JP2012185244A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリーニングブレードの欠けや摩耗を早期に検知することができるようにする。
【解決手段】画像形成装置1は、感光体21と、クリーニング部26と、付着部43aと、検知部32とを備えている。クリーニング部26は、感光体21に当接し、転写材にトナー像を転写した後の感光体21の表面に残るトナーを除去するクリーニングブレード43を有している。付着部43aには、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側であって、感光体21とクリーニングブレード43によって形成される空間50に舞い上がったトナーが付着する。そして、検知部32は、付着部43aに付着したトナーを検知する。
【選択図】図2
【解決手段】画像形成装置1は、感光体21と、クリーニング部26と、付着部43aと、検知部32とを備えている。クリーニング部26は、感光体21に当接し、転写材にトナー像を転写した後の感光体21の表面に残るトナーを除去するクリーニングブレード43を有している。付着部43aには、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側であって、感光体21とクリーニングブレード43によって形成される空間50に舞い上がったトナーが付着する。そして、検知部32は、付着部43aに付着したトナーを検知する。
【選択図】図2
Description
本発明は、感光体や中間転写ベルト等の像担持体の表面に残留するトナーを除去するクリーニング部を備えた画像形成装置に関するものである。
一般的に、画像形成装置は、まず像担持体である感光体を帯電させると共に原稿画像に合わせて電荷を消去、いわゆる露光し、感光体に静電潜像を形成する。この感光体の静電潜像に現像部を用いてトナーを付着させて、感光体にトナー像を形成する。そして、感光体に形成したトナー像を中間転写ベルトや用紙等の転写材に転写して、画像を形成している。また、感光体表面に残留しているトナーは、クリーニング部によって除去される。
代表的なクリーニング方式としては、弾性ゴム等からなるクリーニングブレードを感光体や中間転写ベルト等の像担持体の表面に圧接させて、像担持体の表面に残留しているトナーを掻き落とす方式である。
このクリーニングブレードを用いた方式では、クリーニングブレードを感光体や中間転写ベルト等に圧接させているため、感光体や中間転写ベルト等の表面とクリーニングブレードとの間に摩擦力が生じる。この摩擦力によって、クリーニングブレードには、時間の経過とともに摩耗が発生する。
さらに時間が経過すると、クリーニングブレードの摩耗が増大し、クリーニングブレードに欠けが生じる。そして、クリーニングブレードに欠けが生じると、その欠けの部分から残留トナーが擦り抜けて像担持体の表面にトナーが残る。この像担持体の表面に残留するトナーによって、帯電不良、露光不良や転写材に残留トナーの付着が発生し、次回以降の画像形成に悪影響を与えていた。
このため、クリーニングブレードの欠けを検知するために、従来では、像担持体の表面に残るトナー、すなわちクリーニングブレードの欠けから擦り抜けたトナーを捕集する捕集手段を設けている。そして、この捕集手段に捕集されたトナーを検知センサによって検知することで、クリーニングブレードの欠けを検知するものが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置では、クリーニングブレードからトナーが擦り抜けることによって、クリーニングブレードの欠けを検知していたため、クリーニングブレードの欠けを検知した時には、すでに像担持体の表面にクリーニングブレードから擦り抜けた残留トナーが付着している。その結果、クリーニングブレードから擦り抜けたトナーが転写材に付着したり、帯電不良等が生じたりすることで、画像不良が発生するおそれがあった。
本発明の目的は、上記従来技術における実情を考慮し、クリーニングブレードの欠けや摩耗をトナーの擦り抜けが発生する前に検知することができる画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、転写材に転写されるトナー像が形成される像担持体と、像担持体に当接し、転写材にトナー像を転写した後の像担持体の表面に残るトナーを除去するクリーニングブレードを有するクリーニング部を備える。さらに、像担持体とクリーニングブレードとの当接箇所から像担持体の移動方向の下流側であって、像担持体とクリーニングブレードによって形成される空間に舞い上がったトナーが付着する付着部と、付着部に付着したトナーを検知する検知手段と、を備えている。
上記構成の画像形成装置によれば、クリーニングブレードと像担持体の当接箇所から舞い上がり、かつ付着部に付着したトナーを検知しているため、トナーの擦り抜けが発生する前にクリーニングブレードの摩耗を早期に検知することができる。これにより、クリーニングブレードに欠けが生じる前に、新しいクリーニングブレードに交換することができ、トナーの擦り抜けによって生じる画像不良の発生を防ぐことが可能となる。
以下、本発明の画像形成装置の実施の形態例について、図1〜図9を参照して以下の順序で説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
1.第1の実施の形態例
1−1.画像形成装置の構成
1−2.画像形成装置の動作
2.第2の実施の形態例
1.第1の実施の形態例
1−1.画像形成装置の構成
1−2.画像形成装置の動作
2.第2の実施の形態例
<1.第1の実施の形態例>
1−1.画像形成装置の構成
