JP2012187964A - 車両用サスペンションのブッシュ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外筒21の内周面に設けられ、支持軸部22を挿通する開口部21bを備えた平板状の突出片部21aと、支持軸部22の外周面であり、弾性部材23の一方側の端面に接合する位置に設けられた平板状のストッパ部22aと、外筒21の内周面と開口部21bに挿通した支持軸部22の外周面との間を接合した弾性部材23とを有し、軸方向から見て、突出片部21aとストッパ部21bの一部が重なるように配置して、突出片部21aとストッパ部22bとの間に弾性部材23を挟み込むようにしたブッシュ装置。
【選択図】図5
Description
車両用サスペンションのアーム部材を車体に弾性的に連結するブッシュ装置であって、
前記ブッシュ装置は、筒状に形成されて外周面が前記アーム部材に装着される外筒と、前記外筒内に挿通された状態で設けられ、前記車体側に連結されて前記アーム部材を支持する支持軸部と、前記外筒の内周面と前記支持軸部の外周面との間に設けられ、前記外筒及び前記支持軸部に接合される弾性部材とを備え、
前記外筒は、その内周面に周方向に沿って設けられ、前記弾性部材の内部へ突出するよう形成された平板状の突出片部を有し、
前記支持軸部は、その外周面に周方向に沿って突出するよう形成され、少なくとも前記弾性部材の軸方向一方側の端面に接合されて前記弾性部材の軸方向での変位を抑制するストッパ部を有し、
前記突出片部と前記ストッパ部とが、前記支持軸部の軸方向から見て互いに重なるように配置され、前記突出片部と前記ストッパ部との間に前記弾性部材を挟み込む構成とされていることを特徴とする。
上記第1の発明に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記ストッパ部は、前記支持軸部の軸方向から見た外形が前記外筒の内径よりも小さく形成されていることを特徴とする。
上記第1又は第2の発明に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記ストッパ部は、前記支持軸部において前記弾性部材の軸方向一方側の端面と接合される位置と他方側の端面と接合される位置の2箇所に配置され、前記弾性部材を軸方向両側から挟み込むよう設けられていることを特徴とする。
上記第3の発明に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記外筒内の略中心部には前記突出片部で囲まれた開口部が形成されており、
前記支持軸部の軸方向一方側及び他方側に設けられる前記ストッパ部のうち少なくとも一方が、前記開口部に挿通可能な形状とされていることを特徴とする。
上記第4の発明に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記開口部は楕円形状又は長孔状の形状を成し、前記ストッパ部は、前記開口部に挿通可能な楕円形状又は長尺状の形状を成し、前記支持軸部は、前記開口部の長手方向に対して前記ストッパ部の長手方向が交差した状態で配置されることを特徴とする。
ここで、本発明のブッシュ装置の実施形態の一例である実施例1について、図2〜図6を用いて説明する。
支持軸部22の端部、具体的には、ストッパ部22aが設けられていない方の端部を、外筒21の開口部21aに挿通する。その後、支持軸部22のストッパ部22aが外筒21の突出片部21aと一部重なるようにするため、ストッパ部22aの長手方向が開口部21bの長手方向と交差する位置となるように、支持軸部22を回転する。その後、外筒21と支持軸部22の間にゴムからなる弾性部材23を射出成形し、加硫接着により外筒21と支持軸部22とを接合し固定する。このような組立手順により、ブッシュ装置20が形成される。
次に、本発明のブッシュ装置の他の実施形態である実施例2について説明する。
本実施例のブッシュ装置も、実施例1同様、図1に示した車両用サスペンション10に用いられるものであり、実施例1の図2〜図3に示したように、その軸方向が車両左右方向となるように、トレーリングアーム13の端部に取り付けられている。従って、ここでは、図1〜図3を前提とし、図7〜図9を用いて、説明を行う。
支持軸部32を外筒31の開口部31aに挿通する。このときは、開口部31aの長手方向とストッパ部32aの長手方向が一致するように、支持軸部32を回転しておく(図8(b)、(c)参照)。その後、支持軸部32のストッパ部32aが外筒31の突出片部31aと一部重なるようにするため、ストッパ部32aの長手方向が開口部31bの長手方向と交差する位置となるように、支持軸部32を回転する(図8(d)、(e))。その後、外筒31と支持軸部32の間にゴムからなる弾性部材33を射出成形し、加硫接着により外筒31と支持軸部32とを接合し固定する。このような組立手順により、ブッシュ装置30が形成される。
13 トレーリングアーム
20、30 ブッシュ装置
21、31 外筒
21a、31a 突出片部
22、32 支持軸部
22a、32a ストッパ部
23、33 弾性部材
Claims (5)
- 車両用サスペンションのアーム部材を車体に弾性的に連結するブッシュ装置であって、
前記ブッシュ装置は、筒状に形成されて外周面が前記アーム部材に装着される外筒と、前記外筒内に挿通された状態で設けられ、前記車体側に連結されて前記アーム部材を支持する支持軸部と、前記外筒の内周面と前記支持軸部の外周面との間に設けられ、前記外筒及び前記支持軸部に接合される弾性部材とを備え、
前記外筒は、その内周面に周方向に沿って設けられ、前記弾性部材の内部へ突出するよう形成された平板状の突出片部を有し、
前記支持軸部は、その外周面に周方向に沿って突出するよう形成され、少なくとも前記弾性部材の軸方向一方側の端面に接合されて前記弾性部材の軸方向での変位を抑制するストッパ部を有し、
前記突出片部と前記ストッパ部とが、前記支持軸部の軸方向から見て互いに重なるように配置され、前記突出片部と前記ストッパ部との間に前記弾性部材を挟み込む構成とされている
ことを特徴とする車両用サスペンションのブッシュ装置。 - 請求項1に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記ストッパ部は、前記支持軸部の軸方向から見た外形が前記外筒の内径よりも小さく形成されている
ことを特徴とする車両用サスペンションのブッシュ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記ストッパ部は、前記支持軸部において前記弾性部材の軸方向一方側の端面と接合される位置と他方側の端面と接合される位置の2箇所に配置され、前記弾性部材を軸方向両側から挟み込むよう設けられている
ことを特徴とする車両用サスペンションのブッシュ装置。 - 請求項3に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記外筒内の略中心部には前記突出片部で囲まれた開口部が形成されており、
前記支持軸部の軸方向一方側及び他方側に設けられる前記ストッパ部のうち少なくとも一方が、前記開口部に挿通可能な形状とされている
ことを特徴とする車両用サスペンションのブッシュ装置。 - 請求項4に記載の車両用サスペンションのブッシュ装置において、
前記開口部は楕円形状又は長孔状の形状を成し、前記ストッパ部は、前記開口部に挿通可能な楕円形状又は長尺状の形状を成し、前記支持軸部は、前記開口部の長手方向に対して前記ストッパ部の長手方向が交差した状態で配置される
ことを特徴とする車両用サスペンションのブッシュ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011051600A JP2012187964A (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | 車両用サスペンションのブッシュ装置 |
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JP2011051600A JP2012187964A (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | 車両用サスペンションのブッシュ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011051600A Pending JP2012187964A (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | 車両用サスペンションのブッシュ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012187964A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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2011
- 2011-03-09 JP JP2011051600A patent/JP2012187964A/ja active Pending
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