JP2012210774A - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012210774A
JP2012210774A JP2011077900A JP2011077900A JP2012210774A JP 2012210774 A JP2012210774 A JP 2012210774A JP 2011077900 A JP2011077900 A JP 2011077900A JP 2011077900 A JP2011077900 A JP 2011077900A JP 2012210774 A JP2012210774 A JP 2012210774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
forming substrate
liquid
dummy
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011077900A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Ogawa
望 小川
Hajime Nakao
元 中尾
Isamu Togashi
勇 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2011077900A priority Critical patent/JP2012210774A/ja
Priority to US13/433,824 priority patent/US9272294B2/en
Publication of JP2012210774A publication Critical patent/JP2012210774A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/14Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with multiple outlet openings; with strainers in or outside the outlet opening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14274Structure of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1607Production of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/1612Production of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1621Manufacturing processes
    • B41J2/1626Manufacturing processes etching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】流路形成基板の液体流路にクラックが生ずるのを可及的に防止することが可能な液体噴射ヘッドを提供する。
【解決手段】流路形成基板の周縁部において、ダミー流路部44の角部44aが形成されている部分が、他の部分よりも脆弱となるので、流路ユニット構成部材の接合時の温度変化によって熱応力が生じたときに、角部44aの先端を基点として、他の部分よりも優先的に脆弱な部分にクラックを誘発させることができる。特に、流路部40にも同様の角部が形成されるものの、流路部40の角部の交差角度よりもダミー流路部44の角部の交差角度の方が小さいので、応力はよりダミー流路部44の角部に集中しやすくなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、流路形成基板に形成された共通液体室から圧力室を通ってノズル開口に至る一連の液体流路を有する液体噴射ヘッドと、この液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置に関する。
圧力室内の液体に圧力変動を生じさせることでノズル開口から液滴として吐出させる液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置(液体噴射装置)に用いられるインクジェット式記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドという)、液晶ディスプレイ 等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ 、FED(面発光ディスプレイ )等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等がある。
上記記録ヘッドの場合を例に挙げると、この記録ヘッドは、複数のノズル開口が開設されたノズルプレート、共通インク室から圧力室を通ってノズル開口に至る一連のインク流路を区画する空部や溝部などの流路部が開設された流路形成基板、圧力発生素子の作動に応じて圧力室に対応する領域が弾性変形する弾性板(流路形成基板の開口面を封止する封止板とも言える)を有する流路ユニットを備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。これらの流路ユニット構成部材のうち、上記流路形成基板は、記録画像の高密度化や記録動作の高速化に対応すべく、高い加工密度や加工精度が要求される。そのため、この流路形成基板の材料としては、異方性エッチング等によって微細な形状を寸法精度良く形成可能なシリコン単結晶性基板(シリコンウェハー)が好適に用いられる。一方、ノズルプレートや弾性板の材料としては、加工の容易性から、例えばステンレス綱等の金属製の板材が用いられる。
