JP2012211405A - 涼感性編地 - Google Patents

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Abstract

【課題】夏季に薄着となった際でも透け感がなく、日焼けが防止され、かつ吸水拡散性能に優れた涼感性編地を提供する。
【解決手段】本発明の涼感性編地は、1.0〜5.0質量%の酸化チタンを含有する異形度2.0〜10.0の異形断面ポリエステル繊維およびセルロース系フィラメント繊維を含む混繊糸条を30質量%以上含有する涼感性編地であって、前記混繊糸条におけるセルロース系フィラメント繊維の混用率が30〜80%であり、かつ1インチ間のコース数Cと1インチ間のウェール数Wの積で表される編地密度が1000以上であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、透け防止性(日焼け防止性)、吸水拡散性に優れた涼感性編地に関する。
従来、涼感性を追求した編地が数多く提案されている。このような編地は、運動用衣料用途、婦人・紳士用下着用途などにおいて好適に用いられている。涼感性が向上された編地として、例えば、特許文献1においては、セルロースマルチフィラメントと、1.2〜2.2の異形度を有する合繊マルチフィラメントの混繊糸が、該編地表面の70%以上を占有してなる編地が開示されている。この編地は、清涼性、汗処理性(吸水拡散性)、吸湿性を有するものである。
しかしながら、特許文献1の場合は、近年の著しい猛暑等の環境変化にともない、涼感性を継続させることが困難な場合があった。さらに、夏季に薄着になる際には、下着が透けて見えたり、紫外線が透過することに起因して日焼けをしたりしてしまう場合があった。
また、特許文献2には、ポリエーテルエステル系化合物が繊維形成性重合体に分散および/または含有されているエステルフィラメントを用いることにより、接触冷感機能が付与された織編物を得ることが開示されている。しかしながら、特許文献2の場合は、発汗時の汗処理は良好なものの、接触冷感が低すぎるため、実際の着用環境によっては不快なものとなってしまう場合があった。
また、特許文献3には、透け防止性に優れた布帛を製造する方法として、芯成分に艶消剤、鞘成分に蛍光増白剤が含有されており、芯成分の横断面が回転対照形である芯鞘複合糸で布帛を構成する方法が開示されている。さらに、特許文献4には、二酸化チタンを1〜20質量%含有するポリエステルを芯成分とし、ポリエステルを鞘成分とした芯鞘型ポリエステル繊維で布帛を構成する方法が記載されている。さらに、特許文献5には、繊維断面がW字型であるポリエステル繊維で布帛を構成する方法が記載されている。
特許文献3や特許文献4に記載された方法では、良好な透け防止性を有する布帛が得られている。しかしながら、発汗時の汗処理機能である吸水拡散性能が不十分であるため、運動用衣料用途や婦人・紳士用下着用途などに用いられるには、不適切であるという問題があった。
特開2001−20159号公報 特開2006−77341号公報 特開平8−60485号公報 特開平11−107048号公報 特開昭61−231274号公報
本発明の目的は、夏季に薄着となった際でも透け感がなく、日焼けが防止され、かつ吸水拡散性能に優れた涼感性編地を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、1.0〜5.0質量%の酸化チタンを含有する異形度2.0〜10.0の異形断面ポリエステル繊維およびセルロース系フィラメント繊維を含む混繊糸条を30質量%以上含有する涼感性編地であって、前記混繊糸条におけるセルロース系フィラメント繊維の混用率が30〜80%であり、かつ1インチ間のコース数Cと1インチ間のウェール数Wの積で表される編地密度が1000以上であることを特徴とする涼感性編地は、優れた涼感性、透け防止性、日焼け防止性、吸水拡散性を備えるものであることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は次の通りである。
(1)1.0〜5.0質量%の酸化チタンを含有する異形度2.0〜10.0の異形断面ポリエステル繊維およびセルロース系フィラメント繊維を含む混繊糸条を30質量%以上含有する涼感性編地であって、前記混繊糸条におけるセルロース系フィラメント繊維の混用率が30〜80%であり、かつ1インチ間のコース数Cと1インチ間のウェール数Wの積で表される編地密度が1000以上であることを特徴とする涼感性編地。
