JP2012179446A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン Download PDF

Info

Publication number
JP2012179446A
JP2012179446A JP2012141997A JP2012141997A JP2012179446A JP 2012179446 A JP2012179446 A JP 2012179446A JP 2012141997 A JP2012141997 A JP 2012141997A JP 2012141997 A JP2012141997 A JP 2012141997A JP 2012179446 A JP2012179446 A JP 2012179446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
alternative
symbol
winning determination
determination result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012141997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5590575B2 (ja
Inventor
Masato Arai
正人 荒井
Nobuyuki Ito
信之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Original Assignee
Sammy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2012141997A priority Critical patent/JP5590575B2/ja
Publication of JP2012179446A publication Critical patent/JP2012179446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5590575B2 publication Critical patent/JP5590575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】賞判定結果を必要とされる適切なときに報知することにより、遊技者の注意力を入賞判定結果に向けさせるスロットマシンを提供する。
【解決手段】 入賞判定テーブルには、複数種類の入賞図柄の組み合わせのうち、ストップSWの操作に基づいて、所定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示装置に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様を複数種類含み、判定結果外部報知手段は、入賞判定手段による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることと、所定の開始要件を満たしたことを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知する。
【選択図】図1

Description

この発明は、スロットマシンに関し、特に入賞判定の内容を特定の場合に外部に報知しようとするものである。
従来、この種のスロットマシンとしては、スタートスイッチと、このスタートスイッチからのスタート信号の入力に基づいて複数種類の図柄の変動表示を開始する図柄変動表示装置と、前記図柄変動表示装置による図柄の変動表示を所定の変動停止猶予間隔内に終了させ、図柄変動表示装置に停止図柄の組み合わせを表示させるストップスイッチと、複数種類の入賞図柄の組み合わせに対応する複数種類の入賞態様の入賞確率が各々予め設定された入賞判定テーブルと、前記スタート信号の入力を条件に、前記入賞判定テーブルに基づいて入賞判定を行う入賞判定手段と、前記入賞判定手段による入賞判定の結果を外部に報知する判定結果外部報知手段と、前記入賞判定手段による入賞判定結果がいずれかの入賞態様への入賞を内容とすること及び前記ストップスイッチの操作に基づいて図柄変動表示装置に停止表示された停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段による入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせであることを条件に、遊技者に所定の利益を付与する利益付与手段とを備えたものが知られていた。
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、入賞判定の内容の全てを外部に報知するものであることから、前記入賞判定手段による入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせが、ストプスイッチの操作に基づいて停止図柄の組み合わせとして図柄変動表示に停止表示される前に、入賞判定の内容が必要以上に解ってしまい、特に遊技者にとって大きな利益が与えられる入賞については、以降の遊技の興趣を逆に殺ぐといった問題点があった。
そこで、請求項1記載のスロットマシンは、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ストップスイッチの操作に基づいて、前記所定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示装置に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様を設定するともに、入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であるときに、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知し、入賞判定結果を必要とされる適切なときに報知することにより、遊技者の注意力を入賞判定結果に向けさせることができ、遊技者が効率的に遊技を行うことのできるスロットマシンを提供しようとするものである。
また、スロットマシンは、特別遊技中においても一般遊技中においてもいずれか一方又は双方の遊技中において、択一的入賞判定結果を報知することのできるスロットマシンを提供しようとするものである。また、スロットマシンは、択一的入賞態様に対応した入賞図柄の組み合わせの出現率を均等に設計するだけで、実際の出現率を最初の設計値通りに実現することのできるスロットマシンを提供しようとするものである。
また、スロットマシンは、択一的入賞態様に対応した入賞図柄の組み合わせの出現率を異なるものにしても、各択一的入賞図柄の組み合わせにより生じる利益の実際の期待値は均等にすることのできるスロットマシンを提供しようとするものである。また、スロットマシンは、複数個の図柄表示部を有する図柄表示装置のうち、少なくとも一の図柄表示部において、前記所定の変動停止猶予間隔内に、停止表示可能な図柄が択一的入賞図柄の組み合わせに含まれる図柄になるようにすることで、簡易な状況で択一的入賞図柄を設定できるスロットマシンを提供しようとするものである。
また、スロットマシンは、択一的入賞判定結果が報知される場合と報知されない場合という遊技者にとって有利な状況と不利な状況との二つの状況に分離し、条件によっては、受ける利益に差を付けることですることで、遊技者の受ける利益に起伏があり興趣ある遊技が可能なスロットマシンを提供しようとするものである。
(特徴点)
本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に示した発明の実施の形態の一例を用いて説明する。
(請求項1)
請求項1記載のスロットマシンは、入賞判定テーブル(120)には、複数種類の入賞図柄の組み合わせのうち、ストップスイッチ(51)の操作に基づいて、所定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示装置(20)に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様を含み、判定結果外部報知手段(40)は、入賞判定手段(110)による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知するようにしたことを特徴とする。
したがって、請求項1記載のスロットマシンによれば、所定の信号の入力を条件に、入賞判定手段(110)は、入賞判定テーブル(120)に基づいて入賞判定を行う。前記入賞判定テーブル(120)には、複数種類の入賞態様が所定の入賞確率で設定され、前記入賞態様には、複数種類の入賞図柄の組み合わせのうち、ストップスイッチ(51)の操作に基づいて、前記所定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示装置(20)に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様を含んでいることから、入賞判定手段(110)による入賞判定の結果は所定の確率で択一的入賞態様の入賞となる。
