JP5814832B2 - 収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、製品が収納される容器に関する。
製品の輸送において、製品の保護や輸送効率向上及び梱包作業効率化のために、収納トレイが用いられている。収納トレイには製品を収納するための製品を凹状の収納部が設けられており、収納部に製品が収納された収納トレイを多段に積重ねて、段ボールやコートボール等のケースに梱包して、製品が輸送される。
輸送中の振動や落下などの衝撃により、製品が収納部から飛び出し、破損したりするおそれがある。そこで、輸送中に電子部品が破損することを防止するために、電子部品を収納部に保持する収納容器が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、ガルバノミラー・センサ・ユニット(GSU)が収納される収納用トレイが記載されている。同文献に記載の収納用トレイには、GSUのハウジング及びガルボ部の長手方向のサイズよりも大きな収納幅を有する凹部を設けて収納部が設けられている。この収納部には、GSUの前後に延出されたハウジング保持部を圧入可能とする圧入部が設けられている。
また例えば、特許文献2には、携帯電話機に使用する液晶パネルを含む液晶表示装置のモジュール(LCDモジュール)の梱包トレイが記載されている。同文献に記載の梱包トレイの底面には、複数の支持部が形成され、相互に対向する2組の支持部により1つのLCDモジュールが保持される。この梱包トレイにはハーフカットが形成されており、カッターの刃を当てることによってハーフカットに沿って亀裂を生じさせることができる。ハーフカットに沿って亀裂が生じると相互に対向する支持部が離れ、その間に保持されているLCDモジュールの保持力が低下する。
特開2005−29179号公報 特開2003−40275号公報
しかしながら、引用文献1に記載の収納用トレイでは、GSUの前後に延出されたハウジング保持部が圧入部に圧入されているため、収納用トレイからGSUを取り出すことが困難になる可能性がある。
また、引用文献2に記載の梱包トレイでは、LCDモジュールを取り出すために、ハーフカットに沿って亀裂を生じさせる必要がある。そのため、同文献に記載された梱包トレイからLCDモジュールを取り出す際に、ハーフカットに沿って亀裂を生じさせる手間がかかる。
本発明は、上述の事情を鑑みてなされたもので、輸送中の振動や衝撃の影響を受けない程度に製品を保持しつつ、製品を容易に取り出すことが可能な収納容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る収納容器は、
製品が載置される載置部、
製品の取り出し方向が開放し、少なくとも一部が互いに対向する切り欠き部を含み、前記載置部の外縁の一部又は全部に設けられて、前記載置部に載置された製品の移動を許容しつつ移動範囲を制限する壁部、及び、
前記対向する切り欠き部の各々に接続されており、前記載置部に載置された製品を取り出す際に挟持するための空間を形成する延設部を有する第1部材と、
前記第1部材に取り付けられた場合に、前記載置部に載置された製品の移動を規制するように当該製品と当接する当接面、及び、
前記取り出し方向と逆の方向に突き出す突出部を有する第2部材とを備え
前記突出部は、前記第2部材が前記第1部材に取り付けられた場合に、前記延設部に圧入されて嵌合している。
本発明によれば、第2部材には当接面が設けられており、それによって、載置部に載置された製品と当接してその移動を規制する。そのため、輸送中の振動や衝撃の影響を受けない程度に製品を保持することが可能になる。
また、延設部は、壁部に設けられた少なくとも一部が互いに対向する切り欠き部に接続されており、載置部に載置された製品を取り出す際に挟持するための空間を形成する。そのため、例えばピンセットなどの挟持具、指などを延設部内の空間に差し入れて、載置部に載置された製品を挟持して取り出すことができる。したがって、製品を容易に取り出すことが可能になる。
