JP2012195253A - 半導体発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光取り出し効率及び蛍光プレートの励起効率が高く、かつ発光色の制御及び配光の制御が容易である発光装置を提供する。
【解決手段】本発明の発光装置は、レーザ照射によって蛍光を発する蛍光プレートと、蛍光プレートの第1の面に第1のレーザ光を照射するように配されている第1のレーザ光源と、蛍光プレートの第1の面に対向する第2の面に第2のレーザ光を照射するように配されている第2のレーザ光源と、第2のレーザ光が通過する光通過孔を有し、少なくとも蛍光プレート上の第2のレーザ光の照射領域を覆う凹状反射面を備えたリフレクタと、蛍光プレートの第1の面側の空間に配され、第1のレーザ光の蛍光プレート表面による反射光並びに第1のレーザ光及び第2のレーザ光による励起によって蛍光プレートから発せられた蛍光を集光するレンズと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関し、特に半導体レーザダイオード素子を使用した車両用前照灯に使用する発光装置に関する。
近年、半導体レーザダイオード(LD)素子を用いた発光装置では、LD素子から発せられる青色励起光によって励起されて黄色の蛍光を発する蛍光体を用いて白色光を得ている。具体的には、LD素子等からの青色励起光と励起された蛍光体からの黄色蛍光を混色することによって白色光を生成している。良好な白色光は、青色励起光によって蛍光体を効率良く励起して、青色励起光と黄色蛍光とのバランスをとることによって達成される。
車両用前照灯に使用される発光装置においては、良好な白色光特性の他に、遠方視認性と広い前方照射領域の確保を兼ね備えた配光特性が必要とされる。遠方視認性は、光照射面の中央領域(いわゆるカットオフ領域)に大きなピークを有する配光特性によって充足され、広い前方照射領域は、光照射面中央領域から周辺に向かってなだらかに低下している配光特性によって確保される。
特許文献1には、励起光によって蛍光を発する蛍光体と、蛍光体からの光を反射する凹面鏡と、励起光を放出するLED素子またはLD素子と、を有する光源装置が開示されている。
特許文献2には、すれ違いビーム用の配向パターンを形成するLED光源と、レーザ光源からの光を受けて発光することにより配向パターンのカットオフ近傍へ光を照射するレーザ光源用蛍光体と、を含む発光部を備えている車両用灯具が開示されている。
特許文献3には、発光半導体と、発光半導体を覆う半球型透明レンズと、透明レンズ表面近傍に配されている蛍光体層と、を含み、発光半導体から光が蛍光体層を励起させて蛍光を得るLED装置が開示されている。
特開2004−354495号公報 特開2010−232044号公報 特表2005−537651号公報
特許文献1に示されるような発光装置では、LD素子から射出される励起光のうち蛍光体を励起せずに蛍光体表面で反射されてしまう成分が多い。従って、励起光の反射成分が蛍光体から放出される蛍光成分に比べて多く、励起光の反射成分と蛍光成分との混色状態を調整して適切な白色光を得ることが非常に困難であった。
特許文献2に示されるような発光装置でも、LD素子から射出された励起光を照射してレーザ光源用蛍光体を励起しているが、蛍光体を励起できずに蛍光体表面で反射してしまう励起光が多い。従って、特許文献1における発光装置と同じ理由で、励起光の反射成分と蛍光成分とを混色して適切な白色光を得ることが非常に困難であった。
特許文献3に示されるような発光装置では、励起光が蛍光体層に入射する際に起こる背面反射が多く、発光効率が低下するという問題が生じていた。また、蛍光体から発せられる蛍光成分が様々な方向に分散してしまうために、照射領域の中央に照度の大きなピークを有するような、特に車両前照灯に適した配光を実現することが困難であった。
また、特許文献1及び3においては、一定の配光で光を照射することしかできず、所望の分布となるように配光を制御することは困難であった。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、光取り出し効率及び蛍光プレートの励起効率が高く、かつ発光色の制御及び配光の制御が容易である発光装置を提供することを目的とする。
