JP5261118B2 - 吸収式冷温水機 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収式冷温水機に関し、特に、吸収器の稀吸収液を再生器へ送り込む吸収液ポンプの運転が、再生器の吸収液レベルに応じて制御される技術に関する。
従来技術において、急激な負荷変動に対応し、特に、冷房部分負荷の成績係数の低下を改善する方法として、高温再生器の吸収液面を吸収液面検出器で検知し、その検出器信号により、吸収器の稀吸収液を高温再生器へ送り込む吸収液ポンプをインバ−タ制御して、吸収溶液の流量を冷房負荷にマッチさせてコントロールすることにより、高温再生器での急激な液面変動によって吸収液ポンプが頻繁にON−OFFすることを回避し、吸収冷凍機の運転の安定化を図るものがある。(例えば、特許文献1)。
また、高温再生器の吸収液面の下限値以下の低下が、一時的なものであるか、正規状態での低下なのかを速やかに検知して、一時的な吸収液面低下と判断した場合は、吸収式冷温水機の運転を継続し、そうではなく継続的なものであると判断した場合は、空焚き状態になったことを警告すると共に、吸収式冷温水機の運転を停止するようにして、的確な空焚き防止制御をするものがある。(例えば、特許文献2)。
特開平3−28674号公報 特開2008−106955号公報
このように、電極間が吸収液にて導通することによって高温再生器の吸収液レベルを検知するレベル検知器を用いる場合、電極の変形や破損、電極に不純物が付着している場合等のように、レベル検知器そのものが異常状態である場合、正規の吸収液レベル検知ができない。また、レベル検知器と制御部との接続不良がある場合は、吸収液レベルの検知ができない異常状態が発生する。このような異常状態の場合には、正規の吸収液レベル検知ができず、正規の運転制御が達成できない。
本発明は、このような異常状態を的確に検出することができる技術を提供することにより、レベル検知器を修理・交換、またはレベル検知器と制御部との接続回復を行うことができるようにするものである。
本発明の吸収式冷温水機は、加熱部にて吸収液が加熱される再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器等が吸収液と冷媒を循環するように配管接続され、前記再生器の吸収液レベルを電極間が吸収液にて導通することによって検知するレベル検知器と、前記吸収器の稀吸収液を前記再生器へ送り込む吸収液ポンプと、前記レベル検知器の検知に基づき前記吸収液ポンプの運転を制御する制御部を備えた吸収式冷温水機において、
前記制御部は、前記再生器の吸収液レベルを前記レベル検知器の下限レベルよりも低下させるモードを備え、このモードでの前記レベル検知器の異常検知動作は、前記吸収式冷温水機の運転終了の際に前記加熱部による加熱は停止し前記吸収液ポンプの運転により濃吸収液を前記再生器へ回収する運転として行なわれる稀釈運転時に、前記加熱部により吸収液を加熱し、且つ前記吸収液ポンプの運転低下または停止にて前記再生器の吸収液レベルが下限レベルより低下した状態で、前記レベル検知器の異常を検知することを特徴とする。
本発明では、制御部によって、再生器の吸収液レベルを下限レベルよりも低下させるモードにおいて、再生器の吸収液レベルを検知するレベル検知器の異常を検知するものであり、技術的には、制御部によって、吸収式冷温水機の運転終了の際に行われる稀釈運転中、即ち、加熱部による加熱は停止し吸収液ポンプの運転により行う稀釈運転時に、加熱部により吸収液を加熱し、吸収液ポンプの運転低下または停止にて吸収液レベルが下限レベルより低下した状態とすることにより、レベル検知器の異常を検知する。このため、そのときレベル検知器の電極が吸収液にて導通しておれば、レベル検知器の異常となる。そのときは、レベル検知器を修理・交換、またはレベル検知器と制御部との接続回復を行うことにより、吸収式冷温水機を正常な動作状態とすることができるものである。なお、このレベル検知器の異常検知が、濃吸収液の結晶を防止するために行なう稀釈運転中であることにより、吸収式冷温水機の正規運転は維持できると共に、稀釈運転終了後に特別にレベル検知器の異常検知モードを設けなくてもよく、異常検知のために吸収式冷温水機の完全終了時間が長くなることがない。
本発明の吸収式冷温水機は、加熱部にて吸収液が加熱される再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器等が吸収液と冷媒を循環するように配管接続され、前記再生器の吸収液レベルを電極間が吸収液にて導通することによって検知するレベル検知器と、前記吸収器の稀吸収液を前記再生器へ送り込む吸収液ポンプと、前記レベル検知器の検知に基づき前記吸収液ポンプの運転を制御する制御部を備えた吸収式冷温水機において、前記制御部は、前記再生器の吸収液レベルを前記レベル検知器の下限レベルよりも低下させるモードを備え、このモードでの前記レベル検知器の異常検知動作は、前記吸収式冷温水機の運転終了の際に前記加熱部による加熱は停止し前記吸収液ポンプの運転により濃吸収液を前記再生器へ回収する運転として行なわれる稀釈運転時に、前記加熱部により吸収液を加熱し、且つ前記吸収液ポンプの運転低下または停止にて前記再生器の吸収液レベルが下限レベルより低下した状態で、前記レベル検知器の異常を検知するものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の吸収式冷温水機の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る吸収式冷温水機の概略構成図、図2は本発明に係る吸収液ポンプをインバータ制御するための温度と周波数の関係図、図3は本発明の異常検知動作のフローチャート、図4は本発明の異常検知動作のもう一つのフローチャート、図5は稀釈運転に係る各部の動作状態図、図6は吸収式冷温水機の起動時の各部の動作状態図である。
本発明の実施形態を説明する。図1は、冷媒に水を使用し、吸収液に臭化リチウム(LiBr)を使用した吸収式冷温水機Pの概略構成図を示している。再生器1は、その中の吸収液を加熱する加熱部2として、都市ガス等を燃料とするガスバーナ2を用いており、ガスバーナ2の火力によって冷媒が混入した稀溶液の吸収液を加熱して冷媒を蒸発させ、吸収液と冷媒を分離させる構成である。この場合の再生器1は高温再生器と称され、以下の説明では、1は高温再生器として記載する。3は低温再生器、4は凝縮器、5は蒸発器、6は吸収器、7は低温熱交換器、8は高温熱交換器、9乃至11は吸収液管である。12は電動機によってポンプ部を回転する機構の吸収液ポンプであり、吸収器6の稀吸収液を再生器1へ送り込むための本発明に係る吸収液ポンプである。13乃至15は冷媒管、16は冷媒ポンプ、17は冷温水管、18は冷却水管であり冷却水入り口から入った冷却水が、吸収器6内に配置した伝熱管18Bと凝縮器4内に配置した伝熱管18Aを順次通って冷却水出口へ流れる。19はガスバーナ2へのガス供給管、20はガスバーナ2へのガス供給量を制御する燃料弁、21は冷温水管17の出口管17Bから出る冷温水の温度を検出するように出口管17Bに取り付けた温度検出部、22は温度検出部21の温度検出に基づき燃料弁20の開度を制御するバーナ制御部である。23はガスバーナ2のへ空気を送り込む送風機、24はガスバーナ2のガスに点火する点火器である。
25は低温熱交換器7の温度に応じて流通する吸収液量を制御するための第2吸収液ポンプであり、回転数がインバータ制御される構成である。26と27と28は電磁式開閉弁、29は高温再生器1の吸収液温度を検知する温度検知部、30は高温再生器1の吸収液面を検知するレベル検知器、31は高温再生器1の排気ガス温度を検知する温度検知部、32は後述のように吸収液ポンプ12をインバータ制御するインバータ制御部、33はバーナ制御部22とインバータ制御部32を含み吸収式冷温水機Pの運転を制御する制御部である。制御部33は、MPU(マイクロプロセッサユニット)、プログラムなどを記憶するROM、温度データ等のデータを記憶するRAM、通信手段となる入出力のインターフェースなどを備えて、吸収式冷温水機Pの運転を制御する。34は冷却水管18へ流入する冷却水の入口温度を検知する温度検知部である。35はレベル検知器30内の吸収液を吸収器6側へ流出させるための吸収液流出配管36を開閉する電磁式開閉弁である。
