JP2012212830A5 - - Google Patents
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- 複数個のR−T−B系(RはYを含む希土類元素の少なくとも1種、TはFeまたはFeとCo)焼結磁石を準備する工程Aと、
RH供給源(RH供給源は、重希土類元素RHからなる金属又は重希土類元素RHを25原子%以上含む合金であって、RHはDy及び/又はTbである。)を準備する工程Bと、
前記RH供給源が前記複数個のR−T−B系焼結磁石の一部に対向し、かつ離間した状態で、前記複数個のR−T−B系焼結磁石と前記RH供給源とを配置する工程Cと、
減圧雰囲気中において、相互に離間した状態にある前記複数個のR−T−B系焼結磁石および前記RH供給源を加熱し、前記RH供給源から重希土類元素RHを蒸発させ、前記重希土類元素RHの蒸気を前記RH供給源と対向する前記複数個のR−T−B系焼結磁石の一部の対向面に供給することによって、R−T−B系焼結磁石への前記重希土類元素RHの供給とR−T−B系焼結磁石内部への前記重希土類元素RHの拡散を同時に行う工程Dと、
前記減圧雰囲気中において、前記複数個のR−T−B系焼結磁石と前記RH供給源を離間及び加熱した状態で互いの配置関係を変化させ、前記複数個のR−T−B系焼結磁石の前記一部の対向面とは異なる他の一部の対向面に前記重希土類元素RHの蒸気を供給することによって、R−T−B系焼結磁石への前記重希土類元素RHの供給とR−T−B系焼結磁石内部への前記重希土類元素RHの拡散を同時に行うとともに、前記工程Dにて磁石内部に拡散された前記重希土類元素RHをさらに拡散させる工程Eと、
を含む、R−T−B系焼結磁石の製造方法。 - 前記工程Cは、
少なくとも1つの開口部を有する処理容器の中に前記複数個のR−T−B系焼結磁石を挿入する工程c1と、
前記処理容器の外部に前記RH供給源を配置し、前記処理容器の開口部を介して、前記RH供給源を前記複数個のR−T−B系焼結磁石の一部に対向させる工程c2と、
を含む、請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。 - 前記工程Dおよび工程Eは、前記処理容器の運動によって前記RH供給源に対する前記複数個のR−T−B系焼結磁石の配置関係を変化させながら実行する、請求項2に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記工程Dおよび工程Eは、前記RH供給源に対する前記複数個のR−T−B系焼結磁石の配置関係を変化させながら実行し、
前記配置関係は、前記RH供給源から見たとき、前記複数個のR−T−B系焼結磁石に含まれる一部のR−T−B系焼結磁石の陰に他のR−T−B系焼結磁石が位置するようにして変化させられる、請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。 - 前記複数個のR−T−B系焼結磁石に含まれる各々のR−T−B系焼結磁石の表面のうち、前記RH供給源から蒸発した前記重希土類元素RHの蒸気が供給される領域が、前記配置関係の変化に伴って変化する、請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 減圧雰囲気が10-3Pa〜10Paである請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記複数個のR−T−B系焼結磁石と前記RH供給源とを同時に加熱し、加熱温度が800℃〜950℃である請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記複数のR−T−B系焼結磁石と前記RH供給源とを別々に加熱し、前記複数個のR−T−B系焼結磁石の加熱温度が800℃〜950℃、前記RH供給源の加熱温度が650℃〜1200℃である請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 第1の加熱装置によって前記複数個のR−T−B系焼結磁石と前記RH供給源とを同時に加熱するとともに、第2の加熱装置によって前記RH供給源のみを加熱する請求項7に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記処理容器は、前記少なくも1つの開口部を上部に有するボウル状容器であり、
前記工程Eは、前記処理容器内に配置された攪拌羽根によって前記複数個のR−T−B系焼結磁石を攪拌することにより、前記複数個のR−T−B系焼結磁石と前記RH供給源との配置関係を変化させる工程を含む、請求項2に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。 - 前記処理容器は、複数の開口部を外周面に有する筒状容器であり、
前記工程Eは、前記処理容器を回転させることにより、前記複数個のR−T−B系焼結磁石を攪拌する工程を含む、請求項2に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。 - 前記処理容器の外周面は、複数の穴を有する金属板又は合金板から形成されており、前記開口部は、当該複数の穴によって構成されている請求項11に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記処理容器の外周面は、金属製又は合金製の網から形成されており、前記開口部は、前記網の網目によって構成されている請求項11に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記処理容器の外周面の面積に対する前記開口部の合計面積によって規定される開口率が40%以上である請求項12又は13に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記工程Eにおいて、前記処理容器を0.2〜1rpmで回転させる請求項11に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記RH供給源の表面と前記処理容器との間には、前記RH供給源の表面から蒸発した前記重希土類元素RHの蒸気を、前記RH供給源の表面の面積よりも小さい面積を有する領域に収束させる収束部材を有する請求項2に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記処理容器の内部空間の20〜50体積%の部分に、前記複数個のR−T−B系焼結磁石を収容する請求項11に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記離間距離が300mm以下である請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
- 前記工程Dおよび工程Eを実行した後、雰囲気圧力を増加させることにより、前記重希土類元素RHの蒸気の供給を停止又は減少させる工程と、
前記重希土類元素RHの蒸気の供給を停止又は減少した状態において、前記複数個のR−T−B系焼結磁石を加熱する工程と、
を含む請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。 - 前記工程Dおよび工程Eを実行した後、前記RH供給源の加熱を停止することにより、前記重希土類元素RHの蒸気の供給を停止又は減少させる工程と、
前記重希土類元素RHの蒸気の供給を停止又は減少した状態において、前記複数個のR−T−B系焼結磁石を加熱する工程と、
を含む請求項1に記載のR−T−B系焼結磁石の製造方法。
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