JP2017153039A - ゲートウェイ装置、通信処理プログラム、及びネットワークシステム - Google Patents

ゲートウェイ装置、通信処理プログラム、及びネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】FAX装置間の通信をIP通信により中継する際に、IPネットワークにおいて、より正確にFAX装置間の通信内容を反映した課金管理を行う。【解決手段】ネットワークシステムは、FAX通信を行う第1の通信装置とIPネットワーク上の第2の通信装置との間のFAX通信を中継するゲートウェイ装置を備える。ゲートウェイ装置は、呼制御装置との間で呼制御信号を送受信することにより呼制御処理を行う呼制御処理部と、第1の通信装置と第2の通信装置との間のFAX通信を中継する通信路を形成するメディア処理部とを有する。呼制御処理部は、メディア処理部でFAX通信に用いられる通信仕様が検出された場合、検出した通信仕様の情報を、呼制御装置に通知することを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、ゲートウェイ装置、通信処理プログラム、及びネットワークシステムに関し、例えば、公衆電話網とIPネットワーク間のFAX通信(ファクシミリ通信)を中継するシステムに適用し得る。
従来、FAX装置間の通信(ITU−T T.30公衆交換電話網FAX間の通信)を、ゲートウェイ装置(ITU−T T.38に対応したゲートウェイ装置)で変換し、IPネットワークで中継する技術(いわゆるインターネットFAX技術)がある。
従来のインターネットFAXを適用したシステムとしては特許文献1に記載されたシステムがある。特許文献1に記載されたシステムでは、発信元のFAX装置からのFAX通信による画像データを、公衆電話網、上記画像データをパケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、インターネット、上記パケットデータを画像データに逆変換する第2のゲートウェイ装置、及び公衆電話網を介して、相手先のFAX装置に、ITU−T T.30のFAX通信手順と同様の通信手順で送信する。
特開2002−217983号公報
ところで、従来のインターネットFAXを適用したシステムでは、ゲートウェイ装置間の呼制御(IPネットワークの区間の呼制御)にSIP(Session Initiation Protocol)が適用される。また、従来のインターネットFAXのシステムでは、ユーザの利用履歴に応じて課金情報を蓄積するものが存在する。そして、従来のインターネットFAXのシステムでは、通信開始時にSIPサーバ(シグナリングを行うSIPサーバ)を介してゲートウェイ装置間でやりとりされるINVITEメッセージ等を契機に、課金情報の記録(履歴情報を利用した課金情報の記録)が行われる。
しかしながら、従来のインターネットFAXのシステムでは、発信側のFAX装置と着信側のFAX装置で対応するFAX信号の通信仕様(規格)が異なる場合(例えば、発信側がG3規格に対応し、着信側がスーパーG3及びG3に対応する場合)、INVITEメッセージの送受信による通信確立後に、FAX装置間(端末間)の通信で当初と異なる通信仕様(INVITEメッセージで指定された通信仕様)の通信に切り替わる場合がある。この場合、従来のインターネットFAXのシステムでは、FAX装置間の実際の通信仕様が課金情報に反映されず、正確な課金管理ができない場合があった。
そのため、FAX装置間の通信をIPネットワークにより中継する際に、より正確にFAX装置間の通信状況を反映した課金管理を行うことができるゲートウェイ装置、通信処理プログラム、及びネットワークシステムが望まれている。
第1の本発明は、FAX通信を行う第1の通信装置と第1のネットワークを介して接続し、第2の通信装置とIPネットワークである第2のネットワークを介して接続し、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のFAX通信を中継するゲートウェイ装置において、(1)前記第2のネットワーク上の呼制御装置と呼制御信号を送受信することで、前記FAX通信の呼制御処理を行う呼制御処理部と、(2)前記呼制御処理部の呼制御処理の結果に従って、前記FAX通信を中継する通信路を形成するメディア処理部とを有し、(3)前記メディア処理部は、前記通信路を流れるFAX信号を監視して、前記FAX通信で用いられる通信仕様を検出し、(4)前記呼制御処理部は、前記メディア処理部で、前記FAX通信で用いられる通信仕様が検出された場合、検出した通信仕様の情報を、前記呼制御装置に通知することを特徴とする。
