JP2012176763A - 品物用梱包物及び品物用梱包物の組立方法 - Google Patents

品物用梱包物及び品物用梱包物の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】梱包部品数を増大させることなく、凹部内での位置ずれの生じない印刷表示を実現する。
【解決手段】梱包物Pは、透過性部材により構成されたパック部材1と、前プレート4と、後プレート5と、を有する。パック部材1の外縁部3は、当該外縁部3の一方側に位置する前プレート4の外縁当接部4bから延出する帯状連結部6を外縁部3の一方側から外縁部3の他方側へと貫通するための切り欠き部8を備え、帯状連結部6の先端側と印刷表示部7とは、パック部材1の凹部2の内部に収納配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、品物を梱包するための品物用梱包物及びその組立方法に関する。
従来、梱包された品物を目視可能に収納する品物用の梱包物が知られている(例えば、特許文献1参照)。この梱包物は、透明なパック部材の外縁部を、その裏側及び表側から台紙等のプレートで挟み込んだ構造となっている。パック部材には品物の前面側を収納する凹部が形成されており、この凹部に品物を収納した状態でパック部材が上記2つのプレートに挟み込み固定されることで、品物が梱包される。
特許第3131745号公報
上記従来技術には特に記載されていないが、近年、上記凹部内に収納された品物の前面側に、例えば品物の宣伝等のための所望の印刷表示物を設けることが考えられつつある。しかしながら、この場合、専用の表示部材が必要となり、梱包部品数が増大する。また、当該表示部材が凹部内において位置ずれを起こさないようにするためには、位置ずれ防止用の部材も別途必要となる。この結果、梱包部品数がさらに増大するという問題があった。
本発明の目的は、梱包部品数を増大させることなく、凹部内での位置ずれの生じない印刷表示を実現することができる品物用梱包物及びその組立方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願第1発明の品物用梱包物は、品物の一方側を目視可能に収納する凹部、及び、前記凹部の外縁に位置する略平板状の外縁部、を備え、透過性部材により構成されたパック部材と、前記パック部材の前記凹部を貫通させる開口部、前記パック部材の前記外縁部の前記一方側に当接する外縁当接部、前記外縁当接部から前記開口部の内側へと延出された帯状連結部、及び、前記帯状連結部の延出方向先端側に連結され前記開口部より小さな大きさを備えた印刷表示部、を備えた第1プレートと、前記第1プレートの前記外縁当接部と協働して前記パック部材の前記外縁部を挟み込む第2プレートと、を有し、前記パック部材の前記外縁部は、当該外縁部の前記一方側に位置する前記第1プレートの前記外縁当接部から延出される前記帯状連結部を、当該外縁部の前記一方側から当該外縁部の他方側へと貫通させるための切り欠き部を備え、前記帯状連結部の先端側と前記印刷表示部とは、前記パック部材の前記凹部の内部に収納配置されていることを特徴とする。
本願第1発明の品物用梱包物は、凹部を備えたパック部材と、上記凹部を貫通させる開口部を備えた第1プレートと、第2プレートとを有する。パック部材は透過性部材により構成されており、品物を凹部に収納した状態(梱包状態)では、品物の一方側(例えば前側)が目視可能となる。梱包状態では、パック部材の凹部の外縁に位置する外縁部が、当該外縁部の一方側に位置する第1プレートの外縁当接部と、当該外縁部の他方側に位置する第2プレートとによって挟みこまれ、固定されている。すなわち、上記一方側から他方側へ向かって、第1プレートの外縁当接部、パック部材の外縁部、第2プレートの順の3層構造となっている。
このとき、品物用梱包物は、所望の表示を行うための印刷表示部を備えており、この印刷表示部は、パック部材の凹部の内部に収納配置され、例えば品物の宣伝等のために用いられる。そして、本願第1発明においては、この印刷表示部は、第1プレートに備えられている。すなわち、外縁当接部から開口部の内側へと帯状連結部を延出しその延出方向先端側に印刷表示部を設けることで、印刷表示部を第1プレート内に一体的に組み込んでいる。これにより、印刷表示部を別部材で構成してパック部材の凹部に配置する場合に比べ、梱包部品数を低減することができる。また、例えば第1プレートの母材から切り出して開口部を形成する際に、印刷表示部や帯状連結部を切り残して形成するようにすれば、第1プレートを製造するときの材料の無駄も削減することができる。
