JP2012185998A - 照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発光ダイオードを用いた照明負荷を調光する際に、電源ラインに重畳するノイズに依らずチラツキの少ない安定した調光を行うことができる照明システムを提供する。
【解決手段】発光ダイオード10Aを備えた光源部を有する照明器具1と、照明器具1と商用電源AC1との直列回路に接続されるトライアックQ1と、商用電源AC1の電源電圧の位相を制御することでトライアックQ1の導通角を可変とする調光器2とを備え、照明器具1は、トライアックQ1の導通角に基づいて光源部10の調光を行い、調光器2は、トライアックQ1を導通させる期間のうち一定期間、トライアックQ1に駆動電流を継続して与える。
【選択図】図1

Description

本発明は、位相制御により光源を調光点灯する照明システムに関する。
従来から、AC電源と、これをオン/オフ制御する3極双方向サイリスタであるトライアックを電気的に接続し、トライアックのオン/オフ制御により発光ダイオードランプの点灯をオン/オフ制御するものが知られており、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載の従来例は、交流電源をオン/オフ制御するトライアックからの交流を直流に整流するダイオードブリッジ回路と、このブリッジ回路からの直流により点灯される発光ダイオードランプとを有している。
特開平5−66718号公報
ところで、上記のようなトライアックをオン/オフ制御する場合には、トライアックを導通状態に切り替えるときのみ、トライアックのゲート端子にパルスを入力する、所謂パルストリガ方式が採用される。しかしながら、このパルストリガ方式では、商用電源の電源ラインにノイズが重畳すると、ノイズによりトライアックを流れる保持電流が一定値を下回ることでトライアックが不意に非導通状態に切り替わる(ターンオフする)場合がある。そして、これを繰り返すことで照明負荷の点灯にチラツキが生じるという問題があった。特に、近年、上記従来例のように照明負荷として用いられる発光ダイオードを調光する場合には、白熱灯を照明負荷として用いる場合に比較して商用電源の電源ラインにノイズが重畳され易く、上記の問題が生じ易い。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、発光ダイオードを用いた照明負荷を調光する際に、電源ラインに重畳するノイズに依らずチラツキの少ない安定した調光を行うことができる照明システムを提供することを目的とする。
本発明の照明システムは、固体発光素子を光源とする照明器具と、前記照明器具と外部電源との直列回路に接続される自己保持機能を有する双方向スイッチング素子と、前記外部電源の交流電圧の位相を制御することで前記双方向スイッチング素子の導通角を可変とする調光器とを備え、前記照明器具は、前記双方向スイッチング素子の導通角に基づいて前記光源の調光を行い、前記調光器は、前記双方向スイッチング素子を導通させる期間のうち一定期間、前記双方向スイッチング素子に駆動電流を継続して与えることを特徴とする。
この照明システムにおいて、前記照明器具は、前記調光器が前記双方向スイッチング素子に駆動電流を継続して与えている期間内で前記双方向スイッチング素子の導通角を検出する照明器具であることが好ましい。
この照明システムにおいて、前記照明器具は、前記双方向スイッチング素子の導通角が一定値を下回ると、前記導通角に依らず一定の調光率で前記光源の調光を行うことが好ましい。
この照明システムにおいて、前記調光器及び前記照明器具と並列に、前記双方向スイッチング素子に略ゼロクロスからの駆動電流を与えていない期間において前記双方向スイッチング素子の保持電流以上の電流を前記双方向スイッチング素子に流す第1の保持回路を設けることが好ましい。
この照明システムにおいて、前記調光器及び前記照明器具と並列に、前記双方向スイッチング素子に駆動電流を与えていない期間において前記外部電源から前記調光器に電流を流す経路を確保する第2の保持回路を設けることが好ましい。
本発明は、発光ダイオードを用いた照明負荷を調光する際に、電源ラインに重畳するノイズに依らずチラツキの少ない安定した調光を行うことができるという効果を奏する。
本発明に係る照明システムの実施形態1を示す図で、(a)は概略図で、(b)は動作を説明するための波形図である。 同上の照明システムにおける照明器具の概略図である。 調光動作の問題点を説明するための図で、(a)は通常時におけるトライアックの導通角の説明図で、(b)は商用電源にノイズが重畳した場合におけるトライアックの導通角の説明図で、(c)は光源部の調光率と導通角との相関図である。 本発明に係る照明システムの実施形態2を示す図で、(a)は調光上限におけるトライアックの導通角の説明図で、(b)は調光下限におけるトライアックの導通角の説明図で、(c)は光源部の調光率と導通角との相関図で、(d)は照明器具の他の構成における光源部の調光率と導通角との相関図である。 本発明に係る照明システムの実施形態3を示す図で、(a)は概略図で、(b)は第1の保持回路の回路図で、(c)は波形図である。 (a)〜(c)は同上の照明システムにおけるシステム構成の一例を示す図である。 同上の照明システムの他の構成を説明するための図で、(a)は第2の保持回路の回路図で、(b)は波形図である。
