JP2012203602A - 非接触型情報媒体、ic冊子、icカード並びにicタグ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種イオンの透過を抑制し、アンテナの腐食を防ぐことができる非接触型情報媒体を提供する。
【解決手段】アンテナ基材20と、アンテナ基材20の一方の面20aに設けられたコイルアンテナ21と、アンテナ基材20の一方の面20aに実装され、コイルアンテナ21が接続されたICチップとを用いて非接触型のICインレットを構成する。コイルアンテナ21の露出した表面を含むアンテナ基材2020aの一方の面20aと、この一方の面20aと対向するアンテナ基材20の他方の面20bにそれぞれ接着剤層を介して一対の外装基材を積層接着して、非接触型情報媒体を構成する。コイルアンテナ21の断面を台形形状とし、アンテナ基材20の一方の面20aと接するコイルアンテナ21の下面21aと対向する上面21bの両端と、両側面21c,21cとを、コイルアンテナ21の断面(台形)の外側に凸状の曲面21dで接続した。
【選択図】図4

Description

本発明は、固有の識別情報を格納したICチップと、この識別情報を送受信するアンテナとを有する非接触型のICインレットを内蔵してなる非接触型情報媒体及びこれを用いた冊子並びにICカード、ICタグに関する。
近年、非接触ICカードや非接触ICタグを用いたシステムが普及する中、例えばパスポートや預貯金通帳冊子において、その表紙等に非接触型情報媒体を張り合わせる等して装填した、電子データの記入や印字が可能な非接触型情報媒体付属冊子が開発され公知となっている。非接触型情報媒体は、非接触ICモジュールとそれに接続されたアンテナからなるICインレットを外装基材で挟み込んで構成される。
非接触ICカードや非接触IC付冊子(パスポート等)などに内蔵され、非接触状態で識別情報の送受信を行って、識別情報の記録・消去などが行える情報記録メディア(RFID:Radio Frequency identification)の用途に用いられる非接触型ICインレットは、絶縁性を有する有機基材上に金属(銅やアルミニウム)の導電材よりなるアンテナとこれに接続するRFID用ICチップを実装した構成を有している。
上記非接触型ICインレットを内蔵する冊子として、特許文献1に示すものが知られている。かかるIC付冊子は、第1の基材シートと、この第1の基材シートの上面に接着剤層を介して接着され、所定の広さの開口部を有する第2の基材シートと、この第2の基材シートの開口部と第1の基材シートとで形成された凹部内の第1の基材シートの上面に接着剤層により接着されたICチップ及びこれに接続されたコイルアンテナと、第2の基材シートの第1の基材シートと反対の面に接着剤層を設けてなる非接触型データキャリアを備え、この非接触型データキャリアを冊子の裏表紙の内面に貼付することで構成される。
前記非接触型ICインレットの規格には、ICインレットが耐塩水試験において、ある一定の時間正常に通信がとれることが条件である。しかし、この塩水試験の際に冊子の中間層内に水分を媒介として塩化物イオン、ナトリウムイオンが透過することがある。ところで、第1の基材シート上に第2の基材シートを接着する及びコイルアンテナを含むICチップを凹部内の第1の基材シートの上面に接着する接着剤層は、上記各種イオンの透過抑制性能を有している。
しかしながら、コイルアンテナを含むICチップを第1の基材シート面に接着する接着剤が第1の基材シート面に均一に塗布されているとは限らない。すなわち、接着剤が塗布されない部分や、接着剤層の薄い部分が生じていることがある。しかも、コイルアンテナの断面が矩形でコイルアンテナの両側面が第1の基材シートの上面に対して鉛直になっているため、ICチップを第1の基材シートの上面に接着剤で接着しても、コイルアンテナの両側面と対向する箇所に接着剤がいきわたらない部分が発生し、間隙を生じさせることになる。その結果、間隙が生じている部分から各種イオンが透過し易くなり、各種イオンが透過すると隙間腐食が生じ、コイルアンテナを断線させてしまうほか、ICインレットの通信不良または通信不能を発生させる要因となっていた。
特開2002−42068号公報
本発明は、上記のような従来の問題点を解決するためになされたもので、各種イオンの透過を抑制し、アンテナの腐食を防ぐことができる非接触型情報媒体及びこれを用いたIC冊子並びにICカード、ICタグを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、非接触型情報媒体であって、
ICチップにコイルアンテナを接続してそれらをアンテナ基材の一方の面に実装した非接触型のICインレットと、
前記ICインレットの露出した表面を含む前記アンテナ基材の一方の面と、該一方の面とは反対側に位置する前記アンテナ基材の他方の面とに、接着剤層を介してそれぞれ積層接着された一対の外装基材とを備え、
前記コイルアンテナは、前記アンテナ基材の一方の面と接する下底と、該下底と対向する上底と、前記下底と前記上底との両端間をそれぞれ接続する一対の脚辺とで構成される台形状の断面を有しており、
前記上底の両端と前記各脚辺とは、前記断面の外側に凸状の曲線によりそれぞれ接続されている、
ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の非接触型情報媒体において、前記断面の外側に凸状の曲線が100μm以上400μm以下の曲率半径を有する円弧であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1及び2の何れかに記載の非接触型情報媒体において、前記下底の両端と前記各脚辺とは、前記断面の内側に凸状の曲線によりそれぞれ接続されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の非接触型情報媒体において、前記断面の内側に凸状の曲線が500μm以上900μm以下の曲率半径を有する円弧であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の非接触型情報媒体において、前記一対の外装基材が多孔質熱可塑性材であることを特徴とする。
請求項6の発明は、IC冊子であって、互いに開閉可能な表表紙と裏表紙を有する表紙と、前記表表紙と裏表紙の間に綴じられた本文用紙を備え、前記表表紙もしくは前記裏表紙と、該表表紙もしくは裏表紙に貼着される内貼り材との間に請求項1乃至5の何れかに記載の非接触型情報媒体を装着したことを特徴とする。
請求項7の発明は、ICカードであって、請求項1乃至5の何れかに記載の非接触型情報媒体が収容筐体内に装着されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、ICタグであって、請求項1乃至5の何れかに記載の非接触型情報媒体が収容筐体内に装着されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7記載のICカードまたは請求項8記載のICタグにおいて、前記収容筐体は、中間層とその表裏面に設けられる表面層および裏面層とを有する印刷・複写媒体であることを特徴とする。
本発明の非接触型情報媒体及びこれを用いたIC冊子並びにICカード、ICタグによれば、各種イオンの透過を抑制し、アンテナの腐食を防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る非接触型情報媒体を有する冊子の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る非接触型情報媒体に使用される非接触ICインレットの一例を示す概略平面図である。 本発明の一実施形態に係る非接触型情報媒体の一部の拡大断面図である。 図3のコイルアンテナの断面形状を示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係り、(a)はICカードの斜視図、(b)はICタグの斜視図である。 図5(a),(b)の収容筐体を構成する印刷・複写媒体の構成を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図1乃至図3を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る非接触型情報媒体10を有する冊子100は、二つ折り可能な表表紙11aと裏表紙11bを有する表紙11と、この表紙11の内側に綴じられた本文用紙13を備える。そして、非接触型情報媒体10は、表表紙11a(または裏表紙11bでもよい)の内面と、これに貼着されるクロスまたは紙などからなる内貼り材12との間に挟み込まれた状態で装着されている。
次に、非接触型情報媒体10とこれに使用されるICインレットの構成について図2及び図3を参照して説明する。
図2に示すように、ICインレット200は、矩形状のシート材からなるアンテナ基材20と、このアンテナ基材20の一方の面に、アンテナ基材20の形状に合わせて渦巻状に設けられ識別データ等を送受信するアルミニウム製のコイルアンテナ21と、アンテナ基材20の一方の面に実装され固有の識別データ等を格納するICチップ22と、コイルアンテナ21の両端をジャンパ線24を介してICチップ22に接続するリードフレーム23とを含んで構成される。
また、図3に示すように、ICインレット200の両面、すなわちは、アンテナ基材20の一方の面と接触(接着)した状態で露出するコイルアンテナ21の表面を含めたアンテナ基材20の一方の面20aと、この一方の面20aと反対のアンテナ基材20の他方の面20bには、接着層31a,31bを介して外装基材30a,30bがそれぞれ積層接着されている。これにより、非接触型情報媒体10が構成される。また、このように構成された非接触型情報媒体10は、表表紙11a(または裏表紙11bでもよい)の内面と内貼り材12との間に挟み込まれることで冊子100に装着される。
ところで、従来におけるICインレットのコイルアンテナは、アンテナ基材上にエッチング方式やワイヤボンディング方式、印刷方式などによって形成される。このコイルアンテナと接触するリードフレームは溶接方式などによって実装される。また、ICチップとコイルアンテナコイルとアンテナ基材からなるICインレットは、IC自身の厚みや、アンテナの厚み、ジャンパ線とアンテナの接合部や、アンテナ基材自体の厚みなどにより、凹凸のあるシートとなっている。このようなICインレットを外装基材の間に挟んで非接触型情報媒体に加工する際、外観上はこれらの凹凸を無くすことが望ましい。
そこで、本実施の形態における非接触型情報媒体10では、外装基材30a,30bに多孔質熱可塑性材を使用する。そして、非接触型情報媒体10の作成に際しては、図3に示すように、ICインレット200の両面に、各種イオンの透過抑制機能を有する接着剤を塗布して接着層31a,31bを形成した後、外装基材30a,30bを積層し、加熱しながら加圧することで接着する。これにより、外観上凹凸のない非接触型情報媒体10を得ることができる。
さらに、本実施の形態に示す非接触型情報媒体10において、コイルアンテナ21の断面形状を、図4に示すように、等脚台形形状とする。即ち、コイルアンテナ21は、前記アンテナ基材20の一方の面と接する下面21aを下底とし、この下面21aと平行に延在する上面21bを上底として、両側面21c,21cを、上底と下底との両端間をそれぞれ接続する一対の脚辺とする台形の断面形状を有している。コイルアンテナ21の断面形状(台形)上では、上底(上面21b)の両端と各脚辺(側面21c)とを、断面(台形)の外側に凸状の二次曲線(曲面21d、断面の外側に凸状の曲線)でそれぞれ接続している。さらに、下底(下面21a)の両端と各脚辺(側面21c)とを、断面(台形)の内側に凸状の二次曲線(曲面21e、断面の内側に凸状の曲線)でそれぞれ接続している。
即ち、コイルアンテナ21は、アンテナ基材20の一方の面に接触(接着)した状態で露出する部分を、上面21bと両側面21c,21cとを二次曲線状の曲面21dで接続した、全体的に丸みを帯びた曲面で構成している。
この場合、上底21bの両端部分の曲面21dを、曲率半径R1=100〜400μmの円弧面で形成し、かつ各脚辺21cの下端部分の曲面21eを、曲率半径R2=500〜900μmの凹状の円弧面で形成してもよいが、曲面21d,21eの最も望ましい曲率半径は、R1=100〜300μm、かつR2=800〜900μmである。
なお、曲辺21dの曲率半径R1がR1<100μmであると、接着剤層を突き破るおそれがあり不利である。