本発明の発光装置は、レーザ照射によって蛍光を発する蛍光プレートと、蛍光プレートの第1の面に第1のレーザ光を照射するように配されている第1のレーザ光源と、蛍光プレートの第1の面に対向する第2の面に第2のレーザ光を照射するように配されている第2のレーザ光源と、第2のレーザ光が通過する光通過孔を有し、少なくとも蛍光プレート上の第2のレーザ光の照射領域を覆う凹状反射面を備えたリフレクタと、蛍光プレートの第1の面側の空間に配され、第1のレーザ光の蛍光プレート表面による反射光並びに第1のレーザ光及び第2のレーザ光による励起によって蛍光プレートから発せられた蛍光を集光するレンズと、を含むことを特徴とする。
本発明の発光装置によれば、蛍光プレートに対して、光照射方向に向いた面である前面及びこれとは逆の方向にある背面にそれぞれレーザ光を照射する。そして、蛍光プレート背面のレーザ照射領域をリフレクタによって覆い、背面反射光を蛍光プレートに戻すことによって、蛍光体励起効率を増加させかつ励起光と蛍光の混色及び配光制御を容易する。これによって、特に、光照射面中央で照度が非常に強く、周辺に向かってなだらかに照度が低下する、車両用前照灯に好ましい配光パターン及び照射光の色を実現することが可能であるとともに、発光効率、並びに発光色及び配光制御性に優れた発光装置を提供できる。
本発明の実施例1に係る発光装置の図である。 本発明の実施例1に係る発光装置の各々のLD素子による光の経路の図である。 本発明の実施例2に係る発光装置の図である。 本発明の実施例3に係る発光装置の図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す図において、実質的に同一または等価な構成要素、部分には同一の参照符を付している。また、以下の実施例では、蛍光プレート11が平行平板プレートの場合について説明をしているが、蛍光プレート11の形状はこれには限定されない。
図1は、本発明の実施例1に係る発光装置10の光照射面PLに垂直な平面を見た平面図である。図1には、発光装置10内の光の経路を示しており、励起光成分を実線で、蛍光成分を破線で示している。また、線の太さによって光の強度を模式的に示している。発光装置10の照射光の光軸をLAで示す。さらに、図の右側部には、照度曲線及び光照射面PL面内における配光分布を示している。詳細には、発光装置10から射出された光により照射される照射面(すなわち光照射面PL)における照度の分布を示している。尚、図中、光照射面PLは線として示されている。また、配光分布において、ハッチングを施して示した部分は、車両用前照灯において高い照度が必要とされる中央領域(すなわちカットオフ領域:CR)を示している。また、その周辺領域をPRとしている。
発光装置10には、図1に示すように、蛍光プレート11、第1の半導体レーザダイオード素子13(以下、LD素子13)、第2の半導体レーザダイオード素子14(以下、LD素子14)、リフレクタ15、及びレンズ17が備えられている。
蛍光プレート11は、一辺が数mm〜20mm程度の矩形の平面形状を有し、当該平面が光照射面PLに対して45°の角度をなすように配されている。また、蛍光プレート11は、平面が、LD素子13の光出射面に対して45°の角度をなすように(LD素子13からの光が45°の角度で入射するように)配されている。蛍光プレート11は、透光性を有する蛍光体粉末焼結体であり、例えば、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット:YAl13)を焼結したものである。蛍光体は、LD素子13,14から発せられる、例えば波長が約460nmの青色励起光を吸収して、波長560nm前後に発光ピークを有する黄色蛍光を発する。従って、LD素子13から発せられて蛍光体に吸収されずに反射した青色励起光と蛍光体から発せられる黄色蛍光とが混ざり合い、白色光を得ることが可能である。尚、蛍光プレート11は、透光性を有する材料、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、またはハイブリッド樹脂(エポキシ樹脂+シリコーン樹脂)からなっていてもよい。その場合、蛍光プレート11の樹脂内には、例えば、YAGに付活剤としてCe(セリウム)を導入したYAG:Ce蛍光体が分散されている。また、蛍光プレート11は、透光性のあるガラスに蛍光体をドーピングしたものでもよい。使用する蛍光体は、レーザダイオードの励起光の波長に応じて、例えば、励起光が紫外光ならばR、G、B蛍光体が利用でき、励起光が青色ならば上記YAG蛍光体の他に、R、G蛍光体も利用可能である。