上記のように流路形成基板には、共通インク室となる貫通孔(以下、単にリザーバという)等の流路部が異方性エッチング等によって設けられるが、特許文献1に開示されている記録ヘッドでは、リザーバの端部領域が、端に行くほど次第に絞られて尖った形状に形成されている。このようにすると、リザーバの端部領域においてインクの流れを円滑にすることができ、この領域における気泡の滞留を防止することができるからである。
特開2000−177119号公報(第4図、第10図等)
上記のノズルプレート、流路形成基板、及び弾性板からなる流路ユニットの構成部材は、接着剤を構成部材同士の間に介在させ、この接着剤を加熱して硬化させることで接合される。ところが、流路形成基板がシリコンで作製され、ノズルプレートがステンレス鋼等の金属製の板材で作製されている場合には、これらの構成部材の基材間に線膨張率の差があるため、接合時の加熱及び冷却による温度変化によって相対的な伸縮差が生じて構成部材が変形することがある。この際、流路形成基板の周縁側は、流路部が設けられた中央側に比べて剛性が高く、剛性が高い領域と低い領域との境界部分に応力が集中し、これにより、流路形成基板にクラックが入ることがある。特に、上記特許文献1の例のように、リザーバの端部領域が尖った形状となっている場合、尖っているが故に、この尖った部分に応力が集中するため、この尖端からクラック(割れ)が発生し易い。
このようにリザーバ等の流路部にクラックが生じると、このクラックを通じて記録ヘッドの外側にインクが漏れたり、或いは、クラックを通じて漏出したインクが他の色に対応する流路部に浸入して混色が生じる可能性があり得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、流路形成基板の液体流路にクラックが生じるのを可及的に防止することが可能な液体噴射ヘッドと、同液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置を提供することにある。
本発明は、圧力発生素子により内部の液体に圧力変動を受ける圧力室に液体を供給する共通液体室と流路部が形成された流路形成基板と、上記圧力室に連通するノズル開口が形成されたノズル形成部材とを有する流路ユニットを備え、上記圧力発生素子の作動に応じて上記ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッドであって、上記流路形成基板は、液滴の吐出には関与しないダミー流路部を有し、上記流路部は上記流路形成基板における周縁部側の部位で二面が交差する角部が形成されているとともに、上記ダミー流路部においても上記流路形成基板における周縁部側の部位で二面が交差する角部が形成されており、上記流路部の角部の交差角度よりも上記ダミー流路部の角部の交差角度の方が小さいことを特徴とする。
上記構成によれば、流路形成基板の周縁部において、ダミー流路部の角部が形成されている部分が、他の部分よりも脆弱となるので、流路ユニット構成部材の接合時の温度変化によって熱応力が生じたときに、角部の先端を基点として、他の部分よりも優先的に脆弱な部分にクラックを誘発させることができる。特に、流路部にも同様の角部が形成されるものの、流路部の角部の交差角度よりもダミー流路部の角部の交差角度の方が小さいので、応力はよりダミー流路部の角部に集中しやすくなる。
また、上記ダミー流路部の角部の方が上記流路部の角部よりも上記流路形成基板の周縁部に近い位置に形成しても良い。
角部の交差角度に加え、流路形成基板の周縁部に近い位置に形成することで、より応力が集中しやすく、確実にクラックを誘発させることができる。
さらに、上記流路形成基板は、結晶性を有する基材により形成することができる。
そして、上記ダミー流路部の角部を形成する二面のうちの一方を結晶構造における最密面とするようにしてもよい。
結晶構造における最密面は他の角度よりも割れやすい。すなわち、応力が集中したときにこの最密面に沿って割れやすい。角部を形成する一面が最密面であることにより、さらに確実に当該角部にクラックを誘発させることができる。
また、上記流路部は長穴として形成されるとともにその両端に上記角部が形成され、上記ダミー流路部も長穴として形成されつつ同流路部よりも長く形成するようにしてもよい。
一般に、上記流路部は長穴として形成されるとともにその両端に上記角部が形成されるが、上記ダミー流路部も長穴として形成しつつ同流路部よりも長く形成することで、ダミー流路部の角部が流路部よりも外側に位置することになり、応力集中が高まってクラックを誘発しやすくなる。
さらに、上記流路部は複数本が形成され、上記ダミー流路部は同流路部に挟まれる位置に形成するようにしてもよい。
このようにすれば、間の一つのダミー流路部が両側の流路部に代わって優先的にクラックを誘発し、かつ、少ない数のダミー流路部でまかなえる。
むろん、このような液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置でも、同様にしてクラックを誘発できる。
なお、液体噴射ヘッドのより具体的な一例として、ノズル開口ごとの所定の液体流路と、各色ごとに共通の共通液体室とからなる流路部が形成された流路形成基板と、液滴が吐出される上記ノズル開口が開設され、上記流路形成基板の一方の面に接合されるノズル形成部材と、上記流路形成基板の他方の面に接合され、圧力発生素子の作動に応じて上記ノズル開口ごとの所定の液体流路である圧力室に対応する領域が弾性変形する弾性板とから構成され、上記共通液体室から上記圧力室を通って上記ノズル開口に至る一連の液体流路を形成する流路ユニットを備えるように更正することができる。