但し、前述した3層構造においては、一方側から順に、第1プレートの外縁当接部、パック部材の外縁部、第2プレートの順で積層されている。したがって、パック部材の凹部内に他方側(後ろ側)から収納する印刷表示部を第1プレートと一体とした場合、そのままでは、帯状連結部や印刷表示部をパック部材の他方側(後ろ側)へ挿入配置することができない。そこで、本願第1発明においては、パック部材のうち帯状連結部に対応する部位に、切り欠き部を設けている。これにより、第1プレートの外縁当接部から延出される帯状連結部を、当該外縁部の一方側(前側)から他方側(前側)へと貫通させることができる。この結果、上記したような印刷表示部及び帯状連結部と第1プレートとの一体性を維持しながら、印刷表示部をパック部材の他方側から凹部内に収納配置することができる。また、このようにして凹部内の収納配置状態であっても印刷表示部は第1プレートの外縁部と連結され一体となっていることから、印刷表示部を別部材で構成してパック部材の凹部に配置する場合のような位置ずれ等の発生を抑制することができる。したがって位置ずれ防止のための別部材等を設置する必要がない。
以上のように、本願第1発明においては、専用の表示部材を設けずかつ無駄を削減しつつ印刷表示部によってパック部材の凹部内で品物の宣伝等のための表示を行うことができ、また専用の位置ずれ防止用の部材を設けることなく当該印刷表示部の位置ずれの発生を抑制することができる。
また、上記目的を達成するために、本願第5発明の品物用梱包物の組立方法は、開口部、前記開口部の外縁に位置する外縁当接部、前記外縁当接部から前記開口部の内側へと延出された帯状連結部、及び、前記帯状連結部の延出方向先端側に連結され前記開口部より小さな大きさを備えた印刷表示部、を備えた第1プレートの前記帯状連結部を曲げる又は反らすことにより、前記印刷表示部を前記開口部の枠外へ離脱させる第1手順と、前記印刷表示部が離脱した状態の前記開口部に対し、品物を収納可能な凹部を備えた透過性部材のパック部材の前記凹部を挿入すると共に、前記パック部材のうち当該凹部の外縁に位置する略平板状の外縁部を前記第1プレートの前記外縁当接部に当接させる第2手順と、前記挿入された前記パック部材の前記外縁部に設けられた切り欠き部に前記帯状連結部を貫通させつつ、前記第1手順で離脱させていた前記印刷表示部を、前記パック部材の前記凹部内に収納する第3手順と、前記第2プレートと前記第1プレートの前記外縁当接部とにより前記パック部材の前記外縁部を挟み込み、その挟み込み状態で、第2プレートを前記第1プレートの前記他方側に固定する第4手順とを有することを特徴とする。
本願第5発明の組立方法により組み立てられる品物用梱包物では、印刷表示部は、第1プレートに備えられている。すなわち、外縁当接部から開口部の内側へと帯状連結部を延出しその延出方向先端側に印刷表示部を設けることで、印刷表示部が第1プレート内に一体的に組み込まれている。これにより、印刷表示部を別部材で構成してパック部材の凹部に配置する場合に比べ、梱包部品数を低減することができる。また、例えば第1プレートの母材から切り出して開口部を形成する際に、印刷表示部や帯状連結部を切り残して形成するようにすれば、第1プレートを製造するときの材料の無駄も削減することができる。
但し、前述した3層構造においては、一方側から順に、第1プレートの外縁当接部、パック部材の外縁部、第2プレートの順で積層されている。したがって、パック部材の凹部内に他方側(後ろ側)から収納する印刷表示部を第1プレートと一体とした場合、そのままでは、帯状連結部や印刷表示部をパック部材の他方側(後ろ側)へ挿入配置することができない。そこで、本願第5発明においては、パック部材のうち帯状連結部に対応する部位に、切り欠き部を設けている。これにより、第1手順において帯状連結部を曲げる又は反らすことにより、印刷表示部を開口部の枠外へ離脱させておき、その後の第2手順において印刷表示部が離脱した状態の開口部に対しパック部材の凹部を挿入すると共にパック部材の略平板状の外縁部を第1プレートの外縁当接部に当接させ、さらに第3手順においてパック部材の外縁部の切り欠き部に帯状連結部を貫通させつつ、離脱させていた印刷表示部をパック部材の凹部内に収納することができる。このようにして、上記したような印刷表示部及び帯状連結部と第1プレートとの一体性を維持しながら、印刷表示部をパック部材の他方側から凹部内に収納配置することができる。また、このようにして凹部内の収納配置状態であっても印刷表示部は第1プレートの外縁部と連結され一体となっていることから、印刷表示部を別部材で構成してパック部材の凹部に配置する場合のような位置ずれ等の発生を抑制することができる。したがって位置ずれ防止のための別部材等を設置する必要がない。
以上のように、本願第5発明においては、専用の表示部材を設けずかつ無駄を削減しつつ印刷表示部によってパック部材の凹部内で品物の宣伝等のための表示を行うことができ、また専用の位置ずれ防止用の部材を設けることなく当該印刷表示部の位置ずれの発生を抑制することができる。
本発明によれば、梱包部品数を増大させることなく、凹部内での位置ずれの生じない印刷表示を実現することができる。
本発明の一実施の形態の梱包物の全体構成を表す正面図、横断面図、背面図である。 品物を入れるときの梱包物の分解斜視図である。 後プレートの背面図、パック部材の背面図、及び、前プレートの背面図である。 前プレートにパック部材を収納する手順を表す背面図である。 前プレートと後プレートとが一端で結合された変形例における、品物を入れるときの梱包物の分解斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1、図2、及び図3に示すように、本実施形態では、例えば印字装置等の電子機器や、電池・カートリッジ等の電子機器の付属品等からなる、品物Qが、梱包物Pによって梱包された状態で店頭に陳列される。
梱包物Pは、透明な樹脂材料等の透過性部材によって構成されたパック部材1と、パック部材1の一方側、例えば前面側に設けられる紙部材による前プレート4(第1プレート)と、パック部材1の他方側、例えば背面側に設けられる紙部材による後プレート5(第2プレート)とを備えている。
パック部材1には、例えば矩形凹陥状の凹部2が備えられており、この凹部2に品物Qが収納されることにより、品物Qの前面側が目視可能となっている。パック部材1には、凹部2に収納された品物Qの背面側を覆うように、上記後プレート5が取り付けられる。これにより、凹部2に収納された品物Qが安定的に保持される。
また、パック部材1のうち、凹部2の外縁には、略平板状の外縁部3が備えられている。パック部材1の外縁部3の前面側に上記前プレート4が設けられる。この前プレート4の面内側には、パック部材1の凹部2を貫通させるための開口部4aが形成されている。梱包状態では、パック部材1の凹部2の外縁に位置する外縁部3が、当該外縁部3の前面側に位置する前プレート4の外縁当接部4bと、当該外縁部3の背面側に位置する後プレート5とによって挟みこまれ固定されている。すなわち、図1(c)に示すように、前面側から背面側へ向かって、前プレート4の外縁当接部4b、パック部材1の外縁部3、後プレート5の順の3層構造となっている。この挟み込み構造により、前プレート4、パック部材1、後プレート5の3層が固定されることで品物Qが保持される。
このとき、梱包物Pは、所望の表示を行うための印刷表示部7を備えている。印刷表示部7は、パック部材1の凹部2の内部に収納配置され、例えば品物Qの宣伝等のために用いられる。
本実施形態では、この印刷表示部7は、前プレート4に備えられている。すなわち、図2および図3(c)に示すように、外縁当接部4bから開口部4aの内側へと狭幅な帯状連結部6が延出されている。そして、その延出方向の先端側に、広幅で且つ開口部4aの大きさよりも小さい上記印刷表示部7が設けられることで、印刷表示部7が前プレート4内に一体的に組み込まれている。これら印刷表示部7や帯状連結部6は、例えば前プレート4の母材から抜き打ち加工等によって切り出して開口部4aを形成する際に切り残して形成される。このようにすれば、前プレート4を製造するときの材料の無駄を削減することができる。しかも、印刷表示部7を別部材で構成してパック部材1の凹部2に配置する場合に比べ、梱包部品数を低減することができる。
ここで、前述したように、3層構造の梱包物Pにおいて、一方側から順に、前プレート4の外縁当接部4b、パック部材1の外縁部3、後プレート5の順で積層されている。したがって、パック部材1の凹部2内に他方側から収納する印刷表示部7を上記のようにして前プレート4と一体とした場合、そのままではパック部材1の外縁部3が邪魔して、帯状連結部6や印刷表示部7をパック部材1の背面側へ挿入配置することができない。
そこで、本実施形態においては、図2および図3(b)に示すように、パック部材1の外縁部3のうち帯状連結部6に対応する部位に、切り欠き部8を設けている。この切り欠き部8を利用し前プレート4にパック部材1を収納する手順について、図4を用いて以下詳細に説明する。
まず、ユーザは、上記図3(c)に示した前プレート4の背面側を手前側にし、その状態で、図4(a)に示すように、前プレート4の帯状連結部6を曲げる又は反らすことにより、印刷表示部7を開口部4aの枠外へ離脱させておく(第1手順)。これにより、上記図3(c)で背面側のみが見える状態であった印刷表示部7が表向きとなり、当該印刷表示面(この例では「ABCD ○○−××××」の表示面)が正対して見える状態になる。
その後、図4(b)に示すように、印刷表示部7が離脱した状態の開口部4aに対し、パック部材1の凹部2を挿入し、パック部材1のうち凹部2の外縁に位置する上記外縁部3を前プレート4の外縁当接部4bに当接させる(第2手順)。この際、パック部材1の切り欠き部8を帯状連結部6の位置に合わせるようにして凹部2を開口部4aに挿入する。
その後、図4(c)に示すように、挿入されたパック部材1の切り欠き部8に帯状連結部6を貫通させつつ、上記離脱させていた印刷表示部7を戻すようにしてパック部材1の凹部2内に収納する(第3手順)。このとき、例えば、外縁当接部4bと帯状連結部6との間の境界線BL1が山折りされるとともに、帯状連結部6と印刷表示部7との間の境界線BL2が谷折りされることにより、図4(d)に示すように、印刷表示部7の前面である印刷表示面(「ABCD ○○−××××」の表示面)側が凹部2の内面に当接される。その後、品物Qが凹部2内に収納される。
その後、後プレート5と前プレート4の外縁当接部4bとによりパック部材1の外縁部3を挟み込み、その挟み込み状態で当該後プレート5を前プレート4の他方側に固定する(第4手順)。これにより、図1(c)や図2に示す状態の梱包物Pが完成する。
以上のようにして、本実施形態においては、パック部材1の外縁部3に設けた切り欠き部8に、前プレート4の外縁当接部4bから延出される帯状連結部6を貫通させることができる。これにより、印刷表示部7及び帯状連結部6と前プレート4との一体性を維持しながら、上述したようにして、印刷表示部7をパック部材1の背面側から凹部2内に収納配置することができる。また、このようにして凹部2内の収納配置状態であっても印刷表示部7は前プレート4の外縁当接部4bと連結され一体となっていることから、印刷表示部7を別部材で構成してパック部材1の凹部2に配置する場合に起こりうる位置ずれ等の発生を抑制することができる。この結果、本実施形態によれば、専用の表示部材を設けずかつ無駄を削減しつつ印刷表示部7によってパック部材1の凹部2内で品物Qの宣伝等のための表示を行うことができるとともに、また専用の位置ずれ防止用の部材を設けることなく当該印刷表示部7の位置ずれの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では特に、前プレート4の母材から開口部4aを切り出す際の切り残しを活用して印刷表示部7や帯状連結部6を形成することで、前プレート4を製造するときの材料の無駄も確実に削減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例の一つについて図5を用いて説明する。
図5は、前プレート4と後プレート5とが一端で結合された変形例を示している。図5に示すように、本変形例では、前プレート4は、開口部4aから面方向に沿って第1方向側(この例においては右側)に帯状連結部6を備えると共に、開口部4aから面方向に沿って第1方向と逆の第2方向側(この例においては左側)において後プレート5の一端と結合されている。
本変形例においては、品物Qの収納の際には、上記のようにして前プレート4に一端が結合された後プレート5を、当該一端を回動支点として回動させることで前プレート4から離反した状態(図5参照)にしておく。この状態で、上記実施形態と同様、前プレート4の外縁当接部4bから延出される帯状連結部6を、パック部材1の切り欠き部8を介して外縁部3を貫通させ、印刷表示部7を凹部2内に収納配置する。すなわち、前述したように、帯状連結部6を曲げる又は反らすことにより印刷表示部7を開口部4aの枠外へ離脱させておき、挿入されたパック部材1の切り欠き部8に帯状連結部6を貫通させつつ、離脱させていた印刷表示部7をパック部材1の凹部2内に収納する。そして、凹部2内に品物Qを収納した後、上記離反していた後プレート5を、上記一端を回動支点として前述とは逆方向に折り畳み方向に回動させ、前プレート4に密着させる。これにより、前述の3層構造を実現し、品物Qを固定し収納することができる。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得る。また、本変形例では特に、後プレート5の回動支点となる一端が、前プレート4の開口部4aよりも上記第2方向側(図5の左上側)に設けられる一方、帯状連結部6は、前プレート4の開口部4aよりも第1方向側(図5の右下側)に設けられている。これにより、上述の後プレート5の折り畳み動作が行われる側と上述の帯状連結部6を曲げる又は反らす動作が行われる側を、互いに反対側とすることができるので、梱包時における作業者の作業性を向上することができる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 パック部材
2 凹部
3 外縁部
4 前プレート(第1プレート)
4a 開口部
4b 外縁当接部
5 後プレート(第2プレート)
6 帯状連結部
7 印刷表示部
8 切り欠き部
P 梱包物
Q 品物

Claims (5)

  1. 品物の一方側を目視可能に収納する凹部、及び、前記凹部の外縁に位置する略平板状の外縁部、を備え、透過性部材により構成されたパック部材と、
    前記パック部材の前記凹部を貫通させる開口部、前記パック部材の前記外縁部の前記一方側に当接する外縁当接部、前記外縁当接部から前記開口部の内側へと延出された帯状連結部、及び、前記帯状連結部の延出方向先端側に連結され前記開口部より小さな大きさを備えた印刷表示部、を備えた第1プレートと、
    前記第1プレートの前記外縁当接部と協働して前記パック部材の前記外縁部を挟み込む第2プレートと、
    を有し、
    前記パック部材の前記外縁部は、
    当該外縁部の前記一方側に位置する前記第1プレートの前記外縁当接部から延出される前記帯状連結部を、当該外縁部の前記一方側から当該外縁部の他方側へと貫通させるための切り欠き部を備え、
    前記帯状連結部の先端側と前記印刷表示部とは、
    前記パック部材の前記凹部の内部に収納配置されている
    ことを特徴とする品物用梱包物。
  2. 請求項1記載の品物用梱包物において、
    前記第1プレートの前記印刷表示部は、
    当該第1プレートの製造時において第1プレートの母材から前記開口部が切り出される時に、切り残すことにより形成されている
    ことを特徴とする品物用梱包物。
  3. 請求項2記載の品物用梱包物において、
    前記第2プレートは、
    前記第1プレートの前記開口部に前記パック部材の凹部が貫通された後、前記第1プレートの前記外縁当接部と協働し前記パック部材の前記外縁部を挟み込み、その挟み込み状態で前記第1プレートの前記他方側に固定されている
    ことを特徴とする品物用梱包物。
  4. 請求項3記載の品物用梱包物において、
    前記第1プレートは、
    前記開口部から面方向に沿って第1方向側に前記帯状連結部を備えると共に、前記開口部から面方向に沿って前記第1方向と逆の第2方向側において前記第2プレートの一端と結合されている
    ことを特徴とする品物用梱包物。
  5. 開口部、前記開口部の外縁に位置する外縁当接部、前記外縁当接部から前記開口部の内側へと延出された帯状連結部、及び、前記帯状連結部の延出方向先端側に連結され前記開口部より小さな大きさを備えた印刷表示部、を備えた第1プレートの前記帯状連結部を曲げる又は反らすことにより、前記印刷表示部を前記開口部の枠外へ離脱させる第1手順と、
    前記印刷表示部が離脱した状態の前記開口部に対し、品物を収納可能な凹部を備えた透過性部材のパック部材の前記凹部を挿入すると共に、前記パック部材のうち当該凹部の外縁に位置する略平板状の外縁部を前記第1プレートの前記外縁当接部に当接させる第2手順と、
    前記挿入された前記パック部材の前記外縁部に設けられた切り欠き部に前記帯状連結部を貫通させつつ、前記第1手順で離脱させていた前記印刷表示部を、前記パック部材の前記凹部内に収納する第3手順と、
    前記第2プレートと前記第1プレートの前記外縁当接部とにより前記パック部材の前記外縁部を挟み込み、その挟み込み状態で、第2プレートを前記第1プレートの前記他方側に固定する第4手順と
    を有することを特徴とする品物用梱包物の組立方法。
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