JP2012190596A - 端子台装置 - Google Patents

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修平 小嶋
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Abstract

【課題】端子台取付レールに対して、着脱の容易な端子台装置を得る。
【解決手段】盤内に配設した端子台取付レール15に装着され、電線の接続,分岐又は中継を行う端子台装置において、端子台ブロック2と、複数の端子台ブロックを1列に取り付ける矩形平板状の端子台ブロックベース3と、端子台ブロックベース3の裏面側の長手方向の両端部近傍に固着されて裏面が端子台取付レール15に当接する接続ベース4と、接続ベース4に設けられて端子台取付レール15へ着脱可能に係止する係止機構5とを備えた。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えば、制御盤等の盤内に収容されて、外部信号を受け取り盤内信号と取り合うための外線接続用に用いられる端子台や、盤内の内部信号中継に用いられる端子台装置に関するものである。
端子台装置には、通常、多数の電線が密集して接続されるので、接続作業を少しでも容易にする工夫が、種々提案されている。そのような従来の端子台装置として、例えば、
端子台1台の左半分1列を第1の端子ブロックとし、右半分1列を第2の端子ブロックとし、それら第1の端子ブロックと第2の端子ブロックを分離・取り外し可能にし、また、第1ブロックと第2ブロックが組み合わされたとき、両電気的接触部が相互に接触して接続導体を介し電気的に接続されるように構成したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−344393号公報(第2頁、図1)
特許文献1に示すような端子台装置では、第1と第2の端子ブロックを分離して、各端子ブロックへの電線の接続作業を独立して行うことができるので、例えば、制御盤側に第1の端子ブロックを取り付けた状態で盤内側の配線を行い、第2の端子ブロックは取り外して制御盤のない状態で外部配線を接続し、その後に両者を結合することができ、電線の接続作業を行う時期の自由度が大きくなる。しかしながら、端子台を第1又は第2の端子ブロックの単位でしか取り外すことができず、例えば、端子台取付レールに複数個の端子ブロックが配置されており、1列全ての電線接続作業を行う場合には、全ての端子ブロックを外さねばならず、逆に作業が煩雑となるという問題点があった。
また、例えば、制御盤内の奥側に複数の端子ブロック列を配置し、その前面側に重なるように別の端子ブロック列を配置して2列配置するような場合には、奥側の端子ブロック列の電線接続作業がやりにくく、どうしても列間の寸法を広げるなどの措置が必要となり、制御盤が大形化するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、盤内に配置された端子台取付レールに対して、着脱の容易な端子台装置を得ることを目的とする。
この発明に係る端子台装置は、盤内に配設した端子台取付レールに装着され、電線の接続,分岐又は中継を行う端子台装置において、複数の接続端子が列状に配置された端子台ブロックと、複数の端子台ブロックを1列に取り付ける矩形平板状の端子台ブロックベースと、端子台ブロックベースの裏面側の長手方向の両端部近傍に固着されて裏面が端子台取付レールに当接する接続ベースと、接続ベースに設けられて端子台取付レールへ着脱可能に係止する係止機構とを備えたものである。
この発明の端子台装置によれば、端子台ブロックと、複数の端子台ブロックを1列に取り付ける矩形平板状の端子台ブロックベースと、端子台ブロックベースの裏面側の長手方向の両端部近傍に固着されて裏面が端子台取付レールに当接する接続ベースと、接続ベースに設けられて端子台取付レールへ着脱可能に係止する係止機構とを備えたので、端子台装置全体を端子台取付レールへ容易に着脱できるため、電線接続作業や張替えの作業効率の向上を図ることができる。
また、制御盤等の盤内へ複数の端子台装置を配列する場合、手前側と奥側に2列に配列するような配列も可能となり、制御盤等の省スペース化を図ることができる。
