JP2012218573A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Mitsuaki Tsunoda
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Abstract

【課題】燃費向上を図りつつ、小型化することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力が入力される入力軸3と、この入力軸3に入力された駆動力によって回転駆動される入力ギヤ5と、この入力ギヤ5と噛み合う中間ギヤ7と、この中間ギヤ7と一体回転可能に設けられた中間軸9と、この中間軸9と一体回転可能に設けられた中間出力ギヤ11と、この中間出力ギヤ11と噛み合う出力ギヤ13と、この出力ギヤ13と一体回転可能に設けられた出力軸15とを備えた動力伝達装置1において、入力ギヤ5に、軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材17を連結し、入力軸3とクラッチ部材17との間に、入力軸3と入力ギヤ5との間の動力伝達を断続する断続部19を設け、中間軸9に、クラッチ部材17を軸方向に移動操作して断続部19を断続操作させる操作機構21を配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に適用される動力伝達装置に関する。
従来、動力伝達装置としては、駆動力が入力される入力軸と、この入力軸に入力された駆動力によって回転駆動される入力ギヤとしてのベベルギヤ、このベベルギヤと噛み合う出力ギヤとしての出力ピニオンと、この出力ピニオンと一体回転可能に設けられた出力軸とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この動力伝達装置では、入力軸とベベルギヤとにそれぞれ一体回転可能に設けられたクラッチハブとクラッチドラムとの間に断続部としてのクラッチ板を配置し、このクラッチ板を断続操作させる操作機構としてのサーボモータによって作動されるカム機構が入力軸上に配置されている。
しかしながら、このような動力伝達装置では、断続部を断続操作させるサーボモータやカム機構などの操作機構が入力軸の周囲に配置されているので、動力伝達装置の周囲に配置されるエンジンなどの周辺部材との干渉が大きく、断続部の断続特性を向上させるために操作機構の設計変更を行うことが難しかった。
これに対して、他の動力伝達装置としては、駆動力が入力される入力軸と、この入力軸と一体回転可能に設けられた入力ギヤとしての動力分配ドライブギヤと、この動力分配ドライブギヤと噛み合う中間ギヤとしての動力分配ドリブンギヤと、この動力分配ドリブンギヤと一体回転可能に設けられた中間軸と、この中間軸と相対回転可能に配置された副軸と、この副軸と一体回転可能に設けられた中間出力ギヤとしての方向変換ドライブギヤと、この方向変換ドライブギヤと噛み合う方向変換ドリブンギヤと、この方向変換ドリブンギヤと一体回転可能に設けられた出力軸とを備えたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
この動力伝達装置では、中間軸と副軸とにそれぞれ断続部としてのクラッチギヤを設け、中間軸のクラッチギヤに軸方向移動可能で一体回転可能なクラッチ部材としてのドッグクラッチを連結させている。このドッグクラッチを軸方向に移動操作することにより、ドッグクラッチが副軸のクラッチギヤに連結され、中間軸と副軸とが一体回転可能に連結されて中間軸と副軸との間の動力伝達が可能となる。このようなクラッチ部材は、中間軸の周囲に設けられたシフトフォークなどの操作機構によって、軸方向に移動操作され断続部を断続操作する。
特開2009−220593号公報 特開昭62−59130号公報
しかしながら、上記特許文献2のような動力伝達装置では、断続部が中間軸と副軸との間に設けられ、クラッチ部材が軸方向移動可能に中間軸に設けられているので、中間軸にクラッチ部材の移動ストロークを確保する必要があり、装置が大型化していた。
また、入力軸と入力ギヤとが一体回転可能に設けられ、入力ギヤと噛み合う中間ギヤが一体回転可能に設けられた中間軸と副軸との間に断続部が設けられているので、断続部の接続解除状態でも、入力軸側から入力される駆動力によって常時中間軸が回転駆動されることになり、燃費が低下していた。
