JP2012180295A - 染毛剤、その使用方法及び染毛剤用品 - Google Patents

染毛剤、その使用方法及び染毛剤用品 Download PDF

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Abstract

【課題】ノンエアゾールフォーマー容器から良好な泡状に吐出できる染毛剤であって、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪に適用しても、染毛処理中の泡の液状化が防止される泡持ちの良い染毛剤を提供する。
【解決手段】アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成され、第1剤と第2剤の混合液をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる染毛剤であって、前記フォーマー容器から吐出した泡をそのまま特定の撹拌条件下で撹拌したとき、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内である染毛剤
【選択図】なし

Description

本発明は、染毛剤、その使用方法及び染毛剤用品に関する。更に詳しくは、本発明は、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成され、第1剤と第2剤の混合液をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる泡持ちの良い染毛剤と、この染毛剤を頭髪に適用する使用方法と、この染毛剤及びノンエアゾールフォーマー容器を含んで構成される染毛剤用品に関する。
従来、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含む2剤式や3剤式等の多剤式に構成され、クリーム状、ジェル状等の剤型とされた酸化染毛剤、毛髪脱色剤、毛髪脱染剤等の染毛剤が知られている。これらの染毛剤は、その各剤の混合物を櫛やブラシ等を用いて頭髪に適用し、染毛処理を行うものである。しかし、これらの染毛剤は高粘度であるため、染毛処理時間中の液の垂れ落ちを有効に防止できる反面、頭髪全体にムラなく適用することが難しい。特に使用者自身の後頭部等は、鏡を利用しても染毛剤の均一な塗布操作が難しい。又、いわゆる毛髪ブロッキング等の手間を要する。
これに対して、多剤式染毛剤の各剤混合物を泡状にして用いる染毛剤が提案されている。これらの染毛剤では、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪全体にムラなく適用することができる。例えば下記の特許文献1、2にはエアゾール式のフォーマー容器で泡状に吐出して毛髪に適用する染毛剤が開示され、下記の特許文献3〜5にはポンプフォーマーやスクイズフォーマー等のノンエアゾール式のフォーマー容器で泡状に吐出して毛髪に適用する染毛剤が開示されている。
特開平9−136818号公報 特開平10−287534号公報 特開2007−291015号公報 特開2008−291020号公報 特開2006−124279号公報
ところで、泡状の剤型で用いる染毛剤は、上記のように頭髪全体にムラなく適用できるという利点を持つ反面、特にノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる染毛剤では、泡が潰れて液状化し、そのために頭髪から垂れ落ちを起こし易いという問題がある。
即ち、この種の染毛剤では、第1に、ノンエアゾールフォーマー容器による吐出への適性として、クリーム状、ジェル状等の染毛剤と比較してかなり低粘度であることが元々求められている。従って、液状化すると垂れ落ちを起こし易い。第2に、そのような低粘度とするために、染毛剤には多量の溶剤を配合している。溶剤は一定の消泡作用を示すため、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪に適用した場合、泡状染毛剤の泡が経時的に潰れ易いものとなる(泡持ちが悪くなる)。そして、泡状染毛剤には、例えば40分前後にも及ぶ比較的長い染毛処理時間が要求されるので、その染毛処理時間中に泡状染毛剤が液状化し、垂れ落ちを起こすのである。
そこで本発明は、ノンエアゾールフォーマー容器から良好な泡状に吐出できる染毛剤であって、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪に適用しても、染毛処理中の泡の液状化が防止される、泡持ちの良い染毛剤を提供することを解決すべき課題とする。
本願発明者は、多種多様な染毛剤の試作例について実験的研究を重ねた結果、ノンエアゾールフォーマー容器用染毛剤においては、「ノンエアゾールフォーマー容器から吐出した泡をそのまま特定の撹拌条件下で撹拌したとき、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内である」という条件を満たすことが上記の課題を解決する手段であることを見出すに至り、本願発明を完成した。
(第1発明の構成)
上記課題を解決するための本願第1発明の構成は、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成され、第1剤と第2剤の混合液をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる染毛剤であって、前記フォーマー容器から吐出した泡をそのまま特定の撹拌条件下で撹拌したとき、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内である、染毛剤である。
この第1発明において、ノンエアゾールフォーマー容器から吐出した泡は、上記の「特定の撹拌条件下で撹拌」の前後における泡の体積比較によって評価されるため、吐出時の泡のキメ細かさは比率b/aに関係しない。従って、比率b/aの数値判定に用いるフォーマー容器の気液混合比は、一般的な気液混合比の範囲内であれば、特段に限定されない。