(2)異形断面ポリエステル繊維の繊維断面が、扁平度2.0〜6.0の扁平形状である基幹部と1個以上の凸部とから構成され、凸部と基幹部の厚さの比である(凸部の高さ)/(基幹部の短辺の長さ)が0.5〜2.0であることを特徴とする(1)記載の涼感性編地。
(3)セルロース系フィラメント繊維の単糸繊度が7dtex以下であることを特徴とする(1)または(2)記載の涼感性編地。
(4)20℃×60%環境での接触冷感qmax(x)および34℃×90%環境での接触冷感qmax(y)の値が、いずれも0.2以上であることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載の涼感性編地。
(5)乾燥率が0分以内に90%以下になることを特徴とする(1)〜(4)いずれかに記載の涼感性編地。
(6)CIELabの色差式より算出されたΔEが30以下であることを特徴とする(1)〜(5)いずれかに記載の涼感性編地。
本発明の涼感性編地は、1.0〜5.0質量%の酸化チタンを含有する異形度2.0〜10.0の異形断面ポリエステル繊維およびセルロース系フィラメント繊維を含む混繊糸条を30質量%以上含有する涼感性編地であって、前記混繊糸条におけるセルロース系フィラメント繊維の混用率が30〜80%であり、かつ1インチ間のコース数Cと1インチ間のウェール数Wの積で表される編地密度が1000以上であるため、優れた涼感性、透け防止性、日焼け防止性、吸水拡散性が相乗的に向上されるという顕著な効果を奏する。
本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(矢印型)を示す概略図である。 本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(片矢印型)を示す概略図である。 本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(Y字型)を示す概略図である。 本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(四つ山型)を示す概略図である。 本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(ドッグボーン型)を示す概略図である。 本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(I字型)を示す概略図である。 本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(I字型)を示す概略図である。 本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の断面形状の一例(W字型)を示す概略図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の涼感性編地(以下、単に「編地」と称する場合がある)は、異形断面ポリエステル繊維と、セルロース系フィラメント繊維とを含む混繊糸条を含有するものである。
異形断面ポリエステル繊維は、ポリエステル樹脂を主成分とするものである。ポリエステル樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリオキシエトキシベンゾエート、ポリエチレンナフタレート、シクロヘキサンジメチレンテレフタレート、及びこれら等のポリエステルに付加的部分としてさらにイソフタル酸、スルホイソフタル酸成分、プロピレングリコール、ブチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコールのようなジオール成分を共重合したポリエステル、またはポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネートなどの化合物や、土壌中や水中に長時間放置すると微生物などの作用によって炭酸ガスと水に分解されるポリ乳酸などの脂肪族ポリエステル化合物などが挙げられる。なかでも、本発明に好適に用いられるものとしては、寸法安定性の面から、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。なお、主成分とするとは、異形断面ポリエステル繊維中にポリエステル樹脂が90質量%以上含有されることをいう。