そこで、この発明は、燃費向上を図りつつ、小型化することができる動力伝達装置の提供を目的としている。
本発明は、駆動力が入力される入力軸と、この入力軸に入力された駆動力によって回転駆動される入力ギヤと、この入力ギヤと噛み合う中間ギヤと、この中間ギヤと一体回転可能に設けられた中間軸と、この中間軸と一体回転可能に設けられた中間出力ギヤと、この中間出力ギヤと噛み合う出力ギヤと、この出力ギヤと一体回転可能に設けられた出力軸とを備えた動力伝達装置であって、前記入力ギヤと前記入力軸とのいずれか一方には、軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材が連結され、前記入力軸と前記クラッチ部材との間には、前記入力軸と前記入力ギヤとの間の動力伝達を断続する断続部が設けられ、前記中間軸には、前記クラッチ部材を軸方向に移動操作して前記断続部を断続操作させる操作機構が配置されていることを特徴とする。
この動力伝達装置では、入力ギヤと入力軸とのいずれか一方に軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材が連結され、入力軸とクラッチ部材との間に入力軸と入力ギヤとの間の動力伝達を断続する断続部が設けられているので、断続部の接続解除状態において、入力ギヤから先の動力伝達経路に駆動力が伝達されることがなく、燃費を向上することができる。加えて、中間軸にクラッチ部材の移動ストロークを確保する必要がなく、装置の軸方向サイズを小型化することができる。
また、中間軸には、クラッチ部材を軸方向に移動操作して断続部を断続操作させる操作機構が配置されているので、入力軸の周囲に配置される周辺部材との干渉を抑制でき、操作機構の設計変更を容易にして断続部の断続特性を向上することができる。加えて、動力伝達装置の径方向外側に張り出す部材がなくなり、装置の径方向サイズを小型化することができる。
従って、このような動力伝達装置では、断続部の接続解除状態で中間軸側に駆動力が伝達されることがなく、装置の軸方向サイズや径方向サイズを小型化することができるので、燃費向上を図りつつ、小型化することができる。
本発明によれば、燃費向上を図りつつ、小型化することができる動力伝達装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る動力伝達装置が搭載された車両の動力系を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る動力伝達装置の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る動力伝達装置の断面図である。
まず、図1を用いて本発明の実施の形態に係る動力伝達装置が適用される車両の動力系の一例について説明する。なお、ここでは、第1実施形態に係る動力伝達装置1を適用した動力系とするが、他の実施形態に係る動力伝達装置も第1実施形態の動力伝達装置1と同様に適用することができる。
図1に示すように、車両の動力系は、エンジン201と電動モータ203との間を選択的に断続するクラッチ205が設けられた駆動源と、変速機構としてのトランスミッション207と、前輪側の左右輪の差動を許容するフロントデフ209と、前車軸211,213と、前輪215,217と、動力伝達装置1と、プロペラシャフト219と、前輪側から後輪側へ伝達される駆動トルクを差動制限機能を生じて伝達するカップリング221と、後輪側の左右輪の差動を許容するリヤデフ223と、後車軸225,227と、後輪229,231と、リヤデフ223と後車軸225との間の動力伝達を断続するアクスルディスコネクト233などから構成されている。
このように構成された車両の動力系では、駆動源の駆動トルクがトランスミッション207を介してフロントデフ209に伝達される。このフロントデフ209に伝達された駆動トルクは、前車軸211,213を介して前輪215,217に配分されると共に、デフケース235に連結された入力軸3を介して動力伝達装置1に伝達される。
この動力伝達装置1に伝達された駆動トルクは、断続部19が接続状態であるとき、変速ギヤ組39を介して中間軸9に伝達され、方向変換ギヤ組41を介して出力軸15に伝達される。この出力軸15に伝達された駆動トルクは、プロペラシャフト219を介してカップリング221に伝達されてリヤデフ223に伝達される。このとき、アクスルディスコネクト233は、断続部19の断続と同期して作動するシフトアクチュエータ237によって接続状態とされている。このため、カップリング221を介してリヤデフ223に伝達された駆動トルクは、後車軸225,227から後輪229,231に配分され、車両は前後輪駆動の四輪駆動状態になる。
また、断続部19の接続が解除状態であるとき、駆動源からの駆動トルクが入力ギヤ5以降の動力伝達系には伝達されず、車両は前輪駆動の二輪駆動状態になる。このとき、アクスルディスコネクト233は、断続部19の断続と同期して作動するシフトアクチュエータ237によって接続解除状態とされている。このため、車両の走行による後輪229,231側からの回転がリヤデフ223に伝達されず、リヤデフ223から入力ギヤ5までの動力伝達系の部材が回転することがなく、車両の燃費が向上されている。以下、図2,図3を用いて本発明の実施の形態に係る動力伝達装置について説明する。
(第1実施形態)
図2を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係る動力伝達装置1は、駆動力が入力される入力軸3と、この入力軸3に入力された駆動力によって回転駆動される入力ギヤ5と、この入力ギヤ5と噛み合う中間ギヤ7と、この中間ギヤ7と一体回転可能に設けられた中間軸9と、この中間軸9と一体回転可能に設けられた中間出力ギヤ11と、この中間出力ギヤ11と噛み合う出力ギヤ13と、この出力ギヤ13と一体回転可能に設けられた出力軸15とを備えている。
そして、入力ギヤ5には、軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材17が連結され、入力軸3とクラッチ部材17との間には、入力軸3と入力ギヤ5との間の動力伝達を断続する断続部19が設けられ、中間軸9には、クラッチ部材17を軸方向に移動操作して断続部19を断続操作させる操作機構21が配置されている。
また、操作機構21は、電磁石23を有する。
さらに、クラッチ部材17には、操作機構21によって軸方向移動操作される操作部25が設けられ、断続部19と操作部25とは、軸方向位置が互いに近接して配置されている。
また、操作機構21は、中間ギヤ7と中間出力ギヤ11との軸方向間に配置されている。
さらに、断続部19は、入力軸3とクラッチ部材17との軸方向間に対向配置されクラッチ部材17の軸方向移動によって噛み合う対向歯27,29である。
また、入力ギヤ5とクラッチ部材17との連結部31には、クラッチ部材17を断続部19の接続方向に移動させるカムが形成されている。
さらに、入力軸3の軸心側には、入力軸3と相対回転可能な駆動軸33が挿通され、入力軸3と駆動軸33との径方向間には、入力軸3の内部を区画するシール部材35が設けられ、シール部材35の軸方向位置は、断続部19より入力軸3側に位置されている。
図2に示すように、動力伝達装置1は、ケーシング37と、入力軸3と、変速ギヤ組39と、中間軸9と、方向変換ギヤ組41と、出力軸15と、クラッチ部材17と、操作機構21などから構成されている。
ケーシング37は、複数の分割ケースからなり、トランスミッションケース239側に設けられた組付部43でトランスミッションケース239に組み付けられ、ボルト45によって固定される。また、ケーシング37の複数の分割ケースの接合部にはシール手段としてのOリング47が配置されると共に、組付部43とトランスミッションケース239との間にはシール手段としてのOリング49が配置されている。このケーシング37内には、入力軸3と、変速ギヤ組39と、中間軸9と、方向変換ギヤ組41と、出力軸15と、クラッチ部材17と、操作機構21が収容されている。
入力軸3は、中空状に形成され、2つのベアリングが軸方向に並列して配置されたベアリング51を介してケーシング37に回転可能に支持されている。また、入力軸3は、軸方向一端側の外周にフロントデフ209のデフケース235(図1参照)が一体回転可能に連結されるスプライン形状の連結部53が形成されている。また、組付部43における入力軸3の外周面とトランスミッションケース239の内周面との径方向間には、ケーシング37の内部と外部とを区画するシール部材55が配置されている。この入力軸3には、連結部53に連結されたデフケース235から駆動力が入力され、この入力軸3に入力された駆動力によって変速ギヤ組39が回転駆動される。
変速ギヤ組39は、大径ギヤである入力ギヤ5と小径ギヤである中間ギヤ7とからなる円筒ヘリカルギヤ組で構成され、入力ギヤ5に入力された駆動力を変速する。入力ギヤ5は、軸方向両側を一対のベアリング57,59を介してケーシング37に回転可能に支持されている。この入力ギヤ5には、中間ギヤ7が噛み合っている。
中間ギヤ7は、中間軸9の一端側に連続する一部材で形成されている。この中間ギヤ7は、入力ギヤ5と噛み合うことにより、入力ギヤ5から伝達される駆動力を増速して中間軸9に伝達する。
中間軸9は、軸心が入力軸3と平行に配置され、軸方向両側を一対のベアリング61,63を介してケーシング37に回転可能に支持されている。この中間軸9の他端側外周には、スプライン形状の連結部65が形成され、中間軸9の外周に形成された段部と連結部65に固定される固定手段としてのワッシャ67との間で方向変換ギヤ組41を構成する中間出力ギヤ11が一体回転可能に連結されている。
方向変換ギヤ組41は、大径のリングギヤである中間出力ギヤ11と、小径のピニオンである出力ギヤ13とからなるベベルギヤ組で変速駆動されるように構成され、中間軸9に入力された駆動力を方向変換する。中間出力ギヤ11は、中間軸9に入力された駆動力によって回転駆動され、出力ギヤ13と噛み合っている。
出力ギヤ13は、出力軸15の一端に出力軸15と連続する一部材で形成されている。この出力ギヤ13は、中間出力ギヤ11と噛み合うことにより、中間出力ギヤ11から伝達される駆動力を方向変換して出力軸15に伝達する。
出力軸15は、軸心が中間軸9と直交する方向に配置され、軸方向両側を一対のベアリング69,71を介してケーシング37に回転可能に支持されている。この出力軸15の端部外周には、スプライン形状の連結部73が形成され、プロペラシャフト219(図1参照)側に連結された出力部材75が一体回転可能に連結され、ナット77によって軸方向位置が固定されている。また、出力部材75とケーシング37との間には、ケーシング37の内部と外部とを区画するシール部材79が配置されている。また、出力部材75には、シール部材79を飛び石などから保護するダストカバー81が配置されている。この出力軸15には、入力軸3と入力ギヤ5との間に配置されたクラッチ部材17の軸方向移動により、断続部19が接続されて入力軸3側から駆動力が伝達される。
クラッチ部材17は、凹凸形状の連結部31が形成され、入力ギヤ5に形成された凹凸形状の連結部に軸方向移動可能で一体回転可能に連結されている。この連結部31は、凹凸部の回転方向の対向面に同一傾斜のカムが形成されている。この連結部31のカムは、クラッチ部材17が断続部19の接続方向に移動され断続部19の接続によってクラッチ部材17が回転されたときに、互いの回転方向の対向面が係合することにより、クラッチ部材17をさらに断続部19の接続方向に移動させ、断続部19の接続を強化させる。このクラッチ部材17と入力軸3との軸方向間には、断続部19が設けられている。
断続部19は、入力軸3とクラッチ部材17との軸方向間に対向配置されクラッチ部材17の軸方向移動によって噛み合う対向歯27,29となっている。この対向歯27,29は、互いに噛み合うことによって、入力軸3と入力ギヤ5との間の動力伝達が可能となり、入力ギヤ5以降へ駆動力が伝達されて出力軸15に出力される。また、対向歯27,29の噛み合いが解除されると、クラッチ部材17が回転されないので、入力ギヤ5以降に駆動力が伝達されることがない。このため、断続部19の接続解除状態で、動力伝達装置1の駆動源からの駆動力によって回転駆動される箇所を最小限に抑えることができ、燃費を向上することができる。
ここで、入力軸3の軸心側には、フロントデフ209(図1参照)と前車軸213(図1参照)とを連結する駆動軸33が入力軸3と相対回転可能に挿通されている。この駆動軸33と入力軸3との径方向間には、入力軸3の内部を区画するシール手段及び摺動部材としてのXリングからなるシール部材35が設けられている。
このシール部材35は、軸方向位置が断続部19より入力軸3側に位置されている。このようにシール部材35を配置することにより、トランスミッションケース239側から入力軸3の内周と駆動軸33の外周との間を流通する潤滑油がケーシング37の内部に流入されることがなくなる。また、ケーシング37の内部にもトランスミッションケース239に収容された潤滑油とは異なる潤滑油が封入されているが、このケーシング37に収容された潤滑油は、変速ギヤ組39や方向変換ギヤ組41などのギヤによって掻き上げられながら循環される。
このため、断続部19が接続解除状態であるときには、潤滑油のケーシング37内での循環が抑制されることになるが、クラッチ部材17及び入力ギヤ5以降の部材は回転駆動されないので、ケーシング37内での摺動が少なくなり、ケーシング37内に封入させる潤滑油量を低減させることができる。なお、駆動軸33を支持するベアリング83に隣接するケーシング37と駆動軸33との間には断続部19が接続解除状態であっても摺動が発生するので、シール手段及び摺動部材としての無潤滑可能なXリング85が配置されると共に、ベアリング83も自己潤滑可能なシールベアリングとなっている。
このような断続部19を断続するクラッチ部材17は、中間軸9に配置された操作機構21によって軸方向移動操作される。操作機構21は、中間軸9の外周に配置された環状の非磁性材料からなる支持部材87上で中間ギヤ7と中間出力ギヤ11との軸方向間に配置され、電磁石23と、可動部材89と、シフトフォーク91とを備えている。
電磁石23は、ケーシング37に対して回り止め部材(不図示)などによって回り止めされ、電磁コイル93と、コア95とを備えている。電磁コイル93は、樹脂でモールド成形され、コア95に収容されている。コア95は、磁性材料から形成され、電磁コイル93に接続されるリード線(不図示)がケーシング37外部に引き出されてコントローラ(不図示)に接続されており、コントローラによって電磁コイル93への通電が制御されている。この電磁石23の内径側には、可動部材89が配置され、電磁石23への通電により可動部材89が移動操作される。
可動部材89は、プランジャ97と、移動部材99とを備えている。プランジャ97は、磁性材料から形成され、磁束が透過可能に設定されたエアギャップをもって電磁石23の内径側に配置されている。このプランジャ97の内周には、移動部材99が一体に固定されている。
移動部材99は、非磁性材料から形成され、プランジャ97の内周側から中間軸9側へ磁束が漏れることを防止している。また、移動部材99は、支持部材87の外周に軸方向移動可能に配置されている。また、移動部材99と中間出力ギヤ11との軸方向間には、移動部材99を断続部19の接続解除方向に付勢するリターンスプリング98が配置されている。この移動部材99には、シフトフォーク91が固定されている。
シフトフォーク91は、内径側が移動部材99の外周に移動部材99と軸方向に一体移動可能に固定されている。このシフトフォーク91の外径側は、クラッチ部材17に形成された環状の凹部からなる操作部25に嵌合されている。この操作部25は、軸方向位置が断続部19に近接して配置されており、クラッチ部材17の軸方向サイズが小型化されている。加えて、操作機構21の作動による断続部19の断続応答性が向上されている。このシフトフォーク91は、移動部材99の軸方向移動によって一体的に軸方向移動され、操作部25を介してクラッチ部材17を断続部19の接続方向に移動させ、断続部19を接続させる。
このように構成された動力伝達装置1では、電磁石23の励磁によりコア95とプランジャ97とを透過する磁束で形成される最短の磁束ループを有効に用いることによって、プランジャ97が中間出力ギヤ11側に移動操作され、移動部材99がリターンスプリング98の付勢力に抗して移動される(図2における中間軸9の半径方向上側に示す)。この可動部材89の移動により、シフトフォーク91が一体的に軸方向移動され、操作部25を介してクラッチ部材17が断続部19の接続方向に移動され、対向歯27,29が噛み合って断続部19が接続状態となる(図2における断続部19の半径方向下側に示す)。この断続部19の接続によって、入力軸3とクラッチ部材17との間の動力伝達が可能となり、入力ギヤ5以降に駆動力が伝達される。
また、断続部19の接続解除は、電磁石23への通電を停止することにより移動部材99がリターンスプリング98の付勢力によって中間ギヤ7側に移動操作される(図2における中間軸9の半径方向下側に示す)。この移動部材99の移動により、シフトフォーク91が一体的に軸方向移動され、操作部25を介してクラッチ部材17が断続部19の接続解除方向に移動され、対向歯27,29の噛み合いが解除されて断続部19が接続解除状態となる(図2における断続部19の半径方向上側に示す)。この断続部19の接続解除によって、入力軸3とクラッチ部材17との間の動力伝達が遮断され、入力ギヤ5以降への駆動力の伝達が遮断される。なお、このときには、上述したように図1に示すアクスルディスコネクト233も接続解除状態とされており、車両の走行による後輪229,231側からの回転がリヤデフ223に伝達されず、リヤデフ223から入力ギヤ5までの動力伝達系の部材が回転することがない。
このような動力伝達装置1では、入力ギヤ5に軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材17が連結され、入力軸3とクラッチ部材17との間に入力軸3と入力ギヤ5との間の動力伝達を断続する断続部19が設けられているので、断続部19の接続解除状態において、入力ギヤ5から先の動力伝達経路に駆動力が伝達されることがなく、燃費を向上することができる。加えて、中間軸9にクラッチ部材17の移動ストロークを確保する必要がなく、装置の軸方向サイズを小型化することができる。
また、中間軸9には、クラッチ部材17を軸方向に移動操作して断続部19を断続操作させる操作機構21が配置されているので、入力軸3の周囲に配置される周辺部材との干渉を抑制でき、操作機構21の設計変更を容易にして断続部19の断続特性を向上することができる。加えて、動力伝達装置1の径方向外側に張り出す部材がなくなり、装置の径方向サイズを小型化することができる。
従って、このような動力伝達装置1では、断続部19の接続解除状態で中間軸9側に駆動力が伝達されることがなく、装置の軸方向サイズや径方向サイズを小型化することができるので、燃費向上を図りつつ、小型化することができる。
また、操作機構21は、電磁石23を有するので、小型の起動源である電磁石23をケーシング37の内部に配置させることができ、装置を小型化することができる。加えて、操作機構21の作動が電磁石23への通電によって制御されるので、クラッチ部材17の操作精度を向上することができ、断続部19の断続特性を向上することができる。
さらに、クラッチ部材17には、操作機構21によって軸方向移動操作される操作部25が設けられ、断続部19と操作部25とは、軸方向位置が互いに近接して配置されているので、クラッチ部材17の軸方向サイズを小型化することができると共に、操作機構21の作動による断続部19の断続応答性を向上することができる。
また、操作機構21は、中間ギヤ7と中間出力ギヤ11との軸方向間に配置されているので、操作機構21が中間軸9上で軸方向に張り出すことがなく、装置を小型化することができる。
さらに、断続部19は、入力軸3とクラッチ部材17との軸方向間に対向配置されクラッチ部材17の軸方向移動によって噛み合う対向歯27,29であるので、クラッチ部材17の軸方向の移動ストロークを縮小することができると共に、断続部19の接続における安定性を向上することができる。
また、入力ギヤ5とクラッチ部材17との連結部31には、クラッチ部材17を断続部19の接続方向に移動させるカムが形成されているので、断続部19の接続状態を確実に保持することができる。
さらに、入力軸3と駆動軸33との径方向間に設けられたシール部材35は、軸方向位置が断続部19より入力軸3側に位置されているので、断続部19がどのような状態であっても、入力軸3の内周と駆動軸33の外周との間を流通する潤滑油が断続部19側に流入することがなく、潤滑油の混入を防止することができる。
(第2実施形態)
図3を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係る動力伝達装置101は、入力ギヤ5には、軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材103が連結され、入力軸3とクラッチ部材103との間には、入力軸3と入力ギヤ5との間の動力伝達を断続する断続部19が設けられ、中間軸9には、クラッチ部材103を軸方向に移動操作して断続部19を断続操作させる操作機構105が配置されている。
また、操作機構105は、カム機構107を有している。なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、得られる効果は同一である。
図3に示すように、クラッチ部材103は、外周側にスプライン形状の連結部109が形成され、入力ギヤ5の内周側に形成されたスプライン形状の連結部に軸方向移動可能で一体回転可能に連結されている。このクラッチ部材103は、中間軸9に配置された操作機構105によって軸方向移動操作される。操作機構105は、中間軸9の外周上で中間ギヤ7と中間出力ギヤ11との軸方向間に配置され、カム機構107と、シフトフォーク111とを備えている。
カム機構107は、ギヤ部材113と、カムリング115と、カムボール117とを備えている。ギヤ部材113は、内径側がニードルベアリング119を介して中間軸9と相対回転可能に配置されている。また、ギヤ部材113と中間軸9との軸方向間には、カム機構107で生じるスラスト反力を受けるスラストベアリング121が配置されている。このギヤ部材113は、電動モータ(不図示)のモータ軸と噛み合っており、電動モータの作動によって回転駆動される。
カムリング115は、ギヤ部材113の外周上に軸方向移動可能に配置され、ケーシング37に対して回り止めがなされている。このカムリング115は、カム機構107で生じるスラスト力によって中間出力ギヤ11側に軸方向移動され、シフトフォーク111を押圧移動させる。
カムボール117は、ギヤ部材113とカムリング115とに周方向に形成されたカム面を対向させ、このカム面間に介在されている。このカムボール117は、ギヤ部材113の回転によってギヤ部材113とカムリング115との間に差回転が生じることにより、カムリング115を中間出力ギヤ11側へ軸方向押圧移動させるカムスラスト力を発生させる。このカム機構107によってシフトフォーク111が軸方向移動操作される。
シフトフォーク111は、ギヤ部材113の外周上に軸方向移動可能に配置されると共に、カムリング115と軸方向に隣接配置されている。また、シフトフォーク111と中間出力ギヤ11との軸方向間には、シフトフォーク111を断続部19の接続解除方向に付勢するリターンスプリング123が配置されている。このシフトフォーク111は、カム機構107のカムスラスト力の発生によるカムリング115の軸方向移動によって、リターンスプリング123の付勢力に抗して軸方向に押圧移動され、操作部25を介してクラッチ部材103を断続部19の接続方向に移動させ、断続部19を接続させる。
このように構成された動力伝達装置101では、電動モータの作動によりギヤ部材113とカムリング115との間に差回転が生じることによって、カムリング115が中間出力ギヤ11側に移動操作され、シフトフォーク111がリターンスプリング123の付勢力に抗して押圧移動される。このシフトフォーク111の移動により、操作部25を介してクラッチ部材103が断続部19の接続方向に移動され、対向歯27,29が噛み合って断続部19が接続状態となる。この断続部19の接続によって、入力軸3とクラッチ部材103との間の動力伝達が可能となり、入力ギヤ5以降に駆動力が伝達される。
また、断続部19の接続解除は、電動モータを逆回転に作動させることによりギヤ部材113が逆回転し、カムボール117が初期位置に配置される。このとき、シフトフォーク111がリターンスプリング123の付勢力によって中間ギヤ7側に移動操作され、カムリング115が初期位置に配置される。このシフトフォーク111の移動により、操作部25を介してクラッチ部材103が断続部19の接続解除方向に移動され、対向歯27,29の噛み合いが解除されて断続部19が接続解除状態となる。この断続部19の接続解除によって、入力軸3とクラッチ部材103との間の動力伝達が遮断され、入力ギヤ5以降への駆動力の伝達が遮断される。
このような動力伝達装置101では、入力ギヤ5に軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材103が連結され、入力軸3とクラッチ部材103との間に入力軸3と入力ギヤ5との間の動力伝達を断続する断続部19が設けられているので、断続部19の接続解除状態において、入力ギヤ5から先の動力伝達経路に駆動力が伝達されることがなく、燃費を向上することができる。加えて、中間軸9にクラッチ部材103の移動ストロークを確保する必要がなく、装置の軸方向サイズを小型化することができる。
また、中間軸9には、クラッチ部材103を軸方向に移動操作して断続部19を断続操作させる操作機構105が配置されているので、入力軸3の周囲に配置される周辺部材との干渉を抑制でき、操作機構105の設計変更を容易にして断続部19の断続特性を向上することができる。加えて、動力伝達装置101の径方向外側に張り出す部材がなくなり、装置の径方向サイズを小型化することができる。
従って、このような動力伝達装置101では、断続部19の接続解除状態で中間軸9側に駆動力が伝達されることがなく、装置の軸方向サイズや径方向サイズを小型化することができるので、燃費向上を図りつつ、小型化することができる。
また、操作機構105は、カム機構107を有しているので、小さな起動力で大きなクラッチ部材103の操作力を発生させることができ、装置を小型化しつつ、クラッチ部材103の操作安定性を向上することができる。
なお、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置では、操作機構を作動させる起動源として電磁石や電動モータを例示しているが、油圧シリンダ−ピストンやシフトフォークを直接移動させるシフトロッドなどクラッチ部材を軸方向移動操作できる構成であれば、操作機構を作動させる起動源はどのような形態であってもよい。
また、クラッチ部材は、断続部が接続解除された状態で、入力軸あるいは入力ギヤのいずれかに軸方向移動可能で一体回転可能に連結されていてもよい。クラッチ部材を入力ギヤ側に常時連結させておけば、断続部が接続解除状態で、クラッチ部材を静止させることができ、摺動部の摺動抵抗や潤滑オイルの撹拌抵抗を低減できる。一方、クラッチ部材を入力軸側に常時連結させておけば、クラッチ部材を常時回転させることにより摺動部への潤滑オイルの取り込みができ、クラッチ部材の作動レスポンスを向上させることができる。
1,101…動力伝達装置
3…入力軸
5…入力ギヤ
7…中間ギヤ
9…中間軸
11…中間出力ギヤ
13…出力ギヤ
15…出力軸
17,103…クラッチ部材
19…断続部
21,105…操作機構
23…電磁石
25…操作部
27,29…対向歯
31…連結部
33…駆動軸
35…シール部材

Claims (7)

  1. 駆動力が入力される入力軸と、この入力軸に入力された駆動力によって回転駆動される入力ギヤと、この入力ギヤと噛み合う中間ギヤと、この中間ギヤと一体回転可能に設けられた中間軸と、この中間軸と一体回転可能に設けられた中間出力ギヤと、この中間出力ギヤと噛み合う出力ギヤと、この出力ギヤと一体回転可能に設けられた出力軸とを備えた動力伝達装置であって、
    前記入力ギヤと前記入力軸とのいずれか一方には、軸方向移動可能で一体回転可能にクラッチ部材が連結され、前記入力軸と前記クラッチ部材との間には、前記入力軸と前記入力ギヤとの間の動力伝達を断続する断続部が設けられ、前記中間軸には、前記クラッチ部材を軸方向に移動操作して前記断続部を断続操作させる操作機構が配置されていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置であって、
    前記クラッチ部材には、前記操作機構によって軸方向移動操作される操作部が設けられ、前記断続部と前記操作部とは、軸方向位置が互いに近接して配置されていることを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記操作機構は、前記中間ギヤと前記中間出力ギヤとの軸方向間に配置されていることを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動力伝達装置であって、
    前記断続部は、前記入力軸と前記クラッチ部材との軸方向間に対向配置され前記クラッチ部材の軸方向移動によって噛み合う対向歯であることを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の動力伝達装置であって、
    前記入力ギヤと前記クラッチ部材との連結部には、前記クラッチ部材を前記断続部の接続方向に移動させるカムが形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の動力伝達装置であって、
    前記入力軸の軸心側には、前記入力軸と相対回転可能な駆動軸が挿通され、前記入力軸と前記駆動軸との径方向間には、前記入力軸の内部を区画するシール部材が設けられ、前記シール部材の軸方向位置は、前記断続部より前記入力軸側に位置されていることを特徴とする動力伝達装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の動力伝達装置であって、
    前記操作機構は、電磁石を有することを特徴とする動力伝達装置。
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