JP2012178678A - 通信システム、通信方法、プログラム、および通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】IPファクス機能を備えた第1の通信装置と、IPファクス機能とG3ファクス機能を備えた第2の通信装置と、第1の通信装置をIP網に接続するためのLANポートと第2の通信装置を回線交換網に接続するためのG3ポートを備えたゲートウェイ装置とを含み、第1の通信装置、第2の通信装置とがそれぞれ前記ゲートウェイ装置と接続された通信システムであって、第1の通信装置は、IP網を経由した通信相手端末がIPファクス機能を備えていないことを検知した場合に送信すべきデータを第2の通信装置に送信し、第2の通信装置は、第1の通信装置から送信されたデータをG3ファクス機能を用いて通信相手端末に送信する。
【選択図】図3
Description
<ファクシミリ装置のハードウェア構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装置1が接続されるネットワークの構成を示す図である。
図3は、本実施形態に係る通信手順を示す概念図である。
送信側端末であるIPファクス31は、受信側端末であるG3ファクス37に通信を試みる。
IPファクス31は、受信側端末であるG3ファクス37から返送される信号に基づき、相手端末(G3ファクス37)がIPファクスではないことを検知する。
IPファクス31は、HGW33にIPファクス31と並列に接続されているG3ファクス32に、G3ファクス37に送信したいデータを送信してG3ファクス37への転送を要求する。ここで、IPファクス31とG3ファクス32の間の通信は、IP網を用いたIPファクス通信である。
G3ファクス32は、IPファクス31から転送要求が来たことを検知し、IPファクス31から送信されたデータをG3ファクス37に転送する。
以下に説明する処理はプログラム記憶部12に格納された制御プログラムによるソフトウェア処理によって実現される。またソフトウェアが共働するハードウェアとしては図1に示したCPU11、プログラム記憶部12、画像蓄積部18、システム制御部19、記憶部20、伝送制御部21、網制御部22等によって実現される。すなわち、プログラム記憶部12に格納された制御プログラムを用いてCPU11が各部に指示を出すことによって以下の処理が実行される。
(1)送信側端末であるIPファクス31は、受信側端末であるG3ファクス37と通信するために、HGW33に対して接続要求を行う(INVITE)。
(2)HGW33は、HGW34に対してセッション確立要求を行う。
(3)HGW34から先に宛先に該当するIPファクスがないため、HGW34は通信不可である旨の応答を送信元に返す。すなわちHGW34は、HGW34には本データ送信の宛先に該当するIPファクスが接続されていないことを検知し、HGW33に対してセッション確立不可の応答を行う。
(4)HGW33は、IPファクス31に対してアクセスを容認できない(通信が行えない)旨の通知を行う(488)。これによって、IPファクス31は、IP網を経由した通信相手端末(G3ファクス37)がIPファクス機能を備えていないことを検知することができる。この検知は、前述した伝送制御部21によってなされる。
(5)IPファクス31は、HGW33に対して接続要求(INVITE)に対する応答を受け取った旨を通知する(ACK)。
(6)IPファクス31は、G3ファクス32に対してダイアリングを行う(dialing)。ここでのIPファクス31とG3ファクス32の間の通信は、IP網を用いたIPファクス通信である。
(7)G3ファクス32は、IPファクス31に対して着信したことと自機がファクシミリ装置であることを通知する(CED)。
(8)G3ファクス32は、IPファクス31に対して自機の能力を通知する(DISおよびNSF)。ここで、自機の能力の通知はDISおよびNSFなる信号によって行われるが、DIS信号は一般のファクシミリに共通した能力を通知するために用いられ、NSF信号はその機種固有の能力を通知するために用いられる。
(9)IPファクス31は、G3ファクス32に対して送信モードの通知を行う(DCSまたはNSS)。この通知が、IPファクス31からG3ファクス32への転送要求であり、NSS信号の中に転送要求である旨と宛先端末の情報を入れておくことによって実現される。
(10)IPファクス31は、G3ファクス32に対してトレーニング通信を行う(TCF)。
(11)IPファクス31は、G3ファクス32に対してG3ファクス37に送信したいデータを送信する(PIX)。
(12)IPファクス31は、G3ファクス32に対して送信終了を通知する(EOP)。
(13)G3ファクス32は、IPファクス31に対して正常受信した旨を通知する(MCF)。
(14)IPファクス31は、G3ファクス32に対して回線を切断する旨を通知する(DCN)。その後、回線を切断する。
(15)送信側端末のG3ファクス32は、受信側端末のG3ファクス37を宛先としてダイアリングを行う(dialing)。ダイアリング情報はHGW33によって受信される。
