JP2012207897A - 吸収式冷凍機 - Google Patents
吸収式冷凍機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012207897A JP2012207897A JP2011075908A JP2011075908A JP2012207897A JP 2012207897 A JP2012207897 A JP 2012207897A JP 2011075908 A JP2011075908 A JP 2011075908A JP 2011075908 A JP2011075908 A JP 2011075908A JP 2012207897 A JP2012207897 A JP 2012207897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature regenerator
- valve
- distribution valve
- absorption
- rare
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】高温再生器5、低温再生器6、凝縮器7、蒸発器1及び吸収器2を備え、この吸収器2内の稀吸収液を高温再生器5と低温再生器6とにそれぞれ分岐して流す吸収式冷凍機100において、弁開度を調整して高温再生器5と低温再生器6とに流れる稀吸収液の比率を制御する稀吸収液分配弁40と、この稀吸収液分配弁40をバイパスするダンパ62と、運転状態を示す指標に基づいて、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあるか否かを判別する判別手段としての制御装置50と、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にある場合に、ダンパ62の開放を促す旨を報知するブザー65とを備える。
【選択図】図2
Description
ところで、吸収式冷凍機において、吸収液は、長期使用、或いは、真空開放工事等によって鉄分等の異物を多く含む場合がある。この鉄分等の異物が稀吸収液分配弁に侵入した場合、弁体のロックを誘発する故障の原因となるため、この故障の早期発見及び対処を行うことで性能を維持することが求められている。さらに、稀吸収液分配弁が故障した場合、交換期間中は吸収式冷凍機の運転ができなくなるため、故障したとしても当該冷凍機を応急的に継続運転することが求められている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、稀吸収液分配弁がロックする故障を早期に発見するとともに、故障時であっても運転を継続できる吸収式冷凍機を提供することを目的とする。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。
吸収式冷凍機100は、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用した二重効用型の吸収式冷凍機である。
吸収式冷凍機100は、図1に示すように、蒸発器1と、この蒸発器1に並設された吸収器2と、これら蒸発器1及び吸収器2を収納した蒸発器吸収器胴(下胴)3と、ガスバーナ4を備えた高温再生器5と、低温再生器6と、この低温再生器6に並設された凝縮器7と、これら低温再生器6及び凝縮器7を収納した低温再生器凝縮器胴(上胴)8と、低温熱交換器12と、高温熱交換器13と、冷媒ドレン熱回収器16と、稀吸収液ポンプP1と、濃吸収液ポンプP2と、冷媒ポンプP3とを備え、これらの各機器が吸収液管21〜25及び冷媒管31〜35などを介して配管接続されている。
この熱交換部5Aには、ガスバーナ4で燃焼された排気ガスが流通する排気経路17が接続され、熱交換部5Aの側方には、この熱交換部5Aで加熱再生された後に当該熱交換部5Aから流出した濃吸収液が溜る濃吸収液溜り5Cが形成されている。この濃吸収液溜り5Cには、濃吸収液溜り5C(高温再生器5内)に溜った吸収液の液面レベルを検知する液面センサ53が設けられている。この液面センサ53が規定の高位液面を検知すると、この結果が制御装置50に出力され、この制御装置50は稀吸収液ポンプP1の運転を停止するように制御される。そして、液面レベルが所定値まで低下すると、再び稀吸収液ポンプP1の運転を開始する。
また、蒸発器1の下方には、液化した冷媒が溜る冷媒液溜り1Bが形成され、この冷媒液溜り1Bと蒸発器1の気層部1A上部に配置される散布器1Cとは冷媒ポンプP3が介在する冷媒管34により接続されている。この冷媒管34の冷媒ポンプP3下流側と吸収器2の吸収液溜り2Aとは開閉弁V3が介在する冷媒管35により接続されている。また、冷却水管15の伝熱管15B出口側との冷/温水管14の伝熱管14Aの出口側とは、開閉弁V4が介在する連通管36により接続されている。
吸収器2から稀吸収液管21を介して、稀吸収液ポンプP1により低温再生器6に搬送された稀吸収液は、高温再生器5から冷媒管31を介して供給されて伝熱管31Aに流入する高温の冷媒蒸気により加熱され、この稀吸収液中の冷媒が蒸発分離する。低温再生器6で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した中間吸収液は、中間吸収液管24を流れ、濃吸収液管22を流れる濃吸収液と濃吸収液管25で合流する。合流した濃吸収液は、低温熱交換器12を経由して吸収器2へ送られ、濃液散布器2Cの上方から散布される。
伝熱管14Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管14Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するので、伝熱管14Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷/温水管14から熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器2へ入り、高温再生器5及び低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収されて、吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプP1によって高温再生器5に搬送される循環を繰り返す。なお、吸収液が冷媒を吸収する際に発生する熱は、吸収器2内に配置される冷却水管15の伝熱管15Aにより冷却される。
