JP2013209107A - 包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素化されたシンプルな構造でありながら、良好なディスプレイ性を実現できる包装体を提供することである。
【解決手段】包装体10は、箱型に形成された台紙11と、台紙11の表面を覆って装着された透明な筒状シュリンクフィルム12とを備える。包装体10では、被包装物であるカミソリ200が、台紙11の前面部13の表面に接して配置されており、前面部13が後方に向かって凸となり、後方に向かって膨出するように湾曲した湾曲部30の表面と筒状シュリンクフィルム12との間に形成された収容部32にカミソリ200が収容されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装体に関する。
カミソリや歯ブラシなどの被包装物を外側から見えるように包装して、良好なディスプレイ性を発揮する所謂ブリスターパックが広く用いられている。一般的に、ブリスターパックは、被包装物の形状や寸法に合わせて成形された樹脂製の成形体と、成形体の開口部を塞ぐ台紙とで構成されている。ブリスターパックについては、かかる構成に起因して次のような問題点が指摘されている。まず、成形体の薄肉化等による樹脂使用量の低減が難しいことが挙げられる。さらに、成形体の製造コストが高く、また成形体と台紙とを組み立てる前においても成形体が嵩高いため輸送性が悪いことも挙げられる。
このような状況に鑑みて、特許文献1では、台紙と、台紙と共に被包装物を収容する収容部を構成するプラスチックシートと、台紙及びプラスチックシートを覆って熱収縮させることによりそれらを結束する熱収縮性プラスチックフィルムとを備えた包装体が提案されている。
特開2011‐207516号公報
特許文献1に開示された包装体によれば、被包装物の良好なディスプレイ性を維持しながらブリスターパックの上記問題点を改善することができる。しかし、かかる包装体において良好なディスプレイ性を維持するためには、プラスチックシートが必要であり、構造の簡素化等の観点から未だ改良の余地がある。
即ち、本発明の目的は、簡素化されたシンプルな構造でありながら、良好なディスプレイ性を実現できる包装体を提供することである。
本発明に係る包装体は、少なくとも前面部が形成された台紙と、前記台紙の前記前面部を覆って装着された筒状シュリンクフィルムとを備え、前記前面部の少なくとも一部が後方に向かって凸となるように湾曲して、該湾曲部分と前記筒状シュリンクフィルムとの間に被包装物を収容する収容部が形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、湾曲した前面部の表面と筒状シュリンクフィルムとの間に形成された収容部に被包装物を収容することができるため、被包装物を外側から見える状態で包装できる。つまり、台紙と筒状シュリンクフィルムとで構成される簡素化されたシンプルな構造でありながら、被包装物の良好なディスプレイ性を実現できる。なお、前面部が後方に向かって凸となるように湾曲しているため、例えば、被包装物の形状がフィルム上に大きく浮き上がることがなく、意匠性や被包装物の保護性が良好な包装形態が得られる。
また、前記湾曲部分は、前記筒状シュリンクフィルムを熱収縮させることにより前記前面部の少なくとも一部が湾曲して形成された構成とすることができる。つまり、前面部の少なくとも一部は、熱収縮した筒状シュリンクフィルムにより湾曲した形状に維持されている。当該構成によれば、台紙の前面部を、筒状シュリンクフィルムの熱収縮により所望の湾曲形状にすることができる。
また、前記台紙は、前記前面部の両側から後方に延設された側面部を有し、前記側面部同士の間に補強部が設けられた構成とすることができる。
当該構成によれば、補強部によって、筒状シュリンクフィルムの熱収縮による側面部等の変形を防止でき、包装体の形状がより安定する。
また、前記台紙は、前記補強部として、上面部及び下面部を有し、前記上面部及び前記下面部は、前記各側面部に接触し、前記各側面部の間に挟まれて配置されることが好適である。