(16)HGW33は、G3ファクス37が接続されているHGW34に対してセッション確立要求を行う。
(17)HGW34は、宛先端末であるG3ファクス37に対してダイアリングを行う(dialing)。
(18)G3ファクス37は、HGW34に対して、着信したことと自機がファクシミリ装置であることを通知する(CED)。
(19)HGW34は、HGW33に対してセッションが確立した旨の応答を行う。
(20)手順(18)のCED信号を受信したHGW33は、G3ファクス32に対して宛先端末(G3ファクス37)が着信したことと宛先端末がファクシミリ装置であることを通知する(CED)。
(21)G3ファクス37は、HGW34に自機の能力を通知する(DISおよびNSF)。
(22)手順(21)のDIS信号およびNSF信号を受信したHGW33は、G3ファクス32に対してG3ファクス37の能力を通知する(DISおよびNSF)。
(23)G3ファクス32は、HGW33に対して送信モードの通知を行う(DCSまたはNSS)。
(24)HGW33から手順(23)のDCS信号またはNSS信号を受信したHGW34は、G3ファクス37に対してG3ファクス32の送信モードを通知する(DCSまたはNSS)。
(25)G3ファクス32は、HGW33に対してトレーニング通信を行う(TCF)。
(26)HGW33から手順(25)のTCF信号を受信したHGW34は、G3ファクス37に対してトレーニング通信を行う(TCF)。
(27)G3ファクス32は、HGW33にG3ファクス37に送信したいデータを送信する(PIX)。
(28)HGW33から手順(27)のPIX信号を受信したHGW34は、G3ファクス37に対しそのデータを送信する(PIX)。
(29)G3ファクス32は、HGW33に対して送信終了を通知する(EOP)。
(30)HGW33から手順(29)のEOP信号を受信したHGW34は、G3ファクス37に対して送信終了を通知する(EOP)。
(31)G3ファクス37は、HGW34に対して正常受信した旨を通知する(MCF)。
(32)HGW34から手順(31)のMCF信号を受信したHGW33は、G3ファクス32に対してG3ファクス37が正常受信した旨を通知する(MCF)。
(33)G3ファクス32は、HGW33に対して、G3ファクス37との回線を切断する旨を通知する(DCN)。
(34)HGW33は、HGW34とのセッションの切断を行う。
(35)HGW34から手順(33)のDCN信号を受信したHGW34は、G3ファクス37に対して回線を切断する旨を通知する(DCN)。その後、回線を切断する。
第1の実施形態によれば、HGW33のLANポート39に接続されたIPファクス31が同じHGW33のG3ポート40に接続されたG3ファクス32にデータ転送要求を出すことにより、実質的にIPファクス31からG3ファクス37にデータ送信することができる。G3ファクス32はHGW33に接続された複数のIPファクス31から転送要求を受け付けることができるので、見かけ上はHGW33に接続されたIPファクスと同じ数だけのG3ファクスを備えているような通信を行うことができる。すなわち、G3ポート数より多い送信端末からG3ファクス送信をすることができ、柔軟性のあるシステム構築が可能となる。
次に、本発明に係る第2〜第6の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、IPファクス31から転送要求されたデータを、G3ファクス32がG3ファクス37に転送した結果の通信結果レポートを、IPファクス31から出力するようにしたものである。
第2の実施形態のファクシミリ装置としては、第1の実施形態において説明した図1の構成のファクシミリ装置1を用いることができる。ただし、後述する手順(44)に関して、上述した手順(9)におけるNSS信号の中にあらかじめ送信を識別する識別子x(ファクシミリ通信Xを識別する識別子をxとする)を入れておく仕方、ならびに、手順(44)におけるNSS信号に識別子xおよび通信結果レポートの出力要求を表す情報を入れておく仕方については、次のように行う。
図5は、第2の実施形態に係る処理手順を示すシーケンス図である。図5において、IPファクス31とG3ファクス32は図2および図3に示したものと同様の装置である。
(41)G3ファクス32は、IPファクス31に対してダイアリングを行う(dialing)。
(42)IPファクス31は、G3ファクス32に対して着信したことと自機がファクシミリ装置であることを通知する(CED)。
(43)IPファクス31は、G3ファクス32に対して自機の能力を通知する(DISおよびNSF)。
(44)G3ファクス32は、IPファクス31に対して送信モードの通知を行う(DCSまたはNSS)。このとき上述した第1の実施形態の手順(9)で説明したNSS信号に、あらかじめ送信を識別する識別子x(ファクシミリ通信Xを識別する識別子をxとする)を情報として入れておく。そして、本手順におけるNSS信号には、識別子xと通信結果レポートの出力要求を表す情報を入れておく。識別子xによってこの通信がファクシミリ通信Xに関するものであることがIPファクス31によって検知され、また、通信結果レポートの出力要求を表す情報によってこの通信で送信されてくる情報が通信結果レポートであるということがIPファクス31によって認識される。