本発明によれば、接合時の熱応力をインクなどが充填されないダミー流路部へ分散させることができ、流路部側にクラックが生じるのを抑制することが可能となる。その結果、液体噴射ヘッドの外側に液体が漏れたり、或いは、流路部から他の流路部に液体が浸入して液体が混じり合うといった不具合を未然に防止することが可能となる。
記録ヘッドの構成を説明する分解斜視図である。 記録ヘッドの構成を説明する要部断面図である。 流路形成基板の基材となるシリコンウェハーの平面図である。 流路形成基板の構成を説明する平面図である。 図4における領域Aの拡大図である。 ダミー流路部の角部の変形例を示す図である。 ダミー流路部の角部の変形例を示す図である。 ダミー流路部の角部の変形例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付図面等を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下の説明は、本発明の液体噴射ヘッドとして、インクジェット式記録装置(液体噴射装置の一種。以下、単にプリンターという)に搭載されるインクジェット式記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドという)を例に挙げて行う。
図1は、本実施形態における記録ヘッド1の分解斜視図、図2は、記録ヘッド1の要部断面図である。例示した記録ヘッド1は、カートリッジ基台2(以下、「基台」という)、駆動用基板5、ケース10、流路ユニット11、及び、アクチュエータユニット13を主な構成要素としている。基台2は、例えば、エポキシ系樹脂等の合成樹脂によって成型されており、その上面にはフィルタ3を介在させた状態でインク導入針4が複数取り付けられている。これらのインク導入針4には、インク(液体の一種)を貯留したインクカートリッジ(図示せず)が装着されるようになっている。
駆動用基板5は、図示せぬプリンター本体側からの駆動信号を圧電振動子19へ供給するための配線パターンが形成されると共に、プリンター本体側との接続のためのコネクター6や抵抗やコンデンサ等の電子部品8等を実装している。コネクター6にはFFC(フレキシブルフラットケーブル)等の配線部材が接続され、駆動用基板5は、このFFCを介してプリンター本体側から駆動信号を受けるようになっている。そして、この駆動用基板5は、パッキンとして機能するシート7を介在させた状態で、インク導入針4とは反対側の基台2の底面側に配置される。
ケース10は、合成樹脂製の中空箱体状部材であり、先端面(下面)には流路ユニット11を接合し、内部に形成された収容空部12内にはアクチュエータユニット13を収容し、流路ユニット11側とは反対側の基板取付面14には駆動用基板5を取り付けるようになっている。また、このケース10の先端面側には、金属製の薄板部材によって作製されたヘッドカバー16が、流路ユニット11の外側からその周縁部を包囲するように取り付けられる。このヘッドカバー16は、流路ユニット11やケース10を保護すると共に、流路ユニット11のノズルプレート25を接地電位に調整し、記録紙等から発生する静電気によるノイズ等の障害を防止する機能を果たす。
上記アクチュエータユニット13は、櫛歯状に列設された複数の圧電振動子19(圧力発生素子の一種)と、この圧電振動子19が接合される固定板20と、駆動用基板5からの駆動信号を圧電振動子19に伝達するための、TCP(テープキャリアパッケージ)等の配線部材21等から構成される。各圧電振動子19は、固定端部側が固定板20上に接合され、自由端部側が固定板20の先端面よりも外側に突出している。即ち、各圧電振動子19は、所謂片持ち梁の状態で固定板20上に取り付けられている。また、各圧電振動子19を支持する固定板20は、例えば厚さ1mm程度のステンレス鋼によって構成されている。そして、アクチュエータユニット13は、固定板20の背面を、収納空部12を区画するケース内壁面に接着することで収納空部12内に収納・固定されている。
流路ユニット11は、弾性板23、流路形成基板24、及びノズルプレート25からなる流路ユニット構成部材を積層した状態で接着剤で接合して一体化することにより作製されており、共通インク室27(共通液体室)からインク供給口28及び圧力室29を通りノズル開口30に至るまでの一連のインク流路(本発明における液体流路に相当)を形成する部材である。圧力室29は、ノズル開口30の列設方向(ノズル列方向)に対して直交する方向に細長い室として形成されている。また、共通インク室27は、インクカートリッジに挿入されたインク導入針4側からのインクが導入される室である。そして、この共通インク室27に導入されたインクは、インク供給口28を通じて各圧力室29に分配供給される。
流路ユニット11の底部に配置されるノズルプレート25(本発明におけるノズル形成部材の一種)は、ドット形成密度に対応したピッチ(例えば180dpi)で複数のノズル開口30を、紙送り方向(副走査方向)に列状に開設した金属製の薄い板材である。本実施形態のノズルプレート25は、ステンレス鋼の板材によって作製され、ノズル開口30の列(ノズル列)が、記録ヘッド1の走査方向(主走査方向)に複数並べて設けられている。そして、1つのノズル列は、例えば180個のノズル開口30によって構成される。本実施形態の記録ヘッド1は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の合計4色のインクを吐出可能に構成されており、これらの色に対応させて合計4列のノズル列がノズルプレート25に形成されている。