更に第1発明において「特定の撹拌条件下で撹拌」とは、泡状に吐出した染毛剤を「手で揉み込むようにして頭髪に適用する」という操作を、判定基準としての客観的統一性を持たせた機械的な撹拌操作に置き換えたものであり、具体的には以下の条件下での撹拌を言う。
即ち、ノンエアゾールフォーマー容器から染毛剤の各剤の混合液を泡状に吐出し、その150mlを、200ml容で内径がほぼ6cmの円筒形容器(例えばビーカー)に収容する。次いで、日光ケミカルズ(株)製の市販乳化試験器ET-3A型の回転軸に取付けた撹拌羽を、その回転中心が円筒形容器の中心線と一致するように、かつその下端部が円筒形容器の底部との間に僅かなクリアランスを残すように、円筒形容器内部に位置決めする。撹拌羽は、回転中心となる支軸の下端から漢字の「山」の字を構成する形態で対の羽部を延設したものである。撹拌羽の回転半径は円筒形容器の半径より僅かに(数mm程度)小さく、対の羽部の上下方向の幅は円筒形容器に収容した泡の液面に達するサイズである。
このように撹拌羽を位置決めしたもとで、25℃の雰囲気中、撹拌羽を150rpmの回転速度で3分間回転させ、泡を撹拌する。この撹拌条件下で撹拌した直後の泡の状態は、同上のノンエアゾールフォーマー容器から吐出した泡をウィッグに揉み込んで適用した場合の平均的な泡の状態との比較において、泡の外観や泡の液化挙動等がほぼ同じであることが実験的に確認されている。
更に第1発明において泡(a)、(b)の「体積」は以下のように測定されたものを言う。即ち、直径3.5cm、高さ7.5cmの縦長形状で上方が開口した目盛り付きの透明ガラス容器(例えばメスシリンダー)に上記撹拌後の泡を6cm程度の高さになるように移す。その際、泡が気泡をかまないように(泡を構成している空気以外の空気を巻き込まないように)、かつ、泡を潰さないように注意する。そして、透明ガラス容器に移した直後の泡の上面の目盛り数字から泡(a)の体積を計算する。泡(b)の体積は、泡を透明ガラス容器に移した後40分経過時の泡の上面の目盛り数字から、潰れた泡に起因する容器底部の液剤分の目盛り数字を差し引いた数値に基づいて計算する。
(第2発明の構成)
上記課題を解決するための本願第2発明の構成は、第1発明に記載した染毛剤をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して頭髪に適用する、染毛剤の使用方法である。
この第2発明において、泡状に吐出した染毛剤を「頭髪に適用する」方法は、「手で揉み込むようにして適用する」場合が通常であるが、このような適用方法に限定されない。
(第3発明の構成)
上記課題を解決するための本願第3発明の構成は、第1発明に記載した染毛剤と、この染毛剤を泡状に吐出するためのノンエアゾールフォーマー容器とを含んで構成される、染毛剤用品である。
第1発明によれば、「比率b/aが0.7〜1の範囲内である」という客観的な指標に基づき、「ノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出できる染毛剤であって、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪に適用しても染毛処理中の泡の液状化が防止され、泡持ちが良い」という課題を解決できる染毛剤が提供される。
即ち、第1発明の染毛剤においては、ノンエアゾールフォーマー容器から吐出した泡を「手で揉み込むようにして頭髪に適用する」という操作に相当する標準的な機械的撹拌操作に供した直後の泡(a)の体積に対して、撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内であれば、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪に適用しても、40分間という通常の染毛処理時間の上限値に近い時間にわたって泡の液状化がほぼ完全に防止され、泡持ちが良い。
比率b/aが0.7未満である場合は、染毛処理時間中の泡の液状化防止が不十分であるため、染毛処理中に垂れ落ちを起こす。比率b/aが1を超えることは、技術常識として考えられない。
第1発明は、異なる見地から、次のような発明として理解することもできる。即ち、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成され、第1剤と第2剤の混合液をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる染毛剤であって、「ノンエアゾールフォーマー容器から吐出した泡をそのまま特定の撹拌条件下で撹拌したとき、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内である」という指標に該当するものについては、その各種の配合成分の詳細を検討しなくても、「ノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出できる染毛剤であって、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪に適用しても染毛処理中の泡の液状化が防止され、泡持ちが良い」という新規な課題を解決できる染毛剤であると判断することができる。この点は、後述する多くの実施例によって確認されている。
従って、新規、客観的かつ簡易な指標に基づいて選ばれた、前記課題を解決できる有用な染毛剤が提供される。あるいは、前記課題を解決できる有用な染毛剤を提供するための、新規、客観的かつ簡易な指標が提供される。
第2発明によれば、第1発明に係る染毛剤の好適な使用方法が提供される。
第3発明によれば、第1発明に係る染毛剤と、この染毛剤を泡状に吐出するためのノンエアゾールフォーマー容器とを含んで構成される好適な染毛剤用品が提供される。
次に、本発明を実施するための形態を、その最良の形態を含めて説明する。
〔染毛剤〕
本発明に係る染毛剤は、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成され、各剤の混合液をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる染毛剤である。ノンエアゾールフォーマー容器は任意の気液混合比のものを用いることができるが、好ましくは気液混合比を気体:液体=7:1〜20:1の範囲内としたもの、特に好ましくは気液混合比を気体:液体=9:1〜16:1の範囲内としたものである。
染毛剤の各剤の起泡前の剤型は特段に限定されず、例えば水を媒体とするゲル状、クリーム状あるいは乳化物状のもの、水溶液状のもの、固体状のもの、その他の剤型を任意に選択することができる。固体状の剤型としては、分散性に優れた粉末状が好ましく例示される。例えば第1剤を固体状の剤型とする場合には、第2剤は水を含む剤型とされる。要するに、各剤の混合時において水を媒体とする流動性の混合液となるなら、各剤の剤型は特に限定されない。
以下に述べる染毛剤の各種成分は、第1剤に含有されるアルカリ剤と第2剤に含有される酸化剤とを除き、特段の記載がない限り、第1剤、第2剤等の内の任意の一つの剤のみに配合しても良いし、異なる2以上の剤に分散して配合しても構わない。
染毛剤の種類は、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成される限りにおいて限定されず、例えば、酸化染毛剤、毛髪脱色剤、毛髪脱染剤等が包含される。又、染毛剤には、上記の第1剤と第2剤から構成される2剤式染毛剤の他、これらの各剤に加えて例えば酸化助剤等を含有する第3剤も付加された3剤式染毛剤のような多剤式染毛剤も包含される。
又、本発明の染毛剤は、ノンエアゾールフォーマー容器から吐出した場合において、その泡をそのまま特定の撹拌条件下で撹拌したとき、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内であることを必須の条件とする。この比率b/aは、特に0.8〜1の範囲内であることが好ましい。染毛剤がこの条件を満たすか否かを判定するために用いるノンエアゾールフォーマー容器は、例えばポンプフォーマーやスクイズフォーマー等の任意のタイプのノンエアゾールフォーマー容器を用いることができる。「特定の撹拌条件下での撹拌」の意味や、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aの測定方法は、「第1発明の構成」欄で述べた通りである。
〔染毛剤における周知の必須成分〕
本発明の染毛剤は、例えば酸化染毛剤、毛髪脱色剤、毛髪脱染剤等であって、いずれもアルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成される。
酸化染毛剤は第1剤中のアルカリ剤により毛髪を膨潤させて酸化染料中間体と第2剤中の酸化剤を毛髪内部に浸透させ、併せてアルカリ剤に基づくpH変化により酸化剤の作用を促進し、酸化剤により毛髪に含まれるメラニンを分解・脱色すると共に、第1剤に配合された酸化染料中間体を酸化重合させ発色させる。毛髪脱色剤は上記の酸化染毛剤における第1剤に酸化染料中間体を含有せず、メラニンの分解・脱色のみを行う。毛髪脱染剤は毛髪脱色剤の組成において更に酸化助剤として各種の過硫酸塩を配合し、毛髪中に存在する酸化染料中間体の重合体の分解・脱色も行う。酸化染料中間体は主要中間体からなり、あるいは主要中間体とカプラーからなる。酸化染毛剤には、染毛色調を調整するため、更に直接染料を配合することがある。
アルカリ剤としては、アンモニア、アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)、アンモニウム塩、有機アミン類(2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、グアニジン等)、無機アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム等)、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン等)及びそれらの塩等が例示される。アルカリ剤の含有量は、必要に応じて適宜に設定すれば良い。
酸化剤としては、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化水素、過酸化物等。過酸化物としては、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物等が例示される。酸化剤の含有量は、必要に応じて適宜に設定すれば良い。
酸化染料中間体の内、主要中間体としては、主としてo−又はp−のフェニレンジアミン類あるいはアミノフェノール類が挙げられ、具体的にはp−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン(p−トルイレンジアミン)、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、o−クロル−p−フェニレンジアミン、4−アミノ−m−クレゾール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノール及びそれらの塩類等が例示される。塩類としては、塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が例示される。主要中間体の含有量は、必要に応じて適宜に設定すれば良い。
カプラーとしては、主としてm−のジアミン類、アミノフェノール類又はジフェノール類が挙げられ、具体的にはレゾルシン、カテコール、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、5−アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、3,3’−イミノジフェニール、1,5−ジヒドロキシナフタレンおよびタンニン酸及びそれらの塩等が例示される。カプラーの含有量は、必要に応じて適宜に設定すれば良い。
直接染料としては、各種の酸性染料、塩基性染料、ニトロ染料、分散染料等が挙げられる。これらの内、酸性染料としては、青色1号、紫色401号、黒色401号、だいだい色205号、赤色227号、赤色106号、黄色203号、アシッドオレンジ3等が挙げられ、塩基性染料としては、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックレッド76、ベーシックレッド51、ベーシックイエロー57、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31等が挙げられ、ニトロ染料としては、2-ニトロ-p-フェニレンジアミン、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ニトロ-o-フェニレンジアミン、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HCブルーNo.2、HCオレンジNo.1、HCレッドNo.1、HCイエローNo.2、HCイエローNo.4、HCイエローNo.5、HCレッドNo.3、N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、ディスパーズバイオレット1、ディスパーズブルー1、ディスパーズブラック9等が挙げられる。直接染料の含有量は、必要に応じて適宜に設定すれば良い。
〔染毛剤の主要成分〕
(液状油性成分)
本発明の染毛剤は、染毛力を向上させるという点から、常温で液状である油性成分の1種又は2種以上を配合することが好ましい。また、液化し難い泡を生成するという点から、その含有量は0.01〜1質量%の範囲内、特に0.05〜0.5質量%の範囲内であることが好ましい。
なお、本発明において成分の含有量を「質量%」で表記する場合、特段のことわりがない限り、2剤式又は3剤式以上の染毛剤における各剤の混合液における含有量を意味する。
液状油性成分としては、後述の溶剤を除き、それぞれ常温で液状である高級アルコール、シリコーン類、油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、エステル等が挙げられる。
常温で液状である高級アルコールとしては、炭素数が10〜30のものであれば特に限定されず、その炭素骨格部分は直鎖状、分岐鎖状、環状、これらを組み合わせたものであって良く、飽和・不飽和の別も限定されない。高級アルコールとしては、例えば2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、デシルテトラデカノール等から選ばれる1種以上が挙げられる。より好ましくは飽和の直鎖状又は分岐鎖状の高級アルコールである2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデカノール、及びラウリルアルコールから選ばれる1種以上である。
常温で液状であるシリコーン類としては、例えば高重合のものを除くジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコン)、高重合のものを除くヒドロキシ末端基を有するジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコノール)、高重合のものを除くアミノ変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。ポリエーテル変性シリコーンとしては、POE・メチルポリシロキサン共重合体(PEG-10ジメチコン)が挙げられる。
常温で液状である油脂としては、例えばオリーブ油、ツバキ油、アーモンド油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、ブドウ種子油、アボカド油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油、ヤシ油、及び月見草油が挙げられる。
常温で液状であるロウとしては、例えばホホバ油が挙げられる。
常温で液状である炭化水素としては、例えばα−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ミネラルオイル、スクワランが挙げられる。
常温で液状である高級脂肪酸としては、例えばイソステアリン酸、オレイン酸、及びリノール酸が挙げられる。
常温で液状であるエステルとしては、例えばアジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、イソオクタン酸イソセチル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、カプリル酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジオクチル、及び2−エチルヘキサン酸セチルが挙げられる。
(界面活性剤)
本発明の染毛剤は、含有する界面活性剤の合計量が10質量%以上であること、特に合計で15質量%以上であることが、前記比率b/aを0.7〜1の範囲内とする上で好ましい。
これらの各種界面活性剤としては、特に、常温で固体のものが、前記の比率b/aを0.7〜1の範囲内とする上で好ましい。
又、上記液状油性成分を配合する場合において、界面活性剤の合計量と液状油性成分の含有量との質量比率としては、界面活性剤の合計量が液状油性成分の含有量の5〜1000倍程度であることが、前記比率b/aを0.7〜1の範囲内とする上で好ましい。
(カチオン性界面活性剤)
本発明の染毛剤は(A)成分としてカチオン性界面活性剤を含有することが、前記比率b/aを0.7〜1の範囲内とする上で好ましい。
(A)成分であるカチオン性界面活性剤の含有量は、0.05〜10質量%の範囲内、特に0.1〜5質量%の範囲内であることが好ましい。
カチオン性界面活性剤としては、例えば塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム(セトリモニウムクロリド)、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(ステアルトリモニウムクロリド)、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(ベヘントリモニウムクロリド)、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(ジステアリルジモニウムクロリド)、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム、及びクオタニウム−91等が例示されるが、これらに限定されない。カチオン性界面活性剤は、1種類を単独で用い、又は2種類以上を併用することができる。
(アニオン性界面活性剤)
又、本発明の染毛剤は、(B)成分としてアニオン性界面活性剤を含有することが、前記比率b/aを0.7〜1の範囲内とする上で好ましい。
(B)成分であるアニオン性界面活性剤の含有量は、0.05〜10質量%の範囲内、特に0.1〜5質量%の範囲内であることが好ましい。
アニオン性界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレン(以下、POEという)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム、セトステアリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン(ココイルグルタミン酸TEA)等のN−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、及びスルホコハク酸エステル等が例示される。これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンとしては、例えばナトリウムイオン、カリウムイオン、及びトリエタノールアミンが挙げられる。アニオン性界面活性剤は、1種類を単独で用い、又は2種類以上を併用することができる。
((A)成分と(B)成分との関係)
(A)成分と(B)成分との関係については、両者の含有量の質量比A/Bが0.2以上であり、特に1以上であることが、泡の液化を抑制する上で好ましく、従って比率b/aを0.7〜1の範囲内とする上で好ましい。この質量比A/Bの上限値は、(A)成分と(B)成分とでコンプレックスを形成することにより泡の膜強度が向上し、その結果、泡の液化を抑制することができるという理由から、100以下であることが好ましい。又、染毛剤に含有される界面活性剤の合計配合量を100質量部としたとき、その内の5〜50質量部程度を(A)成分及び(B)成分で占めることが好ましい。
(その他の界面活性剤)
(A)成分及び(B)成分以外の界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤を含有することが好ましい。非イオン性界面活性剤の含有量は、11〜40質量%、特に11〜20質量%の範囲内であることが好ましい。
非イオン性界面活性剤としては以下(1)〜(17)のものが例示されるが、その1種類を単独で用いても良く、2種類以上を併用しても良い。
(1)POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、 POEオレイルエーテル、POEラウリルエーテル、POEトリデシルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEデシルペンタデシルエーテル、POEデシルテトラデシルエーテル、POEアルキル(C12〜14)エーテル等のPOEアルキルエーテル。 (2)POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル。 (3)モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタン等のPOEソルビタン脂肪酸エステル。 (4)モノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグリセリン等のPOEグリセリルモノ脂肪酸エステル。 (5)テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POEソルビットミツロウ等のPOEソルビトール脂肪酸エステル。 (6)POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油。 (7)モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール。 (8)親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン等の高級脂肪酸グリセリンエステル。 (9)モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル。 (10)POEラノリン、POEラノリンアルコール、POEソルビトールラノリン等のラノリン誘導体。 (11)ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等のアルキロールアミド。 (12)POEステアリン酸アミド等のPOE脂肪酸アミド。 (13)ショ糖脂肪酸エステル。 (14)ジメチルラウリルアミンオキシド、ラウラミンオキシド、ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド等のアルキルアミンオキシド。 (15)ラウリルグルコシド、アルキル(8〜16)グルコシド等のアルキルグルコシド。 (16)レシチン誘導体水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン等。 (17)POE・ポリオキシプロピレン(以下POPと略す)セチルエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル。
各種界面活性剤の内、両性界面活性剤は、本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。
両性界面活性剤としては以下の(1)〜(5)のものが例示されるが、その1種類を単独で用いても良く、2種類以上を併用しても良い。
(1)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(ラウラミドプロピルベタイン)、リシノレイン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びそれらのナトリウム塩、カリウム塩又はトリエタノールアミン塩。 (2)デシルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、オレイルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ベヘニルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びそれらのナトリウム塩、カリウム塩又はトリエタノールアミン塩。
(3)ココアンホ酢酸Na(N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン)、ココアンホプロピオン酸Na(N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン)、ラウロアンホ酢酸Na(N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン)、オリーブアンホ酢酸Na、カカオ脂アンホ酢酸Na、ゴマアンホ酢酸Na、スイートアーモンドアンホ酢酸Na、ステアロアンホ酢酸塩、パームアンホ酢酸Na、ピーナッツアンホ酢酸Na、ヒマワリ種子アンホ酢酸Na、綿実アンホ酢酸Na等のN−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノカルボン酸塩。 (4)ココアンホジ酢酸Na、ココアンホジプロピオン酸Na、及びラウロアンホジ酢酸Na等のN−アシルアミノエチル−N−カルボキシメトキシエチルアミノカルボン酸塩。 (5)ヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシン。
(溶剤)
本発明の染毛剤に溶剤として揮発性溶剤を含有させることが、比率b/aを0.7〜1の範囲内とする上で好ましい。揮発性溶剤の含有量は限定されないが、0.1〜20質量%の範囲内、特に0.5〜15質量%の範囲内であることが好ましい。揮発性溶剤の含有量が上記の範囲を上回ると、染毛性能が不十分となる恐れがある。
揮発性溶剤としては、エタノール、イソプロパノール、プロパノール、ブチルアルコール、ベンジルアルコール等が例示されるが、その1種類を単独で用いても良く、2種類以上を併用しても良い。
〔染毛剤におけるその他の有益な成分〕
本発明の染毛剤には、上記の各成分の他にも、常温で固体である高級アルコール、不揮発性溶剤、シリコーン類、カチオン化ポリマー、並びにジアリル4級アンモニウム塩及びアクリル酸を構成単位として少なくとも含む共重合体のそれぞれ1種又は2種以上を好ましく配合することができる。
(常温で固体である高級アルコール)
本発明の染毛剤には、常温で固体である高級アルコールを0.01〜15質量%含有させることができる。常温で固体である高級アルコールの含有量が上記の範囲を超えて過剰である場合は、粘度上昇による泡の吐出不具合が生じたり、泡が消えやすくなる恐れがある。
常温で固体である高級アルコールとしては、炭素数が10〜30のものであれば特に限定されず、その炭素骨格部分は直鎖状、分岐鎖状、環状、これらを組み合わせたものであって良く、飽和・不飽和の別も限定されない。高級アルコールとしては、例えばセチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、ラノリンアルコール、及び水添ラノリンアルコール等から選ばれる1種以上が挙げられる。
(不揮発性溶剤)
本発明の染毛剤には、0.01〜10質量%の不揮発性溶剤を含有させることができる。染毛剤における不揮発性溶剤の含有量が上記の範囲を超えて過剰である場合は、泡が消えやすくなる恐れがある。
不揮発性溶剤としては、例えば、グリコール及びグリセリンが挙げられる。グリコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールが挙げられる。グリセリンとしては、例えばグリセリン、ジグリセリン、及びポリグリセリンが挙げられる。
(常温で固体であるシリコーン類)
本発明の染毛剤には、0.01〜3質量%の常温で固体であるシリコーン類を含有させることができる。染毛剤におけるこれらのシリコーン類の含有量が上記の範囲を超えて過剰である場合は、泡が消えやすくなる恐れがある。
常温で固体であるシリコーン類としては、高重合ジメチルポリシロキサン、ヒドロキシ末端基を有する高重合ジメチルポリシロキサン、高重合アミノ変性シリコーン等が挙げられる。
(カチオン化ポリマー、並びにジアリル4級アンモニウム塩及びアクリル酸を構成単位として少なくとも含む共重合体)
本発明の染毛剤には、0.01〜2質量%のカチオン化ポリマー、並びにジアリル4級アンモニウム塩及びアクリル酸を構成単位として少なくとも含む共重合体から選ばれる1種以上を含有させることができる。染毛剤におけるカチオン化ポリマー、並びにジアリル4級アンモニウム塩及びアクリル酸を構成単位として少なくとも含む共重合体から選ばれる1種以上の含有量が上記の範囲を超えて過剰である場合は、フォーマー容器からの吐出に不具合が生じる恐れがある。
カチオン化ポリマーとしては水溶性のカチオン化ポリマーが好ましい。水溶性のカチオン化ポリマーとしては、カチオン化多糖類であるカチオン化セルロース、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム等の他、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体(ポリクオタニウム-6、例えばマーコート100;Nalco社)、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-7、例えばマーコート550;Nalco社)、4級化ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
カチオン化セルロースの具体例としては、ヒドロキシエチルセルロースに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加して得られる4級アンモニウム塩の重合体(ポリクオタニウム-10、例えばカチナールHC−100、同HC−200、同LC−100、同LC−200;東邦化学工業(株)、セルコートSC−230M;アクゾノーベル社、レオガードG、同GP;ライオン(株)、ポリマーJR-125、同JR-400、同JR-30M、同LR-400、同LR-30M;Amerchol社)、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重合体(ポリクオタニウム-4、例えばセルコートL-200;アクゾノーベル社)等が挙げられる。
カチオン化グアーガムの具体例として、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガム等が挙げられる。
4級化ポリビニルピロリドンの具体例としては、ビニルピロリドン(VP)とメタクリル酸ジメチルアミノエチルの共重合体と硫酸ジエチルから得られる4級アンモニウム塩(ポリクオタニウム-11、例えばガフコート734、同755、同755N;アイエスピー・ジャパン社)等が挙げられる。
ジアリル4級アンモニウム塩及びアクリル酸を構成単位として少なくとも含む共重合体の具体例としては、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体(ポリクオタニウム-22、例えばマーコート280、同295;Nalco社)、アクリル酸/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-39、例えばマーコートプラス3330、同3331、マーコート3330、同3331;Nalco社)等が挙げられる。
これらの中でも、毛髪化粧料組成物の粘度上昇を考慮すると、特にカチオン化多糖類、並びにジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として少なくとも含む重合体及び共重合体が好ましい。
〔染毛剤におけるその他の成分〕
本発明に係る染毛剤には、上記の各成分の他に、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、この種の染毛剤に配合されることがある各種の成分を適当量加えることができる。そのような成分の幾つかの例を以下に述べる。
(常温で固体である油性成分)
常温で固体である油性成分としては、それぞれ常温で固体である油脂、炭化水素、高級脂肪酸、ロウ類、エステル類等が例示される。
常温で固体である油脂としては、シア脂等が例示される。
常温で固体である炭化水素としては、ポリブテン、パラフィン、ポリエチレン末、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が例示される。
常温で固体である高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、ヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、ラノリン脂肪酸等が例示される。
常温で固体であるロウ類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ラノリン等が例示される。
常温で固体であるエステル類としては、オクタン酸セチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、10〜30の炭素数を有する脂肪酸コレステリル/ラノステリル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル等が例示される。
(アルキルグリセリルエーテル)
アルキルグリセリルエーテルとしては、バチルアルコール(モノステアリルグリセリルエーテル)、キミルアルコール(モノセチルグリセリルエーテル)、セラキルアルコール(モノオレイルグリセリルエーテル)等が例示される。
(ペプチド、アミノ酸系成分)
ペプチド、アミノ酸系成分としては、コラーゲン、ケラチン、エラスチン、フィブロイン、シルク、カゼイン、ゼラチン等の動物系蛋白質、コムギ、オオムギ、カラスムギ、ダイズ、アーモンド等の植物から得られるタンパク質、これらのタンパク質を酸、アルカリ、酵素等により加水分解したもの、等が例示される。
(高分子化合物)
高分子化合物としては、前記したカチオン化ポリマー以外の、カルボキシビニルポリマー等のアニオン性ポリマー、水溶性ポリマー等が例示される。水溶性ポリマーの具体例としては、アラビアガム、キサンタンガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、デンプン、アルゲコロイド(褐藻エキス)等の植物性高分子、デキストラン、プルラン等の微生物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、ニトロセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子等が例示される。
(pH緩衝成分)
pH緩衝成分は、無機酸又は有機酸である酸成分と、無機アルカリ又は有機アルカリであるアルカリ成分とからなる。特に、有機酸と有機アルカリからなるものが好ましい。
有機酸としては、ヒドロキシカルボン酸(グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸等)、ジカルボン酸(コハク酸等)が例示される。
有機アルカリとしては、モルフォリン等の揮発性アルカリ成分、L−ヒスチジン等の塩基性アミノ酸が例示される。
〔染毛剤の使用方法〕
本発明に係る毛髪化粧料組成物の使用方法は、上記した染毛剤をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して頭髪に適用する方法である。