(45)G3ファクス32は、IPファクス31に対してトレーニング通信を行う(TCF)。
(46)G3ファクス32は、IPファクス31に対しデータ送信を行う(PIX)。ここでの送信データは通信結果レポートの画像データである。このデータを受けて、IPファクス31は記録部16から通信結果レポートを記録出力する。なおここでいう通信結果レポートは、受信側端末であるG3ファクス32が正常に受信できた場合のほか、送信を失敗した場合のレポートとしてもよいし、その両方をレポートするようにしてもよい。さらに、送信処理を完了した日時等、適宜必要な情報をレポートするようにできる。
(47)G3ファクス32は、IPファクス31に対して送信終了を通知する(EOP)。
(48)IPファクス31は、G3ファクス32に対して正常受信した旨を通知する(MCF)。
(49)G3ファクス32は、IPファクス31に対して回線を切断する旨を通知する(DCN)。その後、回線を切断する。
第2の実施形態によれば、G3ファクス32から受信側ファクスであるG3ファクス37に送信を行った通信結果レポートをIPファクス31において確認、出力することができる。なお本実施形態においては通信結果レポートを記録部16から記録出力するようにしているが、記録出力せずに表示部14に表示させたり、また図示しないスピーカーによって音声として出力するなどの形態が適用できることはいうまでもない。
第3の実施形態は、第2の実施形態と同様に、G3ファクス32が受信側端末のG3ファクス37にIPファクス31から送信されたデータを転送した結果を表す通信結果レポートを、IPファクス31から出力するものである。
第3の実施形態のファクシミリ装置としては、第1の実施形態において説明した図1の構成のファクシミリ装置1を用いることができる。ただし、後述する手順(54)に関して、あらかじめG3ファクス32が自機の中に掲示板ボックスを開設しそこに通信結果レポートの画像を登録しておく仕方、ならびに、手順(53)におけるNSF信号に掲示板ボックスのボックス番号に係る情報を入れておく仕方については、次のように行う。
図6は、第3の実施形態に係る処理手順を示すシーケンス図である。図6において、IPファクス31とG3ファクス32は図2および図3に示したものと同様の装置である。
(51)IPファクス31は、G3ファクス32に対してダイアリングを行う(dialing)。
(52)G3ファクス32は、IPファクス31に対して着信したことと自機がファクシミリ装置であることを通知する(CED)。
(53)G3ファクス32は、IPファクス31に対して自機の能力を通知する(DISおよびNSF)。
(54)IPファクス31は、G3ファクス32に対して送信モードの通知を行う(DCSおよびNSS)。IPファクス31は本手順(54)におけるDCS信号の中にボックス番号を指定する識別子yを含めてG3ファクス32に通知することによって通信結果レポートの画像を取得する(手順(46)を参照)。なお第2の実施形態において説明したのと同様に、通信結果レポートの形態は適宜定めることができる。
(55)G3ファクス32は、IPファクス31に対して自機の能力を通知する(DISおよびNSF)。
(56)G3ファクス32は、IPファクス31に対して送信モードの通知を行う(DCSまたはNSS)。
第3の実施形態によれば、G3ファクス32から受信側ファクスであるG3ファクス37に送信を行った通信結果レポートをIPファクス31において確認、出力することができる。なお通信結果レポートを記録出力する代わりに表示部14に表示させたり図示しないスピーカーによって音声として出力したりできることは前述した第2の実施形態の場合と同様である。
第4の実施形態は、第1の実施形態の機能を有効とするか無効とするかをあらかじめ設定できるものである。すなわち、使用者が送信要求する際に、あらかじめ第1の実施形態の機能(受信側のファクス(G3ファクス37)がIPファクスの通信機能を有していない場合にIPファクス31がG3ファクス32に対して転送要求する機能)を有効とするか無効とするかを設定することができる。
第4の実施形態のファクシミリ装置としては、第1の実施形態において説明した図1の構成のファクシミリ装置1を用いることができる。ただし、本実施形態においてはIPファクス31とは異なる装置(例えばパーソナルコンピュータ)として構成された操作部13からIPファクス31に指示を出すものとして説明する。また上述した転送機能を有効にするか無効にするかを設定するために、操作部13には転送機能を有効にするか無効にするかを入力できるようにしておく。図7は、転送機能を有効にするか無効にするかを入力するための操作部13としての入力画面の一例である。操作部13(表示部14と兼用されているものとする)にこのような表示を行う仕方は、プログラム記憶部12に記憶された制御プログラムに基づいてCPU11からの指示に基づきシステム制御部19が行う。