まず、図1〜図8を参照して本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」ともいう。)にかかる画像形成装置について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1の実施の形態例を示す全体構成図である。
1−1.画像形成装置の構成
まず、図1〜図8を参照して本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」ともいう。)にかかる画像形成装置について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1の実施の形態例を示す全体構成図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、原稿搬送部11と、画像読取部12と、画像形成部13と、操作表示部14と、制御部15を有する。
原稿搬送部11は、画像読取部12の読取位置に原稿を1枚ずつ搬送する。画像読取部12は、原稿搬送部11により搬送された原稿又は原稿台16に載置された原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。
画像形成部13は、像担持体の一例を示すドラム状の感光体21と、感光体21の周囲に配置された帯電部22、露光部23、現像部24、転写部25A、分離部25B及びクリーニング部26を有している。帯電部22は、感光体21の表面を一様に帯電する。露光部23は、原稿から読み取られた画像データに基づいて、感光体21上に露光走査を行って潜像を形成する。現像部24は、潜像を現像して感光体21の表面にトナー像を形成する。
用紙S1は、用紙収納部27に収納されている。この用紙S1は、給紙部28Aにより給紙されて転写位置へ送られる。転写部25Aは、転写位置へ送られた用紙S1上に感光体21に形成されたトナー像を転写する。分離部25Bは、トナー像が転写された用紙S1の裏面の電荷を消去して、用紙S1を感光体21から分離する。感光体21から分離した用紙S1は、中間搬送部28Bにより搬送され、定着部29へ送られる。定着部29は、用紙S1に転写されたトナー像を加熱定着させる。
定着部29の下流には、切換ゲート28Cが配置されている。切換ゲート28Cは、定着部29を通過した用紙S1の搬送路を切り換える。すなわち、切換ゲート28Cは、片面画像形成におけるフェースアップ排紙を行う場合に、用紙S1を直進させる。これにより、用紙S1は、一対の排紙ローラ28Dによって排紙される。また、切換ゲート28Cは、片面画像形成におけるフェースダウン排紙及び両面画像形成を行う場合に、用紙S1を下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、切換ゲート28Cによって用紙S1を下方に案内した後に、用紙S1の後端が切換ゲート28Cを通過した時点で用紙S1の搬送方向を切り換え、一対の排紙ローラ28Dによって排紙する。また、両面画像形成を行う場合は、切換ゲート28Cによって用紙S1を下方に案内した後に、用紙反転搬送部28Eに送り込む。そして、表裏反転した用紙S1を、再給紙路28Fを介して再び転写位置に送る。
また、一対の排紙ローラ28Dの下流側に、用紙S1を折ったり、用紙S1に対してステープル処理等を行ったりする後処理装置を配置してもよい。
クリーニング部26は、転写材である用紙S1にトナー像を転写した後の感光体21の表面に残留しているトナーを除去する。なお、このクリーニング部26の詳細な構成については、後述する。
操作表示部14は、タッチパネル等を有しており、ユーザが画像形成装置1を動作させるためのジョブ情報を入力する入力部として機能する。この操作表示部14では、例えば、用紙S1のサイズの選択や枚数の選択等をジョブ情報として入力することができる。操作表示部14で入力されたジョブ情報は、制御部15に送信される。さらに、操作表示部14は、後述するクリーニング部26(図2参照)のクリーニングブレード43の交換時期をユーザに知らせる報知手段としての役割も有している。
また、操作表示部14は、スタートボタンを有している。このスタートボタンをユーザが押圧することにより、画像形成装置1が、操作表示部14により入力されたジョブ情報に関連する動作を開始する。制御部15は、受信したジョブ情報に基づいて画像形成装置1の画像形成動作を制御するものであり、例えばCPU(中央演算処理装置)からなる。
[クリーニング部]
次に、図2を参照してクリーニング部26について説明する。
図2は、クリーニング部26を示す概略断面図である。
この図2に示すように、クリーニング部26は、ブレードユニット31と、検知手段である検知部32と、クリーニングブラシ33と、フリッカー34と、スクレーパ35と、トナー回収部36を有している。
次に、図2を参照してクリーニング部26について説明する。
図2は、クリーニング部26を示す概略断面図である。
この図2に示すように、クリーニング部26は、ブレードユニット31と、検知手段である検知部32と、クリーニングブラシ33と、フリッカー34と、スクレーパ35と、トナー回収部36を有している。
そして、ブレードユニット31、クリーニングブラシ33、フリッカー34、スクレーパ35及びトナー回収部36は、中空のクリーニング筐体37に収納されている。クリーニング筐体37は、底部を構成する第1の筐体37aと、この第1の筐体37aの鉛直方向の上方に接続される第2の筐体37bとを有している。また、クリーニング筐体37は、感光体21と対向する側に開口を形成している。
