JP2012189158A - 回転軸のシール構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転軸周囲の筐体の内周側に環状に設けられた溝部と、溝部に環状に配置された複数の円弧状のセグメントと、各々のセグメントの内周側に設けられ、回転軸の外周面と接触するブラシとを有し、ブラシにより回転軸をシールする回転軸のシール構造において、皿ばね21とコイルばね14とを直列に接続してばね構造を構成すると共に、当該ばね構造を溝部の内周面3bと各々のセグメントの外周面との間に配置して、セグメントを回転軸側へ押し付けるようにした。
【選択図】図4
Description
回転軸周囲の筐体の内周側に環状に設けられた溝部と、
前記溝部に環状に配置された複数の円弧状のセグメントと、
各々の前記セグメントの内周側に設けられ、前記回転軸の外周面と接触するブラシとを有し、
前記ブラシにより前記回転軸をシールする回転軸のシール構造において、
皿ばねとコイルばねとを直列に接続してばね構造を構成すると共に、当該ばね構造を前記溝部の内周面と各々の前記セグメントの外周面との間に配置して、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにしたことを特徴とする。
上記第1の発明に記載の回転軸のシール構造において、
前記皿ばねを複数枚重ねることを特徴とする。
回転軸周囲の筐体の内周側に環状に設けられた溝部と、
前記溝部に環状に配置された複数の円弧状のセグメントと、
各前記セグメントの内周側に設けられ、前記回転軸の外周面と接触するブラシとを有し、
前記ブラシにより前記回転軸をシールする回転軸のシール構造において、
コの字断面の開口部分が前記溝部の内周面に接する環状の形状であり、前記開口部分が拡がるように弾性変形する環状部材を配置すると共に、当該環状部材の内周面と各々の前記セグメントの外周面との間にコイルばねを接続してばね構造を構成して、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにしたことを特徴とする。
上記第3の発明に記載の回転軸のシール構造において、
前記環状部材の両側面を、前記開口部分に向かって拡げた形状としたことを特徴とする。
上記第3又は第4の発明に記載の回転軸のシール構造において、
前記環状部材の前記開口部分が接する前記溝部の内周面を、前記環状部材の両側面が外側に向かって拡がるように傾斜させたことを特徴とする。
回転軸周囲の筐体の内周側に環状に設けられた溝部と、
前記溝部に環状に配置された複数の円弧状のセグメントと、
各前記セグメントの内周側に設けられ、前記回転軸の外周面と接触するブラシとを有し、
前記ブラシにより前記回転軸をシールする回転軸のシール構造において、
外周側から順に、コイルばね、中間ブロック及び他のコイルばねを直列に接続してばね構造を構成し、当該ばね構造を前記溝部の内周面と各々の前記セグメントの外周面との間に配置すると共に、起動前及び起動中は前記中間ブロックとの間に間隙を有し、運転中は熱膨張により前記中間ブロックと接触する接触部を前記溝部の両側面に設け、起動前及び起動中は、コイルばね及び他のコイルばねにより、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにし、運転中は、他のコイルばねにより、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにしたことを特徴とする。
図1(a)は、本実施例のシール構造を示す軸方向断面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線矢視断面図である。又、図2(a)は、図1に示したシール構造におけるばね特性のグラフであり、図2(b)は、図2(a)のF1におけるばね構造を示す概略図であり、図2(c)は、図2(a)のF2におけるばね構造を示す概略図である。又、図3は、本実施例のばね構造の変形例を示す概略図である。
図4は、本実施例のシール構造のばね構造を示す概略図である。又、図5は、図4に示したシール構造におけるばね特性のグラフである。又、図6は、本実施例のばね構造の変形例を示す概略図である。なお、ここでは、実施例1と同等の部材には同じ符号を付している。
図7は、本実施例のシール構造のばね構造を示す概略図である。又、図8は、図7に示したシール構造におけるばね特性のグラフである。又、図9は、本実施例のばね構造の変形例を示す概略図である。なお、ここでも、実施例1と同等の部材には同じ符号を付している。
図10(a)は、本実施例のシール構造を示す軸方向断面図であり、図10(b)は、図10(a)のB−B線矢視断面図である。又、図11は、本実施例のばね構造の変形例を示す軸方向断面図である。なお、ここでも、実施例1と同等の部材には同じ符号を付している。