判定結果外部報知手段(40)は、入賞判定手段(110)による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知する。ここで、「変動停止猶予間隔」とは、ストップスイッチ(51)を操作してから、実際に図柄変動表示装置(20)の図柄変動表示が停止する間の変動表示の間隔をいい、「所定の変動停止猶予間隔」とは、遊技者がストップスイッチ(51)を操作してから図柄の変動表示が停止するまでの間隔が、遊技者に違和感を与えない程度の間隔であることを意味し、例えばストップスイッチ(51)を操作してから、190msec以内、すなわち図柄の移動が4図柄以内の場合のように予め設定された範囲内のものとなっているものをいう。
ここで、「択一的入賞図柄の組み合わせ」とは、入賞図柄のうち、各ストップスイッチ(51)を操作してから前記変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが停止表示可能となる入賞図柄の組み合わせをいう。また、「択一的入賞態様」とは、前記「択一的入賞図柄の組み合わせ」に対応する入賞態様をいう。
スロットマシンは、上記した特徴点に加え、入賞判定テーブル(120)には、一般遊技に用いられる一般遊技中入賞判定テーブル(121)と、前記一般遊技とは異なる遊技状態に用いられる前記一般遊技よりも小役の入賞確率が高く設定された特別遊技中入賞判定テーブル(122)とを含み、択一的入賞態様は、前記一般遊技中入賞判定テーブル(121)又は特別遊技中入賞判定テーブル(122)のいずれか一方又は双方に含まれることを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、判定結果外部報知手段(40)による択一的入賞判定結果の外部への報知は、一般遊技又は特別遊技のいずれか一方又は双方の遊技状態において行われる。
上記スロットマシンは、上記した特徴点に加え、すべての択一的入賞態様は、遊技者が得られる所定の利益価値を同じくすることを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、判定結果外部報知手段(40)による択一的入賞判定結果の外部への報知は、すべての択一的入賞態様の入賞によって得られる利益価値が同じ場合でも、行われる。
スロットマシンは、上記した特徴点に加え、少なくとも一の択一的入賞態様は、他の択一的入賞態様とは遊技者が得られる所定の利益価値を異にすることを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、判定結果外部報知手段(40)による択一的入賞判定結果の外部への報知は、すべての択一的入賞態様の入賞によって得られる利益価値が異なる場合でも、行われる。
スロットマシンは、上記した特徴点に加え、図柄変動表示装置(20)は、各々複数種類の図柄を変動表示可能な複数個の図柄表示部(例えば表示窓10)を備え、択一的入賞図柄の組み合わせは、前記複数個の図柄表示部(10)のうち、少なくとも一部の図柄表示部(10)で停止表示される図柄によって識別可能に構成したことを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、択一的入賞図柄の組み合わせを簡易に設定することができる。
スロットマシンは、上記した特徴点に加え、所定の報知条件の成就に基づいて、択一的入賞判定結果を報知するか否かを決定する択一的入賞判定結果報知決定手段(171)を備えたことを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、択一的入賞判定結果報知決定手段(171)は、所定の条件が成就したことを条件に判定結果外部報知手段(40)による択一的入賞判定結果の報知を行うか否かを決定する。
スロットマシンは、上記した特徴点に加え、所定の報知条件には、遊技状態を含むことを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、択一的入賞判定結果報知決定手段(171) は、遊技状態の如何によって判定結果外部報知手段(40)による択一的入賞判定結果を報知するか否かを決定する。
スロットマシンは、上記した特徴点に加え、所定の報知条件には、図柄変動表示装置(20)に特定図柄の組み合わせが停止表示されたことを含むことを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、択一的入賞判定結果報知決定手段(171)は、図柄変動表示装置(20)に特定図柄の組み合わせが停止表示されたか否かで、判定結果外部報知手段(40)による択一的入賞判定結果を報知するか否かを決定する。
スロットマシンは、上記した特徴点に加え、所定の報知条件には、前記図柄変動表示装置(20)に特定の入賞図柄の組み合わせが停止表示されたことを特徴とする。
したがって、上記のスロットマシンによれば、図柄変動表示装置(20)に特定の入賞図柄の組み合わせが停止表示されたか否かで、判定結果外部報知手段(40)による択一的入賞判定結果を報知するか否かを決定することができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載のスロットマシンによれば、ストップスイッチの操作に基づいて、前記所定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示装置に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様を設定するともに、入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であるときに、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知し、入賞判定結果を必要とされる適切なときに報知することにより、遊技者の注意力を入賞判定結果に向けさせることができ、遊技者が効率的に遊技を行うことのできるスロットマシンを提供することができる。
これに加え、スロットマシンによれば、特別遊技中においても一般遊技中においてもいずれか一方又は双方の遊技中において、択一的入賞判定結果を報知することのできるスロットマシンを提供することができる。
これに加え、スロットマシンによれば、択一的入賞態様に対応した入賞図柄の組み合わせの出現率を均等に設計するだけで、実際の出現率を最初の設計値通りに実現することのできるスロットマシンを提供することができる。
これに加え、スロットマシンによれば、択一的入賞態様に対応した入賞図柄の組み合わせの出現率を異なるものにしても、各択一的入賞図柄の組み合わせにより生じる利益の実際の期待値は均等にすることのできるスロットマシンを提供することができる。
これに加え、スロットマシンによれば、複数個の図柄表示部を有する図柄表示装置のうち、少なくとも一の図柄表示部において、前記所定の変動停止猶予間隔内に、停止表示可能な図柄が択一的入賞図柄の組み合わせに含まれる図柄になるようにすることで、簡易な状況で択一的入賞図柄を設定できるスロットマシンを提供することができる。
これに加え、スロットマシンによれば、択一的入賞判定結果が報知される場合と報知されない場合という遊技者にとって有利な状況と不利な状況との二つの状況に分離し、条件によっては、受ける利益に差を付けることですることで、遊技者の受ける利益に起伏があり興趣ある遊技が可能なスロットマシンを提供することができる。
スロットマシンの機能ブロック図である。 表示窓周辺の主要図である。 貼付前の状態のリールテープの正面図である。 入賞判定テーブルに格納された入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを示した模式図である。
図1〜4は、本発明の一実施の形態を示すものであり、図1はスロットマシンの機能ブロック図、図2は表示窓周辺の主要図、図3は貼付前の状態のリールテープの正面図、図4は入賞判定テーブルに格納された入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを示した模式図を各々示す。
図2中、10は、スロットマシン(図示せず)の正面に設けられた表示窓10であって、この表示窓10は、横並びに並んだ3つの縦長の表示窓10、具体的には、左の表示窓10、中央の表示窓10、右の表示窓10から構成されている。前記各表示窓10・・は、透明な材料で形成され、その奥方には、各々、複数種類の図柄を変動表示するための図柄変動表示装置20が設けられている。前記図柄変動表示装置20は、図には詳しく示さないが、左の表示窓10に対応する左の回転リール装置、中央の表示窓10に対応する中央の回転リール装置、右の表示窓10に対応する右の回転リール装置とを備えている。
