JP2012174066A - 介護支援システム、介護支援方法、薬局クライアント端末装置及び介護訪問用クライアント端末装置 - Google Patents

介護支援システム、介護支援方法、薬局クライアント端末装置及び介護訪問用クライアント端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】投薬スケジュールの管理と、訪問による患者の容態等の聞取り結果の報告書を簡易に作成し、更にこれに連動してレセプトの作成を行うこと。
【解決手段】薬局クライアント端末装置10は、医師により作成された処方箋情報に基づいて作成されたレセプト情報を出力するとともに、処方箋情報に基づいて作成された投薬スケジュールを前記データセンタへ出力する通信部を有する。介護訪問用クライアント端末装置30は、患者が前記投薬スケジュールに従って服薬しているかどうかを示す服薬実績を含む患者状態情報が入力される入力部と、入力された患者状態情報を含む服薬指導報告情報をデータセンタへ出力する通信部を有する。データセンタは、処方箋情報、レセプト情報、スケジュール情報及び服薬指導報告情報を格納する記憶部を有し、情報を共有化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、介護先で使用される介護訪問用クライアント端末装置を含む介護支援システムに関する。
従来、介護施設には長期間介護を受け、かつ長期間服薬している患者が療養している。このような患者に対しては、専門の薬剤師が投薬スケジュールの管理を行い、あわせて訪問により患者の容態を聞き取り、その結果を報告することを含む介護管理の方法が提案されている。一方、特開2009−211470号公報(特許文献1)には、看護師や介護福祉士により看護、介護情報が作成され、担当の看護師や介護福祉士以外のスタッフであっても、被介護者の看護、介護情報にアクセス可能とする技術が開示されている。特許文献1には、介護業務に係る業務日報を入力するためにネットワークで接続された複数の端末装置と、その入力された業務日報の情報を共有するための看護介護情報共有サーバと、業務日報を記録する業務日報データベース等が記載されている。
特開2009−211470号公報
しかしながら、特許文献1による技術によれば、医療事務において不可欠なレセコンシステムによる診療報酬請求明細書(レセプト)の作成については解決されていない。レセコンによる事務処理の合理化は不可欠な問題である。
本発明が解決しようとする課題は、長期投薬している患者に対する薬剤師による介護において、投薬スケジュールと訪問スケジュールを作成し、患者への訪問による患者の容態等の聴取や入手から得た患者状態情報と、服薬指導の状況を含む服薬指導報告書を簡易に作成し、更にレセプトの作成を簡易に行うことを可能とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、薬局に設置される薬局クライアント端末装置及び介護先で使用される介護訪問用クライアント端末装置と、ネットワークを介して接続されるデータセンタとからなる介護支援システムにおいて、前記薬局クライアント端末装置は、医師により作成された処方箋情報に基づいて作成されるレセプト情報を送信するとともに、前記処方箋情報に基づいて作成される投薬スケジュールを含むスケジュール情報を前記データセンタへ送信する通信部を有し、前記介護訪問用クライアント端末装置は、患者が前記投薬スケジュールに従って服薬しているかどうかを示す服薬実績を含む患者状態情報が入力される入力部と、入力された前記患者状態情報を含む服薬指導報告情報を前記データセンタへ送信する通信部を有し、前記データセンタは、前記処方箋情報、前記レセプト情報、前記スケジュール情報及び前記服薬指導報告情報を格納する記憶部を有することを特徴とする介護支援システムである。
上記構成を有する本発明によれば、薬局クライアント端末装置によって、処方箋情報に基づいたレセプト情報や患者に対する投薬スケジュールを作成するようにしたので、薬剤師による投薬スケジュールの管理や訪問スケジュールの管理を行うことができ、そして調剤行為に対するレセプトの作成を行うことができる。更に、介護訪問用クライアント端末装置に対し介護によって得られた患者状態情報や服薬指導の状況をその場で入力することによって、介護先で服薬指導報告情報を作成するようにしたので、薬剤師による服薬指導報告書を簡易に作成することを可能とすることができる。そして、薬剤師が作成した服薬指導報告書は通信部を介してデータセンタに格納され、医師等から閲覧可能とすることができるので、薬剤師が把握した患者の状況から、投薬の効果や副作用発現を適切にモニターすることができ、薬剤師によるフィジカルアセスメントに有効である。更に、医師、薬剤師等の異なる医療業種間の業務をそれぞれの立場で共同で行うというスキルミックスの観点からも有効に機能する介護支援システムを提供することができる。
