JP2003521657A - 付勢式のパッキンリングブラシシール組合せ - Google Patents

付勢式のパッキンリングブラシシール組合せ

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JP2003521657A
JP2003521657A JP2001556031A JP2001556031A JP2003521657A JP 2003521657 A JP2003521657 A JP 2003521657A JP 2001556031 A JP2001556031 A JP 2001556031A JP 2001556031 A JP2001556031 A JP 2001556031A JP 2003521657 A JP2003521657 A JP 2003521657A
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クローマー,ロバート・ハロルド
ディンク,オスマン・サイム
ウォルフ,クリストファー・エドワード
ターンキスト,ノーマン・アーノルド
レルズコ,ジョージ・アーネスト
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/44Free-space packings
    • F16J15/441Free-space packings with floating ring
    • F16J15/442Free-space packings with floating ring segmented

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、回転構成部品の周りでの大きなシールクリアランスの起動運転位置と小さなシールクリアランスの定常状態運転位置との間で移動するように積極的に付勢される組合せ式ラビリンス/ブラシシールパッキンリングセグメントに関する。 【解決手段】 円周方向に延びるシールセグメント(45)が回転構成部品(12)の周りに配置され、複数のラビリンスシール歯(36)及びブラシシール(37)を担持するシール面(34)を有する。セグメントは、起動時及び定常状態時の動作状態でのそれぞれロータに対する大きい及び小さいクリアランス位置の間で可動である。1つの形態では、ばね(31)によって、起動時にセグメントを半径方向外方に付勢し、定常状態の運転時に蒸気圧によってセグメントを小さいクリアランス位置に移動させる。別の実施形態では、ばねがセグメントを小さいクリアランス位置に移動するように付勢し、移動の範囲は、セグメントを固定構成部品に支持する調心リングの熱膨張によって決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば蒸気タービンなどの機械の回転及び固定構成部品の間のシー
ルに関し、具体的には、回転構成部品の周りでの大きなシールクリアランスの起
動運転位置と小さなシールクリアランスの定常状態運転位置との間で移動するよ
うに積極的に付勢される組合せ式ラビリンス/ブラシシールパッキンリングセグ
メントに関する。
【0002】
【従来の技術】
多くの機械において、回転及び固定構成部品間にはシールが設置される。例え
ば、蒸気タービンでは、複数の弓状シールリングセグメントを採用して回転及び
固定構成部品の周りに及びそれらの間にラビリンスシールを形成するのが慣例で
ある。通常、弓状シールリングセグメントは、機械の回転軸線の周りに同心とな
り、従って、回転構成部品のシール面に対して同心となるように設計されて、固
定構成部品の環状の溝内に配置される。各弓状シールセグメントは、回転構成部
品のシール面に対向する弓状シール面を備える。ラビリンス式シールでは、シー
ル面は、半径方向に向いた配列の軸方向に間隔を置いた歯を持ち、その歯は、回
転構成部品のシール面を形成する軸方向に間隔を置いた環状溝の配列から半径方
向に間隔を置いている。もしくは、回転構成部品は、シール面上の歯の配列に半
径方向に対向した滑らかな面を有る場合がある。いずれの場合にも、シール機能
は、シール面の歯と回転構成部品の対向する面によって構成されるラビリンス内
の比較的に狭いクリアランス内を作動媒体、例えば、蒸気が通過するときに乱流
を発生させることによって達成される。別の変形として、組合せ式ラビリンス/
ブラシシール構成を、セグメントのシール面の一部として使用することができる
。従って、一次シールはブラシシールによって達成され、ラビリンス歯は、ブラ
シシール異常の際におけるバックアップシールの役目をする。
【0003】 一般的な取付けでは、固定構成部品の環状溝はダブテール形状であり、互いに
向かって軸方向に向いた位置決めフランジを有し、その間にスロットを形成する
。固定構成部品は、半環状ダブテール溝がほぼ対応する形状の弓状シールリング