第2の本発明の通信処理プログラムは、ゲートウェイ装置に搭載されたコンピュータを、(1)FAX通信を行う第1の通信装置と第1のネットワークを介して接続し、第2の通信装置とIPネットワークである第2のネットワークを介して接続し、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のFAX通信を中継するゲートウェイ装置において、(2)前記第2のネットワーク上の呼制御装置と呼制御信号を送受信することで、前記FAX通信の呼制御処理を行う呼制御処理部と、(3)前記呼制御処理部の呼制御処理の結果に従って、前記FAX通信を中継する通信路を形成するメディア処理部として機能させ、(4)前記メディア処理部は、前記通信路を流れるFAX信号を監視して、前記FAX通信で用いられる通信仕様を検出し、(5)前記呼制御処理部は、前記メディア処理部で、前記FAX通信で用いられる通信仕様が検出された場合、検出した通信仕様の情報を、前記呼制御装置に通知することを特徴とする。
第3の本発明のネットワークシステムは、FAX通信を行う第1の通信装置と第1のネットワークを介して接続し、第2の通信装置とIPネットワークである第2のネットワークを介して接続し、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のFAX通信を中継するゲートウェイ装置を1又は複数備えるネットワークシステムにおいて、前記ゲートウェイ装置として第1の本発明のゲートウェイ装置を適用したことを特徴とする。
本発明によれば、FAX装置間の通信をIPネットワークにより中継する際に、より正確にFAX装置間の通信状況を反映した課金管理を行うことができるゲートウェイ装置、通信処理プログラム、及びネットワークシステムが望まれている。
実施形態に係るネットワークシステム(実施形態に係るゲートウェイ装置)の動作について示したシーケンス図(その1)である。 実施形態に係るネットワークシステムの全体構成の例について示したブロック図である。 実施形態に係るゲートウェイ装置の機能的構成について示したブロック図である。 実施形態に係るネットワークシステム(実施形態に係るゲートウェイ装置)の動作について示したシーケンス図(その2)である。 実施形態に係るゲートウェイ装置が送信するメッセージに含まれるヘッダ(課金情報に関連するヘッダ)の構成例について示した説明図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明によるゲートウェイ装置、通信処理プログラム、及びネットワークシステムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)実施形態の構成
図1は、この実施形態のネットワークシステム1の全体構成を示すブロック図である。
ネットワークシステム1は、2つのFAX装置20(20−1、20−2)の間のFAX通信を公衆電話網とインターネット(IPネットワーク)を用いて中継するシステムである。
この実施形態では、説明を簡易とするため、FAX装置20−1をFAX通信の発信側(発呼側)とし、FAX装置20−2をFAX通信の着信側として説明する。FAX装置20−1、20−2に適用する具体的な装置については限定されないものであり、公衆電話網に接続可能な種々のFAX装置を適用することができる。FAX装置20−1、20−2としては、具体的には、G3に対応したFAX装置(V.29等の低速FAXモデムで接続する装置)や、SuperG3に対応したFAX装置(V.34等の高速FAXモデムに対応した装置)等に適用することができる。また、FAX装置20−1、20−2は、FAX専用の装置であってもよいし、FAXモデムを搭載したコンピュータに、FAX通信処理を行うソフトウェア(通信処理プログラム)をインストールした装置としてもよい。
FAX装置20−1、20−2は、それぞれ公衆電話網N1、公衆電話網N2に接続している。ゲートウェイ装置10−1は、公衆電話網N1とインターネットN3との間を中継する装置である。また、ゲートウェイ装置10−2は、公衆電話網N2とインターネットN3との間を中継する装置である。すなわち、ネットワークシステム1では、インターネットN3の区間(IPネットワーク区間)をゲートウェイ装置10−1、10−2により中継(終端)する構成となっている。
したがって、発信側のFAX装置20−1からFAX装置20−2までの経路は、手前から順に、公衆電話網N1、ゲートウェイ装置10−1、インターネットN3、ゲートウェイ装置10−2、FAX装置20−2となる。
インターネットN3において、ゲートウェイ装置10−1とゲートウェイ装置10−2との間はSIP信号(SIPメッセージ)により呼制御される構成となっているものとする。この実施形態の例では、図2に示すように、インターネットN3に呼制御装置としてのSIPサーバ30が接続された構成となっている。図2の例では、SIPサーバ30は、インターネットN3に接続可能なデータセンタに配置された構成となっているものとする。また、図2に示すように、当該データセンタには、SIPサーバ30の動作履歴(動作ログ)を保持する履歴管理サーバ50と、履歴管理サーバ50に蓄積された履歴情報に基づいて、各ユーザ(各FAX装置20を利用するユーザ)に対する課金管理を行う課金サーバ40が配置されているものとする。