第1のLD素子13は、青色励起光(例えば、波長430nm〜470nm程度)を発するレーザダイオードである。第1のLD素子13は、蛍光プレート11の前面11A側(すなわち、発光装置10による光照射方向)の空間に配されている。そして、第1のLD素子13からのレーザ光(第1のレーザ光)は、蛍光プレート11の前面11Aに向けて射出される。第1のLD素子13は、そのレーザ光のうちの一部が蛍光プレート11の前面11Aで反射され、当該反射された光のうちの正反射光の光ビームが光照射面PLに垂直な光軸LA上を進行して光照射面PLに達するように配置される。
第2のLD素子14の第2のレーザ光は、蛍光体プレート11の前面11Aと対向する背面11B側の空間に配されている。第2のLD素子14は、蛍光プレートの背面11B側から第2のレーザ光を照射する。第2のレーザ光は、蛍光プレート11の背面11Bと光軸LAの延長線との交点位置に照射される。あるいは、蛍光プレート11を透過したレーザ光を照射光として利用する場合には、第2のレーザ光が蛍光プレート11を透過した後に光軸LA上を進行するように構成される。
リフレクタ15は、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂、またはガラス等で形成されている中空半球状の凹状反射面(内壁)を有する部材である。リフレクタ15の凹部反射面は、蛍光プレート11の背面11B側から蛍光プレート11の少なくとも第2のレーザ光の照射領域を囲むように覆っている。蛍光プレート11の第2のレーザ光の照射領域とリフレクタ15との間には間隔が保たれている。リフレクタ15は、シリコーン系接着剤等で蛍光プレート11に固定されている。リフレクタ15には、第2のレーザ光が通過する光通過孔16がレーザ加工等によって形成されている。
リフレクタ15の凹部反射面は、第2のLD素子14から射出される第2のレーザ光が照射される蛍光プレート11の表面上の領域を中心とした半球状であり、例えば銀蒸着やアルミ蒸着によって反射面が形成されている。従って、第2のレーザ光のうちの蛍光プレート11の背面11Bで反射された成分は、リフレクタ15の凹状反射面で反射されて蛍光体プレート11の背面11Bに戻る。また、リフレクタ15は、第1及び第2のレーザ光によって励起された蛍光体から放出された蛍光のうちリフレクタ11の後方に放出される光を、前方に戻す役割も果たす。尚、光照射方向以外への光の漏出を避けるために、リフレクタ15の開口面の面積は、蛍光プレート11の平面領域の面積よりも小さいことが望ましい。また、光通過孔16は、第2のレーザ光を通過させるために第2のレーザ光のビーム径よりも大きく、蛍光プレート11から反射された光及び蛍光プレートから放射された光が漏出しないようにできるだけ小さくするのが好ましい。
また、凹状反射面を形成している凹部は中空でなくともよく、凹部内に透光性の材料、例えば透光性樹脂等を充填してもよい。このようにすることで、リフレクタ15の機械強度を向上させることが可能である。
レンズ17は、光学ガラス、ポリカーボネート、シリコーン樹脂等の透光性材料からなる凸レンズである。レンズ17は、蛍光プレート11の前方に配されており、蛍光プレート11から反射された励起光及び蛍光プレート自体から発せられる蛍光を集光するように設けられている。具体的には、蛍光プレート11の第1のレーザ光の入射位置が、レンズ17の略焦点位置となるように構成することで、レンズ17に入射する光を、光軸LAに平行な方向に集光する。尚、図1及び後述する図2−4において、レンズに対し、他の部材(蛍光プレート、リフレクタ、レーザ光源)が拡大して示されている。
また、発光装置10を車両用前照灯として用いる場合において、カットオフラインを形成するためのシェードを、レンズ17と蛍光プレート11との間に適宜配置することができる。
ここで、図2を用いて発光装置10におけるLD素子13及びLD素子14のレーザ光の経路を個別に説明する。図2においても図1と同様に、励起光成分を実線で、蛍光成分を破線で示しており、線の太さによって光の強度を模式的に示している。さらに、図の右側部には、光照度曲線及び配光分布を図1と同様に示している。