クリーニングブラシ33は、クリーニング筐体37に回転可能に支持されるブラシ軸33aと、ブラシ軸33aの全周に巻き付けられたブラシ部33bとを有し、略円柱状に形成されている。このクリーニングブラシ33は、ブラシ部33bをクリーニング筐体37の開口から露出させた状態で、クリーニング筐体37に回転可能に支持される。また、クリーニングブラシ33のブラシ部33bは、感光体21の表面に当接する。そして、このクリーニングブラシ33は、不図示の駆動機構によって感光体21の移動方向である回転方向Rとは逆方向に回転駆動し、感光体21の表面に残留するトナーを掻き落とす。
クリーニングブラシ33のブラシ部33bは、例えば、ポリプロピレン等の樹脂製のブラシ繊維から構成されており、潤滑剤としてフッ素系樹脂粉体が予め塗布されている。また、クリーニングブラシ33には、円柱状のフリッカー34が当接している。
フリッカー34は、例えば、ステンレス製の丸棒からなり、感光体21の回転方向Rと同一方向に回転する。そして、フリッカー34は、クリーニングブラシ33のブラシ部33bを摺擦することによりブラシ部33bに付着したトナーを除去する。このフリッカー34には、スクレーパ35が当接している。
スクレーパ35は、弾力を持った樹脂性のフィルム部材からなり、固定部材38を介してクリーニング筐体37に固定されている。このスクレーパ35は、フリッカー34に吸着されたトナーをクリーニング筐体37の底部である第1の筐体37a側に掻き落とすものである。第1の筐体37aには、トナー回収部36が設けられている。
トナー回収部36は、クリーニングブラシ33や後述するブレードユニット31のクリーニングブレード43によって掻き落とされたトナーを回収し、図示しないトナー容器へ順次送り出している。
ブレードユニット31は、クリーニングブラシ33と感光体21との当接箇所である接触点よりも感光体21の移動方向である回転方向Rの下流側に配置されている。ブレードユニット31は、回転部材40と、回転部材40を支持する回転軸41と、回転部材40に取り付けられたブレード回転軸42と、ブレード回転軸42に固定される2つのクリーニングブレード43、43´とを有している。回転軸41は、クリーニング筐体37に取り付けられている。この回転軸41には、不図示の駆動部が設けられている。そして、回転軸41は、回転部材40を矢印Pの方向に回転可能に支持している。
ブレード回転軸42は、回転部材40に回転可能に支持されている。このブレード回転軸42の軸方向の一端部には、ブレード回転軸42を回転駆動させる不図示の回転機構が設けられている。この回転機構は、例えば、ラチェット機構とばね部材から構成される。そして、ラチェット機構のロックが外れると、ばね部材のばね力によってブレード回転軸42が矢印Mの方向に回転する。なお、ブレード回転軸42を回転させる回転機構としては、ラチェット機構とばね部材だけでなく、駆動モータ等を用いてもよい。
クリーニングブレード43と交換用のクリーニングブレード43´には、それぞれ支持部材45と、固定部44が設けられている。そして、固定部44が固定ねじ46を介してブレード回転軸42の周面部に取り付けられることで、2つのクリーニングブレード43、43´は、ブレード回転軸42に固定される。このクリーニングブレード43と交換用のクリーニングブレード43´は、ブレード回転軸42を中心に対称な位置に取り付けられている。なお、ブレードユニット31によって2つのクリーニングブレード43、43´の自動交換機構を構成している。
2つのクリーニングブレード43、43´は、弾性ゴム等によって板状に形成された部材である。この2つのクリーニングブレード43、43´のうち一つのクリーニングブレード43は、ブレード回転軸42に取り付けられた状態で、感光体21の表面に当接している。具体的には、クリーニングブレード43における支持部材45と反対側の端部の角部(いわゆるエッジ)が、感光体21の表面に対して鋭角に当接している。
そして、このクリーニングブレード43は、クリーニングブラシ33で除去しきれなかった感光体21の表面に残留するトナーを掻き落とすものである。
本例では、ブレード回転軸42に2つのクリーニングブレード43、43´を設けた例を説明したが、ブレード回転軸42にクリーニングブレード43を1つだけ、あるいは3つ以上設けてもよい。なお、クリーニングブレード43を1つだけ設けた場合、クリーニングブレード43の交換は、サービスマンまたはユーザによって行われる。
また、クリーニングブレード43における感光体21との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側で、かつ感光体21と対向する一面43a、いわゆる腹面は、付着部としての役割を有している。このクリーニングブレード43の一面43aには、クリーニングブレード43における感光体21との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側であって、感光体21とクリーニングブレード43で形成される空間50に舞い上がったトナーが付着する。このように、クリーニングブレード43の一面43aを付着部として用いることで、新たに付着部として部材を設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
さらに、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側には、検知部32が配置されている。検知部32は、発光素子と受光素子を有する反射型の光学センサである。検知部32の発光素子は、クリーニングブレード43の一面43aに光を照射している。そして、検知部32は、クリーニングブレード43の一面43aから反射した光を受光素子で受光し、クリーニングブレード43の一面43a、すなわち付着部に付着したトナーを検知している。検知部32は、検知したトナー、すなわち受光素子で受光した検知光量に応じて検知信号を生成している。そして、検知部32は、生成した検知信号を制御部15に送信する。