6、7 突設部
10、30 シール構造
11、31 シールセグメント
13、15 環状部材
14、32、34 コイルばね
15 ブラシシール
21 皿ネジ
33 中間ブロック
Claims (6)
- 回転軸周囲の筐体の内周側に環状に設けられた溝部と、
前記溝部に環状に配置された複数の円弧状のセグメントと、
各々の前記セグメントの内周側に設けられ、前記回転軸の外周面と接触するブラシとを有し、
前記ブラシにより前記回転軸をシールする回転軸のシール構造において、
皿ばねとコイルばねとを直列に接続してばね構造を構成すると共に、当該ばね構造を前記溝部の内周面と各々の前記セグメントの外周面との間に配置して、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにしたことを特徴とする回転軸のシール構造。 - 請求項1に記載の回転軸のシール構造において、
前記皿ばねを複数枚重ねることを特徴とする回転軸のシール構造。 - 回転軸周囲の筐体の内周側に環状に設けられた溝部と、
前記溝部に環状に配置された複数の円弧状のセグメントと、
各前記セグメントの内周側に設けられ、前記回転軸の外周面と接触するブラシとを有し、
前記ブラシにより前記回転軸をシールする回転軸のシール構造において、
コの字断面の開口部分が前記溝部の内周面に接する環状の形状であり、前記開口部分が拡がるように弾性変形する環状部材を配置すると共に、当該環状部材の内周面と各々の前記セグメントの外周面との間にコイルばねを接続してばね構造を構成して、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにしたことを特徴とする回転軸のシール構造。 - 請求項3に記載の回転軸のシール構造において、
前記環状部材の両側面を、前記開口部分に向かって拡げた形状としたことを特徴とする回転軸のシール構造。 - 請求項3又は請求項4に記載の回転軸のシール構造において、
前記環状部材の前記開口部分が接する前記溝部の内周面を、前記環状部材の両側面が外側に向かって拡がるように傾斜させたことを特徴とする回転軸のシール構造。 - 回転軸周囲の筐体の内周側に環状に設けられた溝部と、
前記溝部に環状に配置された複数の円弧状のセグメントと、
各前記セグメントの内周側に設けられ、前記回転軸の外周面と接触するブラシとを有し、
前記ブラシにより前記回転軸をシールする回転軸のシール構造において、
外周側から順に、コイルばね、中間ブロック及び他のコイルばねを直列に接続してばね構造を構成し、当該ばね構造を前記溝部の内周面と各々の前記セグメントの外周面との間に配置すると共に、起動前及び起動中は前記中間ブロックとの間に間隙を有し、運転中は熱膨張により前記中間ブロックと接触する接触部を前記溝部の両側面に設け、起動前及び起動中は、コイルばね及び他のコイルばねにより、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにし、運転中は、他のコイルばねにより、前記セグメントを前記回転軸側へ押し付けるようにしたことを特徴とする回転軸のシール構造。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101475272B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2014-12-29 | 삼성중공업 주식회사 | 풍력 발전기의 실링 장치 |
JPWO2016121740A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2017-11-09 | イーグル工業株式会社 | ブラシシール |
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JP2010223224A (ja) * | 2009-03-20 | 2010-10-07 | General Electric Co <Ge> | 能動的かつ受動的引込み可能シール用のスプリング設計 |
-
2011
- 2011-03-11 JP JP2011053823A patent/JP5653801B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US10443735B2 (en) | 2015-01-29 | 2019-10-15 | Eagle Industry Co., Ltd. | Brush seal |
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