第1の実施の形態に関する介護支援システムの構成を示すブロック図である。 薬局クライアント端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 医療機関クライアント端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 介護訪問用クライアント端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 データセンタのサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 データセンタのデータベースに格納される各種情報の説明図である。 処方箋を示す説明図である。 薬剤管理表を示す説明図である。 スケジュール表を示す説明図である。 服薬指導報告書を示す説明図である。 同じく服薬指導報告書を示す説明図である。 薬局クライアント端末装置の動作を示すフローチャートである。 介護訪問用クライアント端末装置の動作を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態に関する介護支援システム100の構成を示すブロック図である。介護支援システム100は、薬局1に設置される薬局クライアント端末装置10と、医療機関2に設置される医療機関クライアント端末装置20と、介護先3で使用されるモバイル端末装置としての介護訪問用クライアント端末装置30と、データセンタ4に設置され、これらの端末装置からネットワークとしてのインターネット7を介してアクセス可能に接続されるサーバ40と、これに接続されるデータベース48から構成される。
更に、介護支援システム100は、インターネット7を介して、携帯端末装置5及び診療報酬支払機関6にも接続される。更に、介護支援システム100のうち、調剤行為に対するレセプトを作成するレセコンシステムは、薬局クライアント端末装置10と、インターネット7を介して接続されるサーバ40及びこれに接続されるデータベース48から構成される。即ち、介護支援システム100はレセコンシステムを含むものである。
薬局1内の薬剤師は、薬局クライアント端末装置10を操作する。薬局クライアント端末装置10は、後述する処方箋60が紙の場合、薬剤師が処方箋60をもとに処方箋情報A1を入力し、患者基本情報A2及び入力した処方箋情報A1に基づいて、調剤行為に対するレセプト情報A3を作成するよう機能する。又は、処方箋情報A1がデータベース48に格納されている場合は、薬剤師は患者基本情報A2及び格納された処方箋情報A1に基づいて、調剤行為に対するレセプト情報A3を作成することができる。作成されたレセプト情報A3は、薬局クライアント端末装置10からインターネット7を介して診療報酬支払機関6へ送信される。更に、薬局クライアント端末装置10は、薬剤師が、後述する薬剤管理情報B1、訪問スケジュールB21及び投薬スケジュールB22を含むスケジュール情報B2並びに患者投薬履歴情報B5を作成するよう機能する。作成された薬剤管理情報B1、スケジュール情報B2及び患者投薬履歴情報B5は、薬局クライアント端末装置10からインターネット7を介してデータセンタ4のサーバ40へ送信される。
なお、レセプト情報には、調剤行為に対するレセプト情報と、医療行為に対するレセプト情報があるが、本明細書においては単にレセプト情報A3と記載するときは、調剤行為に対するレセプト情報の意味である。
医療機関2内の医師は、医療機関クライアント端末装置20を操作する。医療機関クライアント端末装置20は、医師が患者に対する処方箋60を作成するよう機能する。処方箋60は、前述のように紙の場合と、処方箋情報A1が電子データである場合がある。処方箋情報A1は電子データである場合は、後述するようにデータセンタ4のデータベース48に格納されている。
薬剤師は、患者の自宅又は介護施設としての介護先3内の患者を訪問することにより図6において詳述する情報を介護訪問用クライアント端末装置30に入力する。即ち、薬剤師は、患者から患者の容態を聞き取って患者容態チェック情報B312を得て、更に患者から患者バイタル情報B311を計測によって得る。更にまた患者が投薬スケジュールB22に従って服薬しているかどうかを示す服薬実績B313を得て、これらの情報を患者状態情報B31として介護訪問用クライアント端末装置30に入力する。更に、薬剤師は患者に対して服薬の指導を行い、その結果である服薬指導状況B32を介護訪問用クライアント端末装置30に入力する。介護訪問用クライアント端末装置30は、介護人としての薬剤師が、患者状態情報B31と服薬指導状況B32を入力すると、これらの情報を含む服薬指導報告情報B3を作成する。介護訪問用クライアント端末装置30は薬剤師が介護先3でこれらの情報を入力するため、モバイル端末装置とする。
データセンタ4のデータベース48は、図6において後述する処方箋情報A1、患者基本情報A2、レセプト情報A3、薬剤管理情報B1、スケジュール情報B2及び服薬指導報告情報B3等を格納する。データベース48に格納されたこれらの情報は予め登録された、即ちアクセスすることが予め許可された薬局クライアント端末装置10、医療機関クライアント端末装置20、介護訪問用クライアント端末装置30及び携帯端末装置5からインターネット7経由で閲覧することができる。これにより、情報の一元管理と関係者間での情報の共有化を行うことができる。また、予め登録した端末装置からのアクセスに限ることにより、地域内の医療関係者の情報の共有化を図ることができる。また、携帯端末装置5を利用すれば、外出先からの医師、看護師又は薬剤師、更に患者自身からもインターネット7経由でデータベース48に格納された後述する服薬指導報告情報B3を閲覧することができるので、服薬指導報告情報B3の共有を図ることができる。
図2は薬局クライアント端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。薬局クライアント端末装置10は、入力部11と、表示部12と、通信部13と、印刷部14と、入出力ポート15と、RAM16と、ROM17と、記憶部18及びCPU19を有する。
薬局クライアント端末装置10の入力部11は、処方箋60が紙である場合に、薬剤師が操作することにより、当該処方箋60から処方箋情報A1が入力される。更に、入力部11は薬剤師によりレセプト情報A3、薬剤管理情報B1及び訪問スケジュールB21、投薬スケジュールB22を含むスケジュール情報B2、更には患者投薬履歴情報B5が入力される。入力部11は、スキャナーによる読取り又はキーボードによる入力である。薬剤師は入力した処方箋情報A1又はデータベース48に格納されている処方箋情報A1に基づいて、調剤行為に対するレセプト情報A3を作成する。表示部12は入力部11で入力した入力情報を表示する。また表示部12は、データセンタ4のデータベース48から通信部13経由で読み出した処方箋情報A1、レセプト情報A3、薬剤管理情報B1、スケジュール情報B2及び介護訪問用クライアント端末装置30で作成した服薬指導報告情報B3等を表示する。
通信部13は、医療機関2の医療機関クライアント端末装置20、介護先3の介護訪問用クライアント端末装置30及びデータセンタ4のサーバ40との間でインターネット7を介してデータ通信を行うために機能する。通信部13は、処方箋情報A1に基づいて作成されたレセプト情報A3を診療報酬支払機関6へ送信出力する。そして、通信部13は、処方箋情報A1に基づいて作成された薬剤管理情報B1及びスケジュール情報B2をデータセンタ4のサーバ40へ送信出力する。更に、通信部13は、処方箋情報A1が電子データである場合は、データセンタ4のサーバ40から処方箋情報A1を受信する。受信した処方箋情報A1により、薬局クライアント端末装置10は、レセプト情報A3、薬剤管理情報B1及び訪問スケジュールB21、投薬スケジュールB22を含むスケジュール情報B2並びに患者投薬履歴情報B5を作成することができる。なお、印刷部14は入力データ等を印刷媒体に印刷する。
入出力ポート15は、CPU19から薬局クライアント端末装置10内の各部へ情報を送出する出力ポート、及び薬局クライアント端末装置10内の各部からCPU19へ情報を取り入れる入力ポートからなる。RAM16はデータ書換え自在のメモリであり、CPU19の制御に必要な一時記憶装置として機能する。ROM17はCPU19により実行される制御プログラム等の固定データを記憶する。記憶部18はCPU19の指示により各種情報を記憶する。具体的には、記憶部18は、入力部11で入力した入力情報及びデータセンタ4のデータベース48から通信部13経由で読み出した処方箋情報A1、レセプト情報A3及び服薬指導報告情報B3等を記憶する。更に、記憶部18は、入力部11で入力するレセプトのフォーマット、スケジュール表80のフォーマット等各種情報のフォーマットを記憶する。CPU19は、ROM17に記憶した制御プログラムに従って計算や記憶を行い、制御信号を出力するなど各種処理を行う。
図3は医療機関クライアント端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。医療機関クライアント端末装置20は、前記薬局クライアント端末装置10と同様、入力部21と、表示部22と、通信部23と、印刷部24と、入出力ポート25と、RAM26と、ROM27と、記憶部28及びCPU29を有する。
医療機関クライアント端末装置20の入力部21は、医師が操作することにより、患者に対する処方箋情報A1が入力される。入力された処方箋情報A1は、記憶部28に記憶されるとともに、通信部23よりインターネット7を介して、データセンタ4へ送信出力され、データベース48に格納される。また、入力された処方箋情報A1は、印刷部24により紙の処方箋60として印刷されることも可能である。
更に、医療機関クライアント端末装置20は、医療機関2の事務員が入力部21を操作することにより、患者の患者番号、患者氏名、生年月日、性別、住所等の患者基本情報A2及び医療行為に対するレセプト情報が入力される。入力された患者基本情報A2は、同じくデータセンタ4のデータベース48に格納される。また作成された医療行為に対するレセプト情報は、インターネット7を介して医療行為に対するレセプトとして診療報酬支払機関6へ送信される。医療機関クライアント端末装置20の他の各部の構成は、前記薬局クライアント端末装置10の各部の構成と同じである。
図4は介護訪問用クライアント端末装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。介護訪問用クライアント端末装置30はモバイル端末装置であり、その構成は入力部31と、表示部32と、通信部33と、入出力ポート35と、RAM36と、ROM37と、記憶部38及びCPU39を有する。
