JP2012176668A - 容器ホルダ装置 - Google Patents

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Ekihiro Kodama
易広 小玉
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Abstract

【課題】着脱自在のサポート部材を有し、高温時にも容器保持部が展開することなく確実に退避位置を保持できる容器ホルダ装置を提供する。
【解決手段】容器ホルダ装置のサポート部材に、サポート基部20と、容器保持部210,211と、展開付勢部と、押圧位置と解除位置との間を移動する押圧部23と、を設ける。容器保持部は、退避位置において、少なくとも一部がサポート基部に格納されるようにする。押圧部は押圧位置においてサポート基部を外方に押圧して撓ませる。さらに、押圧部には、退避位置にある容器保持部を展開方向へ押圧する押圧リブ236を備える。また、サポート基部は退避位置における容器保持部と係合する係合部205を備える。サポート基部が押圧されると、押圧部が押圧位置に移動し、押圧リブが容器保持部を展開方向へ押圧して、サポート基部の係合部205と容器保持部との係合を解除する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両等に配設される容器ホルダ装置に関する。詳しくは、着脱自在のサポート部材を有する容器ホルダ装置の改良に関する。
容器ホルダ装置は、飲料が入った缶やコップ、ペットボトルなどの容器を収容するための装置である。容器ホルダ装置は、箱状をなし内部に収容空間を形成するケース体を持ち、収容空間に容器を収容する。
本発明者らは、特許文献1で、このような容器ホルダ装置として、ケース体に着脱自在に固定できるサポート部材を持つ容器ホルダ装置を提案した。ここで、サポート部材はケース体に固定されるサポート基部と、サポート基部に保持される容器保持部とを持つ。サポート基部は、退避位置における容器保持部と係合する係合部を持ち、サポート基部を押圧する押圧部が押圧位置に移動すると、サポート基部の係合部と容器保持部との係合が解除されるものである。この容器ホルダ装置によれば、押圧部を解除位置から押圧位置に移動させる動作のみで、容器保持部を退避位置から展開位置に容易に移動できる。
しかし、この容器ホルダ装置は、サポート基部の係合部と容器保持部との係合代が少ないために高温時(例えば、耐熱試験時など)には、サポート基部にロックされていた容器保持部が自然に展開する場合があり、改善が望まれていた。
また、サポート部材はケース体に着脱自在に固定できるようになっているが、サポート部材をケース体から取り外した場合に、外力が加わって容器保持部が容易に展開したり、変形したりするおそれがあった。
特開2007−320492号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、着脱自在のサポート部材を有し、かつ、高温時(例えば、耐熱試験時など)にも容器保持部が展開ことなく確実に退避位置を保持できる容器ホルダ装置の提供を課題とする。
上記課題を解決する本発明の容器ホルダ装置は、箱状をなし内部に収容空間を形成するホルダ本体と、該ホルダ本体に脱着可能に取り付けられるサポート部材と、を持ち、該サポート部材は、枠状をなし該ホルダ本体に脱着可能に固定されるサポート基部と、該サポート基部に保持され少なくとも一部が該サポート基部に格納される退避位置と該サポート基部から該収容空間に向けて展開する展開位置との間を移動する容器保持部と、該容器保持部を該展開位置に付勢する展開付勢部と、該サポート基部に保持され該サポート基部を外方に押圧して撓ませる押圧位置と該サポート基部の撓みを解除する解除位置との間を移動する押圧部と、を持ち、該サポート基部は、該退避位置における該容器保持部と係合する係合部を持ち、該押圧部は、該退避位置にある該容器保持部を展開方向へ押圧する押圧リブを備え、該サポート基部が押圧されて該押圧部が該押圧位置に移動すると、該押圧リブが該容器保持部を展開方向へ押圧し、該係合部と該容器保持部との係合が解除されることを特徴とする容器ホルダ装置。
本発明の容器ホルダ装置は、下記の(1)〜(3)の何れかを備えるのが好ましい。(1)〜(3)の複数を備えるのが望ましい。
(1)前記サポート基部は、前記解除位置から前記押圧位置への前記押圧部の進行方向に向けて内部が徐々に縮径するテーパ状をなす。
(2)前記サポート部材は、前記押圧部を前記解除位置に付勢する解除付勢部を持つ。
(3)前記容器保持部は前記サポート基部に枢支される枢支端を持つとともに該枢支端を中心に回動して前記退避位置と前記展開位置との間を移動する。
本発明の容器ホルダ装置においては、退避位置にロックされている容器保持部を展開するに際して、展開付勢部の付勢力に抗してラップ代を維持している係合部と容器保持部との係合を、サポート基部を押圧することにより生じる押圧リブを介した外側への押出力によって解除することができる。従って、収容空間10の温度変化やわずかな外力などにより容器保持部が展開することを回避でき、容器保持部21を退避位置に安定して保持することができる。
本発明の容器ホルダ装置が上記(1)を備える場合には、サポート基部および押圧部を簡単な構造にできるため、容器ホルダ装置をさらに安価に製造できる。
本発明の容器ホルダ装置が上記(2)を備える場合には、押圧部を押圧位置から解除位置に移動させる操作が必要なくなるため、容器保持部を展開位置から退避位置に容易に移動させ得る。
本発明の容器ホルダ装置が上記(3)を備える場合には、容器保持部が回動して退避位置と展開位置との間を移動するため、退避位置におけるサポート部材の外形をさらに小さくできる。よって、容器ホルダ装置により大きな荷物を収容できるとともに、ケース体から取り外したサポート部材がより一層嵩張らなくなる。
実施形態の容器ホルダ装置を模式的に表す斜視図である。 実施形態の容器ホルダ装置におけるサポート部材2を模式的に表す分解斜視図である。 実施形態の容器ホルダ装置におけるサポート部材2の動作を説明する説明図である。 実施形態の容器ホルダ装置におけるサポート部材2の動作を説明する説明図である。 実施形態の容器ホルダ装置におけるサポート部材2の動作を説明する説明図である。 実施形態の容器ホルダ装置におけるサポート部材2の動作を説明する説明図である。 実施形態の容器ホルダ装置における係止部の変位を説明する説明図である。
以下、図面を基に本発明の容器ホルダ装置を説明する。
本実施形態の容器ホルダ装置は、自動車のコンソールボックスに配設される。本実施形態の容器ホルダ装置は、上記(1)〜(3)を備える。
実施形態の容器ホルダ装置を模式的に表す斜視図を図1に示す。実施形態の容器ホルダ装置におけるサポート部材を模式的に表す分解斜視図を図2に示す。実施形態の容器ホルダ装置におけるサポート部材の動作を説明する説明図を図3〜図6に示す。なお、図3及び図4はサポート部材のなかで特に容器保持部の動作を説明する図であり、図5と図6とはサポート部材のなかで特に押圧部の動作を説明する図である。また、サポート基部と容器保持部との係合状態を説明する説明図を図7に示した。以下、実施形態における上、下、左、右、前、後とは、特に断らない限り図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
本実施形態の容器ホルダ装置は、収容空間10を有する箱状のホルダ本体1と、ホルダ本体1に着脱自在に保持されるサポート部材2とからなる。ホルダ本体1は、容器が挿入される収容空間10を備えており、また、ホルダ本体1の長側壁の内面には、ほぼ中央に一対の第1のレール11が互いに対向して形成されている。さらに、ホルダ本体1の内周面において、一方の短側壁近傍には、一対の第2のレール12が、互いに対向して設けられている。ここで、第1及び第2のレールはいずれもサポート部材2を係合保持するものであるが、第2のレール12の上端部121は、第1のレール11の上端部111よりも底面13からより高い位置に配されている。これにより、後述するサポート部材2を第2のレールに係合した場合に、容器保持部21が退避位置を保持することができる。収容空間10は、直径が大きな大径容器も収納可能な大きさに形成されている。
図2に示すように、サポート部材2は、サポート基部20と、2つの容器保持部21と、2つの展開付勢部22と、押圧部23と、解除付勢部24と、スライド座部25とを持つ。
サポート基部20は枠状をなす。詳しくは、サポート基部20は、上下に延びる2つの立壁部(200、201)と、これら2つの立壁部の上端部を連結する上壁部202とを持つ。立壁部(200、201)の外側表面にはそれぞれ係合溝206が形成されている。この係合溝206を後述する係合溝233を介してホルダ本体1の第1のレール11に係合することで、サポート部材2は、収容空間10を二つに区画するようにホルダ本体1のほぼ中央に脱着可能に保持される。
立壁部(200、201)の上側部分には、上下に延び左右に配列する2つの上側ガイド部203が形成されている。また、立壁部(200、201)の下側部分には、上下に延び左右に配列する2つの下側ガイド部204が形成されている。各上側ガイド部203および下側ガイド部204は長孔状をなす。各上側ガイド部203の下方には、それぞれ、サポート基部20の内部に向けて突起する第1係合部205が形成されている(本実施形態では4箇所)。
前立壁200は、後面が下方前側から上方後側に向けて傾斜したテーパ状をなす。後立壁201もまた、前面が下方後側から上方前側に向けて傾斜したテーパ状をなす。したがってサポート基部20は、下方から上方に向けて内部が徐々に縮径するテーパ状をなす。なお、第1係合部205は本発明における係合部に相当する。
本実施形態の容器ホルダ装置は、2つの容器保持部21をもつ。2つの容器保持部21は略板状をなす。一方の容器保持部21を右保持部210と呼び、他方の容器保持部21を左保持部211と呼ぶ。左保持部211の右端部には、前後に突起する2つの枢支軸212が形成されている。左保持部211の左端部はほぼ直線状に形成されている。右保持部210の左端部にもまた、前後に突起する2つの枢支軸212が形成されており、右保持部210の右端部も同様にほぼ直線状に形成されている。
左保持部211の前方に突起する枢支軸212は、前立壁200の左側に形成されている上側ガイド部203に挿通されている。左保持部211の後方に突起する枢支軸212は、後立壁201の左側に形成されている上側ガイド部203に挿通されている。右保持部210の前方に突起する枢支軸212は、前立壁200の右側に形成されている上側ガイド部203に挿通されている。右保持部210の後方に突起する枢支軸212は、後立壁201の右側に形成されている上側ガイド部203に挿通されている。したがって左保持部211および右保持部210は、2つの枢支軸212を中心に回動し、図3に示す退避位置と、図4に示す展開位置との間を移動する。左保持部211における2つの枢支軸212は、本発明における枢支端に相当する。右保持部210における2つの枢支軸212もまた、本発明における枢支端に相当する。さらに、各上側ガイド部203はそれぞれ上下に延びるため、左保持部211および右保持部210は、サポート基部20に対して上下方向にスライド移動する。
左保持部211の前面および後面には、枢支端と逆側の端部に、それぞれ板状の第2係合部213が突出して形成されている。右保持部210の前面および後面にもまた、枢支端と逆側の端部に、それぞれ板状の第2係合部213が突出して形成されている。図7に示すように、係合部213は、平面視略短冊状であり、保持部(210、211)の前後面から1〜2mm突出するように形成されている。
スライド座部25は略板状をなす。スライド座部25の左端部には、前後に突起する2つのスライド軸250が形成されている。スライド座部25の右端部にもまた、前後に突起する2つのスライド軸250が形成されている。スライド座部25の前方に突起するスライド軸250は、それぞれ前立壁200の上側ガイド部203に挿通されている。スライド座部25の後方に突起するスライド軸250は、後立壁201の上側ガイド部203に挿通されている。したがってスライド座部25は、サポート基部20の内部に保持されるとともに、サポート基部20に対して上下方向にスライド移動する。なお、各スライド軸250は、各上側ガイド部203の内部において、容器保持部21の各枢支軸212よりも下方に配されている。
スライド座部25の上面には、前後に配列する2つの展開付勢保持部251が形成されている。展開付勢保持部251は展開付勢部22の外周面を保持する。実施形態の容器ホルダ装置は巻きバネからなる2つの展開付勢部22(220,221)をもつ。展開付勢部22の一端はスライド座部25に固着され、他端は容器保持部21(210、211)の下面に弾接している。展開付勢部22は容器保持部21を上方に向けて付勢している。したがって容器保持部21は図4に示す展開位置に付勢されている。
押圧部23は台状の脚部231と、この脚部231の上面に前後方向に延びるように立設された押圧壁232とよりなる。脚部231の前面及び後面の中央部にはそれぞれ係合溝233が形成されている。係合溝233は脚部231の前面及び後面において、サポート基部20の立壁部(200、201)外側表面に形成された係合溝206に連なるように形成されている。したがって、係合溝232は係合溝206とともに、ホルダ本体1の第1のレール11に係合することができる。
脚部231上縁の左右端部には、それぞれ前後に突起する2つの押圧スライド軸234が形成されている。前方に突起する押圧スライド軸234は、それぞれ前立壁200に形成されている下側ガイド部204に挿通されており、後方に突起する押圧スライド軸234は、それぞれ後立壁201に形成されている下側ガイド部204に挿通されている。したがって押圧部23は、サポート基部20に対して上下方向にスライドして、図5に示す解除位置(退避位置)と図6に示す押圧位置との間を移動する。
押圧壁232は、側面視(左右方向)略台形状をなし、脚部231の上面中央に前後方向に延設されている。押圧壁232の前後面は、押圧力の解除位置にて、それぞれ対向する立壁部(200、201)の内面と平行に形成されている。押圧壁232には、上方に延びる筒状の解除付勢保持部235が形成されている。解除付勢保持部235は解除付勢部24の外周面を保持する。実施形態の容器ホルダ装置は巻きバネからなる解除付勢部24をもつ。解除付勢部24の一端は解除付勢保持部235に固着され、他端はスライド座部25に固着されている。解除付勢部24は、押圧部23を下方に付勢している。したがって、押圧部23は解除位置に付勢されている。
本実施形態において、押圧部23は、押圧壁232の側面に左右方向に突出するそれぞれ一対の押圧リブ236を備えている。リブ236は、押圧壁232の側面と脚部231の上面とに直交し、下方に向かって側面から離間する斜面237を有する三角形状に形成されている。
次に、実施形態の容器ホルダ装置の動作を以下に説明する。
実施形態の容器ホルダ装置において、右保持部210および左保持部211は、それぞれ枢支端212を中心に回動して、図3に示す退避位置と図4に示す展開位置との間を移動する。図4に示す展開位置において、右保持部210は右展開付勢部221に付勢されて収容空間10の右方に向けて展開している。左保持部211は左展開付勢部220に付勢されて収容空間10の左方に向けて展開している。したがって、このとき実施形態の容器ホルダ装置は、ホルダ本体1の右側の内面と右保持部210の右端部とで小型の容器を収容保持できる。また、ホルダ本体1の左側の内面と左保持部211の左端部とでも小型の容器を収容保持できる。
一方、実施形態の容器ホルダ装置において、右側の収容空間10や左側の収容空間10に大型の容器を保持する場合や、変形し易い荷物等を収容する場合には、右保持部210や左保持部211を下方に回動させ、図3に示す退避位置に移動させる。図3に示すように、右保持部210が退避位置に移動すると、右保持部210の第2係合部213がサポート基部20の黒塗りで示す第1係合部205と係合する。したがって、右保持部210は退避位置にロックされる。同様に、左保持部211が退避位置に移動すると、左保持部211の第2係合部213がサポート基部20の黒塗りで示す第1係合部205と係合するため、退避位置にロックされる。退避位置にロックされた右保持部210や左保持部211は、収容空間10に収容された容器や荷物に干渉しない。このため、右保持部210や左保持部211を退避位置に配することで、収容空間10に大型の容器や変形し易い荷物等を収容できる。また、退避位置において、右保持部210および左保持部211は、ほぼ全体がサポート基部20の内部に格納される。
このような容器保持部21の退避位置において、すなわち、容器保持部21の第2係合部213がサポート基部20の第1係合部205と係合した状態では、容器保持部21はリブ236の上方に位置している。より詳しくは、右保持部210および左保持部211の枢支軸212と反対側の端部215がリブ236の斜面237には当接しないようにされている。
したがって、退避位置では、右保持部210や左保持部211はサポート基部20に保護され、過大な荷重が加わることはない。よって実施形態の容器ホルダ装置によると、右保持部210や左保持部211の変形を回避できる。また、サポート部材2をホルダ本体1から取り外したときにも、退避位置にロックされた右保持部210や左保持部211はサポート基部20に保護されるため、同様に、右保持部210や左保持部211の変形を回避できる。
右保持部210や左保持部211を、図3に示す退避位置から図4に示す展開位置に移動させるときには、収容空間10に手を差し込み、サポート部材2のサポート基部20を下方に押圧する。通常、サポート部材2は、収容空間10を区画するように第1のレール11に係合して配置されている。なお、この状態では押圧部23の脚部230はホルダ本体1の底面13に当接している。また、サポート部材2は、第1のレール11によって左右の移動は規制されているものの、サポート基部20の上下方向への移動は可能とされている。
サポート基部20は、下方から上方に向けて内部が徐々に縮径するテーパ状をなすため、サポート基部20を下方に押圧すると、相対的に押圧部23が上方に移動して、押圧部23により外方に押圧されるのでサポート基部20は撓む。詳しくは、サポート基部20が撓む際には、2つの立壁部(200、201)は上端部を中心として図6の矢印方向に回動する。このため、第1係合部205と第2係合部213との係合状態は図7のように変化する。
図7は、図5及び図6における円C内の拡大図であり、サポート基部20の立壁200に形成された第1係合部205と左保持部211に形成されている第2係合部213との係合状態の変化を模式的に示す。図7において、図5に示す解除位置は実線で示し、図6の押圧位置は鎖線で示した。
容器保持部21が退避位置(解除位置)にある場合には、第2係合部213は第1係合部205の内側に位置するとともに、斜線で示すラップ代B1で第1係合部205と係合して、左保持部211はサポート基部20にロックされている。サポート基部20を下方に押圧すると、第1係合部205は第2係合部213よりも相対的に下方へ移動するとともに、立壁部200が外方に押圧されて撓むので、第1係合部205は鎖線で示すように第2係合部213から離れる方向へ移動し、ラップ代B1は小さくなる。
一方、退避位置においては、容器保持部(210、211)の端部215はリブ236の斜面237には当接ない斜面237直上に配置されている。ところが、サポート基部20を下方に押圧すると、容器保持部(210、211)の端部215は斜面237に沿って下降する。斜面237は、下降するにつれて側面から離間する方向(容器保持部の展開方向)に傾斜しているので、容器保持部の端部215には外側に押し出される力が作用する。従って、斜面237を降下することにより生じるこの外側への押出力とにより、展開付勢部22の付勢力に抗してラップ代B2を維持していた第1係合部205と第2係合部213との係合が解除される。
なお、移動後の第1係合部205と第2係合部213との係合が押圧による変位と立壁部(200、201)の外方への撓みのみでは解除されないように、第1係合部205と第2係合部213の形状や配置位置が調整されている。
実施形態の容器ホルダ装置では、展開付勢部22の付勢力に加えて押圧リブ236により生じる外側への押出力とによって、最終的に第1係合部205と第2係合部213との係合が解除されるように構成されているので、収容空間10の温度変化やわずかな外力などにより容器保持部(210、211)が退避位置から展開位置へと変位することがない。よってサポート部材2において、容器保持部21を退避位置に安定して保持することができる。
第1係合部205と第2係合部213との係合が解除されると、右保持部210は右展開付勢部221に付勢されて展開位置に移動する。左保持部211もまた左展開付勢部220に付勢されて展開位置に移動する。押圧部23は解除付勢部24によって下方すなわち解除位置に付勢されているため、サポート基部20から手を離すと、サポート基部20は上昇して再度解除位置に戻り、サポート基部20の撓みは解除される。このため、容器保持部21を再度退避位置に移動させると、第1係合部205と第2係合部213とが再度係合して容器保持部21が再度退避位置にロックされる。
容器保持部21は、枢支端を中心に回動し、退避位置と展開位置との間を移動する。このため、退避位置において、容器保持部21は折り畳まれた状態でサポート基部20に格納され、外形が非常に小さくなる。したがって、実施形態の容器ホルダ装置では、容器保持部21を退避位置にしたサポート部材2を第1のレールから取り出して第2のレールに係合することにより、収容空間10に区画を設けることなく一つの大きな空間を形成することができ、より大きな荷物をホルダ本体1に収容可能になる。なお、サポート部材2が第2のレールに係合された状態では、サポート部材2はホルダ本体1の底面13から隙間を持って保持される。つまり、サポート基部20が第2のレール端部121によって係止されるので、サポート基部20を押圧することはできない。従って、サポート部材2において、容器保持部21を退避位置に安定して保持することができる。
1:ホルダ本体、2:サポート部材、10:収容空間、20:サポート基部、21:容器保持部21、22:展開付勢部、23:押圧部、24:解除付勢部、25:スライド座部、205:係合部(第1係合部)、213:第2係合部、236:押圧リブ

Claims (4)

  1. 箱状をなし内部に収容空間を形成するホルダ本体と、該ホルダ本体に脱着可能に取り付けられるサポート部材と、を持ち、
    該サポート部材は、枠状をなし該ホルダ本体に脱着可能に固定されるサポート基部と、該サポート基部に保持され少なくとも一部が該サポート基部に格納される退避位置と該サポート基部から該収容空間に向けて展開する展開位置との間を移動する容器保持部と、
    該容器保持部を該展開位置に付勢する展開付勢部と、
    該サポート基部に保持され該サポート基部を外方に押圧して撓ませる押圧位置と該サポート基部の撓みを解除する解除位置との間を移動する押圧部と、を持ち、
    該サポート基部は、該退避位置における該容器保持部と係合する係合部を持ち、
    該押圧部は、該退避位置にある該容器保持部を展開方向へ押圧する押圧リブを備え、
    該サポート基部が押圧されて該押圧部が該押圧位置に移動すると、該押圧リブが該容器保持部を展開方向へ押圧し、該係合部と該容器保持部との係合が解除されることを特徴とする容器ホルダ装置。
  2. 前記サポート基部は、前記解除位置から前記押圧位置への前記押圧部の進行方向に向けて内部が徐々に縮径するテーパ状をなす請求項1に記載の容器ホルダ装置。
  3. 前記サポート部材は、前記押圧部を前記解除位置に付勢する解除付勢部を持つ請求項1に記載の容器ホルダ装置。
  4. 前記容器保持部は前記サポート基部に枢支される枢支端を持つとともに該枢支端を中心に回動して前記退避位置と前記展開位置との間を移動する請求項1に記載の容器ホルダ装置。
JP2011040276A 2011-02-25 2011-02-25 容器ホルダ装置 Pending JP2012176668A (ja)

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