JP2012220105A - 安全キャビネット - Google Patents

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JP2012220105A JP2011086333A JP2011086333A JP2012220105A JP 2012220105 A JP2012220105 A JP 2012220105A JP 2011086333 A JP2011086333 A JP 2011086333A JP 2011086333 A JP2011086333 A JP 2011086333A JP 2012220105 A JP2012220105 A JP 2012220105A
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Abstract

【課題】安全キャビネット本体と作業台を非接触にするとともに、安全キャビネット作業空間内の清掃・消毒液が、作業空間から流れ出ないようにした安全キャビネットを提供する。
【解決手段】安全キャビネット1の作業空間3と作業台2の間に隙間を設け、送風機5の振動を作業台2に伝えず、作業台2を無振動にするとともに、作業空間3と作業台2の間の隙間に雨樋18を設け、液体の受け渡しを可能とし、多量の清掃・消毒液を散水して作業空間3内を清掃しても、清掃・消毒液が安全キャビネット1から漏れ出ないようにする。また、作業空間3と作業台2の間に隙間を設け、その隙間の相対する面の一方に雨樋を、他方の面であって雨樋上部に突起部24を設け、作業空間3内で散水した清掃・消毒液が雨樋18に流れ込むようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドラフトチャンバー、バイオハザード対策用クラスIIキャビネット(一般的に、「安全キャビネット」と称されることがある)、ケミカルハザード対策用キャビネットなどの、汚染物質を装置内部の作業空間で取り扱う装置(以下、これらを総称する際には「安全キャビネット」という)であり、その装置内で微量な質量の微粉末の秤量を行う装置に関する。
安全キャビネット、ドラフトチャンバー、ナノテクノロジー用キャビネット、ケミカルハザード対策用キャビネットでは、装置の作業空間内で作業するにあたり、装置正面に前面シャッターを構成し、前面シャッター下部に形成された作業開口部から腕を挿入して、ナノ材料、汚染物質の取り扱いを行っている。その際、作業者及び周囲環境が、実験中にナノ材料、汚染物質により汚染されないように、作業開口部には装置内に向けて吸い込み気流が吸い込まれ、エアバリアを構成している。そして、作業空間の空気を装置外に排出する場合には、HEPAフィルタにより作業空間内で取り扱う汚染物質を除去し、清浄空気のみを装置外に排出するように構成されている。
特許文献1には、従来技術の安全キャビネット(クラスIIキャビネット)が清掃作業台として開示されている。当該特許文献1は、作業空間内で汚染物質を取り扱うものであり、作業空間内の空気は、前面開口部の吸い込み空気とともに作業台前面の吸い込み口より吸い込まれ、装置内を通り、送風機により吸い込まれ、吸い込まれた空気は送風機によりHEPAフィルタに向けて加圧され、HEPAフィルタにより汚染物質を除去し、排気口より装置外に排気される。特許文献1の所謂クラスIIキャビネットでは、排気用HEPAフィルタの他に給気用HEPAフィルタを有し、作業空間内に清浄空気の供給を行うことが記載されている。
この特許文献1では、装置の作業空間下部に開口部を有し、その開口部から装置と非接触となるよう作業台を配置し、装置の振動が作業台に伝達することを防止している。この構造により作業台上で微小な質量の秤量時も、装置振動の影響が出ないようにしている。安全キャビネットにおいては、装置内の汚染物質が装置外に漏れ出さないようにするため、装置ケースの密閉性能が必要である。そこで、通常の場合は、500Paで装置内を加圧し、装置の密閉性能の評価を行っている。そして、従来技術では、密閉性能の評価試験をするときには、作業台を組み込むための開口部を密閉する密閉手段を必要とする。
特公平5−34570号公報
前記特許文献1においては、第1図に示すように、作業台を装置の作業空間下部に設けられた開口部から挿入して配置した場合、開口部構造が複雑であるために、どうしても密閉度試験時の密閉作業が複雑となってしまう。また、最近では汚染物質を液体により洗浄することもあるが、作業台部分と開口部が水を流す構造に適していないために、汚染物質を液体によって清掃・消毒・無害化することが困難な構造である。