介護訪問用クライアント端末装置30の入力部31は、介護人としての薬剤師が操作することにより、患者状態情報B31及び服薬指導状況B32を含む服薬指導報告情報B3が入力される。患者状態情報B31は患者バイタル情報B311(心拍数、呼吸数、体温、血圧)、患者容態チェック情報B312及び服薬実績B313が含まれる。患者バイタル情報B311の入力は、患者に対する計測によって行い、患者容態チェック情報B312の入力は、患者からの聞取りによって行うことができる。服薬実績B313は患者が前記投薬スケジュールB22に従って服薬しているかどうかを示し、患者からの聞取り及び残っている薬の確認によって行うことができる。更に、前記服薬指導状況B32は、薬剤師が患者に対して行った服薬指導の結果を入力する。作成された服薬指導報告情報B3は、服薬指導報告書90として、通信部33とインターネット7を介して、データセンタ4のサーバ40へ送信出力され、データベース48へ格納される。これにより、薬剤師は介護先3で直ちに服薬指導報告情報B3を印刷することができるので、薬局1に戻って改めて服薬指導報告情報B3を作成する必要がない。
また、介護訪問用クライアント端末装置30は、通信部33とインターネット7を介して処方箋情報A1及び投薬スケジュールB22等が格納されたデータセンタ40と接続されているので、薬剤師が介護先3において処方箋情報A1及び投薬スケジュールB22等を参照する必要が生じた際は、これらの情報にアクセスすることができる。なお、介護訪問用クライアント端末装置30の記憶部38はメモリカードからなる。介護訪問用クライアント端末装置30の他の各部の構成は、薬局クライアント端末装置10の各部の構成と同じである。
図5はデータセンタ4のサーバ40のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ40は、入力部41と、表示部42と、通信部43と、印刷部44と、入出力ポート45と、RAM46と、ROM47と、データベース48及びCPU49を有する。
データベース48は大容量の記憶部であり、後述する処方箋情報A1、レセプト情報A3、薬剤管理情報B1、スケジュール情報B2及び服薬指導報告情報B3等を格納する。サーバ40の他の各部の構成は、薬局クライアント端末装置10の各部の構成と同じである。
図6はデータセンタ4のデータベース48に格納される各種情報の説明図である。データセンタ4のサーバ40に接続されたデータベース48に格納される情報は、同図(a)に示すレセコンシステム用の情報Aと同図(b)に示す介護支援システム用の情報Bに大別される。
レセコンシステム用の情報Aはレセプトを作成するための情報である。例えば処方箋情報A1は、前述の通り医師が作成した処方箋の情報であり、薬剤師が紙の処方箋60に基づいて薬局クライアント端末装置10の入力部11で入力した処方箋の情報、又は医師が医療機関クライアント端末装置20の入力部21で入力した電子でーたの処方箋の情報である。更に、患者基本情報A2は、医療機関クライアント端末装置20で入力された患者番号、患者の氏名、生年月日、性別、住所等である。レセプト情報A3は、本実施の形態においては、薬局クライアント端末装置10で入力された調剤行為のレセプトの情報である。
一方、介護支援システム用の情報Bは、薬剤管理情報B1、スケジュール情報B2及び服薬指導報告情報B3が主な情報である。薬剤管理情報B1は、処方箋情報A1にもとづいた患者に投与する薬剤の用法、用量を分かりやすく表現したものであり、薬局クライアント端末装置10によって薬剤管理表70に記載される。スケジュール情報B2は介護人としての薬剤師が、患者のいる介護先3を訪問するための訪問スケジュールB21と、患者が医薬品を投薬するための投薬スケジュールB22からなる。即ち、訪問スケジュールB21は、処方箋60に基づいて薬剤師が患者に対し医薬品を届け、かつ介護に行く日程を記載した計画表である。投薬スケジュールB22は、処方箋60に基づいて患者に医薬品を投薬する日程、即ち患者が服薬する日程をまとめた計画表である。訪問スケジュールB21と投薬スケジュールB22は、薬局クライアント端末装置10によってスケジュール表80に記載される。
服薬指導報告情報B3は後述する服薬指導報告書90に記載される。服薬指導報告書90は介護訪問用クライアント端末装置30によって作成され、後述するように各種の情報が記載される。服薬指導報告書90はデータベース48に格納されることにより、インターネット7を介して、予め登録された薬局クライアント端末装置10、医療機関クライアント端末装置20及び携帯端末装置5から閲覧することができる。
服薬指導報告情報B3は、介護人としての薬剤師が介護先3内の患者の介護を行い、患者の状態と服薬指導の状況を遠隔地である医療機関2内の医師に報告するためのものである。その内容は、患者状態情報B31と服薬指導状況B32であり、患者状態情報B31は患者バイタル情報B311、患者容態チェック情報B312及び服薬実績B313からなる。
即ち、患者バイタル情報B311は、薬剤師が患者のもとへ介護に行った際、計測によって得られる心拍数、呼吸数、体温、血圧等の情報である。更に、患者容態チェック情報B312は、薬剤師が患者からの聞取りにより得られる患者の容態の情報である。また、服薬実績B313は、薬剤師が患者からの聞取り及び残っている薬の確認により得ることができ、患者が前記投薬スケジュールB22に従って服薬しているかどうかを示す情報である。従って、前述の通り服薬指導報告情報B3はこの患者状態情報B31を含む。更に、服薬指導状況B32は、薬剤師が患者に対して行った服薬指導の状況を示す情報である。
その他、薬情データB4は、薬袋に記載される医薬品の名称、数量、効能、副作用情報、用法等の薬剤情報である。患者投薬履歴情報B5は、過去の処方箋情報A1に基づいて患者に投薬した薬剤の履歴を示す情報である。これらの情報は、報告を受けた医師にとって、患者の状態を把握するために重要な情報である。また、これらの情報は介護先3内の介護訪問用クライアント端末装置30からも閲覧可能であるので、介護現場から薬情データB4の問合せに対しタイムリーな情報提供が可能となる。
これらの情報は、データベース48内において、患者番号をキーにして情報毎に付与した図示しないコード番号毎に閲覧可能に格納してある。従って、医師、薬剤師又は関係者がある特定の患者の服薬指導報告書90にアクセスするには、患者番号と、服薬指導報告書90のコード番号を入力することにより行うことができる。これにより、医師又は関係者は服薬指導報告書90により投薬の効果や副作用発現を適切にモニターすることができる。
図7は処方箋60を示す説明図である。処方箋60は、医療機関欄61と、医師名欄62と、患者氏名欄63と、交付年月日欄64と、処方内容欄65と、薬剤師への伝達欄66及び調剤年月日欄67とからなる。同図に示す処方内容欄65は、医薬品Aが1.0g、1日2包と、医薬品Bが0.6g、1日2包及び用法・用量が朝夕2回服用、14日分であることを示す。薬剤師への伝達欄66には、医師からの依頼事項として「介護先訪問による服薬指導をお願いします。」と記載される。この記載が処方箋60に記載されることによって、はじめて薬剤師は介護先3の患者を訪問することになる。調剤年月日欄67は、薬剤師が当該処方箋60を受取った後、調剤行為を行った年月日が記載される。薬剤師は、処方箋60に基づく処方箋情報A1をもとに調剤行為を行うとともに、スケジュール情報B2としての訪問スケジュールB21と投薬スケジュールB22を作成する。
図8は薬剤管理表70を示す説明図である。薬剤管理表70は、処方箋60に記載された情報に基づいて、薬剤師が薬局クライアント端末装置10によって作成し、前記薬剤管理情報B1が記載される。薬剤管理表70は、患者番号欄71と、患者氏名欄72と、医薬品名・用法・用量欄73と、用法・用量詳細欄74とからなる。医薬品名・用法・用量欄73及び用法・用量詳細欄74は、処方箋60の処方内容欄65の記載をコピーすることができる。用法・用量詳細欄74には、処方箋60の処方内容欄65の医薬品A及びBの用法、用量が分かりやすく表形式にして記載されている。
図9はスケジュール表80を示す説明図である。スケジュール表80は、処方箋60に記載された情報に基づいて、薬剤師が薬局クライアント端末装置10によって作成し、前記スケジュール情報B2が記載される。
スケジュール表80は、患者番号欄81と、患者氏名欄82と、医薬品名・用法・用量欄83と、訪問スケジュールB21としての訪問予定日欄84と、投薬スケジュールB22としての投薬日欄85とからなる。医薬品名・用法・用量欄83は、処方箋60の処方内容欄65の記載をコピーすることができる。前記処方箋60の調剤年月日欄67記載の調剤年月日が平成22年6月1日であり、医薬品A及びBは14日分処方されていることから、同図に示す投薬日欄85には、6月1日から14日までの投薬スケジュールB22の日程がハッチングで示すように計画表に記載される。
また、同図に示す訪問スケジュールB21としての訪問予定日欄84には、介護人としての薬剤師が患者の介護に行く日が、毎週金曜日であることが記載される。そして、ハッチングで示すように6月4日(金)と11日(金)の訪問スケジュールB21の日程が計画表に記載される。
このように、薬剤管理表70及びスケジュール表80に記載の情報は、前記処方箋60に記載の情報と重複するので、処方箋60に基づく処方箋情報A1の入力に連動して、又はデータベース48に格納された処方箋情報A1の読み取りに連動して薬剤管理表70及びスケジュール表80を作成することができる。
図10及び図11は、服薬指導報告書90を示す説明図である。服薬指導報告書90は、介護人としての薬剤師が、介護先3へ訪問し、服薬指導を実施した結果を医師に報告するものであり、介護訪問用クライアント端末装置30によって作成される。服薬指導報告書90は、医療機関欄91と、医師名欄92と、患者氏名欄93と、処方内容欄94と、薬局欄95と、薬剤師名欄96を含む。更に、服薬指導報告書90は、訪問指導実施日欄97と、容態チェック欄98と、バイタルデータ欄99と、介護人欄101と、残薬の有無欄102と、服薬指導状況欄103からなる。そして、図11に示すように、服薬指導状況欄103は服薬状況欄104、体調変化欄105、副作用発現欄106、他科受診欄107、併用薬欄108、飲食物欄109からなる。
服薬指導報告書90における容態チェック欄98には患者容態チェック情報B312が記載され、バイタルデータ欄99には患者バイタル情報B311が記載される。バイタルデータ欄99には、患者バイタル情報B311として患者に対する計測により得られた心拍数、呼吸数、体温、血圧等の情報が記載される。容態チェック欄98には、患者容態チェック情報B312として「変化なし」、「異常なし」、「食欲なし」又は「元気なし」等のバイタルデータでは現れない容態のチェック結果が記載される。この容態チェック欄98に記載された情報のうち、所定のキーワード(例えば、「元気なし」)がある場合は、後述するように、医師に対して自動的に電子メールにて服薬指導報告書90が送信される。
残薬の有無欄102には、服薬実績B313として患者がスケジュール表80に従って服薬しているかどうかを示す情報が記載される。例えば、「医薬品名・数量○月○日までお薬あり」又は「患者は医薬品Aを服薬していない」等である。なお、介護人欄101は、薬剤師名欄96に記載された薬剤師でもよく、主担当以外の薬剤師でもよい。服薬指導状況欄103に記載された情報は、前記服薬指導状況B32として記載される。即ち、服薬状況欄104には服薬状況の良否が記載され、体調変化欄105には体調変化の有無が記載され、副作用発現欄106には副作用の有無が記載される。更に、他科受診欄107には患者への聞取りによって他科受診の有無が記載され、併用薬欄108には併用薬の有無が記載され、飲食物欄109には飲食物の有無が記載される。
また、処方内容欄94は、処方箋60の処方内容欄65の記載と同じであるのでこれをコピーすることができる。服薬指導報告書90のその他の情報も前記処方箋60の情報と同じである。このように、服薬指導報告90に記載の情報は、前記処方箋60に記載の情報と重複するので、データベースに格納された処方箋情報A1の読み取りに連動して服薬指導報告90の一部を作成することができる。
図12は、薬局クライアント端末装置10の動作を示すフローチャートである。
S101:薬局クライアント端末装置10のCPU19は、通信部13に対しデータセンタ4のサーバ40に接続するよう指示する。なお、紙の処方箋60である場合、サーバ40に接続する替わりに、入力部11で処方箋情報A1が入力される。
S102:CPU19は記憶部18に対し、通信部13を介して入手した処方箋情報A1を記憶するよう指示する。紙の処方箋60である場合、CPU19は記憶部18に対し、入力部11で入力された処方箋情報A1を記憶するよう指示する。その後、薬剤師は処方箋情報A1に従って、調剤行為をすることができる。
S103:薬剤師がレセプトを作成するとき、CPU19は入力部11に対し、レセプト情報A3の入力を受け付けるよう指示する。レセプト情報A3の入力に際し、CPU19は記憶部18に対し、レセプトのフォーマット及び処方箋情報A1を読み出すよう指示し、そして表示部12に対しこれらを表示するよう指示する。その後、CPU19は記憶部18に対し、作成したレセプト情報A3を一旦記憶するよう指示する。後に、記憶部18に記憶したレセプト情報A3は、診療報酬支払機関6へ送信される。
S104:薬剤師が薬剤管理情報B1を作成するとき、CPU19は入力部に対し、
薬剤管理表70の入力を受け付けるよう指示する。薬剤管理表70の入力に際し、CPU19は記憶部18に対し、処方箋情報A1を読み出すよう指示し、そして表示部12に対しこれらを表示するよう指示する。薬剤師は、図8に示す薬剤管理表70の用法・用量詳細欄74に、医薬品A及びBの用法、用量を分かりやすく表形式にして記載する。
S105:薬剤師が投薬スケジュールB22を作成するとき、CPU19は入力部に対し、スケジュール表80の投薬日欄85の入力を受け付けるよう指示する。投薬日欄85の入力に際し、CPU19は記憶部18に対し、投薬日欄85のフォーマット及び処方箋情報A1を読み出すよう指示し、そして表示部12に対しこれらを表示するよう指示する。薬剤師は、図9に示すスケジュール表80の中に、医薬品A及びBについて6月1日から14日までを、投薬スケジュールB22としての投薬日欄85に入力する。
更に、薬剤師が訪問スケジュールB21を作成するとき、CPU19は入力部に対し、スケジュール表80の訪問予定日欄84の入力を受け付けるよう指示する。その際、CPU19は表示部12に対し、前述した投薬日欄85を表示するよう指示する。薬剤師は、図9に示すようにスケジュール表80の中に、患者の介護に行く日が毎週金曜日であり、その結果6月4日(金)と11日(金)を訪問スケジュールB21としての訪問予定日欄84に入力する。
S106:薬剤師が、薬剤管理情報B1としての薬剤管理表70及びスケジュール情報B2としてのスケジュール表80を作成すると、CPU19は記憶部18に対し、これを記憶するよう指示し、更に、通信部13に対し、サーバ40のデータベース48に格納するために送信出力するよう指示する。
S107:最後に、CPU19は通信部13に対し、処方箋60のうち処方内容欄65を、患者投薬履歴情報B5としてサーバ40のデータベース48に格納するために、サーバ40へ送信出力するよう指示する。
図13は介護訪問用クライアント端末装置30の動作を示すフローチャートである。薬剤師は、介護先3内の患者を訪問することにより患者の容態を聞き取り、患者から患者バイタル情報B311を計測し、介護訪問用クライアント端末装置30を操作する。
S201:薬剤師が患者から患者バイタル情報B311を計測し、入力部31からその場で入力するに際し、介護訪問用クライアント端末装置30のCPU39は入力部31に対し、患者バイタル情報B311の入力を受け付けるよう指示する。その際、CPU39は記憶部38に対し、服薬指導報告書90のフォーマットを読み出すよう指示し、表示部32に対し表示するよう指示する。
S202:薬剤師が患者から容態を聞き取り、入力部31から患者容態チェック情報B312をその場で入力するに際し、CPU39は入力部31に対し、患者容態チェック情報B312の入力を受け付けるよう指示する。
S203:薬剤師が、患者が投薬スケジュールB22に従って服薬しているかどうかを患者から聞き取り、入力部31から服薬実績B313をその場で入力するに際し、CPU39は入力部31に対し、服薬実績B313の入力を受け付けるよう指示する。なお、ステップ201から203は患者状態情報B31の入力ステップであり、順序はこれに限らない。
S204:薬剤師が服薬指導報告書90を作成に際し、服薬指導状況B32をその場で入力する。その際、CPU39は、入力部31に対し、服薬指導状況B32の入力を受け付けるよう指示する。CPU39は記憶部38に対し、入力した服薬指導報告書90を記憶するよう指示する。
S205:CPU39は記憶部38に記憶した服薬指導報告書90を読み出し、容態チェック欄98に記載された情報に所定のキーワード(例えば、「元気なし」)があるかどうか検索する。所定のキーワードは容態の変化を示すキーワードであり、予め定められる。
S206:容態に変化があるキーワードが抽出されたときは、CPU39は通信部33に対し、電子メールを送信するよう指示する。電子メールは連絡文だけでもよく、服薬指導報告書90を添付するものでもよい。電子メールの宛先は予め定めた医師、看護師、薬剤師である。
S207:容態に変化があるキーワードが抽出されないときは、CPU39は通信部33に対し、記憶部38に記憶した服薬指導報告書90を送信するよう指示する。
以上、第1の実施の形態によれば、データセンタ4のデータベース48に、処方箋情報A1、レセプト情報A3、スケジュール情報B2及び服薬指導報告情報B3等を格納し、薬局クライアント端末装置10、医療機関クライアント端末装置20、介護訪問用クライアント端末装置30及び携帯端末装置5からインターネット7経由で閲覧することができる。これにより、情報の一元管理と関係者間の共有化を行うことができる。
更に、予め登録した端末装置からのアクセスに限ることにより、地域内の医療関係者の情報の共有を図ることができる。また、携帯端末装置5によれば、外出先からの医師、看護師又は薬剤師、更に患者自身からもインターネット7経由でデータベース48に格納された服薬指導報告情報B3を閲覧することができるので、服薬指導報告情報B3の共有を図ることができる。特に、患者の容態変化があった場合には、医師、看護師、薬剤師が直ぐに服薬指導報告情報B3にアクセスできるので、素早い判断と対応が可能となり、地域内医療支援システムとして最適なシステムとなる。
また、薬剤師は介護先3で直ちに服薬指導報告情報B3を作成することができるので、薬局1に戻って改めて服薬指導報告情報B3を作成する必要がなく、介護人としての薬剤師にとって二重入力又は転記を不要とするので、データの信頼性確保を図ることができる。
更に、データベース48に格納された処方箋情報A1を利用して、薬局クライアント端末装置10により、訪問スケジュールB21と投薬スケジュールB22を作成し、これに連動してレセプト情報A3によりレセプトを作成することができる。そして、介護訪問用クライアント端末装置30により、データベース48に格納された処方箋情報A1やスケジュール情報B2を利用することにより、また、介護によって得られた患者状態情報B31や服薬指導状況B32を入力することにより、服薬指導報告書90を簡易に作成することができる。
更にまた、本発明に係る介護支援システムにレセコンシステムが含まれることになるので、一方の入力情報が他方のシステムに利用することができ、二重データ入力による誤入力の発生を防止し、データの信頼性確保を図ることができる。
1 薬局
2 医療機関
3 介護先
4 データセンタ
10 薬局クライアント端末装置
20 医療機関クライアント端末装置
30 介護訪問用クライアント端末装置
40 サーバ
48 データベース
70 処方箋
80 スケジュール表
84 訪問予定日欄
85 投薬日欄
90 服薬指導報告書

Claims (12)

  1. 薬局に設置される薬局クライアント端末装置及び介護先で使用される介護訪問用クライアント端末装置と、ネットワークを介して接続されるデータセンタとからなる介護支援システムにおいて、
    前記薬局クライアント端末装置は、医師により作成される処方箋情報に基づいて作成されたレセプト情報を送信するとともに、前記処方箋情報に基づいて作成される投薬スケジュールを含むスケジュール情報を前記データセンタへ送信する通信部を有し、
    前記介護訪問用クライアント端末装置は、患者が前記投薬スケジュールに従って服薬しているかどうかを示す服薬実績を含む患者状態情報が入力される入力部と、入力された前記患者状態情報を含む服薬指導報告情報を前記データセンタへ送信する通信部を有し、
    前記データセンタは、前記処方箋情報、前記レセプト情報、前記スケジュール情報及び前記服薬指導報告情報を格納する記憶部を有することを特徴とする介護支援システム。
  2. 前記データセンタには前記ネットワークを介して医療機関に設置される医療機関クライアント端末装置が接続され、
    前記医療機関クライアント端末装置から入力される前記処方箋情報が前記ネットワークを介して前記データセンタに格納され、
    更に、予め登録された前記薬局クライアント端末装置、前記介護訪問用クライアント端末装置及び前記医療機関クライアント端末装置から前記データセンタに対しアクセス可能とし、情報の共有が図られることを特徴とする請求項1記載の介護支援システム。
  3. 前記服薬指導報告情報には、薬剤師が患者に対し行った服薬指導の状況を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の介護支援システム。
  4. 前記薬局クライアント端末装置は、前記データベースに格納された前記処方箋情報を前記ネットワークを介して受信し、これに基づいて前記レセプト情報及び前記投薬スケジュールを作成することを特徴とする請求項3記載の介護支援システム。
  5. 前記スケジュール情報には、薬剤師が患者を訪問する訪問スケジュールを含むことを特徴とする請求項4記載の介護支援システム。
  6. 前記患者状態情報には、患者の身体状態を示すバイタルデータを含むことを特徴とする請求項5記載の介護支援システム。
  7. 前記介護訪問用クライアント端末装置の前記通信部は、前記患者状態情報内に患者の容態の変化を示す特定キーワードが抽出されたとき、予め定めた宛先に前記ネットワークを介して電子メールを送信することを特徴とする請求項1又は2記載の介護支援システム。
  8. 薬局に設置される薬局クライアント端末装置及び介護先で使用される介護訪問用クライアント端末装置と、ネットワークを介して接続されるデータセンタとからなり、患者の介護を支援する介護支援方法において、
    医師により作成された処方箋情報に基づいたレセプト情報を前記薬局クライアント端末装置により作成するレセプト作成工程と、
    前記処方箋情報に基づいた投薬スケジュールを含むスケジュール情報を前記薬局クライアント端末装置により作成するスケジュール作成工程と、
    患者が前記投薬スケジュールに従って服薬しているかどうかを示す服薬実績を含む患者状態情報を前記介護訪問用クライアント端末装置により作成する患者状態情報作成工程と、
    作成された前記患者状態情報を含む服薬指導報告情報を前記介護訪問用クライアント端末装置から前記データセンタへ送信する服薬指導報告情報送信工程と、
    前記処方箋情報、前記レセプト情報、前記スケジュール情報及び前記服薬指導報告情報を前記データセンタの記憶部に格納する格納工程を含むことを特徴とする介護支援方法。
  9. 前記データベースに格納された前記処方箋情報を前記薬局クライアント端末装置が受信する処方箋受信工程を含み、
    前記処方箋受信工程で受信した前記処方箋情報に基づいて、前記レセプト情報及び前記投薬スケジュールを作成することを特徴とする請求項8記載の介護支援方法。
  10. 前記患者状態情報内に患者の容態の変化を示す特定キーワードが抽出されたとき、前記介護訪問用クライアント端末装置から予め定めた宛先に電子メールを送信する送信工程を含むことを特徴とする請求項8又は9記載の介護支援方法。
  11. (薬局クライアント端末装置)
    薬局に設置され、
    医師により作成された処方箋情報に基づいたレセプト情報を作成するとともに前記処方箋情報に基づいた投薬スケジュールを含むスケジュール情報を作成する入力部と、前記レセプト情報を外部へ送信するとともに前記スケジュール情報をデータセンタへ送信する通信部が設けられ、
    更に、介護先で使用され、患者が前記投薬スケジュールに従って服薬しているかどうかを示す服薬実績を含む患者状態情報が作成され、作成された前記患者状態情報を含む服薬指導報告情報を前記データセンタへ送信する介護訪問用クライアント端末装置とネットワークを介して接続され、
    更にまた、前記処方箋情報、前記レセプト情報、前記スケジュール情報及び前記服薬指導報告情報を格納する記憶部を有する前記データセンタともネットワークを介して接続されることを特徴とする薬局クライアント端末装置。
  12. 医師により作成された処方箋情報に基づいて作成されたレセプト情報を送信するとともに、前記処方箋情報に基づいて作成された投薬スケジュールを含むスケジュール情報をデータセンタへ送信する薬局クライアント端末装置とネットワークを介して接続され、
    更に、介護先で使用されるものであり、かつ、
    患者が前記投薬スケジュールに従って服薬しているかどうかを示す服薬実績を含む患者状態情報が作成される入力部と、作成された前記患者状態情報を含む服薬指導報告情報を前記データセンタへ送信する通信部を有し、
    更にまた、前記処方箋情報、前記レセプト情報、前記スケジュール情報及び前記服薬指導報告情報を格納する記憶部を有する前記データセンタともネットワークを介して接続されることを特徴とする介護訪問用クライアント端末装置。
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