の通信回線の確立に必要な作業を電子目次端末300Aと電子目次端末300Bとの両者にネゴシエーションを行わせるようにしてもよい。また、上記例では、通信回線確立後においてはサーバ装置400は電子目次端末300同士の通信に関与しないが、サーバ装置400にテレビ電話を中継するためのアドレス変換処理やデータ形式の変換処理等を行うデータ処理プロセッサを設け、電子目次端末300にはEstにおいて映像音響データの送信先としてサーバ装置400の通信アドレスを含ませ、電子目次端末300間でやり取りされるすべでの映像音響データは全てサーバ装置400を介して中継されるようにしてもよい。
この場合、カラオケ装置200と電子目次端末300とを別体としてではなく、一体として構成してもよい。すなわち、図18に示すように、カラオケ装置200の機能と電子目次端末300の機能を併せ持つカラオケ装置600を、カラオケ装置200の機能および電子目次端末300に代えて用いてもよい。
歌唱履歴データベースDB4の記憶内容の一例を図21に示す。同図に示すように、カラオケシステム100を利用する全てのユーザのIDUに対して、IDTと楽曲IDとが対応付けて格納される。ここでは、IDTは通信網NTにおけるデバイスを一意に識別する通信アドレスである例を示している。例えば、IDU「248984」で特定されるユーザは、現在IDT「200.200.200.001」で特定される電子目次端末700を使用しており(すなわちログイン中の状態)であり「000298715」で特定される楽曲等を歌唱したことがあることを意味する。IDTが空欄になっているのは、そのユーザが現在どの電子目次端末700も利用していない(すなわちログアウト状態である)ことを意味する。
このように、歌唱履歴データベースDB4を参照すれば、現在、どのユーザがどの電子目次端末700を利用しているのか(いないのか)およびそのユーザが過去に歌唱した楽曲が特定される。このようなIDUとIDTとを対応付ける機能は上記実施例においてカラオケ装置200が有していたものであるが、この例ではサーバ装置400がこの対応付け機能を担う。
以下では、主に図12に示した動作と異なる部分について説明する。まず、電子目次端末700AのユーザUAがログイン処理を行う(S10)。具体的には、電子目次端末700AにおいてIDU1を入力する。すると、IDU1と電子目次端末700Aに予め記憶されたIDT1とを含む要求Regがサーバ装置400に送信される。サーバ装置400においては、受信したIDU1とIDT1の対応付け情報を歌唱履歴データベースDB4に書き換えるとともに、ユーザデータベースDB3において「ログイン情報」を「ログイン中」に書き換える(S12)。これにより、サーバ装置400において、UA宛の情報を受信した場合、UAに紐付けられているIDT1を用いて無線送信することにより、UAの操作する電子目次端末700Aにのみ情報を伝達する準備が整う。また、電子目次端末700BのユーザUBも同様にしてログイン処理を完了させる。
Claims (4)
- 各々映像音響信号の生成および再生機能を有する端末装置と通信可能な複数のカラオケ装置との間で通信を行う通信部と、
前記端末装置のユーザを特定する情報を、前記通信部を介して前記複数のカラオケ装置から取得するユーザ特定部と、
前記複数のカラオケ装置から、各カラオケ装置においてユーザによって選択された楽曲情報を取得する楽曲情報取得部と、
1のカラオケ装置を介して1のユーザから接続要求を受けると、前記ユーザ特定部にて特定された複数のユーザの中から、当該1のカラオケ装置にて選択された前記楽曲情報に基づいて前記1のユーザの通信相手を決定する決定部と、
前記1のカラオケ装置を介して前記1のユーザの端末装置と前記通信相手の装置との間において映像音響信号が授受できるように通信路を確立する通信確立部と
を有するサーバ装置。 - 前記ユーザ特定部は、更に各ユーザの属性を特定し、
前記決定部は、該選択された楽曲情報および該特定された属性に基づき前記決定を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。 - 自端末を一意に特定する識別子を用いて、サーバ装置に接続されたカラオケ装置と通信を行う通信部と、
入力音響信号に基づいて音響波を放出する放音部と、
ユーザが発した音声を収音する収音部と、
前記ユーザに楽曲を案内する案内情報を表示する表示部と、
前記案内情報による案内に基づいてなされた前記ユーザによる楽曲の指定を受け付け、該指定された楽曲を前記通信部から前記カラオケ装置に通知する入力部と、
前記ユーザを撮像する撮像部と、
前記サーバ装置にて決定された通信相手から送信された映像音響信号を前記通信部にて受信すると、該受信された映像音響信号に基づいて前記表示部に映像を表示させ前記放音部に放音処理を行わせる一方、前記収音部にて取得された音響データおよび前記撮像部にて取得された映像データを、前記通信部を介して前記カラオケ装置に送信する映像音響処理部と
を有する端末装置。 - 前記通信部を介して、前記カラオケ装置から楽曲データおよび歌唱データを受信し、
前記通信部が受信した前記楽曲データおよび前記歌唱データを用いて、前記収音部にて取得された音響データに対してエコーキャンセル処理を実行するエコーキャンセル処理部を更に有する
ことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
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