また、前記各表示窓10の表面には、各表示窓10・・を横切るように、5本の入賞ライン11・・が表示されている。この入賞ライン11は、水平方向に延び垂直方向に平行に並んだ、3本の水平な入賞ライン11・・と、中央の表示窓10でクロスする2本の斜めの入賞ライン11・・とから構成され、各入賞ライン11・・上に並んだ図柄の組み合わせ如何によって、遊技者に利益を付与するか否かが決定される。
前記各リール装置は、図には詳しく示さないが、前記各表示窓10・・にその外周を臨ませた円筒状の回転リール30(図2)と、この回転リール30の円筒状の中心部分を軸支して回転させるためのモータ、本実施の形態ではステッピングモータとを備えている。また、各回転リール30・・は、その外周全面に、図3に示すような複数種類の図柄を表示したリールテープ31が巻き付けられ、前記各回転リール30・・を前記各ステッピングモータにより回転させ、円筒状の外周部分を一定方向に回転させることができる。
そして、前記各回転リール30・・の回転により、複数種類の図柄が変動表示されているように、前記各表示窓10・・を介して外部から観察することができる。左の回転リール30には左のリールテープ31が、中央の回転リール30には中央のリールテープ31が右の回転リール30には右のリールテープ31が各々貼付される。前記リールテープ31には、図3に示すように、「縞7図柄」、「白7図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図柄」の7種類の図柄が表示されている。
そして、前記左のリールテープは、上から順に、「リプレイ図柄」、「BAR図柄」、「チェリー図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「チェリー図柄」、「白7図柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図柄」、「縞7図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」の順に、合計21個の図柄が表示されている。
前記中央のリールテープには、「ベル図柄」、「BAR図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図柄」、「チェリー図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」の順に、合計21個の図柄が表示されている。
前記右のリールテープには、「ベル図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「スイカ図柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」の順で、合計21個の図柄が表示されている。
そして、左のリールテープ31においては、図3に示すように、これら択一的入賞図柄の組み合わせの一つである「白7図柄」、「縞7図柄」、「BAR図柄」の各図柄は、いずれも前記変動停止猶予間隔(本実施の形態では、4図柄)を超えた図柄数を隔てて配置されている。前記各表示窓10・・の上方には、図には示さないが、判定結果外部報知手段40(図1)としてのモニタが配置されている。前記モニタは、遊技方法の説明や各入賞に対して付与される利益の内容に加え、択一的入賞判定結果が報知可能に形成されている。
なお、本実施の形態では、択一的入賞判定結果はモニタにより報知可能に形成されていると説明したが、択一的入賞判定結果を外部に報知する判定結果外部報知手段40としてはこれに限らず、択一的入賞図柄を表示したパネルの内部に点灯消灯可能なランプやLEDを配列したものや、ランプやLEDを配列したものにより択一的入賞図柄を簡略的に表現したものであってもよい。
スロットマシンの制御回路は、図1に示すように、例えばCPUから構成された電子的制御装置100から構成されている。そして、前記電子的制御装置100の入力側には、図1に示すように、前記図柄変動表示装置20による図柄の変動表示を開始させるスタートスイッチ50と、図柄を変動表示中の回転リール30・・の回転を個別に所定の変動間隔以内に停止させることのできる3個のストップスイッチ51・・とが各々接続されている。
また、前記電子的制御装置100の出力側には、図1に示すように、3個の回転リール30・・をそれぞれ個別に回転駆動させるモータ33・・(図1)と、入賞判定の結果に応じて所定枚数の賞メダルを遊技者に払い出すためのホッパー装置60と、判定結果外部報知手段40としてのモニタが各々接続されている。前記電子的制御装置100は、入賞の判定に用いる所定の範囲(例えば十進数で0〜65535までの数字)の乱数を発生させる入賞判定用の乱数発生手段111と、遊技メダルが投入され、スタートスイッチ50が操作されたことを条件に、前記乱数発生手段111から発生した乱数を抽出する乱数抽出手段112とを備え、前記乱数発生手段111から発生する乱数値がとる全領域(例えば十進数で0〜65535までの数字)のうち、特別遊技への移行を内容とする特別遊技の入賞態様の領域、択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々予め定められた所定の比率で有する入賞判定テーブル120と、前記乱数抽出手段112から抽出した乱数値を、前記入賞判定テーブル120と照合し、抽出した乱数値が特別遊技の入賞態様の領域に属する場合には特別遊技の入賞と判定し、抽出した乱数値が通常入賞領域に属する場合には通常の入賞と判定し、抽出した乱数値が択一的入賞態様の領域に属する場合には択一的入賞と判定し、その他の入賞態様に対応する領域に属する場合にはその他の入賞と判定し、はずれの入賞態様に対応する領域に属する場合にははずれと判定する入賞判定手段110と、前記スタートスイッチ50の操作に基づいて各回転リール30・・のモータを回転させるとともに、各ストップスイッチ51・・が操作されたことを条件に、対応する各回転リール30のモータの回転を所定の変動停止猶予間隔内に停止させる変動表示制御手段160と、前記入賞判定手段110による入賞判定結果がいずれかの入賞態様への入賞を内容とすること及び前記各ストップスイッチ51・・の操作に基づいて図柄変動表示装置20に停止表示された停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段110による入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせであることを条件に、遊技者に所定の利益の付与を決定し、前記利益付与手段(例えばホッパー装置60)による利益の付与を行わせる利益付与決定手段140と、遊技者への利益付与として特別遊の実行を制御するための特別遊技実行制御手段150と、入賞判定手段110による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知することを決定する択一的判定結果報知決定手段171と、前記判定結果外部報知手段40による択一的入賞判定結果の報知を制御する表示制御手段172とを備えた。
また、前記利益付与制御手段140と前記ホッパー装置60と特別遊技実行制御手段150とで、利益付与手段130を構成する。
(乱数発生手段)
前記乱数発生手段111は、所定の領域(例えば十進数で0〜65536)の乱数を発生させる。なお、ここでいう乱数には、Rレジスタなどのソフト的に疑似乱数発生させるものや高速カウンターにより順番に数字が生成されるものも含まれる。
(乱数抽出手段)
前記乱数抽出手段112は、前記乱数発生手段111から発生される一の乱数値を、所定の条件(本実施の形態では、例えばスタートスイッチ50の操作)で抽出し保存する。
(入賞判定テーブル)
前記入賞判定テーブル120は、一般遊技中入賞判定テーブル121と特別遊技中入賞判定テーブル122との二つのテーブルを備えている。
(一般遊技中入賞判定テーブル)
前記一般遊技中入賞判定テーブル121は、前記乱数抽出手段112が抽出する乱数値がとる全領域のうち、特別遊技への移行を内容とする特別遊技の入賞態様の領域、択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々予め定められた所定の比率で有する。なお、前記各領域の割合については、様々な要素を勘案して定められる。
また、一般遊技中入賞判定テーブル121には、図4の(A)及び(C)に示す図柄の組み合わせに対応する入賞態様を有している。
(特別遊技中入賞判定テーブル)
前記特別遊技中入賞判定テーブル122は、前記乱数抽出手段112が抽出する乱数値がとる全領域のうち、択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々予め定められた所定の比率で有する。
特別遊技中入賞判定テーブル122には、図4の(B)に示すように、「『縞7図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『白7図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『BAR図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」の3つの入賞図柄の組み合わせに対応する3つの択一的入賞態様が設定されている。なお、前記の各領域の割合については、前記一般遊技中入賞判定テーブル121と同様に、様々な要素を勘案して定められる。
(入賞判定手段)
前記入賞判定手段110は、前記乱数抽出手段112が抽出した乱数値を、一般遊技中においては前記一般遊技中入賞判定テーブル121と、特別遊技中においては前記特別遊技中入賞判定テーブル122と照合し、当該乱数値が属する領域を判定し、それに基づいて入賞の判定を行う。
具体的には、入賞判定手段は、抽出した乱数値が特別遊技の入賞態様の領域に属する場合には特別遊技の入賞と判定し、択一的入賞態様の領域に属する場合には、択一的入賞と判定し、その他の入賞態様に対応する領域に属する場合には、その他の入賞と判定し、はずれの入賞態様に対応する領域に属する場合には、はずれと判定する。
(利益付与制御手段)
前記利益付与決定手段140は、前記入賞判定手段110による判定がはずれを除くいずれかの入賞であるとともに、前記図柄変動表示装置20に停止表示された入賞ライン上の停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段110による入賞判定の結果に対応する予め定められた所定の図柄の組み合わせと一致したことを条件に、遊技者への利益の付与を決定し、遊技者に利益を付与する。
具体的には、入賞判定手段110による入賞判定の結果が、特別遊技の入賞である場合であって、入賞ライン11上の停止図柄の組み合わせが特別遊技の入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせと一致している場合には、所定枚数のメダルを付与した後に、次回の遊技から所定の遊技回数を条件に、特別遊技へ移行させる。
そして、特別遊技において、入賞判定手段による入賞判定の結果が、択一的入賞であって、入賞ライン11上の停止図柄の組み合わせが択一的入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせと一致している場合には、ホッパー装置60を駆動させて(又は付与するメダルの枚数を電子的に加算させることにより)、択一的入賞の価値に対応した所定枚数の賞メダルを遊技者に付与する。
(特別遊技実行制御手段)
前記特別遊技実行制御手段150は、利益付与決定手段140により特別遊技への移行が決定すると、次回の遊技以降、所定の遊技回数又は所定の入賞回数を限度として、特別遊技を行わせる。
この特別遊技においては、入賞判定手段110による入賞判定には、特別遊技中入賞判定テーブル122が用いられることから、入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞である場合があるのは前記したとおりである。
(変動表示制御手段)
変動表示制御手段160は、スタートスイッチ50の操作に基づいて各回転リール30・・を駆動するモータを、駆動パルスを出力させることにより回転させ、各ストップスイッチ51・・の操作に基づいて、前記所定の変動停止猶予間隔内に、各モータの回転を停止させる。
ここで、変動停止猶予間隔とは、各ストップスイッチ51・・を操作してから、実際に図柄変動表示装置20の図柄変動表示が停止する間の変動表示の間隔をいい、「所定の変動停止猶予間隔」とは、遊技者がストップスイッチ51・・を操作してから図柄の変動表示が停止するまでの間隔が、遊技者に違和感を与えない程度の間隔であることを意味し、例えば各ストップスイッチ51・・を操作してから、各回転リール30・・による図柄の変動表示が停止するまでの図柄の移動が4図柄以内の場合のように予め設定された範囲ないのものであることをいう。
ここで、「択一的入賞図柄の組み合わせ」とは、入賞図柄のうち、各ストップスイッチ51・・を操作してから前記変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが停止表示可能である入賞図柄の組み合わせを意味する。したがって、ある時点で各ストップスイッチ51・・を操作すると、一の入賞図柄の組み合わせのみが停止表示可能となる。
なお、「一の入賞図柄」とは、択一的入賞図柄の組み合わせのうちの一つの入賞図柄の組み合わせを意味する。本実施の形態では、図4の(B)に示すように、特別遊技中における入賞図柄である、「『縞7図柄』、『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『白7図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『BAR図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」の3つの入賞図柄の組み合わせが、択一的入賞図柄の組み合わせに設定されている。これら択一的入賞図柄は、いずれも入賞に対して付与されるメダルが15枚に設定されている。なお、この遊技者に付与される利益は、各々15枚、10枚、5枚というように、各々の図柄の組み合わせごとに異なるようにしてもよい。
また、「択一的入賞態様」とは、入賞判定テーブル120に格納された、前記「択一的入賞図柄の組み合わせ」に対応する入賞態様をいう。また、各回転リール30・・には、センサにて検出可能な基準位置が各々設けられるとともに、変動表示制御手段160から出力される駆動パルスに従って各々回転駆動されることから、駆動パルスの出力を停止した時点で各回転リール30・・は、その回転を停止し、予め記録された基準位置からの回転角度(例えばステップ数)に対応する図柄の情報にもとづいて、回転中の各回転リール30・・が各表示窓10・・の入賞ライン11・・上にいずれの図柄が表示されいるのか及び各ストップスイッチ51・・の操作後に、各入賞ライン11・・上に、いずれの図柄の組み合わせが停止図柄の組み合わせとして停止表示されているのかを判定することができる。
(択一的入賞判定結果報知決定手段)
前記択一的入賞判定結果報知決定手段171は、判定結果報知又は非報知の判定において、入賞判定結果を報知することを決定したこと及び前記入賞判定手段110による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を、判定結果外部報知手段(40)に報知させことを決定する。
前記択一的入賞判定結果報知決定手段171による前記判定結果報知は、特定の報知条件が成就することにより報知するようにしてもよく、報知条件には、特定の図柄で入賞したこと、特定の図柄が表示窓10に停止表示されたこと、遊技回数(特別遊技中の一般遊技の回数を含む)が所定回数に達したこと、メダルの獲得枚数(純贈枚数を含む)が所定枚数に達したこと、特定の外部表示が行われたこと、などがある。また、上記報知条件は、開始条件としてだけではなく、報知の終了条件としてもよい。
また、前記択一的入賞判定結果報知決定手段171による報知か非報知かの決定は、例えば入賞判定を行った当該遊技時又は入賞判定において特別遊技と判定したときに行えばよい。
(表示制御手段)
前記表示制御手段172は、前記択一的判定結果報知決定手段により、択一的判定結果の報知が決定されたことを条件に、判定情報外部報知手段に択一的判定結果を報知する。具体的には、前記表示制御手段172は、モニタに、前記入賞判定手段110により入賞と判定された択一的入賞態様に対応する択一的入賞図柄を表示させる。
したがって、入賞と判定されていない択一的入賞様態に対応する択一的入賞図柄の組み合わせを狙って各ストップスイッイチ51・・を操作しても、所定の変動停止猶予間隔内に各回転リール30・・の回転を停止しなければならないことから、入賞と判定されている択一的入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを停止させることはできない。
一方、前記表示制御手段172によって、モニタに前記入賞判定手段110により入賞と判定された択一的入賞態様に対応する択一的入賞図柄を表示させれば、遊技者はモニタに表示された択一的入賞図柄の組み合わせを見て、いずれの図柄を狙って各ストップスイッチ51・・を操作すればよいかを的確に判断するとことができ、効率的に利益を享受することができる。
上記実施の形態では、択一的入賞態様は、特別遊技中入賞判定テーブル122のみに設定されていたが、異なる実施の形態においては、一般遊技中入賞判定テーブル121に設定してもよく、また、一般遊技中入賞判定テーブル121及び特別遊技中入賞判定テーブル122の双方のテーブルに設定してもよい。
10 表示窓
11入賞ライン
20 図柄変動表示装置
30 回転リール
31 リールテープ
33 モータ
40 判定結果外部報知手段
50 スタートスイッチ
51 ストップスイッチ
60 ホッパー装置
100 電子的制御装置
110 入賞判定手段
111 乱数発生手段
112 乱数抽出手段
120 入賞判定テーブル
121 一般遊技中入賞判定テーブル
122 特別遊技中入賞判定テーブル
130 利益付与手段
140 利益付与決定手段
150 特別遊技実行制御手段
160 変動表示制御手段
170 情報報知制御手段
171 択一的入賞判定結果報知決定手段
172 表示制御手段
この発明は、スロットマシンに関し、特に入賞判定の内容を特定の場合に外部に報知しようとするものである。
従来、この種のスロットマシンとしては、スタートスイッチと、このスタートスイッチからのスタート信号の入力に基づいて複数種類の図柄の変動表示を開始する図柄変動表示装置と、前記図柄変動表示装置による図柄の変動表示を所定の変動停止猶予間隔内に終了させ、図柄変動表示装置に停止図柄の組み合わせを表示させるストップスイッチと、複数種類の入賞図柄の組み合わせに対応する複数種類の入賞態様の入賞確率が各々予め設定された入賞判定テーブルと、前記スタート信号の入力を条件に、前記入賞判定テーブルに基づいて入賞判定を行う入賞判定手段と、前記入賞判定手段による入賞判定の結果を外部に報知する判定結果外部報知手段と、前記入賞判定手段による入賞判定結果がいずれかの入賞態様への入賞を内容とすること及び前記ストップスイッチの操作に基づいて図柄変動表示装置に停止表示された停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段による入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせであることを条件に、遊技者に所定の利益を付与する利益付与手段とを備えたものが知られていた。
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、入賞判定の内容の全てを外部に報知するものであることから、前記入賞判定手段による入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせが、ストプスイッチの操作に基づいて停止図柄の組み合わせとして図柄変動表示に停止表示される前に、入賞判定の内容が必要以上に解ってしまい、特に遊技者にとって大きな利益が与えられる入賞については、以降の遊技の興趣を逆に殺ぐといった問題点があった。
そこで、請求項1記載のスロットマシンは、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ストップスイッチが、報知された特定の操作態様で操作されたときは、前記特定の役に対応する前記特定の図柄の組合せを入賞ラインに停止させるように、前記ストップスイッチが、報知された前記特定の操作態様で操作されなかったときは、前記特定の役に対応する前記特定の図柄の組合せを前記入賞ラインに停止させないようにするスロットマシンを提供しようとするものである。
また、請求項2記載のスロットマシンは、請求項1記載の目的に加え、特定操作態様報知は、所定の図柄が停止表示されたときに、終了するようにしたスロットマシンを提供しようとするものである。
(特徴点)
本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に示した
発明の実施の形態の一例を用いて説明する。
(請求項1)
請求項1記載のスロットマシンは、複数の図柄を表示した複数の回転リール(30)と、 前記回転リール(30)を停止させるためのストップスイッチ(51)と、特定の役を含めて役の判定を行う入賞判定手段(110)と、前記役の判定による判定結果に応じて、前記ストップスイッチ(51)が操作された位置から所定図柄数の範囲内で回転リールを停止させる変動表示制御手段(160)と、前記入賞判定手段(110)で特定の役と判定された特定判定結果となったときに、特定の役に対応する特定の図柄の組合せを入賞ラインに停止させるための前記ストップスイッチ(51)の特定の操作の態様を遊技者に対して報知する特定操作態様報知を行わせる表示制御手段(172)とを備え、上記変動表示制御手段(160)は、前記入賞判定手段(110)による判定結果が特定判定結果である場合において、ストップスイッチ(51)が、報知された特定の操作態様で操作されたときは、前記特定の役(択一的入賞役)に対応する前記特定の図柄の組合せを入賞ラインに停止させるように、前記ストップスイッチ(51)が、報知された前記特定の操作態様で操作されなかったときは、前記特定の役(択一的入賞役)に対応する前記特定の図柄の組合せを前記入賞ラインに停止させないように、前記回転リール(30)を停止制御することを特徴とする。
したがって、請求項1記載のスロットマシンによれば、変動表示制御手段(160)は、前記入賞判定手段(110)による判定結果が特定判定結果である場合において、ストップスイッチ(51)が、報知された特定の操作態様で操作されたときは、前記特定の役に対応する前記特定の図柄の組合せを入賞ラインに停止させるように、前記回転リール(30)を停止制御する。
また、変動表示制御手段(160)は、前記入賞判定手段(110)による判定結果が特定判定結果である場合において、変動表示制御手段(160)は、前記入賞判定手段(110)による判定結果が特定判定結果である場合において、前記ストップスイッチ(51)が、報知された前記特定の操作態様で操作されなかったときは、前記特定の役に対応する前記特定の図柄の組合せを前記入賞ラインに停止させないように、前記回転リール(30)を停止制御する。
ここで、特定の役とは、例えば択一的入賞態様が該当する。
(請求項2)
請求項2記載のスロットマシンは、上記した請求項1記載の特徴点に加え、特定操作態様報知は、所定の図柄が停止表示されたときに、終了するようにしたことを特徴とする。
したがって、請求項2記載のスロットマシンによれば、特定操作態様報知は、所定の図柄が停止表示されたときに、終了する
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載のスロットマシンによれば、遊技者の注意力を入賞判定結果に向けさせることができ、遊技者が効率的に遊技を行うことのできるスロットマシンを提供することができる。
スロットマシンの機能ブロック図である。 表示窓周辺の主要図である。 貼付前の状態のリールテープの正面図である。 入賞判定テーブルに格納された入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを示した模式図である。
図1〜4は、本発明の一実施の形態を示すものであり、図1はスロットマシンの機能ブロック図、図2は表示窓周辺の主要図、図3は貼付前の状態のリールテープの正面図、図4は入賞判定テーブルに格納された入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを示した模式図を各々示す。
図2中、10は、スロットマシン(図示せず)の正面に設けられた表示窓10であって、この表示窓10は、横並びに並んだ3つの縦長の表示窓10、具体的には、左の表示窓10、中央の表示窓10、右の表示窓10から構成されている。前記各表示窓10・・は、透明な材料で形成され、その奥方には、各々、複数種類の図柄を変動表示するための図柄変動表示装置20が設けられている。前記図柄変動表示装置20は、図には詳しく示さないが、左の表示窓10に対応する左の回転リール装置、中央の表示窓10に対応する中央の回転リール装置、右の表示窓10に対応する右の回転リール装置とを備えている。
また、前記各表示窓10の表面には、各表示窓10・・を横切るように、5本の入賞ライン11・・が表示されている。この入賞ライン11は、水平方向に延び垂直方向に平行に並んだ、3本の水平な入賞ライン11・・と、中央の表示窓10でクロスする2本の斜めの入賞ライン11・・とから構成され、各入賞ライン11・・上に並んだ図柄の組み合わせ如何によって、遊技者に利益を付与するか否かが決定される。
前記各リール装置は、図には詳しく示さないが、前記各表示窓10・・にその外周を臨ませた円筒状の回転リール30(図2)と、この回転リール30の円筒状の中心部分を軸支して回転させるためのモータ、本実施の形態ではステッピングモータとを備えている。また、各回転リール30・・は、その外周全面に、図3に示すような複数種類の図柄を表示したリールテープ31が巻き付けられ、前記各回転リール30・・を前記各ステッピングモータにより回転させ、円筒状の外周部分を一定方向に回転させることができる。
そして、前記各回転リール30・・の回転により、複数種類の図柄が変動表示されているように、前記各表示窓10・・を介して外部から観察することができる。左の回転リール30には左のリールテープ31が、中央の回転リール30には中央のリールテープ31が右の回転リール30には右のリールテープ31が各々貼付される。前記リールテープ31には、図3に示すように、「縞7図柄」、「白7図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図柄」の7種類の図柄が表示されている。
