JP2012218408A - 操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アーム30の端部に設けられた第3回動軸は、操作パネル20が装置本体11から立ち起こされることにより、第1ガイド部材40の第3凹部45から、第2凹部44を経て第1凹部43へ移動される。第2ガイド部材50の第4回動軸52は、操作パネル20の回動基端から遠い側に設けられている。よって、第3回動軸は、操作パネル20が第2姿勢にあるときよりも、第1中間姿勢にあるときの方が、移動し難い。その結果、ユーザが操作パネル20を押し易く操作パネル20が大きな力により押されるおそれのある第1中間姿勢においても、操作パネル20は、アーム30により、揺れ動くことなく確実に支持される。
【選択図】図2
Description
図2(A)に示されるように、装置本体11は、後述の操作パネル20が配置される開口12を上壁11Aに備えている。また、装置本体11は、操作パネル20に設けられた左右一対の第1回動軸26を受ける不図示の軸受けを備えている。軸受けは、例えば、第1回動軸26が挿入される孔が設けられたリブである。装置本体11は、軸受けにより、操作パネル20を回動可能に支持する。
図1に示されるように、操作パネル20は、厚みの薄い扁平な直方体状に形成された回動体21と、回動体21に収容されたタッチパネル14とを備えている。
図1に示されるチルト機構13は、左右一対のアーム30、第1ガイド部材40、第2ガイド部材50、及び付勢部材60を備えている。左側のアーム30は不図示である。
図3(A)〜(E)に示されるように、アーム30は、棒状に形成された基部31と、基部31の長手方向35の一端部から突出された第2回動軸32と、他端部から突出された第3回動軸33とを備えている。第2回動軸32と第3回動軸33とは、長手方向35と直交する第1向き36へそれぞれ突出されている。
図2(A)に示される第1ガイド部材40は、取付ネジなどの固着部材を用いて、又はスナップフィットにより、装置本体11に取り付けられている。第1ガイド部材40は、後方斜め下向きの第2向き72に沿って設けられた第1把持部41を備えている。第2向き72に沿う方向は、延出方向の一例である。
図4(A)〜(E)に示されるように、第2ガイド部材50は、第2向き72へ沿って設けられた第2把持部51と、第2把持部51から突出された第4回動軸52とを備えている。図4(B)に示されるように、第4回動軸52は、突出の先端部が左右方向9からの側面視において概ね半円状となるように形成されている。第4回動軸52は、第1ガイド部材40に設けられた第2軸受凹部48(図2(A))に嵌め込まれている。
図5(A)〜(E)に示される付勢部材60は、金属板を折り曲げた板バネにより構成されている。付勢部材60は、第1ガイド部材40の挿入溝49(図2(A))に挿入された固定片61と、固定片61から第4向き75へ延びる自由片62とを備えている。図2(A)に示されるように、付勢部材60は、自由片62(図5)において、第2ガイド部材50の第2把持部51(図4)の第3向き73側の面に当接し、第2ガイド部材50を第1ガイド部材40側へ弾性付勢している。第2ガイド部材50は、付勢部材60により、第1ガイド部材40に押圧される。
操作パネル20が図2(A)の第1姿勢にあるとき、アーム30の第3回動軸33(図3)は、第3凹部45及び第6凹部56に嵌っている。第1姿勢にある操作パネル20の回動先端部21Aがユーザにより持ち上げられると、操作パネル20が第1回動軸26の中心軸線周りに第1回動向き76へ回動される。そうすると、アーム30は、操作パネル20に対して回動し、装置本体11から立ち上がる。アームの第3回動軸33は、第4向き75へ移動される。
操作パネル20は、装置本体11の上壁11Aに設けられているから、第2姿勢にあるときよりも、第1中間姿勢にあるときの方が、大きな力によってユーザに押され易い。また、操作パネル20の重量によってアーム30の第3回動軸33が第2向き72へ押される力は、操作パネル20が第2姿勢にあるときよりも、第1中間姿勢にあるときの方が大きくなる。よって、アーム30の第3回動軸33は、操作パネル20が第2姿勢にあるときよりも、第1中間姿勢にあるときの方が、大きな力により第2向き72へ押され易い。
本変形例では、第2ガイド部材50及び付勢部材60(図2(A))に代えて、図7に示される第2ガイド部材90が用いられている。また、第1ガイド部材40に代えて第1ガイド部材110が用いられている。第1ガイド部材110の構成は、第2軸受凹部48(図2(A))が設けられていないこと以外は、第1ガイド部材40の構成とほぼ同じである。
上述の実施形態では、操作パネル20が装置本体11(図2(A))の上面側に配置された構成が説明されたが、本変形例では、図9(A)に示されるように、操作パネル20が装置本体11の前壁11Bに設けられた開口16に配置された構成が説明される。本変形例では、第1ガイド部材40の代わりに第1ガイド部材100が用いられている。
上述の実施形態では、第1ガイド部材40と第2ガイド部材50とが上下に配置された例が説明され、上述の変形例2では、第1ガイド部材100と第2ガイド部材50とが前後に配置された例が説明された。しかしながら、第1ガイド部材40又は第1ガイド部材100と、第2ガイド部材50とは、左右方向9に対向して配置されていてもよい。
11・・・装置本体
14・・・タッチパネル
21・・・回動体
30・・・アーム
40・・・第1ガイド部材
41・・・第1把持部
50・・・第2ガイド部材
51・・・第2把持部
52A・・中心軸線(軸線)
60・・・付勢部材
90・・・第2ガイド部材
92・・・自由片(第2把持部)
100・・第1ガイド部材
105・・第1把持部
110・・第1ガイド部材
Claims (7)
- 装置本体と、
上記装置本体の上面側に配置されて回動可能に支持されており、上記装置本体へ倒伏した第1姿勢、及び上記装置本体から起立した第2姿勢に回動可能な回動体と、
上記回動体に設けられており、上記装置本体側への押し操作を受け付ける操作部と、
上記装置本体に設けられており、上記回動体の回動基端から離れる向きへ延出された第1把持部を有する第1ガイド部材と、
上記第1把持部と対向して上記回動体の回動基端から離れる向きへ延出された第2把持部を有しており、上記回動体の回動の中心軸線に沿い、且つ上記回動体の回動基端に対して遠い側に位置する軸線周りに回動可能であって、上記第1ガイド部材側へ弾性付勢された第2ガイド部材と、を備えており、
上記回動体に回動可能に設けられており、回動先端部が上記回動体の回動に伴って上記第1把持部と上記第2把持部との間を移動するアームと、を備えており、
上記第1把持部及び上記第2把持部の少なくともいずれか一方は、上記アームの回動先端部が移動する側にその延出方向に沿って連続する凹凸形状を有するものである操作装置。 - 装置本体と、
上記装置本体の鉛直方向に沿う面側に配置されて回動可能に支持されており、上記装置本体へ倒伏した第3姿勢、及び上記装置本体から起立した第4姿勢に回動可能な回動体と、
上記回動体に設けられており、上記装置本体側への押し操作を受け付ける操作部と、
上記装置本体に設けられており、上記回動体の回動基端から離れる向きへ延出された第1把持部を有する第1ガイド部材と、
上記第1把持部と対向して上記回動体の回動基端から離れる向きへ延出された第2把持部を有しており、上記回動体の回動の中心軸線に沿い、且つ上記回動体の回動基端に対して遠い側に位置する軸線周りに回動可能であって、上記第1ガイド部材側へ弾性付勢された第2ガイド部材と、を備えており、
上記回動体に回動可能に設けられており、回動先端部が上記回動体の回動に伴って上記第1把持部と上記第2把持部との間を移動するアームと、を備えており、
上記第1把持部及び上記第2把持部の少なくともいずれか一方は、上記アームの回動先端部が移動する側にその延出方向に沿って連続する凹凸形状を有するものである操作装置。 - 上記第2ガイド部材を弾性付勢する板バネを備えたものである請求項1又は2に記載の操作装置。
- 上記第2ガイド部材は、板バネにより構成されたものである請求項1又は2に記載の操作装置。
- 上記第1把持部と上記第2把持部とは、上下に配置されたものである請求項1から4のいずれかに記載の操作装置。
- 上記第1把持部と上記第2把持部とは、水平方向に対向するものである請求項1から4のいずれかに記載の操作装置。
- 上記操作部は、タッチパネルである請求項1から6のいずれかに記載の操作装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016024265A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | セイコーエプソン株式会社 | 開閉体の開閉装置及び画像読取装置 |
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-
2011
- 2011-04-13 JP JP2011089555A patent/JP5803230B2/ja active Active
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