この実施形態では、SIPサーバ30がSIPメッセージ(SIP信号)を送受信して呼制御に係る処理を実行する際に、履歴情報として呼詳細情報(CDR:Call Detail Record)を生成し、履歴管理サーバ50に蓄積させる構成となっているものとする。呼詳細情報には、SIPサーバ30が送受信したSIPメッセージの内容等が含まれているものとする。したがって、履歴管理サーバ50には、時系列ごとにSIPサーバ30で生成された呼詳細情報が蓄積されることになる。課金サーバ40は、履歴管理サーバ50に蓄積された呼詳細情報を時系列順に参照することで、各FAX装置20のユーザ(例えば、URI等により区別されるユーザ)について、FAXの送信セッションの履歴、及びFAXの受信セッションの履歴を把握することができる。また、この実施形態において、各ゲートウェイ装置10は、FAX装置20−1とFAX装置20−2との間で通信が確立した後に、FAX信号を送受信する通信仕様(通信手順)が変更された場合には、その旨をSIPサーバ30にSIPメッセージ(例えば、INFO等のメッセージ)で報告する。
これにより、SIPサーバ30は、当該SIPメッセージ受信に伴う呼詳細情報を履歴管理サーバ50に登録することになる。課金サーバ40は、時系列順に、履歴管理サーバ50に蓄積された呼詳細情報を読み取ることで、1つのFAX通信(セッション)の途中で通信仕様が変更になったことを認識し、変更後の通信仕様に従って課金管理を行うことが可能となる。
図2では、SIPサーバ30、課金サーバ40、及び履歴管理サーバ50は別個の装置(サーバ)であるものとして図示しているが、これらの装置の機能を1つのサーバ(装置)で構築するようにしてもよいし、さらに機能を細分化して多数のサーバ群を用いて構築するようにしてもよい。
次に、ゲートウェイ装置10(10−1、10−2)の内部構成について、図3を用いて説明する。ここでは、説明を簡易とするため、ゲートウェイ装置10−1、10−2はいずれも同じ構成であるものとして説明する。
ゲートウェイ装置10は、制御部11、通信処理部12、インタフェース部13及びFAXモデム14を有している。
制御部11は、装置全体を制御する機能を担っている。
インタフェース部13は、IPネットワーク(この実施形態では、インターネットN3)に接続するためのインタフェースである。インタフェース部13としては、例えば、種々のLANインタフェースを適用することができる。
FAXモデム14は、公衆電話網等の回線(この実施形態では、公衆電話網N1、N2)に接続してFAX信号を送受信するためのインタフェース(モデム)である。FAXモデム14の仕様は限定されないものであり、種々の電話回線(例えば、アナログ電話回線やデジタル回線等)に接続可能なモデムを適用することができる。ここでは、FAXモデム14は、高速FAX(SuperG3;高速通信モード)及び低速FAX(G3;低速通信モード)の両方に対応したモデムであるものとして説明する。
通信処理部12は、インタフェース部13とFAXモデム14との間の通信を変換・中継する機能を担っている。
通信処理部12は、シグナリング処理部121と、メディア処理部122とを有している。
シグナリング処理部121は、主として呼制御の機能を担っている。シグナリング処理部121は、FAXモデム14を制御し、公衆電話網(公衆電話網上の図示しない交換機)との間で呼制御信号を送受信させることにより公衆電話網側の呼制御を実行することができる。また、シグナリング処理部121は、インタフェース部13を介して、インターネットN3上のSIPサーバ30とSIPメッセージ(呼制御信号)を送受信することにより、インターネットN3側の呼制御を行うことができる。シグナリング処理部121は、呼制御処理の結果に従って、メディア処理部122を制御し、公衆電話網とIPネットワークとの間の通信路(メディア通信の通信路)を形成させる。
メディア処理部122は、公衆電話網(FAXモデム14)とIPネットワーク(インタフェース部13)との間のメディアデータの変換・中継機能(メディア通信の通信路を形成する機能)を担っている。例えば、メディア処理部122は、FAXモデム14で受信したFAX信号を、所定の符号化処理(コーデック)により符号化してIPパケット列に変換し、インタフェース部13から送出(シグナリング処理部121の呼制御に従った宛先に送出)させる処理を行う。また、メディア処理部122は、インタフェース部13で受信したFAX信号のパケット列(符号化されたFAX信号のデータが挿入されたパケット列)を、所定の復号処理(コーデック)により復号して元のFAX信号を復元し、FAXモデム14から送出させる処理を行う。また、メディア処理部122は、形成した通信路を流れるFAX信号を監視し、FAX装置20間の通信仕様(規格)の変更等を検出することができる。なお、メディア処理部122が行う通信路の監視方法や通信仕様の検出方法等は種々の手段を適用することができるため詳しい説明は省略する。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態におけるネットワークシステム1の動作を説明する。