この発明の実施の形態1による端子台装置を示す正面及び背面図である。 図1のII−IIから見た断面図である。 図1の端子台装置を端子台取付レールに取り付けた場合の側面図である。 図3のIV−IVから見た断面図である。 図4に対応し、別の端子台取付レールに取り付けた場合の断面図である。 実施の形態1による端子台装置を制御盤に配置した例を示す斜視図である。 図6の端子台装置部を上面及び側面から見た図である。 端子台装置が取り付けられる端子台取付レールを示す図である。 実施の形態2による端子台装置を示す断面図である。 実施の形態3による端子台装置を示す側面図である。 図10を上方から見た上面図である。 実施の形態4による端子台装置を示す側面及び背面図である。 図12の一部を取り出した部品図の側面及び背面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による端子台装置を図に基づいて説明する。
図1(a)は、端子台装置の正面図、(b)は背面図である。図2は、図1のII−IIから見た断面図である。なお、以下の各部品の説明において、図1(a)に図示した側を前面と称し、(b)に図示した側を裏面と称すことにする。実施の形態2以下もこれに準じる。
図1に示すように、端子台装置1は、複数の接続端子が列状に配置された端子台ブロック2と、複数の端子台ブロック2を1列に取り付ける矩形平板状の端子台ブロックベース3と、端子台ブロックベース3の裏面側の長手方向の両端部近傍に固着された接続ベース4と、接続ベース4の両側部に設けられて後述する端子台取付レールに端子台装置1を着脱可能に取り付けるための係止機構5(詳細は後述する)とを備えている。端子台ブロックベース3は金属製である。接続ベース4は、例えば合成樹脂製であり、図1(b)に示すように、裏面側からねじ6によって端子台ブロックベース3に固定されている。
端子台ブロック2は一般に市販されているものを使用すればよい。この端子台ブロック2は、長手方向の両端部がねじ7により端子台ブロックベース3に固定されている。端子台ブロックベース3の長さは、使用する端子台ブロック2の長さや個数により決定すればよい。
図2の断面図を参照しながら、接続ベース4と係止機構5を更に詳しく説明する。
接続ベース4は、裏面側が後述する端子台取付レールと当接して取付面となり、裏面の中央部には突起部4aを有している。この突起部4aは、端子台取付レールへ取り付けるとき、端子台取付レールの長穴と係合して長手方向にずれるのを防止するためのものである。
接続ベース4の両側部には貫通穴4bが2個ずつ形成されており、この貫通穴4bに係止機構5が設けられている。
係止機構5は、貫通穴4bに遊嵌して設けられた金属製の押込みピン8と、接続ベース4の裏面側に突出した押込みピン8の先端部に形成したねじに螺合されて固定された係止爪9と、押込みピン8に挿通され、その頭部と接続ベース4前面との間にあって、係止爪9を接続ベース4の裏面側に向けて付勢するばね10(例えば、コイルばね)を有している。なお、係止爪9は合成樹脂製でよい。
次に取り付け方法について説明するが、その前に、端子台装置1が組み込まれる制御盤について説明しておく。
図6は制御盤の一例を示す斜視図であり、ごく簡単に要部のみを模式的に示している。また、図7は、図6の端子台装置1の部分を太矢印VII方向にみた上面図である。但し、端子台装置は一点鎖線で示している。図のように、端子台装置1の配列は、長手方向を上下にして、制御盤11の奥側に横1列に配置し、その手前側にも同様に横1列に配置した2列構造とした場合を示している。
図7(a)に示すように、端子台取付板12(図6では図示を省略しているが、制御盤11内の後部に配置されている)に、端子台取付金具13a,13bをねじ14により固定し、その端子台取付金具13の前面側に、端子台装置1を固定するための端子台取付レール15をねじ16で固定している。図7(b)に示すように、端子台取付金具13a,13bは、端子台取付レール15の長手方向の両端部近傍に設けられている。端子台取付レール15は、制御盤11が必要とする端子台の個数に合わせて、その長さや個数を選定して図7のように取り付けておく。
図3に戻り取付方法について説明する。図3は、端子台装置1を端子台取付レール15に取り付けたときの部分側面図であり、図4は図3の矢印IV−IV方向に見た断面図である。
端子台装置1は、予め、図1の状態に組み立てておく。端子台装置1を端子台取付レール15に、押込みピン8の頭部を指で押し込みながら前面側から押し込む。押込みピン8は、接続ベース4の貫通穴4bに遊嵌しているので、その遊びの範囲で、図4で左右方向に傾くことができるため、係止爪9は左右方向に広がりながら押し込まれ、端子台取付レール15の側端部に係合して係止し、ばね10の応力によって固定することができる。
端子台装置1の取り外しは、押込みピン8を押し込み、端子台装置1全体を左右に交互に押しながら片側ずつ係止爪9を端子台取付レール15の側端部から外すことで、簡単に取り外すことができる。
この方法をとることにより、端子台装置1に接続された電線振替作業等を行う際に、簡単に端子台装置1を取り外して作業を行うことができるため、図6に示すような制御盤11のケーブル結線作業において、図示のような2列構造の端子台配列とすることが可能となる。よって、制御盤11内への端子台収容量を多くすることができるため、制御盤11の省スペース化を図れる。また、端子台の着脱に工具等を必要としないため作業効率が向上する。
なお、図1〜図4では、端子台取付レールとして、図8(a)に示すような一般的に使用されている断面コの字状の端子台取付レール15の場合について述べたが、図8(b)に示すような、DIN規格の端子台取付レール、すなわちDINレール17であってもよい。係止機構5の係止爪9の爪先から接続ベース4の裏面までの距離が、押込みピン8の押し込み量によって調節できるため、係止機構5の寸法形状を変えることなく、DINレール17へも適用が可能である。
図5はDINレール17に取り付けた場合の接続部断面図である。図4と同等部分は同一符号で示している。係止爪9を可動式としたことで、外部端子台のみでなく、様々なサイズ・形式の端子台取付レールへ設置することができる。
また、接続ベース4には突起部4aを設けているので、図8に示す端子台取付レール15又はDINレール17に開口した長穴15a,17aへ突起部4aを挿入して引っ掛けることで、縦方向に設置した際の下方への滑り落ちを防ぐことができる。
以上のように、実施の形態1の端子台装置によれば、盤内に配設した端子台取付レールに装着され、電線の接続,分岐又は中継を行う端子台装置において、複数の接続端子が列状に配置された端子台ブロックと、複数の端子台ブロックを1列に取り付ける矩形平板状の端子台ブロックベースと、端子台ブロックベースの裏面側の長手方向の両端部近傍に固着されて裏面が端子台取付レールに当接する接続ベースと、接続ベースに設けられて端子台取付レールへ着脱可能に係止する係止機構とを備えたので、端子台装置全体を端子台取付レールへ容易に着脱できるため、例えば、制御盤等の盤外へ取り出しての作業も容易となり、電線接続作業や張替えの作業効率の向上を図ることができる。
また、制御盤等の盤内へ複数の端子台装置を配列する場合、手前側と奥側に2列に配列するような配列も可能となり、制御盤等の省スペース化を図ることができる。
また、係止機構は、接続ベースの側部に形成された貫通穴に遊嵌させた押込みピンと、接続ベースの裏面側に突出した押込みピンの先端部に固着されて端子台取付レールに係止可能な係止爪と、係止爪を接続ベースの裏面側に向けて付勢するばねと、を有するので、係止機構の係止爪の爪先から接続ベースの裏面までの距離が、押込みピンの押し込み量によって調節できるため、様々なサイズ・形式の端子台取付レールへ、工具を必要とせず、容易に着脱することができる。
また、接続ベースの裏面側に、端子台取付レールに設けられた長穴に係合する突起部を有するので、縦方向に配置した端子台取付レールへ端子台装置を取り付けたとき、端子台装置が滑り落ちるのを防止することができる。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2による端子台装置を示す断面図であり、実施の形態1の図2に対応する図である。図2と同等部分は同一符号を付して説明は省略し、相違点を中心に説明する。なお、図9の(b)は、(a)の矢印b方向に見て、係止板部分のみを取り出した部分図である。
図2との相違点は、接続ベースの形状とそれに設ける係止機構である。
実施の形態2の端子台装置21は、図9(a)に示すように、接続ベース22が実施の形態1とは異なり、片側のみに実施の形態1の図2と同等の、押込みピン8と係止爪9とばね10とから成る係止機構5が設けられており、もう一方の側面には、係止板23がねじ24によって取り付けられている。図9(b)に示すように、係止板23は矩形状金属板から成り、先端側に直角に折り曲げられた係止部23aを有し、また、接続ベース22へ取り付けるための取付穴23bを有している。取付穴23bは、取付対象の端子台取付レールの厚さによって、接続ベース22の裏面から係止部23aまでの寸法を可変にできるように、長穴としている。なお、接続ベース22の裏面に設けた突起部22aは実施の形態1の接続ベース4の突起部4aと同等のものである。
次に端子台取付レールへの取り付け方法について説明する。
予め、端子台ブロック2と端子台ブロックベース3と、接続ベース22と係止機構5と、係止板23とを図9のように組み立てておく。このとき、取付対象の端子台取付レールのサイズに応じて係止板23の取付位置を調節しておく。
図9のように組み立てた端子台装置21を、図示しない端子台取付レールの前面側から差し込み、まず係止板23側を端子台取付レールの一方の側面と係合させ、次に押込みピン8を押し込んでもう一方の側面に係止爪9を係合させることで取り付けが完了する。
係止機構5側は、ばね10により寸法調整が可能であり、係止板23側は、取付穴23bにより寸法が調整できる。
以上のように、実施の形態2による端子台装置によれば、係止機構は、接続ベースの一方の側部のみに設けられ、他方の側部には、端子台取付レールの側面と係止可能な係止部を有する係止板が、端子台取付レールの厚さに合わせて係止寸法を調整可能に設けられているので、様々な形状・サイズの端子台取付レールへ工具を使うことなく容易に着脱でき、また、実施の形態1の端子台装置1と比較して、部品点数を削減でき、加えて、幅方向の出っ張り寸法も縮小できる。
実施の形態3.
図10は、実施の形態3による端子台装置31を示す側面図であり、図11は、図10を上方からみた上面図である。いずれもDINレール17に取り付けた状態を示している。実施の形態1の図3及び図5に対応する部分なので、同等部分は同一符号を付して説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図のように、本実施の形態では、係止機構32を端子台ブロックベース3の長手方向の両端部側の位置にある接続ベース33の端部に設けている。接続ベース33は、断面エの字状をして、前面側が端子台ブロックベース3の裏面にねじ34によって固定され、裏面側がDINレール17との当接面になっている。
係止機構32は、接続ベース33の端面に設けられて端子台ブロックベース3の長手方向に揺動可能な押込みピン取付具35と、押込みピン取付具35に形成された貫通穴にスライド可能に挿通された押込みピン36と、押込みピン取付具35の裏面側へ突出した押込みピン36の先端部に固着されて、DINレール17の長手方向の端部と係合可能な係止爪37と、係止爪37を押込みピン取付具35の裏面側に向けて付勢するばね38と、係止爪37をDINレール17の端部に押しつける方向に付勢する板ばね39と、を有している。このうち、押込みピン36,係止爪37、ばね38は、実施の形態1のものとほぼ同等なので説明は省略する。
押込みピン取付具35は、接続ベース33の中間部に取付けねじ40によって取り付けられており、取付けねじ40を中心に、端子台ブロックベース3の長手方向に揺動可能となっている。板ばね39は、押込みピン取付具35と接続ベース33との間にくの字状に曲げられて挿入されており、上下の係止機構32の係止爪37が互いに内側に向く方向の応力を発生させている。また、ばね38を設けることで、係止爪37と押込みピン取付具35の裏面側との距離を可変にしている。
次に取り付け方法について説明する。係止機構32の押込みピン36を押し込みながら、上下の係止爪37が開く方向に傾けて、DINレール17に押し当て、上下の係止爪37でDINレール17の長手方向の両端部を挟み込む。これにより、ばね38と板ばね39の応力によって、端子台装置31をDINレール17に固定することができる。
以上のように、実施の形態3の端子台装置によれば、係止機構は、端子台ブロックベースの長手方向の両端部側にあって、接続ベースの端面に設けられて長手方向に揺動可能な押込みピン取付具と、押込みピン取付具に形成された貫通穴にスライド可能に挿通された押込みピンと、押込みピン取付具の裏面側へ突出した押込みピンの先端部に固着されて端子台取付レールの長手方向の端部と係合可能な係止爪と、係止爪を押込みピン取付具の裏面側に向けて付勢するばねと、係止爪を端子台取付レールの端部に押しつける方向に付勢するばねと、を有するので、上記実施の形態1と同様の効果が得られると共に、端子台装置の側方への飛び出し部が無いため、実施の形態1又は2の端子台装置に比べて、電線布設作業で圧迫する部分が減少し、敷設作業がより容易となる。
実施の形態4.
図12は、実施の形態4による端子台装置41を示す図で、(a)は側面図,(b)は背面図であり、DINレール17に取り付けた状態を示している。また、図13は図12の要部を取り出した部分図であり、(a)は側面図,(b)はその背面図である。なお、図12(a)は実施の形態1の図3に対応する部分なので、同等部分は同一符号を付して説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図12において、接続ベース42は略矩形状のブロック体であり、前面側が端子台ブロックベース3の裏面側の長手方向の両端部近傍にねじ43により固定されている。そして、裏面側に係止機構44が設けられている。図13は、接続ベース42と係止機構44の部分のみを取り出した部分図である。
係止機構44は、図13(b)に示すように、向かい合わされた一対の挟み片45a,45bの長手方向の中間部に設けた突起部45cが互いに回動可能に組み合わされて構成された挟み具45と、突起部45cの連結ピンを兼ねると共に挟み具45を接続ベース42の裏面に取り付けるための軸ピン46と、挟み片45a,45bの間に挿入されたくの字状の板ばね47と、図13(a)に示すように、軸ピン46に挿通されたばね48とを有している。なお、図13(b)では、突起部45cの形状が分かるように、ばね48と軸ピン46の頭部の図示は省略している。
挟み具45は、図13(a)に矢印で示すように、軸ピン46の軸方向にスライド可能であり、ばね48により常時挟み具45を接続ベース42の裏面側に向けて付勢している。又、図13(b)に矢印で示すように、一対の挟み片45a,45bの図で上方のつまみ部をつまめば、軸ピン46を支点にして下方の挟持部が開閉可能となっている。
次に取り付け方法について説明する。挟み具45のつまみ部を互いに中心方向へ力を加え指でつまみながら、図12に示すように挟み具45でDINレール17の両端部側面を挟み込む。これにより、板ばね47の応力によって、端子台装置41をDINレール17へ固定することができる。挟み具45は軸ピン46の軸方向に移動可能になっているので、例えば実施の形態1で説明した端子台取付レール15を始め、いろいろなサイズ・種類の端子台取付レールに対応することができる。
なお、実施の形態1〜4において、端子台ブロック2の個数は、使用する制御盤等によって異なるが、必要な端子台ブロック2の個数に合わせて端子台ブロックベース3を用意するだけでよく、長さが変わっても接続ベースと係止機構は同じものを使用でき、汎用性の高い端子台装置を実現できる。
以上のように、実施の形態4の端子台装置によれば、係止機構は、端子台ブロックベースの長手方向の両端部側にあって、向かい合わされた一対の挟み片の中間の突起部が互いに回動可能に組み合わされ、端子台取付レールの端部側方を挟み込み可能な挟み具と、突起部を連結すると共に挟み具を接続ベースの裏面に取り付ける軸ピンと、挟み具を挟み込み方向に付勢するばねと、挟み具を接続ベースの裏面側に向けて付勢するばねと、を有するので、実施の形態1と同様の効果を得ながら、端子台装置の側方への飛び出し部が無いため、実施の形態1の端子台装置に比べて、電線接続作業で圧迫する部分が減少し、接続作業がより容易となる。また、端子台装置の長手方向のはみ出しも、実施の形態3よりも少なくてすみ、端子台装置部を小形に納めることができる。
1 端子台装置 2 端子台ブロック
3 端子台ブロックベース 4 接続ベース
4a 突起部 4b 貫通穴
5 係止機構 6,7,14,16 ねじ
8 押込みピン 9 係止爪
10 ばね 11 制御盤
12 端子台取付板 13a,13b 端子台取付金具
15 端子台取付レール 15a,17a 長穴
17 DINレール(端子台取付レール)
21 端子台装置 22接続ベース
22a 突起部 23 係止板
23a 係止部 23b 取付穴
24 ねじ
31 端子台装置 32 係止機構
33 接続ベース 34 ねじ
35 押込みピン取付具 36 押込みピン
37 係止爪 38 ばね
39 板ばね 40 取付けねじ
41 端子台装置 42 接続ベース
43 ねじ 44 係止機構
45 挟み具 45a,45b 挟み片
45c 突起部 46 軸ピン
47 板ばね 48 ばね。

Claims (6)

  1. 盤内に配設した端子台取付レールに装着され、電線の接続,分岐又は中継を行う端子台装置において、
    複数の接続端子が列状に配置された端子台ブロックと、複数の前記端子台ブロックを1列に取り付ける矩形平板状の端子台ブロックベースと、前記端子台ブロックベースの裏面側の長手方向の両端部近傍に固着されて裏面が前記端子台取付レールに当接する接続ベースと、前記接続ベースに設けられて前記端子台取付レールへ着脱可能に係止する係止機構とを備えたことを特徴とする端子台装置。
  2. 請求項1記載の端子台装置において、
    前記係止機構は、前記接続ベースの側部に形成された貫通穴に遊嵌させた押込みピンと、前記接続ベースの裏面側に突出した前記押込みピンの先端部に固着されて前記端子台取付レールに係止可能な係止爪と、前記係止爪を前記接続ベースの裏面側に向けて付勢するばねと、を有することを特徴とする端子台装置。
  3. 請求項2記載の端子台装置において、
    前記係止機構は、前記接続ベースの一方の側部のみに設けられ、他方の側部には、前記端子台取付レールの側面と係止可能な係止部を有する係止板が、前記端子台取付レールの厚さに合わせて係止寸法を調整可能に設けられていることを特徴とする端子台装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の端子台装置において、
    前記接続ベースの裏面側に、前記端子台取付レールに設けられた長穴に係合する突起部を有することを特徴とする端子台装置。
  5. 請求項1記載の端子台装置において、
    前記係止機構は、前記端子台ブロックベースの長手方向の両端部側にあって、前記接続ベースの端面に設けられて前記長手方向に揺動可能な押込みピン取付具と、前記押込みピン取付具に形成された貫通穴にスライド可能に挿通された押込みピンと、前記押込みピン取付具の裏面側へ突出した前記押込みピンの先端部に固着されて前記端子台取付レールの長手方向の端部と係合可能な係止爪と、前記係止爪を前記押込みピン取付具の裏面側に向けて付勢するばねと、前記係止爪を前記端子台取付レールの前記端部に押しつける方向に付勢するばねと、を有することを特徴とする端子台装置。
  6. 請求項1記載の端子台装置において、
    前記係止機構は、前記端子台ブロックベースの長手方向の両端部側にあって、向かい合わされた一対の挟み片の中間の突起部が互いに回動可能に組み合わされ、前記端子台取付レールの端部側方を挟み込み可能な挟み具と、前記突起部を連結すると共に前記挟み具を前記接続ベースの裏面に取り付ける軸ピンと、前記挟み具を挟み込み方向に付勢するばねと、前記挟み具を前記接続ベースの裏面側に向けて付勢するばねと、を有することを特徴とする端子台装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016220487A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 東芝三菱電機産業システム株式会社 電気機器取付装置
JP2019079887A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 オムロン株式会社 電気器具のdinレール取付部構造及びソケット
JP2023008463A (ja) * 2021-07-06 2023-01-19 篠原電機株式会社 端子保護構造

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