JP2012224189A - トラクタ - Google Patents
トラクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012224189A JP2012224189A JP2011093142A JP2011093142A JP2012224189A JP 2012224189 A JP2012224189 A JP 2012224189A JP 2011093142 A JP2011093142 A JP 2011093142A JP 2011093142 A JP2011093142 A JP 2011093142A JP 2012224189 A JP2012224189 A JP 2012224189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch housing
- front wheel
- engine
- wheel drive
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】エンジン6の後方にミッションケース8を配設して、ミッションケース8内にエンジン6からの動力を変速する変速装置を収納して、エンジン6とミッションケース8との間に下部が閉じたクラッチハウジング9を連設して、クラッチハウジング9内にエンジン6から前記変速装置への動力伝達を断接する主クラッチ10を収納した、トラクタ1において、前記変速装置に接続される前輪出力軸17をクラッチハウジング9内に突出させて、前輪出力軸17に前輪駆動軸15を連結して、クラッチハウジング9前端における、エンジン6よりも下方に位置する箇所には、下開口部9bが形成され、前輪駆動軸15は、後部がクラッチハウジング9内に配置され、前部がクラッチハウジング9の下開口部9bを通じて前方に突出する。
【選択図】図2
Description
特許文献1に記載のトラクタは、前輪駆動軸がクラッチハウジングの外側に設けられており、前輪駆動軸がクラッチハウジングの下方に存在していた。これにより、前輪駆動軸が下方からの障害物に当接して損傷を受けることがあった。
エンジンの後方にミッションケースを配設して、前記ミッションケース内に前記エンジンからの動力を変速する変速装置を収納して、前記エンジンとミッションケースとの間に下部が閉じたクラッチハウジングを連設して、前記クラッチハウジング内に前記エンジンから前記変速装置への動力伝達を断接する主クラッチを収納した、
トラクタにおいて、
前記変速装置に接続される前輪出力軸を前記クラッチハウジング内に突出させて、前記前輪出力軸に前輪駆動軸を連結して、
前記クラッチハウジング前端における、前記エンジンよりも下方に位置する箇所には、開口部が形成され、
前記前輪駆動軸は、後部が前記クラッチハウジング内に配置され、前部が前記クラッチハウジングの開口部を通じて前方に突出する。
前記前輪駆動軸の後端は、前記前輪出力軸と連結され、
前記前輪駆動軸の前端は、フロントアクスルケースに形成された開口部を通じて後方に突出する前輪入力軸と連結され、
前記クラッチハウジングとフロントアクスルケースとの間には、前記前輪駆動軸における前記クラッチハウジングから露出している部分を覆うシャフトカバーが設けられる。
前記シャフトカバーは、筒状に形成され、前記前輪駆動軸における前記クラッチハウジングから露出している部分が挿入され、前記エンジンの下方に配置され、前記クラッチハウジングの開口部とフロントアクスルケースの開口部との間に架設される。
前記クラッチハウジングは、内部空間が一つの空間で構成され、
前記クラッチハウジングには、前記クラッチハウジング前部における前記前輪駆動軸の左右両側に位置する箇所が内側に窪んだくびれ部が形成される。
なお、以下では、図1〜図4において、矢印U方向を上方向として上下方向を規定して、矢印F方向を前方向として前後方向を規定して、矢印L方向を左方向として左右方向を規定する。
伝達軸14は、エンジン6の動力をミッションケース8内の変速装置に伝達するための部材である。伝達軸14は、前後方向に延在する長手形状を有しており、クラッチハウジング9内における上側に配置される。伝達軸14の前端は、主クラッチ10を介してエンジン6の出力軸(不図示)と接続される。また、伝達軸14は、クラッチハウジング9前端の上開口部9aを介してエンジン6の出力軸と接続される。
主クラッチ10は、前記クラッチペダルが踏み込み操作されることによって、エンジン6の動力を伝達軸14に伝達させて、エンジン6の出力軸と伝達軸14とを一体回転させる状態、及び伝達軸14に対するエンジン6の動力伝達を遮断して、伝達軸14の回転を停止させる状態で切換可能に構成される。
エンジン6の後方にミッションケース8を配設して、ミッションケース8内にエンジン6からの動力を変速する前記変速装置を収納して、エンジン6とミッションケース8との間に下部が閉じたクラッチハウジング9を連設して、クラッチハウジング9内にエンジン6から前記変速装置への動力伝達を断接する主クラッチ10を収納した、
トラクタ1において、
前記変速装置に接続される前輪出力軸17をクラッチハウジング9内に突出させて、前輪出力軸17に前輪駆動軸15を連結して、
クラッチハウジング9前端における、エンジン6よりも下方に位置する箇所には、下開口部9bが形成され、
前輪駆動軸15は、後部がクラッチハウジング9内に配置され、前部がクラッチハウジング9の下開口部9bを通じて前方に突出する。
前輪駆動軸15の後端は、前輪出力軸17と連結され、
前輪駆動軸15の前端は、フロントアクスルケース5に形成された開口部5aから後方に突出する前輪入力軸20と連結され、
クラッチハウジング9とフロントアクスルケース5との間には、前輪駆動軸15におけるクラッチハウジング9から露出している部分を覆うシャフトカバー22が設けられる。
シャフトカバー22は、筒状に形成され、前輪駆動軸15におけるクラッチハウジング9から露出している部分が挿入され、エンジン6の下方に配置され、クラッチハウジング9の下開口部9bとフロントアクスルケース5の開口部5aとの間に架設される。
クラッチハウジング9は、内部空間が一つの空間で構成され、
クラッチハウジング9には、クラッチハウジング9前部における前輪駆動軸15の左右両側に位置する箇所が内側に窪んだくびれ部9dが形成される。
また、くびれ部9dがクラッチハウジング9前部における前輪駆動軸15の左右両側に位置する箇所に形成されることによって、クラッチハウジング9におけるシャフトカバー22取付部周辺(下開口部9b周辺)の剛性を向上させることが可能である。これによりシャフトカバー22をクラッチハウジング9で強固に支持することが可能となる。
5 フロントアクスルケース
5a 開口部(フロントアクスルケースの開口部)
6 エンジン
8 ミッションケース
9 クラッチハウジング
9b 下開口部(クラッチハウジングの開口部)
9d くびれ部
10 主クラッチ
15 前輪駆動軸
17 前輪出力軸
20 前輪入力軸
22 シャフトカバー
Claims (4)
- エンジンの後方にミッションケースを配設して、前記ミッションケース内に前記エンジンからの動力を変速する変速装置を収納して、前記エンジンとミッションケースとの間に下部が閉じたクラッチハウジングを連設して、前記クラッチハウジング内に前記エンジンから前記変速装置への動力伝達を断接する主クラッチを収納した、
トラクタにおいて、
前記変速装置に接続される前輪出力軸を前記クラッチハウジング内に突出させて、前記前輪出力軸に前輪駆動軸を連結して、