図1、図4は、ネットワークシステム1において、FAX装置20−1とFAX装置20−2との間でFAX通信が行われる際の動作について示したシーケンス図である。
ここでは、FAX装置20−1は低速FAX(G3)に対応したモデムであり、FAX装置20−2は、高速FAX(SuperG3)及び低速FAX(G3)の両方に対応したモデムを有するものとして説明する。
なお、図1、図4では、SIPメッセージのうちACK等のメッセージについては図示を省略しているが、実際にはSIPの仕様に従ったその他メッセージも交換されているものとする。
まず、FAX装置20−1が、公衆電話網N1を介してゲートウェイ装置10−1に対して発呼して接続したものとする(S101)。このとき、FAX装置20−1は、ゲートウェイ装置10−1に対して、FAX装置20−2のID(例えば、電話番号やURI等のFAX装置20−2に着信させるための識別子)を入力する。FAX装置20−1がFAX装置20−2のIDを入力する手段は、例えば、ITU−T T.38に準拠したシステムと同様の手段を適用することができる。FAX装置20−1は、例えば、DTMF(Dual−Tone Multi−Frequency)信号等により、FAX装置20−2に対応するIDを入力するようにしてもよい。
FAX装置20−1からの発呼を受付け、FAX装置20−2のIDの入力を受け付けると、ゲートウェイ装置10−1は、当該IDを発呼先として指定したINVITEメッセージを生成してSIPサーバ30に送信する(S102)。
そして、SIPサーバ30は、ゲートウェイ装置10−1から受信したINVITEメッセージを処理(解釈)して、当該INVITEメッセージで発呼先として指定されたIDに対応するゲートウェイ装置10−2にINVITEメッセージを送信する(S103)。
ゲートウェイ装置10−2(シグナリング処理部121)は、SIPサーバ30からINVITEメッセージを受信すると、当該INVITEメッセージを処理(解釈)して、SIPサーバ30にOKのメッセージを返答し(S104)、さらに、当該INVITEメッセージで指定された宛先(すなわち、FAX装置20−2)に発呼(公衆電話網N2を介して発呼)する処理を行う(S105)。
また、ゲートウェイ装置10−2からOKのメッセージを受信したSIPサーバ30は、当該OKのメッセージを処理(解釈)し、さらにOKのメッセージを生成してゲートウェイ装置10−1に返答する(S106)。
さらに、ここでは、FAX装置20−2が、ゲートウェイ装置10−2からの発呼を受け付けて応答したものとする(S107)。
さらにまた、SIPサーバ30は、上述のステップS102、S103におけるINVITEメッセージの処理に基づく呼詳細情報(CDR)を履歴管理サーバ50に登録する処理を行う(S108)。なお、SIPサーバ30がINVITE等のメッセージの処理に基づく呼詳細情報(CDR)を登録する具体的なタイミングについては限定されないものである。
以上のSIPメッセージの交換処理等により、インターネットN3上で、ゲートウェイ装置10−1、10−2の間のセッション(メディア通信のセッション)が確立し(S109)、さらにFAX装置20−1、20−2間の通信(通信路)が確立することになる(S110)。なお、FAX装置20−1、20−2間の通信(通信路)確立までの処理については、図1のシーケンスに限定されず、種々のSIPに対応したシステムと同様の処理を適用することができる。
FAX装置20−1は、FAX装置20−2との通信路(FAX信号の通信路)が確立すると、CNG信号(CalliNG信号;CNGトーン)を送出する(S111)。当該CNG信号は、確立された通信路を通ってFAX装置20−2に通知されることになる。
そして、FAX装置20−2が、FAX装置20−1からのCNG信号に応答するANS信号(ANSwer信号;ANSトーン;CEDトーン)を送出し、当該ANS信号はFAX装置20−1に通知される(S112)。
なお、ここでは、FAX装置20−2は、高速FAX(SuperG3)に対応しているため、ANS信号として、高速FAXに対応していることを示すANSトーン(位相反転有りのANSトーン)を送出することになる。そして、FAX装置20−2から送出されたANS信号(ANSトーン)は、通信路上のゲートウェイ装置10−1(メディア処理部122)により検知される(S113)。
ゲートウェイ装置10−1のメディア処理部122は、高速FAXモデムに対応していることを示すANSトーン(位相反転有りのANSトーン)を検出すると、シグナリング処理部121に、FAX装置20−1、20−2間で高速FAX(SuperG3)のFAX通信が開始することを報告するものとする。そして、ゲートウェイ装置10−1のシグナリング処理部121は、メディア処理部122からの報告に基づいて、SIPサーバ30に、FAX装置20−1、20−2間で高速FAXのFAX通信が開始することをINFOメッセージで通知する(S114)。
そして、SIPサーバ30は、ゲートウェイ装置10−1からのINFOメッセージを受信すると、当該INFOメッセージに基づく呼詳細情報を、履歴管理サーバ50に登録する(S115)。
しかしながら、ここでは、FAX装置20−1は、低速FAXモデムにしか対応していないため、FAX装置20−1は、低速FAXモデム(G3)でFAX通信をするための動作を行うことになる。そして、FAX装置20−2も、FAX装置20−1の動作状況に応じて、高速FAX(SuperG3)から低速FAX(G3)にフォールバックしてFAX装置20−1とのFAX通信を行うことになる。FAX装置20−2において、FAX装置20−1が低速FAX(G3)でFAX通信しようとしていることを認識する手段については限定されないものである。この実施形態では、FAX装置20−1は、発信元からの位相反転有りANSトーン検出後、400ms以上の無音検出を契機に、高速FAX(SuperG3)から低速FAX(G3)へのフォールバックを判断して、低速FAX(G3)でのFAX通信を開始するものとする。
そして、ここでは、ゲートウェイ装置10−1のメディア処理部122は、FAX装置20−1とFAX装置20−2との間の通信を監視して、FAX装置20−1とFAX装置20−2との間の通信が低速FAX(G3)へフォールバックしたことを検出し、シグナリング処理部121に報告したものとする(S116)。
ここでは、上述の通り、メディア処理部122は、位相反転有りANSトーン検出後、400ms以上の無音検出を契機に、高速FAX(SuperG3)から低速FAX(G3)へのフォールバックを認識するものとする。そして、ゲートウェイ装置10−1のシグナリング処理部121は、メディア処理部122からの報告に基づいて、SIPサーバ30に、FAX装置20−1、20−2間で低速FAX(G3)のFAX通信が開始することをINFOメッセージで通知する(S117)。
そして、SIPサーバ30は、ゲートウェイ装置10−1からのINFOメッセージを受信すると、当該INFOメッセージに基づく呼詳細情報を、履歴管理サーバ50に登録する(S118)。
以上のようにFAX装置20−1、20−2間での信号送受信により、FAX装置20−1、20−2間で、低速FAX(G3)のFAX通信が開始し、画像データの伝送が実行されることになる(S119)。
そして、FAX装置20−1は、画像データの送信が完了すると、通信を切断(公衆電話網N1上でゲートウェイ装置10−1との通信を切断)する(S201)。
ゲートウェイ装置10−1のシグナリング処理部121は、FAX装置20−1との通信切断を検知すると、ゲートウェイ装置10−2に通信を切断(セッションを終了)するためのメッセージ(BYEメッセージ)を送信する(S202)。
そして、ゲートウェイ装置10−2のシグナリング処理部121は、ゲートウェイ装置10−1から受信したBYEメッセージに対して応答するOKメッセージを送信し(S203)、ゲートウェイ装置10−1との通信を終了する。そして、ゲートウェイ装置10−2のシグナリング処理部121は、FAX装置20−2との通信を切断(公衆電話網N2上でFAX装置20−2との通信を切断)して(S204)、一連のFAX通信の処理を終了する。
なお、ゲートウェイ装置10−1のシグナリング処理部121は、ゲートウェイ装置10−2(FAX装置20−2)との通信切断時に、SIPサーバ30に通信が切断(セッションが終了)した旨を通知(例えば、INFOメッセージ等により通知)して、履歴管理サーバ50にセッション終了時刻の情報を記録させるようにしてもよい。これにより、課金サーバ40では、FAX通信のセッションごとに、通信開始時刻(ゲートウェイ装置10−1によるINVITEメッセージの送信時刻)及び通信終了時刻(ゲートウェイ装置10−1によるセッション終了のINFOメッセージの送信時刻)を認識して課金情報として利用(例えば、通信時間に応じた課金管理に利用)することができる。
次に、ゲートウェイ装置10が送信するSIPメッセージ(この実施形態では、INVITEメッセージ、及びINFOメッセージ)の構成について説明する。
この実施形態では、ゲートウェイ装置10のシグナリング処理部121は、FAX通信を中継する過程で、SIPサーバ30に送信するSIPメッセージのヘッダ部分にFAX通信に用いる通信仕様の情報(以下、「FAX通信情報」と呼ぶ)を付加するものとする。この実施形態の例では、FAX通信情報を記述するヘッダフィールドとして、「P−Call−Info」という名称のヘッダフィールドを定義(拡張)するものとする。なお、FAX通信情報を記述するヘッダフィールドの種類や名称は限定されないものである。また、FAX通信情報については、SIPメッセージのヘッダではなくボディ部分に記述するようにしてもよい。
図5は、FAX通信情報を記述するためのP−Call−Infoヘッダフィールドの仕様の例について示した説明図である。
P−Call−Infoヘッダフィールドでは、「org−mdia−param1」、「org−mdia−param2」、「ter−mdia−param1」、及び「ter−mdia−param2」の4つのパラメータが設定(定義)可能であるものとする。
org−mdia−param1とorg−mdia−param2は、FAX通信の発信側のゲートウェイ装置10(上述の図1の例では、ゲートウェイ装置10−1)が用いるパラメータ値である。また、ter−mdia−param1とter−mdia−param2は、FAX通信の着信側のゲートウェイ装置10(上述の図1の例では、ゲートウェイ装置10−2)が用いるパラメータ値である。
P−Call−Infoヘッダフィールドにおいて、各パラメータは共通のデータ形式となっているものとする。
図5に示すように、P−Call−Infoヘッダフィールドにおいて、各パラメータは、8ビットのデータ形式となっており、それぞれのビットがフラグ情報として機能しているものとする。図5に示すように、P−Call−Infoヘッダフィールドの各パラメータでは、先頭から2番目と3番目のビットパターンにより、低速FAX(G3)又は高速FAX(SuperG3)のいずれかを記述することが可能な形式となっているものとする。図5に示すように、P−Call−Infoヘッダフィールドでは、先頭から2番目のビットが低速FAX(G3)を有効又は無効とするビットであり、先頭から3番目のビットが高速FAX(SuperG3)を有効又は無効とするビットであるものとする。ここでは、各ビットにおいて「1」が有効、「0」が無効を示すものとする。したがって、P−Call−Infoヘッダフィールドでは、パラメータ値において先頭から2番目、3番目のビットが「10」の場合低速FAX(G3)での通信を意味し、パラメータ値において先頭から2番目、3番目のビットが「01」の場合高速FAX(SuperG3)での通信を意味することになる。
この実施形態では、P−Call−Infoヘッダフィールドにおいて、低速FAX(G3)と高速FAX(SuperG3)の2種類の通信仕様を記述できれば良いので、上述のようにパラメータ値のうち2ビットを用いて記述しているが、3種類以上の通信仕様のいずれかを記述したい場合には3ビット以上用いて記述するようにしてもよい。また、この実施形態では、P−Call−Infoヘッダフィールドにおいて、通信仕様ごとに対応するビットを設けているが、1ビットの2進数で2パターン(例えば、0、1の2パターン)の通信仕様を記述可能としてもよいし、2ビットの2進数で4パターン(例えば、00、01、10、11の4パターン)の通信仕様を記述可能としてもよい。
図5に示すパラメータ値において、第2、第3ビット以外のビットの定義については図示を省略している。なお、P−Call−Infoヘッダフィールドで用いられるパラメータ値の具体的なビット数や各ビットの定義については限定されないものである。
また、図5に示すように、P−Call−Infoヘッダフィールドでは、発信側と着信側にそれぞれ2面のパラメータ値(FAX通信情報(課金情報))が記述可能となっている。
例えば、図5の例では、発信側の第1面のFAX通信情報(課金情報)としてorg−mdia−param1のパラメータ値が定義されており、発信側の第2面のFAX通信情報(課金情報)としてorg−mdia−param2のパラメータ値が定義されている。
この実施形態では、org−mdia−param1のパラメータ値(第1面)は、INVITEメッセージ処理、又はANS信号検出時に生成されるFAX通信情報(メディア情報履歴)を示しており、org−mdia−param2のパラメータ値(第2面)は、ANS信号が通知された後にフォールバック等の切替が発生した場合に生成されるFAX通信情報(メディア情報履歴)を示しているものとする。
例えば、上述の図1のシーケンス図のステップS102において、発信側のゲートウェイ装置10−1が送信するINVITEメッセージには、P−Call−Infoヘッダフィールドが含まれているものとする。この実施形態の例では、ゲートウェイ装置10−1において、デフォルトの通信仕様が高速FAX(SuperG3)に設定されており、INVITEメッセージの段階では、P−Call−Infoヘッダフィールドに、デフォルト設定の高速FAX(SuperG3)が設定されるものとする。そうすると、発信側のゲートウェイ装置10−1が送信するINVITEメッセージにおいて、P−Call−Infoヘッダフィールドの内容は、1面(org−mdia−param1)のFAX通信情報(課金情報)として高速FAX(SuperG3)を設定する内容(例えば、「P−Call−Info:org−mdia−param1=00111101」)となる。その後、ステップS108において、当該INVITEメッセージに基づく呼詳細情報が、履歴管理サーバ50に記録される。
また、上述の図1のフローチャートのステップS114において、発信側のゲートウェイ装置10−1が送信するINFOメッセージを構成するP−Call−Infoヘッダフィールドの内容は、1面(org−mdia−param1)のFAX通信情報(課金情報)として高速FAX(SuperG3)を設定する内容(例えば、「P−Call−Info:org−mdia−param1=00111101」)となる。その後、ステップS115において、当該INFOメッセージに基づく呼詳細情報が、履歴管理サーバ50に記録される。
さらに、上述の図1のフローチャートのステップS117において、発信側のゲートウェイ装置10−1が送信するINFOメッセージを構成するP−Call−Infoヘッダフィールドの内容は、2面(org−mdia−param2)のFAX通信情報(課金情報)として低速FAX(G3)を設定する内容(例えば、「P−Call−Info:org−mdia−param1=01011101」)となる。その後、ステップS118において、当該INFOメッセージに基づく呼詳細情報が、履歴管理サーバ50に記録される。
この実施形態では、履歴管理サーバ50に記録される呼詳細情報には、元となるメッセージの各ヘッダフィールドの情報が含まれるものとする。そうすると、課金サーバ40は、時系列順に、履歴管理サーバ50に蓄積された呼詳細情報のP−Call−Infoヘッダフィールドを読み取ることで、各FAX送受信セッションにおいて実際に用いられた通信仕様(低速FAX又は高速FAXのいずれか)を認識することができる。例えば、課金サーバ40は、時系列順に、履歴管理サーバ50に蓄積された呼詳細情報のP−Call−Infoヘッダフィールドを読み取り、2面(org−mdia−param2)のFAX通信情報(課金情報)が設定されていたFAX通信(セッション)については、2面(org−mdia−param2)のFAX通信情報(課金情報)に基づいて、実際に用いられた通信仕様を認識することができることになる。また、例えば、課金サーバ40は、時系列順に、履歴管理サーバ50に蓄積された呼詳細情報のP−Call−Infoヘッダフィールドを読み取り、1面(org−mdia−param1)のFAX通信情報(課金情報)のみが設定されていたFAX通信(セッション)については、1面(org−mdia−param1)のFAX通信情報(課金情報)に基づいて、実際に用いられた通信仕様を認識することができることになる。
なお、課金サーバ40は、1つのFAX通信(セッション)において、同じ面(1面又は2面)に対するFAX通信情報(課金情報)が複数存在する場合には、同じFAX通信(セッション)で時系列が最も後の呼詳細情報を用いた判断を行うようにしてもよい。
(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
ネットワークシステム1では、ゲートウェイ装置10が、FAX装置20−1、20−2間のFAX信号を監視して、通信仕様の変更検出(例えば、高速FAX通信から低速FAX通信への変更検出)を契機に、SIPサーバ30へ、変更後のFAX通信情報(課金情報)をセットしたINFOメッセージ送信している。これにより、当該メッセージに基づく情報が履歴管理サーバ50に呼詳細情報(CDR)として登録されるので、FAX装置20−1、20−2間の通信路確立後に、通信仕様が変更となった場合でも変更後のFAX通信情報(課金情報)に基づいた課金管理(課金サーバ40による課金管理)を行うことが可能となっている。
また、FAX通信情報(課金情報)の記録に利用するP−Call−Infoヘッダフィールドでは、通信路確立時のFAX通信情報(課金情報)をセットする1面(org−mdia−param1、ter−mdia−param1)のパラメータと、通信路確立後に通信仕様が変更となった場合のFAX通信情報(課金情報)をセットするための2面(org−mdia−param2、ter−mdia−param2)のパラメータとが定義されている。これにより、履歴管理サーバ50(課金サーバ40)において、通信仕様の変更があったFAX通信の呼詳細情報(CDR)と、通信仕様の変更の無かったFAX通信の呼詳細情報(CDR)とが混在する場合でも、容易に各FAX通信(セッション)のFAX通信情報(課金情報)を管理することができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記の実施形態では、課金情報として、FAX通信の通信速度(通信モード)が低速FAX(G3)か高速FAX(SuperG3)かを管理する構成について説明したが、ゲートウェイ装置10がその他の通信仕様(FAX通信の通信路を確立した後に変更する通信仕様)について、SIPサーバ30へ通知して、履歴管理サーバ50に蓄積する構成としてもよい。
(B−2)上記の実施形態では、図2に示すように、インターネットN3上でゲートウェイ装置10−1に対向する通信装置は、ゲートウェイ装置10−2であるものとして説明したが、ゲートウェイ装置10−1に対向する通信装置は、配下にFAX装置を接続したゲートウェイ装置に限定されず、インターネットN3(IPネットワーク)上のFAX装置(いわゆるInternetFAX装置;例えば、コンピュータ上にソフトウェア的に実現されたFAX装置)であってもよい。以上のように、上記の実施形態のネットワークシステム1は、1又は複数のゲートウェイ装置10を用いて実現することができる。
1…ネットワークシステム、10、10−1、10−2…ゲートウェイ装置、11…制御部、12…通信処理部、121…シグナリング処理部、122…メディア処理部、13…インタフェース部、14…FAXモデム、20、20−1、20−2…FAX装置、30…SIPサーバ、40…課金サーバ、50…履歴管理サーバ、N1、N2…公衆電話網、N3…インターネット。

Claims (8)

  1. FAX通信を行う第1の通信装置と第1のネットワークを介して接続し、第2の通信装置とIPネットワークである第2のネットワークを介して接続し、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のFAX通信を中継するゲートウェイ装置において、
    前記第2のネットワーク上の呼制御装置と呼制御信号を送受信することで、前記FAX通信の呼制御処理を行う呼制御処理部と、
    前記呼制御処理部の呼制御処理の結果に従って、前記FAX通信を中継する通信路を形成するメディア処理部とを有し、
    前記メディア処理部は、前記通信路を流れるFAX信号を監視して、前記FAX通信で用いられる通信仕様を検出し、
    前記呼制御処理部は、前記メディア処理部で、前記FAX通信で用いられる通信仕様が検出された場合、検出した通信仕様の情報を、前記呼制御装置に通知する
    ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記メディア処理部は、前記通信路を流れるFAX信号を監視して、前記FAX通信で用いられる通信仕様の切替を検出可能であり、
    前記呼制御処理部は、前記メディア処理部で、前記FAX通信の通信仕様の切替が検出された場合、切替後の通信仕様の情報を前記呼制御装置に通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記呼制御処理部は、前記呼制御装置に対して、第1の通信仕様情報又は第2の通信仕様情報の通知が可能であり、前記通信路を確立する際の前記FAX通信の通信仕様を前記第1の通信仕様情報として通知し、前記通信路が確立された後に前記FAX通信の通信仕様が切り替わった場合、切替後の通信仕様を前記第2の通信仕様情報として通知することを特徴とする請求項2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記第1の通信仕様情報及び前記第2の通信仕様情報には、課金管理に係る課金管理情報が含まれていることを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記課金管理情報は、前記FAX通信で用いられる通信速度の情報であることを特徴とする請求項4に記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記メディア処理部は、前記FAX通信の通信仕様として、前記FAX通信が高速通信モード又は低速通信モードのいずれのモードであるかを検出することを特徴とする請求項5に記載のゲートウェイ装置。
  7. ゲートウェイ装置に搭載されたコンピュータを、
    FAX通信を行う第1の通信装置と第1のネットワークを介して接続し、第2の通信装置とIPネットワークである第2のネットワークを介して接続し、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のFAX通信を中継するゲートウェイ装置において、
    前記第2のネットワーク上の呼制御装置と呼制御信号を送受信することで、前記FAX通信の呼制御処理を行う呼制御処理部と、
    前記呼制御処理部の呼制御処理の結果に従って、前記FAX通信を中継する通信路を形成するメディア処理部として機能させ、
    前記メディア処理部は、前記通信路を流れるFAX信号を監視して、前記FAX通信で用いられる通信仕様を検出し、
    前記呼制御処理部は、前記メディア処理部で、前記FAX通信で用いられる通信仕様が検出された場合、検出した通信仕様の情報を、前記呼制御装置に通知する
    ことを特徴とする通信処理プログラム。
  8. FAX通信を行う第1の通信装置と第1のネットワークを介して接続し、第2の通信装置とIPネットワークである第2のネットワークを介して接続し、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間のFAX通信を中継するゲートウェイ装置を1又は複数備えるネットワークシステムにおいて、前記ゲートウェイ装置として請求項1〜6のいずれかに記載のゲートウェイ装置を適用したことを特徴とするネットワークシステム。
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