JP2012189174A - せん断ダンパー - Google Patents
せん断ダンパー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012189174A JP2012189174A JP2011054814A JP2011054814A JP2012189174A JP 2012189174 A JP2012189174 A JP 2012189174A JP 2011054814 A JP2011054814 A JP 2011054814A JP 2011054814 A JP2011054814 A JP 2011054814A JP 2012189174 A JP2012189174 A JP 2012189174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shear
- structural member
- panel
- damper
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
【解決手段】せん断パネル11の幅方向の両端には補剛板13が、また、せん断パネル12a、12bの幅方向の両端には補剛板14が固定されている。補剛板13、14は、せん断パネル11、12a、12bと同等の高さを有しており、各々、第1水平連結部21の上面に設けられる下部補剛板16と上部補剛板15との間に、第2水平連結部23の下面に設けられる上部補剛板15と下部補剛板16との間に隙間なく配置されている。せん断パネル11とせん断パネル12a、12bは、連結部材20により連結されている。連結部材20は、せん断パネル11、12a、12bよりも大きなせん断耐力を有するように構成されている。
【選択図】図2
Description
従来のせん断ダンパーとして、例えば特許文献1には、部材間に低降伏点鋼からなるせん断パネルを設置し、所定レベル以上の地震に対してせん断塑性変形するものが開示されている。
ところが特許文献1に開示されるせん断ダンパーには、設計上想定された変形角を上回る塑性変形が生じたときに使用ができなくなり、部材間の大きな相対変形に適用でいないという問題がある。
これに対して、特許文献2、3には、部材間に生じる相対変位量が大きな場合に適用可能なせん断ダンパーとして、複数のせん断プレートを同一平面状に配置することなく、千鳥状に平行に配置したものが開示されている。特許文献2、3のせん断ダンパーは、ダンパー全体の変形量を個々のせん断プレートに分配することにより、部材間の大きな変形にも追従することができる。つまり、このせん断ダンパーは、個々のせん断パネルの変形量δ1、δ2、… δnを総和した量がダンパー全体の変形量δとなる。
ところが、特許文献2、3に開示されるせん断ダンパーは、せん断パネルの面内方向以外の方向(以下、面外方向)への変形に対する剛性が低く、せん断パネルに局部座屈が生じるなどして安定したエネルギー吸収性能が得られない、あるいはエネルギー吸収性能が低下することがある。
また、他の適用例として橋梁がある。つまり、第1構造部材及び第2構造体部材の一方が橋梁の橋脚であるものとすると、第1構造部材及び第2構造体部材の他方は橋脚に支持される上部構造物とすることができる。この場合も、せん断パネルの面外変形による損傷を防止することが可能となり、橋梁における効率的かつ安定したエネルギー吸収性能を確保することができる。
せん断パネルのせん断降伏荷重を等しく設定すれば、それぞれのせん断パネルが同時にせん断降伏させることができるので、高いエネルギー吸収性能を得ることができる。一方、各せん断パネルのせん断降伏荷重を相違させ、中小規模地震においてはせん断降伏荷重の小さいせん断パネルのみを塑性変形させ、せん断降伏荷重の大きなせん断パネルは弾性範囲の変形に留まるようにできる。そうすると、損傷したせん断パネルを地震後に取替える作業を最小限に抑えることができる。この場合、大規模地震においては、せん断降伏荷重の小さいせん断パネルが先行して塑性変形し、次いで、せん断降伏荷重の大きなせん断パネルが塑性変形する、という経過を辿る。
さらに、せん断パネルの表裏両面側に、一対の第1補剛体の間を繋ぐ第2規制体を配置することができる。この第2規制体も、せん断パネルに座屈が局部的に生ずるのをより確実に防ぐのに有効である。
[第1実施形態]
図1〜図3に示すように、せん断ダンパー1は、互いに対向する上部構造部材USと下部構造部材LSとの間に設けられるものであり、上部構造部材USと下部構造部材LSの間に生じるせん断変形に対して抵抗し、中小地震時や暴風時には降伏しないが、大地震時には降伏してエネルギーを吸収するように機能する。なお、図1はボルトBの記載を省略している。
せん断ダンパー1は、3枚のせん断パネル11、12a、12bを備えている。これらせん断パネル11、12a、12bは、上部構造部材US、下部構造部材LSに対して垂直に配置され、かつ水平方向に間隔を設けて千鳥状に配置されている。そして、せん断パネル11、12a、12bは互いに平行に配置され、かつ中央に配置されるせん断パネル11を中心にしてせん断パネル12a、12bは対称の位置に配置されている。各せん断パネル11、12a、12bは、図2(a)の矢印xに沿った水平方向の外力が作用したとき、せん断変形に伴う履歴減衰によって地震時の振動エネルギーを吸収することが可能な履歴減衰性能を有するものとされ、公知の偏平な鋼板により構成される。せん断パネル11、12a、12bは、各々同じ仕様を有していてもよいし、異なる仕様を有していてもよい。
また、せん断パネル12a、12b(第2せん断パネル)の各々の下端に下部補剛板16(第1補剛体)が溶接によりフランジ状に固定されており、この下部補剛板16(第1補剛体)はボルトBにより下部構造部材LSに締結されている。こうして、せん断パネル12a、12bは下部補剛板16を介して下部構造部材LSに接合される。
同様に、せん断パネル12a、12bの幅方向の両端には補剛板14(第2補剛体)が溶接によりフランジ状に接合されている。補剛板14は、せん断パネル12a、12bと同等の高さを有しており、後述する連結部材20の第2水平連結部23の図中下面に設けられる上部補剛板15(第1補剛体)と下部補剛板16(第1補剛体)との間に隙間なく配置されている。
補剛板13、14は、せん断パネル11、12a、12bの面外変形に対する剛性を高めることを目的に設けられるものである。したがって、補剛板13、14はこの目的をなし得る程度の剛性を有するように、材質、板厚などの仕様が設定されるべきである。
せん断パネル11とせん断パネル12a、12bは、連結部材20により連結されている。連結部材20は、せん断パネル11、12a、12bよりも大きなせん断耐力を有するように構成されている。鋼板を曲げ加工あるいは溶接加工することにより製作される連結部材20は、第1水平連結部21、一対の第2水平連結部23及び一対の垂直連結部25を備えている。
第1水平連結部21の上面には下部補剛板16が設けられている。この下部補剛板16にはせん断パネル11及び補剛板13の下端が溶接により接合されており、第1水平連結部21と、せん断パネル11及び補剛板13とは、下部補剛板16を介してボルト結合により連結されている。
また、一対の第2水平連結部23の各々の下面には上部補剛板15が設けられている。一方の上部補剛板15にはせん断パネル12a及び補剛板14の上端が、また、他方の上部補剛板15にはせん断パネル12b及び補剛板14の上端が、溶接により接合されている。そして、第2水平連結部23と、せん断パネル12a及び補剛板14とは、上部補剛板15を介してボルト結合により連結されている。また、第2水平連結部23と、せん断パネル12b及び補剛板14とは、上部補剛板15を介してボルト結合により連結されている。
一対の垂直連結部25は、一対のせん断パネル12a、12bのせん断パネル11に臨む側の端部から垂下し、第1水平連結部21と一対の第2水平連結部23とを繋いでいる。
なお、連結部材20のせん断耐力をせん断パネル11、12a、12bよりも大きくする手法は任意である。例えば、連結部材20を構成する鋼板の板厚をせん断パネル12a、12bを構成する鋼板よりも厚くすればよい。また、せん断パネル11、12a、12bよりも高強度の鋼板により連結部材20を構成してもよい。
以上の構成を有するせん断ダンパー1は、以下の効果を奏する。
(1)せん断ダンパー1は、せん断パネル11の幅方向の両端に補剛板13が接合され、また、せん断パネル12a、12bの幅方向の両端には補剛板14が接合されている。したがって、せん断ダンパー1は、補剛板13、14が面外変形を補剛することにより、せん断パネル11、12a、12bの面外方向への剛性を高め、安定したエネルギー吸収性能を確保することができる。
δ=(δ11+δ12)=γ×(L11+L12)
このようにせん断ダンパー1は、複数枚のせん断パネル11、12a、12bを備えていることで許容される変形量が大きくなるので、上部構造部材USと下部構造部材LSの間に大きな相対変位が生じても、図4(b)に実線で示すように安定したせん断力−変位履歴を得ることが可能である。これに対して補剛板13、14を設けなければ、大きな相対変位が生じると面外変形が生じ、図4(b)に破線で示すように不安定なせん断力−変位履歴になる。
以上説明したせん断ダンパー1は、上部構造部材USと下部構造部材LSの両者に接合されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、上部構造部材USに近い側のせん断パネル11の上端に接合されている上部補剛板15と上部構造部材USの接合は行わず、その代わりにせん断パネル11の幅方向の両側に一対のストッパー17を設ける。ストッパー17は、上部構造部材USに固定されている。下部構造部材LSに近い側のせん断パネル12a、12bは、以上と同様に下部補剛板16を介して下部構造部材LSに接合されている。なお、ここで説明した以外の構成は、図1〜図3に示されるせん断ダンパー1と同じである。
図6(d)に示すように、地震が起きて上部構造部材USと下部構造部材LSとの間に水平方向の相対変位が生じてせん断ダンパー1に変形が生ずると、上部補剛板15が一方のストッパー17に突き当たりせん断パネル11、12a、12bの幅方向、つまりせん断方向への変位が規制される。そうすることで、せん断パネル11、12a、12bにせん断力が生じ、せん断ダンパー1が機能する。
なお、ここではせん断ダンパー1が下部構造部材LSには接続されるが上部構造部材USに接続されない例を示しているが、逆に、せん断ダンパー1が上部構造部材USには接続されるが下部構造部材LSには接続されない形態にすることもできる。この場合には、下部構造部材LSにストッパー17を設けることになる。
このせん断ダンパー1の2つの適用事例を以下で説明する。
以上で述べた一方の構造部材との接合を行わない形態のせん断ダンパー1を、煙突の筒身と鉄塔の連結部に適用する例を図7に示す。
図7に示すように、この煙突30は地上に立設された筒身31を鉄塔32で支持する構成を有している。鉄塔32は、柱33と、隣接する柱33の間を繋ぐ梁34、柱33と梁34とを繋ぐブレース35とを備えており、水平方向の断面において、柱33を頂点にして梁34は矩形状の構造をなしている。そして、各柱33から矩形の対角線方向に延びる水平材36が設けられ、各水平材36の端部には平面視が矩形の水平支持枠37が固定されている。
水平支持枠37の内側に配置される筒身31の外周には、各せん断ダンパー1に対応して一対のストッパー38が固定されている。一対のストッパー38は、せん断ダンパー1を挟んで筒身31の周方向に所定の間隔を空けて配置されている。
このように、煙突30に設けられたせん断ダンパー1(1A、1B)の中で、地震動の向きによって、せん断パネルの面外変形による損傷を防止することが可能となり、煙突30における効率的かつ安定したエネルギー吸収性能を確保することができる。
なお、筒身31にせん断ダンパー1を固定し、水平支持枠37にストッパー38を設けても、以上と同じ作用、効果を得ることができる。
次に、せん断ダンパー1を橋梁40に適用した事例について図8を参照して説明する。
橋梁40は、地面に固定された橋脚41と、橋脚41の上面に支承43を介して支持される上部構造42と、を備えている。
この橋梁40には、橋脚41の上面にせん断ダンパー1が接合されている。せん断ダンパー1は、上部構造42とは接合されていない。
上部構造42の下面にはせん断ダンパー1に対応して一対のストッパー44が固定されている。一対のストッパー44は、せん断ダンパー1を挟んで上部構造42の幅方向に所定の間隔を空けて配置されている。
図9(a)に示す第2実施形態によるせん断ダンパー2は、基本的な構成はせん断ダンパー1と同じであるが、各々のせん断降伏荷重が異なるものとなるように各せん断パネル11、12a、12bの寸法を定める。
例えば、図9(a)に示すせん断ダンパー2においては、下記式(1)、(2)のように各せん断パネル11、12a、12bのせん断降伏荷重Q11y、Q12yが求められるので、b11=b12a=b12bかつσ11y=σ12ay=σ12byの場合は、t11とt12a+t12bが異なる値となるようにせん断パネル11、12a、12bの寸法を定める。以上のように設定されたせん断パネル11、12a、12bの骨格曲線を図9(b)に示す。図9(b)において、Q1は中小規模の地震による荷重を示し、Q2は大規模の地震による荷重を示しており、Q11y、Q12yと下記式(3)、(4)の関係を有している。つまり、それぞれのせん断パネル11、12a、12bがせん断降伏するタイミングが異なるものとなるため、地震動の大きさに応じて塑性変形するせん断パネル11、12a、12bを限定することができる。
Q12y=b12a×t12a×σ12ay+b12b×t12b×σ12by 式(2)
せん断パネル11 : b11;幅 t11;厚さ σ11;せん断降伏応力
せん断パネル12a : b12a;幅 t12a:厚さ σ12ay;せん断降伏応力
せん断パネル12b : b12a;幅 t12b:厚さ σ12by;せん断降伏応力
Q2:Q11y<Q12y<Q2 式(4)
図10(a)に示すように、中小規模地震においては、せん断降伏荷重(Q11y)の小さいせん断パネル11のみが塑性変形し、せん断降伏荷重(Q12y)の大きなせん断パネル12a、12bは弾性範囲の変形に留まる。したがって、地震後に損傷したせん断パネルを取替える作業を最小限に抑えることが可能となる。
一方、図10(b)に示すように、大規模地震においては、せん断降伏荷重(Q11y)の小さいせん断パネル11が塑性変形し、次いで、せん断降伏荷重(Q12y)の大きなせん断パネル12a、12bが塑性変形する、という経過を経る。そうすることで、せん断ダンパー2全体として大きな変形に対応することが可能になる。この場合、地震後には損傷したせん断パネル11、12a、12bの全てを取替える。
また、以上ではせん断パネル11、12a、12bの厚さを変えることによりせん断パネル11、12a、12bのせん断降伏荷重を変える例を示したが、せん断パネル11、12a、12bを構成する鋼板の材質を変えることによりせん断パネル11、12a、12bのせん断降伏荷重を変えることもできる。
図11に示す第3実施形態によるせん断ダンパー3は、せん断ダンパー1の構造に加えて、せん断パネル11、12a、12bのそれぞれを表裏から挟むように第1規制板18を設ける。第1規制板18は、各々がせん断パネル11、12a、12bの幅方向(水平方向)に沿って、せん断パネル11、12a、12bを境にして対向するように配置される。第1規制板18は、その長手方向の両端を補剛板13、14に溶接により接合されているが、せん断パネル11、12a、12bから隙間を空けて配置されており、せん断パネル11、12a、12bとは接合されていない。
