JP7120087B2 - 口腔用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、歯牙の着色汚れ、特に象牙質のステイン除去効果に優れる口腔用組成物に関する。
近年、歯牙の審美性に対する要望の高まりもあり、加齢等による歯茎の退縮に伴って露出した歯根面の着色や黄変による審美性の低下が問題視されるようになってきており、歯牙表面のエナメル質だけでなく露出歯根面においてもその着色を防止して審美性を改善する技術が求められている。しかし、露出した歯根面の象牙質は、それ自体が黄色身を帯びていることに加えて、エナメル質の構成成分と比較して有機質が多いこともあり、エナメル質に対する技術では着色を十分に防止することができなかった。
ところで、歯牙の着色汚れの一種であるステインは、歯牙表面に付着した唾液や飲食物、嗜好品等に含まれる着色原因成分を含むペリクルが着色反応を起こし、経時で積層・堆積すると共に歯牙表面に固着して、強固な着色汚れとなったものである。ステイン付着の抑制手段としては、研磨剤等の物理的作用による研磨除去が一般的であり、ポリリン酸塩等の縮合リン酸塩を併用したステイン除去も知られているが、口腔粘膜刺激や象牙質磨耗の心配があり、象牙質の審美化に適するとは言い難かった。
ステインの蓄積による歯牙の着色を抑制する着色抑制コーティング剤として分子量2万以上のポリアクリル酸等を応用できることが特許文献1(特開2000-247851号公報)に提案されているが、主にエナメル質に着目した着色抑制であり、象牙質に対する効果は、未だ改善の余地があるものであった。特許文献2(特公平7-29907号公報)には、抗歯石剤として重量平均分子量が約3,500~7,500のポリアクリル酸重合体又はポリアクリル酸共重合体を約2.5%以上の量で配合した口腔用組成物が提案されている。
一方、ステイン除去にラクタム化合物のピロリドンカルボン酸又はその塩を応用した技術が提案され、特許文献3(国際公開第2013/047826号)は、ラクタム化合物であるピロリドンカルボン酸又はその塩を有効成分とするステイン除去剤を口腔用組成物に配合することで、エナメル質(ハイドロキシアパタイト)に対してステイン形成抑制効果及びステイン除去効果を奏することを開示するが、象牙質に対する効果は未だ改善の余地があるものであった。更に、コラーゲン着色抑制剤としての記載もあるが、コラゲナーゼによる色変化を抑制するものであり、着色汚れのステイン除去とは相違するものである。
また、特許文献4(特表2016-529300号公報)には、ケイ酸カルシウム及び高屈折率複合粒子を含む口腔ケア組成物を用いた歯のホワイトニング法が提案されているが、97%が無機質で構成されたエナメル質での効果を狙ったものであり、歯茎下がりが気になる30代以降の年代には適用部位の口腔粘膜や象牙質磨耗の問題があり、適切な処置とはいえない上に、歯根面の象牙質に対する効果は十分ではなかった。
特開2000-247851号公報 特公平7-29907号公報 国際公開第2013/047826号 特表2016-529300号公報 特開2014-40408号公報 特許第6100575号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、歯牙象牙質のステイン除去効果に優れる口腔用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、(A)重量平均分子量が特定範囲であるポリアクリル酸塩と、(B)ピロリドンカルボン酸又はその塩とを併用すると、歯牙象牙質に付着した着色汚れであるステインに対して優れた除去作用を奏し、(A)及び(B)成分を併用して口腔用組成物に配合することによって、歯牙象牙質のステイン除去効果に優れ、また、臭いが抑制されて使用感が良く、曳糸性に問題がなく使用性も良いことを見出し、本発明をなすに至った。
上述したように歯牙表面のエナメル質に比べ、象牙質はそれ自体が黄色味を帯び、構成成分に多く含まれる有機質には着色汚れが付き易く、量的にも質的にも着色汚れのステインが付着し易いだけでなく、除去され難い傾向が認められた。また、口腔内のステインは、歯牙表面で唾液成分、飲食物等による着色ペリクルが形成され、更に積層、堆積して強固に構築されたものである。これに対して、本発明では、(A)及び(B)成分を併用すると、両者の相乗的作用によって象牙質のステイン除去効果が増強して発現し、(A)成分又は(B)成分の単独配合では得ることができない、格別顕著な作用効果を付与できた。したがって、本発明によれば、エナメル質のステイン除去とは異なるアプローチによって象牙質のステインを除去可能であり、歯牙表面全体の着色汚れを除去して審美性を改善することが可能である。
口腔用組成物用の粘結剤として公知のポリアクリル酸又はその塩は、一般的に重量平均分子量10万以上、通常は30万程度の架橋型が用いられており、ポリアクリル酸又はその塩が用いられている。しかし、本発明の作用効果は、(A)及び(B)成分の併用系に特異な作用効果であり、(A)成分又は(B)成分を欠くと象牙質のステイン除去率が低く、また、(A)成分を欠く場合は、ポリアクリル酸塩として重量平均分子量が不適切なもの、例えば重量平均分子量300,000の架橋型のものを含んでいても、象牙質のステイン除去率が低く、これらでは作用効果が劣るものであった(後述の比較例参照)。
本発明では、更に(C)キサンタンガムを配合すると、製剤外観を経時においても十分に安定化することもできる。(A)成分に(B)成分を併用して配合すると、組成によっては、経時において液分離が発生して製剤外観が損なわれることがあるが、(A)及び(B)成分を併用し、好ましくは更に(C)成分を組み合わせて配合することで、上記のように液分離を発生させることなく経時においても製剤外観を十分に安定化することもできる。
特許文献3の実施例ではピロリドンカルボン酸と共に粘結剤としてポリアクリル酸ナトリウムが配合されている。特許文献5(特開2014-40408号公報)には、カチオン性殺菌剤及びカチオン性高分子による歯垢付着抑制、更に特定ラクタム化合物を組み合わせることによる使用感の改善が提案され、粘結剤としてポリアクリル酸ナトリウムが記載されている。特許文献6(特許第6100575号公報)には、ピロリドンカルボン酸又はその塩と特定水溶性高分子との併用による口腔内湿潤効果の改善が記載されており、上記水溶性高分子としてポリアクリル酸又はその塩を使用し得ることも示されている。しかし、特許文献3、5、6は、ポリアクリル酸又はその塩の分子量について何ら記載されていない。これらに対して、本発明は、(A)及び(B)成分の併用系による象牙質のステイン除去であり、不適切な分子量のポリアクリル酸又はその塩が配合されていても、(A)成分を欠く場合には付与し得ない特異的かつ格別な作用効果を奏するものである。
従って、本発明は、下記の口腔用組成物を提供する。
〔1〕
(A)重量平均分子量1,000以上20,000以下のポリアクリル酸塩
及び
(B)ピロリドンカルボン酸又はその塩
を含有することを特徴とする口腔用組成物。
〔2〕
(A)成分のポリアクリル酸塩の重量平均分子量が2,000以上10,000以下である〔1〕に記載の口腔用組成物。
〔3〕
(A)成分を0.01~2質量%、(B)成分を0.1~10質量%含有する〔1〕又は〔2〕に記載の口腔用組成物。
〔4〕
(A)/(B)が質量比として0.003~3である〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
〔5〕
更に、(C)キサンタンガムを含有する〔1〕~〔4〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
〔6〕
(C)成分を0.1~3質量%含有する〔5〕に記載の口腔用組成物。
〔7〕
口腔ステイン除去用である〔1〕~〔6〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
〔8〕
歯磨剤組成物である〔1〕~〔7〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
本発明によれば、歯牙象牙質のステイン除去効果に優れ、また、臭いが抑制されて良い使用感を有し、曳糸性に問題のない良い使用性を有する口腔用組成物を提供できる。更には外観安定性も良好な口腔用組成物を提供することもできる。本発明の口腔用組成物は、口腔粘膜刺激の心配もなく、歯牙表面のエナメル質よりも除去が困難な象牙質のステインを除去して審美性を改善することが期待できるものであり、口腔ステイン除去用として、口腔疾患の予防又は抑制だけでなく歯牙の美白にも応用することができ、また、露出歯根面の有症者であっても使用可能である。
以下、本発明につき更に詳述する。本発明の口腔用組成物は、(A)重量平均分子量1,000以上20,000以下のポリアクリル酸塩と、(B)ピロリドンカルボン酸又はその塩とを含有する。
本発明では、(A)成分と(B)成分とが、象牙質のステイン除去の有効成分であり、両成分の併用系を口腔ステイン除去剤として、口腔用組成物に配合することができる。
(A)成分のポリアクリル酸塩は、重量平均分子量(Mw)が1,000以上20,000以下である。この場合、象牙質のステイン除去効果の点から、重量平均分子量は1,000~20,000であり、好ましくは2,000~10,000、より好ましくは5,000~8,000である。重量平均分子量が1,000未満であると、象牙質のステイン除去効果が劣り、20,000を超えると、象牙質のステイン除去効果が低下し、十分な効果が得られない。
なお、重量平均分子量の測定は、GPC(ゲルパーミェーションクロマトグラフィー法)により、特許第5740859号公報に記載された方法及び測定条件で行った。具体的には下記に示す。
重量平均分子量の測定方法;
重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフ/多角度レーザー光散乱検出器(GPC-MALLS)を用いて測定された値であり、条件は以下の通りである。
移動相:0.3M NaClO4
NaN3水溶液カラム:TSKgelα-M 2本
プレカラム:TSK guardcolumn α
標準物質:ポリエチレングリコール
(A)成分のポリアクリル酸塩は、ステイン除去効果の点から、直鎖状のポリアクリル酸塩が好ましい。
塩としては、一価塩が好ましく、アルカリ金属塩又はアンモニウム塩がより好ましく、更に好ましくはナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩であり、ナトリウム塩が特に好ましい。
このようなポリアクリル酸塩としては、ポリサイエンス社や東亞合成(株)から販売されている市販品を使用し得る。
具体的な市販品として、ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:1,000);直鎖状,ポリサイエンス社製、ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:6,000);直鎖状,東亞合成(株)製,AC-10NP,AC-10NPD,アロンT-50、ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:8,000);直鎖状,ポリサイエンス社製、ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:20,000);直鎖状,東亞合成(株)製,アロンA-20UN等を使用することができる。
なお、(A)成分のポリアクリル酸塩は、通常、歯磨剤組成物に使用される粘結剤のポリアクリル酸塩よりも重量平均分子量が低く、粘結剤として公知のポリアクリル酸塩とは異なるものである。
(A)成分に代えて、(A)成分以外のポリアクリル酸塩を使用した場合、あるいは塩の形態ではないポリアクリル酸を使用した場合は、(B)成分を併用しても象牙質のステイン除去効果が劣る。
(A)成分の配合量は、組成物全体の0.01~2%(質量%、以下同様)が好ましく、より好ましくは0.05~1%、更に好ましくは0.1~0.9%である。0.01%以上であると、象牙質のステイン除去効果が十分に得られる。2%以下であると、(A)成分由来の不快な臭いを十分に抑制して良い使用感を確保できる。
(B)成分はピロリドンカルボン酸又はその塩である。
ピロリドンカルボン酸は、海草、小麦、サトウキビ等から抽出したグルタミン酸を脱水することで得ることができる。その塩は、無機塩基塩、無機酸塩、有機塩基塩、アミノ酸塩が挙げられるが、水溶性塩であることが好ましく、特に無機塩基が好ましい。無機塩基は、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩や、銅塩、亜鉛塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩が挙げられる。中でも、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、とりわけナトリウム塩が好ましい。これらは1種単独でも2種以上を併用してもよい。
ピロリドンカルボン酸又はその塩は、市販品を使用できる。具体的なピロリドンカルボン酸としては、味の素ヘルシーサプライ(株)製のAJIDEW(登録商標、以下同様) A-100、ピロリドンカルボン酸ナトリウムとしては、味の素ヘルシーサプライ(株)製のAJIDEW N-50、PCAソーダ(50%水溶液)等を用いることができる。
(B)成分の配合量は、組成物全体の0.1~10%が好ましく、より好ましくは0.5~5%である。0.1%以上であると、象牙質のステイン除去効果が十分に得られる。10%以下であると、曳糸性に問題のない良い使用性を十分に確保できる。
本発明において、(A)成分と(B)成分との量比を示す(A)/(B)は、質量比として0.001~20とすることができるが、象牙質のステイン除去効果の点から、好ましくは0.003~3、より好ましくは0.03~0.7であり、更に、臭いの点から、0.03~0.6がとりわけ好ましい。(A)/(B)の質量比が上記範囲内であると、象牙質のステイン除去効果がより優れ、また、臭いの良い使用感及び曳糸性に問題のない使用性を十分に確保できる。
本発明の口腔用組成物は、更に(C)キサンタンガムを配合することが好ましい。(A)及び(B)成分と共に(C)成分を配合すると、経時でも液分離が十分に抑制されて外観安定性がより向上する。
キサンタンガムは、医薬品添加物規格2013「キサンタンガム」の項に定める方法で粘度を測定したときに1,000~2,000mPa・sとなるものが好ましい。このような粘度を有するものが液分離の抑制には好ましく、曳糸性に問題が発生することもない。
このようなキサンタンガムとしては、例えばCPケルコ社製のモナートガムDA等の市販品を使用できる。
(C)成分の配合量は、組成物全体の0.1~3%が好ましく、より好ましくは0.2~2.5%であり、更に好ましくは0.2~2%である。配合量が上記範囲内であると、液分離が十分に抑制されて高い外観安定性が確保でき、曳糸性に問題もない。
本発明の口腔用組成物は、特に歯磨剤組成物として好適であり、ペースト状、ジェル状、液状等の形状で練歯磨、ジェル状歯磨、液状歯磨等に調製でき、とりわけ練歯磨として好適である。また、本発明では、上記(A)及び(B)成分、更には(C)成分に加えて、これら以外の任意成分として剤型等に応じた公知成分を、本発明の効果を妨げない範囲で必要に応じて添加できる。具体的に歯磨剤組成物には、研磨剤、粘結剤、粘稠剤、界面活性剤、更には甘味剤、防腐剤、着色剤、香料、有効成分を配合し、これら成分と水とを混合し、製造できる。
研磨剤としては、例えば、無水ケイ酸、結晶性シリカ、非晶性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート等のシリカ系研磨剤、ゼオライト、リン酸水素カルシウム無水和物、リン酸水素カルシウム2水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ケイ酸ジルコニウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、第4リン酸カルシウム、合成樹脂系研磨剤等が挙げられる。これらは1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用し得るが、中でも、口腔粘膜刺激、使用性の観点から、無水ケイ酸等のシリカ系研磨剤、リン酸カルシウム等のリン酸カルシウム系研磨剤、特に無水ケイ酸が好ましい。
研磨剤の配合量は、0~20%が好ましく、配合する場合は3~20%、特に5~15%が好ましい。3%以上配合すると、ステイン等の着色物に対する清掃力が特に優れる。多く配合し過ぎると、口腔粘膜刺激性が生じるおそれがある。また、洗口剤における研磨剤の配合量は、0~10%、特に0~5%が好ましい。
本発明の口腔用組成物は、研磨剤が無配合であってもステイン除去効果が優れる。
粘結剤は、例えばトラガカントガム、ジェランガム、カラヤガム、アラビアガム等の(C)キサンタンガム以外のガム類、重量平均分子量20,000超の架橋型ポリアクリル酸塩、カラギーナン、更にはカルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースナトリウム等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドンといった有機粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲル、ビーガム、ラポナイト等の無機粘結剤を配合できる(配合量は、通常、0.3~10%)。
粘稠剤は、ソルビトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、キシリトール等の糖アルコール、プロピレングリコール等の多価アルコールが挙げられ、1種又は2種以上を配合し得る(配合量は、通常、5~70%)。
界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤を配合し得る。
アニオン性界面活性剤としては、炭素数が12~14、特に12のアルキル基を有するアルキル硫酸塩、アシルアミノ酸塩、アシルタウリン塩、α-オレフィンスルホン酸塩等が挙げられる。アシルアミノ酸塩及びアシルタウリン塩のアシル基は、それぞれ炭素数12~14、特に12であることが好ましい。
具体的にアルキル硫酸塩としては、ラウリル硫酸塩、ミリスチル硫酸塩等が挙げられる。アシルアミノ酸塩としては、ラウロイルグルタミン酸塩、ミリストイルグルタミン酸塩等のアシルグルタミン酸塩、ラウロイルサルコシン塩等のアシルサルコシン塩が挙げられる。アシルタウリン塩としては、ラウロイルメチルタウリン塩等が挙げられる。これらの塩は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましい。α-オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数14~16のα-オレフィンスルホン酸のナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩を用いることができ、好ましくは炭素数14のα-オレフィンスルホン酸塩、特にナトリウム塩(一般名;テトラデセンスルホン酸ナトリウム)である。
ノニオン性界面活性剤は、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールアミド、グリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。これらのうち、汎用性の点で、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキロールアミド、ソルビタン脂肪酸エステルが好適に用いられる。ポリオキシエチレンアルキルエーテルは、アルキル鎖の炭素数が14~30であることが好ましく、また、エチレンオキサイドの平均付加モル数(平均付加EO)が3~30であることが好ましい。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、平均付加EOが10~100であることが好ましい。アルキロールアミドは、アルキル鎖が炭素数12~14であることが好ましい。ソルビタン脂肪酸エステルは、脂肪酸の炭素数が12~18であることが好ましい。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、脂肪酸の炭素数が16~18であることが好ましい。また、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、平均付加EOが10~40であることが好ましい。
両性界面活性剤は、炭素数12~14のアシル基を有するアシルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタインが挙げられる。アシルアミノ酢酸ベタインとしては、ラウロイルジメチルアミノ酢酸ベタイン等、脂肪酸アミドプロピルベタインとしては、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。中でも、アシルアミノ酢酸ベタイン、特に炭素数12の炭化水素基(ラウリル基)を有するものが好ましく、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインが、より好ましい。
これらは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
任意の界面活性剤は、特に歯磨剤組成物においては、泡性能等の基本性能及び本効果発現性の点で、アニオン性界面活性剤、とりわけα-オレフィンスルホン酸塩が好ましい。
界面活性剤の配合量は、0~15%、特に0.01~10%が好ましい。アニオン性界面活性剤を配合する場合、その配合量は、0.1~3%、特に0.5~2%がよく、ノニオン性界面活性剤を配合する場合、その配合量は、0.01~10%がよい。
本発明において、(A)成分に、ノニオン性界面活性剤、特にポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を併用すると、その添加量によっては臭いや味が悪くなり使用感が低下することがあるが、上記アニオン性界面活性剤と共にノニオン性界面活性剤を添加すると、このような臭いや味の悪化が防止され、使用感が低下することなく象牙質のステイン除去効果がより向上する。
甘味剤は、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、グリチルリチン酸ジカリウム、ペリラルチン、ソーマチン、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、アスパラチルフェニルアラニンメチルエステルが挙げられる。防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウムが挙げられる。
着色剤は、青色1号、黄色4号、二酸化チタン等が挙げられる。
香料は、ペパーミント油、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料、及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、アネトール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、3-l-メントキシプロパン-1,2-ジオール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N-置換-パラメンタン-3-カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー等の調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料素材を使用することができ、実施例の香料に限定されない。
また、上記の香料素材は、組成物中に0.000001~1%使用するのが好ましい。上記香料素材を使用した賦香用香料としては、組成物中に0.001~2.0%使用するのが好ましい。
任意の有効成分は、イソプロピルメチルフェノール等の非イオン性殺菌剤;塩化セチルピリジニウム等のカチオン性殺菌剤;デキストラナーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、アミラーゼ、プロテアーゼ、溶菌酵素、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)等の酵素;モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウム等のアルカリ金属モノフルオロフォスフェート;フッ化ナトリウム、フッ化第一錫等のフッ化物;トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ジヒドロコレステロール、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸等の抗炎症剤;硝酸カリウム、乳酸アルミニウム等の知覚過敏改善剤;グリセロフォスフェート、クロロフィル、塩化ナトリウムや、塩化亜鉛、酸化亜鉛、クエン酸亜鉛等の亜鉛化合物;グルコン酸銅、硫酸銅等の銅化合物;ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE等のビタミン類;オウバクやチャ等の生薬が挙げられる。これら有効成分は、1種又は2種以上を使用でき、また、本発明の効果を妨げない範囲で有効量配合することができる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。
また、重量平均分子量(Mw)は、ゲル浸透クロマトグラフ/多角度レーザー光散乱検出器(GPC-MALLS)を用いて上記した方法及び測定条件で測定した。
[実施例、比較例]
表1~3に示す組成の歯磨剤組成物(練歯磨)を通常の方法で調製し、これらを試験歯磨剤組成物として用い、下記方法で象牙質のステイン除去効果、臭いを評価した。更に、表1の歯磨剤組成物は、下記方法で曳糸性についても評価し、表3の歯磨剤組成物は、下記方法で曳糸性、液分離についても評価した。結果を表1~3に併記した。
(1)象牙質のステイン除去効果の評価方法
ウシ抜去歯の象牙質部分を研磨紙で鏡面研磨し、研磨部位を縦5mmに切断した後、裏面を透明マニキュアでコートした。0.5%アルブミン水溶液と、粉末状インスタント緑茶((株)伊藤園製)0.8g、粉末状インスタント紅茶(柳屋茶楽社製)0.8g及び粉末状インスタントコーヒー(ネスレ社製)1.4gを熱湯100mlに加えて調製した水溶液と、0.57%クエン酸鉄(II)アンモニウム液とに、象牙質切片をそれぞれ順番に10分ずつ、40℃で繰り返し浸漬した。この操作を10サイクル前後繰り返し、象牙質切片表面を乾燥させ、L*≒50(L50)の象牙質モデルステインを作製した。なお、ステインの付着の程度は分光色差計(SE7700:日本電色工業(株)製)を用い、L*値を測定し、求めた(処理前の象牙質のL*値:L0 *)。
研磨試験機用容器に歯科用ゴム質弾性印象材を用いて象牙質モデルステインを設置し、3倍希釈した試験歯磨剤組成物の水溶液に3分間浸漬した。研磨試験機に歯ブラシを設置し、ストローク清掃(ストローク速度120rpm、ストローク幅40mm、ブラッシング荷重200g)を行った。ストローク清掃後、象牙質モデルステインを取り出し、色差を測定(L1 *)し、象牙質におけるステイン除去効果を下記の評価基準で判定した。○以上のものを合格とした。
ステイン除去率(%)
={(L50-L0 *)-(L1 *-L0 *)/(L50-L0 *)}×100
評価基準
◎◎◎:ステイン除去率が50%以上
◎◎ :ステイン除去率が40%以上50%未満
◎ :ステイン除去率が30%以上40%未満
○ :ステイン除去率が20%以上30%未満
△ :ステイン除去率が10%以上20%未満
× :ステイン除去率が10%未満
(2)臭いの評価方法
試験歯磨剤組成物を口径8mmのラミネートチューブ容器に充填し、10人の被験者モニタが、このチューブ容器から試験歯磨剤組成物を押し出して歯ブラシ上に約1g載せ、口腔内を洗浄した際の臭い(不快な臭いのなさ)を下記の4段階の評点基準で判定した。10人の評点の平均値を算出し、下記の評価基準で判定した。○以上のものを合格とした。
評点基準
4点:口腔内で不快な臭いを感じない
3点:口腔内で不快な臭いをほとんど感じない
2点:口腔内で不快な臭いをやや感じる
1点:口腔内で不快な臭いを非常に感じる
評価基準
◎:3.5点以上4.0点以下
○:3.0点以上3.5点未満
△:2.0点以上3.0点未満
×:2.0点未満
(3)曳糸性の評価方法
試験歯磨剤組成物を口径8mmのラミネートチューブ容器に充填し、このチューブ容器から試験歯磨剤組成物を押し出して歯ブラシ上に約1g載せ、上方向にチューブ容器と歯ブラシを引き離した際の練り切れ(曳糸性)の状態を下記の評価基準で判定した。○以上のものを合格とした。
曳糸性とは、チューブ容器から取り出した時、歯磨剤組成物が糸を引くように伸びる性状をいい、その糸を引くように伸びた長さを測定することで評価できる。
評価基準
◎:曳糸性が0.5cm未満であり、練り切れがよい
○:0.5cm以上1cm未満の曳糸性が認められるが、使用上問題はない
×:1cm以上の曳糸性が認められ、使用上問題がある
(4)液分離の評価方法
試験歯磨剤組成物を口径8mmのラミネートチューブ容器に充填し、各組成3本を50℃で1ヶ月間保存した後、このチューブ容器から、わら半紙上に試験歯磨剤組成物を10cm押し出し、わら半紙に染み出した液の長さを測定し、この長さから、液分離の度合い(液分離のなさ)を下記の4段階の評点基準で評価した。3本の評点の平均値を求め、下記の評価基準で判定した。○以上のものを、経時においても製剤の液分離が抑制され、合格であるとした。
評点基準
4点:液分離は全く観察されない
3点:押し出した時、口元部分に液分離がほとんどなく、使用上問題ない
2点:押し出した時、口元部分に液分離が1~3cm認められる
1点:押し出した時、口元部分に液分離が3cmを超えて認められる
評価基準
◎:3.5点以上4.0点以下
○:3.0点以上3.5点未満
△:2.0点以上3.0点未満
×:2.0点未満
使用原料の詳細を下記に示す。
(A)ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:1,000)
直鎖状、ポリサイエンス社製
(A)ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:6,000)
直鎖状、東亞合成(株)製、AC-10NP
(A)ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:8,000)
直鎖状、ポリサイエンス社製
(A)ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:20,000)
直鎖状、東亞合成(株)製、アロンA-20UN
ポリアクリル酸ナトリウム(Mw:300,000、比較成分)
架橋型、ポリサイエンス社製
ポリアクリル酸(Mw:6,000、比較成分)
直鎖状、東亞合成(株)製、アロンA-10SL
(B)ピロリドンカルボン酸ナトリウム
味の素ヘルシーサプライ(株)製、AJIDEW(登録商標)N-50
(C)キサンタンガム
CPケルコ社製、モナートガムDA
なお、表中の各成分の配合量を示す数値は、純分換算値である。
Figure 0007120087000001
Figure 0007120087000002
Figure 0007120087000003

*;参考例

Claims (7)

  1. (A)重量平均分子量2,000以上10,000以下のポリアクリル酸塩を0.01~2質量%
    及び
    (B)ピロリドンカルボン酸又はその塩を0.1~10質量%
    含有することを特徴とする口腔用組成物。
  2. (A)成分のポリアクリル酸塩の重量平均分子量が5,000以上8,000以下である請求項1記載の口腔用組成物。
  3. (A)/(B)が質量比として0.003~3である請求項1又は2記載の口腔用組成物。
  4. 更に、(C)キサンタンガムを含有する請求項1~のいずれか1項記載の口腔用組成物。
  5. (C)成分を0.1~3質量%含有する請求項記載の口腔用組成物。
  6. 口腔ステイン除去用である請求項1~のいずれか1項記載の口腔用組成物。
  7. 歯磨剤組成物である請求項1~のいずれか1項記載の口腔用組成物。
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