JP2012193150A - ゼリー状口腔用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便で使用性に優れ、歯間及び歯面の清掃実感が高い上、外観が良く保存安定性に優れたゼリー状口腔用組成物を提供する。
【解決手段】(A)シリカ顆粒を、(B)寒天、ジェランガム、ペクチンから選ばれる1種又は2種以上のゲル化剤の水溶液でゼリー状に固化してなり、組成物中の水分含量が50〜90質量%で、かつゼリー強度が10〜500gであることを特徴とするゼリー状口腔用組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、簡便で使用性に優れ、歯間及び歯面の清掃実感が高く、均一性を持った美的外観であり、保存後の液分離のないゼリー状口腔用組成物に関する。
従来、プラークを除去するため、歯磨剤によるブラッシングあるいは洗口剤による洗口が行われてきた。しかし、歯磨剤は歯ブラシを使用する点で使用性が悪く、洗口剤は簡便で使用性に優れるものの、歯間や歯面の清掃実感が十分には得られないという欠点を有していた。そのため、簡便に使用でき、歯間や歯面の清掃実感を強く感じることができ、しかも製剤安定性なども良好な口腔用組成物の開発が望まれる。
一方、ゲル状の口腔用組成物は知られている。しかしながら、これらの課題を解決するため、製剤をゲル状にし、口に含んで洗口させることで歯間の清掃実感を付与することは可能であるものの、ゲル状製剤では歯磨剤によるブラッシングの際に感じるような歯面の清掃実感が得られず、また、一定期間の保存後に液分離しやすいという欠点があった。更に、ゲル状製剤は、歯面の清掃実感を付与するために研磨剤を配合すると、研磨剤が歯間につまって使用性が悪くなったり、研磨剤が沈降し製剤としての均一性を持った美的外観が得られないという欠点があった。
特許文献1(特表平6−502141号公報)、特許文献2(特開平10−167940号公報)には、研磨剤を含有する洗口剤が提案されている。これらは、洗口剤の低清掃力という欠点を補うため、研磨剤を配合した洗口剤であるが、研磨剤を配合しているにもかかわらず歯ブラシの使用が明記され、洗口剤の利点を放棄しており、歯間や歯面の清掃実感に関しても十分とは言い難かった。
特許文献3(特開2002−193776号公報)には、平均粒径1mm以上のゼリー状物質を含有する口腔用清浄化用の組成物が提案されている。特許文献4(特開2005−104966号公報)には、ゲル化剤とこれを架橋させる架橋剤を含む、平均粒径1mm以上のミクロゲル粒子を含有する25℃粘度が1〜5,000mPa・sの口腔用組成物が提案されている。更に、この技術では、架橋剤の添加と強制冷却によりゲル化しながら剪断することによってミクロゲル粒子を形成することが示され、スプレー式容器に充填し霧状に吐出させたり、液体歯磨として使用されることが開示されている。しかし、これら技術では、ゲル粒子が歯間を通過するときの感触として歯間の清掃実感及びマッサージ効果が得られるが、歯面の清掃実感が十分とは言い難く、更に、ゲルの粒子径が大きいため液体として均一性を持った美的外観を得ることが難く、よって、商品価値の点で改善の余地があった。
特許文献5(特開2002−255769号公報)には、ゲル状の口腔内洗浄用組成物が記載され、ゲル状の物質を口に含んで洗口し、ゲルが歯間を通過するときの感触として歯間の清掃実感及びマッサージ効果が得られることが示されているが、歯面の清掃実感に関してはその実感が不十分である場合があった。
特表平6−502141号公報 特開平10−167940号公報 特開2002−193776号公報 特開2005−104966号公報 特開2002−255769号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、簡便で使用性に優れ、歯間及び歯面の清掃実感が高い上、外観が良く保存安定性に優れたゼリー状口腔用組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、(A)シリカ顆粒と(B)寒天、ジェランガム、ペクチンから選ばれる1種又は2種以上のゲル化剤とを含み、前記シリカ顆粒をゲル化剤の水溶液でゼリー状に固化してなり、組成物中の水分含量が50〜90質量%で、かつゼリー強度が10〜500gであるゼリー状の口腔用組成物が、簡便で使用性に優れる上、歯間及び歯面での清掃実感が高く、口腔内で咀嚼され噛み砕かれると共に歯面と接触かつ歯間部を通過させるように洗口させて使用することで、容易に噛み砕かれ歯間部につまるような大きな抵抗感を感じることなく洗口することができ、歯面及び歯間部において満足な清掃実感を奏すること、しかも、均一性を持ったゼリー状の美的外観を有し、液分離もなく外観及び保存安定性にも優れることを知見した。