流路ユニット構成部材の1つである流路形成基板24は、インク流路となる流路部40、具体的には、共通インク室27となる開口部41、インク供給口28となる溝部、及び、圧力室29となる空部42(何れも図4参照)が区画形成された板状の部材である。本実施形態において、流路形成基板24は、結晶性を有する基材であるシリコンウェハーを異方性エッチング処理することによって作製されている。この流路形成基板24の詳細については、図4を用いて後述する。
ノズルプレート25とは反対側の流路形成基板24の面に配置される弾性板23は、ステンレス鋼等の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工した二重構造の複合板材である。この弾性板23の圧力室29に対応する部分には、圧電振動子19の自由端部の先端を接合するための島部32が形成されており、この部分がダイヤフラム部として機能する。即ち、この弾性板は23は、圧電振動子19の作動に応じて島部32の周囲の弾性フィルムが弾性変形するように構成されている。また、弾性板23は、流路形成基板24の開口部41の一方の開口面を封止し、コンプライアンス部33としても機能する。このコンプライアンス部33に相当する部分については弾性フィルムだけにしている。
なお、この弾性板23は、流路形成基板24に形成された流路部40の開口面を封止する封止板と言うこともできる。
そして、この記録ヘッド1において、上記駆動用基板5から配線部材21を通じて圧電振動子19に駆動信号が供給されると、この圧電振動子19が素子長手方向に伸縮し、これに伴い島部32が圧力室29に近接する方向或いは離隔する方向に移動する。これにより、圧力室29の容積が変化し、圧力室29内のインクに圧力変動が生じる。この圧力変動によってノズル開口30からインク滴(液滴の一種)が吐出される。即ち、この圧電振動子19は、圧力室29内のインクに圧力変動を発生させることによりこの圧力室29内のインクをノズル開口30からインク滴として吐出させ得る圧力発生源の一種であるとも言える。
図3は、上記流路形成基板24の材料となるシリコンウェハー35の平面図である。このシリコンウェハー35は、例えば、表面37が結晶方位面(110)面に設定されたシリコン単結晶基板である。このシリコンウェハー35の表面37上には、流路形成基板24となる基板領域24´が、切断予定線L1,L2によって複数(本実施形態では10箇所)区画されており、各基板領域24´には、上記インク流路となる流路部40(図4参照)が異方性エッチングによって形成されている。また、切断予定線L1,L2上には、同じく異方性エッチングによって細長く小さな貫通孔が複数穿設されてブレイクパターンが形成されている。なお、図3における横切断予定線L1は、(110)面上であって、この(110)面に直交する第1の(111)面の面方向に設定されている。また、横切断予定線L1に直交する縦方向の縦切断予定線L2は、第1の(111)面に垂直な軸方向に設定されている。上記第1の(111)面は、異方性エッチングにおける基準面となるオリエンテーションフラット(所謂オリフラ)OFを構成している。
図4は、上記シリコンウェハー35を切断予定線L1,L2で分割して得られる流路形成基板24の構成を説明する平面図である。同図に示すように、流路形成基板24の中央部24aには、開口部41や空部42等から成る流路部40が、異方性エッチングによって形成されている。本実施形態においては、上記4色のインクに対応させて、共通インク室27となる開口部41が合計4列形成されている。そして、各開口部41からは、インク供給口28となる溝部(図示せず)及び圧力室29となる空部42が、ノズルプレート25に開設されたノズル開口30に対応させて複数分岐して形成されている。そして、本実施形態の流路形成基板24には、開口部41や空部42の列から成る流路部40が、主走査方向に並べられた状態で合計4組形成されている。また、図4において左側の2組の流路部40と右側の2組の流路部40は、夫々対になっており、空部42の列(圧力室列)を互いに向き合わせた状態に配置されている。
また、流路形成基板24には、インク滴の吐出には関与しない貫通孔であるダミー流路部44が、流路部40に対して隔てた状態で並設されている。本実施形態においては、対になった流路部40同士の間にダミー流路部44が1つずつ、合計2箇所設けられている。より詳しくは、隣り合う流路部40における空部42の列の間にダミー流路部44が配置されている。このダミー流路部44は、流路部40とは隔てて(つまり、流路部40とは連通しない状態で)設けられているので、通常ではインクが入り込まない部分となっており、流路形成基板24の一部の剛性を調整、具体的には空部42の列の間の剛性を意図的に低下させて、圧電振動子19の駆動時の空部42の列の間の応力集中を緩和させるための緩衝孔として機能する部分である。また、このダミー流路部44は、流路ユニット構成部材間を接合する際の余分な接着剤或いは気泡を導入する逃げ孔としても機能し、接着剤が流路部40側に流れ込んだり、各部材間に気泡が入ることで接着不良が発生したりするのを防止する。
ところで、上記開口部41の副走査方向の両端部は、端に行くほど次第に絞られて尖った形状となっている。このようにすると、開口部41の両端部、即ち、共通インク室27の両端側のインクの流れを円滑にすることができ、この部分における気泡の滞留を防止することができる。しかしながら、尖っているが故に、この開口部41の両端に応力が集中するため、この先端からクラック(割れ)が発生し易い。この開口部41等の流路部40でクラックが生じると、このクラックを通じてヘッドの外側にインクが漏れたり、或いは、クラックを通じて漏出したインクが他の色に対応する流路部40に浸入して混色が生じる虞がある。このような問題を解決すべく、上記流路形成基板24では、ダミー流路部44の形状が工夫されており、これにより上記問題を解決している。以下、この点について説明する。
