JP2012192143A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回胴式遊技機に劣らない公正で、釘の調整度合いへの依存が少ないパチンコ機を作る。
【解決手段】遊技領域内に進入する球の全てをゲートで検出し、普通図柄表示装置で抽選し、結果、始動口入賞を可能とさせる。従来の始動口1,ゲートに基づく始動口2を有するパチンコ機が釘の調整度合いで始動口入賞の難易度が大きく変化する。又、遊技者にも目で見て判る、に対してゲートに基づく始動口入賞の度合いを大きく出来、釘の調整度合いを減少出来、公平さが向上する。また、始動口に入るまでは無駄な発射の感覚が減少する。
役物連続作動装置を有しない複数の普通電動役物のみのパチンコ機に適用すれば、スピード感の有る新規な遊技が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機に関連する。
パチンコ遊技機と回胴式遊技機が遊技場では主に用いられている、回胴式がメダル投入で必ず抽選動作に入るに対し、パチンコ機は始動口に入賞して初めて抽選動作に入る。始動口入賞の度合は遊技者にも簡単に判別出来る為、良く入賞する台への移動に止まらず、確実に抽選動作に入る回胴式へ移動する傾向がある。両遊技機の公平性の改善を図る必要がある。
パチンコ機は球が遊技領域に入った後、ゲート、入賞口、始動口に入った事を基点に遊技が開始されるが、遊技領域に入ると同時に抽選動作を開始させれば、スピーディーなゲーム進行が可能に成るばかりか、釘の調整への依存度が低下し、公平なゲームが可能と成り、回胴式に一歩近づく事が可能となる。
特開平11−137791 特開2000−189645 特開平11−319203
本発明が解決しようとする課題は、以下の通りである。
(1)遊技領域に球が進入する毎に、その進入と同時に抽選を行い、釘の調整で遊技が左右される度合いを軽減するパチンコ機を製作する事。
(2)遊技領域に球が進入すると同時に抽選を行うと、通常の乱数だと、当たりに周期性が発生する問題を解消し、周期性の無い乱数を開示する事。
(3)遊技領域に球が進入すると同時に、抽選を行うに適したゲートの構成を開示する事。
遊技領域に球が進入すると同時に、電気信号を得る技術に関しては、特開2000−189645特開平11−319203等で公開されている。が、その用途は発射球の時間間隔の計測とか、用途が記載されない例であり、(1)の様に進入と同時に抽選を行う用途例は無い。理由は官報でのルールで、ゲートの入口の幅は13mm以下の決まりに対して内レール、外レールの幅が13mmを越えているからと考えられる。
上記(2)に対しては、発射は分間100発以下の100に限りなく近い正確な速度、すなわち1発/600msで行われるのが普通である。これに対して通常の当たり判定用乱数の割込時間毎の+1方式が用いられると、今、0〜99の内7が当たりの1/100の当たり確率の抽選で、2ms毎に+1する通常の乱数発生器を用いたとすると、乱数は200msで一巡する。600ms毎の発射球を一巡200msx3巡で抽選するから、毎回、同一の値が抽選選択され、公平な抽選は出来ないと言う問題がある。
上記(3)に対しては特開平11−319203が実用に近い技術としてあるが、更に向上させる必要がある。
課題を解決する為の手段
請求項1のパチンコ機は、遊技領域に進入する球のすべてが検出されるゲートと、該ゲートの検出信号を受けると当たり外れを判定する普通図柄表示装置と、該普通図柄表示装置による前記判定の結果で作動する普通電動役物とを備え、該普通電動役物に基づく入賞が始動口入賞となり、特別図柄表示装置を作動させ、該特別図柄表示装置の表示結果で大入賞口を動作させるパチンコ機であって、該普通図柄表示装置の前記判定に周期性の無い乱数を用いている事を特徴とするパチンコ機であるから、課題(1)の遊技領域に球が進入する毎に、その進入と同時に抽選を行い、釘の調整で遊技が左右される度合いを軽減出来るし、課題(2)の遊技領域に球が進入すると同時に抽選を行っても当たり外れが均一で、公正な抽選結果が得られる。
なお、「遊技領域に進入する球のすべてが検出されるゲート」というのは、遊技領域に進入する球のすべてが遊技領域への進入に際して検出されるゲートということであり、遊技領域への進入に先だって球を検出してもよいし遊技領域への進入時または進入直後に検出してもよい。
請求項2のパチンコ機は、遊技領域に進入する球のすべてが検出されるゲートと、該ゲートの検出信号を受けると当たり外れを判定する1個又は、複数の普通図柄表示装置と、該普通図柄表示装置に一対一で対応して作動する普通図柄表示装置と同数の普通電動役物とを備えたパチンコ機であって、該普通図柄表示装置の前記判定に周期性の無い乱数を用いている事を特徴とするパチンコ機であるから、課題(1)の遊技領域に球が進入する毎に、その進入と同時に抽選を行い、釘の調整で遊技が左右される度合いを軽減出来るし、スピード感の有る新規なゲーム性が得られる。また、課題(2)の遊技領域に球が進入すると同時に抽選を行っても当たり外れが均一で、公正な抽選結果が得られる。
請求項3のパチンコ機は、遊技領域に進入する球のすべてが検出されるゲートと、該ゲートの検出信号を受けると当たり外れを判定する複数の普通図柄表示装置と、該普通図柄表示装置に一対一で対応して作動する普通図柄表示装置と同数の普通電動役物と、該普通図柄表示装置に一対一で対応し該対応する普通図柄表示装置の有効、無効を表示する区分表示器とを備えたパチンコ機であって、該普通図柄表示装置の前記判定に周期性の無い乱数を用いている事を特徴とするパチンコ機であるから、課題(1)の遊技領域に球が進入すると同時に抽選を行い、釘の調整で遊技が左右される度合いを軽減出来るし、スピード感の有る新規なゲーム性が得られる。また、1個のゲートでありながら、複数個の普通図柄表示装置と普通電動役物の動作関係を明確に分離、区分でき、遊技者に分かり易いパチンコ機を実現できる。また、課題(2)の遊技領域に球が進入すると同時に抽選を行っても当たり外れが均一で、公正な抽選結果が得られる。
請求項4記載のパチンコ機は、請求項1,請求項2,請求項3であって、
0から予め定められた最大値までの判定用乱数値を循環的に生成する普通図柄表示装置用乱数発生器と、0から前記判定用乱数値の最大値よりも小さく定められた最大値までのスキップ用乱数値を循環的に発生するスキップ用乱数発生器と、遊技盤に装備されて上記ゲートを通過してきた球を検出する盤面スイッチとを備え、前記盤面スイッチが球を検出したことを示す信号を受けると、そのときの前記スキップ用乱数値と前記判定用乱数値とを加算し、該加算値が前記判定用乱数値の最大値を超えている場合には該加算値と前記判定用乱数値の最大値との差を書換値となし、該加算値が前記判定用乱数値の最大値を超えてない場合は該加算値を書換値となし、前記普通図柄表示装置用乱数発生器の判定用乱数値を前記書換値に書き換えることで、
前記普通図柄表示装置用乱数発生器の判定用乱数値を前記周期性の無い乱数となす
ことを特徴とするパチンコ機であるから、課題(2)の遊技領域に球が進入すると同時に抽選を行っても当たり外れが均一で、公正な抽選結果が得られる。
請求項5のゲートは、内レールと外レールの間に形成された誘導通路を通って遊技領域に進入する球のすべてを検出するためのゲートが、遊技領域内に設けられた支軸を中心に回転する回転部材と該回転部材の回転変位を磁気的又は光学的に検出する手段とを備えてなり、
前記回転部材は、回転中心の一方側へは内レールと外レールの間に突出する突出部を有し、他方側には該突出部が球戻り防止位置方向へ回転する様に回転モーメントを与えるウエイト部を有し、外力が及ぼされないときは前記突出部が球戻り防止位置になって遊技領域から前記誘導通路への球戻りを阻むが、前記誘導通路を通って遊技領域に向かう球によって前記突出部が押されると回転変位して前記突出部を遊技領域側に傾倒させて該球を通過させ該球が通過すると前記球戻り防止位置へと復帰する構成であり、
前記ウエイト部に磁石又は反射板を有し、磁石ならば前記検出する手段にはホールICが用いられ反射板なら前記検出する手段には反射型ホトセンサーが用いられ、該回転部材が収容ケースに圧入固定された支軸に回転可能に支持されている事を特徴とするゲートであるから、課題(3)の遊技領域に球が進入すると同時に、抽選を行うに適したゲートの構成を実現している。
請求項6のゲートは収容ケースに設けられた2つの溝で外レールと内レーツを保持し、外レールと収容ケースの幅調整部との間隔を13ミリメートル以下に保つ事を特徴とするゲートであるから、課題(3)の遊技領域に球が進入すると同時に、抽選を行うに適したゲートの構成であると共に、パチンコ機に適用されるルールをも満足し、実用性が高い特徴を持つ。
本発明のパチンコ機の第一実施例を示す説明図。 本発明のパチンコ機の第二実施例を示す説明図。 本発明のゲートの実施例を示す説明図。 本発明の乱数発生器の実施例を示す説明図。
発明を実施する為の形態
図1は本発明のパチンコ機の第一実施例を示す説明図であり、従来のパチンコ機と対比するため、従来のゲートを説明用にわざと追加した状態が記載してある。
遊技盤1には外レール2と内レール3が固定され、内レール3の先端部より先の遊技領域4が作られている。遊技盤1には多数の釘5と、風車6と共に第1始動口7,従来のゲート8,普通図柄表示装置9,普通電動役物10が設けられ、普通電動役物10による入賞口は第2始動口11と成っている。また、大入賞口12,特別図柄表示装置13,アウト口14、図示省略の普通入賞口も設けられる。第1始動口7にはスイッチ15が、第2始動口11にはスイッチ16が、アウト口14にはスイッチ17が各々設けられる。アウト口14のスイッチ17は図示されない普通入賞口のスイッチ、第1始動口7のスイッチ15、第2始動口のスイッチ16の信号を用いて、廃止してもよい。
上記の構成は従来のパチンコ機の構成であり、図示されない発射装置から発射された球18は遊技領域4内で釘5,風車6で方向を変えられながら遊技領域4を流下する。それらの球18の中には第1始動口7へ入賞するものもあれば、従来のゲート8を通過するものもある。従来のゲート8を通過し、普通図柄表示装置9で当たりを引けば、普通電動役物10の作動で第2始動口11が開放されるから、これに入賞しやすくなる。第1始動口7へ入賞するか、開口した第2始動口11に入賞すると、特別図柄表示装置13が作動し、当たりを引けば、大入賞口12が作動し、大量の賞球が得られる。
従来のパチンコ機自体は上記の動作で何ら問題は無い。が、同じ遊技場で使われる回胴式がメダル投入で直ちに抽選に入るのに対して、第1始動口7,又は第2始動口11に入賞するまで抽選に入らない点で劣る。特に釘5の調整が遊技場の都合で行われ、釘が読める人と読めない人での不公平さと共に、釘が読めない人でも500発の発射で何回、始動口入賞したかを計数する事で台が良いか否かが判ってしまう事が問題である。人為的に不利にされていると感じた遊技者は、不利でないと感ずるパチンコ機に代わるか、有利、不利が判別できない回胴式へ移動する現象がある。
回胴式は6段階の確率変更が認められており、日々、遊技場の判断で変更されるが、遊技者には判断する事は不可能である。パチンコ機は上述の様に始動口への入賞度合いを計数すれば、平均的には良い台、悪い台は明確に判断できる。パチンコ機も3段階の確率変更は認められており、釘の調整をせず、日々の営業を確率変更で対応すれば良いと考えられるが、実際には機械の検査費用が3倍必要等で高価な機械に成ってしまうことから確率変更が無い機械が大多数であり、釘調整に依存しているのが現状である。
図1に戻り、従来のゲート8を廃し、本発明のゲート19を遊技領域4の入口に配置する。
発射された球18の全てが普通図柄表示装置9で抽選され、当たりであれば普通電動役物10を作動させる。普通電動役物10の作動時間と釘5の配置を適宜に設計すれば、第2始動口11への入賞を第1始動口7より多くなる様にも設計出来る。すなわち、釘の状態で始動口へ入賞する度合いの変化が少なく、遊技者の腕の差が少なく成り、公平さが増す。遊技場側が調整しにくいと言う欠点は有るが、釘での調整は少なくは成るが行えるので、根本的問題ではない。又、普通電動役物10の作動時間を短くし、何度かの作動でやっと始動口11へ入賞する設計とすれば、動きを伴う活気ある機械となり、興趣の向上も期待出来る。
が、発射された球をそのまま抽選すると、均一な当たり確率に成らないと言う問題がある。
発射装置も、通常の普通図柄表示装置の当たり乱数値も正確な周期で作動している事が問題である。発射は分間100発以下の100に限りなく近い、正確な速度で行われ、通常の当たり判定用乱数の割込時間毎の+1方式が用いられると、今、0〜99の内7が当たりの1/100の当たり確率の抽選で+1が2ms毎とすると、乱数は200msで一巡する。600ms毎の発射球を一巡200msx3巡で抽選するから、毎回、同一の値が抽選選択され、公平な抽選は出来ないと言う問題である。
特開平11−137791がこの問題に一つの解決手段を与える。発射される球は600ms毎の正確な周期があっても、釘、風車等を経て入賞口、アウト口へ入る時刻はランダムに成る事実を利用している。その方法は、普通図柄表示装置の当たり乱数が0から99の値を2ms毎に+1する通常の方式とし、当たり値は7であり、当たり確率は100分の1とする。アウト口14のスイッチ17を球が通過する度に、0から6を循環する第2の乱数発生器の数値を取込、その値を普通図柄表示装置の2ms毎の走行時に加算するか、普通図柄表示装置が当たり判定を行う時に加算する事で達成される。第2の乱数値が均一であることは、周期性対策の取られなかった旧来のパチンコ機の乱数方式であることから証明されており、同じように、+1方式の普通図柄表示装置の乱数自体も均一であり、均一な乱数値に均一な乱数値を加算し、スキップされた乱数値も均一であると期待される。他の方式で遊技機用マイコンに付与された、乱数機能を用いる方法もあるが、特別図柄表示装置用に付けられた機能であり、他への用途への余力不足から、上述した方式が適する。いずれにしろ、本発明に用いられる普通図柄表示装置用乱数は周期性が無いことが必須項目となる。
先行技術の特開平11−137791の内容にはスキップで得られた乱数値は周期性は無くなっているが、均一性を保証する記載に欠ける、と言う問題点が発見された。普通図柄表示装置用の乱数0から99の循環に、アウト口用の乱数0から6を加算し、スキップして得られた乱数は例えば普通図柄表示装置用が値、99を取っていた場合、アウト口用で得られた2から6の値で通常の循環させる乱数作成方法の99の次は0とする方式では、0の発生頻度が高く、均一性が欠けている事となる。値99で説明したが98から96にも生ずる現象である。
この問題を解決する手段を図4を用いて説明する。例えば2ms毎の割込で、スタートしたプログラムはS1で、普通図柄表示装置用乱数発生器C1(以後C1と簡略記載をする)を+1する,またスキップ用乱数発生器C2(以後C2と簡略記載する)も+1される。結果C1は0から99の値を、また、C2は0から6の値を時間と共に生成している。
次ぎにS2では盤面スイッチがONか否が確認される。盤面SWとは図1のゲート19以外の遊技盤1内の球検出スイッチであり、アウト口14を含むゲート、入賞口等のスイッチである。これらアウト口14、ゲート、入賞口等への球の進入は不規則に発生するから、その球検出スイッチはランダムな時間が得られる信号のスイッチである。なお、本例ではアウト口14のスイッチ17を盤面スイッチとしているが、上述したように普通入賞口のスイッチ、第1始動口7のスイッチ15、第2始動口のスイッチ16等を用いてもよい。YESならばS3へ進み、そのタイミングのC2の乱数値がRAMのC2dataと言う領域に格納される。次ぎにS4で、C1の値は現在の値にRAMのC2dataと言う領域に格納された値が加算され、書き換えられる、すなわち、割り込み時間2ms以外のタイミングで乱数値が更新される。つぎに、S5でC1の最大値と比較される、本例では99と対比される。99までならNOでS7へ分岐するが、100以上ならばS6へ進み、現在のC1の値とC1maxである99との差が新たにC1に書き換えられる。例えばC1が100なら1に書き換えられる。勿論、S2で判定がNOなら直接S7へ分岐する。
以上で、C1とC2で作られた乱数値は、周期性が無いばかりか乱数値が均一となる。
次ぎにS7でゲート19を球が通過したか否かがゲートスイッチ(後述するセンサー45)の信号に基づいて判定される。YESならば、S8へ進み、上記で得られた周期性が無く、均一な乱数値が読みとられRAMのC1dataと言う領域に格納される。次ぎにS9でC1dataに格納された乱数値が当たり値と一致するか否かで判定され、当たりであればS10へ当たりでなければS11へと進む。
パチンコ機には官報に定められたルールが有る。そこにはゲートの入口の幅は13mm以下であること。と定められている。外レール2と内レール3の幅は13mm以上あり、幅調整部材20が球の通過経路の幅を13mm以下に保っている。直径が11mmの球が幅調整部材の13mm以下を衝突せずに通過出来るかの問題は、発射された球は外レール2に遠心力で押しつけられて通る事から問題を出さない。
官報に定められたルールには、ゲートで信号を得てから普通図柄表示装置が当たりを判定するまでの時間、普通電動役物が作動中は抽選をしてはいけない、とか、他の決まりがあるが問題を解決出来る。結果、釘の様子で良い、悪いが判断しにくい、公正なパチンコ機が可能となる。
次に、図2で本発明のパチンコ機の第二実施例を示す。図1と共通の部分は同一の符号を付け、説明を簡単化する。本実施例は特別図柄表示装置を持たない、普通電動役物のみで構成されたパチンコ機の例であるが、図示しない普通入賞口、保留装置等を含んでもよい。
遊技盤1には外レール2と内レール3が固着され、内レール3の先端部にはゲート19が設けられている。遊技領域4内には釘、風車と共に、普通電動役物21か設けられている。この普通電動役物、1個でもよいが、現ルールで認められる最大数4個に対応し、符号22,23,24の各普通電動役物を配置する。
遊技盤1には普通図柄表示装置25が設けられる。本事例では4個の普通電動役物を有するから、符号26,27,28で示される普通図柄表示装置も設けられる。また、各普通図柄表示装置の位置に対応して区分表示器29,30,31,32が設けられている。また、各普通電動役物に対応して表示器33,34,35,36が設けられた例が示されている。勿論、普通図柄表示装置、普通電動役物が1個の場合は区分表示器も表示器も省略される。
その動作は、発射が行われていない遊技前に区分表示器29から32が600msの整数倍、例えば3秒毎に順次点灯する方式でもよいし、任意の区分表示器が点灯状態で発射球の定められた数の後、次の区分表示器を点灯させる方式でもよく、予め定められたルールで1個の区分表示器のみが点灯している様に作られている。
今、発射装置から発射された球18がゲート19で検知されて検知信号が出されたとすると、その信号は区分表示器の信号とANDされる。今、区分表示器29が点灯している状態とすれば、普通図柄表示装置25へのみAND結果“1”の有効指示を与え抽選をするが、26,27,28の普通図柄表示装置にはANDの結果の無効指示“0”を与え抽選は行われない。
今、当たりであったとすると、普通図柄表示装置25にLEDが点灯し、当たりである事を知らせると共に、普通電動役物21を所定の時間作動させる。また、表示器33を点灯させる。
本実施例では普通図柄表示装置25から28は通常は消灯で、当たりの時に点灯する図柄として用いている。即ち、遊技前には全てが消灯状態である。
次に、区分表示器30が点灯中に球18がゲート19を通過し、抽選がされ、当たりでなければ、普通図柄表示装置26は点灯する事は無いし、当然、対応する普通電動役物22も作動しない。同一の物が4個有る実施例であるから、以上で説明を終えるが、本実施例は以下の特徴を持つ。
図1,図2の実施例共に、ゲート19には600ミリ秒毎に球が来て、抽選される。結果、普通図柄表示装置の抽選は600ミリ秒以内に完了する事を必須としている。図2の例で、例えば、区分表示器が600ミリ秒の5倍の3秒毎に切り替わる場合を考える、また、単純化した例で、各普通図柄表示装置の当たり確率は5分の1とする。計算上、平均的に5球の発射球毎に当たりで普通電動役物が次ぎ、次ぎと作動する事となる。普通電動役物の作動時間を0.5秒程とし、必ずしも入賞しない条件にすれば、よく当たり、よく役物が動き、スピードと活気のあるパチンコ機でありながら、遊技場にも営業機として使える機械が実現可能である。
図ではチューリップとして普通電動役物を示したが、スライド型等、種種の型式の普通電動役物は可能であるし、4個の普通図柄表示装置の当たり確率を任意に選び、また、普通電動役物の作動時間もルール内で任意に選ぶ事で、動きの多い興趣の高いパチンコ機が可能となる。
特許上の事と、官報でのルールは直接的には関係無いか、関係当業者が読んでくれる事を想定し、以下を記載する。従来、ゲート、普通図柄表示装置、普通電動役物は一対として考えて来た。が、図2の実施例ではゲート1個に対して、他は各々4個ある。規則、(1)性能に関する規格の ホの (ニ)1の普通電動役物につき1個を超える普通図柄表示装置を設けないものであること。 と記載されるのみで、ゲートに関しては記載が無い。よって、回胴式に遅れを取るパチンコ機では、問題にしない事が良いと提案したい。
次ぎに、図3で本発明のゲートの実施例を説明する。図(a)は遊技盤に取り付けられた状態を示す正面図であり、図(b)はA−A断面図であり、図(c)はB−B断面図である。説明は図(a)、(b)、(c)を一体的に用いて説明する。なお、ゲートに関する先行技術として特開2000−189645、特開平11−319203、実開平03−781がある。
収容ケース40は上面内部に円柱状で中心に穴が設けられた支軸受け部40aが設けられ、下面は解放されており、開口方向から回転部材41を受け入れ、回転部材の回転軸穴に通された、支軸42の先端を支軸受部40aに圧入又はネジ止めし、回転部材41を収容ケース40内で回動可能に支持している。収容ケース40の上面にはレール保持部40bがひさし状に張り出しており、張り出したレール保持部40bの内側に図(c)に示す溝40c、溝40dが設けられ、外レール2の上縁部を溝40cに嵌合させ、内レール3の上絵縁部を溝40dに嵌合させることで外レール2,内レール3との位置関係が保たれる。また、レール保持部40bの内側には幅調整部40eが下方へ伸びており、外レール2と幅調整部40eの外レール側との幅を13ミリメートル以下にしている。
また、収容ケース40は遊技盤1へ取り付けられるに当たり、位置を決める為の位置決め突起40fが2個設けられており、遊技盤1の位置決め穴1aに入れられる。なお、位置決め突起40fはプリント基板44の2個の位置決め穴44aを通し、止めネジ47で遊技盤1に固定されると、プリント基板44も位置決め固定する。なお、40gは収容ケース40の取り付け用の穴で2個が設けられている。
プリント基板44にはセンサー45が取り付けられており、また、外部線46が付けられており、遊技盤1の通し穴1bを介して信号を外部へ出せる様にされている。センサー45はホールICまたは反射型フォトセンサーであり、後述する回転部材41に取り付けられた磁石、又は反射板の動きを検知し、電気信号を出す働きをする。ホールICにはROHM社製BD7411Gが反射型フォトセンサーにはシャープ製GP2S700HCPが図3に示す程の小型で好適である。
支軸42で回転可能とされている回転部材41には遊技領域4に入った球18が釘5等で反発されて再び外レール2、内レール3間の誘導通路に戻る事を防止する突出部41aが、支軸42の半径方向に沿って延出されて一方側に設けられている。支軸42に対して突出部41aの反対側にはウエイト部41bが設けられている。ウエイト部41bにはセンサー駆動部材用穴41cが設けられ、センサー駆動部材43である磁石が入れられるか、センサー駆動部材43である光の反射板が納められる。
回転部材41の突出部41aとウエイト部41bは支軸42を支点にいわゆるヤジロベーに近いバランスに作られている。まず、球18が突出部41aを押して遊技領域4側に傾倒させて、すなわち回転部材41を回転させて通過するに妨げが少ない。が、わずかにウエイト部41bの荷重が勝る側にアンバランス分を残しているため、球18が通過して外力が働かない状態となれば、このアンバランス分で突出部41aが図(a)の矢印Cで反時計方向へ回転する様に作られている。反時計方向の回転はウエイト部41bの端部が収容ケース40の壁と接する点41dで制限され、図(a)で明らかなとおり、球18が遊技領域4側から誘導通路(内レール3と外レール2の間)側へ戻るのを阻む状態である球戻り防止位置を作る。球戻り防止位置とは突出部41aの先端と外レール2の距離が11ミリメートル以下になる位置を言い、回転部材41に外力が及ぼされていない状態では(球18による突出部41aへの押圧が無いときは)球戻り防止位置が維持される。
支軸42を外レール2の外部に配置し、外レールに開口切り欠きを設け、突出部41aが外レール2と内レール3間で球を検出、逆戻り防止する様に変形は可能であるが、本発明では球が滑らかに外レール2に押さえられる力が働く事を大切にして、支軸42は遊技領域内に限定する。
次ぎに、発射された球18が突出部41aを時計方向へ回転させて遊技領域4に入った時を説明する。ウエイト部41bも時計方向へ回転し、センサー駆動部材43である磁石又は反射板を回転させ、センサー45との距離が接近する。この位置の変化をセンサー45が検知し、信号を外部線46を通して遊技機の制御部に送る。
図3の(c)に示した幅調整部40eは技術的には何ら重要性は認められないが、ルールに適合させるには重要である。特に、発射された高速の直径11ミリの球を13ミリ以下の間を通す手段は必ずしも簡単でなく、発射された球が外レールに遠心力で押しつけられながら走行する現象を利用し、外レールを溝40cに位置決めし、外レールから幅調整部までの距離を収容ケース40の寸法のみで決定出来るようにした本発明は有用性が高い。
以上、図1,図2,図3、図4で説明したパチンコ機及びパチンコ機に使われるゲートは遊技盤上の釘の調整具合による性能の差を小さくし、遊技者の腕の差を小さくし、公平さを高め、結果、回胴式遊技機に近い公平さを実現する。また、ゲートは図に示した程の大きさで正確に動作する物が安定に生産でき効用が高い。
1 遊技盤
2 外レール
3 内レール
4 遊技領域
5 釘
6 風車
7 第1始動口
8 従来のゲート
9 普通図柄表示装置
10 普通電動役物
11 第2始動口
12 大入賞口
13 特別図柄表示装置
14 アウト口
15 スイッチ
16 スイッチ
17 スイッチ
18 球
19 ゲート(本発明のゲート)
20 幅調整部材
21 普通電動役物
22 普通電動役物
23 普通電動役物
24 普通電動役物
25 普通図柄表示装置
26 普通図柄表示装置
27 普通図柄表示装置
28 普通図柄表示装置
29 区分表示器
30 区分表示器
31 区分表示器
32 区分表示器
33〜36 表示器
40 収容ケース
41 回転部材
42 支軸
43 センサー駆動部材
44 プリント基板
45 センサー
46 外部線
47 止めネジ

Claims (6)

