JP2012220729A - カメラ - Google Patents

カメラ Download PDF

Info

Publication number
JP2012220729A
JP2012220729A JP2011086513A JP2011086513A JP2012220729A JP 2012220729 A JP2012220729 A JP 2012220729A JP 2011086513 A JP2011086513 A JP 2011086513A JP 2011086513 A JP2011086513 A JP 2011086513A JP 2012220729 A JP2012220729 A JP 2012220729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
contact
sub
lever
balancer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011086513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5828659B2 (ja
JP2012220729A5 (ja
Inventor
Masato Kiyota
真人 清田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011086513A priority Critical patent/JP5828659B2/ja
Priority to RU2012111079/28A priority patent/RU2497170C1/ru
Priority to US13/431,653 priority patent/US8651752B2/en
Priority to EP12161871.4A priority patent/EP2511762B1/en
Priority to KR1020120035314A priority patent/KR101503751B1/ko
Priority to BR102012007974-7A priority patent/BR102012007974B1/pt
Priority to CN201210102129.4A priority patent/CN102736372B/zh
Publication of JP2012220729A publication Critical patent/JP2012220729A/ja
Priority to HK13103807.2A priority patent/HK1176689A1/xx
Publication of JP2012220729A5 publication Critical patent/JP2012220729A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5828659B2 publication Critical patent/JP5828659B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B19/00Cameras
    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/12Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 高速連写性能を向上させると、サブミラーのバウンドを十分に抑制することができなくなる。
【解決手段】 ミラーと、前記ミラーと当接するミラー当接部材と、前記ミラーがバウンドしたときに、前記ミラーが当接するバウンド規制部が形成されるバウンド規制部材と、前記ミラー当接部材が取り付けられ、前記ミラーと前記ミラー当接部材とが当接するときに回動軸を中心として回動する回動部材とを備え、前記バウンド規制部材が前記回動部材に対して回動可能に取り付けられる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、一眼レフカメラ等のカメラに関し、特に回動可能なミラーのバウンドを抑制する機構を備えたカメラに関する。
一眼レフカメラには、被写体光を反射させてファインダ光学系に導くメインミラーと、メインミラーを透過した光を焦点検出装置に導くサブミラーが配置されている。メインミラーおよびサブミラーは撮影光路内に位置するミラーダウン状態と、撮影光路外に退避するミラーアップ状態とに変位する。
メインミラーおよびサブミラーがミラーダウン状態となるときには、メインミラーおよびサブミラーがミラーボックスに設けられたストッパに衝突することで、メインミラーおよびサブミラーがバウンドする。メインミラーのバウンドを抑えることでファインダ像が安定し、サブミラーのバウンドを抑えることで、焦点検出動作を早く開始することができる。
特許文献1には、以下のことが開示されている。
メインミラー1およびメインミラー保持枠2がミラーダウンして、観察位置にあるメインミラー受け部材29に衝突する。メインミラー1およびメインミラー保持枠2がメインミラー受け部材29に衝突すると、慣性ブレーキ板21とメインミラー受け部材29が回動する。そして、慣性ブレーキ板21とメインミラー受け部材29の回動に連動してサブミラー押えレバー31が回動し、サブミラー11側のバウンド軌跡内に飛び出す。これよって、サブミラー押えレバー31のサブミラー押え32がサブミラー11側に接触しバウンドを減少させる。
特開平9−203972号公報
特許文献1には、メインミラー1およびメインミラー保持枠2がメインミラー受け部材に衝突すると、メインミラー1とメインミラー保持枠2の運動量を、慣性ブレーキ板21とメインミラー受け部材29に移し換えている。
しかしながら、特許文献1のサブミラーには、メインミラーのようなバウンド抑制機構がなく、のサブミラーのバウンド範囲を制限しているだけである。高速連写性能を向上させると、このような構成ではサブミラーのバウンドを十分に抑制することができないという課題がある。
本発明は、高速連写性能を向上させたとしても、ミラーのバウンドを十分に抑制することができるミラー機構を備えるカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明によるカメラは、ミラーと、前記ミラーと当接するミラー当接部材と、前記ミラーがバウンドしたときに、前記ミラーが当接するバウンド規制部が形成されるバウンド規制部材と、前記ミラー当接部材が取り付けられ、前記ミラーと前記ミラー当接部材とが当接するときに回動軸を中心として回動する回動部材とを備え、前記バウンド規制部材が前記回動部材に対して回動可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、ミラーのミラーダウン位置を調整したとしても、ミラーのバウンド範囲が変化することがないミラー機構を備えるカメラを提供することができる。
本発明の実施形態であるカメラの全体構成を示す概略図である。 ミラー駆動機構の動作を説明する図である。 ミラー駆動シーケンスを説明する図である。 メインミラーバランサー部材およびサブミラーバランサー部材の構成を説明する図である。 メインミラーバランサー部材およびサブミラーバランサー部材のの動作を説明する図である。 サブミラー枠200aの左側のサブミラーバランサー機構を説明する図である。 サブミラー枠200aの左側のサブミラーバランサーの動作を説明する図である。 サブミラー枠200aの左側のサブミラーバランサーの動作を説明する図である。 シャッター装置12の正面図である。 ミラーボックス詳細構造を説明する図である。
本発明のカメラの実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態におけるカメラは、銀塩フィルムを用いた一眼レフスチルカメラ或はCCDやMOS型等の固体撮像素子を用いた一眼レフデジタルカメラに適用される。
図1は、本実施形態における一眼レフデジタルカメラの内部の全体構成を示す図である。
図1において、撮影レンズ10はデジタルカメラ本体に着脱可能に構成されている。撮影レンズ10によって、被写体像は結像面に結像する。撮影レンズ10は、不図示のレンズ駆動装置、露出制御を行うための絞り羽根群、およびこの絞り羽根群を駆動する絞り駆動装置等から構成されている。
メインミラー100は、ハーフミラーで構成され、ミラーダウン状態となるときに、撮影レンズ10により結像される被写体像をフォーカシングスクリーンに向けて反射させる。このとき、メインミラー100は、被写体像の一部をサブミラー200に向けて透過させる。サブミラー200はメインミラー100を透過した被写体光の一部を焦点検出装置11に向けて反射させる。
メインミラー100は、後述するミラー駆動機構によって駆動されることで、被写体光束の光路内に位置して、被写体像をフォーカシングスクリーンに導くミラーダウン状態と、被写体光束の光路内から退避して、被写体像を撮像素子13に導くミラーアップ位置とに変位する。
サブミラー200は、メインミラー100が後述するミラー駆動機構によって駆動されることに連動して変位する。具体的には、メインミラー100がミラーダウン状態となるときに、サブミラー200は、メインミラー100を透過した光束を焦点検出装置11に導く。一方、メインミラー100がミラーアップ状態となるときに、サブミラー200は、メインミラー100とともに被写体光束の光路内から退避する。
ペンタプリズム14は、フォーカシングスクリーンに結像した被写体像を正立正像に変換して反射する。
接眼レンズ15は、ペンタプリズム14で正立正像に変換して反射された被写体像を撮影者の目に到達させる。
測光装置16は、フォーカシングスクリーンに結像した被写体像の輝度をペンタプリズム14を介して測定する測光装置16の出力信号に基づき、露光時の露出制御を行う。
焦点検出装置11は被写体像のデフォーカス量を検出する。焦点検出装置11の出力信号に基づき、撮影レンズ10のレンズ駆動装置が制御され、焦点調節が行われる。
シャッタ装置12は、被写体光束の結像面への入射を機械的に制御する。
撮像素子13は、撮影レンズ10により結像された被写体像を撮像して電気信号に変換するである。この撮像素子13には、CCD型、MOS型等の2次元型撮像デバイスが用いられている。
次に、本実施形態のデジタルカメラにおける撮影動作について説明する。
撮影前、撮影レンズ10から入射した被写体像は、メインミラー100、ペンタプリズム14、接眼レンズ15を介して撮影者が確認できる状態となる。このとき、被写体像の一部はサブミラー200を介して焦点検出装置11に入射する。撮影者のスイッチ動作により、焦点検出装置にて検出された被写体距離情報により撮影レンズ10のレンズ駆動が行われ、焦点を合わせることが可能となっている。また、測光装置16にて被写体輝度を測定し、レンズ絞り値とシャッター露出時間が決定される。
撮影者のレリーズ動作により撮影が行われる際は、メインミラー100およびサブミラー200が撮影光路から上方へ退避し、シャッター12の羽根が開口し、撮像素子へ被写体像が入射する。適正露出時間が経過したのちシャッター12の羽根が画枠開口部を遮蔽し、メインミラー100およびサブミラー200が撮影光路内に復帰し、撮影動作が完了となる。
次に、ミラー駆動機構の動作を、図2を用いて説明する。
図2(a)は、レリーズ前の待機状態でミラーダウン、チャージ完了状態を示している。
ミラー駆動機構を配置するベース板300上には、メインミラー100の回転中心軸101が嵌合する穴部と、メインミラー100の駆動軸102が回動する円弧上の穴部が設けられている。メインミラー100の駆動軸102には、メインミラー100をダウン方向に付勢するミラーダウンバネ100spが掛けられている。
ミラーレバー310は回動中心310dを中心として回動する。ダウンフックレバー340はミラーレバー310に取り付けられている。ダウンフックレバー340は回動中心340aを中心として回動する。吸着レバー370と離反レバー360は一体となって、離反レバー360の回動中心360aを中心として回動する。吸着レバーの先端には、電磁石380の吸着部380aが固定されている。
電磁石380は、磁石とコイルおよびヨークからなる電磁石であり、無通電状態では磁力により吸着部380aがヨークと密着していて、コイルへの通電により磁力がキャンセルされ吸着部380aが離反するようになっている。
離反バネ360Spは吸着部380aを離反する方向に付勢する。すなわち、離反バネ360Spはは、吸着レバー370を離反レバー360の回動中心360aを中心として右回転させる方向に付勢している。吸着部380aがヨークに吸着される際には、離反バネ360Spの付勢力よりも大きな力で吸着部380aがヨークに保持される。
図2(a)に図示するレリーズ前の待機状態では、アップフックレバー350とミラーレバー310の係止部310aとが係合している。この状態でミラーレバー310はミラーアップバネ310Spの付勢力に抗して図2(a)に図示する状態となっている。また、図2(a)に図示する状態にて、ダウンフックレバー340とミラードライブレバー320の係止部320aとが係合している。
次にミラーアップ動作の説明をおこなう。
レリーズ信号により、電磁石380にパルス通電が行わると、吸着部380aが固定される吸着レバー370と、連動する離反レバー360とが離反バネ360Spのバネ力により離反レバー360の回動中心360aを中心として左回転する。
離反レバー360が左回転すると、離反レバー360のローラー360bがアップフックレバー350の当接部350bに当接し、アップフックレバー350は回動中心350aを中心として左回転する。アップフックレバー350が左回転すると、アップフックレバー350とミラーレバー310の係止部310aとの係合を解除する。
アップフックレバー350とミラーレバー310の係止部310aとの係合が解除されると、ミラーアップバネ310Spのバネ力によって、ミラーレバー310は、回動中心310dを中心として左回転をする。このとき、ミラードライブレバー320の係止部320aがダウンフックレバー340に係合しているので、ミラードライブレバー320は、ミラーレバー310の回動中心310dを中心として左回転を行う。その際、ミラードライブレバー320のカム部320aがメインミラー駆動軸102を押し上げることにより、ミラーアップ動作が行われる。
ミラーアップバネ310Spのバネ力はミラーダウンバネ100spのバネ力よりも十分に大きいため、高速にミラーアップ動作が行われるようになっている。
図2(b)に、ミラーアップ動作完了時の状態を示す。
ミラードライブレバー320には動作検知部330が固定されていて、ホトインタラプターを有するUPSW303によりミラーアップ動作の完了を検知している。
ミラーレバー310には吸着カム部310bが形成されていて、ミラーレバー310が左回転する際に、吸着カム部310bが離反レバー360のローラー360cに当接し、離反バネ360Spのバネ力に抗して、離反レバー360を右回転させる。離反レバー360が右回転することで、離反していた吸着部380aを電磁石380に再吸着させている。
また、ミラードライブレバー320の係止部320aがダウンフックレバー340に係合することで、ダウンフックレバー340は、ミラーレバー310、ミラードライブレバー320と一体となって、ミラーレバー310の回動中心310dを中心として左回転する。ダウンフックレバー340の解除部340bが離反レバー360のローラー360cと当接可能な位置に移動する。ミラーアップ時のバウンドが収束したのち、露光動作が行われ、ミラーダウンへのステップへと進む。
次に、ミラーダウン動作について説明する。
図2(b)のミラーアップ状態から、電磁石380にパルス通電が行わると、吸着部380aが配置される吸着レバー370と離反レバー360とが離反バネ360Spのバネ力により左回転する。
離反レバー360の左回転することで、離反レバー360のローラー360bがダウンフックレバー340の解除部340bに当接し、ダウンフックレバー340が回動中心340aを中心として右回転する。これによって、ダウンフックレバー340とミラードライブレバー320の係止部320aとの係合を解除する。ダウンフックレバー340とミラードライブレバー320の係止部320aとの係合が解除されることで、メインミラーダウンバネ100spのバネ力がメインミラー駆動軸102に作用する。これによって、ミラードライブレバー320はミラーレバー310の回動中心310dを中心として右回転を行う。
図2(c)に、ミラーダウン動作完了時の状態を示す。
メインミラーバランサー400が、ミラーボックスのベース板300上に設けられており、メインミラーバランサー400がメインミラーと接触した際、メインミラーバランサーバネ400Spのバネ力に抗して、メインミラーバランサー400が右回転を行うことでメインミラー100のダウン動作時の衝撃を緩和する。更にメインミラーバランサーの右回転端部において、メインミラーバランサー400が緩衝部302に衝突し、メインミラーバランサー400の衝撃を緩和する。
また、サブミラーバランサー500が、ミラーボックスのベース板300上に設けられており、サブミラー200と接触した際、サブミラーバランサーバネ500Spのバネ力に抗して、サブミラーバランサー500が右回転を行うことでサブミラー200のダウン動作時の衝撃を緩和する。
次にミラーチャージ動作について説明する。
図2(c)の状態から、ミラーレバー310のチャージ部に設けられたローラー310cを不図示のチャージレバーで左方向に押圧し、ミラーアップバネ310Spのバネ力に抗して、ミラーレバー310を回動中心310dを中心として右回転させる。ミラーレバー310の吸着カム部310bが離反レバー360の吸着カム部310bが離反レバー360のローラー360cに当接し、離反バネ360Spのバネ力に抗して、離反レバー360を右回転させる。
離反レバー360が右回転することで、吸着レバー370も右回転し、離反していた吸着部380aを電磁石380に再吸着させる。
図2(c)の状態から、ミラーレバー310が右回転すると、ダウンフックレバー340とミラードライブレバー320の係止部320aとが係合し、アップフックレバー350とミラーレバー310の係止部310aとが係合する。これによって、チャージ動作が完了となり、図2(a)の状態に戻る。
上述のように、本実施形態は、ミラーアップ動作およびミラーダウン動作のトリガーとして電磁石を利用し、ミラーアップ動作およびミラーダウン動作の駆動源としてバネを用いたが、この構成に限定されることはなく電磁モータやステッピングモータあるいは超音波モータ等の駆動源を用いたミラー駆動部でももちろん適用される。
しかしながら、ミラー動作を電磁モータで行う場合には、モータの慣性や温度特性による動作開始時間のバラツキが生じやすく、また、減速機構が必要でありメカ的な駆動力伝達遅延時間が生じるため、高速・高精度なミラー動作機構には本実施形態のように電磁石をトリガーとし、ミラー動作をバネ力により行うものが好適である。
図3は、本実施形態のカメラのミラー駆動シーケンスを説明する図である。本実施形態のカメラのミラー駆動シーケンスは、図3に示すように、ミラーダウンが完了する前にチャージ動作を行う。したがって、AFおよびAE演算中においてもミラー停止精度に何ら影響なくチャージ動作を継続可能である。また、チャージ動作のバラツキがミラーの動作速度やAFおよびAEへの演算時間に影響することなく、また連写速度にも影響が少ない。
次に、図4、図5を用いて、メインミラーバランサー部材400、410およびサブミラーバランサー部材500、510の構成を説明する。
メインミラー100を保持するメインミラー枠100aには、左右に回転中心となるヒンジ軸部101が形成され、メインミラー枠100aの一方にはメインミラーを回転駆動するための駆動軸部102が形成されている。メインミラーの先端側の左右にはメインミラー枠100aとは別部材で構成された、当接板103および104がそれぞれ配置されている。