セグメントを受けるように長手方向で分割されている。更に詳しくは、弓状セグ
メントは類似のダブテール状状であり、ダブテール溝内に配置するために互いか
ら軸方向に離れる一対のフランジ、及びシール面とセグメントのフランジとを接
合し溝の位置決めフランジによって形成されるスロットを通り抜けるネックを有
する。ネックは、設置されたとき溝の半径方向内方に弓状シール面を担持する。
【0004】 この種のシールでは、回転構成部品と固定構成部品の間に物理的に接触するこ
となく狭い均一なクリアランスを保つ能力が、効果的なシールの形成に極めて重
要である。セグメントのシール面と回転構成部品の対向するシール面の間のこの
半径方向のクリアランスが大きすぎる場合、少ない乱流しか発生せずシール作用
が悪くなる。逆に、このクリアランスが狭すぎる場合、シール歯は回転要素に接
触して、その結果、歯がその外形と狭いクリアランスを失い、それ以後はより少
ない乱流しか発生せず、同様にシール作用が悪化する可能性がある。
【0005】 現行の可変クリアランスパッキンリングでは、高圧蒸気を用いて半径方向外方
に向かうばね力に打ち勝ち起動後にロータに向かって半径方向内方にパッキンリ
ングセグメントを移動させる場合が多い。即ち、起動時には、ばねにより半径方
向の最外端位置にパッキンリングセグメントを位置させて、セグメントのシール
面とロータとの間に大きいクリアランスを与え、ロータと固定構成部品の相対的
な動き、特に、起動時のロータの半径方向の偏倚運動に対応する。定常状態時に
は、蒸気圧がばね力に打ち勝ち、セグメントをロータに対する小さいクリアラン
ス位置に半径方向内方に移動させる。
【0006】 一般的な固定式又はばね押圧式パッキンリングセグメントと比較して、不均一
な摩擦力及び大きい漏れギャップの発生よるシールセグメントの不作動又は固着
の可能性を回避しようとして、固定及び回転構成部品間の別の形態の可変クリア
ランスパッキンリングシールが提案されており、これは、各種の要素の熱膨張特
性を利用して、起動時にパッキンリングセグメントシール面と回転構成部品間の
大きいシールクリアランスを可能にし、同時に定常状態運転時にそれらの間の小
さいクリアランスと最小限のセグメント間の漏れを確保している。(本出願と共
通の出願人の、1998年4月15日に出願された米国特許出願第09/060
,902号を参照されたい。)その出願において、シールホルダ、即ち通常はタ
ービンダイアフラム又はパッキンケーシングである固定構成部品より小さい熱膨
張係数を有するパッキンリングセグメントが提供されている。また、シールホル
ダより大きい熱膨張係数を有する調心リングが提供されている。一対の調心リン
グがシールセグメントのネックの軸方向両側に設けられ、固定構成部品、例えば
シールホルダに取り付けられ軸方向にダブテール空洞に突出している繰り返し湾
曲可能なドエルによって支持される。パッキンリングセグメントは、調心リング
によって支持され、各セグメントは、セグメントと固定構成部品と間で作用する
ばねによって半径方向内方に付勢される。パッキンリングセグメントは、調心リ
ングの両端の接触面と係合して、セグメントと回転構成部品のシール面の間に起
動時に大きいクリアランス位置を保つ。その位置でセグメント端部は密接する。
【0007】 調心リングは、シールホルダ、ロータ、及びパッキンリングセグメントより大
きい熱膨張係数を有する。起動後及び温度が上がるにつれて、調心リングは、パ
ッキンリングセグメントよりも大きく円周方向に熱膨張する。それ故に、調心リ
ング上でパッキンリングセグメントの支持点を形成する接触面は、円周方向に移
動し、パッキンリングセグメントが半径方向内方に移動することが可能になる。
機械が定常状態運転になると、パッキンリングセグメントは調心リングの均一な
直径の外面と係合して、その結果、回転構成部品に対するパッキンリングセグメ
ントシール面の同心性が確保されて、セグメントと回転構成部品のシール面の間
に小さい均一のクリアランスができてシールセグメント間の端部間隙が開く。そ
の結果、起動時と定常状態時の運転中にラビリンス歯外形寸法を保持しバアイス
漏れが最小となる均一のクリアランスシールができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 本発明によれば、回転構成部品の周りでの大きいシールクリアランスの起動時
の運転位置と小さいシールクリアランスの定常状態時の運転位置の間で移動する
ように積極的に付勢される組合せ式ラビリンス/ブラシシールパッキンリングセ
グメントが提供される。例えば、特記する正圧パッキンリングセグメント及び熱
作動式パッキンリングセグメントのような、大きいクリアランスの起動時の運転
位置と小さいクリアランスの運転位置の間でパッキンリングセグメントを移動さ
せるために、いかなる形態の付勢も本発明のパッキンリングセグメントに適用す
ることができる。本発明の積極的に付勢されるパッキンリングセグメントにおい
てラビリンスシールと組み合わせてブラシシールを採用すると、起動時に摩擦や
振動の問題を回避するために、また、シールに沿って冷却流をもたらすために起
動時に大きいクリアランスシールを提供する利点が、パッキンリングセグメント
における一次シールとしてのブラシシールの利点と組合わされる。起動時のブラ
シシールは、ロータから間隔を置いており、従って、接触によるロータ振動及び
このような接触による発熱の原因にはならない。定常状態の運転状態では、ブラ
シシールは、ロータから僅かに間隔を置くか、ロータに接触しており、固定及び
回転構成部品間の効果的な一次シールをもたらす。蒸気タービンには、既に中間
及び終端パッキン位置にブラシシールを装備されているが、出願人の知る限りで
は、付勢式可動パッキンリングセグメントにおけるラビリンスシールとブラシシ
ールの組合せはこれまで行われていなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による好ましい実施形態では、軸線の周りに回転自在の構成部品と、少
なくとも1つの軸方向に延びる位置決めフックを有する軸線の周りの固定構成部
品とを有する蒸気タービンにおける、可動式パッキンリング組立体であって、軸
線の周りに配置され、回転構成部品に対向する弓状シール面を有し、面の半径方
向内方にその先端を有するブラシシールを担持し、その各々が軸方向に延びる第
1の弓状フランジを有する、複数のパッキンリングセグメントと、位置決めフッ
クとフランジとの間に配置され、半径方向外側方向に移動するように各セグメン
トを付勢し、ブラシの先端を回転構成部品から間隔を置いた第1の位置に位置さ
せるばねと、固定構成部品とセグメントとの間に位置し、ばねの付勢力に抗して
セグメントを半径方向内方に移動させ、ブリストルの先端をその第1の位置より
半径方向内方に位置させるためのチャンバと、を含む組立体が提供される。
【0010】 本発明による別の好ましい実施形態では、軸線の周りに回転自在の構成部品と
、軸線の周りの固定構成部品、及び軸線の周りの固定構成部品によって担持され
たサポートを有する機械での使用における、可変クリアランスパッキンリングで
あって、軸線の周りに配置され、回転構成部品に対向する弓状シール面と、軸方
向に延びる少なくとも第1の弓状フランジと、回転構成部品に向かって弓状シー
ル面から延び、その少なくとも1つの側面にプレートを有するブラシシールとを
有するパッキンリングセグメントと、サポートの1つによって係合可能であり、
それに沿う第1の位置で第1のフランジと係合し、セグメントシール面及びブラ
シシールを回転構成部品に対する第1のクラアランス位置に保つ要素と、を含み
、要素は、セグメントの熱膨張係数より大きい熱膨張係数を有し、要素は、セグ
メントと要素との相対熱膨張に対応してそれに沿う第2の位置で第1のフランジ
と係合して、セグメントが要素に対して半径方向内方に移動し、シール面及びブ
ラシシールを第1のクリアランス位置より半径方向内方の回転構成部品に対する
第2のクリアランス位置に位置させることができるパッキンリングが提供される
【0011】 本発明による更に別の好ましい実施形態では、軸線の周りに回転自在の構成部
品と、軸線の周りの固定構成部品、及び軸線の周りの固定構成部品によって担持
されたサポートを有する機械での使用における、可変クリアランスパッキンリン
グであって、軸線の周りに配置され、回転構成部品に対向する弓状シール面と、
回転構成部品に向かって弓状シール面から延びるブラシシールとを有するパッキ
ンリングセグメントと、サポートによって係合可能であり、それに沿う第1の位
置でセグメントと係合し、セグメントシール面及びブラシシールを回転構成部品
に対する第1のクラアランス位置に保つ要素と、を含み、要素は、セグメントの
熱膨張係数より大きい熱膨張係数を有し、要素は、セグメントと要素との相対熱
膨張に対応してそれに沿う第2の位置でセグメントと係合して、セグメントが要
素に対して半径方向内方に移動し、シール面を第1のクリアランス位置より半径
方向内方の回転構成部品に対する第2のクリアランス位置に位置させることがで
きるパッキンリングが提供される。
【0012】 従って、本発明の主たる目的は、タービンにおいて、起動時と定常状態時のそ
れぞれ大きいクリアランス位置と小さいクリアランス位置の間で移動するように
積極的に付勢される新規かつ改良された組合せ式ラビリンスシール/ブラシシー
ルパッキンリングセグメントを提供することである。
【0013】
【発明の実施の形態】
さて図1の従来技術は、全体を10で示す蒸気タービンの一部を示しており、
蒸気タービン10は、タービンハウジング14内に配置されたタービンシャフト
