JP2017001727A - 部品包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子部品や機械部品を個包装することができ、小売店でバラ売りするような部品に使用することもできる部品包装容器を提供する。【解決手段】電子部品30又は機械部品を収納する収容部12を凹設した本体11と、前記本体11に貼り付けられて前記収容部12を覆うカバーテープ20と、を備える。前記本体11に所定間隔で複数の収容部12を設けるとともに、前記複数の収容部12の間に脆弱な折り取り部13を設け、前記折り取り部13で前記部品包装容器10を折り曲げることで前記収容部12を切り離し可能とした。【選択図】図1
Description
この発明は、電子部品又は機械部品を包装することができる部品包装容器に関する。
この種の電子部品の包装容器として、例えば特許文献1には、電子部品を収納する包装部材と、この包装部材に収納された電子部品の飛び出しを防止するために包装部材の上面に貼り付けられたトップテープとからなる電子部品の包装容器が開示されている。こうした包装容器に包装された電子部品は、例えば工場などで開封されて基板などに実装される。
上記した従来の包装容器は、工場などで大量に使用する電子部品を包装するものであったため、個別に開封することを考慮したものではなかった。このため、上記した従来の包装容器は、例えば小売店でバラ売りするような部品に使用するに適していなかった。
本発明者は、上記したような従来の包装容器を、バラ売りが想定されるような部品の包装容器に応用できないかを検討した。上記したような従来の包装容器をバラ売り部品の包装に応用できれば、部品を個包装できるので輸送の際に傷が付きにくいなどの効果を得ることができる。
そこで、本発明は、電子部品や機械部品を個包装することができ、小売店でバラ売りするような部品に使用することもできる部品包装容器を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、電子部品又は機械部品を収納する収容部を凹設した本体と、前記本体に貼り付けられて前記収容部を覆うカバーテープと、を備えた部品包装容器であって、前記本体に所定間隔で複数の前記収容部を設けるとともに、前記複数の収容部の間に脆弱な折り取り部を設け、前記折り取り部で前記部品包装容器を折り曲げることで前記収容部を切り離し可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記カバーテープに、剥離用に前記本体の側部からはみ出させたはみ出し部を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記本体には、前記収容部の連設方向に沿って少なくとも片側に複数の送り孔が所定間隔で設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記カバーテープは、前記収容部の連設方向に沿って両側に直線状に設けられた溶着部において、前記本体に溶着されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、前記本体に所定間隔で複数の前記収容部を設けるとともに、前記複数の収容部の間に脆弱な折り取り部を設け、前記折り取り部で前記部品包装容器を折り曲げることで前記収容部を切り離し可能とした。このような構成によれば、収容部に部品を個包装することができるとともに、折り取り部で収容部を切り離せば、小売店で部品をバラ売りすることもできる。このように収容部に部品を個包装することができるので、輸送中に部品同士が衝突して傷が付いたり、輸送中に部品が動くことで雌雄一組の部品のネジが外れてしまったり、といった問題が生じない。また、収容部を切り離すだけでバラ売りができるので、部品を取り出して一つずつ袋に入れたりする必要もなく、手間をかけずにバラ売りすることができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記カバーテープに、剥離用に前記本体の側部からはみ出させたはみ出し部を設けた。このような構成によれば、はみ出し部を持ってめくればカバーテープを容易にはがすことができるので、収容部から容易に部品を取り出すことができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記本体には、前記収容部の連設方向に沿って少なくとも片側に複数の送り孔が所定間隔で設けられている。このような構成によれば、部品の包装作業を容易に機械化・自動化することができる。すなわち、送り孔を使用して機械で本体を送ることができるので、機械による流れ作業によって部品を包装することができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記カバーテープは、前記収容部の連設方向に沿って両側に直線状に設けられた溶着部において、前記本体に溶着されている。このような構成によれば、長手方向に溶着するだけで部品を包装でき、言い換えると短手方向に溶着する必要がないので、溶着作業が少なくても済む。また、機械による流れ作業によって部品を包装する場合には、流れ方向に沿って溶着すればよいので、機械が複雑化せず、コストを下げることができる。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る部品包装容器10は、電子部品30や機械部品を包装するためのものであり、図1に示すように、本体11と、カバーテープ20と、を備える。
本体11は、図1に示すような樹脂製の長尺部材である。この本体11には、長手方向に所定間隔で複数の収容部12が設けられている。この収容部12は、電子部品30などの部品を収納するためのものであり、本体11の表面に凹設されている。収容部12は、収容部12に収容する部品の大きさに合わせた形状及び大きさで形成されている。このため、部品を収容部12内に配置したときに、収容部12の中で部品がほとんど動かないように保持される。
本実施形態に係る部品包装容器10は、形状の異なる複数種類の収容部12を備えている。具体的には、第1収容部12aと第2収容部12bとの2種類の収容部12を備えている。この2種類の収容部12は、短手方向に並べて配設されており、2つの収容部12で1セットとなっている。そして、この1セットの収容部12が、長手方向に所定間隔で複数設けられている。この1セットの収容部12には、セットで使用される部品(またはセットで販売される部品)が収容されている。なお、本実施形態においては2つの収容部12で1セットとしたが、これに限らず、1つの収容部12のみで1セットとしてもよいし、3つ以上の収容部12を1セットとしてもよい。
上記した1セットの収容部12の間には、図1に示すように、脆弱な折り取り部13が設けられている。本実施形態においては、本体11にミシン目を入れることで折り取り部13を形成している。なお、折り取り部13の形態としては、ミシン目に限らず、例えば薄肉にすることで折り取り部13を形成してもよい。この折り取り部13は1セットの収容部12を切り離し可能とするためのものであり、折り取り部13で部品包装容器10を折り曲げることで切り離しができるようになっている。
また、本体11の両側の側部11a、11b付近には、複数の送り孔14が所定間隔で貫通形成されている。この送り孔14は、本体11の長手方向、すなわち、1セットの収容部12が連設される方向に沿って設けられている。この送り孔14は、本体11を機械送りするための係合部である。具体的には、部品を包装するときに、この送り孔14にギアを係合させて回転させることにより、本体11をラインに沿って輸送する。このように輸送した本体11の収容部12に部品を順番に収容していき、カバーテープ20で収容部12を覆うことで、機械による流れ作業によって部品を包装する。
カバーテープ20は、本体11に貼り付けられて収容部12を覆うための樹脂製のフィルムである。このカバーテープ20は、図1に示すように、本体11に対してずらして貼り付けられる。具体的には、図3等に示すように、本体11の一方の側部11aのよりも内側に一方の端縁20aがくるようになっており、かつ、本体11の他方の側部11bのよりも外側に他方の端縁20bがくるようになっている。他方の端縁20bは本体11の側部11bからはみ出しており、このはみ出した端縁20bがカバーテープ20を剥離するためのはみ出し部21を構成している。
このカバーテープ20は、収容部12の両側に設けられた溶着部22、23において、本体11に溶着されている。この溶着部22、23は、本体11の長手方向、すなわち、1セットの収容部12が連設される方向に沿って直線状に設けられている。溶着部22、23は収容部12の両側に平行に設けられており、これにより収容部12の両側でカバーテープ20を固定し、収容部12内に収容した部品が外に出ないようにしている。
このカバーテープ20は、本体11の長手方向に延在する溶着部22、23のみで本体11に溶着されている。言い換えると、この溶着部22、23に直交する方向(本体11の短手方向、すなわち図1における左右方向)には溶着されていない。このため、折り取り部13で部品包装容器10を切り離したときには、この折り取り部13付近が溶着されておらず、収容部12が密閉されていない状態である。しかしながら、本実施形態に係る部品包装容器10は電子部品30や機械部品を収納するためのものであるため、収容部12を密閉する必要はない。むしろ、溶着箇所を減らすことで、製造コストが減少し、カバーテープ20のはがしやすさが向上するというメリットがある。
なお、本実施形態においては、カバーテープ20にもミシン目が設けられている。このミシン目は本体11のミシン目に沿って設けられている。カバーテープ20にミシン目を設けることで、本体11を折り取り部13で折り曲げたときに、この折り取り部13に沿ってカバーテープ20も一緒に切り離しやすくなっている。
上記した部品包装容器10で部品を包装する場合には、図2に示すように、収容部12に部品を配置し、収容部12を覆うようにカバーテープ20を配置する。その後、収容部12の両側を溶着させることにより本体11にカバーテープ20を貼り付ける。最後にミシン目を入れることで折り取り部13を形成する。
このように部品を包装した部品包装容器10は、図3に示すように、折り取り部13で折り曲げることで1セットごとに切り離すことができる。
このように部品を包装した部品包装容器10は、図3に示すように、折り取り部13で折り曲げることで1セットごとに切り離すことができる。
例えば、小売店まで輸送するときや小売店で保管するときには、本体11をリール状に巻回した状態で箱に収納しておけばよい。このように長尺の本体11をまとめて管理することで部品の取扱いや在庫管理が容易となる。また、部品をバラ売りしたい場合には、折り取り部13で切り離してお客様に渡せばよい。部品包装容器10ごとお客様に渡せば、部品がばらばらにならないように袋に入れたり、傷付かないように緩衝材で包んだりといった作業も必要ないので、スムーズに販売することができる。
また、このようにバラ売りされた部品を部品包装容器10から取り出すときには、はみ出し部21を持つことでカバーテープ20を容易に剥離することができる。すなわち、図3等に示すように、本体11の側部11bからはみ出したはみ出し部21を持って上に引き上げれば、溶着部22、23の接着がはがれてカバーテープ20を取り除くことができる。カバーテープ20を取り除くことで、収容部12が露出し、部品を取り出すことができる。
なお、上記した実施形態においては、電子部品30を収容部12に収容することとしたが、これに限らず、例えばネジなどの機械部品を収容部12に収容してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、本体11に所定間隔で複数の収容部12を設けるとともに、前記複数の収容部12の間に脆弱な折り取り部13を設け、前記折り取り部13で前記部品包装容器10を折り曲げることで前記収容部12を切り離し可能とした。このような構成によれば、収容部12に部品を個包装することができるとともに、折り取り部13で収容部12を切り離せば、小売店で部品をバラ売りすることもできる。このように収容部12に部品を個包装することができるので、輸送中に部品同士が衝突して傷が付いたり、輸送中に部品が動くことで雌雄一組の部品のネジが外れてしまったり、といった問題が生じない。また、収容部12を切り離すだけでバラ売りができるので、部品を取り出して一つずつ袋に入れたりする必要もなく、手間をかけずにバラ売りすることができる。
また、前記カバーテープ20に、剥離用に前記本体11の側部11bからはみ出させたはみ出し部21を設けた。このような構成によれば、はみ出し部21を持ってめくればカバーテープ20を容易にはがすことができるので、収容部12から容易に部品を取り出すことができる。
また、前記本体11には、前記収容部12の連設方向に沿って両側に複数の送り孔14が所定間隔で設けられている。このような構成によれば、部品の包装作業を容易に機械化・自動化することができる。すなわち、送り孔14を使用して機械で本体11を送ることができるので、機械による流れ作業によって部品を包装することができる。
なお、上記した実施形態においては、本体11の両側に複数の送り孔14を設けているが、本発明の実施形態としてはこれに限らず、少なくとも片側に複数の送り孔14が設けられていればよい。片側にだけ送り孔14を設けた場合でも、この送り孔14を使用して機械送りを行うことができる。
また、前記カバーテープ20は、前記収容部12の連設方向に沿って両側に直線状に設けられた溶着部22、23において、前記本体11に溶着されている。このような構成によれば、長手方向に溶着するだけで部品を包装でき、言い換えると短手方向に溶着する必要がないので、溶着作業が少なくても済む。また、機械による流れ作業によって部品を包装する場合には、流れ方向に沿って溶着すればよいので、機械が複雑化せず、コストを下げることができる。
10 部品包装容器
11 本体
11a、11b 側部
12 収容部
12a 第1収容部
12b 第2収容部
13 折り取り部
14 送り孔
20 カバーテープ
20a、20b 端縁
21 はみ出し部
22、23 溶着部
30 電子部品
11 本体
11a、11b 側部
12 収容部
12a 第1収容部
12b 第2収容部
13 折り取り部
14 送り孔
20 カバーテープ
20a、20b 端縁
21 はみ出し部
22、23 溶着部
30 電子部品
Claims (4)
- 電子部品又は機械部品を収納する収容部を凹設した本体と、
前記本体に貼り付けられて前記収容部を覆うカバーテープと、
を備えた部品包装容器であって、
前記本体に所定間隔で複数の前記収容部を設けるとともに、前記複数の収容部の間に脆弱な折り取り部を設け、前記折り取り部で前記部品包装容器を折り曲げることで前記収容部を切り離し可能としたことを特徴とする、部品包装容器。 - 前記カバーテープに、剥離用に前記本体の側部からはみ出させたはみ出し部を設けたことを特徴とする、請求項1記載の部品包装容器。
- 前記本体には、前記収容部の連設方向に沿って少なくとも片側に複数の送り孔が所定間隔で設けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載の部品包装容器。
- 前記カバーテープは、前記収容部の連設方向に沿って両側に直線状に設けられた溶着部において、前記本体に溶着されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015119912A JP2017001727A (ja) | 2015-06-15 | 2015-06-15 | 部品包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015119912A JP2017001727A (ja) | 2015-06-15 | 2015-06-15 | 部品包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017001727A true JP2017001727A (ja) | 2017-01-05 |
Family
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JP2015119912A Pending JP2017001727A (ja) | 2015-06-15 | 2015-06-15 | 部品包装容器 |
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2015
- 2015-06-15 JP JP2015119912A patent/JP2017001727A/ja active Pending
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