ノンエアゾールフォーマー容器としては、毛髪化粧料組成物に対してノンエアゾールタイプの起泡と吐出を行える機能を有するものである限りにおいて限定されない。好ましくは、後述のノンエアゾールフォーマー容器を用いて起泡させることができる。
〔染毛剤用品〕
本発明に係る染毛剤用品は、上記した染毛剤と、この染毛剤を泡状に吐出するためのノンエアゾールフォーマー容器とを含んで構成される。
ノンエアゾールフォーマー容器の代表的な例として、ポンプフォーマーやスクイズフォーマーを挙げることができる。ポンプフォーマーとは、ポンプヘッド部を押圧操作することにより収容液(例えば染毛剤の第1剤/第2剤混合液)を泡状にして吐出させるもので、収容液を空気と混合して泡状に吐出する泡吐出器を容器本体の口首部に装着したものである。ポンプフォーマーは特開2007−275777号公報等に開示されており、公知である。スクイズフォーマーとは、軟質合成樹脂製の容器本体を手指を用いてスクイズする(容器に対する圧縮操作と圧縮解除操作を繰り返す)ことにより、同上の収容液と空気をフォーマー用吐出ヘッドの気液混合室に導入して混合し、泡吐出器により形成された泡をノズルから吐出するものである。スクイズフォーマーは特開2008−291024号公報や雑誌「フレグランスジャーナル」の2009年6月号に掲載された文献「ヘアカラー技術の新しい動向(−泡状ヘアカラー技術の開発−)」等に記載されており、公知である。
ノンエアゾールフォーマー容器の泡吐出器は、泡を形成するための多孔質膜を1つ又は複数有する。多孔質膜の材質としては、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。多孔質膜のメッシュとしては、例えば50〜300メッシュが好ましい。
以下に本発明の実施例及び比較例を説明する。本発明の技術的範囲はこれらの実施例及び比較例によって限定されない。
〔染毛剤の第1剤及び第2剤〕
末尾の表1に示す番号1〜14に係る酸化染毛剤の第1剤、末尾の表2に示す番号1〜10に係る酸化染毛剤の第2剤を、それぞれ調製した。これらの第1剤及び第2剤は、常法に従い、いずれも液状又は水溶液状に調製した。表1、2において成分の組成を示す数値の単位は「質量%」であるが、これらの数値は、第1剤又は第2剤中の質量%数であって、第1剤及び第2剤の混合時における質量%数ではない。
〔実施例及び比較例に係る染毛剤〕
表1に示す番号1〜14に係る第1剤と表2に示す番号1〜10に係る第2剤の内から、表3の「第1剤」、「第2剤」の欄にそれぞれ示す特定の番号に係る第1剤と第2剤を選択して組合わせることにより、表3の実施例1〜実施例13、比較例1〜比較例3に示す2剤式の酸化染毛剤を構成した。
〔実施例及び比較例に係る染毛剤の評価〕
(比率b/aの測定)
実施例1〜実施例13、比較例1〜比較例3に係る染毛剤について、それぞれ、表3に示す第1剤と第2剤を1:1の質量比でノンエアゾールフォーマー容器(ポンプフォーマー)に収容して混合液とし、そのポンプヘッド部を押圧操作することにより前記混合液を泡剤型で吐出した。ポンプフォーマーとしては、(株)吉野工業所製の商品名W−5721、WPフォーマーポンプ Lノズルタイプ(気/液混合比:13/1、吐出量:0.9g(1プッシュ)、多孔質膜:90メッシュのポリエチレン製メッシュリング2枚)を使用した。
そして泡状に吐出した染毛剤の一部を、「第1発明の構成」欄で前記した通りに特定の撹拌条件下で撹拌し、次いで撹拌直後の泡(a)の体積と撹拌後40分経過時の泡(b)の体積を求めて比率b/aを測定した。各実施例、比較例についての比率b/aの測定結果を表3の「b/a」の欄に示す。
(垂れ落ちの評価)
一方、実施例1〜実施例13、比較例1〜比較例3に係る上記の泡状に吐出した染毛剤の他の一部を、直ちにウィッグに塗布してから、40℃の条件下で30分間、泡状染毛剤の垂れ落ち難さを経時的に観察し、評価した。この評価に当たっては、30分間の観察において、垂れ落ちが全く見られなかった場合を「◎」、垂れ落ちがほとんど見られなかった場合を「○」、やや垂れ落ちが見られた場合を「△」、垂れ落ちが明瞭に見られた場合を「×」とした。各実施例、比較例についての垂れ落ちの評価結果を表4の「垂れ落ち」の欄に示す。
本発明によって、ノンエアゾールフォーマー容器から良好な泡状に吐出できる染毛剤であって、吐出した泡を手で揉み込むようにして頭髪に適用しても、染毛処理中の泡の液状化が防止される泡持ちの良い染毛剤が提供される。
(第1発明の構成)
上記課題を解決するための本願第1発明の構成は、アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成され、その各剤の混合液をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる染毛剤であって、前記ノンエアゾールフォーマー容器から吐出した泡をそのまま特定の撹拌条件下で撹拌したとき、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内である、染毛剤である。

Claims (3)

  1. アルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含んで構成され、第1剤と第2剤の混合液をノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して用いる染毛剤であって、前記フォーマー容器から吐出した泡をそのまま特定の撹拌条件下で撹拌したとき、撹拌直後の泡(a)の体積に対する撹拌後40分経過時の泡(b)の体積の比率b/aが0.7〜1の範囲内であることを特徴とする染毛剤。
  2. 請求項1に記載した染毛剤を、ノンエアゾールフォーマー容器から泡状に吐出して頭髪に適用することを特徴とする染毛剤の使用方法。
  3. 請求項1に記載した染毛剤と、この染毛剤を泡状に吐出するためのノンエアゾールフォーマー容器とを含んで構成されることを特徴とする染毛剤用品。
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