この第1規制板18はせん断パネル11、12a、12bには溶接接合されていないため、溶接部の破壊に起因する損傷がせん断ダンパー3には生じない。
また、第1規制板18は、図12に示すようにせん断パネル11、12a、12bを高さ方向に均等に分割するように配置するのが望ましいが、本発明はこれに限定されず、図13(a)に示すように不均等に配置してもよい。
さらに、第1規制板18と同様の目的を備える第2規制板19を、図13(b)に示すように、せん断パネル11、12a、12bの高さ方向に沿って配置することもできる。
また、上記実施の形態では、全てのせん断パネルに第1補剛体、第2補剛体を設けた例を示しているが、一部のせん断パネルに限り第1補剛体及び第2補剛体の一方又は双方を設けない形態を本発明は包含している。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
11、12a、12b せん断パネル
13、14 補剛板(第2補剛体)
15 上部補剛板(第1補剛体)
16 下部補剛板(第1補剛体)
17 ストッパー
18 第1規制板(第1規制体)
19 第2規制板(第2規制体)
20 連結部材
21 第1水平連結部
23 第2水平連結部
25 垂直連結部
30 煙突
31 筒身
32 鉄塔
33 柱
34 梁
35 ブレース
36 水平材
37 水平支持枠(支持体)
38 ストッパー
40 橋梁
41 橋脚
42 上部構造
43 支承
44 ストッパー
100 鉄骨構造物
102 梁
103 柱
104 鉄骨偏心ブレース
B ボルト
LS 下部構造部材
US 上部構造部材
Claims (7)
- 互いに対向する第1構造部材と第2構造部材の間に配置されるせん断ダンパーであって、
互いに対向して配置され各々が第1方向及び前記第1方向に直交する第2方向に延びる複数のせん断パネルと、
前記せん断パネルの前記第1方向の両端にそれぞれ接合される一対の第1補剛体と、
前記せん断パネルの前記第2方向の両端に接合され、一対の前記第1補剛体間に配置される一対の第2補剛体と、
を備えることを特徴とするせん断ダンパー。 - 複数の前記せん断パネルは、
前記第1構造部材に近い側に配置される第1せん断パネルと、
前記第2構造部材に近い側に配置される第2せん断パネルと、に区分され、
前記第1せん断パネルは、前記第1構造部材に接合され、
前記第2せん断パネルは、前記第2構造部材に設けられるストッパーにより前記第2方向の変位が規制される、
請求項1に記載のせん断ダンパー。 - 前記第1構造部材及び前記第2構造体部材の一方が煙突の筒身であり、
前記第1構造部材及び前記第2構造体部材の他方は前記筒身を水平方向に支持する支持体である、
請求項2に記載のせん断ダンパー。 - 前記第1構造部材及び前記第2構造体部材の一方が橋梁の橋脚であり、
前記第1構造部材及び前記第2構造体部材の他方は前記橋脚に支持される上部構造物である、
請求項2に記載のせん断ダンパー。 - 複数の前記せん断パネルの各々のせん断降伏荷重が相違する、
請求項1に記載のせん断ダンパー。 - 前記せん断パネルの表裏両面側に、一対の前記第2補剛板の間を繋ぐ第1規制体が配置される、
請求項1〜5のいずれか一項に記載のせん断ダンパー。 - 前記せん断パネルの表裏両面側に、一対の前記第1補剛板の間を繋ぐ第2規制体が配置される、
請求項1〜6のいずれか一項に記載のせん断ダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011054814A JP5404679B2 (ja) | 2011-03-11 | 2011-03-11 | せん断ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011054814A JP5404679B2 (ja) | 2011-03-11 | 2011-03-11 | せん断ダンパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012189174A true JP2012189174A (ja) | 2012-10-04 |
JP5404679B2 JP5404679B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=47082572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011054814A Active JP5404679B2 (ja) | 2011-03-11 | 2011-03-11 | せん断ダンパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5404679B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015078498A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 鹿島建設株式会社 | 橋梁制震構造 |