本発明における異形度とは、異形断面ポリエステル繊維の横断面形状における外接円の直径を内接円の直径で除した数値をいう。本発明においては、該異形度が2.0〜10.0であることが必要であり、2.0〜5.0であることが好ましく、2.0〜4.0がより好ましい。異形度が2.0未満である場合、または10.0を超える場合には、涼感性や乾燥性を発現させることができない。上記の範囲のような異形度を有する異形断面形状としては、例えば、三角断面、四角断面、五角断面、扁平断面、くさび型断面、アルファベットをかたどったC型断面、H字型断面、I字型断面、W字型断面などが挙げられる。なお、図1〜図8において、6が内接円を、7が外接円をそれぞれ示すものである。
このような異形断面形状の中でも、繊維の単繊維の断面積に対して、繊維の周長が顕著に長くなるような、図1〜5に示すような扁平断面、図6〜7に示すような扁平断面、図8に示すようなW字型、断面くさび型断面、アルファベットをかたどったC型断面、H字型断面、I字型断面などは、フィラメントの比表面積が大きくなり、吸汗、汗の移行等の汗処理が効率的に行なわれ、吸水拡散性に優れるためより好ましい。
本発明においては、上記異形度を満足するとともに、該繊維断面において、2.0〜6.0の扁平度を有する扁平形状である基幹部と凸部とから構成され、前記凸部と基幹部の厚さの比である、(凸部の高さ)/(基幹部の短辺の長さ)が0.5〜2.0である異形断面が好ましい。
本発明における異形断面の好ましい形状について、図1〜図5を用いて、さらに説明する。
異形断面における長辺と短辺を有する扁平形状の基幹部1は、繊維断面における基幹となる部分である。異形断面における凸部2は、前記の基幹部に連結して凸形状を形成するものである。繊維の断面形状としては、図1〜図5に示されるように、矢印型(図1)、片矢印型(図2)、Y字型(図3)、四つ山扁平型(図4)、ドッグボーン型(図5)などが挙げられる。なお、図1〜図5において、3は基幹部の長辺を示し、4は基幹部の短辺を示し、5は凸部の高さを示すものである。凸部の高さ5は、繊維断面の扁平部から突起している部分の最も高い部分と扁平部との距離をいう。
図1にて示される繊維断面は、長辺3と短辺4を有する扁平形状の基幹部1の一端に、一対の凸部2、2が互いに反対向きに突出する方向に形成されており、断面形状が矢印型となっている。図2にて示される繊維断面は、長辺3と短辺4を有する扁平形状の基幹部1の一端から、凸部2が基幹部1の一端から、基幹部1の短辺方向に突出するように形成されており、断面形状が片矢印型となっている。図3にて示される繊維断面は、長辺3と短辺4を有する扁平形状の基幹部1の一端が、二股に分かれるように、一対の凸部2、2が形成されており、断面形状がY字型となっている。
図4にて示される繊維断面は、長辺3と短辺4を有する扁平形状の基幹部1の長辺方向に沿った複数の位置において、互いに基幹部1の短辺方向に沿った反対方向に突出するように、一対の凸部2、2がそれぞれ形成されている。図5にて示される繊維断面は、長辺3と短辺4を有する扁平形状の基幹部1の一端および他端において、互いに短辺方向に沿った反対方向に突出するように、一対の凸部2、2がそれぞれ形成されている。
本発明においては、上述のように、異形断面における基幹部が、2.0〜6.0の扁平度を有する扁平形状であることが好ましく、3.0〜5.0である扁平形状であることがより好ましい。基幹部の扁平度を2.0〜6.0とすることにより、得られる異形断面ポリエステル繊維の強度が向上し、該繊維から得られる編地が嵩高になることが抑制され、かつ、厚み等が適切な範囲となり好ましい。加えて、このような異形断面ポリエステル繊維を用いて得られた本発明の編地は、涼感性に優れたものとなる。
なお、扁平度は、下記式(1)により得られるものであり、基幹部の長辺の長さを短辺の長さで除した値をいう。
扁平度=(基幹部の長辺の長さ)/(基幹部の短辺の長さ)・・・(1)
本発明においては、上述のように、前記異形断面ポリエステル繊維において、凸部と基幹部との厚さ比が0.5〜2.0であることが好ましく、0.55〜1.0であることがより好ましい。この凸部と基幹部との厚さ比を0.5〜2.0とすることにより、凸部の高さがより適切な範囲となるため、より良好な透け防止性、吸水拡散性を得ることができる。上記の厚さ比は、基幹部の短辺の長さに対する凸部の高さの比であり、下記式(2)より導き出される凸部と基幹部との厚さ比をいう。
凸部と基幹部との厚さ比=(凸部の高さ)/(基幹部の短辺の長さ)・・・(2)
該異形断面においては、吸水拡散性の観点から、凸部を2個〜10個有することが好ましく、2個〜8個有することがより好ましい。
なお、図6および7にて示される繊維断面は、長辺3と短辺4を有する扁平形状の基幹部1のみからなるI字型であり、図8にて示される繊維断面は、前記の基幹部1がW字型であり、いずれも基幹部1に連結されて突出した凸部2が形成されていない。しかしながら、図6〜図8にて示される繊維断面は、異形度が上記の範囲を満足するため、十分に実使用に耐えうるものである。
本発明の編地を構成する異形断面ポリエステル繊維の強度は、実用性の観点から、1〜6cN/dtexであることが好ましく、1.5〜4.5cN/dtexであることがより好ましい。強度が1cN/dtex未満の場合は、実使用に耐えることができず、弱糸となる場合がある。また、6cN/dtexを超えるためには、糸の繊度を太くする必要があり、得られた編地が粗硬なものとなる場合がある。
なお、異形断面ポリエステル繊維は、原糸であってもよいし、仮撚加工などの処理が施された糸であってもよい。
異形断面ポリエステル繊維は、酸化チタンを含有するものである。酸化チタンを含有することにより、編地を白色とした際の透け防止性を発現させることができ、加えて、涼感性を発揮することができるという効果が奏される。
酸化チタンの含有量は、該ポリエステル繊維の質量に対して1.0〜5.0質量%であることが必要であり、好ましくは2.0〜5.0質量%である。含有量が1.0質量%未満であれば、透け防止性および涼感性が十分に発現されない。一方、5.0質量%を超えると、紡糸性、延伸性に支障をきたすという問題がある。
異形断面ポリエステル繊維に含有される酸化チタンの粒径は、特に限定されないが、透け防止性を向上させる観点から、0.1〜2.0μmの範囲であることが好ましく、0.3〜1.0μmであることがより好ましい。
なお、芯鞘型構造を有する異形断面ポリエステル繊維に酸化チタンを含有させる場合には、芯鞘型構造の芯部のみに含有させてもよいし、鞘部のみに含有させてもよいし、芯部および鞘部に含有させてもよい。
本発明の編地においては、上述のように、ポリエステル繊維中に酸化チタンを1.0〜5.0質量%含有させることによって、編地を白色とした際の透け防止性が発現され、涼感性を発揮することができる。さらに、本発明においては、編地を構成する異形断面ポリエステル繊維の単繊維の異形度が2.0〜10.0であるため、涼感性を相乗的に向上させ、かつ編地において該単繊維が重なりあった際に嵩高になりにくいという利点がある。また、本発明の編地を構成する異形断面ポリエステル繊維の基幹部が、2.0〜6.0の扁平度を有するものである場合には、さらに涼感性が向上され、かつ編地において該単繊維が重なりあった際に嵩高になりにくいという利点がある。
さらに、本発明において用いられる異形断面ポリエステル繊維の基幹部においては、凸部と基幹部の厚さ比が0.5〜2.0であるため、該編地において単繊維が完全には重なり合わず単繊維間に微細な空隙を形成する。その結果、透過する光の屈折が多くなることにより透け防止性が相乗的に高まり、加えて吸水拡散性が向上する。このような異形断面ポリエステル繊維を用いることにより、衣料製品に採用した場合に、微細な空隙による良好な透け防止性および吸水拡散性を保ったまま、分厚くならずに体の動きにフィットしうる、快適な編地を得ることできる。
次に、セルロース系フィラメント繊維について説明する。
本発明において、セルロース系繊維は、上記の異形断面ポリエステル繊維とともに混繊糸条を構成するものであり、セルロースを原料として、再生または半合成された繊維のフィラメントである。
再生されたセルロース系フィラメント繊維としては、例えば、ビスコースレーヨン、リヨセル等が挙げられる。半合成されたセルロース系フィラメント繊維としては、例えば、セルロースジアセテート繊維、セルローストリアセテート繊維等が挙げられる。なお、セルロース系フィラメント繊維の製法は、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。
セルロース系フィラメント繊維の公定水分率は、6%以上のものが好ましい。水分率が6%未満の場合には、得られる編地の涼感性が不十分となる場合がある。公定水分率は、以下のように測定される。すなわち、試料を約20g採り、該試料の標準状態の質量及び絶乾質量を量る。そして、次の式によって公定水分率を算出する。なお、公定水分率は、小数点以下2桁を四捨五入し、小数点以下1桁にして得られる。
(公定水分率)(%)=[(m−m’)/m’]×100