(実施形態1)
以下、本発明に係る照明システムの実施形態1について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1(a)に示すように、商用電源AC1から供給される交流電力を受けて点灯する光源部10を有する照明器具1と、位相制御により照明器具1に供給される実効電力を変化させる調光器2とを備える。
照明器具1は、図2に示すように、直列に接続した複数の固体発光素子である発光ダイオード10A、及び電流制限用の抵抗R1を備える光源部10と、光源部10に直列に接続されて光源部10への給電をオン/オフする調光スイッチ部11とを備える。また、照明器具1は、商用電源AC1から供給される交流電圧を整流する整流部12と、整流部12の出力を平滑化して光源部10に出力する平滑部13と、整流部12の出力電圧を検出する電圧検出部14とを備える。更に、照明器具1は、電圧検出部14で電圧が検出される期間に基づいて導通角を検出し、この導通角に基づくデューティ比で調光スイッチ部11のオン/オフを切り替えることにより光源部10を調光する調光制御部15を備える。
整流部12は、商用電源AC1から供給される交流電圧を全波整流するダイオードブリッジから成る。平滑部13は、ダイオードD1と、ダイオードD1を介して整流部12の出力端間に接続される平滑コンデンサC1とから成る。電圧検出部14は、整流部12の出力端間に接続される抵抗R2,R3の直列回路から成る。したがって、電圧検出部14では、整流部12の出力電圧が抵抗R2,R3で分圧され、抵抗R2,R3の接続点における電位に基づいて調光制御部26が導通角を検出するようになっている。
調光器2は、図1(a)に示すように、入力端に接続されて雑音防止用のフィルタを構成するコンデンサC2及びインダクタL1と、自己保持機能を有する双方向スイッチング素子であるトライアックQ1とを備える。このトライアックQ1が導通状態(ターンオンしている状態)にあるとき、商用電源AC1から照明器具1へ交流電力が供給されるようになっている。また、調光器2は、商用電源AC1から供給される交流電圧を整流するダイオードブリッジDB1と、ダイオードブリッジDB1の出力をダイオードD2を介して平滑化する平滑コンデンサC3と、平滑コンデンサC3からの出力電圧を定電圧に変換する電源IC20とを備える。電源IC20は、スイッチング電源であって、そのグラウンド端子にはダイオードD3が接続されている。
電源IC20の出力端には、インダクタL2、コンデンサC4、ダイオードD4から成る閉回路が接続されている。この閉回路は、インダクタL2を流れる回生電流によりコンデンサC4を充電することで、トライアックQ1のゲート端子の電位を他の2つの主端子の電位に対して低電位にする。すなわち、コンデンサC4がトライアックQ1の導通/非導通を制御するために必要な制御電源となる。
ダイオードブリッジDB1の出力端には、ダイオードD5を介して位相検出回路21が接続されている。位相検出回路21は、商用電源AC1から供給される交流電圧の位相に基づいて同期信号を生成し、後述する制御回路22に出力する。本実施形態では、位相検出回路21は、図1(b)に示すように、ダイオードブリッジDB1の出力電圧を検出することで商用電源AC1の電源電圧と所定の電圧値V1とを比較し、商用電源AC1の電源電圧が当該電圧値V1を上回る期間を同期信号とする。すなわち、同期信号は、商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を上回ると立ち上がり、所定の電圧値V1を下回ると立ち下がる。なお、図1(b)において、破線は商用電源AC1の電源電圧を示している。
トライアックQ1のゲート端子には、スイッチング素子Q2が接続されている。スイッチング素子Q2は、npn型トランジスタであって、コレクタ端子にトライアックQ1のゲート端子が接続されている。また、スイッチング素子Q2のエミッタ端子には、コンデンサC4が接続されており、ベース端子には、制御回路22が接続されている。
制御回路22は、位相検出回路21から与えられる同期信号、及び調光器2の操作部(図示せず)から与えられる調光信号に基づいてスイッチング素子Q2のオン/オフを切り替えるトリガ信号を生成する(図1(b)参照)。トリガ信号の立ち上がり及び立ち下がりは、何れも同期信号の立ち上がりに基づいて決定される。このトリガ信号はスイッチング素子Q2のベース端子に入力される。そして、トリガ信号がハイレベルのときにスイッチング素子Q2がオンに切り替わり、トライアックQ1のゲート端子の電位が他の2つの主端子の電位に対して低電位となることで、ゲート端子に電流が流れてトライアックQ1が導通状態となる。
以下、本実施形態の動作について説明する。先ず、位相検出回路21が、ダイオードブリッジDB1の出力電圧を検出して同期信号を生成し、制御回路22に出力する。制御回路22は、与えられた同期信号に基づいてトリガ信号を生成し、スイッチング素子Q2のベース端子に出力する。したがって、トリガ信号の立ち上がりとともにスイッチング素子Q2がオンに切り替わり、トライアックQ1が導通状態となる(ターンオンする)。これにより、図1(b)に示すように、照明器具1に商用電源AC1の電源電圧が印加される。
なお、トリガ信号の立ち上がりは、調光器2の操作部から送られる電圧信号によって位相角が変化する。これにより、照明器具1に印加される電源電圧の導通期間が変化するため、調光を行うことができる。
その後、トリガ信号が立ち下がると、スイッチング素子Q2がオフに切り替わることでトライアックQ1のゲート端子に電流が流れなくなる。トライアックQ1は、一定以上の保持電流が流れ続けている間は導通状態を維持するため、トリガ信号の立ち下がり後も暫くは照明器具1に商用電源AC1の電源電圧が印加され続ける(図1(b)参照)。そして、商用電源AC1の電源電圧がゼロクロスに達すると、トライアックQ1を流れる保持電流が一定以下となり、トライアックQ1が非導通状態に切り替わる。これにより、照明器具1への商用電源AC1の電源電圧の印加が停止する。
照明器具1では、調光制御部15が電圧検出部14で電圧が検出される期間に基づいて導通角を検出する。すなわち、そして、調光制御部15は、検出した導通角に基づくデューティ比で調光スイッチ部11のオン/オフを切り替えることにより光源部10を調光する。
ここで、図1(b)に示すように、トリガ信号はパルストリガとは異なり、照明器具1に主たる電力を与える期間のうち一定期間は継続してハイレベルとなっている。これにより、スイッチング素子Q2は、トリガ信号が立ち下がるまでオン状態を維持するので、トライアックQ1のゲート端子にも継続して電流が流れる。すなわち、トライアックQ1を導通させる期間のうち一定期間(トリガ信号のオン期間)、トライアックQ1に駆動電流を継続して与える。このため、商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳したとしても、ノイズによりトライアックQ1が不意に非導通状態に切り替わることがないため、商用電源AC1の電源電圧が安定して照明器具1に印加される。
上述のように、本実施形態では、トリガ信号のオン期間においてトライアックQ1に駆動電流が継続して与えられる。このため、発光ダイオード10Aを用いた照明負荷を調光する際に、商用電源AC1の電源ラインに重畳するノイズに依らずチラツキの少ない安定した調光を行うことができる。
なお、本実施形態の照明器具1の調光方式では、調光スイッチ部11のオン/オフを切り替えることにより光源部10を調光しているが、光源部10に流れる電流を可変することにより調光を行う回路構成でも同様の効果を奏することは言うまでもない。
また、本実施形態では、光源として発光ダイオード10Aを用いているが、これに限定される必要はなく、発光ダイオード以外の固体発光素子を光源として用いてもよい。
(実施形態2)
以下、本発明に係る照明システムの実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する箇所の説明は省略する。実施形態1では、トリガ信号のオン期間においてトライアックQ1に駆動電流を継続して与えることで、商用電源AC1の電源ラインに重畳するノイズに関する問題点を解決した。しかしながら、トライアックQ1に駆動電流を与えていない期間(トリガ信号のオフ期間)においては、次のような問題が生じ得る。
先ず、図3(a)に示すように、商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳しない通常時においては、トリガ信号のオフ期間においてトライアックQ1を流れる保持電流が一定以下になるまでは、トライアックQ1は導通状態を維持する。なお、図3(a)において、破線は商用電源AC1の電源電圧を示している。ここで、照明器具1の調光制御部15は、上述のように電圧検出部14で電圧が検出される期間を導通角として検出している。したがって、通常時におけるトライアックQ1の導通角は、トリガ信号が立ち上がってからトライアックQ1を流れる保持電流が一定以下になる(すなわち、商用電源AC1の電源電圧がゼロクロスに達する)までの期間T1で表される。
一方、商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳する場合は、ノイズによりトリガ信号のオフ期間の途中においてトライアックQ1を流れる保持電流が一定以下となって非導通状態となり、商用電源AC1の電源電圧が照明器具1に印加されなくなる虞がある。この場合、図3(b)に示すように、トライアックQ1の導通角は期間T1よりも短い期間T2(T2<T1)で表される。なお、図3(b)において、破線は商用電源AC1の電源電圧を示している。したがって、商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳する場合は、導通角が変動することで照明器具1の点灯にチラツキが生じ、図3(c)に示すように、導通角が調光率の下限値を下回ると不意に消灯する虞がある。
そこで、本実施形態の照明器具1は、調光器2がトライアックQ1に駆動電流を継続して与えている期間内でトライアックQ1の導通角を検出している。すなわち、調光制御部15において、商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1以上となる期間を導通角として検出するようにしている。このため、図4(a)〜(c)に示すように、トリガ信号のオン期間の最大値である期間T3が導通角の最大値、トリガ信号のオン期間の最小値である期間T4が導通角の最小値となる。なお、所定の電圧値V1は、トリガ信号が立ち下がるときの商用電源AC1の電源電圧値以上となるように設定する。
このため、本実施形態では、調光制御部15は商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を下回る期間は導通角として検出しないため、当該期間において商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳しても導通角が変動することがない。したがって、本実施形態では、商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳しても安定した調光を行うことができる。
なお、商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を下回る期間を導通角として検出するのではなく、図4(d)に示すように、導通角が期間T1を下回ると調光制御部15が導通角に依らず一定の調光率で光源部10を調光するようにしてもよい。この場合も、上記と同様に、商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳しても点滅せず、安定した調光を行うことができる。
(実施形態3)
以下、本発明に係る照明システムの実施形態3について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する箇所の説明は省略する。実施形態2でも説明したように、トリガ信号のオフ期間では、商用電源AC1の電源ラインに重畳するノイズによりトライアックQ1が不意に非導通状態となり、照明器具1の点灯にチラツキが生じる虞がある。そこで、本実施形態では、図5(a)に示すように、トリガ信号のオフ期間においてもトライアックQ1に十分な保持電流が継続して流れるように、照明器具1及び調光器2と並列に第1の保持回路3を設けている。
第1の保持回路3は、図5(b)に示すように、調光器2への充電回路30と定電流回路31とを備える。充電回路30は、抵抗R4及び常閉接点型のリレー30Aの直列回路を備え、リレー30AのリレーコイルRC1と直列にツェナーダイオードZD1が接続されている。したがって、第1の保持回路3に印加される商用電源AC1の電源電圧がツェナーダイオードZD1の降伏電圧を下回っているときは、リレーコイルRC1が通電せず、リレー30Aが閉成する。また、第1の保持回路3に印加される商用電源AC1の電源電圧がツェナーダイオードZD1の降伏電圧を上回っているときは、リレーコイルRC1が通電し、リレー30Aが開成する。ここで、本実施形態では、ツェナーダイオードZD1の降伏電圧を所定の電圧値V1に設定している。
定電流回路31は、抵抗R5及びツェナーダイオードZD2の直列回路と、抵抗R6及びスイッチング素子Q3及び抵抗R7の直列回路とを並列に接続して成る。スイッチング素子Q3は、npn型トランジスタであって、そのベース端子にツェナーダイオードZD2の両端電圧が印加されるようになっている。したがって、スイッチング素子Q3のベース−エミッタ間電圧と、抵抗R7の両端電圧との和がツェナーダイオードZD2の両端電圧とつりあうようにスイッチング素子Q3に定電流が流れる。また、商用電源AC1の電源電圧がツェナーダイオードZD2の降伏電圧を上回ると、スイッチング素子Q3がオフして電流が流れなくなる。