  1. 遊技領域に進入する球のすべてが検出されるゲートと、
    該ゲートの検出信号を受けると当たり外れを判定する普通図柄表示装置と、
    該普通図柄表示装置による前記判定の結果で作動する普通電動役物とを備え、
    該普通電動役物に基づく入賞が始動口入賞となり、特別図柄表示装置を作動させ、
    該特別図柄表示装置の表示結果で大入賞口を動作させるパチンコ機であって、
    該普通図柄表示装置の前記判定に周期性の無い乱数を用いている事を特徴とするパチンコ機。
  2. 遊技領域に進入する球のすべてが検出されるゲートと、
    該ゲートの検出信号を受けると当たり外れを判定する1個又は、複数の普通図柄表示装置と、
    該普通図柄表示装置に一対一で対応して作動する普通図柄表示装置と同数の普通電動役物とを備えたパチンコ機であって、該普通図柄表示装置の前記判定に周期性の無い乱数を用いている事を特徴とするパチンコ機。
  3. 遊技領域に進入する球のすべてが検出されるゲートと、
    該ゲートの検出信号を受けると当たり外れを判定する複数の普通図柄表示装置と、
    該普通図柄表示装置に一対一で対応して作動する普通図柄表示装置と同数の普通電動役物と、
    該普通図柄表示装置に一対一で対応し該対応する普通図柄表示装置の有効、無効を表示する区分表示器と
    を備えたパチンコ機であって、該普通図柄表示装置の前記判定に周期性の無い乱数を用いている事を特徴とするパチンコ機。
  4. 請求項1,請求項2,請求項3であって、
    0から予め定められた最大値までの判定用乱数値を循環的に生成する普通図柄表示装置用乱数発生器と、
    0から前記判定用乱数値の最大値よりも小さく定められた最大値までのスキップ用乱数値を循環的に発生するスキップ用乱数発生器と、
    遊技盤に装備されて上記ゲートを通過してきた球を検出する盤面スイッチと
    を備え、
    前記盤面スイッチが球を検出したことを示す信号を受けると、そのときの前記スキップ用乱数値と前記判定用乱数値とを加算し、該加算値が前記判定用乱数値の最大値を超えている場合には該加算値と前記判定用乱数値の最大値との差を書換値となし、該加算値が前記判定用乱数値の最大値を超えてない場合は該加算値を書換値となし、前記普通図柄表示装置用乱数発生器の判定用乱数値を前記書換値に書き換えることで、
    前記普通図柄表示装置用乱数発生器の判定用乱数値を前記周期性の無い乱数となす
    ことを特徴とするパチンコ機。
  5. 内レールと外レールの間に形成された誘導通路を通って遊技領域に進入する球のすべてを検出するためのゲートが、遊技領域内に設けられた支軸を中心に回転する回転部材と該回転部材の回転変位を磁気的又は光学的に検出する手段とを備えてなり、
    前記回転部材は、回転中心の一方側へは内レールと外レールの間に突出する突出部を有し、他方側には該突出部が球戻り防止位置方向へ回転する様に回転モーメントを与えるウエイト部を有し、外力が及ぼされないときは前記突出部が球戻り防止位置になって遊技領域から前記誘導通路への球戻りを阻むが、前記誘導通路を通って遊技領域に向かう球によって前記突出部が押されると回転変位して前記突出部を遊技領域側に傾倒させて該球を通過させ該球が通過すると前記球戻り防止位置へと復帰する構成であり、
    前記ウエイト部に磁石又は反射板を有し、磁石ならば前記検出する手段にはホールICが用いられ反射板なら前記検出する手段には反射型ホトセンサーが用いられ、該回転部材が収容ケースに圧入固定された支軸に回転可能に支持されている事を特徴とするゲート。
  6. 請求項5であって、
    収容ケースに設けられた2つの溝で外レールと内レールを保持し、外レールと収容ケースの幅調整部との間隔を13ミリメートル以下に保つ事を特徴とするゲート。
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