上記式中、mは試料の標準状態の質量(g)を示し、m’は試料の絶乾質量(g)を示すものである。
なお、標準状態の質量は、採取した試料を予備乾燥(試料を相対湿度10〜25%、温度50℃を超えない環境で乾燥させ、恒量にする操作)した後、標準状態(温度20±2℃、相対湿度65±4%)の試験室に放置し、恒量になった状態の質量である。また、絶乾質量は、採取した試料を温度105±2℃の熱風乾燥機中に放置させ、恒量の状態における質量である。
また、セルロース系フィラメント繊維において、単糸の断面形状、表面形状、艶、繊度などは、特に限定されるものではなく、得ようとする編地に求められる性能などを考慮して、任意に選定すればよい。
セルロース系フィラメント繊維は、涼感性をより向上させる観点からは、長繊維であることが好ましい。
セルロース系フィラメント繊維の単糸繊度は、7dtex以下が好ましく、5dtex以下がより好ましい。単糸繊度が7dtexを超えると、得られる編地に剛性が付与され、粗鋼な物になるばかりか、涼感性に劣るものとなる場合がある。
セルロース系フィラメント繊維のフィラメント数は、4フィラメント以上が好ましく、12フィラメント以上がより好ましい。フィラメント数が、4フィラメント未満である場合には、混繊性が劣ってしまい、得られるセルロース系フィラメント繊維の均一性に劣る場合がある。
本発明の編地は、上記の異形断面ポリエステル繊維と、セルロース系フィラメント繊維とが混繊されてなる混繊糸条からなるものである。この混繊糸条においては、セルロース系フィラメント繊維の混用率が30〜80%であることが必要であり、30〜60%であることが好ましい。該混用率が30%未満であると、涼感性に劣るという問題が起こり、一方、80%を超えると、吸水拡散性や透け防止性に劣るという問題が起こる。
異形断面ポリエステル繊維と、セルロース系フィラメント繊維とを混繊して混繊糸条を得る方法については、特に限定されず、エアー混繊、合撚、カバーリングなどの任意の方法を用いればよい。なかでも、均一な混繊性の観点から、エアー混繊により混繊する方法が好ましい。
混繊方法としてエアー混繊を採用する場合は、汎用のインタレース混繊や、タスラン混繊処理等を用いればよい。また、交絡数は、20個/m以上が好ましい。交絡数が、20個/m未満の場合は、異形断面ポリエステル繊維と、セルロース系フィラメント繊維が離れてしまうことがあり、好ましくない。
エアー混繊の際のエアー圧は、良好な混繊性の観点から、0.5kgf/cm以上が好ましく、1.0kgf/cm以上がより好ましい。
本発明の編地は、上記の混繊糸条を30質量%以上含むことが必要であり、50質量%以上含むことが好ましい。混繊糸条の含有割合が30質量%未満であると、涼感性や、透け防止性に劣るという問題が起こる。
本発明の編地の組織は、特に限定されるものではなく、天竺、カノコ、フライス、スムース、インターロック等の編地組織を幅広く採用できるが、フライスやスムース等のプレーンな組織が、より涼感性を付与できるため好ましい。
本発明の編地における編地密度は、1000以上であることが必要であり、1200以上であることが好ましい。1000未満になると、着用時に、肌面に対する編地の密着性が低くなるため、十分な涼感性が得られない。加えて、透け防止性(日焼け防止性)に劣るものとなる。
なお、本発明における編地密度は、1インチ間のコース数(C)×1インチ間のウェール数(W)で算出されるものである。
本発明の透け防止性について以下に述べる。
本発明の編地においては、透け防止性を十分に確保するために、CIELabの色差式より算出されたΔEが30以下であることが好ましく、20以下がより好ましい。ΔEが30を超える場合は、透け防止性を得ることが出来ず、下着などが透けてしまう場合がある。また、日焼け防止性にも劣るものとなる。
本発明の編地においては、酸化チタンが1.0〜5.0質量%含有され、かつ異形度が2.0〜10.0である異形断面ポリエステル繊維、若しくは、好ましくは扁平度2.0〜6.0の扁平形状である基幹部と、該基幹部との厚さ比が0.5〜2.0である1個以上の凸部を有する異形断面を有するポリエステル繊維が用いられる。そのため、該編地において単繊維が完全には重なり合わず単繊維間に微細な空隙を形成する。その結果、透過する光の屈折が多くなり、透け防止性が相乗的に高まり、上述のΔEの範囲を達成することができる。
次に、本発明の涼感性について以下に述べる。
本発明における涼感性とは、20℃×60%環境での接触冷感qmax(x)および34℃×90%環境での接触冷感qmax(y)で示されるものであり、これらの値がともに0.2以上であることが肝要である。さらに、例えば、夏季などの高温高湿の環境下での衣服着用時に良好な涼感が得られるためには、qmax(x)とqmax(y)の差が、qmax(y)−qmax(x)≧0以上であることが好ましく、qmax(y)−qmax(x)≧1以上がより好ましい、qmax(y)−qmax(x)≧1.3以上がいっそう好ましい。qmax(x)とqmax(y)の差が0以上であると、環境温度の上昇と共に生地温度が上昇し、接触冷感qmax値が下がることに起因する涼感性の低下を抑制することができ、その結果として着用時に不快なものとなることを避けることができる。
なお、一般的には、20℃×60%環境での接触冷感qmax(x)を測定した場合に0.2以上の値であったとしても、温度や湿度の上昇により、実使用に供する場合には、qmax(x)の値が0.2未満となってしまう場合がある。なぜなら、測定環境温度が低い場合には、生地自体の温度も低いことから有効な測定値は得られやすいが、環境温度が上昇することで生地温度も上昇しやすくなるからである。しかしながら、本発明の編地は、上記のような構成を有するため(つまり、特定量の酸化チタンを含有する異形度2.0〜10.0の異形断面ポリエステル繊維およびセルロース系フィラメント繊維を含む混繊糸条を30質量%以上含有し、前記混繊糸条におけるセルロース系フィラメント繊維の混用率が30〜80%であり、かつ特定の編地密度であるため)、環境変化に影響されず、一定以上の涼感性を奏することができる。なお、接触冷感の求め方は、実施例において後述する。
本発明の編地は、任意の染色方法で染色されていてもよい。例えば、常法により精練したのち、必要に応じてテンターにてプレセット後を行った後に染色することができる。その後、再びテンターにて仕上げセットを行うことにより、本発明の編地を得ることができる。なお、染色後に吸水加工などを施しても良い。
本発明において、編地の吸水拡散性は、吸水拡散面積を指標とするものである。すなわち、少なくとも表裏いずれか一方の表面において、吸水拡散面積が、5cm以上となることが好ましく、7cm以上であることがより好ましい。吸水拡散面積が5cm未満であると、編地を衣料用として用いたときに、汗などの要因により衣服が濡れた際に編地の一部分に吸水された水が拡散されぬまま保持されてしまい乾燥が遅くなる。その結果、着用者が不快に感じたり、肌に編地が貼りついたりしてしまう場合がある。吸水拡散面積の求め方は、実施例にて後述する。
また、本発明において、編地の乾燥率が60分以内に90%以下となることが好ましい。なお、乾燥率は以下のようにして求められる。すなわち、得られた編地を、10cm×10cmのサイズに切断し、室温20℃、湿度60%の環境下、一昼夜放置した後に、試料に0.6mlの水分を滴下した後の質量変化を測定し、これを乾燥率とする。
次に、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、実施例における編地の処理方法及び性能測定方法を下記に示す。
(1)ポリエステル繊維の異形度
透過型顕微鏡(オリンパス社製、「BH−2 UMA」)を用いて、ポリエステル繊維の異形断面における内接円と外接円の長さを測定し、下記式を用いて計算した。
異形度=(外接円の直径)/(内接円の直径)
(2)基幹部の扁平度
透過型顕微鏡(オリンパス社製、「BH−2 UMA」)を用い、編地を構成するポリエステル繊維の断面の基幹部の扁平度を、下記式を用いて計算した。なお、任意の10点の平均値とした。
扁平度=(基幹部の長辺の長さ)/(基幹部の短辺の長さ)
(3)凸部と基幹部との厚さ比
透過型顕微鏡(オリンパス社製、「BH−2 UMA」)を用い、編地を構成するポリエステル繊維の断面の基幹部と凸部の厚さ比を、下記式を用いて計算した。なお、任意の10点の平均値とした。
凸部と基幹部との厚さ比=(凸部の高さ)/(基幹部の短辺の長さ)
(4)涼感性
KS−F7 サーモラボII型試験機(カトウテック社製)を用いて、20℃×60%環境での接触冷感qmax(x)、および34℃×90%環境での接触冷感qmax(y)を測定した。
(5)吸水拡散面積
10cm×10cmの織編物を用意し、該織編物を水平に静置したのち、該織編物から0.5cmの高さからスポイトにて100μlの純水を滴下した。滴下1分後の拡散面積S(cm)を求め、吸水拡散面積とした。
(6)乾燥性(乾燥率が90%に達する時間)