JP2017106608A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-15 | Jfeシビル株式会社 | 制震ダンパー装置、及び、制震ダンパー装置を有する構造体 |
CN109594684A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-04-09 | 南京林业大学 | 一种高压传动式黏滞阻尼墙 |
JP2020516798A (ja) * | 2017-04-13 | 2020-06-11 | ノベル・ストラクチャーズ・エルエルシー | 部材間の積層融合接続 |
CN113279496A (zh) * | 2021-06-23 | 2021-08-20 | 昆明理工大学 | 一种装配式金属阻尼器 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09317240A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 弾塑性ダンパ |
JPH09317239A (ja) * | 1996-05-31 | 1997-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 二面剪断型弾塑性ダンパー |
JPH1082095A (ja) * | 1996-09-05 | 1998-03-31 | Maeda Corp | Rc造躯体の耐震補強構造 |
JPH10292845A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 弾塑性ダンパー |
JPH10317722A (ja) * | 1997-05-22 | 1998-12-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造物のダンパ装置 |
JPH1181737A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-26 | Fujita Corp | 鉄筋コンクリート造建物の制震構造及びその施工方法 |
JP2001173130A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-06-26 | Ohbayashi Corp | 履歴減衰型せん断ダンパー |
JP2007120596A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Oiles Ind Co Ltd | 免震装置 |
JP2007191912A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Yokogawa Bridge Corp | せん断パネル型制震ストッパー |
JP2008303686A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Yokogawa Bridge Holdings Corp | せん断パネル型ダンパーと構造物へのせん断パネル型ダンパー取付け構造 |
-
2011
- 2011-03-11 JP JP2011054814A patent/JP5404679B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09317239A (ja) * | 1996-05-31 | 1997-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 二面剪断型弾塑性ダンパー |
JPH09317240A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 弾塑性ダンパ |
JPH1082095A (ja) * | 1996-09-05 | 1998-03-31 | Maeda Corp | Rc造躯体の耐震補強構造 |
JPH10292845A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 弾塑性ダンパー |
JPH10317722A (ja) * | 1997-05-22 | 1998-12-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造物のダンパ装置 |
JPH1181737A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-26 | Fujita Corp | 鉄筋コンクリート造建物の制震構造及びその施工方法 |
JP2001173130A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-06-26 | Ohbayashi Corp | 履歴減衰型せん断ダンパー |
JP2007120596A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Oiles Ind Co Ltd | 免震装置 |
JP2007191912A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Yokogawa Bridge Corp | せん断パネル型制震ストッパー |
JP2008303686A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Yokogawa Bridge Holdings Corp | せん断パネル型ダンパーと構造物へのせん断パネル型ダンパー取付け構造 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015078498A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 鹿島建設株式会社 | 橋梁制震構造 |
JP2017106608A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-15 | Jfeシビル株式会社 | 制震ダンパー装置、及び、制震ダンパー装置を有する構造体 |
JP2020516798A (ja) * | 2017-04-13 | 2020-06-11 | ノベル・ストラクチャーズ・エルエルシー | 部材間の積層融合接続 |
JP7175962B2 (ja) | 2017-04-13 | 2022-11-21 | ノベル・ストラクチャーズ・エルエルシー | 部材間接続アセンブリ |
CN109594684A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-04-09 | 南京林业大学 | 一种高压传动式黏滞阻尼墙 |
CN113279496A (zh) * | 2021-06-23 | 2021-08-20 | 昆明理工大学 | 一种装配式金属阻尼器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5404679B2 (ja) | 2014-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100595400C (zh) | 连肢剪力墙耗能连梁钢板阻尼器及其使用方法 | |
KR101263078B1 (ko) | 접합 철물 및 이것을 구비한 건축물 | |
US9080339B2 (en) | Structural connection mechanisms for providing discontinuous elastic behavior in structural framing systems | |
JP5404679B2 (ja) | せん断ダンパー | |
JP6136680B2 (ja) | 建築物用制振ダンパー及び建築物の制振構造 | |
JP2007239310A (ja) | 梁継手構造及び構造物 | |
CN105756214A (zh) | 预制装配式悬臂框架水平、竖向多维隔震耗能系统 | |
JP2007191987A (ja) | 対震ブレース | |
JP2005207111A (ja) | 制震橋脚 | |
CN108532447A (zh) | 可快速修复的柱墩结构及桥梁 | |
KR20200065414A (ko) | 접합 댐퍼구조물 및, 기둥부재와 보부재의 접합구조물 | |
WO2012003410A2 (en) | Spaced t primary member-to-primary member connection | |
TWI600819B (zh) | 鋼板阻尼器 | |
JP2010070989A (ja) | 耐震構造、耐震構造の設計方法、及び建物 | |
JP6265422B2 (ja) | 補強構造及び建物 | |
JP4947357B2 (ja) | 制震間柱 | |
JP4411444B2 (ja) | 構造物へのせん断パネル型ダンパー取付け構造 | |
JP5369626B2 (ja) | 複合制振架構 | |
JP4994009B2 (ja) | 鉄骨制振架構を有する建築物 | |
JP2012219500A (ja) | 制振耐力壁パネル | |
KR101353801B1 (ko) | 구조부재 완충장치 및 이를 이용하는 구조물 | |
JP5415093B2 (ja) | 制振構造 | |
JP7262518B2 (ja) | 間柱型鋼材ダンパー | |
JPH11172953A (ja) | 柔剛混合構造物 | |
JP7558005B2 (ja) | 制振パネル及び建物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130328 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130719 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131029 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5404679 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |