JP2012177576A - 光検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で故障を特定可能な光検出装置を提供する。
【解決手段】上方照度センサは、車両上方から入射する光の照度である上方照度を検出する。前方照度センサは、車両前方から入射する光の照度である前方照度を検出する。ライトECUでは、上方照度または前方照度の一方が飽和していると判断され(S201:NO、または、S204:NO)、上方照度または前方照度の他方が基準値以下であると判断された場合(S202:NO、または、S205:NO)、上方照度センサまたは前方照度センサにショート故障が生じていると特定する(S203、または、S206)。これにより、簡素な構成により故障が生じていることを特定することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、周辺光を検出可能な光検出装置に関する。
従来、周囲の明るさを感知する照度センサが知られている(例えば特許文献1参照)。また、照度センサの診断時に、複数の照明器具をオン/オフ制御し、その時の照度値を取得して互いに比較することで、照度センサの正常または故障を判定する故障判定装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
国際公開第2007−135947号 特開2006−210114号公報
ところで、特許文献1では、照度検出素子にショート故障が発生した場合、周囲の照度が高い、すなわち明るいと誤検出してしまう虞がある。また、特許文献2では、照度センサの故障を判定することは可能であるが、故障を判定するためには、複数の照明器具および調光コントローラを備えている必要があり、装置が大規模になってしまう。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡素な構成で故障を特定可能な光検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の光検出装置は、第1の照度検出部と、第2の照度検出部と、飽和判断手段と、未達判断手段と、故障特定手段と、を備える。第1の照度検出部は、第1の方向から入射する光の照度である第1の照度を検出する。第2の照度検出部は、第1の方向とは異なる第2の方向から入射する光の照度である第2の照度を検出する。飽和判断手段は、第1の照度に係る第1の出力値または第2の照度に係る第2の出力値が飽和しているか否かを判断する。未達判断手段は、第1の出力値または第2の出力値が、第1の出力値または第2の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値より十分に小さい基準値以下か否かを判断する。故障特定手段は、飽和判断手段により第1の出力値または第2の出力値の一方が飽和していると判断され、未達判断手段により第1の出力値または第2の出力値の他方が基準値以下であると判断された場合、第1の照度検出部または第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定する。
本発明では、2つの異なる方向からの照度を検出する照度検出部を備えている。また、第1の出力値または第2の出力値の一方が飽和するほど周囲が明るければ、他方の出力値も基準値より大きい蓋然性が高い。そこで本発明では、第1の出力値または第2の出力値の一方が飽和しているにも関わらず、第1の出力値または第2の出力値の他方が飽和判定閾値より十分に小さい基準値以下である場合、ショート故障が生じていると特定している。これにより、簡素な構成により故障が生じていることを特定することができる。また、ショート故障に起因して出力値が大きくなってしまうことに伴って周囲が明るいと誤検出してしまうのを避けることができる。また、例えば第1の照度および第2の照度の少なくとも一方に基づいてライトの点灯を制御する場合、周囲が明るいと誤検出されることによりライトが点灯されなかったり、ライトの点灯が遅れたりする不具合が生じるのを避けることができる。
なお、第1の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値と、第2の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値とは、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。また、第1の出力値の判断に係る基準値と、第2の出力値の判断に係る基準値とは、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
請求項2に記載の発明では、故障特定手段は、飽和判断手段により第1の出力値が飽和していると判断され、未達判断手段により第2の出力値が基準値以下であると判断された場合、第1の照度検出部にショート故障が生じていると特定する。
また、請求項3に記載の発明では、故障特定手段は、飽和判断手段により第2の出力値が飽和していると判断され、未達判断手段により第1の出力値が基準値以下であると判断された場合、第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定する。
これにより、ショート故障が生じている故障箇所を適切に特定することができる。
請求項4に記載の発明では、第1の照度検出部は、車両の上方から入射する光の照度である上方照度を第1の照度として検出する。また、第2の照度検出部は、車両の前方から入射する光の照度である前方照度を第2の照度として検出する。これにより、車両の上方照度および前方照度を検出可能な光検出装置において、別途の構成を追加することなく、簡素な構成で故障が生じていることを特定することができる。
請求項5に記載の発明では、基準値は、車両のライトの点灯に係る点灯閾値である。これにより、点灯を要する照度のときに故障が生じていることを適切に特定することができ、ショート故障に起因して周囲が明るいと誤検出されることによりライトが点灯されなかったり、ライトの点灯が遅れたりする不具合が生じるのを避けることができる。
請求項6に記載の発明では、第3の照度検出部をさらに備える。第3の照度検出部は、第1の照度および第2の照度とは異なる第3の照度を検出する。飽和判断手段は、第1の出力値、第2の出力値、および、第3の照度に係る第3の出力値が飽和しているか否かを判断する。故障特定手段は、飽和判断手段により第1の出力値および第2の出力値が飽和していると判断され、第3の出力値が飽和していないと判断された場合、第1の照度検出部および第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定する。
第1の出力値および第2の出力値が飽和するほど周囲が明るければ、第3の出力値も飽和する蓋然性が高い。そこで、第1の出力値および第2の出力値が飽和しているにも関わらず、第3の出力値が飽和していない場合、第1の照度検出部および第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定している。これにより、比較的簡素な構成により、第1の照度検出部および第2の照度検出部の両方がショート故障していることを適切に特定することができる。
なお、第3の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値は、第1の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値および第2の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値と同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
請求項7に記載の発明では、発光素子と、雨滴量検出手段と、をさらに備える。発光素子は、第3の照度検出部により検出される赤外光を照射可能である。雨滴量検出手段は、第3の照度検出部により検出される第3の照度に基づき、ウィンドシールドに付着した雨滴量を検出する。すなわち、第3の照度検出部は、レインセンサを構成している。これにより、ライトセンサとレインセンサとが一体となったレインライトセンサにおいて、別途の構成を追加することなく、簡素な構成で故障が生じていることを特定することができる。
請求項8に記載の発明では、第3の出力値は、第3の照度検出部により検出される発光素子から照射される赤外光以外の外乱光に係る値である。外乱光は、主に周囲の照度に応じて変化するので、外乱光に係る値に基づいて第1の照度検出部および第2の照度検出部にショート故障が生じていることを特定することにより、より適切に故障が生じていることを特定することができる。
請求項9に記載の光検出装置は、第1の照度検出部と、第2の照度検出部と、第3の照度検出部と、飽和判断手段と、故障特定手段と、を備える。第1の照度検出部は、第1の方向から入射する光の照度である第1の照度を検出する。第2の照度検出部は、第1の方向とは異なる第2の方向から入射する光の照度である第2の照度を検出する。第3の照度検出部は、第1の照度および第2の照度とは異なる第3の照度を検出する。飽和判断手段は、第1の照度に係る第1の出力値、第2の照度に係る第2の出力値、および、第3の照度に係る第3の出力値が飽和しているか否かを判断する。故障特定手段は、飽和判断手段により第1の出力値および第2の出力値が飽和していると判断され、第3の出力値が飽和していないと判断された場合、第1の照度検出部および第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定する。
本発明では、異なる照度を検出する3つの照度検出部を備えている。また、第1の出力値および第2の出力値が飽和するほど周囲が明るければ、第3の出力値も飽和する蓋然性が高い。そこで、第1の出力値および第2の出力値が飽和しているにも関わらず、第3の出力値が飽和していない場合、第1の照度検出部および第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定している。これにより、比較的簡素な構成により、第1の照度検出部および第2の照度検出部の両方がショート故障していることを適切に特定することができる。また、ショート故障に起因して出力値が大きくなってしまうことに伴って周囲が明るいと誤検出してしまうのを避けることができる。また、例えば第1の照度および第2の照度の少なくとも一方に基づいてライトの点灯を制御する場合、周囲が明るいと誤検出されることによりライトが点灯されなかったり、点灯が遅れたりする不具合が生じるのを避けることができる。
なお、第1の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値と、第2の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値と、第3の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値とは、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
請求項10に記載の発明では、第1の照度検出部は、車両の上方から入射する光の照度である上方照度を第1の照度として検出する。また、第2の照度検出部は、車両の前方から入射する光の照度である前方照度を第2の照度として検出する。これにより、車両の上方照度および前方照度を検出可能な光検出装置において、別途の構成を追加することなく、簡素な構成で故障が生じていることを特定することができる。
請求項11に記載の発明では、発光素子と、雨滴量検出手段と、をさらに備える。発光素子は、第3の照度検出部により検出される赤外光を照射可能である。雨滴量検出手段は、第3の照度検出部により検出される第3の照度に基づき、ウィンドシールドに付着した雨滴量を検出する。すなわち、第3の照度検出部は、レインセンサを構成している。これにより、ライトセンサとレインセンサとが一体となったレインライトセンサにおいて、別途の構成を追加することなく、簡素な構成で故障が生じていることを特定することができる。
請求項12に記載の発明では、第3の出力値は、第3の照度検出部により検出される発光素子から照射される赤外光以外の外乱光に係る値である。外乱光は、主に周囲の照度に応じて変化するので、外乱光に係る値に基づいて第1の照度検出部および第2の照度検出部にショート故障が生じていることを特定することにより、より適切に故障が生じていることを特定することができる。
本発明の第1実施形態によるレインライトセンサシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるセンサ部の断面図である。 本発明の第1実施形態によるセンサ部の回路構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態によるレインセンサからの出力信号を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態による点灯制御処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態による故障判定処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態による光検出装置において、正常時のセンサ出力を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態による光検出装置において、前方照度センサがショート故障したときのセンサ出力を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態による故障特定処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明による光検出装置を図面に基づいて説明する。
なお、以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるレインライトセンサシステム100のシステム構成の概略を示すブロック図である。図1に示すように、レインライトセンサシステム100は、光検出装置1、ボディECU160、および、ワイパECU170等を備えている。光検出装置1は、センサ部10およびライトECU120を備えている。
センサ部10は、車外の照度の変化を検出するための構成であって、第1の方向である車両の上方から入射する光の照度である上方照度を検出する第1の照度検出部としての上方照度センサ40、第1の方向とは異なる第2の方向である車両の前方から入射する光の照度である前方照度を検出する第2の照度検出部としての前方照度センサ50、および、第3の照度検出部としてのレインセンサ80を有している。本実施形態では、上方照度が「第1の照度」に対応し、前方照度が「第2の照度」に対応している。なお、センサ部10の構成の詳細については、図2に基づいて後述する。
ライトECU120は、周知のマイクロコンピュータを主体に構成され、各種処理を実行するCPU121、リードオンメモリ(ROM)122、不揮発性メモリ(EEPROM)123、ランダムアクセスメモリ(RAM)124、タイマ125、図示しないI/O、および、これらの構成を接続するバスラインなどにより構成されている。
CPU121には、イグニッションスイッチ150、ライトスイッチ151、ワイパスイッチ152、ボディECU160、ワイパECU170等が接続されている。
ROM122には、CPU121が実行する各種制御プログラムが記憶されている。
EEPROM123には、自動点消灯システム(オートライトコントロールシステム)がオンされているときにライト165の点灯および消灯の切り替えに係る点灯閾値が記憶されている。また、EEPROM123には、上方照度または前方照度が点灯閾値以下となってからライト165を点灯させるまでの遅延時間が記憶されている。
RAM124は、CPU121の処理時に作業領域として使用される。また本実施形態では、RAM124には、所定の間隔(例えば100msecごと)で取得された上方照度に係る第1の出力値が記憶される。
タイマ125は、遅延時間の計時に用いられる。
ライトスイッチ151は、例えば車両のステアリングホイール近傍に設けられ、運転者の操作によりライト165のオートライトコントロールシステムのオンおよびオフ等を指示する。ワイパスイッチ152は、例えば車両のステアリングホイール近傍に設けられ、運転者の操作によりワイパ173のオートワイパコントロールシステムのオンおよびオフ等を指示する。
ボディECU160は、ライト165の点灯および消灯を行う駆動手段であるライトコントロールリレー161を有している。ライト165は、車両の外部を照らすものであって、具体的には、前照灯、車幅灯、及び、尾灯から構成される。また、フォグランプ等の他の灯火類を含んでもよい。
ワイパECU170は、ワイパ173の駆動を行うワイパコントロールリレー171を有している。ワイパコントロールリレー171からの駆動信号に基づいてワイパモータ172が駆動されることにより、ワイパ173が駆動されウィンドシールド2の払拭動作が行われる。
図2に示すように、センサ部10は、車両のウィンドシールド2に取り付けられる。本実施形態では、ウィンドシールド2は、車両の進行方向前側に設置されるフロントガラスとする。センサ部10は、ウィンドシールド2のワイパ173の払拭領域内で、かつ、運転者の視界を妨げないように、ウィンドシールド2の上方に取り付けられる。図2は、センサ部10がウィンドシールド2に取り付けられた状態を示している。
ここで以下の説明のために、図2において、x軸、y軸、および、z軸を示すことでxyz空間を定義する。x軸は車両の前後方向を示し、y軸は車両の左右方向を示し、z軸は車両の上下方向を示す。すなわち、xy平面は車両(地面)に対して水平な面であり、z軸は鉛直方向の直線と一致する。
センサ部10は、ケース20、第1導光体30、上方照度センサ40、前方照度センサ50、第2導光体60、発光素子70、および、レインセンサ80等を備えている。
ケース20は、樹脂等からなる遮光材料によって略直方体状に形成される。ケース20は、有底箱状のケース本体21および板状の蓋部材22を有している。蓋部材22は、ケース本体21の底部とは反対側の端部を覆っている。ケース20の蓋部材22側には、ブラケット3が装着される。ケース20は、ブラケット3を介して接着剤4によりウィンドシールド2の車室内側に取り付けられる。
ケース20は、ケース本体21と蓋部材22との間に開口23を有している。ケース20が取り付けられたウィンドシールド2は、x軸(水平)に対し、傾斜角θ1傾斜している。センサ部10がウィンドシールド2に取り付けられた状態において、車両の周辺光は、ウィンドシールド2を透過し、開口23を通過することで、ケース20内へ入射する。
また、ケース20の蓋部材22には、中央部に略矩形の開口24が形成されている。
第1導光体30は、ケース20の内側であって開口23の近傍に配置される。第1導光体30は、透明な樹脂またはガラス等により形成される。
第1導光体30は、第1入射面31および第1射出面32を有している。第1入射面31には、ウィンドシールド2を透過した車両の周辺光のうち、第1の方向である車両の上方からの上方光Tが入射する。ここで、上方光Tは、車両の上方から車両に向かう方向、すなわち車両上方の光であって、z軸に一致する方向の光である。第1入射面31に入射した上方光Tは、第1導光体30の内側と外側との境界面で全反射し、その光路を変更する。第1導光体30の前記境界面で反射された上方光Tは、第1射出面32から射出される。
また、第1導光体30は、第2入射面33および第2射出面34を有している。第2入射面33には、ウィンドシールド2を透過した車両の周辺光のうち、第2の方向である車両の前方からの前方光Fが入射する。ここで、前方光Fは、車両の前方から車両に向かう方向、すなわち車両前方の光であって、x軸に一致する方向の光である。第2入射面33に入射した前方光Fは、第1導光体30の内部を透過し、第2射出面34から射出される。本実施形態では、射出面34は、射出面32の頂点と第1導光体30の焦点FPとの距離f(焦点距離)が射出面32の頂点と前方照度センサ50の受光面51との距離より短くなるよう、凸レンズ状に形成されている。
ケース20の内部には、基板11が設けられる。基板11には、上方照度センサ40、前方照度センサ50、発光素子70、レインセンサ80、および、コンデンサ90等が実装されている。
上方照度センサ40は、フォトダイオードまたはフォトトランジスタ等から構成され、受光面41を有する。上方照度センサ40は、第1導光体30の第1射出面32から射出された上方光Tを受光可能な位置に設置され、第1射出面32から射出された上方光Tを受光する。上方照度センサ40は、受光面41で第1射出面32から射出された上方光Tを受光すると、第1の照度である上方光Tの照度に応じた信号を出力する。本実施形態では、上方照度センサ40は、特に可視光の照度に応じた信号を出力するように構成されている。上方照度センサ40からの出力信号は、基板11上の図示しない信号増幅器に送られ、増幅される。増幅された出力信号は、上方光Tの照度に係る第1の出力値として、コネクタ12を経由してライトECU120(図1参照)に伝送される。
前方照度センサ50は、フォトダイオードまたはフォトトランジスタ等から構成され、受光面51を有する。前方照度センサ50は、第1導光体30の第2射出面34から射出された前方光Fを受光可能な位置に設置され、第2射出面34から射出された前方光Fを受光する。前方照度センサ50は、受光面51で第2射出面34から射出された前方光Fを受光すると、第2の照度である前方光Fの照度に応じた信号を出力する。本実施形態では、前方照度センサ50は、特に可視光の照度に応じた信号を出力するように構成されている。前方照度センサ50からの出力信号は、基板11上の図示しない信号増幅器に送られ、増幅される。増幅された出力信号は、前方光Fの照度に係る第2の出力値として、コネクタ12を経由してライトECU120(図1参照)に伝送される。
第2導光体60は、蓋部材22のケース本体21側に設けられる。第2導光体60の第1面61は、蓋部材22の開口24から露出する。第1面61と反対側の面である第2面62は、基板11に対向する。センサ部10がウィンドシールド2に取り付けられた状態において、第2導光体60は、前方照度センサ50とウィンドシールド2との間に位置する。また、センサ部10がウィンドシールド2に取り付けられるとき、第2導光体60とウィンドシールド2との間には、透明な板状の弾性部材5が設けられる。弾性部材5は、第2導光体60およびウィンドシールド2と接するようにして設けられる。
第2導光体60は、樹脂またはガラス等により形成されている。また、第2導光体60は、所定範囲の波長を遮蔽可能に着色されている。本実施形態では、第2導光体60は、可視光の波長範囲に属する波長の光を遮蔽可能に着色されている。また、第2導光体60は、赤外光を透過可能であるものとする。
発光素子70は、上方照度センサ40を間に挟むようにして、図2において紙面手前側と紙面奥側とに1つずつ設置されている。発光素子70は、赤外光を照射可能に構成されている。センサ部10がウィンドシールド2に取り付けられた状態において、発光素子70から赤外光Rを照射すると、赤外光Rは、第2導光体60の第2面62に入射し、第1面61から射出される。第2導光体60の第1面61から射出された赤外光Rは、弾性部材5を透過し、ウィンドシールド2と車両外部との境界面6で反射される。境界面6で反射された赤外光Rは、再び弾性部材5を透過して第2導光体60の第1面61に入射し、第2面62から射出される。
レインセンサ80は、2つの発光素子70から略同じ距離離れた位置に1つ設けられている。レインセンサ80は、フォトダイオードまたはフォトトランジスタ等から構成され、受光面81を有する。レインセンサ80は、主に第2導光体60の第2面62から射出された赤外光Rを受光する。レインセンサ80は、受光面81で第2導光体60の第2面62から射出された赤外光R等を受光すると、受光した照度に応じた信号を出力する。本実施形態では、レインセンサ80は、特に赤外光Rの照度に応じた信号を出力するように構成されている。レインセンサ80からの出力信号は、基板11上の図示しない信号増幅器に送られ、増幅される。増幅された出力信号は、コネクタ12を経由してライトECU120(図1参照)に伝送される。
なお、レインセンサ80にて受光した光の照度が「第3の照度」に対応している。
本実施形態では、第2導光体60の第2面62は、発光素子70から照射された赤外光Rが境界面6で高効率に反射(全反射)されるよう、かつ、境界面6で反射された赤外光Rがレインセンサ80に高効率に到達するよう、レンズ状に形成されている。また、本実施形態では、第1導光体30と第2導光体60とが別体で構成されているので、第1導光体30を透過する上方光Tの光路および前方光Fの光路と、第2導光体60を透過する赤外光Rの光路とを物理的に別の光路とすることができる。
コンデンサ90は、前方照度センサ50とレインセンサ80との間に設けられる。なお本実施形態では、前方照度センサ50は、発光素子70とレインセンサ80との間に設けられている。コンデンサ90は、上方照度センサ40、前方照度センサ50、レインセンサ80、および、発光素子70等に供給される電流のノイズを除去する等のために設けられる電子部品である。コンデンサ90は、第1導光体30の第2射出面34からから射出された前方光Fを遮蔽可能な体格を有している。これにより、第1導光体30の第2射出面34から射出された前方光Fがレインセンサ80に到達するのを防いでいる。すなわち、コンデンサ90は、遮光体として機能している。
センサ部10の回路構成について図3に基づいて説明する。
上方照度センサ40、前方照度センサ50、および、レインセンサ80は、バッテリ95と並列に接続されている。また、上方照度センサ40、前方照度センサ50、および、レインセンサ80と、バッテリ95との間には、コンデンサ90が並列に接続されている。
上方照度センサ40は、負荷抵抗45と直列に接続される。上方照度センサ40と負荷抵抗45との間には、出力端子VoTが設けられ、この出力端子VoTから上方照度に係る検出信号が出力される。
前方照度センサ50は、負荷抵抗55と直列に接続される。前方照度センサ50と負荷抵抗55との間には、出力端子VoFが設けられ、この出力端子VoFから前方照度に係る検出信号が出力される。
レインセンサ80は、負荷抵抗85と直列に接続される。レインセンサ80と負荷抵抗85との間には、出力端子VoRが設けられ、この出力端子VoRからレインセンサ80にて受光した光の照度である第3の照度に係る検出信号が出力される。
本実施形態では、出力端子VoRから出力される第3の照度に係る出力信号に基づき、ウィンドシールド2に付着した雨滴量を検出している。ここで、レインセンサ80からの出力信号を図4に基づいて説明する。
発光素子70から赤外光Rが照射されていないとき、発光素子70からの赤外光R以外の外乱光の影響を受けて、レインセンサ80からは、外乱光による出力値Dが出力される。周囲の照度が大きくなると、外乱光による出力値Dも大きくなる。また、発光素子70から所定の周期で赤外光Rが照射されると、パルス状に出力値が増加する。本実施形態では、外乱光による出力値Dからの増加分を雨滴検出用の出力値として用いている。以下、雨滴検出用の出力であって外乱光による出力値Dからの増加分を「雨滴検出用出力値G」という。
ウィンドシールド2の車両外部側に雨滴が付着すると、境界面6で反射される赤外光Rの量(強度)が低下する。これにより、ウィンドシールド2に付着する雨滴量の増加に伴って、雨滴検出用出力値Gは減少する。本実施形態では、ライトECU120によりレインセンサ80からの出力信号を取得し、雨滴検出用出力値Gに基づいてウィンドシールド2の車両外部側に付着した雨滴量を検出している。また、検出された雨滴量に基づき、ワイパ173の払拭モードを制御している。
また、本実施形態では、上方照度センサ40により検出される上方照度、および、前方照度センサ50により検出される前方照度に基づき、ライト165の点灯を制御している。そこで、ライト165の点灯制御処理を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、イグニッションスイッチ150がオンされ、ライトスイッチ151によりオートライトコントロールシステムがオンされているときに、所定の間隔(例えば100msec)で実行される。なお、以下の説明においては、上方照度に係る第1の出力値を適宜、単に「上方照度A」といい、前方照度に係る第2の出力値を適宜、単に「前方照度B」という。
最初のステップS101(以下、「ステップ」を省略し、単に記号「S」で示す。)では、初期化処理を行う。具体的には、RAM124やタイマ125のリセット処理を行う。
S102では、上方照度センサ40および前方照度センサ50の故障判定処理を行う。故障判定処理の詳細は、図6に示すフローチャートに基づいて後述する。
S103では、上方照度センサ40および前方照度センサ50が正常か否かを判断する。ここでは、後述する故障判定フラグがセットされているか否かに基づいて判断する。上方照度センサ40および前方照度センサ50が正常でないと判断された場合(S103:NO)、すなわち故障判定フラグがセットされている場合、S102へ戻る。上方照度センサ40および前方照度センサ50が正常であると判断された場合(S103:YES)、すなわち故障判定フラグがセットされていない場合、S104へ移行する。
S104では、RAM124に記憶されている上方照度を用い、現在から所定時間前(例えば1分前)までの上方照度Aの平均値Cを算出する。ここで算出される上方照度Aの平均値Cは、走行時における車外の照度の概略値であると考えられる。
S105では、上方照度Aの平均値Cから現在の上方照度Aを減じ、減じた値が差分基準値S以上か否かを判断する。差分基準値Sは、車両が遮蔽物下に進入したか否かの判断に係る基準値であって、EEPROM123等に予め記憶されている。上方照度Aの平均値Cから現在の上方照度Aを減じた値が差分基準値Sより小さいと判断された場合(S105:NO)、S109へ移行する。上方照度Aの平均値Cから現在の上方照度Aを減じた値が差分基準値S以上であると判断された場合(S105:YES)、S106へ移行する。
なお、上方照度Aの平均値Cから現在の上方照度Aを減じた値が差分基準値Sより小さい場合、上方照度Aは急激に低下しておらず、車両が遮蔽物下に進入していないと推定されるので、上方照度Aの変化に基づく通常(夕方)の点灯処理を行う。また、上方照度Aの平均値Cから現在の上方照度Aを減じた値が差分基準値Sより小さい場合、上方照度Aが急激に低下しており、車両が遮蔽物下に進入したと推定されるので、遮蔽物が点灯を要するもの(例えばトンネル)であれば急点灯させ、遮蔽物が点灯を要さないもの(例えば高架橋)であれば消灯を維持するように制御する。
S106では、上方照度Aが、上方照度点灯閾値a以下か否かを判断する。上方照度Aが上方照度点灯閾値aより大きいと判断された場合(S106:NO)、遅延時間の計時をクリアし、S102に戻る。上方照度Aが上方照度点灯閾値a以下であると判断された場合(S106:YES)、S107へ移行する。
S107では、前方照度Bが、前方照度点灯閾値b以下か否かを判断する。前方照度Bが前方照度点灯閾値bより大きいと判断された場合(S107:NO)、進入した遮蔽物は点灯を要する遮蔽物ではないと推定されるので、遅延時間の計時をクリアし、S102に戻る。前方照度Bが前方照度点灯閾値b以下であると判断された場合(S107:YES)、進入した遮蔽物は点灯を要する遮蔽物であると推定され、タイマ125による遅延時間の計時を開始し、S108へ移行する。なお、遅延時間の計時が開始されている場合には、計時を継続する。
S108では、タイマ125により計時されている遅延時間が、急点灯遅延時間αを経過したか否かを判断する。急点灯遅延時間αは、後述する夕方の点灯遅延時間βより短く設定されている。急点灯遅延時間αを経過していないと判断された場合(S108:NO)、S102に戻る。急点灯遅延時間αを経過したと判断された場合(S108:YES)、S111へ移行する。
上方照度Aの平均値Cから現在の上方照度Aを減じた値が差分基準値Sより小さいと判断された場合(S105:NO)に移行するS109では、上方照度Aが上方照度点灯閾値a以下か否かを判断する。上方照度Aが上方照度点灯閾値aより大きいと判断された場合(S109:NO)、遅延時間の計時をクリアし、S102に戻る。上方照度Aが上方照度点灯閾値a以下であると判断された場合(S109:NO)、タイマ125による遅延時間の計時を開始し、S110へ移行する。なお、遅延時間の計時が開始されている場合には、計時を継続する。
S110では、タイマ125により計時されている遅延時間が、夕方の点灯遅延時間βを経過したか否かを判断する。夕方の点灯遅延時間βを経過していないと判断された場合(S110:NO)、S102に戻る。夕方の点灯遅延時間βを経過したと判断された場合(S110:YES)、S111へ移行する。
急点灯遅延時間αを経過したと判断された場合(S108:YES)、または、夕方の点灯遅延時間βを経過したと判断された場合(S110:YES)に移行するS111では、ライト165を点灯する。
なお、ライト165の点灯後は、上方照度センサ40により検出される上方照度Aが消灯閾値以上となり、所定の遅延時間が経過したときに消灯するものとする。
ここで、S102にて行われる故障判定処理を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
S201では、上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1より小さいか否かを判断する。上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1より小さいと判断された場合(S201:YES)、S204へ移行する。上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1以上であると判断された場合(S201:NO)、S202へ移行する。
S202では、前方照度Bが前方照度点灯閾値bより大きいか否かを判断する。前方照度Bが前方照度点灯閾値bより大きいと判断された場合(S202:YES)、S204へ移行する。前方照度Bが前方照度点灯閾値b以下であると判断された場合(S202:NO)、S203へ移行する。
S203では、上方照度センサ40にショート故障が生じていると特定し、故障判定フラグをセットする。
上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1より小さいと判断された場合(S201:YES)、または、前方照度Bが前方照度点灯閾値bより大きいと判断された場合(S202:YES)に移行するS204では、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2より小さいか否かを判断する。前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2より小さいと判断された場合(S204:YES)、S207へ移行する。前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2以上であると判断された場合(S204:NO)、S205へ移行する。
S205では、上方照度Aが上方照度点灯閾値aより大きいか否かを判断する。上方照度Aが上方照度点灯閾値aより大きいと判断された場合(S205:YES)、S207へ移行する。上方照度Aが上方照度点灯閾値a以下であると判断された場合(S205:NO)、S206へ移行する。
S206では、前方照度センサ50にショート故障が生じていると特定し、故障判定フラグをセットする。
前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2より小さいと判断された場合(S204:YES)、または、上方照度Aが上方照度点灯閾値aより大きいと判断された場合(S205:YES)に移行するS207では、上方照度センサ40および前方照度センサ50にショート故障は生じておらず、正常であると特定する。
なお本実施形態では、第1の飽和判定閾値e1と第2の飽和判定閾値e2とは同じ値であるものとする。基準値としての上方照度点灯閾値aは、第1の飽和判定閾値e1より十分に小さい値に設定されている。また、基準値としての前方照度点灯閾値bは、第2の飽和判定閾値e2より十分に小さい値に設定されている。
ここで、上方照度に係る第1の出力値(単に「上方照度A」という。)、および、前方照度に係る第2の出力値(単に「前方照度B」という。)と周囲の照度との関係を図7および図8に基づいて説明する。
上方照度センサ40および前方照度センサ50にショート故障が生じていない場合、図7に示すように、上方照度センサ40から9センサ出力である上方照度Aおよび前方照度センサ50からのセンサ出力である前方照度Bは、いずれも周囲の照度が大きくなるにしたがって大きくなる。また、前方照度Bは、所定の照度Lより大きくなると飽和する。第2の飽和判定閾値e2は、前方照度Bが飽和する値よりやや小さい値に設定されている。例えば、前方照度Bが飽和するときのセンサ出力が5Vであれば、センサ誤差等を考慮して4.8Vに設定される、といった具合である。また、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2以上となるほど周囲の照度が大きいとき(図6中のS204:NO)、上方照度Aは、第1の飽和判定閾値e1より十分に小さい上方照度点灯閾値aより大きい(S205:YES)
一方、前方照度センサ50にショート故障が生じている場合、図8に示すように、前方照度Bは、周囲の照度によらず、第2の飽和判定閾値e2より大きい値となる。そこで本実施形態では、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2以上であって(S204:NO)、上方照度Aが上方照度点灯閾値a以下である場合(S205:NO)、周囲が明るくて前方照度Bが大きいのではなく、前方照度センサ50にショート故障が生じていると特定している(S206)。本実施形態では、ショート故障の判定に係る基準値を上方照度点灯閾値aとしているので、特に点灯を要する照度であるときに、適切に故障が生じていることを特定することができる。
なお、上方照度センサ40がショート故障している場合も同様である。
以上詳述したように、光検出装置1は、上方照度センサ40と、前方照度センサ50と、ライトECU120等を備える。上方照度センサ40は、車両上方から入射する光の照度である上方照度を検出する。前方照度センサ50は、車両前方から入射する光の照度である前方照度を検出する。ライトECU120では、上方照度Aまたは前方照度Bが飽和しているか否かを判断する(図6中のS201またはS204)。また、ライトECU120では、上方照度Aまたは前方照度Bが、上方照度Aまたは前方照度Bが飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値e1、e2より十分に小さい基準値以下か否かを判断する(S202、S204)。そして、上方照度Aまたは前方照度Bの一方が飽和していると判断され(S201:NO、または、S204:NO)、上方照度Aまたは前方照度Bの他方が基準値以下であると判断された場合(S202:NO、または、S205:NO)、上方照度センサ40または前方照度センサ50にショート故障が生じていると特定する(S203、または、S206)。
光検出装置1は、異なる方向からの照度を検出する上方照度センサ40および前方照度センサ50を備えている。上方照度Aまたは前方照度Bの一方が飽和するほど周囲が明るければ、上方照度Aまたは前方照度Bの他方も点灯閾値より大きい蓋然性が高い。そこで本実施形態では、上方照度Aまたは前方照度Bの一方が飽和しているにも関わらず、上方照度Aまたは前方照度Bの他方が飽和判定閾値e1、e2より十分に小さい点灯閾値a、b以下である場合、ショート故障が生じていると特定している。これにより、簡素な構成により故障が生じていることを特定することができる。また、ショート故障に起因して上方照度Aまたは前方照度Bが大きくなってしまうことに伴って周囲が明るいと誤検出してしまうのを避けることができる。また、上方照度Aおよび前方照度Bの少なくとも一方に基づいてライト165の点灯を制御する場合、周囲が明るいと誤検出されることにより、ライト165が点灯されなかったり、ライト165の点灯が遅れたりする不具合が生じるのを避けることができる。
上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1以上であると判断され(S201:NO)、前方照度Bが前方照度点灯閾値b以下であると判断された場合(S202:NO)、上方照度センサ40にショート故障が生じていると特定する(S203)。
また、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2以上であると判断され(S204:NO)、上方照度Aが上方照度点灯閾値a以下であると判断された場合(S205:NO)、前方照度センサ50にショート故障が生じていると特定する(S206)。
これにより、ショート故障が生じている故障箇所を適切に特定することができる。
本実施形態では、上方照度センサ40は、車両の上方から入射する光の照度である上方照度を検出し、前方照度センサ50は、車両の前方から入射する光の照度である前方照度を検出している。これにより、上方照度および前方照度を検出可能な光検出装置1において、別途の構成を追加することなく、簡素な構成でショート故障が生じていることを特定することができる。
また本実施形態では、第1の飽和判定閾値e1より十分に小さい値である基準値を上方照度点灯閾値aとし、第2の飽和判定閾値e2より十分に小さい値である基準値を前方照度点灯閾値bとしている。これにより、点灯を要する照度のときにショート故障が生じているか否かを適切に特定することができ、ショート故障に起因して周囲が明るいと誤検出されることによりライト165が点灯されなかったり、ライト165の点灯が遅れたりする不具合が生じるのを避けることができる。
本実施形態では、ライトECU120が、「飽和判断手段」、「未達判断手段」、および、「故障特定手段」を構成している。また、図2中のS201、S204が「飽和判断手段」の機能としての処理に相当し、S202、S205が「未達判断手段」の機能としての処理に相当し、S203、S206が「故障特定手段」の機能としての処理に相当する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態は、第1実施形態の図5中のS102にて実行される故障判定処理のみが異なっているので、ここでは故障判定処理を中心に説明し、他の構成や処理についての説明は省略する。
本実施形態による故障判定処理を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
最初のステップS251では、上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1より小さい、または、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2より小さいか否かを判断する。上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1より小さい、または、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2より小さいと判断された場合(S251:YES)、S254へ移行する。上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1以上、かつ、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2以上であると判断された場合(S251:NO)、S252へ移行する。
S252では、レインセンサ80から出力される外乱光による出力値Dが第3の飽和判定閾値e3より大きいか否かを判断する。外乱光による出力値Dが第3の飽和判定閾値e3より大きいと判断された場合(S252:YES)、S254へ移行する。外乱光による出力値Dが第3の飽和判定閾値e3以下であると判断された場合(S252:NO)、S253へ移行する。
S253では、上方照度センサ40および前方照度センサ50にショート故障が生じていると特定し、故障判定フラグをセットする。
上方照度Aが第1の飽和判定閾値e1より小さい、または、前方照度Bが第2の飽和判定閾値e2より小さい場合(S251:YES)、または、外乱光による出力値Dが第3の飽和判定閾値e3より大きいと判断された場合(S252:YES)に移行するS254では、上方照度センサ40および前方照度センサ50にショート故障は生じておらず、正常であると特定する。
上方照度Aおよび前方照度Bのいずれもが飽和するほど周囲が明るければ、外乱光による出力値Dも飽和する蓋然性が高い。そこで本実施形態では、上方照度Aおよび前方照度Bが飽和しているにも関わらず(S251:NO)、周囲の照度に応じて変化する値である外乱光による出力値Dが飽和していない場合(S252:NO)、上方照度センサ40および前方照度センサ50がショート故障していると特定している。
なお、レインセンサ80から出力される外乱光の出力値Dが「第3の照度に係る第3の出力値」に対応している。
以上詳述したように、本実施形態の光検出装置1は、上方照度センサ40、前方照度センサ50、レインセンサ80、ライトECU120等を備える。上方照度センサ40は、車両の上方から入射する光の照度である上方照度を検出する。前方照度センサ50は、車両の前方から入射する光の照度である前方照度を検出する。レインセンサ80は、主に発光素子70から射出された赤外光Rの照度を検出する。ライトECU120では、上方照度A、前方照度B、および、レインセンサ80により検出される照度のうち外乱光の出力値Dが飽和しているか否かを判断する(S251、S252)。そして、上方照度Aおよび前方照度Bが飽和していると判断され(S251:NO)、外乱光の出力値Dが飽和していないと判断された場合(S252:NO)、上方照度センサ40および前方照度センサ50にショート故障が生じていると特定する。
本実施形態では、異なる照度を検出する上方照度センサ40、前方照度センサ50、および、レインセンサ80を備えている。また、上方照度Aおよび前方照度Bが飽和するほど周囲が明るければ、レインセンサ80により検出される外乱光による出力値Dも飽和する蓋然性が高い。そこで、上方照度Aおよび前方照度Bが飽和しているにも関わらず、外乱光による出力値Dが飽和していない場合、上方照度センサ40および前方照度センサ50にショート故障が生じていると特定している。これにより、比較的簡素な構成により、上方照度センサ40および前方照度センサ50の両方がショート故障していることを適切に特定することができる。また、ショート故障に起因して上方照度Aまたは前方照度Bが大きくなってしまうことに伴って、周囲が明るいと誤検出してしまうのを避けることができる。また、上方照度Aおよび前方照度Bの少なくとも一方に基づいてライト165の点灯を制御する場合、周囲が明るいと誤検出されることにより、ライト165が点灯されなかったり、点灯が遅れたりする不具合が生じるのを避けることができる。
本実施形態では、上方照度センサ40は、車両の上方から入射する光の照度である上方照度を検出し、前方照度センサ50は、車両の前方から入射する光の照度である前方照度を検出している。これにより、上方照度および前方照度を検出可能な光検出装置1において、別途の構成を追加することなく、簡素な構成でショート故障が生じていることを特定することができる。
また、光検出装置1は、発光素子70を備える。発光素子70は、レインセンサ80により検出される赤外光Rを照射可能である。また本実施形態では、ライトECU120は、レインセンサ80により検出される照度に基づき、ウィンドシールド2に付着した雨滴量を検出する。すなわち、本実施形態の光検出装置1は、ライトセンサとレインセンサとが一体となっている、所謂レインライトセンサである。これにより、光検出装置1では、故障を検出するための別途の構成を追加することなく、簡素な構成でショート故障が生じていることを特定することができる。
本実施形態では、第3の出力値を、レインセンサ80により検出される発光素子70から照射される赤外光以外の外乱光に係る出力値Dとしている。外乱光は、主に周囲の照度に応じて変化するので、外乱光に係る出力値Dに基づいて上方照度センサ40および前方照度センサ50にショート故障が生じていることを特定することにより、より適切に故障が生じていることを特定することができる。
本実施形態では、ライトECU120が「飽和判断手段」、「故障特定手段」、「雨滴量検出手段」を構成している。また、図9中のS251、S252が「飽和判断手段」の機能としての処理に相当し、S253が「故障特定手段」の機能としての処理に相当する。
(他の実施形態)
上記第1実施形態にて説明した故障判定処理、および、第2実施形態にて説明した故障判定処理は、図5中のS102としていずれか一方の故障判定処理が行われるように構成してもよいが、両方の処理が同時に並行して実行されることが好ましい。これにより、上方照度センサおよび前方照度センサのいずれか一方がショート故障している場合、および、上方照度センサおよび前方照度センサの両方がショート故障している場合を適切に特定することができる。
上方照度の飽和の判定に係る第1の飽和判定閾値、前方照度の飽和の判定に係る第2の飽和判定閾値、レインセンサの外乱光の飽和の判定に係る第3の飽和判定閾値は、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
また、上記実施形態では、第1の飽和判定閾値より十分に小さい基準値を上方照度点灯閾値としたが、他の実施形態では、第1の飽和判定閾値より十分に小さい値であれば、上方照度点灯閾値以外の値であってもよい。同様に、上記実施形態では、第2の飽和判定閾値より十分に小さい基準値を前方照度点灯閾値としたが、他の実施形態では、第2の飽和判定閾値より十分に小さい値であれば、前方照度点灯閾値以外の値であってもよい。
さらにまた、上記実施形態では、信号増幅器にて増幅された出力信号を第1の出力値または第2の出力値としていたが、他の実施形態では、第1の出力値または第2の出力値は、例えば増幅前の出力信号であってもよいし、上方照度または前方照度に換算した換算値としてもよい。第3の出力値も同様に、増幅前の値であってもよいし、照度に換算した換算値としてもよい。
また、上記実施形態では第1の出力値を上方照度に係る出力値とし、第2の出力値を前方照度に係る出力値とし、第3の出力値をレインセンサの外乱光に係る出力値としたが、他の実施形態では、第1の出力値、第2の出力値、および、第3の出力値は、それぞれ異なる照度に係る値であれば、どのようなものであってもよい。
上記実施形態では、図5に示す点灯制御処理において、上方照度センサまたは前方照度センサの少なくとも一方にショート故障が生じている場合、S102へ戻るように構成した。他の実施形態では、上方照度センサまたは前方照度センサの少なくとも一方にショート故障が生じている場合、S104以降の処理を行わないように構成してもよい。このとき、ウォーニングランプを点灯する等、オートライトコントロールシステムに故障が生じていることを運転者に報知することが好ましい。
また、上記実施形態では、上方照度および前方照度に基づいてライトの点灯を制御した。他の実施形態では、例えば上方照度のみに基づいてライトの点灯を制御してもよい。
上記実施形態では、センサ部の外部に設けられたライトECUが「飽和判断手段」、「未達判断手段」、「故障特定手段」、「雨滴量検出手段」を構成していた。他の実施形態では、センサ部の内部の基板に実装されるマイコン等によりこれらの手段の一部または全部を構成するようにしてもよい。
また、故障判定処理として上記第1実施形態の如く、図6に示す処理のみを行う場合、レインセンサに係る構成を省略してもよい。具体的には、第2導光体、発光素子、レインセンサを省略してもよい。
上記実施形態では、コンデンサが前方照度センサとレインセンサとの間に設けられ、遮光体として機能していた。他の実施形態では、コンデンサを基板11上のいずれの箇所に設けてもよい。また、コンデンサを設けなくてもよい。さらにまた、前方照度センサとレインセンサとの間には、コンデンサ以外の部品を遮光体として機能するように設けてもよいし、遮光体として機能する部品を設けなくてもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・ウィンドシールド
10・・・センサ部
11・・・基板
20・・・ケース
30・・・第1導光体
40・・・上方照度センサ(第1の照度検出部)
50・・・前方照度センサ(第2の照度検出部)
60・・・第2導光体
70・・・発光素子
80・・・レインセンサ(第3の照度検出部)
100・・・レインライトセンサシステム
120・・・ライトECU(飽和判断手段、未達判断手段、故障特定手段、雨滴量検出手段)
160・・・ボディECU
165・・・ライト

Claims (12)

  1. 第1の方向から入射する光の照度である第1の照度を検出する第1の照度検出部と、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向から入射する光の照度である第2の照度を検出する第2の照度検出部と、
    前記第1の照度に係る第1の出力値または前記第2の照度に係る第2の出力値が飽和しているか否かを判断する飽和判断手段と、
    前記第1の出力値または前記第2の出力値が、前記第1の出力値または前記第2の出力値が飽和しているか否かの判断に係る飽和判定閾値より十分に小さい基準値以下か否かを判断する未達判断手段と、
    前記飽和判断手段により前記第1の出力値または前記第2の出力値の一方が飽和していると判断され、前記未達判断手段により前記第1の出力値または前記第2の出力値の他方が前記基準値以下であると判断された場合、前記第1の照度検出部または前記第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定する故障特定手段と、
    を備えることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記故障特定手段は、前記飽和判断手段により前記第1の出力値が飽和していると判断され、前記未達判断手段により前記第2の出力値が前記基準値以下であると判断された場合、前記第1の照度検出部にショート故障が生じていると特定することを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記故障特定手段は、前記飽和判断手段により前記第2の出力値が飽和していると判断され、前記未達判断手段により前記第1の出力値が前記基準値以下であると判断された場合、前記第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定することを特徴とする請求項1または2に記載の光検出装置。
  4. 前記第1の照度検出部は、車両の上方から入射する光の照度である上方照度を前記第1の照度として検出し、
    前記第2の照度検出部は、前記車両の前方から入射する光の照度である前方照度を前記第2の照度として検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光検出装置。
  5. 前記基準値は、前記車両のライトの点灯に係る点灯閾値であることを特徴とする請求項4に記載の光検出装置。
  6. 前記第1の照度および前記第2の照度とは異なる第3の照度を検出する第3の照度検出部をさらに備え、
    前記飽和判断手段は、前記第1の出力値、前記第2の出力値、および、前記第3の照度に係る第3の出力値が飽和しているか否かを判断し、
    前記故障特定手段は、前記飽和判断手段により前記第1の出力値および前記第2の出力値が飽和していると判断され、前記第3の出力値が飽和していないと判断された場合、前記第1の照度検出部および前記第2の照度検出部にショート故障が生じていると特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光検出装置。
  7. 前記第3の照度検出部により検出される赤外光を照射可能な発光素子と、
    前記第3の照度検出部により検出される前記第3の照度に基づき、ウィンドシールドに付着した雨滴量を検出する雨滴量検出手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の光検出装置。
  8. 前記第3の出力値は、前記第3の照度検出部により検出される前記発光素子から照射される赤外光以外の外乱光に係る値であることを特徴とする請求項7に記載の光検出装置。
  9. 第1の方向から入射する光の照度である第1の照度を検出する第1の照度検出部と、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向から入射する光の照度である第2の照度を検出する第2の照度検出部と、
    前記第1の照度および前記第2の照度とは異なる第3の照度を検出する第3の照度検出部と、
    前記第1の照度に係る第1の出力値、前記第2の照度に係る第2の出力値、および、前記第3の照度に係る第3の出力値が飽和しているか否かを判断する飽和判断手段と、
    前記飽和判断手段により、前記第1の出力値および前記第2の出力値が飽和していると判断され、前記第3の出力値が飽和していないと判断された場合、前記第1の照度検出部および前記第2の照度検出部がショート故障していると特定する故障特定手段と、
    を備えることを特徴とする光検出装置。
  10. 前記第1の照度検出部は、車両の上方から入射する光の照度である上方照度を前記第1の照度として検出し、
    前記第2の照度検出部は、前記車両の前方から入射する光の照度である前方照度を前記第2の照度として検出することを特徴とする請求項9に記載の光検出装置。
  11. 前記第3の照度検出部により検出される赤外光を照射可能な発光素子と、
    前記第3の照度検出部により検出される前記第3の照度に基づき、ウィンドシールドに付着した雨滴量を検出する雨滴量検出手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項9または10に記載の光検出装置。
  12. 前記第3の出力値は、前記第3の照度検出部により検出される前記発光素子から照射される赤外光以外の外乱光に係る値であることを特徴とする請求項11に記載の光検出装置。
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