即ち、一般的に、ゲル状製剤で洗口しても、歯磨剤でブラッシングした時のような高い歯面清掃実感を得ることは難しく、また、ゲル状製剤は、製剤安定性が低いという問題があり、研磨剤を配合すると、研磨剤が沈降して満足な製剤外観を得ることができないという問題があった。これに対し、本発明では、シリカ顆粒を、特定のゲル化剤の水溶液で固化させ適切な水分量及びゼリー強度を有するゼリー状製剤とすることで、シリカ顆粒が製剤中に安定に分散し、かつ製剤がゼリー用カップ等の収容容器から垂れて流れ落ちることがなく、使用時にはゼリー状製剤が収容容器から収容時の形状を保って押し出され、これを口腔内に含んで咀嚼し噛み砕きながら歯面と接触しかつ歯間部を通過するように洗口することで、咀嚼時にはシャリシャリとしたシリカ顆粒の感触が適度に感じられると共に、シリカ顆粒やゲルの固まり等が歯間部につまるような抵抗感がほとんど生じず使用上問題となるような違和感なくゼリーが歯間を通過する感触が実感でき、シリカ顆粒を歯面と密着性良く接触させ、かつ歯面を適度にこすりながら歯間部を通過させることができる。よって、本発明によれば、簡便かつ使用性良く、歯磨きでブラッシングした際のような高い清掃実感を付与できることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は、(A)シリカ顆粒を、(B)寒天、ジェランガム、ペクチンから選ばれる1種又は2種以上のゲル化剤の水溶液でゼリー状に固化してなり、組成物中の水分含量が50〜90質量%で、かつゼリー強度が10〜500gであることを特徴とするゼリー状口腔用組成物を提供する。
本発明によれば、簡便で使用性に優れ、歯間及び歯面の清掃実感が高い上、外観が良く保存安定性に優れたゼリー状口腔用組成物を提供できる。本発明組成物は、ゼリー用カップ等に収容し、使用時には口腔内で咀嚼され噛み砕かれると共に、歯面と接触かつ歯間部を通過させるように洗口させて適用できるので、子供や老人などでも簡単に使用でき、歯周病等の予防又は改善に好適である。
以下、本発明につき更に詳述する。本発明のゼリー状口腔用組成物は、(A)シリカ顆粒、(B)寒天、ジェランガム、ペクチンから選ばれるゲル化剤を含有する。
(A)成分のシリカ顆粒としては、例えばシリカゲル、沈降シリカ、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤の造粒物あるいはシリカゲルの粉砕物が使用できる。
シリカ顆粒としては、洗口しやすさ、製剤外観、歯面や歯間の清掃実感付与の点から、平均粒径が100〜500μm、特に150〜300μmのものが好ましい。100μm未満では歯面及び歯間の清掃実感に劣る場合がある。500μmを超えると、シリカ顆粒が歯間につまって洗口しにくくなったり、シリカ顆粒が均一に分散せず製剤の外観が悪くなる場合がある。
平均粒径は、マイクロトラック粒度分布測定装置(日機装社製、Microtrac MT3000II、測定原理:レーザー回折散乱法)による測定値(体積平均径MV)で、検体の濁度(dV値)が0.1になるように調整して測定した値である。
なお、シリカ顆粒は研磨力が低く歯牙表面への悪影響はほとんどない。
このようなシリカ顆粒は市販品を使用でき、例えば東ソーシリカ(株)製の商品名NIPGEL等が挙げられる。
(A)シリカ顆粒の配合量は、組成全体の0.5〜5%(質量%、以下同様。)、特に1〜3%が好ましい。0.5%未満では歯面及び歯間の清掃実感を十分に付与できない場合がある。5%を超えると、洗口するときにシリカ顆粒が歯間につまったり、製剤粘度が上昇して洗口しにくくなる場合がある。
(B)ゲル化剤としては、寒天、ジェランガム、ペクチンから選ばれる1種又は2種以上が使用される。このようなゲル化剤の水溶液でシリカ顆粒をゼリー状に固化することで、優れた清掃実感、特に歯間における高い清掃実感を奏すると共に使用性、製剤外観、保存安定性も良好な、適度なゼリー強度を有するゼリー状製剤を得ることができる。
(B)ゲル化剤の配合量は、組成全体の0.2〜4%、特に0.6〜3%が好ましい。0.2%未満ではシリカ顆粒が沈降して外観が低下し、保存後に液分離を起こし、歯間の清掃実感を十分に付与できない場合がある。4%を超えると、製剤が固くなって噛み砕きにくくなり、洗口しにくくなる場合がある。
本発明のゼリー状口腔用組成物には、上記(A)及び(B)成分に加えて、更に、本発明の効果を妨げない範囲で適宜な公知成分を必要に応じて配合することができる。例えば、(A)成分以外の清掃剤、界面活性剤、(B)成分以外の粘結剤、湿潤剤、色素、香料、pH調整剤、有効成分などが挙げられ、溶剤として水が配合される。
清掃剤としては、通常口腔用組成物に研磨剤として使用されているものを配合でき、例えばピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、ハイドロキシアパタイト、合成樹脂系研磨剤等が挙げられる。清掃剤は、本発明の効果を妨げない範囲で配合でき、その配合量は(A)成分を含めて0.5〜5%の範囲が好ましい。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤を配合できる。
アニオン性界面活性剤としては、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、N−ミリストイルザルコシン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタルミン酸ナトリウム、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニンナトリウム等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、塩化ジステアリルメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどの糖アルコール脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等の多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などのエーテル型の活性剤、ラウリン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド類などが挙げられる。
両イオン性界面活性剤としては、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノエチルグリシン等のN−アルキルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウム等が挙げられる。
界面活性剤は配合しなくてもよいが、配合する場合の添加量は通常0.1〜10%である。
粘結剤として、本発明の効果を妨げない範囲で、例えばカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチルエチルセルロース、メチルセルロース、カチオン化セルロースなどのセルロース系粘結剤、カラギーナン、キサンタンガム、グアガム、アルギン酸ナトリウム、モンモリロナイト、ゼラチン、ポリアクリル酸ナトリウム等を配合してもよい。これらの配合量は、(B)成分を含めて0.2〜4%がよい。
湿潤剤としては、還元でんぷん糖化物、ソルビット、グリセリン、キシリトール、エリスリトール等の糖アルコール、プロピレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール、分子量200〜6,000のポリエチレングリコール、エチレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコールが挙げられ、通常7〜47%配合できる。なお、本発明では、組成物のゼリー強度が適切となる範囲内で、多価アルコールを配合することが好ましい。
色素としては、青色1号、青色4号、緑色3号等の法定色素、カラメル等の天然色素及び酸化チタンが挙げられる。
香料としては、メントール、アネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α−テレピネオール、シトロネリルアセテート、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁字油あるいはユーカリ油等が挙げられる。
pH調整剤として、クエン酸、乳酸、リンゴ酸などの有機酸及びその塩類、塩酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムなどの無機化合物を添加してもよい。
これら任意成分の配合量は本発明効果を妨げない範囲で通常量である。
各種有効成分としては、例えばデキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ等の酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム等のアルカリ金属モノフルオロフォスフェート、フッ化ナトリウム、フッ化第1スズ等のフッ化物、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、アズレン、グリチルリチン酸塩、グリチルレチン酸、塩化ナトリウム、ビタミン類等の抗炎症剤、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化リゾチーム等の殺菌剤、ポリリン酸塩類等の歯石予防剤、ポリビニルピロリドン等のタバコヤニ除去剤、グリシン、プロリンなどのアミノ酸類が挙げられ、本発明の効果を妨げない範囲で有効量配合できる。
本発明の口腔用組成物は、溶剤として水を含む。組成物中の水分量は50〜90%、好ましくは55〜85%であることが、効果発現に重要である。水分量が50%未満では、製剤に粘りがでて洗口しにくく、90%を超えるとシリカ顆粒が沈降して製剤外観が悪化し、保存後に液分離を起こしてしまい、更に歯間の清掃実感を付与できない。なお、必要に応じて上記した多価アルコールの添加量を適宜調整し、組成物中の水分量を上記範囲内に調整してもよく、これにより保存後の液分離をより好適に防止できる。
ここで、水分量とは、溶剤としての水の配合量と共に配合成分に由来する水分も含めた、組成物中に含まれる水分の量である。
本発明組成物は、(A)シリカ顆粒が、(B)ゲル化剤の水溶液でゼリー状に固化してなるものであり、ゼリー状の製剤である。
ここで、ゼリー状とは、ゲル化剤の添加により、流動性が低く、弾性のある半固形の状態になったものを示す。
本発明において、組成物の物理特性値として、ゼリー強度が10〜500g、特に好ましくは20〜300gである。このようなゼリー強度を有することが、使用性良く高い清掃実感を付与し、外観が良く保存安定性も良好な製剤を得る点で重要であり、特にゼリー強度が上記範囲であることで適度な弾性を有すると共に流動性を有し、ゼリーカップ等の容器に収容時には容器から流れ落ちることなく、使用時には該容器から製剤が収容時の形状を保って容易に排出され、口腔内に含んで咀嚼するなどして圧力をかけると容易に噛み砕かれ、効果的に歯面と接触かつ歯間部を通過するように洗口することができる。ゼリー強度が10g未満では、シリカ顆粒が沈降して外観が悪化し、保存後に液分離を起こし、歯間の清掃実感が満足に付与できない。500gを超えると、製剤が固くなって噛み砕きにくく、洗口しにくくなる。
なお、ゼリー強度とは、ゼリーの表面に圧力を加えてゼリーが破壊される限度を測定したもので、ゼリー強度が大きいほど弾性が強い。本発明においてゼリー強度は、下記方法で測定した値である。
ゼリー強度の測定方法:
ゼリーカップ(60mm径の円筒型カップ)に充填したゼリー状組成物を10℃の恒温槽で17時間冷却後、ゼリー状組成物に感圧軸で荷重を加え、ゼリー表面が4mm押し下げられたときの感圧軸にかかる荷重をゼリー強度(g)とした。測定装置及び測定条件は以下のとおりである。
測定装置:総合物性測定装置(SUN RHCO METRE CR−2000)
株式会社サン科学社製
測定条件:感圧軸;圧縮・切断用 No.13
接触面積;直径12.7mm 感圧軸の形状;円形 試料台移動速度;1mm/min.
本発明組成物の調製方法は、通常のゼリー状製剤と同様の公知の方法を採用でき、適切なゼリー強度を有する製剤に調製すればよい。
なお、一般にゲル強度を制御する手段としては、組成物中のゲル化剤の量、更には水分量を適宜変化させることで制御することができる。本発明においても、ゼリー強度は主に組成物中のゲル化剤量により制御でき、上記範囲に調整することができる。ゼリー強度を大きくするにはゲル化剤量を増加させ、逆に、ゼリー強度を小さくするにはゲル化剤量を減少させれば良く、更に水分量を上記範囲内で適宜調整して制御してもよい。例えば、ゼリー状組成物のゼリー強度が10g未満になった場合はゲル化剤を添加して加熱し、ゲル及びゲル化剤を再融解した後、冷却することによりゼリー強度を増加させることができる。また、ゼリー状組成物のゼリー強度が500gを超えた場合は水を加えた上、加熱してゲルを再融解した後、冷却することによりゼリー強度を低下させることができる。なお、組成物中の多価アルコールの量を調整することによってもゼリー強度をある程度調整することができる。この場合、多価アルコールの量を減少させゼリー強度を小さくしたり、逆に多価アルコールの量を増やしてゼリー強度を大きくすることができる。
本発明のゼリー状口腔用組成物は、その剤型は適宜なものとすることができるが、適度な弾性を有し、ある程度の流動性を有するもので、使用し易さなどの点から、例えば公知のゼリー用カップ等の適宜な形状で外面を押し出し可能な容器に、1回で使用できる量を収容した製剤とすることが好ましく、使用時に容器の外面を指で押すなどして製剤を口腔内に含ませることが好適である。この場合、ゼリー状口腔用組成物は、カップから垂れたり分離することなく、上記カップの形状を保って押し出され、弾力を有するものである。具体的には、製剤の使用量は1回につき5〜15g程度が好適であり、口径10〜30mm、深さ10〜30mmのゼリー用カップ(材質:ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコン等)などに上記量を充填し、更に製剤が排出しないようにラミネートフィルム、あるいはポリエチレン、ポリプロピレンフィルム等で蓋をすることが好ましい。なお、容器材質は特に制限はなく、公知の合成樹脂などのものを使用できる。
使用時は、収容容器からゼリー状製剤を押し出して口に含んだ後、咀嚼して噛み砕き潰したりした製剤を口に含んだまま洗口し、この場合、咀嚼時間は5秒間以上、特に10〜15秒間程度が好ましく、咀嚼を含めた洗口は20秒間以上、特に30〜40秒間行うことが望ましい。このように1回量を収容できる容器に入れ、使用時に容器から押し出すなどして口腔内に含ませることで、より簡便かつ使用性良く使用して、歯磨きでブラッシングした際のような高い清掃実感を得ることができる。なお、洗口した後は製剤を吐出し、必要により口腔内を水で洗口すればよく、洗口後に歯磨きブラッシングなどはしなくてもよい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。
〔実施例、比較例〕
表1〜4に示す組成のゼリー状口腔用組成物を下記方法で調製し、下記直径のゼリー用カップ(材質:ポリプロピレン)に充填し、ラミネートフィルムで蓋をした。得られた各組成物について下記方法で評価した。結果を表1〜4に示す。なお、シリカ顆粒の平均粒径は、マイクロトラック粒度分布測定装置により上記と同様に測定した値であり、ゼリー強度は後述の方法により測定した。
ゼリー状口腔用組成物の調製方法
精製水及びソルビット(ソルビトール液:三菱商事フードテック(株)製)を混合後、90℃まで加温し、寒天(イナゲルL−15:伊那食品工業(株)製)を加え、混合した後、シリカ顆粒(NIPGEL:東ソーシリカ(株)製)を加え、均一に分散させた。混合溶液をゼリーカップに充填し、4℃に保存してゼリー状口腔用組成物を調製した。
(1)噛み砕きやすさの評価
ゼリーカップ(30mm径、深さ25mmの円筒型カップ)に充填した試験ゼリー状組成物を専門家パネラー10人による官能試験により評価した。ゼリーカップから試験ゼリー状組成物10gを押し出し、口に含んで30秒間咀嚼しながら洗口した後、各被験者が噛み砕きやすさの程度について、以下の評点基準で官能評価した。10名の評点を平均し、下記の評価基準で噛み砕きやすさを判断した。
(評点)
4点:問題なく噛み砕くことができる
3点:製剤が固く、噛み砕くときにわずかに抵抗を感じるが、実使用上問題なく噛み
砕くことができる
2点:製剤が固く、噛み砕くときに大きく抵抗を感じ、噛み砕きにくい
1点:製剤が固すぎて、噛み砕けない
(評価基準)
◎:平均点が3.5点以上〜4.0点以下
○:平均点が3.0点以上〜3.5点未満
△:平均点が2.0点以上〜3.0点未満
×:平均点が2.0点未満
(2)洗口しやすさの評価
ゼリーカップ(30mm径、深さ25mmの円筒型カップ)に充填した試験ゼリー状組成物を専門家パネラー10人による官能試験により評価した。試験ゼリー状組成物10gをゼリーカップから押し出し口に含んで30秒間咀嚼しながら洗口した後、各被験者が洗口しやすさの程度について、以下の評点基準で官能評価した。10名の評点を平均し、下記の評価基準で洗口しやすさを判断した。
(評点)
4点:洗口するとき(ゼリー状組成物が歯間を通過するとき)に顆粒やゲルの固まり
がつまることがなく、問題なく洗口できる
3点:洗口するとき(ゼリー状組成物が歯間を通過するとき)に顆粒やゲルの固まり
がつまってわずかに抵抗を感じるが、実使用上問題なく洗口できる
2点:洗口するとき(ゼリー状組成物が歯間を通過するとき)に顆粒やゲルの固まり
がつまって大きく抵抗を感じ、異物感が強く洗口しにくい
1点:洗口するときに顆粒やゲルの固まりがつまって洗口できない
(評価基準)
◎:平均点が3.5点以上〜4.0点以下
○:平均点が3.0点以上〜3.5点未満
△:平均点が2.0点以上〜3.0点未満
×:平均点が2.0点未満
(3)外観の評価
ゼリーカップ(30mm径、深さ25mmの円筒型カップ)に10g充填した試験ゼリー状組成物の外観を下記評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:シリカ顆粒が均一に分散している
○:粒径の大きなシリカ顆粒が沈降し、わずかに不均一な状態になっているが、品質
上問題ないレベルである
×:シリカ顆粒がすべて下部に沈降し、完全に不均一(層分離)になっている
(4)保存後の液分離の評価
ゼリーカップ(30mm径、深さ25mmの円筒型カップ)に充填した試験ゼリー状組成物10gを50℃の恒温槽に1ヶ月間保存し、ゼリーカップから紙の上に押し出した際の液の分離状態を以下の評価基準で評価した。
(評価基準)
◎:液分離が認められない
○:液分離がごくわずかに認められる(表面に分離の兆候である艶が認められる)が
、品質上問題ないレベルである
×:液分離が認められる
(5)歯面の清掃実感の評価
ゼリーカップ(30mm径、深さ25mmの円筒型カップ)に充填した試験ゼリー状組成物を専門家パネラー10人による官能試験により評価した。ゼリーカップから試験ゼリー状組成物10gを押し出し口に含んで30秒間咀嚼しながら洗口した後、各被験者が歯面の清掃実感の程度について、シリカ顆粒の配合量が低い比較例1と比較し、以下の評点基準で官能評価した。10名の評点結果を平均し、下記の評価基準で清掃実感を判断した。
なお、この場合の歯面の清掃実感とは、咀嚼したときに歯面、特に咬合面で感じるシャリシャリとした感触で、使用者が歯面を清掃できたと認識できる感触である。
(評点)
4点:比較例1と比べて清掃実感を非常に強く感じる
3点:比較例1と比べて清掃実感を感じる
2点:比較例1よりも清掃実感をわずかによく感じる
1点:比較例1と同等の清掃実感あるいは全く清掃実感を感じない
(評価基準)
◎:平均点が3.5点以上〜4.0点以下
○:平均点が3.0点以上〜3.5点未満
△:平均点が2.0点以上〜3.0点未満
×:平均点が2.0点未満
(6)歯間の清掃実感の評価
ゼリーカップ30mm径、深さ25mmの円筒型カップ)に充填した試験ゼリー状組成物を専門家パネラー10人による官能試験により評価した。ゼリーカップから試験ゼリー状組成物10gを押し出して口に含んで30秒間咀嚼しながら洗口した後、各被験者が歯間の清掃実感の程度について、寒天配合量の低い比較例2と比較し、以下の評点基準で官能評価した。10名の評価結果を平均し、下記の評価基準で清掃実感を判断した。
なお、この場合の歯間の清掃実感とは、洗口したときに歯間をゼリーが通過している感触で、使用者が歯間を清掃できたと認識できる感触である。
(評点)
4点:比較例2と比べて歯間の清掃実感を非常に強く感じる
3点:比較例2と比べて歯間の清掃実感を感じる
2点:比較例2よりも歯間の清掃実感をわずかによく感じる
1点:比較例2と同等あるいは全く歯間の清掃実感を感じない
(評価基準)
◎:平均点が3.5点以上〜4.0点以下
○:平均点が3.0点以上〜3.5点未満
△:平均点が2.0点以上〜3.0点未満
×:平均点が2.0点未満
(7)ゼリー強度の測定法
ゼリーカップ(60mm径、深さ60mmの円筒型カップ)に充填した試験ゼリー状組成物10gを10℃の恒温槽で17時間冷却した。感圧軸で試験ゼリー状組成物に対して荷重を加え、ゼリー表面が4mm押し下げられたときの感圧軸にかかる荷重をゼリー強度(g)とした。測定装置及び測定条件は以下のとおりである。
測定装置:総合物性測定装置(SUN RHCO METRE CR−2000)
株式会社サン科学社製
測定条件:感圧軸;圧縮・切断用 No.13、 接触面積;直径12.7mm
感圧軸の形状;円形、 試料台移動速度;1mm/min
使用原料の詳細は下記のとおりである。
シリカ顆粒:NIPGEL(商品名)、東ソーシリカ(株)製
平均粒径は表中に示した。
寒天:イナゲル L−15(商品名)、伊那食品工業(株)製
ジェランガム:ケルコゲル(商品名)、DSP五協フード&ケミカル(株)製
ペクチン:NEWGWLIN LP−4(商品名)、三菱商事フードテック(株)製
ソルビット:ソルビトール液、三菱商事フードテック(株)製
グリセリン:グリセリン、阪本薬品工業(株)製
Figure 2012193150
Figure 2012193150
Figure 2012193150
Figure 2012193150
*;表中の平均粒径を有するシリカ顆粒としては、NIPGEL(商品名、東ソーシリカ(株)製)を下記の表5に示す篩を用いて篩い分けし、表中の平均粒径となったものを用いた。
Figure 2012193150
表1〜4の結果から、シリカ顆粒が配合されていても、カルボキシメチルセルロース又はキサンタンガムを配合して固化した場合(比較例3,4)は、シリカ顆粒を含まない場合(比較例1)やゲル化剤を含まない場合(比較例2)に比べても清掃実感に劣っていた。また、組成物の水分量やゼリー強度が不適切な場合(比較例5〜8)も清掃実感あるいは使用性に劣っていた。これらに対して、(A)シリカ顆粒と(B)特定のゲル化剤とが配合され、水分量及びゼリー強度が適切なゼリー状製剤(実施例)は、簡便で良好な使用性で、歯間及び歯面の清掃実感が高く、かつ外観及び保存安定性にも優れることが確認された。
下記処方例のゼリー状口腔用組成物を同様の原料を用いて同様に調製し、同様の評価を行ったところ、いずれの効果にも優れていた。
〔処方例1〕
(A)シリカ顆粒(平均粒径250μm) 2
(B)寒天 1
ソルビット 20
フッ化ナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
クエン酸ナトリウム 0.25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.2
精製水 76.2
合計 100.0%
ゼリー強度(g):100
噛み砕きやすさ:◎ 洗口しやすさ:◎ 外観:◎ 保存後の液分離:◎
歯面の清掃実感:◎ 歯間の清掃実感:◎
〔処方例2〕
(A)シリカ顆粒(平均粒径250μm) 2
(B)ペクチン 1
ソルビット 20
フッ化ナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
クエン酸ナトリウム 0.25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.2
精製水 76.2
合計 100.0%
ゼリー強度(g):150
噛み砕きやすさ:◎ 洗口しやすさ:◎ 外観:◎ 保存後の液分離:◎
歯面の清掃実感:◎ 歯間の清掃実感:◎
〔処方例3〕
(A)シリカ顆粒(平均粒径250μm) 2
(B)ジェランガム 1
ソルビット 20
フッ化ナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
クエン酸ナトリウム 0.25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.2
精製水 76.2
合計 100.0%
ゼリー強度(g):150
噛み砕きやすさ:◎ 洗口しやすさ:◎ 外観:◎ 保存後の液分離:◎
歯面の清掃実感:◎ 歯間の清掃実感:◎
〔処方例4〕
(A)シリカ顆粒(平均粒径250μm) 2
(B)寒天 0.5
ペクチン 0.5
ソルビット 20
フッ化ナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
クエン酸ナトリウム 0.25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.2
精製水 76.2
合計 100.0%
ゼリー強度(g):120
噛み砕きやすさ:◎ 洗口しやすさ:◎ 外観:◎ 保存後の液分離:◎
歯面の清掃実感:◎ 歯間の清掃実感:◎
〔処方例5〕
(A)シリカ顆粒(平均粒径250μm) 2
(B)ペクチン 0.5
ジェランガム 0.5
ソルビット 20
フッ化ナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
クエン酸ナトリウム 0.25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.2
精製水 76.2
合計 100.0%
ゼリー強度(g):150
噛み砕きやすさ:◎ 洗口しやすさ:◎ 外観:◎ 保存後の液分離:◎
歯面の清掃実感:◎ 歯間の清掃実感:◎
〔処方例6〕
(A)シリカ顆粒(平均粒径250μm) 2
(B)寒天 0.5
ジェランガム 0.5
ソルビット 20
フッ化ナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
クエン酸ナトリウム 0.25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.2
精製水 76.2
合計 100.0%
ゼリー強度(g):120
噛み砕きやすさ:◎ 洗口しやすさ:◎ 外観:◎ 保存後の液分離:◎
歯面の清掃実感:◎ 歯間の清掃実感:◎
〔処方例7〕
(A)シリカ顆粒(平均粒径150μm) 2
(B)寒天 1
ソルビット 20
フッ化ナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
クエン酸ナトリウム 0.25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.2
精製水 76.2
合計 100.0%
ゼリー強度(g):100
噛み砕きやすさ:◎ 洗口しやすさ:◎ 外観:◎ 保存後の液分離:◎
歯面の清掃実感:◎ 歯間の清掃実感:◎

Claims (4)

  1. (A)シリカ顆粒を、(B)寒天、ジェランガム、ペクチンから選ばれる1種又は2種以上のゲル化剤の水溶液でゼリー状に固化してなり、組成物中の水分含量が50〜90質量%で、かつゼリー強度が10〜500gであることを特徴とするゼリー状口腔用組成物。
  2. (A)シリカ顆粒が、平均粒径150〜300μmのものである請求項1記載のゼリー状口腔用組成物。
  3. ゼリー用カップに収容される請求項1又は2記載のゼリー状口腔用組成物。
  4. 口腔内で咀嚼され噛み砕かれると共に、歯面と接触かつ歯間部を通過させるように洗口させて使用する請求項1、2又は3記載のゼリー状口腔用組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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