JP5864115B2 - プリンタ - Google Patents
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Description
しかしながら、筐体の背面側には電源ケーブルや外部機器との通信を行うための通信ケーブル等を接続するための接続コネクタ部が形成されている場合が多い(例えば、特許文献1参照)。そのため、これら電源ケーブルや通信ケーブル等が邪魔になってしまい、縦置き姿勢でサーマルプリンタを安定して設置することが難しいものであった。
(1)本発明に係るプリンタは、記録紙が巻回されたロール紙が内部に収納され、該ロール紙から引き出されて印刷がなされた記録紙を外部に排出させる排出口が形成された筐体と、外部ケーブルを接続可能な外部コネクタ部が形成された外装体を有し、前記外部コネクタ部を露出させた状態で前記筐体の内部に離脱自在に装着される分離ユニットと、を備え、前記筐体の外面のうち前記排出口が形成された排出面以外の少なくとも異なる2つの外面には、前記分離ユニットを収容可能な収容部がそれぞれ形成され、前記分離ユニットの収容時、前記外部コネクタ部は電気接続部材を介して筐体内に配設された回路基板に電気接続されることを特徴とする。
ところで、筐体の外面のうち、排出口が形成された排出面以外の少なくとも異なる2つの外面には、上記分離ユニットが収容される収容部がそれぞれ形成されており、分離ユニットをいずれかの収容部に選択的に収容することが可能である。
特に、従来のマウントキットのように別部品を用いる必要がないうえ、分離ユニットを収容部に収容して、筐体に対して組み合わせるだけで容易に外部ケーブルの向きを変更できるので、手間がかからず使い易い。また、マウントキットが不要であるので、より狭い設置スペースに設置し易いうえコスト削減を図り易い。
図1から図4に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、ロール紙Rから引き出された記録紙(感熱紙)Pに印刷を行って、該記録紙Pをチケットやレシート等として利用することができるプリンタであって、該プリンタはケーシング2(筐体)内に収められている。
また、プリンタカバー3を閉めたときに、図1に示すように、プリンタカバー3自身の先端とケーシング2との間に若干の隙間が空くように設計されており、この隙間を利用してケーシング2の内部から記録紙Pを外部に引き出すことが可能とされている。つまり、この隙間は記録紙Pの排出口9として機能する。よって、本実施形態では、ケーシング2の上面2aは排出口9が形成された排出面とされている。
サーマルヘッド4の両側には、該サーマルヘッド4を間に挟んで向かい合うように一対の収容プレート10が設けられている。これら収容プレート10には、プリンタカバー3が閉じられたときに、プラテンローラ5を軸支する軸受け部15が収容される収容凹部10aがそれぞれ形成されている。また、一方の収容プレート10の外側には、図示しないプラテン用モータによって回転する歯車列11が設けられている。この歯車列11は、後述する従動歯車17に回転力を伝達してプラテンローラ5を回転させる役割を担っている。
この点について簡単に説明すると、プラテンローラ5の両端から外方に延在するシャフト5aには、円筒状の軸受け部15がそれぞれ被せられており、これら軸受け部15がプリンタカバー3の内面に垂下された支持板16に固定されることで、プラテンローラ5が回動可能に取り付けられている。なお、プラテンローラ5のシャフト5aには、一方の軸受け部15を間に挟んで従動歯車17が連結されている。
これらのことによりプラテンローラ5は、ロール紙Rから引き出された記録紙Pをサーマルヘッド4との間で圧接しながら紙送りして、排出口9から外部に排出させることが可能とされている。
上記ロックは、ケーシング2に設けられた操作部18を押し下げ操作することで解除がなされる。この操作部18は、ケーシング2の上面2a、前面2c及び一方の左右面2eがそれぞれ交差する角部に配設されている。
上記いずれの姿勢で設置を行ったとしても安定的な設置を図るために、図4及び図5に示すようにケーシング2の底面2b及び背面2dには、それぞれゴム等からなる脚部20が設けられている。
具体的には、外部コネクタ部32が背面2d(図4参照)、又は底面2b(図5及び図6参照)に向くように、図7及び図8に示すように収容部25内に設けられた板ばね部材(支持部材)33によって外装体31が回動自在に支持されている。
なお、サブ基板34は、外装体31に取り付けられたホルダ板35に支持されている。
つまり、本実施形態では、スリット33aに沿って突起部36を移動させるように外装体31を着脱することが可能とされているうえ、突起部36をブッシング33b内に嵌め込むことで図7及び図10に示すように外装体31を回動自在に保持することが可能とされている。
この位置決め部材37は、上記板ばね部材33と同様に、外装体31を間にして左右方向に向かい合うように配設されており、左右方向内側に弾性復元変形する板ばね部37aと、この板ばね部37aの先端部に形成され、左右方向内側に向けて突出した凸部37bと、を備えている。
このケーブル42は、可撓性を有する長尺なリード線42aと、このリード線42aの両端に取り付けられたプラグコネクタ42bと、で構成されており、プラグコネクタ42bがレセプタクルコネクタ40、41にそれぞれ嵌め込まれることで上記電気的接続がなされている。
従って、外部コネクタ部32が背面2d側又は底面2b側のいずれの方向に向いていたとしても、外部コネクタ部32はサブ基板34及びケーブル42を介してメイン基板19に電気接続がなされている。なお、サブ基板34、両レセプタクルコネクタ40、41及びケーブル42は、外部コネクタ部32をメイン基板19に電気接続する電気接続部材45として機能する。
次に、上述したように構成されたサーマルプリンタ1の作動について説明する。
はじめに、コネクタユニット30の外部コネクタ部32が図4に示すように背面2d側を向き、底面2b側を下向きにした平置き姿勢で設置されているものとする。この状態において、図11に示すようにサブ基板34及びケーブル42を介して外部コネクタ部32とメイン基板19とが電気接続されているので、各種の外部ケーブル(電源ケーブルや通信ケーブル等)を外部コネクタ部32に接続することで、サーマルプリンタ1への電力供給や外部機器との間における各種の通信を行える。
そして、この印刷された記録紙Pは、図1に示すように、ケーシング2の上面2aに形成された排出口9を通じてサーマルプリンタ1の上方に向けて排出される。
この場合には、図11に示す状態において、突起部36の中心軸線M(図10参照)を中心としてコネクタユニット30の外装体31を時計方向に回動させる。すると、位置決め部材37の凸部37bが外装体31によって左右方向の外側に押されるので、板ばね部37aは先端部が互いに左右方向の外側に開くように弾性変形する。これにより、外装体31を回動動作させることができる。なお、このとき凸部37bは板ばね部37aの弾性復元変形力を受けているので、外装体31の側面に押し当たった状態となっている。
そして、上記したように外部コネクタ部32の向きを底面2b側に向けた後、図5に示すように背面2d側を下向きにした縦置き姿勢に変更する。これにより、外部ケーブルに邪魔されることなくサーマルプリンタ1の姿勢を変更することがき、印刷された記録紙Pが前方に排出される形態で使用することができる。
このように構成されている場合であっても、同様の作用効果を奏効することができる。なお、リード線42aを利用した場合には、コネクタユニット30の回動に伴って収容部25内でリード線42aが動いてしまいリード線42a自体又は周辺部材に擦れ等が生じる可能性があるが、ヒンジコネクタ50を利用した場合にはその可能性がないので、好ましい。
この場合のコネクタユニット60の外装体61は、図14から図17に示すように外部コネクタ部32が取り付けられた支持プレート62と、支持プレート62の左右両端に取り付けられ、該コネクタユニット60の挿脱時に把持可能な把持枠63と、で構成されている。
なお、コネクタユニット60を一方の収容部25内に収容した際、図14から図16に示すように、他方の収容部25の収容開口部はカバープレート66が締結ねじ65によって固定されてメクラがなされる。
このように、コネクタユニット60をいずれの収容部25内に装着したとしても、外部コネクタ部32は、サブ基板34、プラグコネクタ69及びレセプタクルコネクタ67、68を介してメイン基板19に電気接続がなされる。
なお、これらサブ基板34、プラグコネクタ69及びレセプタクルコネクタ67、68は、電気接続部材70として機能する。
R…ロール紙
1…サーマルプリンタ(プリンタ)
2…ケーシング(筐体)
2a…ケーシングの上面(排出面)
2b…ケーシングの底面(第1の外面)
2d…ケーシングの背面(第2の外面)
9…排出口
19…メイン基板(回路基板)
25…収容部
30、60…コネクタユニット(分離ユニット)
32…外部コネクタ部
31、61…外装体
33…板ばね部材(支持部材)
37…位置決め部材
45、70…電気接続部材
50…ヒンジコネクタ(電気接続部材)
Claims (3)
- 記録紙が巻回されたロール紙が内部に収納され、該ロール紙から引き出されて印刷がなされた記録紙を外部に排出させる排出口が形成された筐体と、
外部ケーブルを接続可能な外部コネクタ部が形成された外装体を有し、前記外部コネクタ部を露出させた状態で前記筐体の内部に嵌合により離脱自在に装着される分離ユニットと、
前記筐体の互いに隣り合う第1の外面及び第2の外面に亘って連続的に形成され、前記分離ユニットを収容可能な収容部と、
前記収容部内に設けられ、前記外部コネクタ部が前記第1の外面又は前記第2の外面に向くように、前記外装体を回動自在に支持する支持部材と、を備え、
前記分離ユニットの収容時、前記外部コネクタ部は電気接続部材を介して筐体内に配設された回路基板に電気接続され、
前記第1の外面を下向きとした第1姿勢で前記筐体が設置された場合、前記外部コネクタ部が前記第2の外面を向いた状態で支持され、かつ、
前記第2の外面を下向きとした第2姿勢で前記筐体が設置された場合、前記外部コネクタ部が前記第1の外面を向いた状態で支持されることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1に記載のプリンタにおいて、
前記収容部内には、前記外部コネクタ部を前記第1の外面又は前記第2の外面に向けた状態で前記外装体を位置決めさせる位置決め部材が設けられていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1又は2に記載のプリンタにおいて、
前記排出面は、前記筐体の上面とされ、
前記第1の外面が前記筐体の底面とされ、前記第2の外面が前記筐体の背面とされていること特徴とするプリンタ。
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