当該構成によれば、包装体の形状をより安定に維持することができる。
本発明に係る包装体によれば、簡素化されたシンプルな構造でありながら、良好なディスプレイ性を実現することができる。本発明に係る包装体によれば、例えば、従来の包装体よりも包装材料の使用量を削減することができ、コストダウンや環境負荷の低減を実現できる。
本発明に係る第1の実施形態である包装体を示す前方斜視図である。 図1のAA線断面を模式的に示す図である。 図1に示す包装体を構成する台紙のみを抜き出して示す前方斜視図である。 図1に示す包装体を構成する台紙の展開図である。 図1に示す包装体を構成する筒状シュリンクフィルム(熱収縮前)を模式的に示す図である。 本発明に係る第2の実施形態である包装体を示す前方斜視図である。 図6に示す包装体を構成する台紙の展開図である。 本発明に係る第3の実施形態である包装体を示す前方斜視図である。 図8に示す包装体の後方斜視図である。 本発明に係る第4の実施形態である包装体を示す前方斜視図である。 本発明に係る第5の実施形態である包装体を示す前方斜視図である。 本発明に係る第5の実施形態である包装体を示す正面図である。
図面を参照しながら、本発明に係る実施形態の一例である包装体10,50,80について以下詳細に説明する。なお、実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法等は、現物と異なる場合がある。具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
また、本明細書では、台紙の壁面部のうち、被包装物が接する壁面部を「前面部」とする。そして、被包装物が接する前面部の面を「表面」、表面と反対側の面を「裏面」とする。また、前面部を基準として、その表面側を前方、裏面側を後方とする。
また、実施形態では、包装体10,50,80,100,120の被包装物として、カミソリ200及び歯ブラシ300を例示するが、被包装物はこれに限定されない。例えば、化粧品や文房具、電池など、従来のブリスターパックと同様の被包装物とすることができる。
カミソリ200は、柄201と、ヘッド202とを有する一般的なT字型カミソリである。柄201は、細長い棒状を呈し、長手方向の中間部が膨出するように長手方向両端部が同じ方向に向かって緩やかに湾曲している。なお、柄201は、長手方向一端部が他端部よりも太く湾曲の程度が大きくなっており、当該一端部にヘッド202が設けられている。ヘッド202は、刃204を有し、その長手方向が柄201の長手方向に対して略直交するように設けられている。このように、カミソリ200では、柄201の一端部及びヘッド202が、柄201の長手方向に対して垂直な方向に大きく突出している。
歯ブラシ300は、柄301と、ヘッド302とを有する一般的な歯ブラシである。柄301は、細長い棒状を呈し、ヘッド302側に向かってやや細くなっている。ヘッド302は、複数の毛束303を有し、毛束303が柄301の長手方向に対して垂直な方向に大きく突出している。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図3を参照しながら、本発明に係る第1の実施形態である包装体10について詳説する。また、図4及び図5を適宜参照する。
図1は、包装体10を示す前方斜視図(筒状シュリンクフィルム12にドットハッチングを付する)、図2は、図1のAA線断面図、図3は、台紙11のみを抜き出して示す前方斜視図である。図4は、台紙11の展開図、図5は、熱収縮前の筒状シュリンクフィルム12zを示す斜視図である。なお、湾曲部30となる部分には(30)を付する。
図1〜図3に示すように、包装体10は、箱型に形成された台紙11と、台紙11の表面を覆って装着された透明な筒状シュリンクフィルム12と、被包装物であるカミソリ200とを備える。包装体10は、前後方向、横方向よりも上下方向に長く延びた外観を有し、通常、自立した状態で商品棚等に陳列される。台紙11及び筒状シュリンクフィルム12も上下方向に長く、筒状シュリンクフィルム12は、その軸方向が上下方向に沿うように装着されている。なお、包装体10の「上下方向」とは、包装体10を自立させたときに、鉛直方向に沿う方向を意味し、「横方向(左右方向)」とは、上下方向及び前後方向に直交する方向を意味する。
包装体10では、カミソリ200が、台紙11の前面部13の表面に接して配置されている。より詳しくは、前面部13が後方に向かって凸となり、後方に向かって膨出するように湾曲しており、湾曲した前面部13(湾曲部30)の表面と筒状シュリンクフィルム12との間に形成された隙間(収容部32)にカミソリ200が収容されている。また、包装体10では、柄201が上下方向に沿うようにカミソリ200を立てた状態で包装されている。
台紙11は、前面部13と、その左右両側から後方に延設された側面部(左側面部14及び右側面部15)とを有する。さらに、台紙11は、後面部16と、上面部17と、下面部18とを有し、上記のように箱型に形成されている。後面部16、上面部17、及び下面部18は、例えば、左側面部14及び右側面部15が筒状シュリンクフィルム12の熱収縮により内側に折れ曲がる又は湾曲することを防止する補強部(保形手段)として機能する。また、後面部16等は、例えば、前面部13が過度に湾曲することを防止する。なお、包装体10(台紙11)の「左右」は、前面部13を正面視したときの左右を意味する。
台紙11には、各壁面部によって六方が囲まれた内部空間が形成されている。また、台紙11は、後面部16が下面部18に近づくにつれて幅が広がったテーパ形状を有する(図4参照)。一方、左側面部14及び右側面部15は、下面部18に近づくにつれて幅がやや狭くなった形状を有する。前面部13は、上下方向に沿って略同等の幅を有するが、前面部13の上部は前方に向かって凸となるように湾曲しているため、表面に沿った長さは上部で長くなっている。
台紙11には、樹脂製シートを用いることもできるが、材料コスト低減等の観点から、紙材を主基材とするシート(以下、「紙基材」という)を用いることが好適である。紙基材としては、紙のみからなる厚紙や紙製シートに各種樹脂をコーティング又は樹脂製シートを張り合わせた合成紙等が例示できる。なお、紙基材には、内容物の商品名や各種デザインなどを表示する印刷を設けることができる。以下、台紙11は、不透明な紙基材から構成されるものとして説明する。
図4に示すように、台紙11は、紙基材11zを箱型に組み立てて形成できる。紙基材11zでは、例えば、右側面部15が15Aと15Bとで構成され、差し込み片19を有する側面部15Aが前面部13に、差し込み孔20を有する側面部15Bが後面部16にそれぞれ繋がって設けられている。また、紙基材11zには、上下方向に沿って複数の罫線21a,21b,22a,22bが形成されている。そして、紙基材11zを各罫線で折り曲げ、差し込み片19を差し込み孔20に差し込むことで、前面部13と後面部16とが対向し、左側面部14と右側面部15とが対向した形態となる。上面部17は、17Aと17Bとで構成され、差し込み片23Aを差し込み孔23Bに差し込むことで形成される。この差し込みの際に、上面部17Bは内部空間に押し込まれる。また、下面部18は、18Aと18Bとで構成され、差し込み片24Bを差し込み孔24Aに差し込むことで形成される。この差し込みの際に、下面部18Aは内部空間に押し込まれる。このようにして、台紙11は、接着剤や粘着テープを用いることなく箱型に形成されている。但し、差し込み片、差し込み孔の代わりに接着部を設けて箱型に形成してもよい。
上面部17及び下面部18を構成する17A,17B,18A,18Bのうち、上面部17B及び下面部18Aは、台紙11を箱型に形成した際に内部空間に押し込まれる。そして、上面部17B及び下面部18Aは、両側面部14,15に接触し、両側面部14,15の間に挟まれて配置され、上記のように補強部として機能する。つまり、両側面部14,15の間で上面部17B及び下面部18Aが突っ張って、両側面部14,15が筒状シュリンクフィルム12の熱収縮により内側に折れ曲がる又は湾曲するのを防止する。また、本実施形態では、上面部17B及び下面部18Aと、両側面部14,15とが互いに略直交して配置されているため補強機能に優れる。一方、上面部17A及び下面部18Bは、通常、両側面部14,15の間に挟まれて配置されないため補強機能を有さない。なお、上面部17B及び下面部18Aは、台紙11を箱型に形成した段階で両側面部14,15に接触していてもよいし、箱型に形成した段階では両側面部14,15との間に僅かな隙間があり、筒状シュリンクフィルム12を熱収縮させた段階で両側面部14,15に接触してもよい。
なお、各壁面部の境界は明確に区別できなくてもよいが、台紙11では、罫線21a,28aと罫線21b,28bとの間が前面部13であり、罫線22aと罫線22bとの間が後面部16である。そして、前面部13の幅方向両側から後方に向かって延び、前面部13と後面部16とを繋ぐ壁面部が左側面部14及び右側面部15である。このように、包装体10は、罫線22aと罫線22bとを介して両側面部14,15が後面部16と繋がっているので、左側面部14及び右側面部15が筒状シュリンクフィルム12の熱収縮により内側に折れ曲がる又は湾曲するのが確実に防止される。
包装体10は、上記のように、前面部13の表面と筒状シュリンクフィルム12との間にカミソリ200を配置して包装する。前面部13には、カミソリ200を保持するための構造として挿入口25zが形成されている。また、前面部13には、湾曲部30が形成されている。台紙11において、挿入口25zは前面部13の上部に形成されており、湾曲部30は挿入口25zの下に形成されている。
挿入口25zは、カミソリ200のヘッド202が挿入される開口部である。挿入口25zは、前面部13に切り込まれた2本のカット線26,27により形成されている。より詳しくは、幅方向に延びたカット線26,27と、前面部13の上端から上下方向に延びた罫線28a,28bとに囲まれた部分である折り込み部25が、後方に押し込まれることで挿入口25zが形成される。なお、折り込み部25は、ヘッド202を挿入する前に押し込まれていてもよいし(図3参照)、ヘッド202の挿入により押し込まれてもよい。
カット線26,27は、上下方向に対して、少なくともヘッド202が挿入可能な間隔をあけて形成される。カット線26は幅方向に略平行であり、カット線27はその中間部が下方に向かって凸となるように湾曲している。即ち、カット線26,27の間隔は、カット線の両端に近づくほど狭くなっている。そして、カット線26,27の左端が罫線28aに、カット線26,27の右端が罫線28bにそれぞれ繋がっている。
罫線28a,28bは、少なくともヘッド202が挿入可能な間隔をあけて形成される。罫線28a,28bの間隔は、湾曲部30の両側に形成された罫線21a,21bの間隔よりも広く、このため、前面部13の上端部からカット線26までの部分13x(以下、「前面上部13x」とする)が前方に向かって膨出するように湾曲している。一方、折り込み部25は、その幅方向中央部に形成された罫線29a、及び罫線28a,28bで折り曲げられて後方に押し込まれる。
挿入口25zに挿入されたヘッド202は、湾曲部30の上端部に引っ掛けられ、前面上部13xと湾曲部30とに挟まれて上下方向に対する動きが拘束されている。また、挿入口25zの開口寸法が横方向中央部よりも両端部で狭くなっている。これにより、ヘッド202の横方向に対する動きも抑えることができる。
湾曲部30は、後方に向かって凸となるように湾曲した部分である。具体的には、前面部13に切り込まれた2本のカット線27,31と、罫線21a,21bとに囲まれた部分である。湾曲部30の幅方向中央部にはカミソリ200の柄201が接触しており、湾曲部30の表面と筒状シュリンクフィルム12との間にカミソリ200を収容可能な隙間である収容部32が形成されている。
湾曲部30は、柄201が接触している幅方向中央部において、最も大きく後方に膨出している。即ち、湾曲部30の幅方向中央部に後方への最大膨出部が存在する。湾曲部30は、前面部13の全幅にわたって湾曲しており、幅方向両側がカミソリ200よりも前方に位置する。これにより、筒状シュリンクフィルム12と共に断面視(フィルムの径方向に沿って包装体10を切断した)略半円状乃至三日月状の収容部32を形成している(図2参照)。なお、本実施形態では、後述するように、柄201の一部が湾曲部30の幅方向両側よりも前方に位置している。
カット線31は、罫線21aから罫線21bにわたって直線状に且つ幅方向に対して略平行に形成されている。より詳しくは、前面部13の下端部から10〜50mm程度上方であって、ヘッド202が挿入口25zに挿入された状態で柄201の他端部(ヘッド202と反対側の端部)よりも上方となる位置に形成されている。そして、包装体10では、柄201の他端部が、湾曲部30と前面部13の下端部からカット線31までの部分13y(以下、「前面下部13y」とする)との間に挿入されている。なお、前面部13の湾曲を容易にするために、湾曲部30の下端部の幅方向中央から5〜30mm程度の長さで上下方向に沿った罫線29bが形成されている。また、前面部13の湾曲を容易にするために、例えば、湾曲部30の下端部の幅方向両側に切込み等を設けてもよい(図示せず)。
筒状シュリンクフィルム12は、熱収縮により台紙11の形状に追従して装着されている。具体的には、台紙11の前面部13、左側面部14、右側面部15、及び後面部16の全体と、上面部17、及び下面部18の周縁とを覆って筒状シュリンクフィルム12が装着されている。かかる装着形態により、台紙11の保形性が良好となり、筒状シュリンクフィルム12の位置ずれや抜けの発生が防止される。また、カミソリ200の脱落を防止することができる。なお、包装体10は、カミソリ200をセットした台紙11に、図5に示す筒状シュリンクフィルム12zを被嵌して熱収縮させることにより得られる。
筒状シュリンクフィルム12zには、従来公知の一軸又は二軸延伸されたフィルムを用いることができる。なお、フィルムを通してカミソリ200が見えるように、例えば、無色透明なフィルムが用いられる。但し、カミソリ200が見える範囲において、着色されたフィルムや印刷層が形成されたフィルムを用いてもよい。
筒状シュリンクフィルム12zは、例えば、延伸処理されたフィルムの端縁同士を、有機溶剤や接着剤を用いて、又は熱溶着により接合(所謂センターシール)して作製される。筒状シュリンクフィルム12zは、センターシールにより形成されたセンターシール部33を有し、これにより筒形状が維持されている。また、筒状シュリンクフィルム12zには、包装体10からカミソリ200を取り出す際にフィルムを破断するためのミシン目線34を設けることができる。
上記のように、包装体10では、台紙11にカミソリ200をセットすることにより、前面部13の一部が後方に向かって膨出するように湾曲して湾曲部30が形成される。具体的には、ヘッド202を挿入口25zに挿入し、湾曲部30と前面下部13yとの間に柄201の他端部を挿入することにより、柄201に押されて湾曲部30が形成され、湾曲部30と筒状シュリンクフィルム12との間に収容部32が形成される。また、湾曲部30の湾曲形状は、台紙11が筒状シュリンクフィルム12により締め付けられることで安定に維持される。つまり、包装体10では、台紙11、筒状シュリンクフィルム12、及び被包装物であるカミソリ200によって、収容部32が形成されているといえる。
また、包装体10では、挿入口25zにヘッド202が挿入され、ヘッド202が前面部13の後方に突出している。但し、台紙11は、左側面部14、右側面部15、後面部16等を有し、箱型に形成されているため、ヘッド202は各壁面部に囲まれた内部空間に位置している。このため、包装体10は、筒状シュリンクフィルム12がヘッド202に接触することなく装着された包装形態を有する。
一方、筒状シュリンクフィルム12は、ヘッド202を除くカミソリ200の一部に接触して装着されていてもよい。図1に例示する形態では、シュリンクフィルム12の鎖線円で示す部分が柄201の一部に接触している。筒状シュリンクフィルム12が突出部を除く、被包装物の一部に接触して装着されることにより、意匠性や安全性を損なうことなく、被包装物をより安定に保持することができる。
以上のように、包装体10は、湾曲部30の表面と透明な筒状シュリンクフィルム12との間に形成された収容部32を有する。包装体10は、台紙11と筒状シュリンクフィルム12とで構成される簡素化されたシンプルな構造でありながら、カミソリ200の良好なディスプレイ性を有し、またカミソリ200の形状がフィルム上に大きく浮き上がることがなく意匠性や取り扱い性に優れる。さらに、包装体10によれば、従来の包装体よりも包装材料の使用量を削減することができ、コストダウンや環境負荷の低減を実現できる。
<第2の実施形態>
以下、図6及び図7を参照しながら、本発明に係る第2の実施形態である包装体50について詳説する。以下では、上記実施形態と同様の構成要素には同じ名称を使用して重複する説明を省略し、上記実施形態との相違点を詳細に説明する(第3〜5の実施形態についても同様)。
図6は、包装体50を示す前方斜視図(筒状シュリンクフィルム52にドットハッチングを付する)、図7は、台紙51の展開図である。
包装体50は、包装体10と同様に、台紙51と、筒状シュリンクフィルム52と、被包装物であるカミソリ200とを備える。そして、包装体50は、湾曲部67の表面と筒状シュリンクフィルム52との間に形成された収容部69にカミソリ200を収容して包装する。なお、カミソリ200のヘッド202は、折り込み部62を押し込んで形成された挿入口62zに挿入されており、筒状シュリンクフィルム52はヘッド202に接触することなく装着されている。
一方、台紙51は、包装体10と異なり、壁面部として、前面部53、湾曲面部54、上面部55、及び下面部56を有する。湾曲面部54は、後方に向かって凸となるように湾曲して、前面部53の幅方向両端に繋がっている。湾曲面部54は、台紙11の左側面部14及び右側面部15が後方で一体となった壁面部であって、台紙11のような罫線が存在せず、全体が湾曲して特に後端の曲率が大きくなった曲面形状を有する。また、上面部55及び下面部56は後端に頂点を有する略三角形状を呈している。
台紙51は、紙基材51zを箱型に組み立てて形成できる。紙基材51zには、挿入口62z及び湾曲部67を形成するカット線63,64,68が切り込まれている。紙基材51zでは、湾曲面部54が54Aと54Bとで構成され、紙基材51zを罫線59a,59b,65a,65bで折り曲げて差し込み片57を差し込み孔58に差し込むことで、後方に向かって膨出するように湾曲した湾曲面部54が形成される。上面部55は、55Aと55Bとで構成され、差し込み片60を2つの上面部55Bの間に差し込むことで形成される。この差し込みの際に、上面部55Bは内部空間に押し込まれる。また、下面部56は、56Aと56Bとで構成され、差し込み片61を2つの下面部56Bの間に差し込むことで形成される。この差し込みの際に、下面部56Bは内部空間に押し込まれる。この場合、上面部55B及び下面部56Bは内部空間に押し込まれているが、両側面部14,15に接触せず、両側面部14,15が変形しないように突っ張ることができない。即ち、上面部55及び下面部56は、通常、補強部として機能しない。但し、例えば、2つの上面部55Bが互いに係合する形態とすれば、2つの上面部55Bが合わさって一体となり補強機能を奏する。つまり、一体となった上面部55Bは、両側面部14,15に接触し、両側面部14,15の間で突っ張って、両側面部14,15が筒状シュリンクフィルム12の熱収縮により内側に折れ曲がる又は湾曲するのを防止する。
以上のように、包装体50は、包装体10と台紙の形状が異なり、それに伴って筒状シュリンクフィルムの形状も異なるが、カミソリ200の保持構造及び包装形態は包装体10と同様である。
<第3の実施形態>
以下、図8及び図9を参照しながら、本発明に係る第3の実施形態である包装体80について詳説する。
図8は、包装体80を示す前方斜視図、図9は、包装体80を示す後方斜視図である(筒状シュリンクフィルム82にドットハッチングを付する)。
包装体80は、他の実施形態と同様に、台紙81と、筒状シュリンクフィルム82と、被包装物であるカミソリ200とを備えるが、台紙81が、前面部83、左側面部84、及び右側面部85のみから構成され、後方、上方、及び下方に壁面部を有さない点で異なる。そして、包装体80では、後方からカミソリ200のヘッド202が見えている。また、ヘッド202が挿入される挿入口86zは、紙基材が切断除去されて形成されており、挿入口86zの下には、2段の湾曲部87,88が形成されている。
台紙81の左側面部84及び右側面部85は、他の実施形態と同様に、前面部83の幅方向両側から後方に向かって延設されている。なお、左側面部84及び右側面部85は、挿入口86zに挿入されて後方に突出したヘッド202の位置よりも後方にわたって延設しており、筒状シュリンクフィルム82がヘッド202に接触することを防止している。さらに、包装体80では、左側面部84と右側面部85との間に配置されたカミソリ200の付属物である替え刃セット203が設けられている。替え刃セット203は、左側面部84及び右側面部85が筒状シュリンクフィルム82の熱収縮により内側に折れ曲がることを防止する補強部(保形手段)として機能する。なお、包装体80は、2段の湾曲部87,88の表面と筒状シュリンクフィルム82との間に形成された収容部89を有する。
なお、包装体80に収容する被包装物の種類によって、付属物(補強部)の形態も適宜変更される。
<第4の実施形態>
以下、図10を参照しながら、本発明に係る第4の実施形態である包装体100について詳説する。
図10は、包装体100を示す前方斜視図である(筒状シュリンクフィルム102にドットハッチングを付する)。
包装体100は、台紙101と、筒状シュリンクフィルム102と、被包装物である歯ブラシ300とを備える。包装体100は、吊り下げ陳列を可能とする吊り下げ帯105を有し、例えば、歯ブラシ300の長手方向が鉛直方向に沿うように吊り下げ陳列される。台紙101は、歯ブラシ300が表面に接する前面部のみから構成されており、歯ブラシ300の全長よりも長い寸法(上下方向長さ)を有する。
台紙101は、上半部が後方に向かって凸となるように湾曲し、下半部が平坦な形状を有している。上半部に形成された湾曲部103は、下半部に形成された平坦部104よりも幅広であり、筒状シュリンクフィルム102を取り外すと、台紙101は略しゃもじ型を呈する。つまり、歯ブラシ300の幅方向両側に位置する部分が筒状シュリンクフィルム102の熱収縮により湾曲して湾曲部103が形成されている。なお、湾曲部103の幅方向両側は、歯ブラシ300のヘッド302よりも前方に延出している。
筒状シュリンクフィルム102は、湾曲部103の全体を覆い、平坦部104の中間部にわたって装着されている。筒状シュリンクフィルム102は、軸方向一端部が接合されて閉じられ、軸方向他端部が開口した形態を有する。そして、当該開口部から歯ブラシ300の柄301が延出している。かかる装着形態により、湾曲部103と筒状シュリンクフィルム102との間に収容部106が形成され、歯ブラシ300は、ヘッド302が筒状シュリンクフィルム102に接触することなく包装される。また、ヘッド302が湾曲部103により両側から挟まれ、柄301の下部が筒状シュリンクフィルム102によって平坦部104に強く押し付けられているため、歯ブラシ300は安定に支持される。
包装体100の収容部106は、例えば、台紙101を後方に向かって凸となるように予め湾曲させた状態で、筒状シュリンクフィルム102を、湾曲部の幅方向両側においてフィルムが直線状に張るまで熱収縮させることによって形成される。
<第5の実施形態>
以下、図11及び図12を参照しながら、本発明に係る第5の実施形態である包装体120について詳説する。
図11は、包装体120を示す前方斜視図、図12は、包装体120を示す正面図である(筒状シュリンクフィルム122にドットハッチングを付する)。
包装体120は、台紙121と、筒状シュリンクフィルム122と、歯ブラシ300とを備える。台紙121は、台紙101と同様に、上半部に形成された湾曲部123と、下半部に形成された平坦部124とを含み、湾曲部123と筒状シュリンクフィルム122との間に歯ブラシ300の収容部129が形成された主部125を有する。
一方、台紙121は、主部125の周囲に設けられた枠部126を有する点で台紙101と異なる。包装体120では、台紙121に形成されたカット線127により主部125と枠部126とが分離され、主部125のみに筒状シュリンクフィルム122が装着されている。カット線127は、ヘッド302の周りを囲み、柄301の長手方向中間部にわたって平面視略しゃもじ型に形成されている。また、柄301の下端部からやや上方にカット線128が形成されており、柄301の下端部が、台紙121の裏面側に当接して安定に支持されている。なお、カット線127と128とは連続しておらず、これにより、主部125と枠部126とが繋がっている。また、包装体120は、枠部126に形成された吊り下げ孔128を有し、例えば、歯ブラシ300の長手方向が鉛直方向に沿うように吊り下げ陳列される。包装体120は、被包装物の収容部129が形成された主部125に加えて枠部126を有するので、シンプルな構造でありながら、表示面積が大きく、良好なディスプレイ性を有する。
上記実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で適宜設計変更することができる。
例えば、上記実施形態では、前面部の一部が後方に向かって湾曲した台紙を例示したが、台紙は、前面部の全体が湾曲した形状であってもよい。
<第1の実施形態>
10 包装体、11 台紙、11z 紙基材、12 筒状シュリンクフィルム、13 前面部、14 左側面部、15,15A,15B 右側面部、16 後面部、17,17A,17B 上面部、18,18A,18B 下面部、19,23A,24B 差し込み片、20,23B,24A 差し込み孔、21a,21b,22a,22b,28a,28b,29a,29b 罫線、25 折り込み部、25z 挿入口、26,27,31 カット線、30 湾曲部、32 収容部、33 センターシール部、34 ミシン目線、200 カミソリ、201 柄、202 ヘッド。
<第2,3の実施形態>
50,80 包装体、51,81 台紙、51z 紙基材、52,82 筒状シュリンクフィルム、53,83 前面部、54,54A,54B 湾曲面部、55,55A,55B 上面部、56,56A,56B 下面部、57,60A,61A 差し込み片、58 差し込み孔、59a,59b,65a,65b 罫線、66 折り込み部、66z,86z 挿入口、63,64,68,87,88,91,92 カット線、67,87,88 湾曲部、69,89 収容部、84 左側面部、85 右側面部、203 替え刃セット、204 刃。
<第4,5の実施形態>
100,120 包装体、101,121 台紙、102,122 筒状シュリンクフィルム、103,123 湾曲部、104,124 平坦部、105 吊り下げ帯、125 主部、126 枠部、127,128 カット線、129 吊り下げ孔、300 歯ブラシ、301 柄、302 ヘッド、303 毛束。

Claims (4)

  1. 少なくとも前面部が形成された台紙と、
    前記台紙の前記前面部を覆って装着された筒状シュリンクフィルムと、
    を備え、
    前記前面部の少なくとも一部が後方に向かって凸となるように湾曲して、該湾曲部分と前記筒状シュリンクフィルムとの間に被包装物を収容する収容部が形成されたことを特徴とする包装体。
  2. 請求項1に記載の包装体において、
    前記湾曲部分は、前記筒状シュリンクフィルムを熱収縮させることにより前記前面部の少なくとも一部が湾曲して形成されていることを特徴とする包装体。
  3. 請求項1又は2に記載の包装体において、
    前記台紙は、前記前面部の両側から後方に延設された側面部を有し、
    前記側面部同士の間に補強部が設けられていることを特徴とする包装体。
  4. 請求項3に記載の包装体において、
    前記台紙は、前記補強部として、上面部及び下面部を有し、
    前記上面部及び前記下面部は、前記各側面部に接触し、前記各側面部の間に挟まれて配置されることを特徴とする包装体。
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