したがって、高温再生器5に比べて低温再生器6に流れる稀吸収液の量が多くなり、高温再生器5と低温再生器6とに分配される稀吸収液の比率のバランスが崩れて、性能が低下してしまうおそれがある。
本実施の形態の吸収式冷凍機100は、第4稀吸収液管21Dに設けられ、高温再生器5と低温再生器6とに分岐して流れる稀吸収液の比率を可変する電動弁である稀吸収液分配弁40を備えている。
制御装置50は、低温再生器6内の圧力、すなわち、稀吸収液ポンプP1の運転周波数に応じて、稀吸収液分配弁40の開度を制御(調整)している。
稀吸収液分配弁40は、弁本体41と、弁本体41内に配置されるシート(弁座)42と、シート42に接離して流体の通過流量を調整する弁体43と、弁体43を支持する弁軸44と、弁本体41に固定される円筒状のキャン(弁駆動部)45と、キャン45の内周部に回転自在に支持され、永久磁石等の磁性材料で形成されるロータ46と、ロータ46の回転を弁体43のシート42に対する接離動作に変換する送りねじ47と、送りねじ47をロータ46に連結するスリーブ48とを備えている。146はステータであり、このステータ146に巻き回された複数のコイル(図示略)に順次電流を流すことにより、当該ステータ146と協働してロータ46が回転すると、送りねじ47の回転により、弁軸44が上下動し、弁体43がシート42に対し接離する。弁本体41は、側面視で略L字状に形成された円管であり、弁本体41では、図2の矢印Aから矢印Bの方向に稀吸収液が流れる。この場合、弁本体41の弁軸貫通部141には小さな間隙δが存在するため、間隙δを通じて、キャン45の内側への稀吸収液の侵入が許容される。
具体的には、制御装置50は、運転時の成績係数(COP)を取得し、この取得した成績係数に基づいて稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあるか否かを判別する。そもそも、稀吸収液分配弁40は、吸収式冷凍機100が成績係数の設計値に近づくように、高温再生器5と低温再生器6とに分配される稀吸収液の比率のバランスを調整している。このため、運転時の成績係数に着目し、この成績係数と設計値との偏差が大きくなった場合には、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判別される。
成績係数は、温度センサ51,56が計測するブラインの入口温度及び出口温度、流量計57が計測するブライン流量、及び、燃料流量計(図示略)が計測する燃料流量に基づき算出される。これらブライン温度、ブライン流量及び燃料流量と成績係数との関係を示す情報は、予め実験等によって取得されており、制御装置50は、この情報に基づいて、運転時の負荷(冷房負荷)における成績係数を取得する。
そして、制御装置50は、取得した成績係数と設計値との偏差が所定値(本実施形態では10%)以上であるか否かを判別し、10%以上の場合には、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判断してブザー65を報音する。このブザー65は、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあり、ダンパ62の開放を促す旨を報知するものであり、予め決められた音を発しても良いし、「ダンパを開放してください」と報音しても良い。
これにより、このブザー音を聞いた作業員が直接、もしくはメンテナンス業者に連絡してダンパ62を所定の開度に開放することにより、性能を大幅に低下させることなく吸収式冷凍機100の運転を応急的に継続することができる。
これにより、制御装置50が、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判断した場合に、この傾向が初期段階であるのか、実際にロックしてしまっているのかを簡単に確認できるため、故障に対する最善の対処策を講じることができる。
なお、この第1の実施の形態では、運転状態を示す指標として、温度センサ51,56が計測するブラインの入口温度及び出口温度、流量計57が計測するブライン流量、及び、燃料流量計(図示略)が計測する燃料流量に基づき算出される成績係数を用いる構成としたが、温度センサ51,56が計測するブラインの入口温度及び出口温度、流量計57が計測するブライン流量から吸収式冷凍機100の性能(運転能力)を取得しても良い。
次に、第2の実施の形態について説明する。
この第2の実施の形態では、運転状態を示す指標として成績係数の代わりに高温再生器5内の吸収液濃度または低温再生器6内の吸収液濃度を取得する構成としている。吸収式冷凍機100の構成は、上記した第1の実施の形態のものと同一であるため説明を省略する。
図5は、冷房負荷に対する高温再生器5内の吸収液の設計濃度(設計値)及び低温再生器6内の吸収液の設計濃度(設計値)の変化を示すグラフであり、これら設計値のデータは制御装置50の記憶部に記憶されている。
稀吸収液分配弁40の分配比率のバランスが崩れると、高温再生器5内の吸収液濃度及び低温再生器6内の吸収液濃度の一方が高くなり他方が低くなる。
このため、吸収液濃度に着目することによっても稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあるか否かを判別できる。
そして、制御装置50は、取得した吸収液濃度と設計値との偏差が所定値(本実施形態では2%)以上であるか否かを判別し、2%以上の場合には、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判断する。判断した後の動作は、上記した第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
なお、この実施形態では、計測した温度から吸収液濃度を取得する構成としているが、高温再生器5及び低温再生器6にそれぞれ濃度計を設け、当該吸収液濃度を直接取得してもよい。
次に、第3の実施の形態について説明する。
この第3の実施の形態では、運転状態を示す指標として成績係数の代わりに高温再生器5内の吸収液温度を取得する構成としている。吸収式冷凍機100の構成は、上記した第1の実施の形態のものと同一であるため説明を省略する。
図6は、冷房負荷に対する高温再生器5内の吸収液の設計温度(設計値)の変化を示すグラフであり、これら設計値のデータは制御装置50の記憶部に記憶されている。
稀吸収液分配弁40の分配比率のバランスが崩れると、高温再生器5内の吸収液量が変動するため、吸収液量が増えれば加熱が緩慢になり吸収液温度が低下し、吸収液量が減れば加熱が過剰となり吸収液温度が上昇する。このため、高温再生器5内の吸収液温度に着目することによっても稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあるか否かを判別できる。
制御装置50は、計測した高温再生器5内の吸収液温度と設計値との偏差が所定値(本実施形態では5℃)以上であるか否かを判別し、5℃以上の場合には、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判断する。判断した後の動作は、上記した第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態によれば、高温再生器5内の吸収液温度を指標として取得し、制御装置50は、吸収液温度と設計値との偏差が5℃よりも大きくなった場合に、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判別するため、簡単な構成で稀吸収液分配弁40が故障する前兆を事前に認識することができる。
次に、第4の実施の形態について説明する。
図7は、第4の実施の形態に係る吸収式冷凍機200の概略構成図である。吸収式冷凍機200は、ダンパ62に代えて、稀吸収液分配弁(第1分配弁)40と、同一構成のバイパス分配弁(第2分配弁)140を備える以外、第1の実施形態に係る吸収式冷凍機100と同一に構成されるため、図7では、図1に示す吸収式冷凍機100と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、運転状態を示す指標として、上記第2及び第3の実施の形態で説明したものを組み合わせることができる。
この状態で、制御装置50が稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判別した場合、この制御装置50はバイパス分配弁140の開度制御を実行する。
まず、制御装置50は、稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあるとの信号を受けると、高温再生器5内の吸収液濃度を取得する(ステップS1)。この高温再生器5内の吸収液濃度は、上述のように、高温再生器5内の吸収液温度及び低温再生器6の冷媒出口温度から算出されるものであるため、ここでは説明を省略する。
続いて、制御装置50は、取得した吸収液濃度と設計濃度(設計値)との偏差を所定の閾値(本実施形態では2%)と比較し(ステップS2)、偏差が±(プラスマイナス)2%の範囲内の場合には、適正な運転を行っている開度に調整されているため処理を終了する。
また、上記した偏差が−(マイナス)2%よりも大きい場合には、制御装置50は、バイパス分配弁140の開度を開く方向にαだけ開いて(ステップS3)処理をステップS1に戻す。これにより、低温再生器6に流れる稀吸収液の流量が増える分、相対的に高温再生器5内の吸収液量が低下し、当該吸収液濃度が高まる。また、上記した偏差が+(プラス)2%よりも大きい場合には、制御装置50は、バイパス分配弁140の開度を閉じる方向にαだけ閉じて(ステップS4)処理をステップS1に戻す。これにより、低温再生器6に流れる稀吸収液の流量が減る分、相対的に高温再生器5内の吸収液量が増加し、当該吸収液濃度が低下する。これらのステップS1〜S4の制御を繰り返し実行することにより、高温再生器5と低温再生器6とに流れる稀吸収液の分配比を適正に保持することができる。
例えば、上記実施の形態では、運転状態を示す指標として、吸収式冷凍機100の性能、成績係数、高温再生器5の吸収液濃度、低温再生器6の吸収液濃度、高温再生器5の吸収液温を取得するものを説明したが、これに限るものではなく、例えば、高温再生器5の液面センサ53が吸収液の高水位を検知して稀吸収液ポンプP1が運転停止した回数が所定時間内に所定回数(例えば10回)以上となった場合には、これに基づいて稀吸収液分配弁40がロックする傾向にあると判別することもできる。
また、上記実施形態では、稀吸収液分配弁40、ダンパ62及びバイパス分配弁140は、低温再生器6へとつながる第4稀吸収液管21Dに設けられていたが、これらを高温再生器5へとつながる第3稀吸収液管21Cに設けてもよい。
また、上記実施の形態では、吸収式冷温水機は二重効用型であるが、一重効用型を始め、一重二重効用型及び三重効用型の吸収式冷温水機及び吸収式ヒートポンプ装置に本発明を適用可能なことは勿論である。
2 吸収器
5 高温再生器
6 低温再生器
7 凝縮器
21D 第4稀吸収液管
40 稀吸収液分配弁(分配弁、第1分配弁)
41 弁本体
42 シート(弁座)
43 弁体
45 キャン(弁駆動部)
46 ロータ
50 制御装置(判別手段、弁開度調整手段)
61 バイパス管
62 ダンパ(バイパス弁)
65 ブザー(報知手段)
70 確認用治具
100、200 吸収式冷凍機
140 バイパス分配弁(第2分配弁)
Claims (6)
- 高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、この吸収器内の稀吸収液を前記高温再生器と前記低温再生器とにそれぞれ分岐して流す吸収式冷凍機において、
弁開度を調整して前記高温再生器と前記低温再生器とに流れる稀吸収液の比率を制御する分配弁と、この分配弁をバイパスするバイパス弁と、運転状態を示す指標に基づいて、前記分配弁がロックする傾向にあるか否かを判別する判別手段と、前記分配弁がロックする傾向にある場合に、前記バイパス弁の開放を促す旨を報知する報知手段とを備えることを特徴とする吸収式冷凍機。 - 前記指標として運転時の成績係数を取得し、前記判別手段は、成績係数と設計値との偏差が所定値よりも大きくなった場合に、前記分配弁がロックする傾向にあると判別することを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
- 前記高温再生器内の吸収液濃度、または、前記低温再生器内の吸収液濃度を前記指標として取得し、前記判別手段は、前記吸収液濃度と設計値との偏差が所定値よりも大きくなった場合に、前記分配弁がロックする傾向にあると判別することを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
- 前記高温再生器内の吸収液温度を前記指標として取得し、前記判別手段は、前記吸収液温度と設計値との偏差が所定値よりも大きくなった場合に、前記分配弁がロックする傾向にあると判別することを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
- 前記分配弁は、弁本体に固定される円筒状の弁駆動部内に配置される磁性を有するロータをステータで回転させることにより、前記ロータに連結される弁体を弁座に対して接離させて弁開度を調節する構成を有し、前記ステータに代えて前記弁駆動部に取り付け可能に形成され、磁力によって前記ロータを手動で回転させて前記分配弁がロックしているかを確認するための確認用治具を備えることを特徴とする請求項1乃至4に記載の吸収式冷凍機。
- 高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、この吸収器内の稀吸収液を前記高温再生器と前記低温再生器とにそれぞれ分岐して流す吸収式冷凍機において、
弁開度を調整して前記高温再生器と前記低温再生器とに流れる稀吸収液の比率を制御する第1分配弁と、この第1分配弁と同一構成を有し、当該第1分配弁をバイパスする第2分配弁と、運転状態を示す指標に基づいて、前記第1分配弁がロックする傾向にあるか否かを判別する判別手段と、前記第1分配弁がロックする傾向にある場合に、前記第2分配弁の弁開度を制御する弁開度調整手段とを備えることを特徴とする吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011075908A JP5646385B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 吸収式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011075908A JP5646385B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 吸収式冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012207897A true JP2012207897A (ja) | 2012-10-25 |
JP5646385B2 JP5646385B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=47187784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011075908A Active JP5646385B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 吸収式冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5646385B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196861A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 川重冷熱工業株式会社 | 吸収式冷凍機 |
JP2018128228A (ja) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | 熱源機制御装置、熱源機装置、および熱源機システム |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01285753A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 空冷式二重効用吸収冷凍機 |
JPH0293259A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-04-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 吸収冷凍機の制御方法 |
JPH03129264A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-06-03 | Ebara Corp | 吸収冷温水装置 |
JPH07243728A (ja) * | 1994-03-03 | 1995-09-19 | Hitachi Ltd | 空気調和機 |
JPH08159595A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-21 | Nippondenso Co Ltd | 吸収式冷凍装置 |
JPH0989407A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | N T T Facilities:Kk | 吸収式冷凍機 |
JPH116663A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Daikin Ind Ltd | 吸収式冷凍装置 |
JP2005048981A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷凍装置 |
WO2008127229A1 (en) * | 2007-04-13 | 2008-10-23 | Utc Power Corporation | A method and system for controlling a temperature in an absorption chiller |
-
2011
- 2011-03-30 JP JP2011075908A patent/JP5646385B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01285753A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 空冷式二重効用吸収冷凍機 |
JPH0293259A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-04-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 吸収冷凍機の制御方法 |
JPH03129264A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-06-03 | Ebara Corp | 吸収冷温水装置 |
JPH07243728A (ja) * | 1994-03-03 | 1995-09-19 | Hitachi Ltd | 空気調和機 |
JPH08159595A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-21 | Nippondenso Co Ltd | 吸収式冷凍装置 |
JPH0989407A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | N T T Facilities:Kk | 吸収式冷凍機 |
JPH116663A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Daikin Ind Ltd | 吸収式冷凍装置 |
JP2005048981A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷凍装置 |
WO2008127229A1 (en) * | 2007-04-13 | 2008-10-23 | Utc Power Corporation | A method and system for controlling a temperature in an absorption chiller |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014196861A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 川重冷熱工業株式会社 | 吸収式冷凍機 |
JP2018128228A (ja) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | 熱源機制御装置、熱源機装置、および熱源機システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5646385B2 (ja) | 2014-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5252796B2 (ja) | 吸収式冷温水機 | |
JP2007225141A (ja) | ガスヒートポンプ式空気調和装置及びガスヒートポンプ式空気調和装置の起動方法 | |
JP5646385B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
US6550272B2 (en) | Absorption chiller/absorption chiller-heater having safety device | |
JP7122538B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP2018169075A (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP2017207218A (ja) | 吸収式冷凍機 | |
EP1205718B1 (en) | Absorption chiller/absorption chiller-heater having safety device | |
JP3056987B2 (ja) | 吸収式冷房装置 | |
JP4390267B2 (ja) | 一重二重効用吸収冷凍機およびその運転制御方法 | |
JP2011202923A (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP4090262B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP2001099474A (ja) | 空調装置 | |
JP6478833B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP3081472B2 (ja) | 吸収式冷凍機の制御方法 | |
JP5456368B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP2012202674A (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP2012077950A (ja) | 弁装置、及びそれを用いた吸収式冷凍機 | |
KR102036107B1 (ko) | 흡수식 시스템 및 이의 제어 방법 | |
JP2018138848A (ja) | 吸収式冷凍機 | |
JP3945955B2 (ja) | 吸収冷凍機 | |
JP2005300069A (ja) | 吸収冷凍機 | |
JP3268426B2 (ja) | 吸収冷温水機の溶液循環ポンプの故障予知制御方法 | |
JP5261118B2 (ja) | 吸収式冷温水機 | |
JP3383898B2 (ja) | 吸収式冷熱発生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140307 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140813 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141007 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5646385 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |