JP2003229447A - ボンディングワイヤ用スプールケース - Google Patents

ボンディングワイヤ用スプールケース

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い力を必要とせず簡単に、しかも巻回され
たボンディングワイヤを損傷することなく安全に、スプ
ールを取り出すことができるうえ、内容物の良好な視認
性及び識別性を有するスプールケースを提供する。 【解決手段】 ボンディングワイヤが巻回されたスプー
ル10を内部に収納保持するスプールケースであって、
ケース本体11はスプール10の一端開口部を嵌合保持
するスプール保持部15を有する底板部14と、スプー
ル保持部15の外側に配置され、嵌合保持されたスプー
ル10とほぼ同じ高さを有する保護周壁部13とを備え
ている。このケース本体11の外側から、熱収縮フィル
ムが収縮シールしたカバー12が覆っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の電極
と外部リードとの結線に用いるボンディングワイヤを収
納保持するためのスプールケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボンディングワイヤは円筒状
のスプールに多層に巻かれ、スプールケース内に収納し
た状態で、移送及び保管されている。一方、ワイヤボン
ディング時には、スプールケースからボンディングワイ
ヤをスプールごと人手により取り出している。
【0003】従来のスプールケースは、例えば実開昭5
4−103747号公報や特開平7−86326号公報
等に記載されるように、プラスチックを成形して形成し
た容器本体1と蓋体2とで構成されている。この容器本
体1に蓋体2を嵌合固定することにより、その内部にス
プールに巻回したボンディングワイヤをほぼ気密状態に
収納保持するようになっている。
【0004】具体的には、例えば図9及び図10に示す
ように、容器本体1は1枚のプラスチックシートを成形
したものであり、略正方形の底板部4と、その上に隆起
して形成された突出外縁部3とを備えると共に、底板部
4のほぼ中央部にスプールの一端開口部を嵌合保持する
スプール保持部6aが隆起して形成してある。一方、蓋
体2は周壁部5を有し、この周壁部5が容器本体1の突
出外周部3に嵌合することにより、蓋体2が容器本体1
に固定されるようになっている。
【0005】尚、蓋体2の天井部内側には底板部4のス
プール保持部6aよりも小径のスプール保持部6bが設
けてあり、スプールの他端開口部を挿入してガイドする
と共に、蓋体2を開けたときスプールが底板部4のスプ
ール保持部6aに保持されるようになっている。また、
底板部4の突出外縁部3は一部が円弧状をなし、その近
傍で外側に突き出た底板部4の部分は指先で保持するた
めの保持片4a、4aとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記スプールケース内
に収納されたスプールを取り出す際には、片方の手で容
器本体1の保持片4a、4aを保持しながら、もう一方
の手で蓋体を掴んで両者を引き離していた。しかし、容
器本体1と蓋体2はほぼ気密状態に嵌合固定されている
ため、引き離しが容易ではなく、強い力を必要とするう
え、蓋体2を開けた時の反動でスプールが飛び出し、そ
れに巻かれているボンディングワイヤが損傷する事態も
稀ではあるが起きていた。
【0007】特に、ケース本体や蓋体がプラスチック製
であるため、成形時の仕上がり寸法のバラツキがあるう
え、繰返し使用による磨耗、変質、変形、劣化などによ
り容器本体と蓋体の組合せに寸法が変わりやすい。その
ため容器本体と蓋体の嵌合力ないし係止力が一定せず、
蓋体の取り外し時の反動が大きくなり、スプールが飛び
出して脱落することがあった。
【0008】また、図11に示すように、容器本体1は
両端部の保持片4a、4aを中心に把持されるのに対し
て、蓋体2は通常その中央部を掴むことになるので、蓋
体2は容器本体1に対して垂直上方に引き上げられるの
ではなく、ある角度をもって斜めに引き上げられること
が多かった。このように蓋体2が容器本体1に対して斜
めに引き離されると、蓋体2の下端縁が容器本体1に保
持されているスプール10に巻き付けたボンディングワ
イヤ(図示せず)に接触し、その表面を傷つけやすいと
いう問題があった。
【0009】尚、スプールケースは比較的変形しやすい
プラスチックであるため、嵌合状態で突出外縁部3より
も若干上方の蓋体2の周壁部4を指で押して変形させ、
滑らせるように蓋体2を引き離すことも行われてきた。
しかしながら、この方法は、蓋体2を強く押しすぎると
内部に収納されているボンディングワイヤを誤って損傷
させる危険があるため望ましい方法とは言い難い。
【0010】更には、上記した蓋体2を斜め方向に引き
離す操作や、蓋体2の周壁部4を押して引き離す操作
は、突出外縁部3や周壁部4に無理な力が働くため、容
器本体1や蓋体2の寿命を縮めやすく、繰返し使用でき
る期間が短くなるなどの問題もあった。
【0011】また、蓋体は比確的厚い無色透明プラスチ
ックシートを真空熱成形して形成されるが、繰返し使用
による傷などで透明度が劣化するため、内容物であるボ
ンディングワイヤの視認性が次第に低下するという問題
があった。尚、スプールケースの外観のみから、ボンデ
ィングワイヤの種類を識別することは困難である。
【0012】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
スプールを取り出す際に強い力を必要とせず簡単に、し
かも巻回されたボンディングワイヤを損傷することなく
安全に取り出すことができるうえ、内容物の良好な視認
性及び識別性を有するスプールケースを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供するボンディングワイヤ用スプールケ
ースは、ボンディングワイヤが巻回された円筒状のスプ
ールを内部に収納保持するスプールケースであって、ス
プールの一端開口部を嵌合保持するスプール保持部を有
する底板部と、該スプール保持部の外側に配置され、嵌
合保持されたスプールとほぼ同じ高さの保護周壁部とを
備えたケース本体が、外側から熱収縮フィルムが収縮シ
ールしたカバーにより覆われていることを特徴とする。
【0014】上記本発明のボンディングワイヤ用スプー
ルケースは、前記ケース本体において、スプール保持部
を有する底板部と保護周壁部とが一体に形成されている
ことを特徴とする。また、前記ケース本体において、ス
プール保持部を有する底板部と保護周壁部とが別体に形
成されていて、該底板部の表面に保護周壁部を固定する
ための係止溝が設けてあることを特徴とする。
【0015】また、上記本発明のボンディングワイヤ用
スプールケースにおいては、前記カバーは、透明又は半
透明の熱収縮フィルムからなることを特徴とする。更
に、前記カバーには、開封用ミシン目を設けるか又は開
封用テープが接着してあることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のボンディングワイヤ用ス
プールケースでは、従来のケースに使用されていたプラ
スチック製の蓋体に代えて、可撓性が高く、ケース本体
の寸法や形状に沿う自由度を有する熱収縮フィルムを用
い、これを収縮シールさせてケース本体を覆うカバーと
する。一方、ケース本体の外周縁にはスプールの高さと
ほぼ同じ高さを有する保護周壁部を設けてあるので、上
記カバーによりボンディングワイヤを巻回したスプール
の他端を押さえて確実に保持することができる。
【0017】このように構成した本発明のスプールケー
スにおいては、ケース本体のスプール保持部にボンディ
ングワイヤが巻回されたスプールを嵌合保持した後、こ
れらの全体を外側から熱収縮フィルムで包み込み、適度
な温度に加熱して熱収縮フィルムを収縮させると同時
に、ケース本体に密着シールさせる。このようにして熱
収縮フィルムが収縮シールして得られたカバーは、保護
周壁部の上端開口を閉鎖することによりスプールをケー
ス内に保持することができ、同時にケース内をほぼ気密
状態に維持することができる。
【0018】かかる熱収縮フィルムとしては、食品の包
装や飲料容器の集積包装等に広く使用されているものを
用いることができ、中でも高強度で収縮性及び透明性に
優れたポリエチレン系、ポリオレフィン系等が好まし
い。また、これらの熱収縮フィルムは、一般的に120
〜130℃程度の熱を加えることで収縮し、ケース本体
の形状にフィットすると共に、フィルム端部を重ね合わ
せて加熱することで気密にシールすることができる。
【0019】スプールケースの開封時には、カバーが薄
い熱収縮フィルムからなるため、手で容易に剥離又は切
断することができる。従って、巻回されたボンディング
ワイヤを損傷することなく、ボンディングワイヤをスプ
ールごと安全に取り出すことができる。尚、ケース本体
は繰返して使用することができる。
【0020】カバーの取り外しを更に容易にするため、
予め熱収縮フィルムに開封用ミシン目を設けるか、若し
くは開封用テープを接着しておくことも可能である。こ
の場合には、開封用ミシン目に沿ってカバーを切断し、
又は開封用テープを引っ張ることによって、更に容易で
安定した開封が可能となる。
【0021】また、カバーとなる熱収縮フィルムとし
て、透明又は半透明のものを使用すれば、従来のプラス
チック製の蓋体に比べて厚さが薄く透明度が高いので、
内部に収納されたボンディングワイヤやスプールを視認
しやすく、その種類等の識別も容易である。更に、着色
した熱収縮フィルムを使用すれば、ボンディングワイヤ
の種類ごとにカバーの色を変えて対応することができ、
製品種別等の識別がより一層容易になる。
【0022】
【実施例】実施例1 図1にケース本体をカバーで密封したスプールケースの
断面図、及び図2にそのケース本体の斜視図を示す。こ
のケース本体11は、1枚のプラスチックシートを成形
したものであり、底板部14と、その外周縁に立設した
保護周壁部13とが一体に形成されている。また、底板
部14の中央付近には、スプール10の一端開口部を嵌
合保持するためのスプール保持部15が隆起して設けて
ある。
【0023】ボンディングワイヤを巻回したスプールを
収納する際には、ケース本体のスプール保持部15にボ
ンディングワイヤを巻回したスプール10の下端開口部
を嵌合させて保持した後、市販の包装機を用いたオーバ
ーラップシュリンク包装によりカバー12を形成した。
即ち、ケース本体全体を透明ポリエチレン製の熱収縮フ
ィルムで包み込むようにフィルム両端縁を重ね合わせて
被覆し、120〜130℃に加熱して収縮と同時にシー
ルした。
【0024】図1から分るように、ケース本体11の保
護周壁部13がスプール10とほぼ同じ高さになってい
るため、下端開口部をスプール保持部15に嵌合保持さ
れたスプール10は、同時にその上端をカバー12で押
さえられ、確実に保持されている。しかも、スプール1
0に巻回されたボンディングワイヤは、間隔をおいて外
周縁に立設したスプール10とほぼ同じ高さの保護周壁
部13によって保護されている。
【0025】また、このスプールケースからスプール1
0に巻回されたボンディングワイヤを取り出す場合に
は、手でカバー12を切断除去するだけで簡単に取り出
すことができる。
【0026】実施例2 上記実施例1で用いた一体型のケース本体に代え、別体
型のケース本体を図3及び図4に示す。このケース本体
は、別々に作製した底板部17と保護周壁部16とを組
み合わせたものである。保護周壁部16の高さはスプー
ルの高さに合わせて設定する必要があるが、底板部17
と保護周壁部16を別体にしたケース本体では高さの高
い保護周壁部16の製作が容易であり、コストの低減を
図ることができる。
【0027】このケース本体においては、底板部17は
図4(a)に示すように略平板状であって、その中央部
にスプール保持部15が隆起して設けてあり、また外周
に沿って保護周壁部16を固定するための係止溝17a
が形成してある。一方、保護周壁部16は水平方向の断
面形状が係止溝17aに一致した筒状であり、係止溝1
7aへの嵌合を容易にするため一部に垂直方向のスリッ
ト16aが形成してある。尚、このスリット16aは必
ずしも設ける必要はない。
【0028】これらを別々に製作した後、保護周壁部1
6を底板部17の係止溝17aに差し込んでケース本体
を組み立てる。得られたケース本体にスプールを嵌合保
持した後、熱収縮フィルムによるカバーの形成は実施例
1と同様の方法により実施することができる。また、カ
バーを切断除去するだけで、ボンディングワイヤをスプ
ールごと簡単に取り出すことができる。
【0029】実施例3 図5に示すスプールケースは、ケース本体は実施例1と
同じであるが、開封作業を容易にするため、予めミシン
メ目を設けた熱収縮フィルムを用いて包装することによ
り、カバー12aに開封用ミシン目18が施されてい
る。従って、図6に示すように、この開封用ミシン目1
8に沿ってカバー12aを簡単に切断し、スプールケー
スを開封することができる。
【0030】実施例4 図7に示すスプールケースは、ケース本体は実施例1と
同じであるが、開封作業を容易にするため、予め開封用
テープ19を設けた熱収縮フィルムを用いて包装するこ
とにより、カバー12bに開封用テープ19が施されて
いる。従って、図8に示すように、この開封用テープ1
9の開封端19aを引っ張ることによって、開封用テー
プ19に沿ってカバー12bを簡単に切断し、スプール
ケースを開封することができる。
【0031】尚、上記実施例では熱収縮フィルムの種類
及び包装方法について一例のみを示したが、他の種類の
熱収縮フィルム及び包装方法を用いて本発明を達成する
ことは可能であり、本発明の技術範囲が上記実施例に限
定されるものでないことは言うまでも無い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、従来のスプールケース
に使用されていたプラスチック製の蓋体に代えて、熱に
より自在に変形収縮し且つ切断除去が容易である熱収縮
フィルムを用い、これを収縮シールさせてケース本体を
覆うカバーとしているので、従来問題であった蓋体の取
り外し作業が無くなり、強い力を必要とせず簡単にカバ
ーを破って除去して、ボンディングワイヤを傷付けるこ
となく安全に取り出すことができる。
【0033】また、スプールケースには収納保持したス
プールの高さとほぼ同じ高さの保護周壁部を形成してあ
るので、スプールケースに強い外力が加わった場合にも
内部に収納されたボンディングワイヤの損傷を防止する
ことができ、持ち運びも容易である。
【0034】しかも、カバーを透明又は半透明な熱収縮
フィルムで構成することにより、内部に保持したボンデ
ィングワイヤを簡単に視認し及びその種類を識別するこ
とができ、また着色した熱収縮フィルムを用いて製品種
別ごとにカバーを色分けすることもできる。更に、熱収
縮フィルムを収縮シールさせてカバーとすることによっ
て、材料費の低下及び作業効率の向上が達成でき、コス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプールケースの一具体例を示す概略
の断面図である。
【図2】本発明のスプールケースに用いる一体型のケー
ス本体の斜視図である。
【図3】本発明のスプールケースに用いる別体型のケー
ス本体の斜視図である。
【図4】別体型のケース本体であり、(a)は底板部及
び(b)は保護周壁部を示す斜視図である。
【図5】本発明の開封用ミシン目を有するカバーを備え
たスプールケースを示す概略の斜視図である。
【図6】図5のスプールケースの開封用ミシン目に沿っ
てカバーの一部を取り除いた状態を示す概略の斜視図で
ある。
【図7】本発明の開封用テ−プを有するカバーを備えた
スプールケースを示す概略の斜視図である。
【図8】図7のスプールケースの開封用テープに沿って
カバーの一部を取り除いた状態を示す概略の斜視図であ
る。
【図9】従来のスプールケースを示す側面図である。
【図10】従来のスプールケースの容器本体を示す平面
図である。
【図11】従来の蓋体と容器本体を引き離す状態を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 10 スプール 11 ケース本体 12 カバー 13、16 保護周壁部 14、17 底板部 15 スプール保持部 18 開封用ミシン目 19 開封用テープ
フロントページの続き (72)発明者 村瀬 栄治 東京都青梅市末広町1−6−1 住友金属 鉱山株式会社電子事業本部内 (72)発明者 富樫 亮 東京都青梅市末広町1−6−1 住友金属 鉱山株式会社電子事業本部内 Fターム(参考) 5F044 BB14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンディングワイヤが巻回された円筒状
    のスプールを内部に収納保持するスプールケースであっ
    て、スプールの一端開口部を嵌合保持するスプール保持
    部を有する底板部と、該スプール保持部の外側に配置さ
    れ、嵌合保持されたスプールとほぼ同じ高さの保護周壁
    部とを備えたケース本体が、外側から熱収縮フィルムが
    収縮シールしたカバーにより覆われていることを特徴と
    するボンディングワイヤ用スプールケース。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体において、スプール保持
    部を有する底板部と保護周壁部とが一体に形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1に記載のボンディングワ
    イヤ用スプールケース。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体において、スプール保持
    部を有する底板部と保護周壁部とが別体に形成されてい
    て、該底板部の表面に保護周壁部を固定するための係止
    溝が設けてあることを特徴とする、請求項1に記載のボ
    ンディングワイヤ用スプールケース。
  4. 【請求項4】 前記カバーは透明又は半透明の熱収縮フ
    ィルムからなることを特徴とする、請求項1に記載のボ
    ンディングワイヤ用スプールケース。
  5. 【請求項5】 前記カバーには、開封用ミシン目を設け
    るか又は開封用テープが接着してあることを特徴とす
    る、請求項1〜4のいずれかに記載のボンディングワイ
    ヤ用スプールケース。
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