そして、前記左のリールテープは、上から順に、「リプレイ図柄」、「BAR図柄」、「チェリー図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「チェリー図柄」、「白7図柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図柄」、「縞7図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」の順に、合計21個の図柄が表示されている。
前記中央のリールテープには、「ベル図柄」、「BAR図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図柄」、「チェリー図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」の順に、合計21個の図柄が表示されている。
前記右のリールテープには、「ベル図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「スイカ図柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」の順で、合計21個の図柄が表示されている。
そして、左のリールテープ31においては、図3に示すように、これら択一的入賞図柄の組み合わせの一つである「白7図柄」、「縞7図柄」、「BAR図柄」の各図柄は、いずれも前記変動停止猶予間隔(本実施の形態では、4図柄)を超えた図柄数を隔てて配置されている。前記各表示窓10・・の上方には、図には示さないが、判定結果外部報知手段40(図1)としてのモニタが配置されている。前記モニタは、遊技方法の説明や各入賞に対して付与される利益の内容に加え、択一的入賞判定結果が報知可能に形成されている。
なお、本実施の形態では、択一的入賞判定結果はモニタにより報知可能に形成されていると説明したが、択一的入賞判定結果を外部に報知する判定結果外部報知手段40としてはこれに限らず、択一的入賞図柄を表示したパネルの内部に点灯消灯可能なランプやLEDを配列したものや、ランプやLEDを配列したものにより択一的入賞図柄を簡略的に表現したものであってもよい。
スロットマシンの制御回路は、図1に示すように、例えばCPUから構成された電子的制御装置100から構成されている。そして、前記電子的制御装置100の入力側には、図1に示すように、前記図柄変動表示装置20による図柄の変動表示を開始させるスタートスイッチ50と、図柄を変動表示中の回転リール30・・の回転を個別に所定の変動間隔以内に停止させることのできる3個のストップスイッチ51・・とが各々接続されている。
また、前記電子的制御装置100の出力側には、図1に示すように、3個の回転リール30・・をそれぞれ個別に回転駆動させるモータ33・・(図1)と、入賞判定の結果に応じて所定枚数の賞メダルを遊技者に払い出すためのホッパー装置60と、判定結果外部報知手段40としてのモニタが各々接続されている。前記電子的制御装置100は、入賞の判定に用いる所定の範囲(例えば十進数で0〜65535までの数字)の乱数を発生させる入賞判定用の乱数発生手段111と、遊技メダルが投入され、スタートスイッチ50が操作されたことを条件に、前記乱数発生手段111から発生した乱数を抽出する乱数抽出手段112とを備え、前記乱数発生手段111から発生する乱数値がとる全領域(例えば十進数で0〜65535までの数字)のうち、特別遊技への移行を内容とする特別遊技の入賞態様の領域、択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々予め定められた所定の比率で有する入賞判定テーブル120と、前記乱数抽出手段112から抽出した乱数値を、前記入賞判定テーブル120と照合し、抽出した乱数値が特別遊技の入賞態様の領域に属する場合には特別遊技の入賞と判定し、抽出した乱数値が通常入賞領域に属する場合には通常の入賞と判定し、抽出した乱数値が択一的入賞態様の領域に属する場合には択一的入賞と判定し、その他の入賞態様に対応する領域に属する場合にはその他の入賞と判定し、はずれの入賞態様に対応する領域に属する場合にははずれと判定する入賞判定手段110と、前記スタートスイッチ50の操作に基づいて各回転リール30・・のモータを回転させるとともに、各ストップスイッチ51・・が操作されたことを条件に、対応する各回転リール30のモータの回転を所定の変動停止猶予間隔内に停止させる変動表示制御手段160と、前記入賞判定手段110による入賞判定結果がいずれかの入賞態様への入賞を内容とすること及び前記各ストップスイッチ51・・の操作に基づいて図柄変動表示装置20に停止表示された停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段110による入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせであることを条件に、遊技者に所定の利益の付与を決定し、前記利益付与手段(例えばホッパー装置60)による利益の付与を行わせる利益付与決定手段140と、遊技者への利益付与として特別遊の実行を制御するための特別遊技実行制御手段150と、入賞判定手段110による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知することを決定する択一的判定結果報知決定手段171と、前記判定結果外部報知手段40による択一的入賞判定結果の報知を制御する表示制御手段172とを備えた。
また、前記利益付与制御手段140と前記ホッパー装置60と特別遊技実行制御手段150とで、利益付与手段130を構成する。
(乱数発生手段)
前記乱数発生手段111は、所定の領域(例えば十進数で0〜65536)の乱数を発生させる。なお、ここでいう乱数には、Rレジスタなどのソフト的に疑似乱数発生させるものや高速カウンターにより順番に数字が生成されるものも含まれる。
(乱数抽出手段)
前記乱数抽出手段112は、前記乱数発生手段111から発生される一の乱数値を、所定の条件(本実施の形態では、例えばスタートスイッチ50の操作)で抽出し保存する。
(入賞判定テーブル)
前記入賞判定テーブル120は、一般遊技中入賞判定テーブル121と特別遊技中入賞判定テーブル122との二つのテーブルを備えている。
(一般遊技中入賞判定テーブル)
前記一般遊技中入賞判定テーブル121は、前記乱数抽出手段112が抽出する乱数値がとる全領域のうち、特別遊技への移行を内容とする特別遊技の入賞態様の領域、択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々予め定められた所定の比率で有する。なお、前記各領域の割合については、様々な要素を勘案して定められる。
また、一般遊技中入賞判定テーブル121には、図4の(A)及び(C)に示す図柄の組
み合わせに対応する入賞態様を有している。
(特別遊技中入賞判定テーブル)
前記特別遊技中入賞判定テーブル122は、前記乱数抽出手段112が抽出する乱数値がとる全領域のうち、択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々予め定められた所定の率で有する。
特別遊技中入賞判定テーブル122には、図4の(B)に示すように、「『縞7図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『白7図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『BAR図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」の3つの入賞図柄の組み合わせに対応する3つの択一的入賞態様が設定されている。なお、前記の各領域の割合については、前記一般遊技中入賞判定テーブル121と同様に、様々な要素を勘案して定められる。
(入賞判定手段)
前記入賞判定手段110は、前記乱数抽出手段112が抽出した乱数値を、一般遊技中においては前記一般遊技中入賞判定テーブル121と、特別遊技中においては前記特別遊技中入賞判定テーブル122と照合し、当該乱数値が属する領域を判定し、それに基づいて入賞の判定を行う。
具体的には、入賞判定手段は、抽出した乱数値が特別遊技の入賞態様の領域に属する場合には特別遊技の入賞と判定し、択一的入賞態様の領域に属する場合には、択一的入賞と判定し、その他の入賞態様に対応する領域に属する場合には、その他の入賞と判定し、はずれの入賞態様に対応する領域に属する場合には、はずれと判定する。
(利益付与制御手段)
前記利益付与決定手段140は、前記入賞判定手段110による判定がはずれを除くいずれかの入賞であるとともに、前記図柄変動表示装置20に停止表示された入賞ライン上の停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段110による入賞判定の結果に対応する予め定められた所定の図柄の組み合わせと一致したことを条件に、遊技者への利益の付与を決定し、遊技者に利益を付与する。
具体的には、入賞判定手段110による入賞判定の結果が、特別遊技の入賞である場合であって、入賞ライン11上の停止図柄の組み合わせが特別遊技の入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせと一致している場合には、所定枚数のメダルを付与した後に、次回の遊技から所定の遊技回数を条件に、特別遊技へ移行させる。
そして、特別遊技において、入賞判定手段による入賞判定の結果が、択一的入賞であって、入賞ライン11上の停止図柄の組み合わせが択一的入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせと一致している場合には、ホッパー装置60を駆動させて(又は付与するメダルの枚数を電子的に加算させることにより)、択一的入賞の価値に対応した所定枚数の賞メダルを遊技者に付与する。
(特別遊技実行制御手段)
前記特別遊技実行制御手段150は、利益付与決定手段140により特別遊技への移行が決定すると、次回の遊技以降、所定の遊技回数又は所定の入賞回数を限度として、特別遊技を行わせる。
この特別遊技においては、入賞判定手段110による入賞判定には、特別遊技中入賞判定テーブル122が用いられることから、入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞である場合があるのは前記したとおりである。
(変動表示制御手段)
変動表示制御手段160は、スタートスイッチ50の操作に基づいて各回転リール30・・を駆動するモータを、駆動パルスを出力させることにより回転させ、各ストップスイッチ51・・の操作に基づいて、前記所定の変動停止猶予間隔内に、各モータの回転を停止させる。
ここで、変動停止猶予間隔とは、各ストップスイッチ51・・を操作してから、実際に図柄変動表示装置20の図柄変動表示が停止する間の変動表示の間隔をいい、「所定の変動停止猶予間隔」とは、遊技者がストップスイッチ51・・を操作してから図柄の変動表示が停止するまでの間隔が、遊技者に違和感を与えない程度の間隔であることを意味し、例えば各ストップスイッチ51・・を操作してから、各回転リール30・・による図柄の変動表示が停止するまでの図柄の移動が4図柄以内の場合のように予め設定された範囲内のものであることをいう。
ここで、「択一的入賞図柄の組み合わせ」とは、入賞図柄のうち、各ストップスイッチ51・・を操作してから前記変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが停止表示可能である入賞図柄の組み合わせを意味する。したがって、ある時点で各ストップスイッチ51・・を操作すると、一の入賞図柄の組み合わせのみが停止表示可能となる。
なお、「一の入賞図柄」とは、択一的入賞図柄の組み合わせのうちの一つの入賞図柄の組み合わせを意味する。本実施の形態では、図4の(B)に示すように、特別遊技中における入賞図柄である、「『縞7図柄』、『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『白7図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『BAR図柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」の3つの入賞図柄の組み合わせが、択一的入賞図柄の組み合わせに設定されている。これら択一的入賞図柄は、いずれも入賞に対して付与されるメダルが15枚に設定されている。
なお、この遊技者に付与される利益は、各々15枚、10枚、5枚というように、各々の図柄の組み合わせごとに異なるようにしてもよい。
また、「択一的入賞態様」とは、入賞判定テーブル120に格納された、前記「択一的入賞図柄の組み合わせ」に対応する入賞態様をいう。また、各回転リール30・・には、センサにて検出可能な基準位置が各々設けられるとともに、変動表示制御手段160から出力される駆動パルスに従って各々回転駆動されることから、駆動パルスの出力を停止した時点で各回転リール30・・は、その回転を停止し、予め記録された基準位置からの回転角度(例えばステップ数)に対応する図柄の情報にもとづいて、回転中の各回転リール30・・が各表示窓10・・の入賞ライン11・・上にいずれの図柄が表示されいるのか及び各ストップスイッチ51・・の操作後に、各入賞ライン11・・上に、いずれの図柄の組み合わせが停止図柄の組み合わせとして停止表示されているのかを判定することができる。
(択一的入賞判定結果報知決定手段)
前記択一的入賞判定結果報知決定手段171は、判定結果報知又は非報知の判定において、入賞判定結果を報知することを決定したこと及び前記入賞判定手段110による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を、判定結果外部報知手段(40)に報知させことを決定する。
前記択一的入賞判定結果報知決定手段171による前記判定結果報知は、特定の報知条件が成就することにより報知するようにしてもよく、報知条件には、特定の図柄で入賞したこと、特定の図柄が表示窓10に停止表示されたこと、遊技回数(特別遊技中の一般遊技の回数を含む)が所定回数に達したこと、メダルの獲得枚数(純贈枚数を含む)が所定枚数に達したこと、特定の外部表示が行われたこと、などがある。また、上記報知条件は、開始条件としてだけではなく、報知の終了条件としてもよい。
また、前記択一的入賞判定結果報知決定手段171による報知か非報知かの決定は、例えば入賞判定を行った当該遊技時又は入賞判定において特別遊技と判定したときに行えばよい。
(表示制御手段)
前記表示制御手段172は、前記択一的判定結果報知決定手段により、択一的判定結果の報知が決定されたことを条件に、判定情報外部報知手段に択一的判定結果を報知する。具体的には、前記表示制御手段172は、モニタに、前記入賞判定手段110により入賞と判定された択一的入賞態様に対応する択一的入賞図柄を表示させる。
したがって、入賞と判定されていない択一的入賞様態に対応する択一的入賞図柄の組み合わせを狙って各ストップスイッイチ51・・を操作しても、所定の変動停止猶予間隔内に各回転リール30・・の回転を停止しなければならないことから、入賞と判定されている択一的入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを停止させることはできない。
一方、前記表示制御手段172によって、モニタに前記入賞判定手段110により入賞と判定された択一的入賞態様に対応する択一的入賞図柄を表示させれば、遊技者はモニタに表示された択一的入賞図柄の組み合わせを見て、いずれの図柄を狙って各ストップスイッチ51・・を操作すればよいかを的確に判断するとことができ、効率的に利益を享受することができる。
上記実施の形態では、択一的入賞態様は、特別遊技中入賞判定テーブル122のみに設定されていたが、異なる実施の形態においては、一般遊技中入賞判定テーブル121に設定してもよく、また、一般遊技中入賞判定テーブル121及び特別遊技中入賞判定テーブル122の双方のテーブルに設定してもよい。
10 表示窓
11入賞ライン
20 図柄変動表示装置
30 回転リール
31 リールテープ
33 モータ
40 判定結果外部報知手段
50 スタートスイッチ
51 ストップスイッチ
60 ホッパー装置
100 電子的制御装置
110 入賞判定手段
111 乱数発生手段
112 乱数抽出手段
120 入賞判定テーブル
121 一般遊技中入賞判定テーブル
122 特別遊技中入賞判定テーブル
130 利益付与手段
140 利益付与決定手段
150 特別遊技実行制御手段
160 変動表示制御手段
170 情報報知制御手段
171 択一的入賞判定結果報知決定手段
172 表示制御手段

Claims (1)

  1. スタートスイッチと、
    前記スタートスイッチからのスタート信号の入力に基づいて複数種類の図柄の変動表示を開始する図柄変動表示装置と、
    前記図柄変動表示装置による図柄の変動表示を所定の変動表示間隔内に終了させ、図柄変動表示装置に停止図柄の組み合わせを表示停止させるストップスイッチと、
    複数種類の入賞図柄の組み合わせに対応する複数種類の入賞態様の入賞確率が各々予め設定された入賞判定テーブルと、
    所定の信号の入力を条件に、前記入賞判定テーブルに基づいて入賞判定を行う入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段による入賞判定の結果を外部に報知する判定結果外部報知手段と、
    前記入賞判定手段による入賞判定結果がいずれかの入賞態様への入賞を内容とすること及び前記ストップスイッチの操作に基づいて図柄変動表示装置に停止表示された停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段による入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせであることを条件に、遊技者に所定の利益を付与する利益付与手段とを備えたスロットマシンにおいて、
    上記入賞判定テーブルには、複数種類の入賞図柄の組み合わせのうち、ストップスイッチの操作に基づいて、