図5は、図4における領域Aの拡大図である。上記流路形成基板24におけるダミー流路部44は、流路部40との並設方向に直交する方向(本実施形態では副走査方向)の両端部に、流路形成基板24の外側に向けて先細りした角部44aを有している。また、同様に各流路部40の先端にも角部40aが形成されている。いずれの角部44a,40aも流路形成基板24における周縁部に近い部位で二面が交差して形成されている。しかし、流路部40の角部40aの交差角度(θ0)よりもダミー流路部44の角部44aの交差角度(θ1)の方が小さくなっている(θ0>θ1)。
換言すると、このように交差角度の違いがあることで、角部40aと角部44aとを比較した場合、より交差角度の小さい角部44aに応力が集中しやすくなる。このようにすると、周縁部24bにおいて、角部44aの方が角部40aよりも剛性が低下して脆弱になるのに加え、より応力が集中しやすくなっている。即ち、ダミー流路部44の角部44aは、流路部40の両端の角部40aよりもクラックが生じ易くなっている。
ここで、本実施形態の流路形成基板24の基材であるシリコンウェハー35のような結晶性を有する基材は、外力や衝撃が加えられたときに、結晶が最密な結晶方位面、即ち、最密面に沿って割れ易い傾向にある。この最密面は、基材の結晶構造によって異なり、例えば、本実施形態におけるシリコンウェハー35のような面心立方晶構造(FCC)の場合には(111)面、体心立方構造(BCC)の場合には(110)面が、それぞれ最密面となる。本実施形態では、角部44aを区画する二面44a1,44a2のうちの少なくとも一面が、流路形成基板24(シリコンウェハー35)の最密面に設定されている。具体的には、角部44aの一方の面44a2が、(110)面上でオリフラとしての第1の(111)面と約70°で交差する第2の(111)面に設定されている。即ち、この面44a2は、クラックを積極的に誘発させるクラック誘導面として機能する。このように角部44aを区画する面の少なくとも一面を最密面(クラック誘導面)とすることで、角部44aの先端を基点として、クラック誘導面に沿ってクラックをより誘発させ易くすることができる。
これに対して流路部40の先端側の一部の面40a3には最密面が割り当てられているが、流路部40の先端側でなだらかにカーブを形成できるようにさらに角度の異なる面40a2を設けている。すなわち、この面40a2ともう一面40a1との交差角度が、ダミー流路部44の角部44aを形成する二面44a1,44a2よりも大きいので、角部44aで応力が集中しやすく、かつ、結晶構造の理由からもここにクラックを誘発できることになる。
また、ダミー流路部44も流路部40も基本的には上記副走査方向に沿って長穴状として形成され、かつ、ダミー流路部44の方が流路部40よりも長い。このため、ダミー流路部44の角部44aの方が流路部40の角部40aよりも流路形成基板24における周縁部に近い位置にある。両者のこの位置的関係により、応力は角部44aの側により集中しやすいといえる。さらに、二つの流路部40の間に一つのダミー流路部44が挟まれることにより、一つのダミー流路部44が二つの流路部40に先んじてクラックを誘発することになり、ダミー流路部44の数を減らすことができる。クラックを誘発すれば、全体の剛性が低下することにもなるから、数が少ない方が全体としての剛性を高く維持できる。
図6はダミー流路部44の変形例を示している。
この例では、ダミー流路部44の先端の角部44bは、当該ダミー流路部44の長手方向の一面44b1と、最密面の面44b2とが交差して形成されている。ダミー流路部44は上記面44b1と平行なもう一つの面44b3とが長手方向に並んでおり、この平行な二つの面44b1,44b3に交差する一つの面44b2によって先端に角部44bを形成している。流路部40では面44b1,44b3と平行な面40a1と最密面の面44b2に対してもう一つの面40a2を交差させてなだらかな湾曲状の面を形成する必要があるため、自ずと角部44bの交差角度の方が角部40aの交差角度よりも小さな角度とすることができる。
図7はダミー流路部44の変形例を示している。
この例では、ダミー流路部44の先端に二つの角部44c,44dを形成している。それぞれの角部44c,44dを形成する面は図6に示す二つの面44b1,44b2と同じものである。二つの角部44c,44dのそれぞれの交差角度は流路部40の角部の交差角度よりも小さく、かつ、二つあるのでより一層ダミー流路部44でクラックを誘発しやすくなる。
図8はダミー流路部44の変形例を示している。
この例では、ダミー流路部44の先端に三つの細い溝状部分を形成している。それぞれの溝状部分の先端には角部44e1,44e2,44e3を形成してある。各角部44e1,44e2,44e3での二面の交差角度が流路部40のものよりも小さいのは先の各例と同様であるが、溝状とした部分でも応力を集中させやすく、よりクラックを誘発しやすくなっている。
以上のように、流路形成基板24におけるダミー流路部44が、流路部40との並設方向に直交する方向の端部に、流路形成基板24の外側に向けて先細りした角部44a,44bを有し、この角部44a,44bの先端の交差角度が流路部40の角部40aよりも小さくなるように形成されているので、周縁部24bにおいてダミー流路部44の角部44a,44bが流路部40の角部40aよりも応力集中しやすく脆弱となるので、流路ユニット構成部材の接合時の温度変化によって熱応力が生じたときに、角部44a,44bの先端を基点として、他の部分よりも優先的に脆弱な部分にクラックを誘発させることができる。このため、接合時の熱応力を分散させることができ、流路部40側にクラックが生じるのを可及的に抑制することが可能となる。その結果、記録ヘッド1の外側にインクが漏れたり、或いは、流路部40から他の流路部40にインクが浸入して混色が生じるといった不具合を未然に防止することが可能となる。
ところで、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が可能である。
以上においては、シリコンウェハー35を用いて流路形成基板24を作製する例を示したが、流路形成基板24の基材としては、シリコンウェハー35に限らず、結晶性を有する他の基材を用いることも可能である。
また、流路形成基板24に関し、上記実施形態では一枚の板材で構成する例を示したが、これには限らず、流路形成基板24を複数の板材で構成してもよい。即ち、例えば、インク供給口28となる溝部や圧力室29となる空部42が形成された第1流路形成基板と、共通インク室27となる開口部41が形成された第2流路形成基板の2枚で流路形成基板24を構成することも可能である。この場合、夫々の基板にダミー流路部44を形成し、このダミー流路部44の角部の交差角度が流路部40の角部の交差角度よりも小さくなるように形成する。
また、以上では、液体噴射ヘッドとして、インクジェット式記録ヘッド1を例に挙げて説明したが、本発明は他の液体噴射ヘッドにも適用することができる。例えば、液晶ディスプレイ 等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ 、FED(面発光ディスプレイ )等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも本発明を適用することができる。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
1…記録ヘッド,2…カートリッジ基台,3…フィルタ,4…インク導入針,5…駆動用基板,6…コネクター,7…シート,8…電子部品,10…ケース,11…流路ユニット,12…収容空部,13…アクチュエータユニット,14…基板取付面,16…ヘッドカバー,19…圧電振動子,20…固定板,21…配線部材,23…弾性板,24…流路形成基板,25…ノズルプレート,27…共通インク室,28…インク供給口,29…圧力室,30…ノズル開口,32…島部,35…シリコンウェハー,37…シリコンウェハーの表面,40…流路部,40a…角部,41…開口部,42…空部,44…ダミー流路部,44a,44b,44c,44d,44e1〜44e3…角部,44a2…面(最密面)。

Claims (7)

  1. 圧力発生素子により内部の液体に圧力変動を受ける圧力室に液体を供給する共通液体室と流路部が形成された流路形成基板と、上記圧力室に連通するノズル開口が形成されたノズル形成部材とを有する流路ユニットを備え、上記圧力発生素子の作動に応じて上記ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッドであって、
    上記流路形成基板は、液滴の吐出には関与しないダミー流路部を有し、
    上記流路部は上記流路形成基板における周縁部側の部位で二面が交差する角部が形成されているとともに、上記ダミー流路部においても上記流路形成基板における周縁部側の部位で二面が交差する角部が形成されており、上記流路部の角部の交差角度よりも上記ダミー流路部の角部の交差角度の方が小さいことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 上記ダミー流路部の角部の方が上記流路部の角部よりも上記流路形成基板の周縁部に近い位置にあることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 上記流路形成基板は、結晶性を有する基材により形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 上記ダミー流路部の角部を形成する二面のうちの一方が結晶構造における最密面であることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 上記流路部は長穴として形成されるとともにその両端に上記角部が形成され、上記ダミー流路部も長穴として形成されつつ同流路部よりも長く形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の液体噴射ヘッド。
  6. 上記流路部は複数本が形成され、上記ダミー流路部は同流路部に挟まれる位置に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の液体噴射ヘッド。
  7. ノズル開口ごとの所定の液体流路と、各色ごとに共通の共通液体室とからなる流路部が形成された流路形成基板と、
    液滴が吐出される上記ノズル開口が開設され、上記流路形成基板の一方の面に接合されるノズル形成部材と、
    上記流路形成基板の他方の面に接合され、圧力発生素子の作動に応じて上記ノズル開口ごとの所定の液体流路である圧力室に対応する領域が弾性変形する弾性板とから構成され、
    上記共通液体室から上記圧力室を通って上記ノズル開口に至る一連の液体流路を形成する流路ユニットを備える液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置であって、
    上記流路形成基板は、上記流路部とともに、液滴の吐出には関与しない流路状の空間からなるダミー流路部を有し、
    上記流路部は上記流路形成基板における周縁部に近い部位で二面が交差する角部が形成されているとともに、上記ダミー流路部においても上記流路形成基板における周縁部に近い部位で二面が交差する角部が形成されており、上記流路部の角部の交差角度よりも上記ダミー流路部の角部の交差角度の方が小さいことを特徴とする液体噴射装置。
JP2011077900A 2011-03-31 2011-03-31 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 Withdrawn JP2012210774A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011077900A JP2012210774A (ja) 2011-03-31 2011-03-31 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
US13/433,824 US9272294B2 (en) 2011-03-31 2012-03-29 Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011077900A JP2012210774A (ja) 2011-03-31 2011-03-31 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012210774A true JP2012210774A (ja) 2012-11-01

Family

ID=46925937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011077900A Withdrawn JP2012210774A (ja) 2011-03-31 2011-03-31 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9272294B2 (ja)
JP (1) JP2012210774A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0652108A2 (en) * 1993-11-05 1995-05-10 Seiko Epson Corporation Ink jet print head and a method of manufacturing the same
JPH07125198A (ja) * 1993-11-05 1995-05-16 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッド
JPH08132628A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録ヘッドの作製方法およびインクジェット記録ヘッド
JP2005238305A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nippon Steel Corp 高疲労強度隅肉溶接継手
JP2006239927A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2006272746A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2008087371A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Canon Inc 液体吐出ヘッドの製造方法および液体吐出ヘッド
JP2012210775A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020041308A1 (en) * 1998-08-05 2002-04-11 Cleland Todd A. Method of manufacturing an orifice plate having a plurality of slits
JP3552024B2 (ja) 1998-12-14 2004-08-11 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッド
DE60000584T2 (de) * 1999-01-29 2003-08-14 Seiko Epson Corp Tintenstrahldruckkopf mit verbesserten Tintenzufuhrkanälen
JP3570495B2 (ja) * 1999-01-29 2004-09-29 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッド
JP4507528B2 (ja) 2003-08-21 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 複合化顔料原体および複合化顔料
JP4581579B2 (ja) * 2004-09-14 2010-11-17 セイコーエプソン株式会社 金属基板の加工方法及び液体噴射ヘッドの製造方法
US7837305B2 (en) * 2007-01-30 2010-11-23 Panasonic Corporation Piezoelectric element, ink jet head, and ink jet recording device

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0652108A2 (en) * 1993-11-05 1995-05-10 Seiko Epson Corporation Ink jet print head and a method of manufacturing the same