前記クラッチハウジング前端における、前記エンジンよりも下方に位置する箇所には、開口部が形成され、
前記前輪駆動軸は、後部が前記クラッチハウジング内に配置され、前部が前記クラッチハウジングの開口部を通じて前方に突出する、
トラクタ。 - 前記前輪駆動軸の後端は、前記前輪出力軸と連結され、
前記前輪駆動軸の前端は、フロントアクスルケースに形成された開口部を通じて後方に突出する前輪入力軸と連結され、
前記クラッチハウジングとフロントアクスルケースとの間には、前記前輪駆動軸における前記クラッチハウジングから露出している部分を覆うシャフトカバーが設けられる、
請求項1に記載のトラクタ。 - 前記シャフトカバーは、筒状に形成され、前記前輪駆動軸における前記クラッチハウジングから露出している部分が挿入され、前記エンジンの下方に配置され、前記クラッチハウジングの開口部とフロントアクスルケースの開口部との間に架設される、
請求項2に記載のトラクタ。 - 前記クラッチハウジングは、内部空間が一つの空間で構成され、
前記クラッチハウジングには、前記クラッチハウジング前部における前記前輪駆動軸の左右両側に位置する箇所が内側に窪んだくびれ部が形成される、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のトラクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011093142A JP2012224189A (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011093142A JP2012224189A (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | トラクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012224189A true JP2012224189A (ja) | 2012-11-15 |
Family
ID=47274870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011093142A Pending JP2012224189A (ja) | 2011-04-19 | 2011-04-19 | トラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012224189A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426231U (ja) * | 1977-07-25 | 1979-02-21 | ||
JPS59163527U (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-01 | セイレイ工業株式会社 | 動力運搬車におけるエンジン離脱時のクラツチハウジング支持構造 |
JPS6425923U (ja) * | 1987-08-06 | 1989-02-14 | ||
JPH05169990A (ja) * | 1991-12-19 | 1993-07-09 | Iseki & Co Ltd | トラクタのクラッチハウジング |
JPH06278484A (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-04 | Iseki & Co Ltd | トラクタの走行伝動装置 |
JP2000289478A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Iseki & Co Ltd | 作業車両のミッションケース |
-
2011
- 2011-04-19 JP JP2011093142A patent/JP2012224189A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426231U (ja) * | 1977-07-25 | 1979-02-21 | ||
JPS59163527U (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-01 | セイレイ工業株式会社 | 動力運搬車におけるエンジン離脱時のクラツチハウジング支持構造 |
JPS6425923U (ja) * | 1987-08-06 | 1989-02-14 | ||
JPH05169990A (ja) * | 1991-12-19 | 1993-07-09 | Iseki & Co Ltd | トラクタのクラッチハウジング |
JPH06278484A (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-04 | Iseki & Co Ltd | トラクタの走行伝動装置 |
JP2000289478A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Iseki & Co Ltd | 作業車両のミッションケース |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3715673B1 (en) | Tractor with variable speed transmission device | |
KR101718147B1 (ko) | 작업 차량의 변속 장치 | |
KR101383135B1 (ko) | 트랜스미션 | |
JP4275908B2 (ja) | 走行作業車のセンター差動装置 | |
JP2012224189A (ja) | トラクタ | |
JP5341610B2 (ja) | 作業車両のトランスミッションケース | |
KR101916308B1 (ko) | 트랙터의 hst 트랜스미션 | |
JP6160994B2 (ja) | 作業車の車軸駆動装置 | |
JP2004113185A (ja) | 移植機 | |
JP4791312B2 (ja) | トラクタ | |
JP5061499B2 (ja) | フロントモーア | |
JP2021095084A (ja) | 多目的車両 | |
JP7363250B2 (ja) | 車両用変速機 | |
JP2015009794A (ja) | トラクタ | |
JP6132756B2 (ja) | 作業車 | |
JP5488262B2 (ja) | 作業車の前輪増速装置 | |
JP2007131268A (ja) | 作業車両 | |
JP6904323B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2007292244A (ja) | 伝動ユニット | |
JP2005161991A (ja) | トラクタ | |
CN105984493B (zh) | 乘坐式插秧机或乘坐式直播机 | |
JP2006256510A (ja) | 車両用走行伝動装置 | |
JP2015000709A (ja) | トランスミッションケース | |
JP2015121310A (ja) | 車両 | |
JP4472628B2 (ja) | 動力伝達装置における回転軸の組付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150320 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150818 |