図8は、第4の実施形態に係る処理手順を示すシーケンス図である。図8において、IPファクス31、G3ファクス32、HGW33、HGW34は、図2および図3に示したものと同様の装置である。また図8において、操作部13は図1に示したものと同等の機能を有するものである。
(61)使用者は操作部13から本機能を有効にするか無効にするかを設定する。
(62)送信をスタートする。
(1)〜(5)第1の実施形態の手順(1)〜(5)と同じ手順が実行される。
(63)IPファクス31は本機能を有効にするか無効にするかの設定を確認する。
(64)設定が「有効」になっていた場合、第1の実施形態の手順(6)以降を実行する。設定が「無効」になっていた場合には、通信を終了する。
第4の実施形態によれば、IPファクス31からG3ファクス32を介してG3ファクス37へデータ送信する機能を、使用者のニーズによって有効または無効に設定できる。あるいはIPファクス31からの送信が失敗した場合に、自動でG3ファクス32を経由した送信を行うことができる。さらにそれらの方式を設定により選択することができる。
第5の実施形態は、第1の実施形態において最初のIPファクス31による送信が失敗だった場合、その時点で、他のG3ファクスから送信するかどうかを入力画面(操作部13)を用いて選択できるようにしたものである。使用者は入力画面から送信することを選択することによって他のG3ファクス(G3ファクス32)から送信を行うことができる。他のG3ファクスから送信することを選択しなかった場合、データを送信せずに通信を終了する。
第5の実施形態のファクシミリ装置としては、第1の実施形態において説明した図1の構成のファクシミリ装置1を用いることができる。ただし、使用者が送信するかどうかの選択を行えるようにするために、送信が失敗だった場合に入力画面(操作部13)に転送機能を有効にするか無効にするか問い合せる表示を行い、使用者が選択できるようにしておく。図9は、送信が失敗だった場合に他のG3ファクスから送信するかどうかを問い合せるための操作部13としての入力画面の一例である。入力画面にこのような表示を行う仕方は、プログラム記憶部12に記憶された制御プログラムに基づいてCPU11からの指示に基づきシステム制御部19が行う。
図10は、第5の実施形態に係る処理手順を示すシーケンス図である。図10において、IPファクス31、G3ファクス32、HGW33、HGW34は、図2および図3に示したものと同様の装置である。また図10において、操作部13は図1に示したものと同等の機能を有するものである。
(71)IPファクス31からの送信が失敗だった場合、IPファクス31は使用者にG3ファクス32からの送信を行うかどうかを選択させるための入力画面を表示する。
(72)使用者が送信することを選択した場合、IPファクス31はG3ファクス32に転送要求を出す。使用者が送信することを選択しなかった場合には、通信を終了する。
第5の実施形態によれば、最初にIPファクス31から送信を試み失敗した場合に、その時点で、入力画面(操作部13)を用いて他のG3ファクスから送信するかどうかを選択できるようにしたので、必要に応じてG3ファクス32に転送要求をすることができる。
第6の実施形態は、第1の実施形態において最初のIPファクス31による送信が失敗であり、かつ、転送要求後のG3ファクス32からの送信が成功した場合、相手側のファクシミリがG3ファクスであることを記憶し、次回同じ宛先に送信しようとする場合には初めからG3ファクス32へ転送要求を行うものである。
第6の実施形態のファクシミリ装置としては、第1の実施形態において説明した図1の構成のファクシミリ装置1を用いることができる。ただし、IPファクス31はG3ファクス32経由の送信が成功した場合、その宛先のファクシミリがG3ファクスであることを記憶部20に記憶する。この場合、装置の電源を切っても情報を保持しておく必要があるので、記憶部20としてはSRAM等の不揮発性の記憶手段を用いる必要がある。このような処理を行う仕方は、プログラム記憶部12に記憶された制御プログラムに基づいてCPU11からの指示に基づきシステム制御部19が行う。
図11は、第6の実施形態に係る処理手順を示すシーケンス図である。図11において、IPファクス31、G3ファクス32、HGW33、HGW34は、図2および図3に示したものと同様の装置である。また図11において、操作部13は図1に示したものと同等の機能を有するものである。
(81)IPファクス31は、第1の実施形態の通信の宛先がG3ファクスであることを記憶部20に記憶する。
(82)使用者は操作部13から送信要求を行う。
(83)IPファクス31は、宛先が記憶されているかどうかを確認する。
(84)宛先が記憶されている場合、宛先がG3ファクスかIPファクスかを確認する。
(85)宛先がG3ファクス(G3ファクス37)であった場合、IPファクスの機能を用いた送信を試みることなく初めからG3ファクス32へダイヤリング(dialing)し、転送要求を行う。
第6の実施形態によれば、最初にIPファクス31から送信を試み失敗であり、かつ、転送要求後のG3ファクス32からの送信が成功した場合に、次回同じ宛先に送信しようとする場合には初めから当該G3ファクスへの送信を行うことができるので、使用者の負担を軽減することができる。
11 CPU
12 プログラム記憶部
13 操作部
14 表示部
15 読取部
16 記録部
17 画像処理部
18 画像蓄積部
19 システム制御部
20 記憶部
21 伝送制御部
22 網制御部
31 IPファクス(送信側端末)
32 G3ファクス(送信側端末)
33 HGW
34 HGW
35 NGN網
37 G3ファクス(受信側端末)
39 LANポート
40 G3ポート
41 LANポート
42 G3ポート
Claims (10)
- IPファクス機能を備えた第1の通信装置と、
IPファクス機能とG3ファクス機能を備えた第2の通信装置と、
前記第1の通信装置をIP網に接続するためのLANポートと前記第2の通信装置を回線交換網に接続するためのG3ポートを備えたゲートウェイ装置と、
を含み、前記第1の通信装置が前記ゲートウェイ装置の前記LANポートに接続され、前記第2の通信装置が前記ゲートウェイ装置の前記G3ポートに接続された通信システムであって、
前記第1の通信装置は、
前記IP網を経由した通信相手端末がIPファクス機能を備えていないことを検知する手段を備え、前記通信相手端末がIPファクス機能を備えていないことを検知した場合に送信すべきデータを前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から送信された前記データをG3ファクス機能を用いて前記通信相手端末に送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載した通信システムにおいて、
前記IP網がNGN網であり、前記ゲートウェイ装置がホームゲートウェイ装置であることを特徴とする通信システム。 - 請求項1または2に記載した通信システムにおいて、
前記前記第2の通信装置が前記通信相手端末に前記データを送信する機能を、有効にするか無効にするかを設定する手段を備えたことを特徴とする通信システム。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載した通信システムにおいて、
前記第1の通信装置が前記通信相手端末がIPファクス機能を備えていないことを検知した場合に、前記第2の通信装置に前記データを送信するかどうかを使用者が選択するための選択手段を備えたことを特徴とする通信システム。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載した通信システムにおいて、
前記第2の通信装置による送信が失敗した場合に前記第1の通信装置による送信も前記第2の通信装置による送信も失敗した旨を表示することを特徴とする通信システム。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載した通信システムにおいて、
前記第1の通信装置による送信が失敗しかつ前記第2の通信装置による送信が成功した場合に、前記通信相手端末がG3ファクスであることを記憶し、前記通信相手端末へのデータ送信の際には前記第1の通信装置による送信を試みることなく前記第2の通信装置にデータを送信することを特徴とする通信システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載した通信システムにおいて、
前記第2の通信装置から前記通信相手端末に前記データを送信した結果の通信結果レポートを、前記第1の通信装置から出力することを特徴とする通信システム。 - IPファクス機能を備えた第1の通信装置と、
IPファクス機能とG3ファクス機能を備えた第2の通信装置と、
前記第1の通信装置をIP網に接続するためのLANポートと前記第2の通信装置を回線交換網に接続するためのG3ポートを備えたゲートウェイ装置と、
を含み、前記第1の通信装置が前記ゲートウェイ装置の前記LANポートに接続され、前記第2の通信装置が前記ゲートウェイ装置の前記G3ポートに接続された通信システムが実行する通信方法であって、
前記第1の通信装置が、
前記IP網を経由した通信相手端末がIPファクス機能を備えていないことを検知した場合に送信すべきデータを前記第2の通信装置に送信し、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から送信された前記データをG3ファクス機能を用いて前記通信相手端末に送信する
ことを特徴とする通信方法。 - 前記請求項8に記載した通信方法を、前記請求項1乃至7のいずれか1項に記載した通信システムに実行させることを特徴とするプログラム。
- ゲートウェイ装置のLANポートに接続される通信装置であって、
IP網を経由した通信相手端末がIPファクス機能を備えていないことを検知する手段を備え、前記通信相手端末がIPファクス機能を備えていないことを検知した場合に、前記通信相手端末に送信すべきデータを前記ゲートウェイ装置のG3ポートに接続された他の通信装置に前記IP網を経由せずに送信することを特徴とする通信装置。
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