本発明の目的は、作業空間内で汚染物質を取り扱う装置であり、その装置内で微量な質量の微粉末体の秤量を行う安全キャビネットにおいて、簡単な操作により汚染物質の液体による装置内の消毒・無害化を可能とすることと、微量な質量の微粉末体の秤量に対する装置振動の影響排除の達成との両方を実現することができる構成の安全キャビネットを提供することにある。
本発明は、上記の二つの課題を同時に解決するために、以下のように装置を構成したものである。
作業空間と作業台の間に隙間を設け、その隙間の片側に雨樋状の水受けと、雨樋にかかる形で突起を設け、液体が突起から雨樋に流れるよう構成したものである。つまり、安全キャビネット本体と作業台を非接触にするとともに、安全キャビネット作業空間内の清掃・消毒液が、作業空間から流れ出ないようにした安全キャビネットを提供するものである。そのために、本発明においては、安全キャビネットの作業空間の下方に該作業空間と連続した空間領域(図1(a)において薄い網掛け部分で示す。他の図では特に表示していないが同様である)を形成し、該空間領域内に組込み式の作業台を組み込み可能な構成とするものである。
すなわち、本安全キャビネットの発明によれば、作業空間から装置外へ空気を排出する排気系と、該排気系で空気を送風する送風機と、前記作業空間の前面に形成する前面シャッターと、該前面シャッター下部の前記作業空間に連接する作業開口部と、前記作業空間内の空気を通し、該空気をろ過する空気清浄手段とを有する安全キャビネットにおいて、
前記作業空間の下方に該作業空間と連続した空間領域を形成し、該空間領域内に組込み式の作業台を組み込み可能な構成とし、
前記作業空間の内壁面と、前記空間領域内に組み込み配置された前記作業台の側壁面との間に隙間を形成し、
前記作業空間の内壁面或いは前記作業台の側壁面の一方側に雨樋を形成し、相対する作業台の側壁面或いは前記作業空間の内壁面の他方側であって前記雨樋よりも上方に突起を形成したことを特徴とする。
さらに、前記作業空間の内壁面と、前記作業空間の下面に組み込み配置する前記作業台の側壁面との間に隙間を有し、前記作業空間の内壁面に突起を有し、相対する作業台の側壁面であって前記突起の下方に雨樋を形成することを特徴とする。
さらに、前記作業空間の下面に組み込み配置する作業台は、液体を溜めるドレンを備えることを特徴とする。
さらに、前記空気清浄手段の装置外側に開口部を有し、前記開口部には取り外し可能な袋を有し、該取り外し可能な袋の前には、取り外し可能な前記袋部分を覆うカバーを有し、前記取り外し可能な袋の片面は装置内壁に繋がり、反対の片面は装置外壁に繋がっていることを特徴とする。
より具体的には、安全キャビネットの作業空間と作業台の間に隙間を設け、送風機の振動を作業台に伝えず、作業台を無振動にするとともに、作業空間と作業台の間の隙間に雨樋を設け、液体の受け渡しを可能とし、多量の清掃・消毒液を散水して作業空間内を清掃しても、清掃・消毒液が安全キャビネットから漏れ出ないようにする。また、作業空間と作業台の間に隙間を設け、その隙間の相対する面の一方に雨樋を、他方の面であって雨樋上部に突起部を設け、作業空間内で散水した清掃・消毒液が雨樋に流れ込むようにするものである。
本発明は、作業空間の内壁面と作業台の側壁面との間に隙間を有することにより装置の振動が作業台に伝達しないようにできるとともに、雨樋、及び突起等により作業空間の汚染物質の清掃・消毒に使用した液体が、作業空間から漏れ出ないよう防止することができる。
また、他の効果は装置の密閉性能を試験する際、密閉度試験対象空間を小さくすることにより、最小限の密閉手段で試験が可能である。
本発明の実施例1としての安全キャビネットに組込み式の作業台を組み込んでいない状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)はその正面外観図である。 本発明の実施例1としての安全キャビネットに組込み式の作業台を組み込んだ状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)はその正面外観図である。 (a)は本発明の実施例1としての安全キャビネットの作業台に設けられた庇としての突起部と雨樋の関係を示すA部断面図であり、(b)はそのC部断面詳細図である。 本発明の実施例1としての安全キャビネットの作業台平面図であり、ハッチング部分は安全キャビネット本体部分を示している。 本発明の実施例1としての安全キャビネットのHEPAフィルタ交換時の手順を示す図であり、(a)はその際の断面図であり、(b)は正面外観図である。 本発明の実施例2として安全キャビネットの作業台にドレンを組み込んだ状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)はその正面外観図である。 本発明の安全キャビネットの密閉度試験方法の状態を示す図であり、(a)は実施例1の安全キャビネットに対しての密閉度試験方法の状態を示す断面構造図であり、(b)は別の実施例の安全キャビネットに対しての密閉度試験方法の状態を示す断面構造図である。 本発明の実施3としての安全キャビネットに組込み式の作業台を組み込んでいない状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)は正面外観図である。 本発明の実施例3としての安全キャビネットに組込み式の作業台を組み込んだ状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)はその正面外観図である。 本発明の実施4として安全キャビネットに組込み式のドレンを組み込んだ状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)はその正面外観図である。 本発明の実施例5として安全キャビネットに組込み式のドレン付作業台を組み込んだ状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)は正面外観図である。 本発明の実施例6として安全キャビネットに別構造の組込み式の作業台を組み込んだ状態を示す図であり、(a)はその断面構造図であり、(b)はその正面外観図である。 (a)は本発明の実施例6(図12(a))としての安全キャビネットの雨樋のD部を示す断面詳細図であり、(b)は作業台のE部を示す断面詳細図である。 (a)は本発明の実施例6(図12(b))としての安全キャビネットの雨樋のF部を示す正面図詳細図であり、(b)は作業台のG部を示す正面図詳細図である。
以下、本発明に係る安全キャビネットの実施例を図1〜図14により説明する。
図1及び図2は、実施例1の安全キャビネット1を示す断面構造図(a)、及び正面外観図(b)である。
図1(a)(b)の実施例では、組込み式の作業台2を組み込んでいない状態を示している。この状態は、例えば、作業空間3を液体により洗浄するために組込み式の作業台2を取り外している状態であり、作業空間3での汚染物質10の使用状態ではない。作業空間3の装置正面側には、前面シャッター4が構成され、作業者21(図示なし)は前面シャッター4を通して、作業空間3を覗き込むようになっている。安全キャビネット1は、組込み式の作業台2が組み込まれていないので、そのスペースは大きく開いている。
安全キャビネット1の空気の流れを説明する。作業空間3内部の空気は、汚染物質10とともにプレフィルタ11に吸い込まれ、プレフィルタ11の下流側にあるHEPAフィルタ12を通り、比較的大きな塵埃と汚染物質10はプレフィルタ11によりろ過され、微細な塵埃と汚染物質10はHEPAフィルタ12によりろ過される。プレフィルタ11でろ過された空気は、その後、送風機5により吸い込まれ、排気口8より排気され排気空気9となる。
作業空間3内の後方正面下部には、第1の雨樋18aが配置され、第1の雨樋18aにはドレンバルブ20が配置され、第1の雨樋18aに流れた液体をドレンバルブ20から排出することが可能になっている。作業空間3内の両側面下部には、第2の雨樋18b,第3の雨樋18cが配置され、第2の雨樋18b,第3の雨樋18cは、第1の雨樋18aに連接し、かつ、第2の雨樋18b,第3の雨樋18cに流れた液体が第1の雨樋18aに流れるよう、第2の雨樋18b,第3の雨樋18cは、第1の雨樋18a側(安全キャビネット後方側)に傾斜している。
図2は、実施例1の安全キャビネット1に、組込み式の作業台2を組み込んだ状態を示す断面構造図、及び正面外観図である。
作業空間3の下方には大きなスペースが設けられているので、組込み式の作業台2を配置することが可能である。作業台2を作業室等の床面上に配置するための脚にはアジャスタ26が配置され作業台2の脚が4本以上の場合でも同時に4本以上が床に接触するように調整を可能とし、ガタつきを防止する。また、作業台2の作業面を、水平面にも傾斜面にもなるよう調整することも可能となっている。作業台2の作業空間3の相対する面には庇部を構成する突起部24が配置されている。また、作業台2の正面には作業台前部雨樋19が配置されている。これにより、作業空間3内に、安全キャビネット1からは独立した作業台2が構成でき、それにより作業台上で微小な質量の秤量作業によっても安全キャビネット1からの振動等により影響を受けることがない。
さらに、安全キャビネット1の作業空間3下方に組込み式の作業台2を配置することにより、作業開口部6の開口寸法(面積)が限定され、吸い込み空気による流入気流7が発生する。この流入気流7により、作業空間3内の空気と安全キャビネット1周囲の空気(環境)とが隔離され、作業空間3内で取り扱う汚染物質10が作業者21側に漏れ出ないようにすることができ、作業空間3内の汚染物質10は、前述のようにHEPAフィルタ12で捕集され清浄空気のみが安全キャビネット1の排気口8から排出される。
図3は、実施例1(図2)の安全キャビネット1の組込み式作業台2の庇を構成する突起部24と雨樋18aの位置関係を示す断面詳細図である。図3(a)のA部詳細図は作業台2を作業空間3に組み込んで配置した状態の横断面構造図である。図3(b)のC部詳細図は、庇としての突起24と第1の雨樋18aの位置関係を示す更なる詳細図である。
作業台2から庇状に連接した突起24の先端は、作業空間3の背面下部に配置した第1の雨樋18aの略中央部の上方にくるよう作業台2を組み込んで配置する。これにより、洗浄等のために作業台2上部に撒いた液体が、庇上の突起24を伝わり、流水28となって第1の雨樋18aに入るようにしている。このとき、作業台2と安全キャビネット1の本体ケース1aとは、接触しないように隙間を確保して配置することで、安全キャビネット1の送風機3等の振動が作業台2に伝わないようになっている。
図4(図2(b)のB−B断面図)は、実施例1の安全キャビネット1の作業台2と、それを取り囲む装置部分との関係を示す平面図である。安全キャビネット1の装置部分に作業台2が組み込まれた状態である。
作業台2の作業空間3に相対する面には、庇状の突起24を形成している。作業空間3の背面下方部に相対する突起24の下方には第1の雨樋18aが形成され、作業空間3の両側面下方部に相対する突起24の下方には第2及び第3の雨樋18b,18cが形成され、作業台2の前面側には作業台前部雨樋19がそれぞれ形成されている。
そして、このような各雨樋の配置により、作業空間3の背面、両側面に散水した清掃・消毒用の液体は、作業空間3の壁面から雨樋18a,18b,18cに流れ、また、作業台2上部の液体は、作業台2の上部から庇状の突起24を伝わり、雨樋18a,18b,18cに流れ落ちる。なお、雨樋18a,18b,18cに流れた流水28はドレンバルブ20から回収することができる。
また、作業台2の前面には、作業台前面雨樋19を配置している(図3(a))。清掃・消毒用の液体が作業台2の前面方向に流れた場合には、この作業台前面雨樋19に流れ落ち、床に流れることを防止している。なお、作業台2の前面は、作業開口部6の開放部分があるため、積極的に作業空間3前方に清掃・消毒用の液体を散水することは無い。
図5は、実施例1の安全キャビネット1の、HEPAフィルタ12の交換時の操作状態を示す断面構造図、及び正面外観図である。
汚染物質10は、HEPAフィルタ12で捕集されるため、HEPAフィルタ12は目詰まりしてくる。HEPAフィルタ12が目詰まりした場合、圧力損失が高くなり、流入気流7の風速が遅くなり、作業空間3と安全キャビネット1周囲の隙間との隔離性能が失われる。したがって、HEPAフィルタ12は交換が必要になる。HEPAフィルタ12を交換する場合には、HEPAフィルタ12には汚染物質10が付着しているため、何らかの方法で前記汚染物質10を無害化する必要がある。そこで、汚染物質10に対して、ガス状の消毒・滅菌材が有効な場合には、安全キャビネット1の本体ケース1a内に当該滅菌ガスを充満させ、HEPAフィルタ12に付着した汚染部室10を無害化したのちHEPAフィルタ12を取り出すことになる。しかし、消毒・滅菌ガスが有効に働かない汚染物質10を取り扱う場合もある。その場合にはHEPAフィルタ12の交換が必要であるので、その交換方法を図5により以下に説明する。
HEPAフィルタ12の交換方法としては、先ず作業空間3内部を清掃・消毒し、作業空間3背面のHEPAフィルタカバー13を取り外す。なお、HEPAフィルタカバー13を取り外した後、作業台2を取り外し、HEPAフィルタ12を交換するための作業スペースを確保するようにしても良く、その場合には、作業台2は安全キャビネット1aと連結していないため、容易に取り外すことができる。
HEPAフィルタカバー13を取り外した後、HEPAフィルタ12を当該HEPAフィルタ12の正面に配置されたビニールバッグ15に収納しながら作業空間3側に引き出す。引き出し後、ビニールバッグ15を切断溶着機29でHEPAフィルタ12を密閉しながら切断する。この作業により汚染物質10に接触することなくHEPAフィルタ12を密閉しながら取り出すことが可能となる。
その後、新しいHEPAフィルタ12を新しいビニールバッグ15に収納しながら、新しいビニールバッグ15をビニールバッグ取り付けフランジ16に取り付け、新しいHEPAフィルタ12を安全キャビネット1に取り付ける。詳細な取り付け方法については省略する。
図6は、本発明の安全キャビネット1の実施例2を示し、ドレン22を組み込んだ状態を示す断面構造図、及び正面外観図である。作業空間3内部や雨樋18a,b,cの構成は、実施例1と同一である。
実施例1と同一の安全キャビネット1の本体ケース1aの作業空間3下方にドレン22を配置している。ドレン22を床に配置するための脚にはアジャスタ26が配置され、ドレン22の脚が4本以上の場合でも同時に4本以上が床に接触するように調整を可能とし、また、ドレン22の上面を水平に調整することも可能となる。
また、ドレン22が下方に設けられた作業空間3の相対する面には庇を構成する突起24が配置されている。ドレン22は液体を入れる構造になっているので、実施例1の作業台全部雨樋19では、ドレン22を設置する必要は無い。実施例2では、ドレン22に溜まった液体は、ドレンバルブ23から回収する。なお、ドレン22周囲の突起24と作業室内3の雨樋18の位置関係は、実施例1と同一である。
そして、ドレン22を配置することにより、作業開口部6の開口寸法(面積)が限定され、吸い込み空気により流入気流7が発生する。この流入気流7により作業空間3と、安全キャビネット1の周囲の空気(環境)とを隔離することができる。よって、作業空間3内で取り扱う汚染物質10が作業者21側に漏れ出ないようにしている。汚染物質10は、前述のようにHEPAフィルタ12で捕集され清浄空気のみ安全キャビネット1から排出される。
図7は、本発明の実施例1及び別構造の安全キャビネット1の密閉度試験方法を示す安全キャビネット断面構造図を示し、これらの密閉度試験方法について説明する。
安全キャビネット1は、本体内部の汚染物質10が、本体ケース1aの微細な隙間から漏れ出ないよう、密閉性能(気密度という場合もある)を評価する必要がある。そのため、安全キャビネット1には必ず、排気口8等の開口部があるが、密閉性能を評価する場合には、その開口部を密閉する必要がある。図7(a)の安全キャビネット1により説明すると、通常の安全キャビネット1の場合、排気口8と前面シャッター4周囲の隙間を密閉するが、本発明では、作業空間3は、液体で清掃・消毒が可能であること、安全キャビネット1の使用時は、作業開口部6は開放していることから、前面シャッター4の周囲ではなく、図7(a)に示すように、プレフィルタ11と排気口8の開口部を密閉するだけで、本体ケース1aの密閉が可能となる。つまり、本発明の場合は、図7(a)の薄い網掛け部分が密閉度試験対象空間ということになる。この密閉度試験対象空間を密閉する際、排気口8には密閉度試験用排気口カバー17aを、プレフィルタ11部には、密閉度試験用プレフィルタ部カバー17bを取り付け、本体ケース1a内部を所定の圧力(安全キャビネットの場合、日本工業規格 JIS K3800に記載のように500Pa)で加圧し、密閉性能を評価する。
また、図7(b)に示すように、作業空間3上部に吹き出し口31がある場合、密閉度試験用吹き出し口カバー17cを取り付けて密閉する。図7(b)の場合も、薄い網掛け部分が密閉度試験対象空間を示す。
図8は、実施例3の安全キャビネット1を示す断面構造図、及び正面外観図である。
図8の状態は、組込み式の作業台2を組み込んでいない状態を示すものであり、作業空間3での汚染物質10の使用状態ではない。作業空間3の装置正面側には、前面シャッター4が構成されている。作業者21の使用方法、気流の構成は、実施例1と同一である。
図8の実施例3では、作業空間3内の正面下部には、突起24が配置されている。作業空間3内の両側面にも突起24が配置され、両側面の突起24は、作業空間3の背面側が下方に傾斜している。また、作業空間3内の3辺の突起24は、全て連接している。
図9は、実施例3の安全キャビネット1に、組込み式の作業台2を組み込んだ状態を示す断面構造図、及び正面外観図である。
図9は、図8に示す安全キャビネット1の作業空間3の下方に作業台2を組み込んで配置した状態を示している。そして、実施例1と同様に、作業台2を床に配置するための脚にはアジャスタ26が配置され作業台2の脚が4本以上の場合でも同時に4本以上が床に接触するように調整を可能とし、また、作業台2の作業面を水平に調整することも可能となっている。実施例3においては、雨樋が作業空間側に形成されずに、作業台2背面の作業空間3の相対する面に雨樋18aが配置されている。作業台2の両側面には、作業空間3の相対する面に雨樋18b、雨樋18cが配置されている。また、作業台2の正面には作業台前部雨樋19が配置されている。作業台前部雨樋19の両端は、それぞれ、雨樋18b,雨樋18cに連接している。この連接により作業台前部雨樋19に流れた液体は、雨樋18b,雨樋18cに流れる。
実施例3における作業空間3に形成された突起24と、作業台2に形成された雨樋18a,18b、18cの上下関係は、作業空間3側の突起24を作業台2側の雨樋18a,18b,18cより上方に配置し、作業空間3の壁面を清掃・消毒する液体が突起24を伝わり、雨樋18a,18b,18cに流れ込むように配置している。そして、実施例1と同様、作業台2を配置することにより、作業開口部6の開口寸法(面積)が限定され、吸い込み空気により流入気流7が発生する。この流入気流7により作業空間3と安全キャビネット1周囲の空気とが隔離され、作業空間3内で取り扱う汚染物質10が作業者21側に漏れ出ないようにすることができる。なお、汚染物質10は前述のようにHEPAフィルタ12で捕集され空気のみ安全キャビネット1から排出される。
図10は、実施例4の安全キャビネット1に、組込み式のドレン22を組み込んだ状態を示す断面構造図、及び正面外観図である。ドレン22(作業台)を除く安全キャビネット1の構成は、図9の実施例3と同一である。
実施例4の安全キャビネット1の作業空間3の下方には、組み込み式のドレン22を配置している。ドレン22を支える脚にはアジャスタ26を構成し、4本以上の脚でドレン22を支えた場合でもアジャスタ26により、4本以上の脚が同時に床に接触し、ドレン26の水平配置を可能としている。
ドレン22の作業面は、作業空間3に設置した突起24より下方となるよう配置されている。
また、作業空間3の両側面に形成された突起24の高さ寸法は、作業空間3の各面とドレン22との間隔よりも大きく形成している。つまり、作業空間3の背面の突起24の先端部分は、ドレン22上部に掛かるよう配置している。この配置により作業空間3の壁面に散水した液体は、作業空間3の3辺の突起24を伝わり、流水28となり、ドレン22に流れ落ちる。このようなドレン構造によりドレン22の前面部には作業台前部雨樋19のような細工は施していない。
以上の構成により、作業空間3内を清掃・消毒液を散水・清掃しても床などに清掃・消毒液が流れ落ちることは無い。
図11は、実施例5の安全キャビネット1を示しており、ドレン付作業台を組み込んだ状態を示す断面構造図、及び正面外観図である。実施例5は、作業空間3の下方に組み込んだ作業台2を除いた安全キャビネット1の構造は、図1の実施例1と同一である。
作業空間3下方の作業台として、一部をドレン22、他の一部を作業台2で構成している。このドレン22と作業台2の複合作業台を作業空間3下方に組み込むことにより、作業開口部6の開口寸法が確定し、吸い込み空気による流入気流7が発生する。ドレン22、作業台2の作業空間3に相対する面には突起24を配置し、他の実施例同様、作業空間3内で清掃・消毒液を散水しても、突起24から雨樋18に流水28が流れ込む。
図12は、実施例6の安全キャビネット1を示しており、作業台2を組み込んだ状態を示す断面構造図、及び正面外観図である。図13(a)は、実施例6の安全キャビネット1の作業台2側に形成された庇状の突起部24と雨樋18aの関係を示す断面詳細図である。図14(a)は、実施例6の安全キャビネットの作業台2側に形成された庇状の突起部24と雨樋18bの関係を示す正面図詳細図である(庇状の突起部24と雨樋18cの関係も同一)。実施例6の安全キャビネット1の構造及び作業台2の構造は、他の実施例と同様である。
図13(b)のE部詳細図に示すように、安全キャビネット1下部の位置決め突起30を配置しており、位置決め突起30と作業台2は寸法Eの位置関係で配置している。寸法Eは、図13(a)のD部詳細図に示す作業空間3背面と作業台2の突起24の間の寸法であり、寸法Dより小さくする(寸法D>寸法E)ことにより、作業台2を設置する際、寸法Eが先に安全キャビネット1に接触することで、流水28を流すための寸法Eが必ず確保される。
実施例6の安全キャビネット1の作業空間3の両側面については、図14(b)のG部詳細図に示すように、作業台2の脚部に位置決め突起30を配置しており、突起30と安全キャビネット1は寸法Gの位置関係で配置する。図14(a)で示すように、作業台2の両側面は、作業空間3と突起24の位置関係を寸法Fの関係で配置する。そして、寸法Fを寸法Gより大きく(寸法F>寸法G)することにより、作業台2を設置する際、寸法Gが先に安全キャビネット1に接触することで、流水28を流すための寸法Fが必ず確保される。
本発明の目的は、作業空間3内の粒子28を作業空間3から漏れることなく回収することと、安全キャビネット1の送風機5の振動を作業台2に伝えないことを両立させることであるので、作業台2の設置時には、寸法E及び寸法Gを一旦ゼロにした後(接触させた後)、わずかに寸法E,寸法Gの隙間を確保することにより、作業台2を位置決めすることが可能となる。本方法は、作業台2の場合だけではなく、ドレン22の場合も同様である。
以上の実施例により安全キャビネット1において、装置の振動が作業台2に伝達しないとともに、作業空間3の汚染物質の清掃・消毒に使用した液体が、作業空間から漏れ出ない安全キャビネット1を提供することが可能となる。
1…安全キャビネット
1a…本体ケース
2…作業台
3…作業空間
4…前面シャッター
5…送風機
6…作業開口部
7…流入気流
8…排気口(排気系)
9…排気空気
10…汚染物質
11…プレフィルタ
12…HEPAフィルタ(空気清浄手段)
13…HEPAフィルタカバー(カバー)
14…パッキン
15…ビニールバッグ(袋)
16…ビニールバッグ取り付けフランジ
17a…密閉度試験用排気口カバー
17b…密閉度試験用プレフィルタ部カバー
17c…密閉度試験用吹き出し口カバー
18a…第1の雨樋
18b…第2の雨樋
18c…第3の雨樋
19…作業台前部雨樋
20…ドレンバルブ
21…作業者
22…ドレン
23…ドレンバルブ
24…突起部(突起)
25…凹部
26…アジャスタ
28…流水
29…切断溶着機
30…位置決め突起
31…作業空間上部吹き出し口

Claims (4)

  1. 作業空間から装置外へ空気を排出する排気系と、該排気系で空気を送風する送風機と、前記作業空間の前面に形成する前面シャッターと、該前面シャッター下部の前記作業空間に連接する作業開口部と、前記作業空間内の空気を通し、該空気をろ過する空気清浄手段とを有する安全キャビネットにおいて、
    前記作業空間の下方に該作業空間と連続した空間領域を形成し、該空間領域内に組込み式の作業台を組み込み可能な構成とし、
    前記作業空間の内壁面と、前記空間領域内に組み込み配置された前記作業台の側壁面との間に隙間を形成し、
    前記作業空間の内壁面或いは前記作業台の側壁面の一方側に雨樋を形成し、相対する作業台の側壁面或いは前記作業空間の内壁面の他方側であって前記雨樋よりも上方に突起を形成したことを特徴とする安全キャビネット。
  2. 請求項1に記載の安全キャビネットにおいて、
    前記作業空間の内壁面と、前記作業空間の下面に組み込み配置する前記作業台の側壁面との間に隙間を有し、前記作業空間の内壁面に突起を有し、相対する作業台の側壁面であって前記突起の下方に雨樋を形成することを特徴とする安全キャビネット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の安全キャビネットにおいて、前記作業空間の下面に組み込み配置する作業台は、液体を溜めるドレンを備えることを特徴とする安全キャビネット。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の安全キャビネットにおいて、前記空気清浄手段の装置外側に開口部を有し、前記開口部には取り外し可能な袋を有し、該取り外し可能な袋の前には、取り外し可能な前記袋部分を覆うカバーを有し、前記取り外し可能な袋の片面は装置内壁に繋がり、反対の片面は装置外壁に繋がっていることを特徴とする安全キャビネット。
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