得られた編地を10cm×10cmのサイズに切断し、室温20℃、湿度60%の環境下で一昼夜放置した後に、試料に0.6mlの水分を滴下した後、乾燥率が90%に達した時間を測定した。
(7)透け防止性
マクベス社製分光光度計CE−3100を用いて背景を黒にした状態と白にした状態での反射率をそれぞれ求め、CIELabの色差式よりΔEを算出した。数字が小さいほど、透け防止性があることを示す。
[実施例1]
図6に示すような凸部を有しないI字型の扁平形状(異形度:3.5、扁平度:3.5)の異形断面ポリエステル繊維(酸化チタンの含有率:2質量%)(56dtex/48f)、セルロース系フィラメント繊維として、市販のレーヨンフィラメント56T18(石川製作所製、「STPワインダー」)(公定水分率:6%以上)を用い、糸速200m/min、エアー圧1.5kgf/cmでインタレース加工を施して混繊糸条を得た。次いで、得られた混繊糸条を、製丸編機(福原精機社製、「LPJ33”28G」)を用い、フライス組織の編地を得た。
次いで、得られた編地に対して、80℃で30分間精練処理を行った後に、2%o.w.fの反応染料(Recmazol brillBuleRN−100)、30g/lの無水硫酸ナトリウム、10g/lのソーダ灰を用い、レーヨンフィラメントを染色した。最後に仕上げセットを行い、実施例1の編地を得た。編地密度は、1596(42C/38W)であった。評価結果を表1に示す。
Figure 2012211405
[実施例2]
異形断面ポリエステル繊維の断面形状を、図7に示すような凸部を有しないI字型の扁平形状(異形度:7.5、扁平度:7.5)とした以外は、実施例1と同様にして編地を得た。
[実施例3]
異形断面ポリエステル繊維の断面形状を、図8に示すような凸部を有しないW字型(「異形度:3.3)とした以外は、実施例1と同様にして編地を得た。
[実施例4]
異形断面ポリエステル繊維の断面形状を、図1に示すような矢印型の異形断面ポリエステル繊維(異形度:2.3、扁平度:3.0、凸部と基幹部との厚さ比:0.8)とした以外は、実施例1と同様にして編地を得た。
[実施例5]
異形断面ポリエステル繊維の断面形状を、図2に示すような片矢印型(異形度:2.3、扁平度:4.0、凸部と基幹部との厚さ比:0.8)とした以外は、実施例1と同様にして編地を得た。
[実施例6]
異形断面ポリエステル繊維の断面形状を、図3に示すようなY字型(異形度:4.0、扁平度:3.4、凸部と基幹部との厚さ比:0.6)とした以外は、実施例1と同様にして編地を得た。
[実施例7]
異形断面ポリエステル繊維の断面形状を、図4に示すような四つ山型(異形度:4.0、扁平度:4.4、凸部と基幹部との厚さ比:0.6)とした以外は、実施例1と同様にして編地を得た。
[実施例8]
異形断面ポリエステル繊維を、110dtex/48フィラメントに変更し、セルロース系フィラメント繊維の混繊糸条中の含有率を34%とした以外は、実施例4と同様にして編地を得た。
[実施例9]
実施例1で用いた、セルロース系フィラメント繊維を、56dtex/6フィラメントにした以外は、実施例4と同様にして、編地を得た。
[実施例10]
編機を(福原精機社製、「LPJ33”20G」)に変更し、編地密度を1050(35C/30W)とした以外は、実施例4と同様にして編地を得た。
[実施例11]
編地における混繊糸条の混繊割合を35質量%とした以外は実施例4と同様にして編地を得た。
[実施例12]
編地における混繊糸条の混繊割合を70質量%とした以外は実施例4と同様にして編地を得た。
[実施例13]
(凸部の高さ)/(基幹部の短辺の長さ)を0.6とした以外は実施例4と同様にして編地を得た。
[実施例14]
扁平度を4.5とした以外は実施例4と同様にして編地を得た。
実施例2〜14の評価結果を表1にまとめて示す。
[比較例1]
異形断面ポリエステル繊維を丸断面(異形度:1.0)にした以外は、実施例1と同様にして、編地を得た。
[比較例2]
異形断面ポリエステル繊維中の酸化チタンの含有量を0.5%とした以外は、実施例4と同様にして編地を得た。
[比較例3]
実施例1で用いた編機を、福原精機社製「30“18G」に変更し、編地密度を840(30C/28W)とした以外は、実施例4と同様にして編地を得た。
[比較例4]
異形断面ポリエステル繊維を167dtex/48フィラメントに変更し、かつ編機を、「30“22G」に変更して編地密度を1122(33C/34W)とし、セルロース系フィラメント繊維の混繊糸条中の含有率を25%とした以外は、実施例4と同様にして編地を得た。
比較例1〜4により得られた編地の評価結果を表2に示す。
Figure 2012211405
表1より明らかなように、実施例1〜14で得られた編地は、異形断面ポリエステル繊維の異形度を2.0〜10.0の範囲内としているため、酸化チタン含有量、混繊糸条におけるセルロース系フィラメントの含有量繊及び編地密度との相乗効果により、優れた涼感性、乾燥性、透け防止性、吸水拡散性を有していた。
実施例1〜3で得られた編地は、凸部を有していない異形断面ポリエステル繊維を用いたため、涼感性、透け防止性、吸水拡散性に改善の余地を残すものであったが、十分に実使用に耐えうるものであった。特に、繊維の単繊維の断面積に対して周長が顕著に長い図8に示すようなW字型である実施例3は、吸汗、汗の移行等の汗処理が効率的に行なわれ、より優れた涼感性を有していた。
実施例4〜9で得られた編地は、異異形断面ポリエステル繊維の断面形状を、扁平度2.0〜6.0の扁平形状である基幹部と1個以上の凸部とから構成され、凸部と基幹部の厚さの比である(凸部の高さ)/(基幹部の短辺の長さ)が0.5〜2.0としたため、前述のような該編地での微細な空隙を形成などにより、さらに顕著な涼感性、乾燥性、透け防止性を有していた。
実施例8で得られた編地は、凸部の個数が1個であったため、吸水拡散性に改善の余地を残していたが、十分に実使用に耐えうるものであった。
実施例9で得られた編地は、セルロース系フィラメント繊維のフィラメント数を少なくしたため、編地表面に微細な凹凸ができてしまい、涼感性に改善の余地を残すものであったが、十分に実使用に耐えうるものであった。
実施例10で得られた編地は、編地密度を少なくしたため、涼感性、透け防止性に改善の余地を残すものであったが、十分に実使用に耐えうるものであった。
実施例11で得られた編地は、混繊糸条の割合を少なくしたため、涼感性に改善の余地を残すものであったが、十分に実使用に耐えうるものであった。
比較例1で得られた編地は、ポリエステル繊維が丸断面であり異形度が本発明にて規定する範囲からはずれていたために、涼感性および乾燥性に劣るものであった。
比較例2で得られた編地は、ポリエステル繊維中の酸化チタン含有量が過少であったため、涼感性に改善の余地を残しつつ、透け防止性に劣るものであった。
比較例3で得られた編地は、編み機を変更し編成したことで、編地密度が本発明にて規定する範囲よりも過小となったため、涼感性、透け防止性に劣るものとなった。
比較例4で得られた編地は、混繊糸条中のセルロース系フィラメントの混用率が過小であったため、涼感性に劣るものであった。
1:基幹部
2:凸部
3:長辺
4:短辺
5:凸部の高さ
6:異形断面の内接円
7:異形断面の外接円

Claims (6)

  1. 1.0〜5.0質量%の酸化チタンを含有する異形度2.0〜10.0の異形断面ポリエステル繊維およびセルロース系フィラメント繊維を含む混繊糸条を30質量%以上含有する涼感性編地であって、前記混繊糸条におけるセルロース系フィラメント繊維の混用率が30〜80%であり、かつ1インチ間のコース数Cと1インチ間のウェール数Wの積で表される編地密度が1000以上であることを特徴とする涼感性編地。
  2. 異形断面ポリエステル繊維の繊維断面が、扁平度2.0〜6.0の扁平形状である基幹部と1個以上の凸部とから構成され、凸部と基幹部の厚さの比である(凸部の高さ)/(基幹部の短辺の長さ)が0.5〜2.0であることを特徴とする請求項1記載の涼感性編地。
  3. セルロース系フィラメント繊維の単糸繊度が7dtex以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の涼感性編地。
  4. 20℃×60%環境での接触冷感qmax(x)および34℃×90%環境での接触冷感qmax(y)の値が、いずれも0.2以上であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の涼感性編地。
  5. 乾燥率が60分以内に90%以下になることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の涼感性編地。
  6. CIELabの色差式より算出されたΔEが30以下であることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の涼感性編地。
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