なお、検知部32によるクリーニングブレード43の一面43aに付着したトナーの検知は、クリーニングブレード43の一面43a全体を検知してもよく、あるいはクリーニングブレード43の一面43aの一部を検知するようにしてもよい。ここで、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から空間50に舞い上がるトナーは、感光体21とクリーニングブレード43の当接箇所の両端部で多く発生する。そのため、クリーニングブレード43の一面43aの一部を検知する場合は、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所の端部を検知することが好ましい。
また、露光部23(図1参照)に用いられている光源を、検知部32を構成する発光素子として適用してもよい。さらに、本例では、検知部32として反射型の光学センサを用いた例を説明したが、検知部32としては、透過型の光学センサを用いてもよい。透過型の光学センサを用いる場合、クリーニングブレード43には、透明または半透明(透光性を有する)の部材を用いることが好ましい。そして、検知部32を構成する発光素子と受光素子は、クリーニングブレード43を間に挟んで対向する位置に配置される。
[画像形成装置の各部のハードウェア構成]
次に、図3を参照して、本例の画像形成装置1の各部のハードウェア構成について説明する。
図3は、本例の画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。
次に、図3を参照して、本例の画像形成装置1の各部のハードウェア構成について説明する。
図3は、本例の画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置1は、制御部15と、制御部15が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)102と、制御部15の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)103と、を有する。さらに、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)104と、報知手段の一例を示す操作表示部14を有する。なお、ROM102としては、通常電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。
制御部15は、ROM102、RAM103、HDD104及び操作表示部14にそれぞれシステムバス107を介して接続され、装置全体を制御する。また、制御部15は、画像読取部12、画像処理部110、画像形成部13、給紙部28A、クリーニング部26にシステムバス107を介して接続されている。
HDD104は、画像読取部12で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部14は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部14は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報や、クリーニングブレード43の交換時期等を表示する。さらに、操作表示部14は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて入力信号を出力する。
画像読取部12は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号(画像データ)に変換する。画像読取部12によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例を示すPC(パーソナルコンピュータ)120から送信される画像データは、画像処理部110に送られ、画像処理される。画像処理部110は、受信した画像データをアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の処理を行う。
なお、本例では、外部装置としてパーソナルコンピュータを用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置は、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を用いることができる。
画像形成部13は、画像処理部110によって画像処理された画像データを受け取り、用紙S1上に画像を形成する。
さらに、制御部15には、システムバス107を介してクリーニング部26の検知部32が接続されている。制御部15は、検知部32からの検知信号に基づいてクリーニングブレード43の交換時期を判断する。そして、制御部15は、クリーニングブレード43が交換時期であると判断すると、操作表示部14に交換時期である事を表示してユーザに報知する。あるいは、制御部15は、ブレードユニット31の自動交換機構を駆動させてクリーニングブレード43の交換を行う。
なお、報知手段として操作表示部14に表示させる例を説明したが、報知手段は、これに限定されるものではなく、ブザー音等の音声によってユーザにクリーニングブレード43の交換時期を報知させるようにしてもよい。
1−2.画像形成装置の動作
[従来例との比較]
次に、図4及び図5を参照して、本例のクリーニング部26を有する画像形成装置1と従来のクリーニング部を有する特許文献1に記載された画像形成装置によるクリーニングブレードの摩耗検知について説明する。
[従来例との比較]
次に、図4及び図5を参照して、本例のクリーニング部26を有する画像形成装置1と従来のクリーニング部を有する特許文献1に記載された画像形成装置によるクリーニングブレードの摩耗検知について説明する。
図4は、正常なクリーニングブレード43の状態からトナーの擦り抜けが発生するまでの状態について示す説明図である。図5Aは、時間経過によるクリーニングブレード43の摩耗量を示すグラフであり、図5Bは、時間経過とクリーニングブレード43から舞い上がるトナー量とクリーニングブレード43から擦り抜けたトナーの量を示すグラフである。図5Cは、本例の検知部32によって検知される検知光量と従来の検知部によって検知される検知光量を示すグラフである。
まず、図4Aに示すように、クリーニングブレード43が正常な状態、すなわちクリーニングブレード43が摩耗していない状態では、クリーニングブレード43は、感光体21の表面に密接している。そのため、トナーFの擦り抜けや微少なトナーfの舞い上がりは、発生していない。
しかし、図5Aに示すように、クリーニングブレード43は、時間t1までの時間経過によって摩耗していくことが分かる。クリーニングブレード43に微少な摩耗が生じてくると、クリーニングブレード43のエッジが感光体21の表面を押さえつける力が弱まる。その結果、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の移動方向である回転方向Rの下流側に空気が通り抜ける。
空気の通り抜けが生じた場合、図4Bに示すように、クリーニングブレード43の摩耗量が微少であるため、視認できる程度の大きなトナーFは、感光体21の回転方向Rの下流側に擦り抜けられない。したがって、感光体21の表面にトナーFが残留することがないため、図5Cの点線で示すように、感光体21の表面に残留するトナーFを検知する従来の画像形成装置の検知部の検知光量は、時間t1において低下しない。
空気が感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側に通り抜けると、図4Bに示すように、この空気に乗って感光体21の回転方向Rの下流側における空間50に視認できない程度の微少なトナーfが舞い上がる。そして、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から空間50に舞い上がった微少なトナーfは、付着部であるクリーニングブレード43における感光体21に対向する側の一面43aに付着する。
また、図5A、図5Bに示すように、クリーニングブレード43の摩耗量が増大することで、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から舞い上がる微少なトナーfの量が増加する。したがって、付着部であるクリーニングブレード43の一面43aに付着する微少なトナーfの量も増える。その結果、図5Cに示すように、本例の検知部32によって検知される検知光量が低下する。そして、付着部に付着した微少なトナーfの量が増加し、時間t1において検知光量が予め設定した閾値Qに達すると、本例の画像形成装置1は、クリーニングブレード43が摩耗した状態であると判定する。
なお、本例の画像形成装置1の閾値Qは、後述する図4Cに示すようにトナーFの擦り抜けが発生する前の状態でクリーニングブレード43の摩耗を検知できる値に設定されている。
さらに、時間t2まで経過する間に、クリーニングブレード43の摩耗が進行すると、クリーニングブレード43に欠けが生じる。その結果、図4Cに示すように、微少なトナーfの舞い上がりは起こらなくなるが、視認できる程度の大きなトナーFの擦り抜けが発生し、感光体21の表面にトナーFが残留する。この感光体21の表面に残留するトナーFが画像不良の原因となる。従来の画像形成装置では、この状態で初めてクリーニングブレード43の欠けを検知することができる。これに対し、本例の画像形成装置1では、画像不良の原因となるトナーFの擦り抜けが発生する前にクリーニングブレード43の摩耗を検知することができる。その結果、本例の画像形成装置1によれば、画像不良が発生することを未然に防ぐことが可能である。
そして、図5Bに示すように、時間t2まで経過する間に、微少なトナーfの舞い上がり量は減少するが、視認できる程度の大きなトナーFの擦り抜け量は増加する。図5Cに示すように、本例の画像形成装置1がクリーニングブレード43の摩耗を検知した後に、従来の画像形成装置では、検知部によって検知される検知光量が低下し始める。そして、時間t2において検知光量が閾値Qまで低下すると、従来の画像形成装置は、クリーニングブレード43の欠けを検知する。
以上のように、本例の画像形成装置1がクリーニングブレード43の摩耗を検知した時間をt1し、従来の画像形成装置がクリーニングブレード43の欠けを検知した時間をt2とすると、t1<t2であることが分かる。これにより、本例の画像形成装置1は、感光体21の表面に残留するトナーFを検知する従来の画像形成装置よりもクリーニングブレード43の摩耗を早期に検知することができる。
さらに、大量に画像形成処理を行う場合、従来の画像形成装置では、クリーニングブレード43の欠けを検知するまでに時間がかかっていたため、大量の画像不良が発生するおそれがあった。特に、一度に大量の画像を形成する画像形成装置では問題となっていた。これに対し、本例の画像形成装置1では、クリーニングブレード43に欠けが生じる前に、クリーニングブレード43の微少な摩耗を検知することができるため、画像不良が大量に発生することを未然に防止することができる。
[クリーニングブレードの自動交換]
次に、図6A及び図6Bを参照してクリーニングブレード43の自動交換について説明する。図6A及び図6Bはブレードユニット31がクリーニングブレード43を交換する状態を示す概略断面図である。
次に、図6A及び図6Bを参照してクリーニングブレード43の自動交換について説明する。図6A及び図6Bはブレードユニット31がクリーニングブレード43を交換する状態を示す概略断面図である。
図6Aに示すように、クリーニングブレード43に微少な摩耗が生じると、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側における空間50に微少なトナーfが舞い上がる。そして、クリーニングブレード43の一面43aに舞い上がった微少なトナーfが付着する。そのため、クリーニングブレード43の一面43aから反射される光の量が減少し、検知部32で検知される検知光量が低下する。
図6Bに示すように、検知部32で検知される検知光量が閾値Qよりも低下すると、自動交換機構が駆動し、クリーニングブレード43を交換用のクリーニングブレード43´に交換する。具体的には、不図示の駆動部が駆動し、ブレードユニット31の回転部材40が回転軸41を中心に矢印P1の方向に回動する。回転部材40には、ブレード回転軸42が取り付けられており、このブレード回転軸42には、クリーニングブレード43が固定されている。そのため、回転部材40の回動動作に従って、クリーニングブレード43が感光体21から離反する。
次に、回転部材40が回動することで、ブレード回転軸42の回転機構である不図示のラチェット機構のロックが外れる。そして、ブレード回転軸42が不図示のばね部材のばね力によって所定の角度(本例では、180°)で矢印Mの方向に回転し、2つのクリーニングブレード43、43´の位置が入れ変わる。なお、クリーニングブレード43を3枚設けた場合、ブレード回転軸42は、120°回転する。
次に、回転部材40が回転軸41を中心に矢印P2の方向に回動して図2に示す状態に戻ることで、交換用のクリーニングブレード43´が感光体21の表面に当接する。これにより、クリーニングブレード43の交換動作が完了する。このように、クリーニングブレード43を自動的に交換することで、ユーザによるクリーニングブレード43を交換する際の時間と作業を軽減することができる。
[検知フロー]
次に、図7を参照して、本例の画像形成装置1におけるクリーニングブレード43の摩耗検知の処理動作について説明する。
図7は、クリーニングブレード43の摩耗検知の処理を示すフローチャートである。
次に、図7を参照して、本例の画像形成装置1におけるクリーニングブレード43の摩耗検知の処理動作について説明する。
図7は、クリーニングブレード43の摩耗検知の処理を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、制御部15は、画像形成部13による画像形成動作が終了すると、感光体21に形成されたトナー像を転写材である用紙S1に転写した回数、すなわち用紙S1に画像を形成した回数(以下、「プリント数」という。)が所定数以上に達したか否かを判定する(ステップS1)。プリント数が所定数以上に達したと判定された場合、制御部15は、クリーニングブレード43の使用時間が所定時間以上に達したか否かを判定する(ステップS2)。
ステップS1において、プリント数が所定数に達していないと判定された場合は、プリント数が所定数に達するまで、画像形成部13による画像形成動作を行う。同様に、ステップS2において、使用時間が所定時間以上に達していないと判定された場合は、使用時間が所定時間に達するまで画像形成部13による画像形成動作を行う。
使用時間が所定時間以上に達したと判定された場合、制御部15は、クリーニング部26の検知部32を動作させる。具体的には、図2に示すように、検知部32の発光素子を発光させ、付着部であるクリーニングブレード43の一面43aに光を照射する。そして、クリーニングブレード43の一面43aから反射された光を検知部32の受光素子で受光し、クリーニングブレード43の一面43aに付着したトナーを検知する(ステップS3)。検知部32は、受光素子で受光した検知光量を検知信号に変換し、この検知信号を制御部15に送信する。
ここで、検知部32は、受光素子で受光した検知光量を電気信号(検知信号)に変換して出力している。この検知信号の電圧値は、一例として、クリーニングブレード43の一面43aから戻ってきた光量と反比例の関係になっている。そのため、クリーニングブレード43の一面43aにトナーが付着していない状態では、発光素子から照射された光の多くが反射光として受光素子に戻り、受光素子の出力電圧が低くなる。また、クリーニングブレード43の一面43aに、舞い上がったトナーが多量に付着した場合では、受光素子に戻る光の量が減少し、受光素子の出力電圧、すなわち検知信号の電圧値が高くなる。
次に、制御部15は、検知部32から送られた検知信号が所定値以上に達したか否かを判定する(ステップS4)。検知信号が所定値以上に達したと判定された場合には、制御部15は、クリーニングブレード43の自動交換を行う、及び/または、報知手段である操作表示部14にクリーニングブレード43の交換時期をユーザに知らせる情報を表示させる(ステップS5)。これにより、クリーニングブレード43の摩耗検知が終了する。
検知信号が所定値以上に達していないと判定された場合には、検知信号が所定値以上に達するまで、画像形成部13による画像形成動作を行う。
本例では、プリント数が所定数を超え、かつ使用時間が所定時間を超えてからクリーニングブレード43の摩耗検知を行っている。これにより、クリーニングブレード43の交換後の一定期間内における誤検知を低下させることができる。