本発明の一実施形態に係る収納容器の外観斜視図である。 一実施形態に係る収納トレイの外観斜視図である。 一実施形態に係る蓋の外観斜視図である。 図3のI−I線における断面図である。 一実施形態に係る収納トレイに電子部品が配置されて蓋が組み付けられる状態を示す図である。 図5のII−II線における電子部品が配置された配置部の拡大断面図である。 図6に示す配置部に突出部が圧入されて、電子部品の本体の上面左辺に当接した状態を示す拡大断面図である。 突出部が図7に示す状態からさらに圧入され、それによって、電子部品の本体が図7に示す状態よりも載置部の中央へ移動した状態を示す拡大断面図である。 突出部が図8に示す状態からさらに圧入されて蓋が収納トレイに組み付けられた場合に、電子部品の本体が載置部の中央に位置づけられた状態を示す拡大断面図である。 配置部の一変形例を示す図である。 配置部の他の変形例を示す図である。 突出部の一変形例を示す図である。 突出部の他の変形例を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る収納容器について、図を参照しつつ説明する。なお、前後上下左右の方向は、説明のために用いるものであって、本発明を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施の形態に係る収納容器101は、製品としての電子部品が収納される容器であって、例えば樹脂製である。収納容器101は、図1の外観斜視図に示すように、それぞれの外縁が一致するように取り付けた収納トレイ102と蓋103とを備える。
収納トレイ102は、図2の外観斜視図に示すように、電子部品を出し入れするために上方が開放したトレイであって、複数の配置部106と、収容部107とを備える。同図では、8個の配置部106が左右方向に並設され、その中の最も右側に位置する配置部106に電子部品109が配置されている例を示す。
各配置部106は、同図に示すように、電子部品109の本体が載置される底面をなす載置部111と、載置部111の外縁に設けられる壁部112と、壁部112に接続される1対の延設部113とを備える。
載置部111は、上方から見た場合に、概ね矩形をなし、電子部品109の本体より大きい平面をなす。なお、載置部111は、例えばすり鉢状の湾曲面をなしてもよい。
壁部112は、載置部111の前後左右の外縁上で上下方向を向く壁面を形成する。壁部112は、上下方向には、載置部111に載置された電子部品109の本体より高い一定の高さを有する。
詳細には、後方の壁部112は載置部111の後方の辺上に、その左右方向の全幅にわたって設けられる。これにより、電子部品109の本体が後方へ移動すると後方の壁部112に当接するので、後方の壁部112より後方へ移動することができなくなる。
前方の壁部112は載置部111の前方の辺上に設けられる。前方の壁部112には、電子部品109を配置部106から取り出す際に電子部品109の本体から延びる細長い端子を通過させるために、電子部品109の取り出し方向である上方が開放した切り欠き部115aが設けられている。切り欠き部115aは、例えば上方から見た場合に、載置部111の左右の中心を介して対称な位置に設けられる。
そのため、前方の壁部112は載置部111の前方の辺のうち、左端及び右端の近傍に設けられることになるので、電子部品109の本体が前方へ移動すると、電子部品109の本体の前面の左端及び右端の近傍が前方の壁部112に当接する。したがって、電子部品109の本体は前方の壁部112より後方へ移動することができなくなる。
左の壁部112は、載置部111の左方の辺上において前後の壁部112の左端に接続して前後方向に延びて設けられ、上方が開放した切り欠き部115bを途中に有する。右の壁部112は、載置部111の右方の辺上において前後の壁部112の右端に接続して前後方向に延びて設けられ、上方が開放した切り欠き部115cを途中に有する。切り欠き部115b及び115cの各々は、左右の壁部112の互いに対向する位置に設けられ、例えば上方から見た場合に、前後方向に載置部111の中心を介して対称な位置に設けられる。
このような左右の壁部112により、電子部品109の本体が左又は右へ移動すると左又は右の壁部112に当接するので、左の壁部112より左方へ移動することができなくなり、右の壁部112より右方へ移動することができなくなる。
したがって、壁部112により、載置部111に載置された電子部品109の本体は、載置部111の範囲内で移動することができる。すなわち、電子部品109の本体は、載置部111の範囲内での移動が許容されるとともに、その移動範囲は範囲に載置部111の範囲内に制限される。
延設部113の各々は、載置部111に接続する平面である同じ形状をなす底面と、その底面の外縁上に立設されており、切り欠き部115b又は115cに接続する壁面とで囲まれた空間を形成する。この空間は、配置部106に配置された電子部品109を取り出す際に、その電子部品109の対向する左右の壁面を人の指やピンセットなどの挟持具を挿入できる程度の大きさがあればよい。
例えば、延設部113の各々は、上方から見た場合に、概ね楕円を長軸方向に対称な位置で3分割した場合の左部分又は右部分の形状をなす。
なお、延設部113の底面は、載置部111に載置された電子部品109の本体の高さより低ければ、載置部111より高い位置に設けられてもよい。延設部113の底面及び壁面は湾曲していてもよく、それによって、滑らかに接続されてもよい。
収容部107は、上方が開放した概ね直方体の1つの空間を形成する。収容部107は、各切り欠き部115aを介して載置部111に接続する平面である底面と、その底面の外縁に沿って立設され、切り欠き部115aの間及び両端に接続する壁面とで囲まれている。これにより、収容部107は、配置部106のすべてに電子部品109が配置された場合に、切り欠き部115aを介して配置されるすべての端子を1つの空間でまとめて収容する。
蓋103は、収納トレイ102に取り付けられた場合に、図1に示すように、その外縁が収納トレイ102の外縁と一致する大きさを有し、収納トレイ102の開放した上方を塞ぐ。
蓋103は、図3の外観斜視図に示すように、外縁の全体に下方へ向けて突き出して設けられるリブ121と、リブ121に囲まれる天面部122と、天面部122に設けられる複数の突出部123とを備える。なお、図3では上下左右を逆転させて図1に示す蓋103を取り外した状態を示しており、図3では同図の矢印で示すように、図1とは上下左右が逆転している。
複数の突出部123は、図3に示すように、左右方向に8個並設される。各突出部123は、蓋103が収納トレイ102に取り付けられた場合に、配置部106の各々の延設部113内の空間に嵌るように、配置部106の各々に対応する前後左右の位置に設けられる。
詳細には、各突出部123は、上方から見た場合に、概ね楕円をなし、配置部106において上述のように対をなす延設部113が形成する楕円と短軸方向には同じ程度であり、長軸方向にはそれより少し大きい。蓋103を収納トレイ102に取り付ける場合に、突出部123のそれぞれは、配置部106の各々に対向し、延設部113に圧入される。その結果、各突出部123は各対をなす延設部113に押接されつつ嵌合する。
各突出部123は、図3及び同図のI−I線における断面図である図4に示すように、突出方向の端部(以下、単に「端部」という。)に平面126と当接面127とを有する。平面126は、各突出部123の端部の左方部分及び右方部分のそれぞれに設けられた、例えば前後左右に延びる面である。
当接面127は、平面126の各々間に設けられており、左右方向には対向する切り欠き部105b及び105cの間の距離、すなわち載置部111の幅と同じか又はそれよりも長い。当接面127は、蓋103が収納トレイ102に取り付けられた場合に、対向する切り欠き部105b及び105cの間にわたって配置される。当接面127は、図3及び図4に示すように、左右の両端から中央にかけて次第に、突出部123の突出方向とは逆方向に凹むように湾曲している。
この湾曲は、放物線状、アーチ状、楕円の一部の形状などであってよい。当接面127は、突出部123の端部に設けられるので、当接面127の最も凹んだ部分を天面部122より下方に設けることができる。これによって、収納容器101の強度を向上させることが可能になり、例えば輸送時の積段によって収納トレイ102が破損する可能性を軽減することが可能になる。
なお、各突出部123は、上方から見た場合に、概ね楕円をなし、配置部106において対をなす延設部113が形成する楕円と長軸方向には同じ程度であり、短軸方向にはそれより少し大きくてもよい。また、この場合、各突出部123は、平面126に相当する部分を有さず、上方から見た場合に概ね楕円の左右両端を短軸方向に沿って切り欠いた形状であってもよい。これらの場合、蓋103を収納トレイ102に取り付けるときに、突出部123のそれぞれは対応する位置にある配置部106の延設部113に圧入され、各突出部123は各延設部113と前後方向に嵌合する。
これまで、本発明の一実施形態に係る収納容器101の構成について説明した。このような収納容器101の収納トレイ102及び蓋103のそれぞれは、例えばシート状の樹脂を成形することによって製造されてもよいし、射出成形によって製造されてもよい。また、収納トレイ102及び蓋103のそれぞれが複数の部品の接着などによって組み立てられてもよい。
ここから、収納容器101の動作について、図を参照して説明する。
収納トレイ102の各配置部106には、電子部品109の端子を前方へ向けて切り欠き部115aを通過させることで、電子部品109の本体が載置部111に載置される。収納トレイ102の配置部106のすべてに電子部品109が配置されると、図5に示すように、収納トレイ102の上方から蓋103が被せられる。
ここで、載置部111は上方から見て電子部品109の本体よりも大きく、壁部112は載置部111の外縁の一部に立設されているので、電子部品109が収納トレイ102の載置部111に載置されただけでは、電子部品109の本体は載置部111の範囲内で移動することができる。
そのため、例えば図6に示すように、電子部品109の本体は載置部111の中央からずれることがある。なお、図6は、電子部品109の本体が配置された配置部106の1つを前方から見た拡大断面図であって、電子部品109の本体が載置部111の中央よりも左方へずれている例を示す。
蓋103の収納トレイ102への取り付けが開始すると、突出部123の各々が下方の配置部106の中へ進入する。このとき上述のように、突出部123の左右方向の長さは配置部106の対をなす延設部113間の左右の幅よりもわずかに長い。そのため、樹脂の弾力によって配置部106の対をなす延設部113は左右方向に少し広がると同時に、突出部123は対をなす延設部113により左右から押圧される。
電子部品109の本体が載置部111の中央からずれて載置されている場合、突出部123が対をなす延設部113との摩擦力に抗して圧入されると、突出部123の当接面127は、電子部品109の本体の上面の左右いずれかの辺に当接する。図7には、この状態の一例として、図6の状態から突出部123が下方へ圧入されて、突出部123の当接面127が、電子部品109の本体の上面の左方の辺に当接した状態を示す。
突出部123の当接面127が電子部品109の本体の上面の左右いずれかの辺に当接した後に、突出部123がさらに圧入されると、電子部品109の本体は、突出部123の当接面127に押されて、載置部111の中央へ移動する。図8にはこの途中の状態の一例として、図7の状態から突出部123が下方へさらに圧入されることによって、電子部品109の本体が図7の状態よりも載置部111の中央へ近付けられた状態を示す。
突出部123がさらに圧入されて、蓋103が収納トレイ102に完全に取り付けられると、電子部品109の本体は載置部111の中央に位置付けられ、突出部123の当接面127は、電子部品109の本体の上面の左右両辺の対向する部分に当接する。図9には、電子部品109の本体が載置部111の中央へ位置づけられ、その上面の左右両辺が突出部123の当接面127に当接した状態を示す。
このように、電子部品109の本体が載置部111の中央に載置された場合だけでなく、その中央からずれて載置された場合であっても、湾曲した突出部123の当接面127によってその中央へ位置付けられ、左右方向の移動ができないように固定される。また、電子部品109の本体は、上下には載置部111と突出部123の当接面127とによって挟まれているため、上下方向の移動ができないように固定される。前後方向には、電子部品109の本体は壁部112により移動が制限されている。したがって、蓋103が取り付けられた収納トレイ102では、その内部に収納された電子部品109は、すべての方向の移動が制限されている。電子部品109を上方から押さえつけるクッション材を蓋103の天面部122に設けるなどしなくとも、収納容器101に電子部品109の移動を規制して収容することが可能になる。
輸送中の収納トレイ102には蓋103が取り付けられる。そのため、本発明の一実施形態に係る収納トレイ102によって、輸送中の振動、衝撃などによって電子部品109が収納トレイ102の中で散らばったり、損傷したりする可能性を低減することが可能になる。
また、突出部123が延設部113と圧入されて嵌合しているので、輸送中の振動、衝撃などによって収納トレイ102から蓋103が容易に外れることがない。そのため、収納容器101にて電子部品109の移動が規制されたままで維持することができ、輸送中に電子部品109が散らばったり、損傷したりする可能性を低減することが可能になる。
さらに、収納トレイ102から電子部品109を取り出す場合には、蓋103を外すだけで、電子部品109は配置部106において一定の範囲で移動できるようになる。人が取り出す場合には、延設部113へ指を入れて電子部品109の本体を容易に挟持して取り出すことができる。装置などが取り出す場合には、ピンセットなどの挟持具の先端を延設部113へ入れて電子部品109の本体を容易に挟持して取り出すことができる。したがって、本発明の一実施形態に係る収納トレイ102によって、収納トレイ102の配置部106から電子部品109を容易に取り出すことが可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、実施形態では、図6に示すように左右方向に、収納される電子部品109より載置部111が長く、その結果、電子部品109の本体が配置部106内において左右方向に移動できる例を示した。しかし、電子部品109の本体と壁部112との間に、配置部106に配置された電子部品109を容易に取り出すことができる程度のすき間ができるように、載置部111及び壁部112が設けられてもよい。
これによっても、実施形態と同様に、収納トレイ102に蓋103を取り付けたときには電子部品109の位置は固定されて、輸送中の衝撃や振動で電子部品109が収納容器101内で散らばったりして、損傷する可能性を低減することが可能になる。同時に、蓋103を外すと、収納トレイ102の配置部106から電子部品109を容易に取り出すことが可能になる。
例えば、収納トレイ202a,202bの一変形例に係る右端に位置する配置部206a,206bの外観斜視図を、図10及び図11に示す。
図10では、対をなす延設部213aの各々が、上方から見た場合に、同じ矩形をなす例を示す。
図11では、対をなす延設部213bの各々が、上方から見た場合に、載置部211の前後方向の全長にわたって左右に同じ形状で張り出す例を示す。例えば、配置部206bは、載置部211の前端及び後端の辺の左端に左の切り欠き部215bを有し、載置部211の前端及び後端の辺の右端に右の切り欠き部215cを有する。左の延設部213bは、楕円を長軸で2等分した左側の形状をなす底面と、左の切り欠き部115bの各々の間を接続する壁面とで囲まれた空間を形成する。同様に、右の延設部213bは、同じ楕円を長軸で2等分した右側の形状をなす底面と、右の切り欠き部115bの各々の間を接続する壁面とで囲まれた空間を形成する。
例えば、突出部123の変形例を、図12及び図13に示す。両図は図4と同様に前方から蓋303a,303bを前方から見た断面図である。
図12では、突出部323aの当接面327が、実施形態の湾曲に代えて、左右の両端から中央にかけて次第に凹むように屈曲する例を示す。すなわち、この当接面327は、前方から見た場合に、左右の両端から中央にかけて延びる直線が中央において屈曲しており、V字型をなす。
図13では、実施形態では配置部106に対応付けられた1つの突出部123が、左右の対をなす突出部323bにより構成される例を示す。図13に示す例では、対をなす突出部323bの各々は、実施形態に係る突出部123が有する当接面127の一部を先端に有する。
詳細には、突出部323bの左側は、蓋303bが収納トレイ102に取り付けられた場合に電子部品109の本体の上面の左辺と当接する部分から実施形態に係る当接面127の左端までを少なくとも含む。突出部323bの右側は、上述の左側と対称をなし、蓋303bが収納トレイ102に取り付けられた場合に電子部品109の本体の上面の右辺と当接する部分から実施形態に係る当接部の右端までを少なくとも含む。
本発明は、実施形態、変形例又はそれらと組み合わせた態様を含み、それらと均等な技術的範囲をも含む。
101 収納容器
102,202a,202b 収納トレイ
103,303a,303b 蓋
106,206a,206b 配置部
107 収容部
109 電子部品
111,211 載置部
112 壁部
113,213a,213b 延設部
115a,115b,115c 切り欠き部
123,323a,323b 突出部
126 平面
127,327 当接面

Claims (3)

  1. 製品が載置される載置部、
    製品の取り出し方向が開放し、少なくとも一部が互いに対向する切り欠き部を含み、前記載置部の外縁の一部又は全部に設けられて、前記載置部に載置された製品の移動を許容しつつ移動範囲を制限する壁部、及び、
    前記対向する切り欠き部の各々に接続されており、前記載置部に載置された製品を取り出す際に挟持するための空間を形成する延設部を有する第1部材と、
    前記第1部材に取り付けられた場合に、前記載置部に載置された製品の移動を規制するように当該製品と当接する当接面、及び、
    前記取り出し方向と逆の方向に突き出す突出部を有する第2部材とを備え
    前記突出部は、前記第2部材が前記第1部材に取り付けられた場合に、前記延設部に圧入されて嵌合している収納容器。
  2. 突出部は、前記突き出す方向の端部に前記当接面が設けられてい
    求項1に記載の収納容器。
  3. 前記当接面は、前記対向する切り欠き部の間にわたって配置され、当該対向する切り欠き部の両端から中央近傍にかけて次第に凹んで湾曲し、これによって、前記対向する切り欠き部の間において前記載置部に載置された製品の一部と当接して、前記対向する切り欠き部の間における製品の移動を規制する
    求項1又は2に記載の収納容器。
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