JP2015140861A - 密封装置 - Google Patents

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Kenichi Agui
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Abstract

【課題】金属バネ対比で長期間に亙ってシール性を発揮し、吹き抜け漏れを抑制し、しかもゴム材料に特有な熱劣化や膨潤などの不具合が発生するのを抑制する密封装置を提供する。
【解決手段】樹脂製の摺動リングおよびゴム状弾性体製の負荷リングの組み合わせよりなる。摺動リングは、装着溝の底面側に配置される第1筒部と、第2筒部と、径方向部とを一体に備える形状とされる。径方向部の低圧側であって両筒部および径方向部に囲まれる空間内に負荷リングが装着される。装着溝の底面に密接する第1シールリップが第1筒部の周面に設けられるとともに他方の部材の対向面に摺動自在に密接する第2シールリップが第2筒部の周面に設けられる。第1筒部の径方向幅、第2筒部の径方向幅および負荷リングの径方向幅の和が装着溝の底面および他方の部材の対向面間の径方向幅より大きく設定されることにより密封装置に径方向のつぶし代が設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、シール技術に係る密封装置に関する。本発明の密封装置は例えば、一般産業機械における油圧シリンダにおいて圧油(高圧)をシールするために用いられる。
従来から密封装置の一種として、ゴム状弾性体製の摺動リング(ゴムリング)の単体よりなるものが知られているが、この摺動リングを油圧シリンダやコンプレッサ等で160〜170℃程度の高温に対する耐熱性および耐冷媒性・耐油性が求められる用途に用いた場合には、摺動リングに熱劣化や膨潤などの不具合が発生する。したがって摺動リングによるシール性が低下し、密封対象の漏れが発生する。
尚、摺動リングのゴム材料としてFKM(フッ素ゴム)を用いる場合にはその特性上耐熱性を確保することができるが、FKMには耐冷媒性について難点がある。
上記問題を解消するため摺動リングの材質を耐熱性および耐冷媒性・耐薬品性に優れるPTFE(四フッ化エチレン樹脂)等の樹脂製とし、図6に示すようにこの樹脂製の摺動リング101に金属バネ102を組み込むことにより、しめ代を発生させる密封装置が採用されている。摺動リング101はシールリップ103を有し、シールリップ103は金属バネ102によるバネ力で接触の相手面に押し付けられる。金属バネ102はこれ自身、耐熱性および耐冷媒性・耐油性に優れるものであって、またこれ自身で、しめ代を維持する拡張力を発揮する。
しかしながら金属バネ102は初期拡張力が小さいため、拡張力の維持に劣るものである。したがって樹脂製の摺動リング101および金属バネ102の組み合わせよりなる密封装置について使用後品の残留しめ代を測定してみると、しめ代は殆んど残されていない。したがって金属バネ102を組み込んだことによる効果(しめ代維持効果)は比較的短期間で消失してしまい、これに伴ってシール性が比較的短期間で低下する。したがってこの図6の密封装置には、長期間に亙ってシール性を発揮することができない問題がある。
また、金属バネ102は初期拡張力が小さいため、拡張力が低下する以前であっても、機器の断続運転に際しての再始動時に樹脂材料の熱膨張(収縮)でバネ力が負けてしまうことがある。この場合シールリップ103の先端とこれが接触する相手面との間に隙間が発生し、この隙間から密封対象が漏洩する吹き抜け漏れが発生する問題がある。
特開2011−69383号公報
本発明は以上の点に鑑みて、金属バネ対比で長期間に亙ってシール性を発揮することができ、吹き抜け漏れを抑制することができ、しかもゴム材料に特有な熱劣化や膨潤などの不具合が発生するのを抑制することもできる密封装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による密封装置は、互いに対向して相対に移動する二部材のうちの一方の部材の対向面に設けた装着溝に装着されるとともに他方の部材の対向面に摺動自在に密接することにより前記二部材の対向面間で高圧側の密封対象が低圧側へ漏洩するのを抑制する密封装置であって、樹脂製の摺動リングおよびゴム状弾性体製の負荷リングの組み合わせよりなり、前記摺動リングは、前記装着溝の底面側に配置される第1筒部と、前記装着溝の開口側に配置される第2筒部と、前記第1筒部の高圧側端部および