なお、図7に示すフローでは、検知部32によるクリーニングブレード43の摩耗検知をプリント数及び使用時間のカウント後に行う例を説明したが、これに限定されるものではない。
図8は、本例の画像形成装置1におけるクリーニングブレード43の交換又は報知フローの他の例を示すフローチャートである。
図8は、本例の画像形成装置1におけるクリーニングブレード43の交換又は報知フローの他の例を示すフローチャートである。
図8に示すように、プリント数及び使用時間のカウント前に、制御部15は、クリーニング部26の検知部32を動作させ、クリーニングブレード43の一面43aに付着したトナーを検知する(ステップS21)。そして、検知部32は、検知信号を制御部15に送信する。制御部15は、検知部32から送られた検知信号が所定値以上に達したか否かを判定する(ステップS22)。
検知信号が所定値以上に達したと判定された場合、制御部15は、プリント数が第1の所定数に達したか否かを判定する(ステップS23)。プリント数が第1の所定数以上の場合、制御部15は、クリーニングブレード43の使用時間が第1の所定時間に達したか否かを判定する(ステップS24)。そして、クリーニングブレード43の使用時間が第1の所定時間に達したと判定された場合、制御部15は、クリーニングブレード43の自動交換を行う、及び/または報知手段である操作表示部14にクリーニングブレード43の交換時期をユーザに知らせる情報を表示させる(ステップS25)。
ステップS23において、プリント数が第1の所定数以下と判定された場合、またはステップS24において、クリーニングブレード43の使用時間が第1の使用時間以下と判定された場合、制御部15は、クリーニングブレード43の自動交換を行うことなく、かつ報知手段である操作表示部14にクリーニングブレード43の交換時期をユーザに知らせる情報を表示させない(ステップS26)。
次に、制御部15は、画像形成部13による画像形成動作を行い、プリント数が第1の所定数よりも多い第2の所定数に達したか、そしてクリーニングブレード43の使用時間が第1の所定時間よりも長い第2の所定時間に達したか否かを判定する(ステップS27)。また、プリント数が第2の所定数以上になり、かつクリーニングブレード43の使用時間が第2の所定時間以上であると判定された場合、制御部15は、ステップS25においてクリーニングブレード43の自動交換を行うか、及び/または、報知手段である操作表示部14にクリーニングブレード43の交換時期をユーザに知らせる情報を表示させる。
<2.第2の実施の形態例>
次に、図9を参照して本発明の画像形成装置の第2の実施の形態例について説明する。
図9は、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置51のクリーニング部56を示す概略断面図である。
次に、図9を参照して本発明の画像形成装置の第2の実施の形態例について説明する。
図9は、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置51のクリーニング部56を示す概略断面図である。
この第2の実施の形態例にかかる画像形成装置51のクリーニング部56と、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1のクリーニング部26と異なるところは、舞い上がったトナーを捕集する捕集手段を設けた点と、検知部がトナーを検知する箇所である。そのため、ここでは、捕集手段と検知部について説明し、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1のクリーニング部26と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図9に示すように、クリーニング部56における2つの支持部材45には、それぞれ捕集手段61が設けられている。捕集手段61は、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側における感光体21とクリーニングブレード43で形成される空間50に配置される。この捕集手段61は、例えばポリウレタンからなる透明または半透明(透光性を有する)の部材である。そして、捕集手段61には、感光体21とクリーニングブレード43との当接箇所から感光体21の回転方向Rの下流側に舞い上がったトナーfが付着する。すなわち、この第2の実施の形態例では、捕集手段61が付着部としての役割を有している。
検知部62は、捕集手段61に付着したトナーfを検知する。検知部62は、例えば透過型の光学センサである。この場合、検知部62を構成する発光素子と受光素子は、捕集手段61を間に挟んで対向する位置に配置される。
なお、第2の実施の形態例では、捕集手段61を支持部材45に取り付けた例を説明したが、捕集手段61を取り付ける箇所は、これに限定されるものではない。捕集手段61は、感光体21の回転方向Rの下流側における空間50に配置されていればよく、例えば、クリーニングブレード43や回転部材40に取り付けてもよい。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1のクリーニング部26と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有するクリーニング部56によっても、上述した第1の実施の形態例にかかるクリーニング部26と同様の作用及び効果を得ることができる。
以上、画像形成装置の実施の形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の画像形成装置は、上述の実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、上述した実施の形態例では、単色画像を形成する例を説明したが、複数の画像形成部を設けてカラー画像を形成する画像形成装置に適用してもよい。カラー画像を形成する画像形成装置に適用した場合、クリーニングブレードの摩耗を判定する検知信号の所定値(閾値)は、トナーの種類、色に応じて適宜設定されるものである。
さらに、クリーニング部として感光体に残留するトナーを除去するクリーニング部に適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、中間転写ベルトや中間転写ドラム等の中間転写体に残留するトナーを除去するクリーニング部に適用してもよい。
1,51…画像形成装置、 11…原稿搬送部、 12…画像読取部、 13…画像形成部、 14…操作表示部(報知手段)、 15…制御部、 21…感光体(像担持体)、 22…帯電部、 23…露光部、 24…現像部、 25A…転写部、 25B…分離部、 26,56…クリーニング部、 27…用紙収納部、 28A…給紙部、 29…定着部、 31…ブレードユニット、 32,62…検知部(検知手段)、 33…クリーニングブラシ、 33a…ブラシ軸、 33b…ブラシ部、 34…フリッカー、 35…スクレーパ、 36…トナー回収部、 37…クリーニング筐体、 40…回転部材、 41…回転軸、 42…ブレード回転軸、 43…クリーニングブレード、 43´…交換用のクリーニングブレード、 43a…一面(付着部)、 44…固定部、 45…支持部材、 50…空間、 61…捕集手段(付着部) R…回転方向(移動方向)
Claims (10)
- 転写材に転写されるトナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体に当接し、前記転写材に前記トナー像を転写した後の前記像担持体の表面に残るトナーを除去するクリーニングブレードを有するクリーニング部と、
前記像担持体と前記クリーニングブレードとの当接箇所から前記像担持体の移動方向の下流側であって、前記像担持体と前記クリーニングブレードによって形成される空間に舞い上がったトナーが付着する付着部と、
前記付着部に付着した前記トナーを検知する検知手段と、
を備えた画像形成装置。 - 前記クリーニング部は、前記検知手段によって検知した前記トナーに応じて生成される検知信号が所定値以上になった際に、前記クリーニングブレードを自動的に交換する自動交換機構を有する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記クリーニング部は、交換用のクリーニングブレードを含め少なくとも2枚以上のクリーニングブレードを有する
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記自動交換機構は、前記クリーニングブレードと前記交換用のクリーニングブレードが取り付けられたブレード回転軸を有し、
前記ブレード回転軸が回転することにより、前記交換用のクリーニングブレードに交換する
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段によって検知した前記トナーに応じて生成される検知信号が所定値以上になった際に、前記クリーニングブレードの交換時期を知らせる報知手段を有する
請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記付着部は、前記クリーニングブレードにおける前記像担持体と対向する一面である
請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記付着部における前記像担持体と前記クリーニングブレードの当接箇所の端部に付着した前記トナーを検知する
請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記像担持体と前記クリーニングブレードが形成する前記空間に配置され、前記舞い上がったトナーを捕集する捕集手段をさらに設け、
前記付着部は、前記捕集手段である
請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記クリーニングブレードの使用時間が所定の時間に達した際に前記付着部に付着した前記トナーを検知する検知処理を行う
請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記像担持体から前記転写材に前記トナー像を転写した回数が所定数に達した際に前記付着部に付着した前記トナーを検知する検知処理を行う
請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2017090830A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2017102212A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置および画像形成装置 |
JP2019184961A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2011
- 2011-03-04 JP JP2011047118A patent/JP2012185244A/ja not_active Withdrawn
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