    前記所定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示装置に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様を複数種類含み、
    前記判定結果外部報知手段は、入賞判定手段による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞であることと、所定の開始要件を満たしたことを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知するようにしたことを特徴とするスロットマシン。
JP2012141997A 2012-06-25 2012-06-25 スロットマシン Expired - Fee Related JP5590575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012141997A JP5590575B2 (ja) 2012-06-25 2012-06-25 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012141997A JP5590575B2 (ja) 2012-06-25 2012-06-25 スロットマシン

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009272559A Division JP2010046529A (ja) 2009-11-30 2009-11-30 スロットマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012179446A true JP2012179446A (ja) 2012-09-20
JP5590575B2 JP5590575B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=47011174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012141997A Expired - Fee Related JP5590575B2 (ja) 2012-06-25 2012-06-25 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5590575B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08280873A (ja) * 1995-04-17 1996-10-29 Universal Hanbai Kk 遊技機
JP3055841U (ja) * 1998-07-14 1999-01-29 籍雄 李 遊技装置
JPH1147351A (ja) * 1997-08-05 1999-02-23 Aruze Kk 遊技機
JPH11151343A (ja) * 1997-11-25 1999-06-08 West C:Kk スロットマシン
JPH11178989A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Yamasa Kk スロットマシン
JPH11216222A (ja) * 1997-11-26 1999-08-10 Aruze Corp 遊技機
JPH11309241A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Sega Enterp Ltd 遊技装置
JP2010046529A (ja) * 2009-11-30 2010-03-04 Sammy Corp スロットマシン

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08280873A (ja) * 1995-04-17 1996-10-29 Universal Hanbai Kk 遊技機
JPH1147351A (ja) * 1997-08-05 1999-02-23 Aruze Kk 遊技機
JPH11151343A (ja) * 1997-11-25 1999-06-08 West C:Kk スロットマシン
JPH11216222A (ja) * 1997-11-26 1999-08-10 Aruze Corp 遊技機
JPH11178989A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Yamasa Kk スロットマシン
JPH11309241A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Sega Enterp Ltd 遊技装置
JP3055841U (ja) * 1998-07-14 1999-01-29 籍雄 李 遊技装置
JP2010046529A (ja) * 2009-11-30 2010-03-04 Sammy Corp スロットマシン

Non-Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"「ウルトラマン倶楽部3」", パチスロ必勝ガイド1998年5月号, JPN6010001666, 1 May 1998 (1998-05-01), pages 4 - 7, ISSN: 0002832155 *
"「キングシャーク2」", パチスロ攻略マガジン 1999 5月号, JPN6009042322, 1 May 1999 (1999-05-01), pages 30 - 31, ISSN: 0002832159 *
"「クランキーコンテスト」", パチスロ必勝ガイド1997年9月号, JPN6011065344, 1 September 1997 (1997-09-01), pages 4 - 10, ISSN: 0002832156 *
"「ゴールデンベル」", パチスロ必勝ガイド1998年8月号, JPN6011065347, 1 August 1998 (1998-08-01), pages 38 - 39, ISSN: 0002832157 *
"「ジャパン2」", パチスロ必勝ガイド1999年3月号, JPN6009050643, 1 March 1999 (1999-03-01), pages 123 - 125, ISSN: 0002832154 *
"「スノーキー」", パチスロ必勝ガイドMAX1999年4月号, JPN6009065658, 14 March 1999 (1999-03-14), pages 40 - 41, ISSN: 0002832160 *
"「モグモグ2」", パチスロ必勝ガイド1995年11月号, JPN6011065348, 1 November 1995 (1995-11-01), pages 12 - 17, ISSN: 0002832158 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP5590575B2 (ja) 2014-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5564666B2 (ja) スロットマシン
JP2010233818A (ja) スロットマシン
JP2012125510A (ja) 遊技機
JP2007229011A (ja) スロットマシン
JP2012125507A (ja) 遊技機
JP2020103780A (ja) 遊技機
JP5292527B2 (ja) スロットマシン
JP2001145723A (ja) スロットマシン
JP6705107B2 (ja) 遊技機
JP4753684B2 (ja) 遊技機
JP5754668B2 (ja) 遊技機
JP2010046529A (ja) スロットマシン
JP2020103779A (ja) 遊技機
JP5590575B2 (ja) スロットマシン
JP2010188203A (ja) 遊技機
JP6735464B2 (ja) 遊技機
JP2020103766A (ja) 遊技機
JP2020103767A (ja) 遊技機
JP2020103777A (ja) 遊技機
JP6727521B2 (ja) 遊技機
JP5433059B2 (ja) スロットマシン
JP2003284809A (ja) 遊技機
JP6708997B2 (ja) 遊技機
JP2010005474A (ja) スロットマシン
JP2020108815A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120724

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140624

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5590575

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees