JP2012077950A - 弁装置、及びそれを用いた吸収式冷凍機 - Google Patents

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Abstract

【課題】長時間安定して性能を維持可能な弁装置、及び吸収式冷凍機を提供する。
【解決手段】弁装置40は、液体が流通する配管41に対し弁駆動部45を外付けすると共に、弁駆動部45を構成する弁軸44を配管41内に延出し、当該弁軸44の先端に設けた弁体43が当接する弁座42を配管41内に備え、当該弁軸44の動作に応じ、配管41の弁軸貫通部141の間隙δを通じて、弁駆動部45内への液体の浸入が許容されており、弁駆動部45内と、液体と同一の液体源とを、配管41の弁軸貫通部141の間隙δよりも大きな流路面積を有する供給管49を介して接続する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、弁装置、及びそれを用いた吸収式冷凍機であって、吸収器からの稀吸収液を高温再生器と低温再生器とに分岐する吸収式冷凍機に関する。
従来、高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成した吸収式冷凍機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この吸収式冷凍機では、冷媒が吸収液に吸収された稀釈吸収液(以下、稀吸収液と言う。)が吸収器から高温再生器と低温再生器とに分岐されており、高温再生器へとつながる配管に、例えばオリフィス板等の抵抗を設けることにより、高温再生器及び低温再生器に流れる稀吸収液の比率が設定される。
特開2000−283668号公報
しかしながら、上記従来の構成では、抵抗が固定のオリフィス板を用いているため、冷房高負荷時と冷房低負荷時では、高温再生器と低温再生器とに分配される稀吸収液の割合がずれて、冷房低負荷時の性能(COP:Coefficient of Performance)が低下するおそれがある。そこで、吸収液の分配を冷房負荷に見合った割合に調整するために、高温再生器へとつながる配管、低温再生器へとつながる配管の一方に、稀吸収液分配弁を設けることが考えられる。
ところで、吸収式冷凍機において、吸収液は、長期使用、或いは、真空開放工事等によって鉄分等の異物を多く含む場合がある。この鉄分等の異物が稀吸収液分配弁に進入した場合、弁体のロックを誘発し、その結果、性能が維持できなくなるおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、長時間安定して性能を維持可能な弁装置、及びそれを用いた吸収式冷凍機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、液体が流通する配管に対し弁駆動部を外付けすると共に、弁駆動部を構成する弁軸を配管内に延出し、当該弁軸の先端に設けた弁体が当接する弁座を配管内に備え、当該弁軸の動作に応じ、配管の弁軸貫通部の間隙を通じて、弁駆動部内への液体の浸入が許容されており、前記弁駆動部内と、前記液体と同一の液体源とを、前記配管の弁軸貫通部の間隙よりも大きな流路面積を有する供給管を介して接続したことを特徴とする。
弁軸の動作に応じ、配管の弁軸貫通部の間隙を通じて、弁駆動部内への液体の浸入が許容されている弁装置においては、配管内を流れる液体に例えば異物が混入すると、当該異物が液体と共に弁駆動部に浸入し、動作不良につながる恐れがある。
本発明では、弁駆動部内と、液体と同一の液体源とを、配管の弁軸貫通部の間隙よりも大きな流路面積を有する供給管を介して接続したため、当該間隙は、供給管と比べて流路抵抗が大きくなるため、弁駆動部内が、流路抵抗が小さい供給管を介して液体源とつながることとなり、この液体源の液体に異物を混入させない限り、配管内を流れる液体に、仮に異物が混入したとしても、当該異物が液体と共に弁駆動部に浸入することがなくなり、動作不良につながる恐れを解消できる。
この場合において、前記供給管が、配管内を延出して液体源に接続されてもよい。
この構成では、仮に供給管が液漏れしても、前記供給管が、配管内を延出して液体源に接続されているため、外部への液漏れを防止できる。
高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成し、前記高温再生器と前記低温再生器とに稀吸収液を分岐して流す吸収式冷凍機において、前記高温再生器と前記低温再生器とに稀吸収液を分配する配管に対し弁駆動部を外付けすると共に、弁駆動部を構成する弁軸を配管内に延出し、当該弁軸の先端に設けた弁体が当接する弁座を配管内に備え、当該弁軸の動作に応じ、配管の弁軸貫通部の間隙を通じて、弁駆動部内への液体の浸入が許容されており、前記弁駆動部内と、前記稀吸収液と同一の液体源とを、前記配管の弁軸貫通部の間隙よりも大きな流路面積を有する供給管を介して接続してもよい。
上記構成において、前記液体源は、異物の少ない吸収液又は冷媒液を前記弁駆動部内に供給してもよい。
前記液体源は、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンクを備え、この稀吸収液タンク内に、稀吸収液中の異物を除去する異物除去手段を配置し、前記弁体の閉時に前記弁駆動部から排出される稀吸収液を前記稀吸収液タンク内に流入させて異物を除去し、前記弁体の開時に前記稀吸収液タンク内の稀吸収液を前記弁駆動部に流入させてもよい。
上記構成において、前記吸収器から前記高温再生器及び前記低温再生器に稀吸収液を供給する稀吸収液管と、この稀吸収液管に設けられる吸収液ポンプとを備え、前記供給管を前記稀吸収液管に接続するとともに、前記供給管に、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンクを設け、この稀吸収液タンク内に、稀吸収液中の異物を除去する異物除去手段を配置してもよい。
上記構成において、前記蒸発器の冷媒液溜りから該蒸発器の散布器へとつながる蒸発器冷媒管と、この蒸発器冷媒管に設けられる冷媒ポンプとを備え、前記供給管を前記蒸発器冷媒管に接続するとともに、前記供給管に電磁弁を設け、前記電磁弁を定期的に開いてもよい。
上記構成において、前記高温再生器から前記凝縮器へとつながる高温再生器冷媒管を備え、前記供給管を前記高温再生器冷媒管に接続するとともに、前記供給管に電磁弁を設け、前記電磁弁を定期的に開いてもよい。
上記構成において、前記供給管に、冷媒液を貯留する冷媒液タンクを接続するとともに、前記供給管に電磁弁を設け、前記電磁弁を定期的に開いてもよい。
本発明によれば、弁装置の弁駆動部に対し、例えば比較的きれいな吸収液又は冷媒液を供給できるため、弁駆動部内に配管経路を循環する異物が入りにくくなり、弁装置のロックを防止し、その結果、長時間安定して性能を維持できる。
本発明の第1の実施の形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。 稀吸収液分配弁(弁装置)を示す断面図である。 ロック防止機構を示す模式図である。 他のロック防止機構を示す模式図である。 さらに他のロック防止機構を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。 本発明の第5の実施の形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。
吸収式冷凍機100は、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用した二重効用型の吸収式冷凍機である。
吸収式冷凍機100は、図1に示すように、蒸発器1と、この蒸発器1に並設された吸収器2と、これら蒸発器1及び吸収器2を収納した蒸発器吸収器胴3と、ガスバーナ4を備えた高温再生器5と、低温再生器6と、この低温再生器6に並設された凝縮器7と、これら低温再生器6及び凝縮器7を収納した低温再生器凝縮器胴8と、低温熱交換器12と、高温熱交換器13と、冷媒ドレン熱回収器16と、稀吸収液ポンプ(吸収液ポンプ)P1と、濃吸収液ポンプP2と、冷媒ポンプP3とを備え、これらの各機器が吸収液管21〜25及び冷媒管31〜35などを介して配管接続されている。
また、符号14は、蒸発器1内で冷媒と熱交換したブラインを、図示しない熱負荷(例えば空気調和装置)に循環供給するための冷/温水管であり、この冷/温水管14の一部に形成された伝熱管14Aが蒸発器1内に配置されている。冷/温水管14の伝熱管14A下流側には、当該冷/温水管14内を流通するブラインの温度を計測する温度センサ51が設けられている。符号15は、吸収器2及び凝縮器7に順次冷却水を流通させるための冷却水管であり、この冷却水管15の一部に形成された各伝熱管15A、15Bがそれぞれ吸収器2及び凝縮器7内に配置されている。符号50は、吸収式冷凍機100全体の制御を司る制御装置である。上記温度センサ51は、制御装置50の制御によって、計測結果を制御装置50に出力する。
吸収器2は、蒸発器1で蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させ、蒸発器吸収器胴3内の圧力を高真空状態に保つ機能を有する。この吸収器2の下部には、冷媒蒸気を吸収して稀釈された稀吸収液が溜る稀吸収液溜り2Aが形成され、この稀吸収液溜り2Aには、インバータ52により周波数可変に制御される稀吸収液ポンプP1が設けられた稀吸収液管21の一端が接続されている。稀吸収液管21は、稀吸収液ポンプP1の下流側で第1稀吸収液管21Aと第2稀吸収液管21Bとに分岐され、第1稀吸収液管21Aは冷媒ドレン熱回収器16を経由し、第2稀吸収液管21Bは低温熱交換器12を経由した後に再び合流する。そして、稀吸収液管21の他端は、第3稀吸収液管(配管)21Cと第4稀吸収液管(配管)21Dとに分岐され、第3稀吸収液管21Cは高温熱交換器13を経由した後、高温再生器5内に形成された熱交換部5Aの上方に位置する気層部5Bに開口し、第4稀吸収液管21Dは低温再生器6内の上部に形成された気層部6Aに開口している。
高温再生器5の下部には、例えば都市ガス等の燃料に点火する点火器4Aと、燃料量を制御して熱源量を可変にする燃料制御弁4Bとを備えるガスバーナ4が収容されている。ガスバーナ4は、制御装置50が出力した燃焼信号を受信すると、ガスを燃焼させ、燃料制御弁4Bの開度は、制御装置50により、温度センサ51が計測した温度に応じて制御されている。高温再生器5には、ガスバーナ4の上方に当該ガスバーナ4の火炎を熱源として吸収液を加熱再生する熱交換部5Aが形成されている。
この熱交換部5Aには、ガスバーナ4で燃焼された排気ガスが流通する排気経路17が接続され、熱交換部5Aの側方には、この熱交換部5Aで加熱再生された後に当該熱交換部5Aから流出した濃吸収液が溜る濃吸収液溜り5Cが形成されている。この濃吸収液溜り5Cには、濃吸収液溜り5C(高温再生器5内)に溜った吸収液の液面レベルを検知する液面センサ53が設けられている。
濃吸収液溜り5Cの下端には、濃吸収液管22の一端が接続され、この濃吸収液管22の他端は、高温熱交換器13を介して、低温再生器6から延びる中間吸収液管24と合流する。高温熱交換器13は、濃吸収液溜り5Cから流出した高温の吸収液の温熱で第3稀吸収液管21Cを流れる吸収液を加熱するものであり、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減を図っている。また、濃吸収液管22の高温熱交換器13上流側と吸収器2とは開閉弁V1が介在する吸収液管23により接続されている。
低温再生器6は、高温再生器5で分離された冷媒蒸気を熱源として、気層部6Aの下方に形成された吸収液溜り6Bに溜った吸収液を加熱再生するものであり、吸収液溜り6Bには、高温再生器5の上端部から凝縮器7の底部への延びる冷媒管31の一部に形成される伝熱管31Aが配置されている。この冷媒管31に冷媒蒸気を流通させることにより、上記伝熱管31Aを介して、冷媒蒸気の温熱が吸収液溜り6Bに溜った吸収液に伝達され、この吸収液が濃縮される。
低温再生器6の吸収液溜り6Bには、中間吸収液管24の一端が接続され、この中間吸収液管24の他端は、上記濃吸収液管22と合流して濃吸収液管25となる。この濃吸収液管25は、濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12を介して、吸収器2の気層部2B上部に設けられる濃液散布器2Cに接続されている。低温熱交換器12は、高温再生器5の濃吸収液溜り5Cから流出した濃吸収液、及び、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した中間吸収液の温熱で第2稀吸収液管21Bを流れる稀吸収液を加熱するものである。また、濃吸収液ポンプP2の上流側には、この濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12をバイパスするバイパス管25A,25Bが設けられており、濃吸収液ポンプP2の運転が停止している場合には、高温再生器5の濃吸収液溜り5Cから流出した濃吸収液、及び、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した中間吸収液は、バイパス管25A,25B通じて低温熱交換器12を経由することなく吸収器2内に供給される。
上述のように、高温再生器5の気層部5Bと凝縮器7の底部に形成された冷媒液溜り7Aとは、低温再生器6の吸収液溜り6Bに配管された伝熱管31A及び冷媒ドレン熱回収器16を経由する冷媒管31により接続され、この冷媒管31の伝熱管31A上流側と吸収器2の気層部2Bとは開閉弁V2が介在する冷媒管32により接続されている。また、凝縮器7の冷媒液溜り7Aと蒸発器1の気層部1AとはUシール部33Aが介在する冷媒管33により接続されている。また、蒸発器1の下方には、液化した冷媒が溜る冷媒液溜り1Bが形成され、この冷媒液溜り1Bと蒸発器1の気層部1A上部に配置される散布器1Cとは冷媒ポンプP3が介在する冷媒管34により接続されている。この冷媒管34の冷媒ポンプP3下流側と吸収器2の吸収液溜り2Aとは開閉弁V3が介在する冷媒管35により接続されている。また、冷却水管15の伝熱管15B出口側との冷/温水管14の伝熱管14Aの出口側とは、開閉弁V4が介在する連通管36により接続されている。
吸収式冷凍機100は、制御装置50の制御により、冷/温水管14から冷水を取り出す冷房運転が実行される。冷房運転時には、冷/温水管14を介して図示しない熱負荷に循環供給されるブライン(例えば冷水)の蒸発器1出口側温度(温度センサ51にて計測される温度)が所定の設定温度、例えば7℃になるように吸収式冷凍機100に投入される熱量が制御装置50により制御される。具体的には、制御装置50は、すべてのポンプP1〜P3を起動し、且つ、ガスバーナ4においてガスを燃焼させ、温度センサ51が計測するブラインの温度が所定の7℃となるようにガスバーナ4の火力を制御する。なお、冷房運転時には、開閉弁V1〜V4は閉じられる。
吸収器2から稀吸収液管21を介して、稀吸収液ポンプP1により高温再生器5に搬送された稀吸収液は、この高温再生器5でガスバーナ4による火炎および高温の燃焼ガスにより加熱されるため、この稀吸収液中の冷媒が蒸発分離する。高温再生器5で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した濃吸収液は、濃吸収液管22を介して、濃吸収液管25の濃吸収液ポンプP2により高温熱交換器13を経由し、濃吸収液管25に流れる。
吸収器2から稀吸収液管21を介して、稀吸収液ポンプP1により低温再生器6に搬送された稀吸収液は、高温再生器5から冷媒管31を介して供給されて伝熱管31Aに流入する高温の冷媒蒸気により加熱され、この稀吸収液中の冷媒が蒸発分離する。低温再生器6で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した中間吸収液は、中間吸収液管24を流れ、濃吸収液管22を流れる濃吸収液と濃吸収液管25で合流する。合流した濃吸収液は、低温熱交換器12を経由して吸収器2へ送られ、濃液散布器2Cの上方から散布される。
一方、低温再生器6で分離生成した冷媒は凝縮器7に入って凝縮して冷媒液溜り7Aに溜る。そして、冷媒液溜り7Aに冷媒液が多く溜ると、この冷媒液は冷媒液溜り7Aから流出し、冷媒管33を経由して蒸発器1に入り、冷媒ポンプP3の運転により冷媒管34を介して揚液されて散布器1Cから冷/温水管14の伝熱管14Aの上に散布される。
伝熱管14Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管14Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するので、伝熱管14Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷/温水管14から熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器2へ入り、高温再生器5及び低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収されて、吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプP1によって高温再生器5に搬送される循環を繰り返す。なお、吸収液が冷媒を吸収する際に発生する熱は、吸収器2内に配置される冷却水管15の伝熱管15Aにより冷却される。
吸収式冷凍機100の冷房運転時に、熱負荷の負荷が下がり、高温再生器5に投入される入熱量が減少すると、低温再生器6内の圧力が大きく低下する。
したがって、高温再生器5に比べて低温再生器6に流れる稀吸収液の量が多くなり、高温再生器5と低温再生器6とに分配される稀吸収液の比率のバランスが崩れて、性能が低下してしまうおそれがある。
本実施の形態の吸収式冷凍機100は、第4稀吸収液管21Dに設けられ、高温再生器5と低温再生器6とに分岐して流れる稀吸収液の比率を可変する電動弁である稀吸収液分配弁(弁装置)40を備えている。
また、本実施の形態の吸収式冷凍機100は、高温再生器5に設けられて高温再生器5内の吸収液の温度(高温再生器5の温度)を検出する温度センサ54と、冷却水管15の吸収器2入口側に設けられて冷却水入口温度を検出する冷却水入口温度センサ55とを備えている。稀吸収液ポンプP1は、温度センサ54,55が検出した高温再生器5の温度及び冷却水入口温度に応じて、運転周波数が調整されるように構成されている。換言すれば、稀吸収液ポンプP1の運転周波数は、熱負荷の負荷、すなわち、低温再生器6内の圧力に応じて変化する。具体的には、低温再生器6内の圧力が低下するほど、稀吸収液ポンプP1の運転周波数は低下する。
制御装置50は、低温再生器6内の圧力、すなわち、稀吸収液ポンプP1の運転周波数に応じて、稀吸収液分配弁40の開度を制御(調整)している。
ところで、吸収式冷凍機100では、吸収液は、長期使用、或いは、真空開放工事等によって、磁性材料に付着する鉄分等の異物(以下、単に異物と言う。)を多く含む場合があり、この異物が稀吸収液分配弁40に進入した場合、稀吸収液分配弁40のロックを誘発するおそれがある。稀吸収液分配弁の耐久性を向上させる方法としては、例えば高トルクモータを用いる方法があるが、この方法では、稀吸収液分配弁の価格が高くなる上、高トルクモータを配置することによって稀吸収液分配弁が大型化し、吸収式冷凍機に標準的に用いることは困難である。そのため、汎用の稀吸収液分配弁を長期的に使用できることが好ましい。
そこで、本実施の形態では、稀吸収液分配弁40のロックを防止するロック防止機構60を備えている。ロック防止機構60は、稀吸収液を稀吸収液分配弁40に供給する第1供給管61と、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンク(液体源)62とを備えている。第1供給管61の一端は稀吸収液分配弁40に接続され、他端は稀吸収液分配弁40の上流側の第4稀吸収液管21Dに接続されている。この第1供給管61は、稀吸収液タンク62を挟んで2分割されており、稀吸収液分配弁40側に分配弁配管63を、第4稀吸収液管21D側に導入管64Aを有している。
図2は、稀吸収液分配弁40を示す断面図である。
稀吸収液分配弁40は、弁本体(配管)41と、弁本体41内に配置されるシート(弁座)42と、シート42に接離して流体の通過流量を調整する弁体43と、弁体43を支持する弁軸44と、弁本体41に固定される円筒状のキャン(弁駆動部)45と、キャン45の内周部に回転自在に支持され、永久磁石等の磁性材料で形成されるロータ46と、ロータ46の回転を弁体43のシート42に対する接離動作に変換する送りねじ47と、送りねじ47をロータ46に連結するスリーブ48とを備えている。146はステータであり、ステータ146と協働してロータ46が回転すると、送りねじ47の回転により、弁軸44が上下動し、弁体43がシート42に対し接離する。この場合、弁本体41の弁軸貫通部141には小さな間隙δが存在するため、間隙δを通じて、キャン45の内側への稀吸収液の浸入が許容される。
弁本体41は、側面視で略L字状に形成された円管であり、弁本体41では、図2の矢印Aから矢印Bの方向に稀吸収液が流れる。ここで、弁本体41の上流側の中心軸を中心軸Cとする。
キャン45内には、第2供給管49の一端49Aが配置されている。第2供給管49は、径が弁本体41の径よりも小さく形成され、側面視で略コ字状に折り曲げられている。第2供給管49は、キャン45から弁本体41を貫通して、中心軸Cに沿うように弁本体41内に延在している。第2供給管49の他端49Bは、弁本体41の半径Rよりも外側に位置している。
図3は、ロック防止機構60を示す模式図である。
第4稀吸収液管21Dには、オリフィス21D1が設けられており、このオリフィス21D1の下流側の第4稀吸収液管21Dに、稀吸収液分配弁40が溶接されている。図3中、符号Wは溶接箇所を示す。オリフィス21D1により、稀吸収液分配弁40に流れる稀吸収液量が調節される。
第2供給管49の他端49Bは、第4稀吸収液管21Dを貫通し、第4稀吸収液管21Dの外部に露出している。分配弁配管63は、径が第2供給管49の径よりも大きく形成されており、第2供給管49の他端49Bが内部に配置されるように、第4稀吸収液管21Dに溶接されている。これにより、第2供給管49と第1供給管61とが接続される。第1供給管61及び第2供給管49は、本実施の形態の供給管を構成している。
分配弁配管63は、稀吸収液タンク62内に延出しており、稀吸収液タンク62内において分配弁配管63の外周部には、例えばフェライト磁石等の永久磁石で形成された磁性部材(異物除去手段)65が配置されている。稀吸収液タンク62の側面には、導入管64Aの一端が接続され、導入管64Aの他端は、オリフィス21D1の下流側の第4稀吸収液管21Dに接続されている。
次に、稀吸収液分配弁40及びロック防止機構60の作用について説明する。
稀吸収液分配弁40は、キャン45内に稀吸収液が満たされる構造となっており、弁体43の全開時に弁本体41と弁軸44との間隙δ(図2参照)から稀吸収液をキャン45内に吸い込み、弁体43の全閉時に弁本体41と弁軸44との間隙δから稀吸収液を排出する。弁体43の全開閉動作1回当たりの稀吸収液吸い込み量は微量であり、例えば約250回の全開閉動作でキャン45内の稀吸収液が総て入れ代わる。
このように、キャン45内に稀吸収液が流入するため、稀吸収液が異物を多く含んで汚れていると、磁性材料で形成されたロータ46に異物が付着し、最終的に弁体43がロックしてしまうおそれがある。
本実施の形態では、磁性部材65を有する稀吸収液タンク62を設け、弁体43の開閉時に、稀吸収液タンク62とキャン45との間を第1供給管61及び第2供給管49を通じて稀吸収液を移動させることで、異物を多く含む稀吸収液が弁本体41と弁軸44との間隙δからキャン45内に流入することを防止している。より詳細には、第2供給管49は、弁本体41と弁軸44との間隙δ(約0.05mm)を通過する際の圧力損失より小さい圧力損失となる径、例えば、約4mmの径を有するように形成されており、稀吸収液は、弁本体41と弁軸44との間隙δよりも、第2供給管49を通じて移動する。稀吸収液タンク62内の稀吸収液は、稀吸収液タンク62内に配置された磁性部材65によって異物が除去されて浄化されている。
したがって、弁体43の全開時には、図3中矢印Dで示すように、稀吸収液タンク62で浄化された稀吸収液が第1供給管61及び第2供給管49を介してキャン45内に流入する。これにより、異物を多く含む稀吸収液がキャン45内に流入しにくくなるので、弁体43のロックを防止でき、その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。稀吸収液分配弁40としては、第2供給管49を設ければよいので、稀吸収液分配弁40の高額化及び大型化を抑制できる。なお、稀吸収液タンク62には、稀吸収液分配弁40に流出した分だけ、第4稀吸収液管21Dから導入管64Aを介して稀吸収液が流入する。
一方、弁体43の全閉時には、図3中矢印Eで示すように、キャン45内の稀吸収液が第2供給管49及び第1供給管61を介して稀吸収液タンク62に流入する。稀吸収液タンク62内の稀吸収液は、稀吸収液タンク62に流入した分だけ、導入管64Aを介して第4稀吸収液管21Dに排出される。
第2供給管49が、弁本体41及び第4稀吸収液管21D内を延出して稀吸収液タンク62に接続されているため、仮に第2供給管49が液漏れしても、外部への液漏れを防止でき、その結果、吸収式冷凍機100の真空状態を維持できる。また、第2供給管49は、弁本体41及び第4稀吸収液管21D内に延在しているため、第2供給管が弁本体41及び第4稀吸収液管21Dの外部に配置される場合に比べ、稀吸収液分配弁40を第4稀吸収液管21Dに設けるための溶接箇所Wの数を少なくできる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、高温再生器5と低温再生器6とに稀吸収液を分配する第4稀吸収液管21Dに稀吸収液分配弁40を設け、異物の少ない稀吸収液を稀吸収液分配弁40のキャン45内に供給する第1供給管61及び第2供給管49を備える構成とした。さらに、第1供給管61に、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンク62を設け、この稀吸収液タンク62内に、稀吸収液中の異物を除去する磁性部材65を配置し、稀吸収液分配弁40の閉時にキャン45から排出される稀吸収液を稀吸収液タンク62内に導入して異物を除去し、稀吸収液分配弁40の開時に稀吸収液タンク62内の稀吸収液をキャン45に流入させる構成とした。このため、異物を含む稀吸収液がキャン45内に流入することが防止されるので、弁体43のロックを防止でき、その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。また、キャン45に稀吸収液が供給されるので、冷媒液が供給される場合に比べ、配管等の腐食を抑制できる。
また、本実施の形態によれば、第2供給管49が、弁本体41及び第4稀吸収液管21D内を延出して稀吸収液タンク62に接続されているため、仮に第2供給管49が液漏れしても、外部への液漏れを防止できる。
なお、本実施の形態では、異物除去手段として磁性部材65が設けられていたが、異物除去手段はこれに限定されず、例えば、稀吸収液を濾過して稀吸収液中の異物を除去する濾過フィルタ(不図示)であってもよい。
また、本実施の形態では、導入管64Aは、オリフィス21D1の下流側の第4稀吸収液管21Dに接続されていたが、図4に示すように、導入管64Bをオリフィス21D1のオリフィス21D1の上流側の第4稀吸収液管21Dに溶接してもよい。
また、本実施の形態では、導入管64Aは、第4稀吸収液管21Dに溶接されていたが、図5に示すように、導入管64Cを吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溶接してもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。
図6は、第2の実施の形態に係る吸収式冷凍機200の概略構成図である。吸収式冷凍機200は、ロック防止機構60(図1)に代えてロック防止機構260を備える以外、第1の実施形態に係る吸収式冷凍機100と同一に構成されているため、図6では、図1に示す吸収式冷凍機100と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
ロック防止機構260は、稀吸収液を稀吸収液分配弁40に供給する第1供給管261と、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンク(液体源)262とを有している。第1供給管261の一端は、第1の実施の形態の第1供給管61と同様に、第4稀吸収液管21Dに溶接され、第2供給管49(図2)に接続されている。第1供給管261の他端は、稀吸収液ポンプP1の下流側の稀吸収液管21に溶接されている。
この第1供給管261は、稀吸収液タンク62を挟んで2分割されており、稀吸収液分配弁40側に分配弁配管263を、第4稀吸収液管21D側に導入管264を有している。第1供給管261及び第2供給管49は、本実施の形態の供給管を構成している。稀吸収液タンク262内には、例えばフェライト磁石等の永久磁石で形成された磁性部材(異物除去手段)265が配置されている。
このように構成されたロック防止機構260では、稀吸収液ポンプP1の圧力によって、稀吸収液管21から稀吸収液タンク262に導入管264を介して稀吸収液が常時供給される。稀吸収液タンク262内の稀吸収液は、磁性部材265によって異物が除去されて浄化されて、第1供給管261を介して稀吸収液分配弁40に供給される。これにより、図2に示すように、異物を多く含む稀吸収液がキャン45内に流入しにくくなるので、弁体43のロックを防止でき、その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。なお、本実施の形態では、第1供給管261及び第2供給管49に稀吸収液ポンプP1の圧力が掛かっており、圧力損失は、弁本体41と弁軸44との間隙δより第2供給管49の方が高いため、キャン45内の稀吸収液は、弁本体41と弁軸44との間隙δから弁本体41に排出される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、吸収器2から高温再生器5及び低温再生器6に稀吸収液を供給する稀吸収液管21と、この稀吸収液管21に設けられる稀吸収液ポンプP1とを備え、第1供給管261を稀吸収液管21に接続するとともに、第1供給管261に、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンク262を設け、この稀吸収液タンク262内に、稀吸収液中の異物を除去する磁性部材265を配置する構成とした。このため、稀吸収液タンク262からキャン45に稀吸収液が常時供給され、異物を含む稀吸収液がキャン45内に流入することが常時防止されるので、弁体43のロックを防止できる。その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。また、キャン45に稀吸収液が供給されるので、冷媒液が供給される場合に比べ、配管等の腐食を抑制できる。
なお、本実施の形態では、異物除去手段として磁性部材265が設けられていたが、異物除去手段は、これに限定されず、例えば、稀吸収液を濾過して稀吸収液中の異物を除去する濾過フィルタ(不図示)であってもよい。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。
図7は、第3の実施の形態に係る吸収式冷凍機300の概略構成図である。吸収式冷凍機300は、ロック防止機構60(図1)に代えてロック防止機構360を備える以外、第1の実施形態に係る吸収式冷凍機100と同一に構成されているため、図7では、図1に示す吸収式冷凍機100と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
ロック防止機構360は、冷媒液を稀吸収液分配弁40に供給する第1供給管361と、第1供給管361の途中に設けられた電磁弁362とを備えている。第1供給管361の一端は、第1の実施の形態の第1供給管61と同様に、第4稀吸収液管21Dに溶接され、第2供給管49(図2)に接続されている。第1供給管361の一端は、冷媒ポンプP3の下流側の冷媒管34(液体源)に溶接されている。第1供給管361及び第2供給管49は、本実施の形態の供給管を構成している。電磁弁362は、制御装置50の制御によって開閉される。
このように構成されたロック防止機構360では、電磁弁362が定期的に、例えば、吸収式冷凍機300の運転開始時に所定時間(例えば、約1分)開かれる。したがって、冷媒ポンプP3の圧力によって、冷媒管34から稀吸収液分配弁40に第1供給管361を介して冷媒液が定期的に供給される。ここで、冷媒管34を流れる冷媒液は高温再生器5で蒸発分離しているため、冷媒液中の異物は少ない。これにより、図2に示すように、異物を多く含む稀吸収液がキャン45内に流入しにくくなるので、弁体43のロックを防止でき、その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。なお、本実施の形態では、第1供給管261及び第2供給管49に冷媒ポンプP3の圧力が掛かっており、圧力損失は、弁本体41と弁軸44との間隙δより第2供給管49の方が高いため、キャン45内の稀吸収液は、弁本体41と弁軸44との間隙δから弁本体41に排出される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、蒸発器1の冷媒液溜り1Bから該蒸発器1の散布器1Cへとつながる冷媒管34と、この冷媒管34に設けられる冷媒ポンプP3とを備え、第1供給管361を冷媒管34に接続するとともに、第1供給管361に電磁弁362を設け、電磁弁362を定期的に開く構成とした。このため、冷媒管34からキャン45に冷媒液が定期的に供給され、異物を含む稀吸収液がキャン45内に流入することが防止されるので、弁体43のロックを防止できる。その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。
なお、本実施の形態では、電磁弁362は、吸収式冷凍機300の運転開始時に所定時間(例えば、約1分)開かれていたが、これに限らず、例えば、吸収式冷凍機300の所定の運転時間毎に所定時間開かれてもよい。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態について説明する。
図8は、第4の実施の形態に係る吸収式冷凍機400の概略構成図である。吸収式冷凍機400は、ロック防止機構60(図1)に代えてロック防止機構460を備える以外、第1の実施形態に係る吸収式冷凍機100と同一に構成されるため、図8では、図1に示す吸収式冷凍機100と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
ロック防止機構460は、冷媒液を稀吸収液分配弁40に供給する第1供給管461と、第1供給管461の途中に設けられた電磁弁462とを備えている。第1供給管461の一端は、第1の実施の形態の第1供給管61と同様に、第4稀吸収液管21Dに溶接され、第2供給管49(図2)に接続されている。第1供給管461の他端は、冷媒ドレン熱回収器16の上流側の冷媒管31(液体源)に溶接されている。第1供給管461及び第2供給管49は、本実施の形態の供給管を構成している。電磁弁462は、制御装置50の制御によって開閉される。
このように構成されたロック防止機構460では、電磁弁462が定期的に、例えば、吸収式冷凍機400の冷房負荷80%以上時に所定時間(例えば、約1分)開かれる。冷媒管31の内部では、高温再生器5で冷媒が蒸発することにより、圧力が比較的高くなっているので、冷媒管31と稀吸収液分配弁40との圧力差によって、冷媒管31から稀吸収液分配弁40に第1供給管461を介して冷媒液が定期的に供給される。ここで、冷媒管31を流れる冷媒液は高温再生器5で蒸発分離しているため、冷媒液中の異物は少ない。これにより、図2に示すように、異物を多く含む稀吸収液がキャン45内に流入しにくくなるので、弁体43のロックを防止でき、その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。なお、本実施の形態では、第1供給管261及び第2供給管49に冷媒管31の圧力が掛かっており、圧力損失は、弁本体41と弁軸44との間隙δより第2供給管49の方が高いため、キャン45内の稀吸収液は、弁本体41と弁軸44との間隙δから弁本体41に排出される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、高温再生器5から凝縮器7へとつながる冷媒管31を備え、第1供給管461を冷媒管31に接続するとともに、第1供給管461に電磁弁462を設け、電磁弁462を定期的に開く構成とした。このため、冷媒管31からキャン45に冷媒液が定期的に供給され、異物を含む稀吸収液がキャン45内に流入することが防止されるので、弁体43のロックを防止できる。その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。
なお、本実施の形態では、電磁弁462は、吸収式冷凍機400の冷房負荷80%以上時に所定時間(例えば、約1分)開かれていたが、これに限らず、例えば、吸収式冷凍機400の所定の運転時間毎に所定時間開かれてもよい。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について説明する。
図9は、第5の実施の形態に係る吸収式冷凍機500の概略構成図である。吸収式冷凍機500は、ロック防止機構60(図1)に代えてロック防止機構560を備える以外、第1の実施形態に係る吸収式冷凍機100と同一に構成されているため、図9では、図1に示す吸収式冷凍機100と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
ロック防止機構560は、冷媒液を稀吸収液分配弁40に供給する第1供給管561と、第1供給管561の途中に設けられた電磁弁562と、冷媒液を貯留する冷媒液タンク(液体源)563とを備えている。第1供給管561の一端は、第1の実施の形態の第1供給管61と同様に、第4稀吸収液管21Dに溶接され、第2供給管49(図2)に接続されている。第1供給管561の他端は、冷媒液タンク563に溶接されている。第1供給管561及び第2供給管49は、本実施の形態の供給管を構成している。
電磁弁562は、制御装置50の制御によって開閉される。冷媒液タンク563は、異物を含まない、あるいは、異物の少ない冷媒液を貯留し、稀吸収液分配弁40よりも高い場所に配置されている。
このように構成されたロック防止機構560では、電磁弁562が定期的に、例えば、吸収式冷凍機500の運転開始時に所定時間(例えば、約1分)開かれる。したがって、冷媒液タンク563と稀吸収液分配弁40との高低差によって、冷媒液タンク563から稀吸収液分配弁40に第1供給管561を介して異物の少ない冷媒液が定期的に供給される。これにより、図2に示すように、異物を多く含む稀吸収液がキャン45内に流入しにくくなるので、弁体43のロックを防止でき、その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。なお、本実施の形態では、第1供給管261及び第2供給管49に冷媒液タンク563と稀吸収液分配弁40との高低差に起因する圧力が掛かっており、圧力損失は、弁本体41と弁軸44との間隙δより第2供給管49の方が高いため、キャン45内の稀吸収液は、弁本体41と弁軸44との間隙δから弁本体41に排出される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1供給管561に、冷媒液を貯留する冷媒液タンク563を接続するとともに、第1供給管561に電磁弁562を設け、電磁弁562を定期的に開く構成とした。このため、冷媒液タンク563からキャン45に冷媒液が定期的に供給され、異物を含む稀吸収液がキャン45内に流入することが防止されるので、弁体43のロックを防止できる。その結果、低負荷時に適正に稀吸収液を分配でき、ひいては、安定した低負荷性能を実現できる。
なお、本実施の形態では、電磁弁562は、吸収式冷凍機500の運転開始時に所定時間(例えば、約1分)開かれていたが、これに限らず、例えば、吸収式冷凍機500の所定の運転時間毎に所定時間開かれてもよい。
また、本実施の形態では、冷媒液タンクが別途設けられていたが、冷媒液タンク(液体源)は、稀吸収液分配弁40より高い場所に配置されている凝縮器7の冷媒液溜り7Aであってもよい。
但し、上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、稀吸収液分配弁40は、低温再生器6へとつながる第4稀吸収液管21Dに設けられていたが、高温再生器5へとつながる第3稀吸収液管21Cに設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、高温再生器5にて吸収液を加熱する加熱手段として燃料ガスを燃焼させて加熱を行うガスバーナ4を備える構成について説明したが、これに限るものではなく、灯油やA重油を燃焼させるバーナを備える構成や、蒸気や排気ガス等の温熱を用いて加熱する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、吸収式冷温水機は二重効用型であるが、一重効用型を始め、一重二重効用型及び三重効用型の吸収式冷温水機及び吸収式ヒートポンプ装置に本発明を適用可能なことは勿論である。
1 蒸発器
1B 冷媒液溜り
1C 散布器
2 吸収器
5 高温再生器
6 低温再生器
7 凝縮器
7A 冷媒液溜り(冷媒液タンク、液体源)
21 稀吸収液管(液体源)
21C 第3稀吸収液管(配管)
21D 第4稀吸収液管(配管)
31 冷媒管(高温再生器冷媒管、液体源)
34 冷媒管(蒸発器冷媒管、液体源)
40 稀吸収液分配弁
41 弁本体(配管)
42 シート(弁座)
43 弁体
44 弁軸
45 キャン(弁駆動部)
49 第2供給管(供給管)
50 制御装置
60,260,360,460,560 ロック防止機構
61,261,361,461,561 第1供給管(供給管)
62,262 稀吸収液タンク(液体源)
65,265 磁性部材(異物除去手段)
100,200,300,400,500 吸収式冷凍機
141 弁軸貫通部
362,462,562 電磁弁
563 冷媒液タンク(液体源)
P1 稀吸収液ポンプ(吸収液ポンプ)
P3 冷媒ポンプ
δ 間隙

Claims (9)

  1. 液体が流通する配管に対し弁駆動部を外付けすると共に、弁駆動部を構成する弁軸を配管内に延出し、当該弁軸の先端に設けた弁体が当接する弁座を配管内に備え、当該弁軸の動作に応じ、配管の弁軸貫通部の間隙を通じて、弁駆動部内への液体の浸入が許容されており、前記弁駆動部内と、前記液体と同一の液体源とを、前記配管の弁軸貫通部の間隙よりも大きな流路面積を有する供給管を介して接続したことを特徴とする弁装置。
  2. 前記供給管が、前記配管内を延出して前記液体源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成し、前記高温再生器と前記低温再生器とに稀吸収液を分岐して流す吸収式冷凍機において、
    前記高温再生器と前記低温再生器とに稀吸収液を分配する配管に対し弁駆動部を外付けすると共に、弁駆動部を構成する弁軸を配管内に延出し、当該弁軸の先端に設けた弁体が当接する弁座を配管内に備え、当該弁軸の動作に応じ、配管の弁軸貫通部の間隙を通じて、弁駆動部内への液体の浸入が許容されており、前記弁駆動部内と、前記稀吸収液と同一の液体源とを、前記配管の弁軸貫通部の間隙よりも大きな流路面積を有する供給管を介して接続したことを特徴とする吸収式冷凍機。
  4. 前記液体源は、異物の少ない吸収液又は冷媒液を前記弁駆動部内に供給することを特徴とする請求項3に記載の吸収式冷凍機。
  5. 前記液体源は、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンクを備え、この稀吸収液タンク内に、稀吸収液中の異物を除去する異物除去手段を配置し、
    前記弁体の閉時に前記弁駆動部から排出される稀吸収液を前記稀吸収液タンク内に流入させて異物を除去し、前記弁体の開時に前記稀吸収液タンク内の稀吸収液を前記弁駆動部に流入させることを特徴とする請求項3に記載の吸収式冷凍機。
  6. 前記吸収器から前記高温再生器及び前記低温再生器に稀吸収液を供給する稀吸収液管と、この稀吸収液管に設けられる吸収液ポンプとを備え、
    前記供給管を前記稀吸収液管に接続するとともに、前記供給管に、稀吸収液を貯留する稀吸収液タンクを設け、この稀吸収液タンク内に、稀吸収液中の異物を除去する異物除去手段を配置したことを特徴とする請求項3に記載の吸収式冷凍機。
  7. 前記蒸発器の冷媒液溜りから該蒸発器の散布器へとつながる蒸発器冷媒管と、この蒸発器冷媒管に設けられる冷媒ポンプとを備え、
    前記供給管を前記蒸発器冷媒管に接続するとともに、前記供給管に電磁弁を設け、
    前記電磁弁を定期的に開くことを特徴とする請求項3に記載の吸収式冷凍機。
  8. 前記高温再生器から前記凝縮器へとつながる高温再生器冷媒管を備え、
    前記供給管を前記高温再生器冷媒管に接続するとともに、前記供給管に電磁弁を設け、
    前記電磁弁を定期的に開くことを特徴とする請求項3に記載の吸収式冷凍機。
  9. 前記供給管に、冷媒液を貯留する冷媒液タンクを接続するとともに、前記供給管に電磁弁を設け、
    前記電磁弁を定期的に開くことを特徴とする請求項3に記載の吸収式冷凍機。
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