前記第2筒部の高圧側端部を連結した径方向部とを一体に備える形状とされ、前記径方向部の低圧側であって前記第1筒部、前記第2筒部および前記径方向部に囲まれる空間内に前記負荷リングが装着され、前記装着溝の底面に密接する第1シールリップが前記第1筒部の周面に設けられるとともに前記他方の部材の対向面に摺動自在に密接する第2シールリップが前記第2筒部の周面に設けられ、前記第1筒部の径方向幅、前記第2筒部の径方向幅および前記負荷リングの径方向幅の和が前記装着溝の底面および前記他方の部材の対向面間の径方向幅より大きく設定されることにより当該密封装置に径方向のつぶし代が設定されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2による密封装置は、上記した請求項1記載の密封装置において、前記負荷リングはOリングよりなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3による密封装置は、上記した請求項1または2記載の密封装置において、前記第1シールリップはそのリップ先端が前記第1筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置され、前記第2シールリップはこれもそのリップ先端が前記第2筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置されていることを特徴とする。
更にまた、本発明の請求項4による密封装置は、上記した請求項1、2または3記載の密封装置において、前記摺動リングにおける前記第1筒部、前記第2筒部および前記径方向部に囲まれる空間の開口部に栓部材が装着されていることを特徴とする。
上記構成を備える本発明の密封装置においては、樹脂製の摺動リングおよびゴム状弾性体製の負荷リングが組み合わされ、摺動リングが、装着溝の底面側に配置される第1筒部と、装着溝の開口側に配置される第2筒部と、両筒部を連結した径方向部とを一体に備える形状とされ、摺動リングの内部空間内に負荷リングが装着され、装着溝の底面に密接する第1シールリップが第1筒部の周面に設けられるとともに他方の部材の対向面に摺動自在に密接する第2シールリップが第2筒部の周面に設けられ、第1筒部の径方向幅、第2筒部の径方向幅および負荷リングの径方向幅の和が装着溝の底面および他方の部材の対向面間の径方向幅より大きく設定されることにより径方向のつぶし代が設定されているため、この径方向のつぶし代によりしめ代が発生し、すなわちシールリップが接触の相手面(装着溝の底面、他方の部材の対向面)に押し付けられる。そして、ゴム材料のつぶし代により発生する反発力は、金属バネのバネ力により発生する反発力と比較して時間が経過しても消失しにくいものである。したがって本発明によれば、金属バネ対比で比較的長期間に亙って安定したシール性を発揮することが可能とされ、例えばシールリップにヘタリ・摩耗や偏芯などが発生してもしめ代が確保されシール性を維持することが可能とされる。
また、金属バネは初期拡張力が比較的小さいところ、ゴム状弾性体製の負荷リングによれば初期拡張力を比較的大きく設定することができる。したがって機器の断続運転に際しての再始動時に樹脂材料の熱膨張(収縮)が生じてもシールリップの先端とこれが接触する相手面との間に隙間が発生しにくい。したがってこの隙間から密封対象が漏洩する吹き抜け漏れが発生するのを抑制することが可能とされる。
また、上記構成を備える本発明の密封装置においては、摺動リングが第1筒部の高圧側端部と第2筒部の高圧側端部とを径方向部で連結した形状とされ、径方向部の低圧側であって第1筒部、第2筒部および径方向部に囲まれる空間内に負荷リングが装着されているため、負荷リングはその三方(外周側、内周側および軸方向一方の高圧側)を摺動リングで包囲されることにより高圧側の密封対象に直接接触しにくいものとされている。したがって負荷リングがゴム状弾性体製であっても、この負荷リングに熱劣化や膨潤などの不具合が発生するのを抑制することが可能とされる。
ゴム状弾性体製の負荷リングの断面形状は特に限定されないが、摺動リングの内部空間に対する充填率を適度に設定する都合などからして、断面円形(楕円形や長円形を含む)のOリングを用いるのが好適である。
また、本発明では上記したように、装着溝の底面に密接する第1シールリップが第1筒部の周面に設けられるとともに他方の部材の対向面に摺動自在に密接する第2シールリップが第2筒部の周面に設けられるが、これらのシールリップを高圧側の密封対象の近くに配置すると、しめ代(シール面圧)のピーク値が高圧側の密封対象の近くに立つので、密封対象が装着溝の底面および第1筒部の周面間の間隙や他方の部材の対向面および第2筒部の周面間の間隙に侵入しにくくなり、よってこの分シール性が高められる。したがってこのような理由からして第1シールリップはこれを第1筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置するのが好ましく、第2シールリップはこれも第2筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置するのが好ましい。尚、シールリップはそのリップ先端でしめ代(シール面圧)のピーク値が立つので、シールリップの軸方向位置はこのリップ先端の軸方向位置により定められる。
また、本発明の密封装置は、摺動リングおよび負荷リングの2部品よりなることを基本とするが、第3の部品として摺動リングにおける第1筒部、第2筒部および径方向部に囲まれる空間の開口部に栓部材を装着するようにしても良く、この場合にはこの栓部材によって、摺動リングから負荷リングを抜け止めすることが可能とされ、また負荷リングをその四方(内周側、外周側、軸方向一方の高圧側および軸方向他方の低圧側)から囲むことが可能とされる。したがって負荷リングが高圧側の密封対象に対し更に接触しにくくなる。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち本発明においては以上説明したように、ゴム材料のつぶし代により発生する反発力によってシールリップを接触の相手面(装着溝の底面、他方の部材の対向面)に押し付けるように構成されており、ゴム材料のつぶし代により発生する反発力は金属バネのバネ力により発生する反発力と比較して時間が経過しても消失しにくい。したがって本発明によれば、金属バネ対比で比較的長期間に亙って安定したシール性を発揮することが可能とされる。
また、金属バネと比較してゴム状弾性体製の負荷リングは初期拡張力を比較的大きく設定することができるため、機器の断続運転に際しての再始動時に樹脂材料の熱膨張(収縮)が生じてもシールリップの先端とこれが接触する相手面との間に隙間が発生しにくい。したがってこの隙間から密封対象が漏洩する吹き抜け漏れが発生するのを抑制することが可能とされる。
また、摺動リングが第1筒部の高圧側端部と第2筒部の高圧側端部とを径方向部で連結した形状とされ、径方向部の低圧側であって第1筒部、第2筒部および径方向部に囲まれる空間内に負荷リングが装着されているため、負荷リングはその三方を摺動リングで包囲されることにより高圧側の密封対象に直接接触しにくい。したがって負荷リングがゴム状弾性体製であっても負荷リングに熱劣化や膨潤などの不具合が発生するのを抑制することが可能とされる。
以上により本発明によれば所期の目的どおり、金属バネ対比で長期間に亙ってシール性を発揮することができ、吹き抜け漏れを抑制することができ、しかもゴム材料に特有な熱劣化や膨潤などの不具合が発生するのを抑制することもできる密封装置を提供することができる。
また、第1シールリップのリップ先端を第1筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置するとともに第2シールリップのリップ先端を第2筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置することにより、しめ代(シール面圧)のピーク値が高圧側の密封対象の近くに立つので、シール性を一層高めることができる。
また、摺動リングおよび負荷リングのほかに栓部材を装着することにより、摺動リングから負荷リングを抜け止めすることができ、高圧側の密封対象が負荷リングに接触しにくくなるため、負荷リングの耐久性を高めることができる。
本発明の第1実施例に係る密封装置の半裁断面図 同密封装置の装着状態を示す断面図 本発明の第2実施例に係る密封装置の半裁断面図 本発明の第3実施例に係る密封装置の半裁断面図 同密封装置の装着状態を示す断面図 従来例に係る密封装置の半裁断面図
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1実施例・・・
図1は、本発明の第1実施例に係る密封装置1の半裁断面を示しており、その装着状態が図2に示されている。
図2に示すように当該実施例に係る密封装置1は、互いに対向して相対に移動する二部材のうちの一方の部材であるシールハウジング41の対向面(軸孔ないしシリンダ孔の内周面)42に設けた装着溝43に装着されるとともに他方の部材である軸ないしピストン(以下、単に軸と称する)51の対向面(外周面)52に摺動自在に密接することによりシールハウジング41および軸51の対向面42,52間で高圧側Aの密封対象が低圧側Bへ漏洩しないようにこれをシールする。また当該密封装置1は、回転・往復運動用(回転または/および往復運動用)の密封装置である。
図1に示すように当該密封装置1は、樹脂製の摺動リング(樹脂リングとも称する)11およびゴム状弾性体製の負荷リング(ゴムリングとも称する)21の組み合わせにより構成されている。
摺動リング11は、所定の樹脂材料たとえばPTFEによって成形され、装着溝43の底面43a側に配置される外周側の第1筒部12と、装着溝43の開口43b側に配置される内周側の第2筒部13と、第1筒部12の高圧側端部12aおよび第2筒部13の高圧側端部13aを連結した環状の径方向部14とを一体に備える形状とされ、このような形状の摺動リング11における径方向部14の低圧側Bであって第1筒部12、第2筒部13および径方向部14に囲まれる空間15内に負荷リング21が装着されている。
また、第1筒部12の外周面に、装着溝43の底面43aに密接する第1シールリップ16が設けられ、第2筒部13の内周面に、軸51の外周面52に摺動自在に密接する第2シールリップ17が設けられている。
第1筒部12は断面長方形状とされ、これに対し第1シールリップ16は頂点を径方向外方へ向けた断面三角形状とされ、リップ先端16aの高圧側Aに高圧側斜面16bを備えるとともにリップ先端16aの低圧側Bに低圧側斜面16cを備える形状とされている。またこの断面形状における三角形は高圧側斜面16bより低圧側斜面16cのほうが長い不等辺三角形とされ、これにより第1シールリップ16はそのリップ先端16aが第1筒部12の軸方向中間位置12bより高圧側Aに配置され、第1筒部12と負荷リング21が接触する位置より高圧側Aに配置されている。また、第1筒部12の低圧側端部の外周面には、所定の軸方向幅wに亙って密封装置1の中心軸線0と平行な円筒面部(軸方向ストレート面)18が形成され、これにより装着時、第1シールリップ16の低圧側斜面16cは装着溝43の底面43aに全面接触せず、リップ先端16aにシール面圧のピーク値が設定されるように構成されている。
同様に、第2筒部13は断面長方形状とされ、これに対し第2シールリップ17は頂点を径方向内方へ向けた断面三角形状とされ、リップ先端17aの高圧側Aに高圧側斜面17bを備えるとともにリップ先端17aの低圧側Bに低圧側斜面17cを備える形状とされている。またこの断面形状における三角形は高圧側斜面17bより低圧側斜面17cのほうが長い不等辺三角形とされ、これにより第1シールリップ17はそのリップ先端17aが第2筒部13の軸方向中間位置13bより高圧側Aに配置され、第2筒部13と負荷リング21が接触する位置より高圧側Aに配置されている。また、第2筒部13の低圧側端部の内周面には、所定の軸方向幅wに亙って密封装置1の中心軸線0と平行な円筒面部(軸方向ストレート面)19が形成され、これにより装着時、第2シールリップ17の低圧側斜面17cは軸51の外周面52に全面接触せず、リップ先端17aにシール面圧のピーク値が設定されるように構成されている。
摺動リング11の断面形状は、径方向に対称な形状とされている。したがって第1シールリップ16のリップ先端16aと第2シールリップ17のリップ先端17aは軸方向同一箇所に配置されている。
一方、負荷リング21は、所定のゴム状弾性体によって成形されている。また負荷リング21は、その断面形状を円形とするOリングとして成形されている。
摺動リング11および負荷リング21の各部寸法は、以下のように設定されている。
摺動リング11における第1筒部12の内径寸法は、負荷リング21の外径寸法と同等ないし略同等に設定されている。摺動リング11における第2筒部13の外径寸法は、負荷リング21の内径寸法と同等ないし略同等に設定されている。摺動リング11における第1筒部12の外径寸法(リップ先端16aの外径寸法)は、装着溝43における底面43aの内径寸法よりも大きく設定されている。摺動リング11における第1筒部12の円筒面部18の外径寸法は、装着溝43における底面43aの内径寸法よりも小さく設定されている。摺動リング11における第2筒部13の内径寸法(リップ先端17aの内径寸法)は、軸51の外径寸法よりも小さく設定されている。摺動リング11における第2筒部13の円筒面部19の内径寸法は、軸51の外径寸法よりも大きく設定されている。負荷リング21の軸方向幅は、摺動リング11における内部空間15の軸方向幅と同等ないし略同等に設定されている。摺動リング11の軸方向幅は、装着溝33の軸方向幅よりも小さく設定されている。
また、図1に示した断面形状における摺動リング11の第1筒部12の径方向幅d、第2筒部13の径方向幅dおよび負荷リング21の径方向幅dの和dは、装着溝43の底面43aおよび軸51の外周面52間の径方向幅dよりも大きく設定されている(d+d+d=d,d>d)。
したがって当該密封装置1には、当該密封装置1を装着溝33に装着したときに当該密封装置1が径方向に圧縮されて弾性変形する、つぶし代が設定されている。
上記構成を備える密封装置1においては、上記したように径方向のつぶし代が設定されているために、当該密封装置1が装着溝43に装着されると図2に示したように摺動リング11および負荷リング21が共に大きく弾性変形し、つぶし代によるしめ代が発生し、摺動リング11における第1シールリップ16のリップ先端16aが装着溝43の底面43aに強く押し付けられるとともに第2摺動リング17のリップ先端17が軸51の外周面52に強く押し付けられる。そして、上記したようにゴム材料のつぶし代により発生する反発力は、金属バネのバネ力により発生する反発力と比較して時間が経過しても消失しにくいものである。したがって当該密封装置1によれば、金属バネ対比で比較的長期間に亙って安定したシール性を発揮することが可能とされ、例えばシールリップ16,17にヘタリ・摩耗や偏芯などが発生しても依然としてしめ代が確保されるため、シール性を維持することが可能とされている。
また、従来の金属バネは初期拡張力が小さいところ、ゴム状弾性体製の負荷リング21は初期拡張力が比較的大きいものである。したがって機器の断続運転に際しての再始動時にシールリップ16,17の先端16a,17aとこれが接触する相手面との間に隙間が発生しにくく、よってこの隙間から密封対象が漏洩する吹き抜け漏れが発生するのを抑制することが可能とされている。
また、上記構成を備える密封装置1においては、摺動リング11が第1筒部12の高圧側端部12aと第2筒部13の高圧側端部13aとを径方向部14で連結した形状とされ、径方向部14の低圧側Bであって第1筒部12、第2筒部13および径方向部14に囲まれる空間15内に負荷リング21が装着されているため、負荷リング21はその三方(外周側、内周側および軸方向一方の高圧側A)を摺動リング11で包囲されることにより高圧側Aの密封対象に直接接触しにくいものとされている。したがって負荷リング21がゴム状弾性体製であっても、この負荷リング21に熱劣化や膨潤などの不具合が発生するのを抑制することが可能とされている。
また、上記つぶし代による摺動リング11の変形について、第1シールリップ16のリップ先端16aが第1筒部12の外周面の軸方向中間位置12bより高圧側Aに配置されるとともに第1シールリップ17のリップ先端17aが第2筒部13の外周面の軸方向中間位置13bより高圧側Aに配置されているため、摺動リング11は図2に示したように高圧側Aの密封対象に面した部位にて大きく径方向に圧縮され、しめ代(シール面圧)のピーク値が高圧側Aの密封対象の近くに設定される。したがって高圧側Aの密封対象が装着溝43の底面43aおよび第1シールリップ16の低圧側斜面16c間の間隙に侵入しにくく、軸51の外周面52および第2シールリップ17の低圧側斜面17c間の間隙にも侵入しにくいため、この分シール性を高めることが可能とされている。
尚、このように摺動リング11が高圧側Aの密封対象に面した部位にて大きく径方向に圧縮されると、径方向部14が大きく撓むことになる。したがって径方向部14としては、撓みやすい薄肉の膜状のものが好ましい。
第2実施例・・・
また、密封装置1を装着溝43に装着する前たとえば密封装置1の搬送時に摺動リング11から負荷リング21が脱落するおそれがある場合にはこれを防止するため、摺動リング11の内部空間15の開口部に抜け止め用の突起状の係合部を設けることが考えられる。この場合、係合部は第1筒部12の低圧側端部の内周面および第2筒部13の低圧側端部の外周面のいずれか一方または双方に設けられるが、図3に示す例では、係合部20が第1筒部12の低圧側端部の内周面および第2筒部13の低圧側端部の外周面の双方に設けられている。係合部20は環状であるが環状でなくても良く、例えば円周上一部の突起よりなるものであっても良い。
第3実施例・・・
図4は、本発明の第3実施例に係る密封装置1の半裁断面を示しており、その装着状態が図5に示されている。
図5に示すように当該実施例に係る密封装置1は、互いに対向して相対に移動する二部材のうちの一方の部材であるシールハウジング41の対向面(軸孔ないしシリンダ孔の内周面)42に設けた装着溝43に装着されるとともに他方の部材である軸ないしピストン(以下、単に軸と称する)51の対向面(外周面)52に摺動自在に密接することによりシールハウジング41および軸51の対向面42,52間で高圧側Aの密封対象が低圧側Bへ漏洩しないようにこれをシールする。また当該密封装置1は、回転・往復運動用(回転または/および往復運動用)の密封装置である。
図1に示すように当該密封装置1は、樹脂製の摺動リング11およびゴム状弾性体製の負荷リング(負荷リング)21ならびに栓部材31の組み合わせにより構成されている。
摺動リング11は、所定の樹脂材料たとえばPTFEによって成形され、装着溝43の底面43a側に配置される外周側の第1筒部12と、装着溝43の開口43b側に配置される内周側の第2筒部13と、第1筒部12の高圧側端部12aおよび第2筒部13の高圧側端部13aを連結した環状の径方向部14とを一体に備える形状とされ、このような形状の摺動リング11における径方向部14の低圧側Bであって第1筒部12、第2筒部13および径方向部14に囲まれる空間15内に負荷リング21および栓部材31が装着されている。
また、第1筒部12の外周面に、装着溝43の底面43aに密接する第1シールリップ16が設けられ、第2筒部13の内周面に、軸51の外周面52に摺動自在に密接する第2シールリップ17が設けられている。
第1筒部12は断面長方形状とされ、これに対し第1シールリップ16は頂点を径方向外方へ向けた断面三角形状とされ、リップ先端16aの高圧側Aに高圧側斜面16bを備えるとともにリップ先端16aの低圧側Bに低圧側斜面16cを備える形状とされている。またこの断面形状における三角形は高圧側斜面16bより低圧側斜面16cのほうが長い不等辺三角形とされ、これにより第1シールリップ16はそのリップ先端16aが第1筒部12の軸方向中間位置12bより高圧側Aに配置されている。また、第1筒部12の低圧側端部の外周面には、所定の軸方向幅wに亙って密封装置1の中心軸線0と平行な円筒面部(軸方向ストレート面)18が形成され、これにより装着時、第1シールリップ16の低圧側斜面16cは装着溝43の底面43aに全面接触せず、リップ先端16aにシール面圧のピーク値が設定されるように構成されている。
同様に、第2筒部13は断面長方形状とされ、これに対し第2シールリップ17は頂点を径方向内方へ向けた断面三角形状とされ、リップ先端17aの高圧側Aに高圧側斜面17bを備えるとともにリップ先端17aの低圧側Bに低圧側斜面17cを備える形状とされている。またこの断面形状における三角形は高圧側斜面17bより低圧側斜面17cのほうが長い不等辺三角形とされ、これにより第1シールリップ17はそのリップ先端17aが第2筒部13の軸方向中間位置13bより高圧側Aに配置されている。また、第2筒部13の低圧側端部の内周面には、所定の軸方向幅wに亙って密封装置1の中心軸線0と平行な円筒面部(軸方向ストレート面)19が形成され、これにより装着時、第2シールリップ17の低圧側斜面17cは軸51の外周面52に全面接触せず、リップ先端17aにシール面圧のピーク値が設定されるように構成されている。
摺動リング11の断面形状は、径方向に対称な形状とされている。したがって第1シールリップ16のリップ先端16aと第2シールリップ17のリップ先端17aは軸方向同一箇所に配置されている。
負荷リング21は、所定のゴム状弾性体によって成形されている。また負荷リング21は、その断面形状を円形とするOリングとして成形されている。
摺動リング11および負荷リング21の各部寸法は、以下のように設定されている。
摺動リング11における第1筒部12の内径寸法は、負荷リング21の外径寸法よりも大きく設定されている。但し図5に示すように装着時には、第1筒部12の内周面が負荷リング21に密接するように設定されている。摺動リング11における第2筒部13の外径寸法は、負荷リング21の内径寸法よりも小さく設定されている。但し図5に示すように装着時には、第2筒部13の外周面が負荷リング21に密接するように設定されている。摺動リング11における第1筒部12の外径寸法(リップ先端16aの外径寸法)は、装着溝43における底面43aの内径寸法よりも大きく設定されている。摺動リング11における第1筒部12の円筒面部18の外径寸法は、装着溝43における底面43aの内径寸法よりも小さく設定されている。摺動リング11における第2筒部13の内径寸法(リップ先端17aの内径寸法)は、軸51の外径寸法よりも小さく設定されている。摺動リング11における第2筒部13の円筒面部19の内径寸法は、軸51の外径寸法よりも大きく設定されている。負荷リング21の軸方向幅は、栓部材31を併設する都合上、摺動リング11における内部空間15の軸方向幅よりも随分と小さく設定されている。摺動リング11の軸方向幅は、装着溝33の軸方向幅よりも小さく設定されている。
また、図1に示した断面形状における摺動リング11の第1筒部12の径方向幅d、第2筒部13の径方向幅dおよび負荷リング21の径方向幅dの和dは、装着溝43の底面43aおよび軸51の外周面52間の径方向幅dよりも大きく設定されている(d+d+d=d,d>d)。
したがって当該密封装置1には、当該密封装置1を装着溝33に装着したときに当該密封装置1が径方向に圧縮されて弾性変形する、つぶし代が設定されている。
栓部材31は、所定の樹脂材料によって環状に成形され、摺動リング11の内部空間15内において負荷リング21の低圧側Bであって内部空間15の開口部に装着されている。装着は嵌合等による。また栓部材31はその断面形状を長方形とされているが、装着時に摺動リング11の弾性変形を阻害しないように段差状を呈する環状の逃げ部32,33が外周面および内周面の高圧側端部にそれぞれ設けられている。
図5に示す装着時、栓部材31の外周面は、段差状の逃げ部32の径方向立ち上がり面の外周側端部32aおよび段差状の逃げ部32の底面の高圧側端部32bの2箇所にて摺動リング11の第1筒部12の内周面に密接し、これにより密封対象が内部空間15に侵入するのを抑制するシール作用を発揮する。また栓部材31の内周面は、段差状の逃げ部33の立ち上がり面の内周側端部33aおよび段差状の逃げ部33の底面の高圧側端部33bの2箇所にて摺動リングの第2筒部の外周面に密接し、これにより密封対象が内部空間15に侵入するのを抑制するシール作用を発揮する。
上記構成を備える密封装置1においては、上記したように径方向のつぶし代が設定されているため、当該密封装置1が装着溝43に装着されると図5に示すように摺動リング(樹脂リング)11および負荷リング(ゴムリング)21が共に大きく弾性変形し、つぶし代によるしめ代が発生し、摺動リング11における第1シールリップ16のリップ先端16aが装着溝43の底面43aに強く押し付けられるとともに第2摺動リング17のリップ先端17が軸51の外周面52に強く押し付けられる。そして、上記したようにゴム材料のつぶし代により発生する反発力は、金属バネのバネ力により発生する反発力と比較して時間が経過しても消失しにくいものである。したがって当該密封装置1によれば、金属バネ対比で比較的長期間に亙って安定したシール性を発揮することが可能とされ、例えばシールリップ16,17にヘタリ・摩耗や偏芯などが発生しても依然としてしめ代が確保されるため、シール性を維持することが可能とされている。
また、従来の金属バネは初期拡張力が小さいところ、ゴム状弾性体製の負荷リング21は初期拡張力が比較的大きいものである。したがって機器の断続運転に際しての再始動時にシールリップ16,17の先端16a,17aとこれが接触する相手面との間に隙間が発生しにくく、よってこの隙間から密封対象が漏洩する吹き抜け漏れが発生するのを抑制することが可能とされている。
また、上記構成を備える密封装置1においては、摺動リング11が第1筒部12の高圧側端部12aと第2筒部13の高圧側端部13aとを径方向部14で連結した形状とされ、径方向部14の低圧側Bであって第1筒部12、第2筒部13および径方向部14に囲まれる空間15内に負荷リング21が装着されているため、負荷リング21はその三方(外周側、内周側および軸方向一方の高圧側A)を摺動リング11で包囲されることにより高圧側Aの密封対象に直接接触しにくいものとされている。したがって負荷リング21がゴム状弾性体製であっても、この負荷リング21に熱劣化や膨潤などの不具合が発生するのを抑制することが可能とされている。
また、上記つぶし代による摺動リング11の変形について、第1シールリップ16のリップ先端16aが第1筒部12の外周面の軸方向中間位置12bより高圧側Aに配置されるとともに第1シールリップ17のリップ先端17aが第2筒部13の外周面の軸方向中間位置13bより高圧側Aに配置されているため、摺動リング11は図5に示すように高圧側Aの密封対象に面した部位にて大きく径方向に圧縮され、しめ代(シール面圧)のピーク値が高圧側Aの密封対象の近くに設定される。したがって高圧側Aの密封対象が装着溝43の底面43aおよび第1シールリップ16の低圧側斜面16c間の間隙に侵入しにくく、軸51の外周面52および第2シールリップ17の低圧側斜面17c間の間隙にも侵入しにくいため、この分シール性を高めることが可能とされている。
尚、このように摺動リング11が高圧側Aの密封対象に面した部位にて大きく径方向に圧縮されると、径方向部14が大きく撓むことになる。したがって径方向部14としては、撓みやすい薄肉の膜状のものが好ましい。
また、上記構成を備える密封装置1においては、摺動リング11および負荷リング21のほかに第3の部品として栓部材31が備えられ、この栓部材31が摺動リング11における第1筒部12、第2筒部13および径方向部14に囲まれる空間15の開口部に装着されているため、この栓部材31によって、摺動リング11から負荷リング21を抜け止めすることが可能とされ、また負荷リング21をその四方(内周側、外周側、軸方向一方の高圧側Aおよび軸方向他方の低圧側B)から囲むことが可能とされている。したがって負荷リング21が高圧側Aの密封対象に対し更に接触しにくくされており、負荷リング21の耐久性を高めることが可能とされている。
1 密封装置
11 摺動リング
12 第1筒部
12a,13a 高圧側端部
12b,13b 軸方向中間位置
13 第2筒部
14 径方向部
15 摺動リング内部空間
16 第1シールリップ
16a,17a リップ先端
16b,17b 高圧側斜面
16c,17c 低圧側斜面
17 第2シールリップ
18,19 円筒面部
20 係合部
21 負荷リング
31 栓部材
32,33 逃げ部
32a 外周側端部
32b,33b 高圧側端部
33a 内周側端部
41 シールハウジング(一方の部材)
42 内周面(対向面)
43 装着溝
43a 底面
43b 開口
51 軸(他方の部材)
52 外周面(対向面)
0 中心軸線
A 高圧側
B 低圧側

Claims (4)

  1. 互いに対向して相対に移動する二部材のうちの一方の部材の対向面に設けた装着溝に装着されるとともに他方の部材の対向面に摺動自在に密接することにより前記二部材の対向面間で高圧側の密封対象が低圧側へ漏洩するのを抑制する密封装置であって、
    樹脂製の摺動リングおよびゴム状弾性体製の負荷リングの組み合わせよりなり、
    前記摺動リングは、前記装着溝の底面側に配置される第1筒部と、前記装着溝の開口側に配置される第2筒部と、前記第1筒部の高圧側端部および前記第2筒部の高圧側端部を連結した径方向部とを一体に備える形状とされ、前記径方向部の低圧側であって前記第1筒部、前記第2筒部および前記径方向部に囲まれる空間内に前記負荷リングが装着され、
    前記装着溝の底面に密接する第1シールリップが前記第1筒部の周面に設けられるとともに前記他方の部材の対向面に摺動自在に密接する第2シールリップが前記第2筒部の周面に設けられ、
    前記第1筒部の径方向幅、前記第2筒部の径方向幅および前記負荷リングの径方向幅の和が前記装着溝の底面および前記他方の部材の対向面間の径方向幅より大きく設定されることにより当該密封装置に径方向のつぶし代が設定されていることを特徴とする密封装置。
  2. 請求項1記載の密封装置において、
    前記負荷リングはOリングよりなることを特徴とする密封装置。
  3. 請求項1または2記載の密封装置において、
    前記第1シールリップはそのリップ先端が前記第1筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置され、前記第2シールリップはこれもそのリップ先端が前記第2筒部の軸方向中間位置より高圧側に配置されていることを特徴とする密封装置。
  4. 請求項1、2または3記載の密封装置において、
    前記摺動リングにおける前記第1筒部、前記第2筒部および前記径方向部に囲まれる空間の開口部に栓部材が装着されていることを特徴とする密封装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112983921A (zh) * 2021-01-05 2021-06-18 威海中颐液压科技股份有限公司 螺旋液压摆动马达

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