図2(a)は、第1のLD素子13から射出される第1のレーザ光による光の経路、照度曲線及び配光分布図を示している。第1のレーザ光は、その一部が蛍光体プレート11の前面11Aで正反射または拡散反射されてレンズ17に向かう。残りの部分は、蛍光プレート11内の蛍光体を励起するか、または蛍光体を励起せずに蛍光プレート11を通過してリフレクタ15に達する。蛍光体を励起せずに蛍光プレート11を通過した光は、リフレクタ15で反射されて再度蛍光プレート11に入射して蛍光体を励起する。第1のレーザ光による励起によって蛍光プレート11から発せられた蛍光のうち、プレート11の前方に放出された光はそのままレンズ17に向かう。リフレクタ15側に放出された光はリフレクタ15によって反射されて、蛍光プレート11を透過してレンズ17に向かう。レンズ17に入射した反射励起光及び蛍光は、所望の配光分布となるように集光されて発光装置10から取り出される。
図2(a)の光照度曲線及び配光分布に示されるように、第1のレーザ光によって形成される配光分布は、第1のレーザ光のうち、蛍光プレート11の前面11Aで正反射される成分が比較的多く、照射面PLの中央領域CRに突出したピークを有する。しかし、蛍光プレート11内に導入される第1のレーザ光成分が比較的少ないために、蛍光体から放出される蛍光が少なく、また、蛍光プレート11の前面11Aで拡散反射される励起光も比較的少ないため中央領域CRの周辺領域PRにはあまり光が照射されないことがわかる。すなわち、第1のLD素子13の第1のレーザ光によって、主に遠方視認性が確保される。尚、第1のレーザ光については、蛍光プレート11の前面11Aで正反射される成分が比較的多いため、図2(a)の構成においては、中央領域CRにおける光は青味の強い白色となっている。
図2(b)は、第2のLD素子14から射出される第2のレーザ光による光の経路、照度曲線及び配光分布図を示している。第2のレーザ光は、その一部が蛍光プレート11において蛍光体を励起し、残りの部分は蛍光体を励起せずに蛍光プレート11を通過するか、または蛍光プレート11の背面11Bで反射される。蛍光プレート11を通過した第2のレーザ光は、一部拡散してレンズ17に向かう。蛍光プレート11の背面11Bで反射した第2のレーザ光は、リフレクタ15によって反射され、再度蛍光プレート11に入射して蛍光体を励起する。第2のレーザ光による励起によって蛍光プレート11から発せられる蛍光のうち、前方に放出される光はそのままレンズ17に向かい、後方に放出された光もリフレクタ15によって反射されてレンズ17に向かう。レンズ17に入射した励起光及び蛍光は、所望の配光分布となるように集光されて発光装置10から照射される。
図2(b)の照度曲線及び配光分布からわかるように、第2のレーザ光によって形成される配光分布も、中央にピークを有している。しかし、第1のレーザ光によって形成される配光分布と異なり、周辺領域PRにも広がる配光分布を示す。これは、第2のレーザ光が、蛍光プレート11の内部でプレート11の面内方向に導光されることによって、蛍光プレート11の広い領域が励起されて蛍光が放出され、蛍光体を励起せずに蛍光プレート11を通過する成分は一部拡散されてレンズ17に向かうからである。さらに、蛍光プレート11の後方に拡散反射されて蛍光プレート11に戻る励起光によって、蛍光プレート11のリフレクタ15による被覆領域全体が励起されるので、さらに周辺領域PRへの配光が確保される。従って、第2のレーザ光によって、広い前方照射領域が確保される。尚、第2のレーザ光については、蛍光体を励起せずに蛍光プレート11を通過する成分が比較的少ないために、図2(b)の構成においては、中央領域CRにおける光は黄味の強い白色となっている。
ここで、図1を参照すると、発光装置1の配光分布は、図2(a)のLD素子12による配光分布及び図2(b)のLD素子13による配光分布を足し合わせたものになっている。すなわち、中央に大きなピークを有し、周辺領域PRにむかってなだらかに広がっている配光分布になっている。すなわち、発光装置10によれば、光照射面中央領域CR(カットオフ近傍)で照度が非常に高く、換言すれば遠方視認性が高く、光照射面周辺に向けてなだらかに照度が低下する、換言すれば広い前方照射領域が確保可能であるという車両前照灯等に有利な配光特性が得られる。尚、光照射面の中央領域CRにおいては、第1のレーザ光によって得られる青味の強い白色光と、第2のレーザ光によって得られる黄味の強い白色光とが混合されるので、発光装置10の配光(第1のレーザ光及び第2のレーザ光によって得られる配光)において、中央領域CRから周辺領域PRに亘り色味の均一な白色を得ることができる。
発光装置10においては、さらに必要に応じて照射光の色及び配光分布を調整することが可能である。発光装置10において青色励起光と黄色蛍光の混色を制御する方法、すなわち照射光の色を調整するには以下の方法をとることが可能である。
第1の方法は、蛍光プレート11の厚さまたは蛍光プレート11内の蛍光体濃度を変更して照射光の色を調整する方法である。具体的には、蛍光プレート11の厚さを厚くすることまたは蛍光体濃度を高めることで、第2のLD素子14から射出される第2のレーザ光による蛍光体励起によって放出される黄色光を増やし、照射光の色を黄色側に調整することが可能である。同様に、蛍光体プレート11の厚さを薄くすることまたは蛍光体濃度を低下させることで、照射光の色を青色側に調整することが可能である。
第2の方法は、蛍光プレート11に照射される第1及び第2のレーザ光の強度を調整することによって照射光の色を調整する方法である。具体的には、第1のレーザ光の強度を大きくすれば、蛍光プレート11に反射される青色励起光の割合を増大させることができ、照射光の色を青色側に調整することが可能である。逆に、第2のレーザ光の強度を大きくすれば、蛍光プレート11内の蛍光体からの黄色蛍光の割合を増大させることができ、照射光の色を黄色側に調整することが可能である。光強度の調整は、図3に示すような調整器18を用いて第1のLD素子13及び第2のLD素子14の駆動電流を変更することによって行ってもよい。また、LD素子13及び14が射出するレーザの光路上にフィルタを配置して、当該フィルタの光透過率を変えることで光強度を調整することとしてもよい。
第3の方法は、蛍光プレート11の表面粗さを変化させることによって、照射光の色を調整する方法である。具体的には、蛍光プレート11の前面11Aの表面粗さを増加させることによって、第1のLD素子13から射出される第1のレーザ光を蛍光プレート11内に導入しやすくする。このようにすることで、第1のレーザ光のうちの蛍光プレート11表面で反射される励起光の成分が減少する。その一方で、蛍光プレート11内に導入されて蛍光体を励起する励起光成分が増加し、蛍光プレート11から発せられる蛍光が増加するために、発光装置10の照射光の色を黄色側に調整することが可能である。同様に、蛍光プレート11の前面の表面粗さを低下させる(例えば、鏡面加工にする)ことで、発光装置10の照射光の色を青色側に調整することが可能である。
発光装置10において、配光分布を調整するには以下の方法をとることが可能である。
第1の方法は、上記照射光の調整の第2の方法と同様に第1のLD素子13及び第2のLD素子14の光出力を調整する方法である。具体的には、第1のレーザ光の強度を大きくすることで、蛍光プレート11の表面で反射する励起光成分が増加し、光照射面中央領域CR(カットオフ近傍)の照度が高くなり、遠方視認性が高まるように配光分布を調整可能である。一方、第2のレーザ光の強度を大きくすれば、蛍光プレート11内の蛍光体がより励起され、蛍光プレート11から発せられる蛍光が増加し、照射領域の周辺領域PRの照度が高くなるように配光分布を調整可能である。尚、レーザ光の強度の調整方法は、上記照射光の調整の第2の方法と同様である。
第2の方法は、レーザ光が蛍光プレート11を照射する位置を変更する方法である。具体的には、第1のLD素子13から射出される第1のレーザ光及び第2のLD素子14から射出される第2のレーザ光によって照射される蛍光プレート11上の位置を相対的に移動させることによって、光照射面において第1のレーザ光によって光照射面PLに形成される照度のピーク領域を照射領域全体に対して相対的に移動させる。
第3の方法は、リフレクタ15の形状を変更することによって配光パターンを変更する方法である。具体的には、例えば、照射面PLにおいて水平方向に横長な配光を得たい場合は、リフレクタ15の凹部反射面の形状を照射面PLから見て水平方向に長径を有する楕円半球形状にすればよい。また、リフレクタ15の反射面のうち、蛍光プレート11の背面11Bに反射された励起光が入射する部分を乱反射面にして励起光を分散させ、励起光を蛍光プレート11全体にまんべんなく入射させることによって、照射面の周辺領域PRの照度を増加させることも可能である。この場合、蛍光プレート11の背面11Bの表面を鏡面加工することによって、蛍光プレート11表面で反射する励起光成分を増加させて、リフレクタ15の反射面でより多くの励起光を分散させることによって、更に周辺領域PRの照度を増加させることが可能である。尚、リフレクタ15の凹部反射面は半球断面等を有する曲面形状以外でも良く、所望の配光パターンに応じて、例えば、凹部をマルチリフレクタ形状、または円錐状もしくは角錐状等にしてもよい。
第4の方法は、レンズ17の形状を変更することによって配光パターンを変更する方法である。具体的には、例えば、照射面PLにおいて水平方向に横長な配光を得たい場合には、上下方向では平行光を出射し、左右方向では拡散光を出射するような扁平なレンズを用いることができる。
以下に、本発明の実施例2に係る発光装置20について図面を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る発光装置20の照射面PLに垂直な平面を見た平面図である。
発光装置20は、上記した実施例1に係る半導体発光装置10と基本構成は同一であるが、さらに反射ミラー21が設けられ、第2のLD素子14が第1のLD素子13と近接して配されている。
実施例2に係る発光装置20においては、第1のLD素子13からの第1のレーザ光と第2のLD素子14からの第2のレーザ光とが平行して射出されるように、LD13及びLD14が並列して配されている。
反射ミラー21は、第2のLD素子14から射出されるレーザ光が、リフレクタ15の光通過孔16を通過するように、照射面PLに対して45°の角度をなすように配される。反射ミラー21は、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂、またはガラス等で形成されており、反射ミラー21のレーザ光反射面は、レーザ光反射のために、銀蒸着やアルミ蒸着によって反射面が形成されている。
発光装置20において、LD素子14から射出された第2レーザ光は、反射ミラー21によって反射された後は、実施例1の場合と同様に、リフレクタ15の光通過孔16を通過して、蛍光プレート11に達する。蛍光プレート11に達した後の光経路は実施例1の光経路と同様である。
実施例2に係る発光装置20においては、発光装置10と異なり、反射ミラー21を用いることで、第1のLD素子13及び第2のLD素子14を近接して配置可能であるので、発光装置20を小型化することが可能である。また、LD素子13及びLD素子14を近接して配置することによって、LD素子13及び14を同一の基板上に設けることができ、放熱経路を共通のものとする等の構造の簡略化が可能である。
尚、実施例1及び2においては、蛍光プレート11の角度は、必ずしも発光装置10または20の光照射面PLに対して45°でなくともよい。蛍光プレート11の角度を変更する場合は、それに応じて、第1のLD素子13及び第2のLD素子14の位置並びにリフレクタ15の光通過孔16の位置を適宜変更して、第2のレーザ光が光透過光16を通過できるように、かつ第1のレーザ光の蛍光プレート11表面での正反射成分が、光軸LAと一致して光照射面に達するように調整する。
以下に、本発明の実施例3に係る発光装置30について図面を参照して説明する。図4は、本発明の実施例3に係る発光装置30の光照射面PLに垂直な平面を見た平面図である。
発光装置30は、上記した実施例1に係る半導体発光装置10と同様の構成要素からなっている。発光装置30においては、蛍光プレート11が光照射面と平行になるように配されており、第1のLD素子13の第1のレーザ光による蛍光体励起効率を向上させるために、蛍光プレート11の前面11Aに凹部31がさらに形成されている。また、第1レーザ光が蛍光プレート11に対して45°の角度で入射するように、第1のLD素子13が蛍光プレート11に対して45°の角度をなすように配置されている。
凹部31は、例えば半球状であり、凹部31に進入した第1のレーザ光が凹部31内で多重反射して光照射面PLに向かうように形成されている。このように、第1のLD素子から射出される第1のレーザ光を蛍光プレート11に多重反射させることによって、蛍光プレート11内の蛍光体を効率良く励起し、蛍光プレート11から放出される蛍光を増加させることができる。
尚、実施例3においては、第1のレーザ光の蛍光プレート11に対する進行角度は、必ずしも45°でなくともよい。第1のLD素子13の配置を変更する場合は、蛍光プレートで反射された励起光成分が光軸LA(すなわち、照射面PLに垂直な線)と一致して照射面PLに向かうように、蛍光プレート11の角度を変更するかまたは凹部31の形状を変更すればよい。
上記実施例において、リフレクタ15の開口部は、レンズ17が蛍光プレート11から集光する光の当該蛍光プレート11における放出領域を包含しているのが好ましい。こうすることよって光照射面PLの方向以外に逃げてしまう光を減少させることが可能である。
上記実施例に記載した構成要素は、互いの位置関係が変化してしまわないように、同一の筐体(図示せず)によって支持されていることが好ましい。
また、上記実施例では、光源として半導体レーザダイオード素子を使用しているが、他のレーザ光源等を使用することも可能である。
上記実施例においては、本発明の発光装置について、車両用前照灯に用いることを中心に説明を行った。しかし、本発明の発光装置は、同様の配光を求められる他の照明装置にも用いることができる。
尚、上述した実施例における種々の数値、寸法、材料等は、例示に過ぎず、用途または使用される発光素子等に応じて、適宜選択することができる。
10 発光装置
11 蛍光プレート
13 第1のLD素子
14 第2のLD素子
15 リフレクタ
16 通過孔
17 レンズ
18 調整器
20,30 発光装置
21 反射ミラー
31 凹部
PL 光照射面
LA 光軸
CR 光照射面中央領域
PR 光照射面周辺領域

Claims (10)

  1. レーザ照射によって蛍光を発する蛍光プレートと、
    前記蛍光プレートの第1の面に第1のレーザ光を照射するように配されている第1のレーザ光源と、
    前記蛍光プレートの前記第1の面に対向する第2の面に第2のレーザ光を照射するように配されている第2のレーザ光源と、
    前記第2のレーザ光が通過する光通過孔を有し、少なくとも前記蛍光プレート上の前記第2のレーザ光の照射領域を覆う凹状反射面を備えたリフレクタと、
    前記蛍光プレートの前記第1の面側の空間に配され、前記第1のレーザ光の前記蛍光プレート表面による反射光並びに前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光による励起によって前記蛍光プレートから発せられた蛍光を集光するレンズと、
    を含むことを特徴とする発光装置。
  2. 前記リフレクタの前記凹状反射面は、曲面形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記蛍光プレートは前記第1の面に凹部を有し、前記凹部は前記第1のレーザ光が入射する領域に配されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記第1のレーザ光が前記凹部内で多重反射することを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記蛍光プレートは、前記第1及び第2のレーザ光によって励起されて黄色蛍光を発する蛍光体粉末焼結体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記第1の及び第2のレーザ光の少なくとも1つの光強度を調整する調整器を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記リフレクタの前記凹状反射面は、前記レンズが前記蛍光プレートから集光する光の前記蛍光プレートにおける放出領域を包含することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 前記第1のレーザ光の前記蛍光プレートによる正反射光と前記蛍光プレートに入射する前記第2のレーザが同一光軸上にあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記リフレクタの前記凹状反射面は、前記第2のレーザ光の前記蛍光プレートの照射領域に向けて前記蛍光プレートによる前記第2のレーザ光の反射光を反射するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の発光装置。
  10. 前記リフレクタの前記凹状反射面は、少なくとも一部が乱反射面であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の発光装置。
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