12を有し、このシャフト12は、図示しないがハウジング14内に通常の手段
によって回転可能に支持されている。多段ラビリンスシール16は、タービンシ
ャフト12の周りに配置された複数のシールリング18、20及び22を備え、
シールリングによって高圧及び低圧領域28及び30にそれぞれ分離される。各
シールリングは、複数の弓状シールセグメント32の環状配列で形成される。一
般に、この従来のラビリンスシール16は、高圧領域28から低圧領域30へ至
る蒸気の流れに対する比較的に多数の部分バリアを設置することによって機能す
る。各バリアによって、タービンシャフト12の軸線に平行に流れようとする蒸
気は、強制的に曲がりくねった経路を辿るようにされ、これによって圧力降下が
生じる。ラビリンスシール16内の圧力降下の総和は、定義上、高圧及び低圧領
域28及び30間の圧力差である。
【0014】 さらに図1によれば、各弓状シールリングセグメント32は、シール面34と
半径方向に突出する歯36を有し、各シール面34は、互いに離れるように軸方
向に延びる一対のフランジ38によって形成される。シールリングセグメント3
2の半径方向外側部分は、互いに離れるように軸方向反対方向にセグメント32
から同様に延びる第1の弓状の位置決めフランジ又はフック40を備える。ター
ビンハウジング14は、その間にスロット46を形成して互いに向かって軸方向
に延びる一対の位置決めフランジ44によって半径方向最内端部に沿って形成さ
れたほぼダブテール状状の環状溝42を備える。軸方向に縮小したネック45(
図2)は、位置決めフランジ40とシールフランジ38との間に、フランジ44
間のスロット46内に延びる。
【0015】 図2と図3によれば、また本発明の1つの様態では、図1に示すパッキンリン
グセグメント32と全体的な構成が似ている組合わせ式ラビリンス/ブラシシー
ル押圧パッキンリングセグメントが設けられる。即ち、図2及び図3の各パッキ
ンリングセグメントは、シール面34、互いに軸方向に間隔を置いた半径方向に
突出したテーパ付きラビリンス歯36、軸方向反対方向に延びる一対のフランジ
38、互いに離れるように軸方向反対方向に延びる弓状の位置決めフランジ又は
フック40、及び位置決めフランジ40とシールフランジ38との間のネック4
5を備える。同様に、タービンハウジングの固定構成部品は、その間にスロット
46を形成する互いに向かって軸方向に延びる一対の位置決めフランジ44を有
するダブテール状状の環状溝42を備える。しかしながら、この形態では、シー
ルリングセグメントは、起動時のロータ16との大きいクリアランス位置とター
ビンの定常状態運転時の小さいクリアランス位置の間で可動な押圧パッキンリン
グセグメントを構成する。これを達成するために、1つ又はそれ以上の一対のば
ね31が、固定構成部品の位置決めフランジ44とシールリングセグメントの位
置決めフック40との間に配置され、シールリングセグメントを半径方向外方大
きいクリアランス位置に付勢する。この結果、ラビリンス歯36は起動時にロー
タから間隔を置いた状態に保たれる。更に、環状溝42とセグメント32の半径
方向最外端面とによって形成されるチャンバ33は、例えば、固定構成部品内の
経路35を経由して高圧流体を受け入れることができる。上流側の高圧流体をチ
ャンバ33に連通する、シールセグメント自体の上流側つまり高圧側に沿って溝
を形成することを含む多くの異なる方法で、高圧流体をチャンバに供給すること
ができることが分かるであろう。チャンバ33を加圧することによって、流体圧
力がばね31の付勢力に打ち勝ち、ロータに向かって半径方向内方にシールセグ
メントを移動させて小さいクリアランスの定常状態の運転状態を確立する。
【0016】 更に、本発明では、シールセグメントは、全体を37で示すブラシシールを有
する。ブラシシール37は、一対のプレート41及び43の間に配置された複数
の金属ブリストル53を備える。ブラシシール37は、シールセグメントのシー
ル面34に設けられた溝47内に配置される。プレート43の1つは、セグメン
トの相補形の窪み51内に受け入れられるフック49を有し、セグメント内にブ
ラシシールを保持する。半径方向最外端におけるブリストル53は、互いに、又
、プレートに溶接されることができることが分かるであろう。ブリストル53は
、プレート41及び43の半径方向最内端縁から突出し、ラビリンス歯36と共
に組合せ式ラビリンス/ブラシシールシールセグメントを確立する先端部39を
有する。
【0017】 起動時の状態では、シールセグメントは、板ばね31の付勢力により大きいク
リアランスの半径方向外側位置に配置され、ラビリンス歯とブラシシールの先端
39はロータ16から間隔を置いている。この結果、起動時には、シールとロー
タとの間には摩擦接触はなく、これによって振動、並びにシール内の熱の蓄積の
解消が容易になる。定常状態の運転では、導管35を介してチャンバ33に供給
される流体圧力はばね31の付勢力に打ち勝ち、シールセグメントが半径方向内
方に移動して小さいクリアランス位置になる。その位置で、ブラシシールによっ
てロータとの一次のシールが形成される。小さいクリアランス位置にあるブラシ
シールは、ロータから間隔を置くことができ、クリアランス、即ち、ロータと摩
擦のない接触のない関係をもたらすか、又は、ブラシシールの先端部は、ロータ
と接触して摩擦接触をもたらすことができることが分かるであろう。ブラシシー
ル37は、従来型のブラシシールを備えることができるが、ロータの回転方向の
ある傾斜角で延びるブリストルを有することが好ましい。
【0018】 次ぎに図4から図6に示す本発明の実施形態によれば、積極的に付勢されるシ
ールセグメントにおける組合せ式ラビリンス/ブラシシールを有する類似のシー
ルセグメントが設けられる。従って、セグメントは、先の実施形態と同様に、プ
レート41及び43の間である傾斜角で延びるブリストル53を有するブラシシ
ール37を備え、ブラシシール37は、相補形の窪み51内の横方向の突起部4
9によってブラシシールセグメントの溝に保持される。しかしながら、この形態
では、シールセグメントは、ばね55によって小さいクリアランス位置に付勢さ
れる温度対応調心リング50によって大きいクリアランス位置に保たれる。
【0019】 更に詳しくは、複数のパッキンリングセグメントサポート48が、それぞれ、
セグメント32の位置決めフランジ38及び44とハウジング50との間の空洞
42に配置される。サポートは、空洞42に沿って円周方向に間隔を置いた位置
にドエル48を含むことができる。調心リング又は要素50が、シールホルダの
ドエルと位置決めフランジ38との間の空洞42内でネックの各々の軸方向側面
上に設置される。調心リング50は、パッキンリングセグメントの円周方向の広
がりに匹敵する円周方向の広がり及び均一な直径の半径方向外面52を有する。
位置決めフランジ又はフック40の下面57はまた、面52と噛み合うための均
一な直径の半径方向内面を有することが分かるであろう。
【0020】 図示するように、各調心リング50の両端部は、傾斜接触面56を有する半径
方向外側の突起部54を有する。傾斜接触面56は、直線状、凸状弓形とするこ
とができ、あるいは、接触面積又は点を備えることができる。各位置決めフラン
ジ38の相対する端部の各々は、ロータに対するシールセグメントの大きいクリ
アランス位置で接触面56と係合する接触面58を有する。その相対する端部に
おける調心リング50の半径方向最内端面は、窪み面62に沿って調心リング5
0がドエル48に載るように差し込まれるか、又は、窪みが設けられている。調
心リング50はまた、調心リングがセグメントに対して円周方向へ移動するのを
防止するためにドエルと係合する傾斜面64を有する。ばね55が半径方向内方
にパッキンリングセグメントを付勢している状態で、位置決めフランジ38上の
接触面58は調心リング50上の接触面56と係合することが分かるであろう。
次ぎに、調心リングは、ドエル48と窪み面62の間の係合によって支持される
。その配置では、又、各種の機械要素が低温の状態つまり、起動時においては、
ロータ12の周りの各パッキンリングセグメントは、ロータ12に対して大きい
クリアランス位置で保たれる。位置決めフランジ40の半径方向内面27と調心
リング50の外面52との間の半径方向の間隙(図4A)に注意されたい。
【0021】 調心リング50は、シールリングセグメント、シールホルダ即ちハウジング1
4及びロータ12の熱膨張係数より大きい熱膨張係数を有する材料で形成される
。従って、隣接する要素の熱膨張係数より高い熱膨張係数を有する材料であれば
、機械の運転に及び機械の温度で必要とされる膨張と一致する調心リングの材料
として使用することができる。特定の例として、パッキンリングセグメントは、
409ステンレス鋼又はインバール(ニッケル鉄合金)で形成することができ、
一方、調心リングは304ステンレス鋼で形成することができる。又、図3Aに
示すように、その大きいクリアランス位置における隣接する端部のパッキンリン
グセグメントは、それらの間に実質的な間隙ができる。
【0022】 起動後、及び、作動流体の温度が上がるにつれて、様々な要素は、互いに対し
て寸法的な反応の仕方が異なるので、パッキンリングセグメントは大きいクリア
ランス位置から小さいクリアランス位置に移動することができ、パッキンシール
リングセグメントの隣接する端部間の間隙を僅かに増大させる。そのことを達成
するために、各部が作動流体によって加熱されると、調心リング50は円周方向
に拡大、即ち、パッキンリングセグメントの円周方向の膨張よりも大きく円周方
向に熱膨張する。調心リングが円周方向に膨張すると、調心リングの端部の接触
面56が接触面58から離れるように円周方向に移動して、ばね55は面52及
び57が互いに係合するように、組合せ式ラビリンス/ブラシシールを含むパッ
キンリングセグメントを半径方向内方に移動させることができる。各調心リング
の半径方向の位置は、熱膨張中、即ち、冷間起動時及び定常状態の運転状態時に
同一であることに注意されたい。セグメントが半径方向内方に移動すると、セグ
メントのシール面及びブラシシール先端部は、回転構成部品により接近し図4B
に示す小さいクリアランス位置に移動する。同時に、シールリングセグメント間
の端部の間隙が所望の運転クリアランスにむかって僅かに広がる。面52と位置
決めフランジ40の下面57は互いに同心であるので、ロータの周りの同心の均
一な小さいクリアランスが得られる。
【0023】 本発明を現在最も実用的で好ましい実施形態と考えられるものに関連して説明
したが、本発明は開示された実施形態に限定されるべきではなく、それどころか
、添付の特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内に含まれる様々な変更及び
同等の配置を保護することを意図することを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術による固定及び回転構成部品間の複数のパッキンリング
シールセグメントを示す部分断面図。
【図2】 回転構成部品に対するそれぞれ大きいクリアランス位置と小さい
クリアランス位置における本発明による組合せ式ラビリンス/ブラシシール押圧
パッキンリングセグメントの断面図。
【図3】 それぞれ大きいクリアランス位置と小さいクリアランス位置にお
ける部分軸断面図。
【図4A】 大きいクリアランス位置における本発明による組合せ式ラビリ
ンス/ブラシシールパッキンリングセグメントの別の実施形態を示す部分軸断面
図。
【図4B】 小さいクリアランス位置における組合せ式ラビリンス/ブラシ
シールパッキンリングシールセグメントを示す図4Aに類似する図。
【図5A】 大きいクリアランス位置における図4Aのパッキンリングセグ
メントの端面とそのサポートを示す拡大部分断面図。
【図5B】 小さいクリアランス位置における図4Bのパッキンリングセグ
メントの端面とそのサポートを示す拡大部分断面図。
【図6A】 図5Aにおけるほぼ線6A−6Aについての部分断面図。
【図6B】 図5Bにおけるほぼ線6B−6Bについての部分断面図。
【符号の説明】 16 ラビリンスシール 31 ばね 33 チャンバ 34 シール面 35 経路 36 ラビリンス歯 37 ブラシシール 38 フランジ 40 位置決めフランジ 42 環状溝 44 位置決めフランジ 45 シールセグメント 46 スロット 47 溝 53 ブリストル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルフ,クリストファー・エドワード アメリカ合衆国、12309、ニューヨーク州、 ニスカユナ、マイロン・ストリート、1455 番 (72)発明者 ターンキスト,ノーマン・アーノルド アメリカ合衆国、12160、ニューヨーク州、 スローンスビル、コルビン・ヒル・ロー ド、146エー番 (72)発明者 レルズコ,ジョージ・アーネスト アメリカ合衆国、12303、ニューヨーク州、 スケネクタデイ、リディアス・ストリー ト、3560番 Fターム(参考) 3G002 HA07 HA10 HA12 HA14 3J043 AA17 BA07 CA05 CA06 CB22 DA01 DA05 HA04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線の周りに回転自在の構成部品と、少なくとも1つの軸方
    向に延びる位置決めフックを有する前記軸線の周りの固定構成部品とを有する蒸
    気タービンにおける、可動式パッキンリング組立体であって、 前記軸線の周りに配置され、前記回転構成部品に対向する弓状シール面を有し
    、該面の半径方向内方にその先端を有するブラシシールを担持し、その各々が軸
    方向に延びる第1の弓状フランジを有する、複数のパッキンリングセグメントと
    、 前記位置決めフックと前記フランジとの間に配置され、半径方向外側方向に移
    動するように各セグメントを付勢し、前記ブラシの先端を前記回転構成部品から
    間隔を置いた第1の位置に位置させるばねと、前記固定構成部品と前記セグメン
    トとの間に位置し、前記ばねの付勢力に抗して前記セグメントを半径方向内方に
    移動させ、ブリストルの先端をその前記第1の位置より半径方向内方に位置させ
    るためのチャンバと、 を含むことを特徴とする組立体。
  2. 【請求項2】 前記シール面は、前記ブラシシールと共に前記回転構成部品
    に対する組合せ式ラビリンス/ブラシシールを形成する少なくとも1つのラビリ
    ンスシール歯を備えることを特徴とする請求項1に記載の組立体。
  3. 【請求項3】 前記ブラシシールは、前記回転構成部品の半径に対してある
    傾斜角で延びる各セグメントによって担持された複数のブリストルと、前記ブリ
    ストルの1つの軸方向側面に各セグメントによって担持されたプレートとを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の組立体。
  4. 【請求項4】 前記固定構成部品は一対の軸方向に延びる位置決めフックを
    有し、各前記セグメントは、それぞれ相対する軸方向に延び、また前記フックと
    半径方向に整合して延びる一対の弓状フランジと、整合するフックとフランジと
    の各対の間に配置され、前記セグメントを半径方向外方に移動するように付勢す
    るばねとを有することを特徴とする請求項1に記載の組立体。
  5. 【請求項5】 軸線の周りに回転自在の構成部品と、前記軸線の周りの固定
    構成部品、及び前記軸線の周りの前記固定構成部品によって担持されたサポート
    を有する機械での使用における、可変クリアランスパッキンリングであって、 前記軸線の周りに配置され、前記回転構成部品に対向する弓状シール面と、軸
    方向に延びる少なくとも第1の弓状フランジと、前記回転構成部品に向かって前
    記弓状シール面から延び、その少なくとも1つの側面にプレートを有するブラシ
    シールとを有するパッキンリングセグメントと、 前記サポートの1つによって係合可能であり、それに沿う第1の位置で前記第
    1のフランジと係合し、前記セグメントシール面及びブラシシールを前記回転構
    成部品に対する第1のクラアランス位置に保つ要素と、を含み、 前記要素は、前記セグメントの熱膨張係数より大きい熱膨張係数を有し、前記
    要素は、前記セグメントと前記要素との相対熱膨張に対応してそれに沿う第2の
    位置で前記第1のフランジと係合して、前記セグメントが前記要素に対して半径
    方向内方に移動し、前記シール面及び前記ブラシシールを前記第1のクリアラン
    ス位置より半径方向内方の前記回転構成部品に対する第2のクリアランス位置に
    位置させることができる、 ことを特徴とするパッキンリング。
  6. 【請求項6】 前記要素は、前記回転構成部品に対する前記第1のクリアラ
    ンス位置における前記フランジの全体として半径方向に向いている面と前記第1
    の位置で係合する全体として半径方向外方に突出する面を有し、前記要素の前記
    全体として半径方向外方に突出する面は、前記セグメントに対する前記要素の熱
    膨張に対応して前記フランジの前記面から外れることを特徴とする請求項5に記
    載のパッキンリング。
  7. 【請求項7】 前記要素は、弓状であり、前記セグメントの前記第2のクリ
    アランス位置で前記1つのフランジと係合し、前記セグメントを前記軸線の周り
    に同心に保つための少なくとも1つの円周方向に延びる面を有することを特徴と
    する請求項5に記載のパッキンリング。
  8. 【請求項8】 前記1つのフランジは円周方向に延びる面を有し、該円周方
    向に延びる面は、前記回転構成部品に対する前記セグメントの第2のクリアラン
    ス位置で互いに係合することを特徴とする請求項7に記載のパッキンリング。
  9. 【請求項9】 前記要素は、前記回転構成部品に対する前記第1のクリアラ
    ンス位置における前記フランジの全体として半径方向に向いている面と前記第1
    の位置で係合する全体として半径方向外方に突出する面を有し、前記要素の前記
    全体として半径方向外方に突出する面は、前記セグメントに対する前記要素の熱
    膨張に対応して前記フランジの前記面から外れ、前記要素は、弓状であり、前記
    セグメントの前記第2のクリアランス位置で前記1つのフランジと係合し、前記
    セグメントを前記軸線の周りに同心に保つための少なくとも1つの円周方向に延
    びる面を有することを特徴とする請求項5に記載のパッキンリング。
  10. 【請求項10】 前記セグメントは、前記第1のフランジと反対側で軸方向
    に延びる第2の弓状フランジと、前記第1及び第2のフランジと前記シール面の
    と間のネック部とを有し、前記サポートの別のサポートによって担持された第2
    の要素が、それに沿う第1の位置で前記第2のフランジと係合し、前記セグメン
    トシール面を前記回転構成部品に対する前記第1のクリアランス位置に保ち、前
    記第2の要素は、前記セグメントの熱膨張係数より大きい熱膨張係数を有し、前
    記第2の要素は、前記セグメントと前記第2の要素との相対熱膨張に対応してそ
    れに沿う第2の位置で前記第2のフランジと係合して、前記セグメントが前記第
    2の要素に対して半径方向内方に移動できることを特徴とする請求項5に記載の
    パッキンリング。
  11. 【請求項11】 前記固定構成部品との組合せであって、前記固定構成部品
    は、前記セグメントを受け入れるスロットと、前記第1の弓状フランジと前記シ
    ール面との間の前記スロット内に軸方向に突出する第1の対の前記サポートとを
    有し、前記要素はその相対する端部に隣接して前記サポートによって担持され、
    前記要素によって担持される当接部材は、前記サポートと係合可能であり、前記
    要素の円周方向の移動を防止することを特徴とする請求項5に記載のパッキンリ
    ング。
  12. 【請求項12】 前記固定構成部品は、前記セグメントを受け入れるほぼダ
    ブテール状のスロットを有し、前記セグメントは、前記第1のフランジと反対側
    で軸方向に延びる第2の弓状フランジと、前記第1及び第2のフランジと前記シ
    ール面との間のネック部とを有し、第2の対のサポートによって担持された第2
    の要素が、それに沿う第1の位置で前記第2のフランジと係合し、前記セグメン
    トシール面を前記回転構成部品に対する前記第1のクリアランス位置に保ち、前
    記第2の要素は、前記セグメントの熱膨張係数より大きい熱膨張係数を有し、前
    記第2の要素は、前記セグメントと前記第2の要素との相対熱膨張に対応してそ
    れに沿う第2の位置で前記第2のフランジと係合して、前記セグメントが前記第
    2の要素に対して半径方向内方に移動でき、前記第1及び第2の対のサポートは
    、前記第1及び第2の弓状フランジと前記シール面との間の前記スロット内に軸
    方向に突出し、前記第1及び第2の要素は、該要素の相対する端部に隣接してそ
    れぞれ、前記第1及び第2の対のサポートによって担持され、当接部材は、前記
    サポートと係合可能であり、前記要素の円周方向の移動を防止することを特徴と
    する請求項11に記載の組合せ。
  13. 【請求項13】 前記固定構成部品と前記セグメントと間で、前記セグメン
    トを半径方向内側方向に移動するように付勢するように協働可能なばねを含むこ
    とを特徴とする請求項12に記載の組合せ。
  14. 【請求項14】 軸線の周りに回転自在の構成部品と、前記軸線の周りの固
    定構成部品、及び前記軸線の周りの前記固定構成部品によって担持されたサポー
    トを有する機械での使用における、可変クリアランスパッキンリングであって、 前記軸線の周りに配置され、前記回転構成部品に対向する弓状シール面と、前
    記回転構成部品に向かって前記弓状シール面から延びるブラシシールとを有する
    パッキンリングセグメントと、 前記サポートによって係合可能であり、それに沿う第1の位置で前記セグメン
    トと係合し、前記セグメントシール面及び前記ブラシシールを前記回転構成部品
    に対する第1のクラアランス位置に保つ要素と、を含み、 前記要素は、前記セグメントの熱膨張係数より大きい熱膨張係数を有し、前記
    要素は、前記セグメントと前記要素との相対熱膨張に対応してそれに沿う第2の
    位置で前記セグメントと係合して、前記セグメントが前記要素に対して半径方向
    内方に移動し、前記シール面を前記第1のクリアランス位置より半径方向内方の
    前記回転構成部品に対する第2のクリアランス位置に位置させることができる、
    ことを特徴とするパッキンリング。
  15. 【請求項15】 前記要素は弓状であり、その前記第2のクリアランス位置
    で前記セグメントと係合し、前記セグメントを前記軸線の周りに同心に保つため
    の少なくとも1つの円周方向に延びる面を有することを特徴とする請求項14に
    記載のパッキンリング。
  16. 【請求項16】 前記セグメントは円周方向に延びる面を有し、該円周方向
    に延びる面は、前記回転構成部品に対する前記セグメントの前記第2のクリアラ
    ンス位置で互いに係合することを特徴とする請求項15に記載のパッキンリング
  17. 【請求項17】 前記固定構成部品との組合せであって、前記固定構成部品
    は、前記セグメントを受け入れるスロットと、前記セグメントと係合するように
    前記スロット内に軸方向に突出する第1の前記サポートとを有し、前記要素は前
    記サポートによって担持され、前記要素によって担持される当接部材は、前記サ
    ポートと係合可能であり、前記要素の円周方向の移動を防止することを特徴とす
    る請求項5に記載のパッキンリング。
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