以下、第1の保持回路3の動作について図面を用いて説明する。図5(c)に示すように、トリガ信号が立ち下がる、すなわち商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を下回っている間は、リレー30Aが閉成しており、定電流回路31の電流と抵抗R4を経由する電流とが調光器2を経由して流れる。商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を上回ると、リレー30Aが開成することにより抵抗R4に電流が流れなくなり、また、スイッチング素子Q3がオフすることで定電流回路31にも電流が流れなくなる。これにより、トリガ信号のオフ期間において第1の保持回路3に電流が流れることで、トライアックQ1に十分な保持電流が継続して流れる。なお、図5(c)において、破線は商用電源AC1の電源電圧を示している。
したがって、本実施形態では、商用電源AC1の電源ラインにノイズが重畳しても安定した調光を行うことができる。また、本実施形態では、トリガ信号のオフ期間のみ第1の保持回路3に電流を流しているので、常時電流を流す構成と比較して消費電力を低減することができる。
なお、本実施形態は、図6(a)に示すように、第1の保持回路3を調光器2に組み込んで構成してもよい。また、図6(b)に示すように、第1の保持回路3を照明器具1に組み込んで構成してもよい。更には、図6(c)に示すように、調光器2を3線式で構成してもよい。
ところで、第1の保持回路3の代わりに、図7(a)に示すように、定電流回路を兼用した充電回路のみで構成される第2の保持回路4を用いてもよい。したがって、第2の保持回路4に印加される商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を上回っているときは、リレーコイルRC1が通電せず、リレー40Aが開成する。また、第2の保持回路4に印加される商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を下回っているときは、リレーコイルRC1が通電し、リレー40Aが閉成する。
この構成では、図7(b)に示すように、商用電源AC1の電源電圧が所定の電圧値V1を下回っている期間のみ第2の保持回路4を介して調光器2に電流を流す経路を確保することができる。したがって、当該期間において調光器2の制御電源であるコンデンサC4を充電させることができる。なお、図7(b)において、破線は商用電源AC1の電源電圧を示している。
なお、本実施形態では、抵抗R4に電流を流す経路の開閉をリレー40Aを用いて行っているが、例えばFET等のスイッチング素子を用いて開閉を行ってもよく、この場合でも同様の効果を奏することは言うまでもない。
1 照明器具
10 光源部
10A 発光ダイオード(固体発光素子)
2 調光器
AC1 商用電源(外部電源)
Q1 トライアック

Claims (5)

  1. 固体発光素子を光源とする照明器具と、前記照明器具と外部電源との直列回路に接続される自己保持機能を有する双方向スイッチング素子と、前記外部電源の交流電圧の位相を制御することで前記双方向スイッチング素子の導通角を可変とする調光器とを備え、前記照明器具は、前記双方向スイッチング素子の導通角に基づいて前記光源の調光を行い、前記調光器は、前記双方向スイッチング素子を導通させる期間のうち一定期間、前記双方向スイッチング素子に駆動電流を継続して与えることを特徴とする照明システム。
  2. 前記照明器具は、前記調光器が前記双方向スイッチング素子に駆動電流を継続して与えている期間内で前記双方向スイッチング素子の導通角を検出する照明器具であることを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 前記照明器具は、前記双方向スイッチング素子の導通角が一定値を下回ると、前記導通角に依らず一定の調光率で前記光源の調光を行うことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  4. 前記調光器及び前記照明器具と並列に、前記双方向スイッチング素子に略ゼロクロスからの駆動電流を与えていない期間において前記双方向スイッチング素子の保持電流以上の電流を前記双方向スイッチング素子に流す第1の保持回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  5. 前記調光器及び前記照明器具と並列に、前記双方向スイッチング素子に駆動電流を与えていない期間において前記外部電源から前記調光器に電流を流す経路を確保する第2の保持回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
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