一方、曲辺21eの曲率半径R2がR2<500μmであると、接着剤層がコイルアンテナおよびアンテナ基材に追従できず接着剤層とコイルアンテナおよびアンテナ基材との間に隙間が生じるおそれがあり不利である。また、曲辺21eの曲率半径R2をR2=800〜900μmとすれば、曲率半径R2を500μm以上で800μmより小さい値とするよりも、接着剤層がコイルアンテナおよびアンテナ基材にしっかりと追従する点で有利である。
なお、図2に示すジャンパ線24においても、その長手方向と直交する断面形状は、コイルアンテナ21の断面形状と同様な形状に形成することが望ましい。
上述のようにコイルアンテナ21を、アンテナ基材20の一方の面に実装した状態で露出する上面21aと側面21cとの間が、曲面21dにより滑らかな連続面として接続することで、コイルアンテナ21の上面21bから両側面21c,21c側へ接着剤をスムーズにいきわたらせることが可能になる。その結果、コイルアンテナ21の両側面21c,21cにも接着剤を均一にいきわたらせることができる。これにより、コイルアンテナ21の両側面21c,21cに接着層31aをムラなく均一に形成し、接着層31aにより外装基材30aを両側面21c,21cに隙間なく接着することができる。その結果、従来のような間隙を生じさせることがなくなり、各種イオンの透過を抑制し、耐塩水性に優れ、アンテナの腐食を防ぐことができるとともに、ICインレットの通信不良または通信不能の発生も防止できる。これにより、冊子を長寿命化でき、かつ品質の向上により安定的な使用が可能になる。
なお、本実施形態の非接触型情報媒体10では、コイルアンテナ21の曲面21eが、アンテナ基材20の一方の面とコイルアンテナ21の両側面21c,21cとを、角張って引っ込んだ隅部を伴わずに滑らかな連続面として接続している。このため、アンテナ基材20の一方の面からコイルアンテナ21の両側面21c,21c側へも接着剤を滞留させずにスムーズにいきわたらせることが可能になる。これにより、コイルアンテナ21の両側面21c,21cに接着層31aをより一層ムラなく均一に形成し、接着層31aが外装基材30aを両側面21c,21cに、より確実に隙間なく接着させるようにすることができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
アンテナ基材の一方の面と接する前記コイルアンテナの面を下底とし、この下底と対向する上底と、下底と上底との両端間をそれぞれ接続する一対の脚辺とで構成される等脚台形の断面形状であり、かつ上底の両端と各脚辺とが断面(等脚台形)の外側に凸状の曲線によりそれぞれ接続されている形状に作製されたコイルアンテナを有する非接触型情報媒体に対して一定時間塩水試験を行った。
上記条件で12ピースの非接触型情報媒体の塩水試験を行った結果、通信不良または通信不能を生じさせる製品はなかった。また、コイルアンテナ部分の腐食も確認されなかった。
次に、本発明に対する比較例について説明する。
(比較例1)
両側面と上面との成す角度が90度となる矩形状の断面形状を有するコイルアンテナを用いて非接触型情報媒体を作製し、この非接触型情報媒体に対して一定時間塩水試験を行った。
上記条件で12ピースの非接触型情報媒体の塩水試験を行った結果、12ピース中、1ピースが通信不良または通信不能を生じさせる製品であった。通信不良または通信不能の製品についてコイルアンテナ部分に腐食が発生していることが確認された。
(効果の確認)
非接触型情報媒体中のコイルアンテナ部の一部を切り取り、断面観察を行った。その結果、上記実施例1で使用した非接触型情報媒体のコイルアンテナ上の接着剤層は均一な層であった。しかし、上記比較例1で使用した非接触型情報媒体の通信不良または通信不能となった製品では、コイルアンテナの端部は接着剤層が薄く、アンテナの幅方向の両端面に対向する箇所に間隙が見られ、アンテナの腐食が確認された。
上記実施の形態では、非接触型情報媒体を冊子に使用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、冊子以外のICカードやICタグにも使用することができる。以下、本発明の非接触型情報媒体をICカードやICタグに使用する場合について説明する。
図5(a),(b)にそれぞれ示すように、非接触型情報媒体10をICカード300やICタグ400に使用する場合は、ICカード300の収容筐体310やICタグ400の収容筐体410の収容部320,420に、非接触型情報媒体10を収容、内蔵する。この場合、収容筐体310,410である印刷・複写媒体は、図6に引用符号500で示すように、中間層510とその表裏面に設けられる表面層520および裏面層530の3層構造からなり、中間層510はパルプ繊維を主体とした原紙で、この原紙の所定の位置に、コイルアンテナ21の外周を最大とする平面形状に応じた、もしくはやや大きめの貫通する穴540が形成され、この穴540内に非接触型のICインレット200をセットすることで非接触型情報媒体10が構成される。この場合のコイルアンテナ21の断面形状は、アンテナ基材20の一方の面20aと接するコイルアンテナ21の下面21aが平面で、この下面21aと対向するコイルアンテナ21の上面21bが、両側面21c,21と断面の外側に凸状の曲面21dでそれぞれ接続されている。
ICカード300やICタグ400に使用される収納筐体310,410は、ICカード300またはICタグ400に適合した形状の専用筐体が使用される。例えば、図5(b)に示すように、コイン型のICタグ400の場合は、コインに適した扁平な円盤状の筐体が使用される。
10……非接触型情報媒体
11……表紙用部材
12……内貼り用紙
13……本文部分
20……アンテナ基材
20a……一方の面
20b……他方の面
21……コイルアンテナ
21a……下面
21b……上面
21c……側面
21d,21e……曲面
22……ICチップ
23……リードフレーム
30a,30b……外装基材
31a,31b……接着剤層
100……冊子
200……ICインレット
300……ICカード
310,410……収容筐体
400……ICタグ
500……印刷・複写媒体
510……中間層
520……表面層
530……裏面層

Claims (9)

  1. ICチップにコイルアンテナを接続してそれらをアンテナ基材の一方の面に実装した非接触型のICインレットと、
    前記ICインレットの露出した表面を含む前記アンテナ基材の一方の面と、該一方の面とは反対側に位置する前記アンテナ基材の他方の面とに、接着剤層を介してそれぞれ積層接着された一対の外装基材とを備え、
    前記コイルアンテナは、前記アンテナ基材の一方の面と接する下底と、該下底と対向する上底と、前記下底と前記上底との両端間をそれぞれ接続する一対の脚辺とで構成される台形状の断面を有しており、
    前記上底の両端と前記各脚辺とは、前記断面の外側に凸状の曲線によりそれぞれ接続されている、
    ことを特徴とする非接触型情報媒体。
  2. 前記断面の外側に凸状の曲線が100μm以上400μm以下の曲率半径を有する円弧であることを特徴とする請求項1記載の非接触型情報媒体。
  3. 前記下底の両端と前記各脚辺とは、前記断面の内側に凸状の曲線によりそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1及び2の何れかに記載の非接触型情報媒体。
  4. 前記断面の内側に凸状の曲線が500μm以上900μm以下の曲率半径を有する円弧であることを特徴とする請求項3記載の非接触型情報媒体。
  5. 前記一対の外装基材が多孔質熱可塑性材であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の非接触型情報媒体。
  6. 互いに開閉可能な表表紙と裏表紙を有する表紙と、
    前記表表紙と裏表紙の間に綴じられた本文用紙を備え、
    前記表表紙もしくは前記裏表紙と、該表表紙もしくは裏表紙に貼着される内貼り材との間に請求項1乃至5の何れかに記載の非接触型情報媒体を装着した、
    ことを特徴とするIC冊子。
  7. 請求項1乃至5の何れかに記載の非接触型情報媒体が収容筐体内に装着されている、
    ことを特徴とするICカード。
  8. 請求項1乃至5の何れかに記載の非接触型情報媒体が収容筐体内に装着されている、
    ことを特徴とするICタグ。
  9. 前記収容筐体は、中間層とその表裏面に設けられる表面層および裏面層とを有する印刷・複写媒体であることを特徴とする請求項7記載のICカードまたは請求項8記載のICタグ。
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