JPH07125198A (ja) * 1993-11-05 1995-05-16 Seiko Epson Corp インクジェット式記録ヘッド
US5723053A (en) * 1993-11-05 1998-03-03 Seiko Epson Corporation Ink jet print head and a method of manufacturing the same
JPH08132628A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録ヘッドの作製方法およびインクジェット記録ヘッド
JP2005238305A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nippon Steel Corp 高疲労強度隅肉溶接継手
JP2006239927A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2006272746A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2008087371A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Canon Inc 液体吐出ヘッドの製造方法および液体吐出ヘッド
JP2012210775A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9272294B2 (en) 2016-03-01
US20120248226A1 (en) 2012-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6314711B2 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射装置および液体噴射ヘッドの製造方法
JP4730531B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2007144734A (ja) 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
JP2010234539A (ja) 液体吐出装置及びその製造方法
JP6859600B2 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット、液体噴射装置及び液体噴射ヘッドユニットの製造方法
JP2006231678A (ja) 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置
JP5257563B2 (ja) 液体噴射ヘッドユニットの製造方法
JP2018103376A (ja) 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
JP2004209655A (ja) 液体噴射ヘッド
JP2008238594A (ja) 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
JP2007216474A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4577045B2 (ja) 液体噴射ヘッド
JP4407698B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2012210775A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2012210774A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP5935259B2 (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP4517917B2 (ja) 液体噴射ヘッド
JP4993130B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
KR100756149B1 (ko) 액체 분사 헤드 및 액체 분사 장치
JP2013146885A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射装置、液体噴射ヘッドの製造方法
JP2007050549A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US9144987B2 (en) Liquid flow-path member, liquid ejecting head, and liquid ejecting apparatus
JP6024388B2 (ja) 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
US20230202185A1 (en) Liquid Ejecting Head And Liquid Ejecting Apparatus
JP2012213969A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140922

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150331

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20150406