吸収式冷温水機Pは、冷温水ポンプP2の運転によって冷温水管17の出口管17Bから冷水を取り出す冷房運転と、冷温水ポンプP2の運転によって出口管17Bから温水を取り出す暖房運転とに切り替え運転されるものである。このため、冷房運転では、開閉弁26、27、28、35を閉じ、冷却水ポンプP1の運転によって冷却水管18に冷却水を流し、ガスバーナ2に点火器24で点火して高温再生器1で吸収液を加熱すると、吸収液から蒸発分離した冷媒蒸気と、冷媒蒸気を分離して吸収液の濃度が高くなった中間吸収液とが得られる。
この冷房運転では、高温再生器1で生成された高温の冷媒蒸気は、冷媒配管13を通って低温再生器3に入り、熱交換管13Bを通る間に、高温再生器1で生成され吸収液管10により高温熱交換器8を経由して低温再生器3に入った中間吸収液を加熱して放熱凝縮して凝縮器4の底部に入る。また、低温再生器3で加熱されたこの中間吸収液に含まれた冷媒は、中間吸収液から蒸発分離して、上部から凝縮器4へ入り、冷却水管18の入り口から伝熱管18Bを通って伝熱管18Aの内部を流れる冷却水と熱交換して凝縮液化して、凝縮器4の底部に溜まり、冷媒配管13から供給される凝縮冷媒と一緒になって冷媒配管14を通って蒸発器5の底部の冷媒液溜りに入る。
蒸発器5に入って底部の冷媒液溜りに溜まった冷媒液は、冷温水管17に接続された伝熱管17Aの上に冷媒ポンプ16によって散布され、冷温水管17を介して供給される水と熱交換して蒸発し、伝熱管17Aの内部を流れる水を冷却する。そして、蒸発器5で蒸発した冷媒は、吸収器6に入り、上記のように、低温再生器3で加熱されて冷媒を蒸発分離して吸収液の濃度が一層高まった吸収液(濃吸収液)、すなわち、吸収液管11からポンプ25によって低温熱交換器7を経由して供給されて伝熱管18Bの上方から散布される濃吸収液に吸収される。吸収器6で冷媒を吸収して濃度の薄くなった吸収液、すなわち、稀吸収液は吸収液ポンプ12の運転により、低温熱交換器7、高温熱交換器8を経由して高温再生器1へ吸収液管9から送られる。
上記のように吸収冷温水機の運転が行われると、蒸発器5の内部に配管された伝熱管17Aにおいて、冷媒の気化熱によって冷却された冷水が、冷温水管17の出口管17Bを介して図示しない室内ユニット(室内熱交換器)に循環供給すれば、冷房運転などが行える。
一方、暖房運転では、開閉弁35を閉じた状態とし、また開閉弁26、27、28を開け、冷却水管18に冷却水を流さずにガスバーナ2に点火器24で点火して、高温再生器1で稀吸収液を加熱し沸騰させると、高温再生器1で稀吸収液から蒸発した冷媒は、冷媒配管13の途中から主に流路抵抗の小さい冷媒配管13Aを通って吸収器6に流入し、更に蒸発器5に入って伝熱管17Aの管壁に触れ、冷温水管17から供給される水と伝熱管17Aを介して熱交換して凝縮する。このとき伝熱管17A内を流れる水が冷媒の凝縮熱によって加熱されて温水となる。
蒸発器5で加熱作用を行って凝縮した冷媒は、蒸発器5の底部の冷媒液溜りから冷媒ポンプ16によって開閉弁28を通って吸収器6に入り、高温再生器1で冷媒を蒸発分離して開閉弁27を通って流入する吸収液と混合され、吸収液ポンプ12の運転によって吸収液管9から低温熱交換器7、高温熱交換器8を経て高温再生器1へ送られる。
そして、上記のように蒸発器5内部の伝熱管17Aで加熱された温水は、ポンプP2の運転によって、冷温水管17の出口管17Bを介して図示しない室内ユニット(室内熱交換器)に循環供給することにより、暖房運転などが行なわれる。
本発明は、レベル検知器30の検知に基づき、吸収液ポンプ12の運転を制御する制御部33を備え、レベル検知器30が吸収液面の下限値以下を検知したとき、所定時間吸収液ポンプ12を高速で運転して、高温再生器1へ送り込む吸収液量を増加させ、この所定時間に到達したとき、またはこの所定時間を経過したとき、レベル検知器30が吸収液面の下限値以下を検知しているか否かを制御部33が判断する。これによって、レベル検知器30が吸収液面の下限値以下を検知しているときは、警報の発音と吸収式冷温水機Pの運転停止の双方または一方を行うように制御部33が制御する。
具体的構成を以下に記載する。制御部33には、高温再生器の温度検出として設けた高温再生器1の吸収液温度を検知する温度検知部29の検出出力と、冷却水管18へ流入する冷却水の入口温度を検知する温度検知部34の検出出力が入力される。そして、冷房運転では、温度検知部29の検出出力と温度検知部34の検出出力に基づいて、図2に示すように、冷却水の入口温度が例えば、22℃〜32℃までの2℃ごとに定めた各レンジに対応して、高温再生器1の吸収液温度が例えば、90℃〜160℃までの範囲で変化するとき、周波数が例えば、28Hz〜60Hzまでの範囲で連続して又は段階的に変化するようにし、これによって、高温再生器1の吸収液温度が高い程、温度検知部29からの入力によって、制御部33が出力する周波数信号が高い周波数信号となり、インバータ制御部32から吸収液ポンプ12の電動機へ出力される電力の周波数が高い周波数となって、吸収液ポンプ12が高速運転状態となり、吸収液ポンプ12の吐出量が増加する。また、高温再生器1の吸収液温度が低い程、温度検知部29からの入力によって、制御部33が出力する周波数信号が低い周波数信号となり、インバータ制御部32から吸収液ポンプ12の電動機へ出力される電力の周波数が低い周波数となって、吸収液ポンプ12が低速運転状態となり、吸収液ポンプ12の吐出量が減少する。
また、暖房運転では、上記のように冷却水管18に冷却水を流さないため、制御部33へ入力される高温再生器1の吸収液温度を検知する温度検知部29の検出出力に基づき、上記のように、高温再生器1の吸収液温度が高い程、温度検知部29からの入力によって、制御部33が出力する周波数信号が高い周波数信号となり、インバータ制御部32から吸収液ポンプ12の電動機へ出力される電力の周波数が高い周波数となって、吸収液ポンプ12が高速運転状態となり、吸収液ポンプ12の吐出量が増加する。また、高温再生器1の吸収液温度が低い程、温度検知部29からの入力によって、制御部33が出力する周波数信号が低い周波数信号となり、インバータ制御部32から吸収液ポンプ12の電動機へ出力される電力の周波数が低い周波数となって、吸収液ポンプ12が低速運転状態となり、吸収液ポンプ12の吐出量が減少する。
このように、吸収液ポンプ12は、少なくとも高温再生器1の吸収液温度に応じて、制御部33のインバータ制御部32から吸収液ポンプ12へ出力される電力の周波数が変化することによって、吸収液ポンプ12の回転数が変化するようにインバータ制御され、高温再生器1の吸収液面が、適正な吸収液レベルに維持される。
なお、上記では、高温再生器の温度検出は、高温再生器1の吸収液温度を検知する温度検知部29の検出によって行なっているが、高温再生器1の排気ガス温度を検知する温度検知器31の検出によって行なう構成でもよい。
図示のレベル検知器30は、代表的なタイプとして、高温再生器1の吸収液レベルを電極間が吸収液にて導通することによって検知する形態を示している。このレベル検知器30は、高温再生器1の吸収液の液面を検知するように、高温再生器1に併設した検知箱30A内に最も短い棒状電極A、最も長い棒状電極B、棒状電極A・Bの中間の長さの棒状電極Cの3本の棒状電極を備え、検知箱30A内に高温再生器1の吸収液レベル(液面)と同じ吸収液レベル(液面)が形成されるように設けられている。レベル検知器30は、高温再生器1の吸収液レベルを検知するように、高温再生器1で生成された中間吸収液がレベル検知器30に入り底部から吸収液管10へ流入するように配管されている。このため、検知箱30Aは降液箱とも称される。A、B、C3本の電極は、電極Bが共通電極であり、吸収液の液面が上昇して電極Aに達したとき電極AとBが導通状態となって、高レベル(上限液面又は上限レベル)を検出するよう制御部33が動作する。また、吸収液の液面が電極Cよりも低下して電極BとCが非導通状態となれば、低レベル(下限液面又は下限レベル)検出状態となり、制御部33がそれに応じて動作する。このため、吸収液レベルが電極C以上であって電極A以下の範囲、即ち電極A―C間に導通がなく電極B―C間に導通がある場合、吸収液量が正規の適量状態であり、それが制御部33によって判断され、吸収液ポンプ12が上記のようにインバータ制御される。
このように、吸収液レベルが電極C以上であって電極A以下の範囲の吸収液量が正規の状態であり、この状態では、吸収液ポンプ12が上記のように、図2に示すように、28Hz〜60Hzまでの範囲でインバータ制御されるが、この運転状態において、何らかの原因によって、吸収液の液面上昇が短時間に頻繁に起こる場合には、吸収液ポンプ12へ供給される電力周波数を下げるようにしている。例えば、インバータ制御によって運転状態にある吸収液ポンプ12へ供給される電力周波数が40Hzであるとき、所定時間内(例えば、10秒間)に吸収液面が電極Aに達する回数を制御部33によってカウントし、これが所定回数(例えば、3回)に達したときは、40Hzから所定周波数(例えば、10Hz)下げた30Hzで吸収液ポンプ12を運転するか、又はインバータ制御範囲の最低周波数の28Hzで吸収液ポンプ12を運転するように制御部33が制御する。これによって、吸収液の液面上昇が短時間に頻繁に起こる異常状態でも、吸収式冷温水機Pを安定動作させることができる。
吸収液ポンプ12が図2に示すように、28Hz〜60Hzまでの範囲でインバータ制御されている状態において、吸収液の液面が低下して所定の下限レベル以下となれば、即ち、電極BとCの導通が切れて非導通となれば、吸収液不足状態であるため、高温再生器1の空焚きが懸念される。このように、レベル検知器30が吸収液面の所定の下限レベルを検知したとき、すなわち、電極BとCが非導通となるときが、吸収液面の下限値または下限値より低下したことを検知したときである。
本発明では、制御部33の動作によって、高温再生器1の吸収液レベルを下限レベルよりも低下させる第1モード、またはガスバーナ2で示した加熱部2による加熱は行わず吸収液ポンプ12の運転にて高温再生器1の吸収液レベルを上昇する第2モードにおいて、レベル検知器30の異常を検知するものである。また、制御部33の動作によって、高温再生器1の吸収液レベルを下限レベルよりも低下させる第1モード、及びガスバーナ2示した加熱部2による加熱は行わず吸収液ポンプ12の運転にて高温再生器1の吸収液レベルを上昇する第2モードにおいて、レベル検知器30の異常を検知するものである。以下、このレベル検知器30の異常検知動作の具体例について説明する。
先ず、上記第1モードでの異常検知動作について説明する。吸収式冷温水機Pは、冷房運転状態において、運転停止スイッチの操作によって冷房運転を終了すれば、配管内に残った濃吸収液が結晶する現象が生じ、これによって、吸収式冷温水機Pの運転を再開したときの吸収液の循環阻害となって、吸収式冷温水機Pの正常な運転が行われない状態となる。これを防止するために、通常、運転停止スイッチの操作によって冷房運転を終了したとき、制御部33は、ガスバーナ2で示した加熱部2による加熱は停止し、吸収液ポンプ12、25を運転することにより、濃吸収液を高温再生器1へ回収する運転、所謂稀釈運転を行う。この稀釈運転は、通常、10分乃至20分程度行われる。この稀釈運転は、図5に示すT1からT5までの期間であり、稀釈運転での各部の動作状態説明は後述する。
このため、稀釈運転時に、加熱部2、即ちガスバーナ2により吸収液を加熱状態とし、且つ吸収液ポンプ12を所定時間(例えば、5分程度で十分であり、これを第1所定時間という)運転低下または停止状態とすることにより、高温再生器1へ帰還する吸収液の量が減少しまたは吸収液の帰還が停止するため、高温再生器1の吸収液レベルが低下する。このため、高温再生器1の吸収液レベルが高温再生器1の吸収液レベルがレベル検知器30の下限レベルより低下した状態となり、この状態で、レベル検知器30が正常状態であれば、電極A−Bまたは短絡電極B−Cを吸収液が短絡していない筈であるが、電極A−Bまたは電極B−Cを吸収液が短絡した動作状態であれば、制御部33はレベル検知器30が異常と判定する。この異常判定によって、制御部33は異常報知装置(図示しない表示器、ブザー等)にて異常報知を行う。なお、制御部33によって異常判定を例えば1秒乃至3秒ごとに繰り返し行い、連続して例えば2回乃至3回の異常の判定が出たとき、異常報知を行うようにしてもよい。
この第1モードでの異常検知動作のフローを図3に示す。図3において、ステップS1で稀釈運転中か否かの判定が行われ、稀釈運転中でないNoの判定ではステップS2へ移行するが、稀釈運転中であるYesの判定では、ステップS3へ移行して、上記第1所定時間吸収液ポンプ12を運転低下または停止状態とした後、ステップS5へ移行してレベル検知器30の電極A−Bまたは電極B−Cの短絡状態を検出する。このような短絡状態の検出は、制御部33が電極A−Bまたは電極B−Cへ検知信号を送って導通か否かで判定する。電極A−Bまたは電極B−Cの短絡が検出されたときは、ステップS7へ移行して制御部33にて異常報知を行い、短絡が検出されないときスタートへリターンしてステップS1での判定から繰り返す。
上記吸収液ポンプ12を運転低下させる動作は、制御部33が出力する周波数信号が低い周波数信号となり、インバータ制御部32から吸収液ポンプ12の電動機へ出力される電力の周波数が低い周波数となって、吸収液ポンプ12が低速運転状態となり、吸収液ポンプ12の吐出量を減少する動作である。このように、レベル検知器30の異常検知が稀釈運転中であることにより、吸収式冷温水機Pの正規運転は維持できると共に、稀釈運転終了後に特別にレベル検知器30の異常検知モードを設けなくてもよく、異常検知のために吸収式冷温水機Pの完全終了時間が長くなることがない。
次に、第1モードでの異常検知動作の第2方式について説明する。吸収式冷温水機Pは、冷房運転状態において、運転停止スイッチの操作によって冷房運転が終了した際、または前記稀釈運転が終了した際、開閉弁35を所定時間(例えば、5分程度で十分であり、これを第3所定時間という)開いてレベル検知器30内の吸収液を吸収器6内に流出させて、レベル検知器30内の吸収液レベルが下限レベルより低下した状態とする。この状態で、レベル検知器30が正常状態であれば、電極A−Bまたは電極B−Cを吸収液が短絡していない筈であるが、電極A−Bまたは電極B−Cを吸収液が短絡した動作状態であれば、制御部33はレベル検知器30が異常と判定する。この異常判定によって、制御部33は異常報知装置(図示しない表示器、ブザー等)にて異常報知を行う。このように、レベル検知器の異常検知を吸収式冷温水機の運転終了の際に行うことにより、吸収式冷温水機の冷房運転に悪影響を及ぼすことがない。また、このレベル検知器の異常検知を稀釈運転終了後に引き続いて行うことにより、吸収式冷温水機の冷房運転や稀釈運転に悪影響を及ぼすことがない。なお、制御部33によって異常判定を例えば1秒乃至3秒ごとに繰り返し行い、連続して例えば2回乃至3回の異常の判定が出たとき、異常報知を行うようにしてもよい。
この第1モードの異常検知動作の第2方式の動作フローを図4に示す。図4は稀釈運転終了後に開閉弁35を開く方式の場合である。図4において、ステップS8で稀釈運転終了か否かの判定が行われ、稀釈運転終了であればステップS9へ移行し、ここで開閉弁35を上記第3所定時間開いて、レベル検知器30内の吸収液を吸収器6内に流出させる。ステップS8で稀釈運転終了でないNo判定では、スタートへリターンしてステップS8での判定から繰り返す。そして、この第3所定時間経過にてステップS10へ移行してレベル検知器30の電極A−Bまたは電極B−Cの短絡状態を検出する。このような短絡状態の検出は、制御部33が電極A−Bまたは電極B−Cへ検知信号を送って導通か否かで判定する。電極A−Bまたは電極B−Cの短絡が検出されたときは、ステップS11へ移行して制御部33にて異常報知を行い、短絡が検出されないときはステップS12へ移行して、制御部33にて開閉弁35を閉じ、スタートへリターンしてステップS8での判定から繰り返す。
この稀釈運転終了後に開閉弁35を開いてレベル検知器30の電極の短絡状態を検出する方式において、稀釈運転とそれに係る各部分の動作は、図5に示す。即ち、運転停止スイッチの操作によって冷房運転をT1時点で終了(OFF)にて稀釈運転が始まる。稀釈運転では、T2時点でバーナ2の燃焼が停止し、T3時点で冷媒ポンプ16と冷却水ポンプP1の運転が停止(OFF)し、T4時点で冷温水ポンプP2の運転が停止(OFF)し、T5時点で吸収液ポンプ12の運転が停止(OFF)すると共に、閉じていた(OFF状態)開閉弁35が開く(ON)。図5に示すT1からT5までの期間が稀釈運転期間である。そして、稀釈運転の終了にてT5時点で開閉弁35が開いて(ON)、上記のようにレベル検知器30内の吸収液を吸収器6内に流出させる。開閉弁35は5分間開いた(ON)後、T6時点で閉じる(OFF)。これによって、上記のように、制御部33により電極の短絡状態の検出動作が行なわれる。なお、インターロックは、制御部33がポンプ等との信号の授受によって、そのポンプ等部分の動作状態を確認するものである。
この第2方式において、冷房運転において、運転停止スイッチの操作によって冷房運転が終了し稀釈運転に入る前に、開閉弁35を開く方式の場合には、図4に点線で示す「運転終了か」のステップS−Aを設け、ステップS8で稀釈運転終了No判定と、ステップS−Aで運転終了判定にて、ステップS9へ移行するようにすればよい。なお、暖房運転においては、運転停止スイッチの操作によって暖房運転が終了の際に、開閉弁35を開く方式の場合も同様である。
吸収式冷温水機Pが冷房運転または暖房運転を開始した時、即ち起動した時の各部分の動作は、図6に示す。即ち、運転停止スイッチの操作によって冷房運転または暖房運転をT1時点で開始(ON)したことによって、冷却水ポンプP1、冷温水ポンプP2及び吸収液ポンプ12、25の運転が開始(ON)し、T2時点で冷媒ポンプ16が運転を開始(ON)し、T3時点でバーナ2の燃焼が開始(ON)して、吸収式冷温水機Pが起動し、制御部33によって制御された運転が行なわれる。なお、インターロックは、制御部33がポンプ等との信号の授受によって、そのポンプ等部分の動作状態を確認するものである。
次に、第2モードでの異常検知動作について説明する。吸収液ポンプ12の運転は、ONにて一定の回転数にて運転されるものであり、制御部33は、吸収式冷温水機Pの運転開始スイッチの操作によって吸収式冷温水機Pが冷房運転または暖房運転を開始した時、即ち起動時に、加熱部2による加熱停止状態、即ちガスバーナ2の燃焼を停止し、且つ吸収液ポンプ12を所定時間(例えば、5分程度で十分であり、これを第2所定時間という)運転して、高温再生器1の吸収液レベルを上昇させ、高温再生器1の吸収液レベルがレベル検知器30の上限レベル以上に上昇した状態とする。この状態で、レベル検知器30が正常状態であれば、電極A−Bを吸収液が短絡している筈であるが、電極A−Bが吸収液にて非導通であれば、制御部33はレベル検知器の異常と判定する。また、レベル検知器30と制御部33との電気接続が外れている場合も、制御部33は同様にレベル検知器の異常と判定する。
このような異常判定によって、制御部33は異常報知装置(図示しない表示器、ブザー等)にて異常報知を行う。これによって、レベル検知器を修理・交換、またはレベル検知器と制御部との接続回復を行うことにより、吸収式冷温水機を正常な動作状態とすることができるものである。なお、このレベル検知器の異常検知は、吸収式冷温水機の起動時に行うことにより、吸収式冷温水機を正常な状態で運転開始できるものとなり、好ましいものである。なお、制御部33によって異常判定を例えば1秒乃至3秒ごとに繰り返し行い、連続して例えば2回乃至3回の異常の判定が出たとき、異常報知を行うようにしてもよい。
次に、第2モードでの異常検知動作の他の方式について説明する。吸収液ポンプ12は回転数が周波数制御される、所謂インバータ制御されるものであり、制御部33は、吸収式冷温水機Pの運転開始スイッチの操作によって吸収式冷温水機Pが冷房運転または暖房運転を開始した時、即ち起動時に、加熱部2による加熱停止状態、即ちガスバーナ2の燃焼を停止し、且つ吸収液ポンプ12の高速運転にて、高温再生器1の吸収液レベルを上昇させ、高温再生器1の吸収液レベルがレベル検知器30の上限レベル以上に上昇した状態とする。この状態で、レベル検知器30が正常状態であれば、電極A−Bを吸収液が短絡している筈であるが、電極A−Bが吸収液にて非導通であれば、制御部33はレベル検知器の異常と判定する。
また、レベル検知器30と制御部33との電気接続が外れている場合も、制御部33は同様にレベル検知器の異常と判定する。このような異常判定によって、制御部33は異常報知装置(図示しない表示器、ブザー等)にて異常報知を行う。これによって、レベル検知器を修理・交換、またはレベル検知器と制御部との接続回復を行うことにより、吸収式冷温水機を正常な動作状態とすることができるものである。
このようなレベル検知器の異常検知は、吸収式冷温水機の起動時に行うことにより、吸収式冷温水機を正常な状態で運転開始できるものとなり、好ましいものである。なお、制御部33によって異常判定を例えば1秒乃至3秒ごとに繰り返し行い、連続して例えば2回乃至3回の異常の判定が出たとき、異常報知を行うようにしてもよい。
上記吸収液ポンプ12を高速運転させる動作は、制御部33が出力する周波数信号が高い周波数信号となり、インバータ制御部32から吸収液ポンプ12の電動機へ出力される電力の周波数が高い周波数となって、吸収液ポンプ12が高速運転状態となり、吸収液ポンプ12の吐出量を増加する動作である。
このような第2モードでの異常検知動作のフローを図3に示す。図3において、ステップS1で稀釈運転中か否かの判定が行われ、稀釈運転中であるYesの判定ではステップS3へ移行するが、稀釈運転中でないNoの判定ではステップS2へ移行して、吸収式冷温水機Pが冷房運転または暖房運転を開始した起動中であるか否かの判定を行う。このステップS2で起動中でないNoの判定ではスタートへリターンしてステップS1での判定を繰り返す。一方、ステップS2で起動中のYesの判定では、ステップS4へ移行して上記第2所定時間吸収液ポンプ12を運転しまたは高い周波数での高速運転状態とした後、ステップS6へ移行してレベル検知器30の電極A−Bの開放状態(非導通状態)を検出する。このような開放状態(非導通状態)の検出は、制御部33が電極A−Bへ検知信号を送って導通か否かで判定する。電極A−Bの開放状態(非導通状態)が検出されたときは、ステップS7へ移行して制御部33にて異常報知を行い、開放状態(非導通状態)が検出されないときスタートへリターンしてステップS1での判定から繰り返す。
なおレベル検知器30によって、吸収液面の上限値と下限値の検知として、上記では、長さの異なる3本の電極A、B、Cを設けた構成であるが、これに限定されず、例えば、レベル検知器30が、長さの異なる4本の電極D、E、F、Gによって構成し、吸収液面の上限値を電極D、Eの導通で検知し、下限値を電極F、Gのみの導通で検知し、中間液面を電極E、Fで検知するようにして、上限値から下限値までの間で、上記同様に吸収液ポンプ12をインバータ制御する構成とすることができる。
本発明は、吸収式冷凍機の配管や制御機構等は、種々変更ができ、上記の形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の形態に適用できるものである。
本発明に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。 本発明に係る吸収液ポンプをインバータ制御するための温度と周波数の関係図である。 本発明の異常検知動作のフローチャートである。 本発明の異常検知動作のもう一つのフローチャートである。 本発明に係る稀釈運転に係る各部の動作状態図である。 本発明に係る吸収式冷温水機の起動時の各部の動作状態図である。
符号の説明
1 高温再生器
2 加熱部であるバーナ
3 低温再生器
4 凝縮器
5 蒸発器
6 吸収器
7 低温熱交換器
8 高温熱交換器
9乃至11 吸収液管
12 吸収液ポンプ
13乃至15 冷媒管
16 冷媒ポンプ
17 冷温水管
19 ガスバーナ2へのガス供給管
20 燃料弁
21 冷温水管の出口温度検出部
22 バーナ制御部
25 第2吸収液ポンプ
26、27、28 開閉弁
29 高温再生器の吸収液温度を検知する温度検知部
30 高温再生器の吸収液面検知用レベル検知器
31 高温再生器の排気ガス温度検知部
32 インバータ制御部
33 制御部
34 冷却水の温度検知部
35 開閉弁
36 吸収液流出配管

Claims (1)

  1. 加熱部にて吸収液が加熱される再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器等が吸収液と冷媒を循環するように配管接続され、前記再生器の吸収液レベルを電極間が吸収液にて導通することによって検知するレベル検知器と、前記吸収器の稀吸収液を前記再生器へ送り込む吸収液ポンプと、前記レベル検知器の検知に基づき前記吸収液ポンプの運転を制御する制御部を備えた吸収式冷温水機において、
    前記制御部は、前記再生器の吸収液レベルを前記レベル検知器の下限レベルよりも低下させるモードを備え、このモードでの前記レベル検知器の異常検知動作は、前記吸収式冷温水機の運転終了の際に前記加熱部による加熱は停止し前記吸収液ポンプの運転により濃吸収液を前記再生器へ回収する運転として行なわれる稀釈運転時に、前記加熱部により吸収液を加熱し、且つ前記吸収液ポンプの運転低下または停止にて前記再生器の吸収液レベルが下限レベルより低下した状態で、前記レベル検知器の異常を検知することを特徴とする吸収式冷温水機。
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