メインミラー枠100aは、慣性モーメントを小さくするためにアルミ材や樹脂材料が用いられることが多い。当接板103および104は、メインミラー枠100aと同一材料で形成すると耐久性で劣る可能性があることから、ステンレス等のメインミラー枠100aより強度を有する材料を用いたり、ゴム部材を用い衝撃吸収性を得るなどの構成が考えられる。
メインミラーバランサー部材400は、図4および図5(a)において、メインミラー枠100aの左側(一方側)に配置されている。メインミラーバランサー部材400には、回転中心となる軸部401、当接軸402、メインミラー角度調整部403、および真鍮などの質量の大きな材質で形成されたバランサーウェイト404とを有する。
メインミラーバランサー部材410は、図4および図5(b)において、メインミラー枠100aの右側(他方側)に配置されている。メインミラーバランサー部材410には、回転中心となる軸部411、当接軸412、メインミラー角度調整部413、および真鍮などの質量の大きな材質で形成されたバランサーウェイト414とを有する。
ミラーダウン状態では、バネ400Spのバネ力により、角度調整部403が、調整部材301、に当接している。そして、ミラーダウンバネ100spのバネ力によりメインミラー100の当接板103が、当接軸402に当接している状態を保持している。同様に、ミラーダウン状態では、410Spのバネ力により角度調整部413が、調整部材420に当接されている。そして、ミラーダウンバネ100spのバネ力によりメインミラー100の当接板104が、当接軸412に当接している状態を保持している。
調整部材301は偏心軸となっているので、調整部材301をを工具で回転させることにより、メインミラーバランサー部材400が軸部401を中心に回転し、当接軸402とメインミラー100の当接板103との当接位置が変化する。
同様に、調整部材420は偏心軸となっているので、調整部材420を工具で回転させることにより、メインミラーバランサー部材410が軸部411を中心に回転し、当接軸412とメインミラー100の当接板104との当接位置が変化する。
これによって、メインミラー枠100aのヒンジ軸部101回りの角度と、メインミラー枠100aの左右の傾きが調整可能となっている。
サブミラー200は、メインミラー枠100aの側面に回転中心を持ち、サブミラー枠200aにより保持されている。サブミラー枠200aの左右には、当接部201、202が形成されている。
サブミラーバランサー部材500は、図4および図5(a)において、サブミラーの左側(一方側)に配置されている。サブミラーバランサー部材500は、回転中心となる軸部501、当接軸502、ロックピン505が形成されるサブミラーロックレバー504とを有する。ここで、当接軸502が位置決め部材に相当し、サブミラーロックレバー504がバウンド規制部材に相当し、サブミラーバランサー部材500が回動部材に相当する。
ミラーダウン状態では、バネ500Spのバネ力により、サブミラーバランサー部材500の調整部503が調整部材313に当接している。不図示のサブミラーバネのバネ力によりサブミラー枠200aの当接部201が、当接軸502に当接している状態を保持している。
サブミラーバランサー部材510は、図4および図5(b)において、サブミラーの右側(他方側)に配置されている。サブミラーバランサー部材510は、回転中心となる軸部511、当接軸512、ロックピン515が形成されるサブミラーロックレバー514とを有する。ここで、当接軸512が位置決め部材に相当し、サブミラーロックレバー514がバウンド規制部材に相当し、サブミラーバランサー部材510が回動部材に相当する。
ミラーダウン状態では、バネ510Spのバネ力により、サブミラーバランサー部材の調整部513が調整部材520に当接している。不図示のサブミラーバネの付勢力によりサブミラー枠200aの当接部202が、当接軸512に当接している状態を保持している。
図4および図5(a)に図示されているサブミラー枠200aの左側のバランサー機構では、サブミラー枠200aの当接部201が当接する当接軸502が偏心軸となっている。つまり、当接軸502はサブミラーバランサー部材500に回転可能に取り付けられているが、当接軸502の回転中心は外径部502aの中心からずれた位置となっている。
したがって、サブミラーバランサー部材500に対して当接軸502を回転させることで、当接軸502の外径部502aとサブミラー枠200aの当接部201との当接位置が変化し、これによって、ミラーダウン状態のサブミラー200の角度を調整する機構となっている。
このとき、サブミラーロックレバー504は、当接軸502の円筒部502bに対して回動可能になっている。円筒部502bは、当接軸502の外径部502aと同じように、当接軸502の回転中心に対して偏心している。ここで、当接軸502の外径部502aが第1の偏心部に相当し、当接軸502の円筒部502bが第2の偏心部に相当する。
したがって、サブミラーバランサー部材500に対して当接軸502を回転させることで、サブミラー200の角度を調整したとしても、サブミラー200のバウンドを収束させるための隙間の大きさは変化することがない。すなわち、サブミラー200のミラーダウン位置によってバウンドを規制する範囲が変化しない。
図4および図5(b)に図示されているサブミラー枠200aの右側のバランサー機構では、サブミラー枠200aの当接部202が当接する当接軸512がサブミラーバランサー部材510に対して回転不能な軸となっている。調整部材520には、調整部材520の回転中心に対して偏心した偏心円筒部520aが形成され、サブミラーバランサー部材510の調整部513が偏心円筒部520aに当接する。
したがって、調整部材520を回転すると、サブミラーバランサー部材510は軸部511を中心として回動し、当接軸512とサブミラー枠200aの当接部202との当接位置が変化する。これによって、ミラーダウン状態のサブミラー200の角度を調整する機構となっている。
このとき、サブミラーロックレバー514は、当接軸512に対して回転可能になっている。したがって、調整部材520を回転させて、位置決め軸512とサブミラー枠200aの位置決め部202との当接位置を変化せたとしても、ロックピン515とサブミラー枠200aの当接部202との隙間の大きさは変化しない。
このことにより、調整部材520を回転することで、サブミラー200の角度を調整したとしても、サブミラー200のバウンドを収束させるための隙間の大きさは変化することがない。すなわち、サブミラー200のミラーダウン位置によるバウンドの状態は変化しない。
本実施形態では、メインミラー100、サブミラー200の左側のバランサー機構と右側のバランサー機構とでは、構成および形状が互いに異なるものとした。しかし、本実施形態のサブミラー枠200a右側のバランサー機構をサブミラー枠200a左側に構成もよく、本実施形態のサブミラー枠200a左側のバランサー機構をサブミラー枠200a右側に構成してもよい。
また、本実施形態では、メインミラーバランサー部材400の回転軸となる軸部401と、メインミラーバランサー部材410の回転軸となる軸部411とが同軸上となるように配置している。すなわち、軸部401と軸部411とが同軸上に位置するように、メインミラーバランサー部材400およびメインミラーバランサー部材410を配置している。
そして、サブミラーバランサー部材500の回転軸となる軸部501と、サブミラーバランサー部材510の回転軸となる軸部511とが同軸上となるように配置している。すなわち、軸部501と軸部511とが同軸上に位置するように、サブミラーバランサー部材500およびサブミラーバランサー部材510を配置している。
これによって、メインミラー100の左右のメインミラーバランサー部材400、410の慣性モーメントが等しくなるように設計することが容易になる。サブミラー200の左右両側のサブミラーバランサー部材500、510の慣性モーメントが等しくなるようを同じに設計することが容易になる。
また、メインミラー100の左右両側のメインミラーバランサー部材の慣性モーメントもしくはサブミラー200の左右のサブミラーバランサー部材の慣性モーメントをそれぞれ異ならせる場合にも、慣性モーメントの差をわかりやすくすることができる。
図6に、図4に図示するサブミラー枠200aの左側のバランサー機構の詳細を示す分解斜視図を示す。
当接軸502には、サブミラー枠200aの当接部201と接触する外径部502aと、サブミラーロックレバー504の係合穴504aに挿通される円筒部502bが形成されている。当接軸502の外径部502aの当接軸502の回転中心に対する偏心量は、当接軸502の偏心円筒部502bの当接軸502の回転中心に対する偏心量とほぼ等しい。
図6に図示するように、当接軸502に対して、サブミラーロックレバー504、ワッシャーW1、サブミラーバランサー部材500、ワッシャーW2の順で取り付け、当接軸502の先端をカシメ加工する。したがって、サブミラーロックレバー504は当接軸502とサブミラーバランサー部材500との間に挟持される。このとき、当接軸502の円筒部502bが、サブミラーロックレバー504の係合穴504aの内周面に接する。
サブミラーロックレバー504とサブミラーバランサー部材500との間にワッシャーW1を配置することで、サブミラーロックレバー504は円筒部502bを中心としてスムーズに回動する。また、図6にて、サブミラーバランサー部材500の右側にワッシャーW1を配置を配置しているので、当接軸502の先端をカシメ加工しても、当接軸502は、サブミラーバランサー部材500に対して回転可能となる。
サブミラーバランサー部材500の回転中心となる軸部511には、捩じりコイルばね500Spが配置される。捩じりコイルばね500Spの可動端は当接軸502を回転中心にもつロックレバー504に固定されたロックピン505に掛けられている。
したがって、サブミラーロックレバー504は、捩じりコイルばね500Spのバネ力によって付勢される。
当接軸502の先端部にはスリ割り形状を形成する。そして、形成したスリ割り形状をドライバーなどの工具を用いて回転させることで、サブミラー200の角度を調整する。
次に図7、図8を用いて、図4に図示するサブミラー枠200aの左側のバランサーの動作を説明する。
サブミラーバランサー部材500の回転中心となる軸部511には、捩じりコイルばね500Spが配置される。捩じりコイルばね500Spの固定端は不図示の固定部に掛けられており、捩じりコイルばね500Spの可動端はロックレバー504に固定されたロックピン505に掛けられている。
捩じりコイルばね500Spのバネ力は、図7において、力Fであらわされる。また、ロックピン505と捩じりコイルばねの可動端との接触角から、力Fはサブミラーロックレバー504の回転垂直方向の分力F1と、法線方向の分力F2に分解される。このとき、サブミラーバランサー部材500の回転力となる分力F1を、サブミラーロックレバー504の回転力となる分力F2より大きく、F1>F2の関係となるようにする。
分力F1は、サブミラー枠200aの作動エネルギーをサブミラーバランサー部材500に受け渡す際に負荷となるためのもので、サブミラーバランサー部材500の慣性モーメントをあまり大きくできない場合でもバネ力の負荷によりサブミラー枠200aの衝突エネルギーを吸収するものである。
分力F2はサブミラーロックレバー504のバネ力であり、サブミラー枠200aの当接部201がロックピン505と接触した際の負荷と、ロックピン505を乗り越えたのち、当接軸502にサブミラー当接部201が跳ね返った場合の跳ね返り規制位置に復帰するためのものである。
図8(a)は、ミラーダウン完了前の状態を示し、サブミラー当接部201がロックピン505と接触する直前の状態を示す。当接部201がロックピン505と接触した後、ロックピン505が回転することで、サブミラー当接部201が当接軸部502に接触する。
このときの衝突エネルギーがサブミラーバランサー部材500を回転するエネルギーに変換され、図8(b)のようにサブミラーバランサー部材500が回転する。ロックピン505もサブミラーバランサー部材500と一緒に回転することで、サブミラー当接部201が跳ね返った場合も常に跳ね返り規制が働くようになっている。
また、サブミラーバランサー部材500自体の形状を大きくすると、他の部品との干渉が生じるため、回転中心となる軸部501から当接部503へ一方向のみに形成された細長い形状とし、当接軸502がバランサーウェイトとして有効に働くようになっている。つまり、サブミラーバランサー部材500回転中心に対して、当接軸502と、調整部503との成す角度が90°以下に配置されると好適である。
ところで、サブミラー200は、ミラーダウン状態となるときに、撮像面に接近する方向に回転するため、サブミラーバランサー部材500、510の移動方向も撮像面方向になってしまう。図1で示した通り、撮像素子13の直前にはシャッター装置12が配置されていて、サブミラーバランサー部材500、510のバランサー動作により、シャッター装置12と干渉してしまう恐れがある。
図9はシャッター装置12の正面図である。図9に図示するように、シャッター装置の被写体側に配置される地板上に凹部12b、12cを形成し、サブミラーバランサーの移動量を確保している。これによって、バランサーによるエネルギー吸収量も大きくすることが可能となりサブミラーのバウンド吸収機構として好適である。凹部12b、12cは穴部でもよく、撮影開口部12aと連続していても、同様の作用効果を奏する。
図10は、ミラーボックス詳細構造を説明する図である。図10(a)はミラーボックスのり、図10(b)はミラーボックスの背面斜視図である。図10(c)はミラーボックスに図10に図示したシャッター装置12を取り付けた状態を示す背面斜視図である。
図2で示したミラー駆動機構がミラーボックスの側面に配置されており、更にその側面に、ミラーチャージ機構31とミラーチャージモータ30が配置されている。
本実施形態では、カメラ背面側から見た場合に、光軸に対して左側にミラー駆動装置およびミラーチャージモータ30を配し、右側にシャッター装置およびシャッターチャージモータ20を配する。
以下に、メインミラー100およびサブミラー200の調整方法について説明する。
メインミラー100の回転中心軸101は、左側がミラー駆動機構のベース板300の穴部に嵌合することで位置決めされ、右側が調整板105に嵌合されることで位置決めされている。調整板105の位置は調整することでメインミラー100の回転中心軸101の右側の位置を調整できるようになっている。
メインミラー100の当接板103が当接軸402に当接し、メインミラー100の当接板104が当接軸412に当接することで、メインミラー100の回転方向の角度が決められると説明した。しかし、厳密には、メインミラー当接板103と当接軸402との当接と、メインミラー当接板104と当接軸412との当接とは、同時に発生しない。
つまり、メインミラー100がミラーダウン状態となるときには、メインミラー当接板103と当接軸402との当接と、メインミラー当接板104と当接軸412との当接の内、いずれか一方が当接するとき、他方は当接せずに隙間を持っている。
これは、平面を決めるのは3点の接触である。本実施形態では、メインミラー100の回転軸部101をそれぞれ軸受する2つの軸受部と当接軸402または当接軸412のいずれか一方の3点で、メインミラー100がミラーダウン状態となるときのメインミラー100の平面を決めている。
本実施形態では、メインミラー100の回転中心軸101の位置が調整できない左側に位置するメインミラー当接板103を先に当接軸402に当接させる。その後、調整板105の位置によってメインミラー100の回転中心軸101の位置が調整できる右側に位置するメインミラー当接板104が当接軸412に当接する。
これによって、メインミラー100の回転中心軸101が固定となる側を基準として、メインミラー100の回転方向の角度を調整することができる。メインミラー100の回転中心軸101が可動する側を基準として、メインミラー100の回転方向の角度を調整すると、誤差を含むものを基準にメインミラー100の回転方向の角度を調整することになる。すなわち、メインミラー100の回転中心軸101の誤差がメインミラー100の回転方向の角度にも影響を与えてしまうことになる。
サブミラー200も同様に、サブミラー枠200aの当接部201が当接軸502に当接し、サブミラー枠200aの当接部202が当接軸512に当接することで、サブミラー200の回転方向の角度が決められると説明した。
しかし、厳密には、サブミラー枠200aの当接部201と当接軸502との当接と、サブミラー枠200aの当接部202と当接軸512との当接とは、同時に発生しない。つまり、サブミラー200がミラーダウン状態となるときには、サブミラー枠200aの当接部201と当接軸502との当接と、サブミラー枠200aの当接部202と当接軸512との当接の内、いずれか一方が当接するとき、他方は当接せずに隙間を持っている。
本実施形態では、サブミラー200の回転軸をそれぞれ軸受する2つの軸受部と当接軸502または当接軸512のいずれか一方の3点で、サブミラー200がミラーダウン状態となるときのサブミラー200の平面を決めている。
本実施形態では、メインミラー100の回転方向の角度を決めていないメインミラー100の右側に位置するサブミラー枠200aの当接部202を当接軸512に当接させている。一方、メインミラー100の回転方向の角度を決めているメインミラー100の左側に位置するサブミラー枠200aの当接部201は当接軸502に当接させていない。
すなわち、本実施形態では、サブミラー200がミラーダウン状態となるときに、サブミラー200の平面を決める部分と、メインミラー100がミラーダウン状態となるときに、メインミラー100平面を決める部分とが対角線の位置関係となる。
メインミラー100が左側に位置するメインミラーバランサー部材400に当接してから、右側に位置するメインミラーバランサー部材410に当接するまでの間、メインミラー100には傾く力が作用する。
同様に、サブミラー200が右側に位置するサブミラーバランサー部材510に当接してから、左側に位置するサブミラーバランサー部材500に当接するまでの間、サブミラー200には傾く力が作用する。しかし、メインミラー100に作用する傾く力とサブミラー200に作用する傾く力とが逆向きになるので、メインミラー100およびサブミラー200の位置決め精度が向上する。
また、本実施形態では、メインミラー100が最初に左側に位置するメインミラーバランサー部材400に当接し、その後に右側に位置するメインミラーバランサー部材410に当接する。一方、サブミラー200が最初に右側に位置するサブミラーバランサー部材510に当接し、その後に左側に位置するサブミラーバランサー部材500に当接する。
これによって、メインミラー100およびサブミラー200がミラーダウン状態となるときの衝撃を左右に分散させることができ、衝撃をより早く収束させることができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述した。本実施形態は、レンズ交換可能な一眼レフデジタルカメラを例に説明してきたが、もちろんレンズ交換できないカメラ本体とレンズが一体的な構造を有する形態も本発明に含まれる。
また、本実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
100 メインミラー
200 サブミラー
400、410 メインミラーバランサー
500、510 サブミラーバランサー
505、515 ロック部材

Claims (6)

  1. ミラーと、
    前記ミラーと当接するミラー当接部材と、
    前記ミラーがバウンドしたときに、前記ミラーが当接するバウンド規制部が形成されるバウンド規制部材と、
    前記ミラー当接部材が取り付けられ、前記ミラーと前記ミラー当接部材とが当接するときに回動軸を中心として回動する回動部材とを備え、
    前記バウンド規制部材が前記回動部材に対して回動可能に取り付けられることを特徴とするカメラ。
  2. 前記ミラーと前記ミラー当接部材とが当接するときに前記回動部材が回動する方向とは反対方向に前記回動部材を付勢する付勢部材を備え、
    前記付勢部材はバウンド規制部材を付勢することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記ミラー位置決め部材は回転可能であって、前記ミラー位置決め部材には、前記ミラー位置決め部材の回転中心に対して偏心した第1の偏心部と、前記第1の偏心部と同じように前記ミラー位置決め部材の回転中心に対して偏心した第2の偏心部が形成され、前記ミラーがミラーダウン状態となるとき前記第1の偏心部に当接し、前記バウンド規制部材は前記第2の偏心部を中心として回動するように配置され、前記ミラー位置決め部材を回転することで、前記ミラーダウン位置を調整したとしても、前記ミラーと前記バウンド規制部との隙間の大きさが変化しないことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ。
  4. 前記回動部材を回動させることで前記ミラーと前記ミラー位置決め部材との当接位置を調整する調整部材をさらに備え、
    前記バウンド規制部材は、前記ミラー位置決め部材と前記回動部材との間で前記ミラー位置決め部材に対して回転可能に取り付けられ、前記調整部材によって、前記ミラーと前記ミラー位置決め部材との当接位置を調整したとしても、前記ミラーと前記バウンド規制部との隙間の大きさが変化しないことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ。
  5. 前記回動部材は、前記ミラーと前記ミラー位置決め部材とが当接するときに前記ミラー位置決め部とは異なる点を中心として回動することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
  6. 前記バウンド規制部材は、前記ミラー位置決め部材と前記回動部材との間に挟持されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ1項に記載のカメラ。
JP2011086513A 2011-04-08 2011-04-08 カメラ Expired - Fee Related JP5828659B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011086513A JP5828659B2 (ja) 2011-04-08 2011-04-08 カメラ
RU2012111079/28A RU2497170C1 (ru) 2011-04-08 2012-03-22 Камера
US13/431,653 US8651752B2 (en) 2011-04-08 2012-03-27 Camera
EP12161871.4A EP2511762B1 (en) 2011-04-08 2012-03-28 Camera
KR1020120035314A KR101503751B1 (ko) 2011-04-08 2012-04-05 카메라
BR102012007974-7A BR102012007974B1 (pt) 2011-04-08 2012-04-05 câmera
CN201210102129.4A CN102736372B (zh) 2011-04-08 2012-04-09 相机
HK13103807.2A HK1176689A1 (en) 2011-04-08 2013-03-26 Camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011086513A JP5828659B2 (ja) 2011-04-08 2011-04-08 カメラ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012220729A true JP2012220729A (ja) 2012-11-12
JP2012220729A5 JP2012220729A5 (ja) 2014-05-22
JP5828659B2 JP5828659B2 (ja) 2015-12-09

Family

ID=46025346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011086513A Expired - Fee Related JP5828659B2 (ja) 2011-04-08 2011-04-08 カメラ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8651752B2 (ja)
EP (1) EP2511762B1 (ja)
JP (1) JP5828659B2 (ja)
KR (1) KR101503751B1 (ja)
CN (1) CN102736372B (ja)
BR (1) BR102012007974B1 (ja)
HK (1) HK1176689A1 (ja)
RU (1) RU2497170C1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015014725A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 リコーイメージング株式会社 カメラの可動ミラー駆動装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5818486B2 (ja) 2011-04-08 2015-11-18 キヤノン株式会社 カメラ
JP6136733B2 (ja) * 2013-08-08 2017-05-31 リコーイメージング株式会社 カメラの可動ミラー駆動装置
JP6415153B2 (ja) * 2014-07-18 2018-10-31 キヤノン株式会社 撮像装置およびカメラシステム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09203972A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Nikon Corp カメラのミラーバウンド防止装置
JP2008287110A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Canon Inc 撮像装置
JP2010128199A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Olympus Imaging Corp 一眼レフレックスカメラ

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3326944B2 (ja) * 1993-12-30 2002-09-24 株式会社ニコン カメラ用ミラーのバウンド防止装置
US5768644A (en) 1993-07-16 1998-06-16 Nikon Corporation Apparatus for preventing mirror bounce in camera
US6003999A (en) 1996-04-04 1999-12-21 Nikon Corporation Mirror recoil preventing device
JPH09274249A (ja) 1996-04-04 1997-10-21 Nikon Corp 撮像装置用ミラーのバウンド防止機構
JP3804109B2 (ja) 1996-07-24 2006-08-02 株式会社ニコン カメラのミラーバウンド防止装置
JP4614381B2 (ja) * 2004-06-29 2011-01-19 キヤノン株式会社 光学機器
JP2007298742A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Olympus Imaging Corp ライブビュー可能なカメラ
JP2009222860A (ja) 2008-03-14 2009-10-01 Sony Corp ミラー駆動装置および撮像装置
JP2010002868A (ja) 2008-06-23 2010-01-07 Olympus Corp デジタルカメラ
KR101532603B1 (ko) 2008-07-31 2015-07-01 삼성전자주식회사 이미지 처리 장치, 이를 구비하는 촬상 장치 및 촬상 방법
JP5426968B2 (ja) * 2009-08-31 2014-02-26 キヤノン株式会社 撮像装置
JP5743530B2 (ja) * 2010-12-22 2015-07-01 キヤノン株式会社 撮像装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09203972A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Nikon Corp カメラのミラーバウンド防止装置
JP2008287110A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Canon Inc 撮像装置
JP2010128199A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Olympus Imaging Corp 一眼レフレックスカメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015014725A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 リコーイメージング株式会社 カメラの可動ミラー駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
HK1176689A1 (en) 2013-08-02
KR20120115118A (ko) 2012-10-17
EP2511762A1 (en) 2012-10-17
JP5828659B2 (ja) 2015-12-09
US20120257883A1 (en) 2012-10-11
CN102736372A (zh) 2012-10-17
RU2012111079A (ru) 2013-09-27
CN102736372B (zh) 2015-07-29
US8651752B2 (en) 2014-02-18
EP2511762B1 (en) 2019-11-13
BR102012007974A2 (pt) 2013-06-04
RU2497170C1 (ru) 2013-10-27
BR102012007974B1 (pt) 2020-11-03
KR101503751B1 (ko) 2015-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5743509B2 (ja) シャッター装置
JP2012133180A (ja) 撮像装置
JP5828659B2 (ja) カメラ
JP2012118344A (ja) シャッター装置
JP2012220729A5 (ja)
JP5879933B2 (ja) カメラの可動ミラー衝撃吸収機構
JP5743508B2 (ja) シャッター装置
JP5818486B2 (ja) カメラ
JP2012220730A5 (ja)
JP2014235241A (ja) シャッタ装置、撮像装置およびカメラシステム
JP5783781B2 (ja) カメラ
JP2015148780A (ja) フォーカルプレンシャッタユニットおよび撮像装置
JP2009162941A (ja) シャッタ装置及び撮像装置
JP6672798B2 (ja) カメラの反射部材駆動装置
JP6318851B2 (ja) ミラー機構および撮像装置
JP2006003440A (ja) シャッタ装置および撮影装置
JP2019204038A (ja) シャッタ装置および撮像装置
JP2013054084A (ja) カメラの可動ミラー衝撃吸収機構
JP2018124568A (ja) ミラー機構および撮像装置
JP2015034888A (ja) ミラー駆動補助装置
JP2016061799A (ja) 撮像装置
JP2015108783A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140408

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151020

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5828659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees