JP2013250890A - 服薬情報管理システム及び服薬情報管理方法 - Google Patents

服薬情報管理システム及び服薬情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】個人毎に異なる生活習慣に応じた服薬スケジュールの作成、及び薬剤の重要度に合わせたアラーム設定を簡易に行う。
【解決手段】服薬情報管理システムは、服薬指導情報管理サーバ10と、薬剤提供者用装置40,50と、服薬者用装置20,30とがネットワークを介して接続され、服薬指導情報管理サーバ10は、薬剤提供者用装置40,50から取得した薬剤情報提供書情報、及び服薬者用装置20,30から取得した生活習慣情報から、各曜日の各服薬時間帯に、薬剤名、用量、服薬時刻、及び服薬者に対するアラームを発出するか否かを示すアラーム設定を対応付けた服薬スケジュール情報を服薬期間分生成する処理部12と、服薬スケジュール情報を服薬者用装置20,30に送信する通信インタフェース部14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、服薬情報管理システム及び服薬情報管理方法に関するものである。
一般に、患者が調剤薬を入手しようとする場合、医療機関で診察を受け医師に処方箋を出してもらい、調剤薬局又は院内薬局にそれを提出し、薬剤師に処方箋に基づいた調剤薬を調剤してもらうという手順をとる。その後、薬剤師や医師から患者へ調剤薬が受け渡されるが、その際、患者は渡される調剤薬の用法用量について薬剤師から指導を受け、それに基づいて調剤薬を服薬する。調剤薬には、例えばリウマチの薬のように、服薬すべき薬剤の種類や量が曜日などによって異なる場合もある。そのため、患者が指導された内容通りに服薬できるよう、用法用量が記載された薬剤情報提供書やおくすり手帳に貼るシールが服薬指導時に患者に手渡される。
従来、これらの薬剤情報提供書やおくすり手帳の情報は紙媒体により患者に渡されていた。しかし近年では、処方箋や薬剤情報提供書の情報の電子化が進んだことや、高機能の携帯情報端末が普及したことから、QRコード(登録商標)などで電子化された情報を記載した処方箋や薬剤情報提供書も登場している。患者は、携帯情報端末などでQRコード(登録商標)を読み取ることで、電子化された処方箋や薬剤情報提供書の内容を携帯情報端末内に取り込むことができる。取得した情報は、インターネットを介して所定のWebサーバから取得したアプリケーションやインターネット上の健康情報管理サービスなどを利用して、蓄積しておくことができる。これらの情報は、日々の服薬支援の用途だけでなく、災害時や緊急時などに常用薬を確認するシーンでの活用も期待されている。また、近年では処方箋や薬剤情報提供書の電子データを患者に受け渡す仕組みや、患者が取得した電子データを管理する個人向け健康情報管理サービスが提供されている。
例えば、個人向けの健康情報管理サービス(PHR:Personal Health Record)の一環として、調剤薬局で発行された領収書に印字されたQRコード(登録商標)から処方情報及び医療費情報を取り込み、所定のサーバ上で管理するサービスが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
また、スマートフォンなどの高機能携帯端末で処方箋のQRコード(登録商標)を読み込むことで、薬剤情報をスマートフォン内のアプリケーションで管理したり、更に利用者が朝昼夕などの服薬時刻を設定することで、飲み忘れ防止アラームを出したりする技術が知られている(例えば、非特許文献2参照)。
[online]、ポケットカルテにおける電子版お薬手帳サービス、[平成24年6月1日検索]、インターネット<URL:http://pdf.irpocket.com/C4326/oWM7/g1BT/qJD3.pdf> [online]、あっ!くすりPro/Lite、[平成24年6月1日検索]、インターネット<URL:http://uhi.umin.jp/ahkusurilite.html>
しかしながら、前述の健康情報管理サービスやアプリケーションでは、以下の課題があるため、未だその利用者数は少なく、広く有効活用されるに至っていない。第1に、処方箋や薬剤情報提供書などの電子データを健康情報管理サービスに登録するためには、個人がQRコード(登録商標)の読み込みなどを実施しなければならないという課題がある。
第2に、一般に、調剤薬局における対面の服薬指導では、薬剤師が患者の生活習慣を薬剤師がヒアリングし、効果に影響がない範囲で生活習慣に応じて服薬頻度や1回あたりの用量を指導する。このような個人毎に異なる生活習慣に合わせた服薬指導情報の情報は受け渡される薬剤情報提供書などの電子データには反映されないため、健康情報管理サービスを利用して適切なタイミングで飲み忘れ防止アラームを発出するためには、個人が自分で設定しなければならないという課題がある。
第3に、調剤薬の中には、個人の判断で利用を中止しても身体への影響が軽微なものと、飲み忘れや飲み違いにより身体に重篤な影響を引き起こす薬剤とがある。これらを区別し、必要なもののみアラームを発出することは現状の健康情報管理サービスでは考慮されていないという課題がある。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、個人毎に異なる生活習慣に応じた服薬スケジュールの作成、及び薬剤の重要度に合わせたアラーム設定を簡易に行うことが可能な服薬情報管理システム及び服薬情報管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る服薬情報管理システムは、服薬指導情報管理サーバと、薬剤名、服薬時間帯、用量、及び服薬期間を含む薬剤情報提供書情報を提供する薬剤提供者用装置と、服薬者の各曜日の服薬可能時刻を示す生活習慣情報を提供する服薬者用装置とがネットワークを介して接続された服薬情報管理システムであって、前記服薬指導情報管理サーバは、前記薬剤提供者用装置から取得した薬剤情報提供書情報、及び前記服薬者用装置から取得した生活習慣情報から、各曜日の各服薬時間帯に、薬剤名、用量、服薬時刻、及び服薬者に対するアラームを発出するか否かを示すアラーム設定を対応付けた服薬スケジュール情報を服薬期間分生成する処理部と、前記服薬スケジュール情報を前記服薬者用装置に送信する通信インタフェース部と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る服薬情報管理方法は、服薬指導情報管理サーバと、薬剤名、服薬時間帯、用量、及び服薬期間を含む薬剤情報提供書情報を提供する薬剤提供者用装置と、服薬者の各曜日の服薬可能時刻を示す生活習慣情報を提供する服薬者用装置とがネットワークを介して接続されたシステムにて服薬情報を管理する服薬情報方法あって、前記服薬指導情報管理サーバにより、前記薬剤提供者用装置から取得した薬剤情報提供書情報、及び前記服薬者用装置から取得した生活習慣情報から、各曜日の各服薬時間帯に、薬剤名、用量、服薬時刻、及び服薬者に対するアラームを発出するか否かを示すアラーム設定を対応付けた服薬スケジュール情報を服薬期間分生成するステップと、前記服薬スケジュール情報を前記服薬者用装置に送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、個人毎に異なる生活習慣に応じた服薬スケジュールの作成、薬剤の重要度に合わせたアラーム設定が簡易にできるようになり、より多くの患者が電子化された服薬指導情報を有効に利用することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムが扱うIDの対応関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムにおけるユーザ基本情報記憶部の管理データ項目例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムにおける薬剤情報提供書情報記憶部の管理データ例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムにおける生活習慣情報記憶部の管理データ例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムにおける1week服薬スケジュール情報記憶部の管理データ例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムにおける服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部の処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムが提供する服薬スケジュール修正・アラーム設定画面例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムを利用して生成されるアンマッチ修正反映後の服薬スケジュール情報の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る服薬情報管理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、服薬情報管理システムは、服薬指導情報管理サーバ10と、個人端末20及び/又はカレンダーサーバ30と、調剤薬局内端末40及び/又は調剤薬局内サーバ50と、を備える。服薬指導情報管理サーバ10は、インターネットなどの通信ネットワークを介して、個人端末20、カレンダーサーバ30、調剤薬局内端末40、及び調剤薬局内サーバ50と接続可能である。
個人端末20及び/又はカレンダーサーバ30は、薬剤の服薬者が利用する服薬者用装置の一例である。調剤薬局内端末40及び調剤薬局内サーバ50は、薬剤提供者が利用する薬剤提供者用装置の一例である。以下、本明細書においては、薬剤の服薬者を患者と表記し、薬剤提供者を薬剤師と表記する。
まず、服薬指導情報管理サーバ10が行う処理の概要について説明する。服薬指導情報管理サーバ10は、調剤薬局内端末40又は調剤薬局内サーバ50から取得した薬剤情報提供書情報と、個人端末20又はカレンダーサーバ30から取得した生活習慣情報とを突き合わせて服薬スケジュールを自動生成し、患者が利用する個人端末20又はカレンダーサーバ30に送付する。ここで、薬剤情報提供書情報は、薬剤名、用量(1回あたり)、服薬時間帯、及び服薬期間を含む情報である。生活習慣情報は、患者の服薬可能時刻(起床直後、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前)を曜日ごとに示した情報である。
また、服薬指導情報管理サーバ10は、服薬結果情報を服薬スケジュール及び薬剤情報提供書に反映させる。ここで、服薬結果情報は患者により入力される服薬結果を示す情報であり、服薬の有無だけでなく、服薬による体調の変化などの詳細情報を含んでもよい。
服薬指導情報管理サーバ10は、患者への服薬指導情報提供時には、以下の特徴を有する。
・調剤薬局内端末40又は調剤薬局内サーバ50から薬剤情報提供書の内容を取り込むインタフェースを有し、薬剤情報提供書の情報を個人毎に蓄積する。
・患者による生活習慣の入力が可能なユーザインタフェースを提供し、生活習慣情報を患者毎に蓄積する。
・同一人物の薬剤情報提供書情報及び生活習慣情報に基づき、服薬スケジュールサンプルを自動生成する。その際、薬剤情報提供書情報及び生活習慣情報の間で不整合が生じる場合には、その箇所を自動検出し、不整合箇所をアンマッチ項目として抽出する。
・薬剤師によるアンマッチ項目の修正や指定した薬剤のアラーム設定が可能なユーザインタフェースを提供し、修正後の服薬スケジュールを個人毎に蓄積する。
・なお、服薬スケジュール情報を例えばCalDAVなどのカレンダープロトコルに展開し、患者が利用する個人端末20又はカレンダーサーバ30に送付してもよい。
服薬指導情報管理サーバ10は、薬剤師への服薬情報提供時には、以下の特徴を有する。
・個人端末20又はカレンダーサーバ30から定期的又は一定期間終了時点に、服薬スケジュールに提示した薬剤に関する服薬結果情報を受け取り、管理している服薬スケジュール情報に反映する。
・服薬スケジュール情報を薬剤情報提供書に変換し、調剤薬局内端末40又は調剤薬局内サーバ50へ送付する。
以下、服薬指導情報管理サーバ10の各構成の詳細を説明する。図1に示すように、服薬指導情報管理サーバ10は、記憶部11と、処理部12と、ユーザインタフェース部13と、通信インタフェース部14と、を備える。
[記憶部]
まず、記憶部11について説明する。記憶部11は、ユーザ基本情報記憶部111と、薬剤情報提供書情報記憶部112と、生活習慣情報記憶部113と、1week服薬スケジュール情報記憶部114と、服薬スケジュール情報記憶部115と、を備える。
図2は、記憶部11により管理されるユーザID、薬剤情報提供書情報ID、生活習慣情報ID、服薬スケジュールID、及び1week服薬スケジュールIDの対応関係を示す図である。ユーザIDは患者ごとに個別に割り当てられる。各ユーザIDに対してN個(N≧1)の薬剤情報提供書情報ID、及び1個の生活習慣情報IDが対応付けられ、N個の薬剤情報提供書情報IDに対して1個の服薬スケジュールID、及びM個(M≦N)の1week服薬スケジュールIDが対応付けられる。
ユーザ基本情報記憶部111は、服薬指導情報管理サーバ10において、各種データをユーザ単位に管理するための基本情報を保持する。図3は、ユーザ基本情報記憶部111の管理データ例を示す図である。図3に示すように、ユーザ基本情報記憶部111は、例えば、患者に一意に付与されたユーザID、被保険者証ID、及び基本4情報(氏名、住所、性別、及び生年月日)を管理する。また、1つのユーザIDに対して一意に特定される生活習慣情報IDへのマッピング情報、及び服薬スケジュール情報を送信する際に必要となる個人端末20やカレンダーサーバ30などの宛先(カレンダー送信先)も保持する。
薬剤情報提供書情報記憶部112は、薬剤情報提供書に記載の情報を管理する。図4は、薬剤情報提供書情報記憶部112の管理データ項目例を示す図である。薬剤情報提供書情報記憶部112は、例えば、図4(a)に示すように、服薬すべき薬剤に関する薬剤名、形状、効能・効果、用法・用量、服薬上の注意事項や副作用・相互作用などの情報を、薬剤情報提供書に一意に付与された薬剤情報提供書IDに対応づけて管理する。効能・効果、及び服薬上の注意事項や副作用・相互作用などについては、URLなどのインターネット上に存在する情報へのリンク情報を追加してもよい。
また、薬剤情報提供書情報記憶部112は、図4(b)に示すように、薬剤情報提供書ID、ユーザID、及び服薬スケジュールごとに一意に付与された1week服薬スケジュールIDのマッピング情報を保持すると共に、薬剤情報提供書ごとに、服薬スケジュールごとに一意に付与された服薬スケジュールID、薬剤情報提供書に記載の服薬期間、及びアラーム設定対象薬剤の組み合わせを対応づけて管理する。さらに、薬剤情報提供書情報記憶部112は、患者が直接的又は間接的に入力する服薬結果情報も薬剤情報提供書IDに対応づけて管理するようにしてもよい。図4(a)の例では、フォリアミン錠について「金/朝:NG」という服薬結果が示されており、これは金曜日の朝に服薬すべきフォリアミン錠を服薬しなかったことを意味している。
このように、1週間分の服薬スケジュール(1week服薬スケジュール情報)と、薬剤情報提供書に記載の服薬期間及びアラーム設定対象薬剤の情報を分離し、組み合わせで服薬期間分の服薬スケジュールを生成することによって、同じ薬剤が繰り返し処方されることも多い慢性疾患患者などの服薬スケジュール作成時に、過去の服薬スケジュール情報を有効に再利用することができるようになる。
生活習慣情報記憶部113は、ユーザIDと1対1に対応した生活習慣情報IDに対応づけて、1週間分の生活習慣情報を保持する。図5に、生活習慣情報記憶部113の管理データ項目例を示す。
1week服薬スケジュール情報記憶部114は、1週間分の服薬スケジュールに一意に付与された1week服薬スケジュールIDに、曜日、服薬時間帯、服薬時刻、薬剤名、用量、及び患者に対するアラームを発出するか否かを示すアラーム設定を対応付けた1week服薬スケジュール情報を保持する。図6に、1week服薬スケジュール情報記憶部114の管理データ項目例を示す。
服薬スケジュール情報記憶部115は、服薬スケジュールに一意に付与された服薬スケジュールIDに、服薬期間分の日にち、服薬時間帯、服薬時刻、薬剤名、用量、及び患者に対するアラームを発出するか否かを示すアラーム設定を対応付けた服薬スケジュール情報を保持する。
なお、記憶部11で管理する各データは、安全に保全するため、ハッシュ値に変換したり、署名を付与してもよい。また、各データに対して、本人や特定の薬剤師など、アクセス権限を保持するユーザのみがアクセスできるよう、制御する機構を設けたり、あるステータスになったら変更できないようステータスを管理する機構を設けたりしてもよい。
[処理部]
次に、処理部12について説明する。図1に示すように、処理部12は、薬剤情報提供書情報受付処理部121と、生活習慣情報受付処理部122と、服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123と、服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124と、を備える。
薬剤情報提供書情報受付処理部121は、ユーザインタフェース部13又は通信インタフェース部14から取得した薬剤情報提供書の情報を薬剤情報提供書情報記憶部112に格納する。薬剤情報提供書のフォーマットが変更される場合には、薬剤情報提供書のフォーマットを記載したマスタ情報を別途管理し、マスタ情報を参照してデータ変換を実施して正規化した上で格納するようにしてもよい。
生活習慣情報受付処理部122は、ユーザインタフェース部13から取得した生活習慣情報を生活習慣情報記憶部113に格納する。
服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123は、患者への服薬指導情報提供時には、服薬スケジュールサンプル、及びアンマッチ項目を示すアンマッチ情報を生成し、薬剤師への服薬情報提供時には、服薬スケジュールから薬剤情報提供書への変換を行う。
図7は、服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123の患者への服薬指導情報提供時の処理を説明するフローチャートである。服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123では、ユーザインタフェース部13からの実行要求を受理する時、又は新たな薬剤情報提供書が格納される時などの予め定められたタイミングで、図7に示す一連のステップを実行する。一連のステップには、当該薬剤情報提供書に対応する服薬スケジュールの元とする1week服薬スケジュールサンプルを作成するステップ(ステップS101〜S105)、1week服薬スケジュールサンプルから当該服薬情報提供書情報に対応する服薬スケジュールサンプルを作成するステップ(ステップS106)、作成した服薬スケジュールサンプルで未完成と判断した箇所(アンマッチ項目)を抽出し、服薬スケジュールサンプルと共に出力するステップ(ステップS107〜108)、及び修正後の服薬スケジュール情報から1week服薬スケジュールを切り出して記憶部11に格納した情報を更新するステップ(ステップS109)を含む。
[患者への服薬指導情報提供時]
まず、ステップS101では、生活習慣情報の更新日以降に作成された服薬スケジュール情報が存在するか否かを判定する。生活習慣情報の更新日以降に作成された服薬スケジュール情報が存在する場合には処理をステップS102に進め、生活習慣情報の更新日以降に作成された服薬スケジュール情報が存在しない場合には処理をステップS105に進める。
ステップS102では、薬剤情報提供書情報記憶部112から、服薬スケジュールIDに対応付けられた薬剤情報提供書IDによって特定される薬剤情報提供書情報を抽出する。
ステップS103では、ステップS102にて抽出した薬剤情報提供書情報の中に、今回処理対象とする薬剤情報提供書情報と内容が一致するものが存在するか否かを判定する。内容が一致するものが存在する場合には処理をステップS104に進め、内容が一致するものが存在しない場合には処理をステップS105に進める。
ステップS104では、今回処理対象とする薬剤情報提供書情報と内容が一致する薬剤情報提供書情報に対応付けられた1week服薬スケジュール情報を、今回の1week服薬スケジュールサンプル(薬剤師による修正前の仮の1week服薬スケジュール)として採択する。つまり、服薬スケジュールサンプル自動生成の元とする生活習慣情報及び薬剤情報提供書情報の両方が同じ状況で、過去に1week服薬スケジュール情報が生成されている場合には、それを今回処理対象とする薬剤情報提供書情報の服薬スケジュールサンプルの元とする1week服薬スケジュールサンプルとして採択する。
ステップS105では、薬剤情報提供書情報記憶部112に格納された薬剤情報提供書情報の“用法・用量”と、生活習慣情報記憶部113に格納された生活習慣情報とを突合(照合)させることで1week服薬スケジュールサンプルを自動生成し、1week服薬スケジュール情報記憶部114に格納する。
具体的には、1week服薬スケジュールサンプルを作成するために、1week服薬スケジュール情報記憶部114が記憶する項目の各“曜日”の各“服薬時間帯”(起床直後、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前)に該当する“服薬時刻”として、生活習慣情報に記載された当該曜日の“服薬可能時刻”をマッピングする(ステップS105−1)。次に、1week服薬スケジュール情報記憶部114が記憶する項目の各“曜日”の各“服薬時間帯”に該当する“薬剤名”及び“量”として、薬剤情報提供書情報に記載された当該曜日の“薬剤名”及び“用量”(1回あたり)をマッピングする(ステップS105−2)。この時、薬剤情報提供書情報に記載の“用法”が「食後」の場合には、生活習慣情報に記載の“服薬可能時刻”に30分など一定数をプラスした値を1week服薬スケジュールサンプルの“服薬時刻”として設定してもよい。また、患者に対して服薬を促すアラーム設定については、設定ファイルなどに予め定められた薬剤に関してのみ「アラームあり」に設定する。
ステップS106では、薬剤情報提供書情報に記載された服薬期間の曜日に1week服薬スケジュールサンプルをマッピングさせることで、当該薬剤情報提供書の服薬期間分の服薬スケジュールサンプルを生成する。
ステップS107では、ステップS106にて生成した服薬スケジュールサンプルにおける各曜日の各服薬時間帯について、“薬剤名”はマッピングされているが“服薬時刻”がマッピングされていないものをアンマッチ項目として抽出する。例えば、朝食を摂らない場合には、生活習慣情報の服薬可能時刻には朝食後の時刻は記載されない。この場合に朝食後に服薬すべき薬剤があると、服薬時間帯の“朝食後”に対して“薬剤名”はマッピングされるが“服薬時刻”はマッピングされないため、当該項目をアンマッチ項目として抽出する。
ステップS108では、生成した服薬スケジュールサンプル、及びアンマッチ項目を示すアンマッチ情報をユーザインタフェース部13に出力する。
ステップS109では、ユーザインタフェース部13から薬剤師による修正後の服薬スケジュール情報を受理すると、服薬スケジュールを1週間分切り出して1week服薬スケジュール情報を生成し、1week服薬スケジュール情報記憶部114に格納された1week服薬スケジュール情報を上書きする。また、薬剤情報提供書情報記憶部112に、薬剤情報提供書ID、服薬スケジュールID及び1week服薬スケジュールIDの対応情報を追加する。
[薬剤師への服薬情報提供時]
服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123は、薬剤師への服薬情報提供時には、服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124から服薬結果情報を付加した服薬結果付き服薬スケジュール情報と共に実行要求を受理すると、当該服薬スケジュール情報中の各日・各服薬時間帯について、薬剤名が対応づけられているにも関わらず服薬結果が入力されていない箇所、すなわち、服薬されなかった日・服薬時間帯があるかを確認する。該当箇所があった場合には、薬剤情報提供書情報記憶部112の当該服薬スケジュール情報IDに対応する薬剤情報提供書中の、前記服薬漏れが確認された薬剤名に対応する服薬結果欄に服薬漏れが発生した日付などの詳細情報を追記する。また、服薬結果付きの薬剤情報提供書情報を、ユーザインタフェース部13又は通信インタフェース部14に出力する。
服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124は、患者への服薬指導情報提供時には、服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123からの実行要求を受理する時、又は新たな服薬スケジュール情報が格納される時などの予め定められたタイミングで、服薬スケジュール情報を、ネットワーク上でカレンダー情報を共有するためのプロトコル(例えば、CalDAV)のフォーマットに変換する。そして、生成したカレンダープロトコルフォーマットの服薬スケジュール情報を通信インタフェース部14に渡す。
服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124は、薬剤師への服薬情報提供時には、通信インタフェース部14からカレンダープロトコルフォーマットの服薬結果付き服薬スケジュール情報を受理すると、カレンダープロトコルフォーマットのデータ形式から服薬スケジュール情報記憶部115に格納できるフォーマットに変換する。そして、生成した服薬結果付き服薬スケジュール情報を服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123に出力し、薬剤情報提供書情報への変換を要求する。
[ユーザインタフェース部]
次に、ユーザインタフェース部13について説明する。ユーザインタフェース部13は、ユーザが個人端末20や調剤薬局内端末40からデータを操作するためのユーザインタフェースを、通信インタフェース部14を介して個人端末20や調剤薬局内端末40に提供する。例えば、ユーザインタフェース部13は、Webブラウザで操作する画面を生成し、ユーザがデータを入出力できるようにする。また、ユーザから入力された情報を処理部12に出力する。具体的には以下の機能を有する。
患者への服薬指導情報提供時には、ユーザインタフェース部13は以下の3つのインタフェースを提供する。第1に、ユーザインタフェース部13は、ユーザが薬剤情報提供書情報をインポートするインタフェースを提供する。個人端末20や調剤薬局内端末40内にあるファイルをアップロードする方法でもよいし、QRコード(登録商標)の読み込みなどでもよい。薬剤情報提供書情報のインポートは、薬剤師が行ってもよいし、QRコード(登録商標)などを用いて患者が行ってもよい。なお、薬剤情報提供書情報のインポートは、通信インタフェース部14を介したサーバ間通信で行ってもよい。
第2に、ユーザインタフェース部13は、ユーザが生活習慣情報を入力するインタフェースを提供する。生活習慣情報の入力は、薬剤師が患者からヒアリングして入力してもよいし、患者が直接入力してもよい。なお、カレンダーサーバ30などに既に生活習慣情報が存在する場合などには、通信インタフェース14を介したサーバ間通信でデータをインポートしてもよい。
第3に、ユーザインタフェース部13は、アンマッチ項目を表示し、薬剤師が服薬スケジュール情報を修正したり、アラーム設定する薬剤を選択したりするインタフェースを提供する。
図8は、ユーザインタフェース部13が提供する服薬スケジュール修正・アラーム設定画面例を示す図である。この図では、アンマッチ項目が斜線で示されている。各日の服薬時間帯、薬剤、用量、についてはユーザが変更することができる。薬剤に対して服薬時刻が定められていないアンマッチ項目については、例えば薬剤師が服薬者に確認しながら適切な服薬時刻を設定したり、他の服薬時刻の用量を変更したりすることができる。
アラーム設定薬剤についてはその効用などから予め初期値が定められており、ここでは、リウマトレックスカプセル及びフォリアミン錠がアラーム設定薬剤と定められている。この設定はデフォルト状態の設定であり、薬剤師はアラーム設定薬剤選択画面81のチェックを外すことによりアラーム設定薬剤をアラーム設定外薬剤に変更することができ、また、チェックを入れることによりアラーム設定外薬剤をアラーム設定薬剤に変更することができる。
図9は、図8の画面に表示される、アンマッチ修正反映後の服薬スケジュール情報の例を示す図である。この図では、図8に示されたアンマッチ項目が薬剤師により修正されており、アンマッチ項目は無くなっている。服薬スケジュール情報記憶部115では、これらの項目に服薬スケジュールIDを付与して管理する。
薬剤師への服薬情報提供時には、ユーザインタフェース部13は、服薬結果付き薬剤情報提供書を表示し、ダウンロードするインタフェースを提供する。なお、服薬結果付き薬剤情報提供書情報のエクスポートを、通信インタフェース14を介したサーバ間通信で行ってもよい。
[通信インタフェース部]
次に、通信インタフェース部14について説明する。通信インタフェース部14は、インターネットなどの通信ネットワークを介して、個人端末20、カレンダーサーバ30、調剤薬局内端末40、及び調剤薬局内サーバ50とデータを送受信する。また、指定された端末に対し、ユーザインタフェース部13が生成した画面の送付等を行う。
なお、必要に応じて、IPアドレスの確認や鍵交換などを行って接続サーバ及び端末を限定してもよい。また、患者本人の許可が得られれば、調剤薬局だけでなく、医療機関やスポーツ施設などの各種健康関連機関も服薬指導情報管理サーバ10に接続し、服薬指導情報管理サーバ10が保有するデータを提供してもらうことも可能である。
患者への服薬指導情報提供時には、通信インタフェース部14は、調剤薬局内端末40又は調剤薬局内サーバ50から送付された薬剤情報提供書情報を受理し、薬剤情報提供書情報受付処理部121に出力する。なお、前述したように、薬剤情報提供書情報はユーザがWeb画面などからインポートしてもよい。また、通信インタフェース部14は、個人端末20又はカレンダーサーバ30から送付された生活習慣情報を受理し、生活習慣情報受付処理部122に出力する。
また、通信インタフェース部14は、服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124にて生成されたカレンダープロトコルフォーマットの服薬スケジュール情報を、個人端末20又はカレンダーサーバ30に送信する。送信先とする個人端末20又はカレンダーサーバ30は、ユーザ基本情報に記載された当該ユーザのカレンダー送信先を参照することで決定する。
薬剤師への服薬情報提供時には、通信インタフェース部14は、個人端末20又はカレンダーサーバ30から、定期的又は予め定められた期間終了時点に、服薬スケジュールに提示した薬剤に関する服薬結果情報(カレンダープロトコルフォーマットの服薬結果付き服薬スケジュール)を受理し、服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123に渡す。服薬結果情報の取得は、服薬指導情報管理サーバ10から個人端末20又はカレンダーサーバ30にポーリングする形式をとってもよい。
また、通信インタフェース部14は、服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123にて生成された服薬結果付き薬剤情報提供書情報を、当該薬剤情報提供書のインポート元である調剤薬局内端末40又は調剤薬局内サーバ50に送信する。送信先とするサーバは、薬剤情報提供書情報に記載された調剤薬局情報を参照することで決定する。なお、前述したように、服薬結果付き薬剤情報提供書情報は、ユーザがWeb画面などからエクスポートしてもよい。また、薬剤情報提供書のフォーマットを記載したマスタ情報を管理している場合、送信先の調剤薬局が薬剤情報提供書をインポートした時と同じ形式に変換してから送付してもよい。
[患者への服薬指導情報提供フロー]
次に、服薬情報管理システムにおける、患者への服薬指導情報提供のフローについて説明する。
1.薬剤情報提供書情報受付処理部121により、通信インタフェース部14及びユーザインタフェース部13を介して入力(インポート)される薬剤情報提供書情報を、薬剤情報提供書情報記憶部112に格納する。
2.生活習慣情報受付処理部122により、通信インタフェース部14及びユーザインタフェース部13を介して入力(インポート)される生活習慣情報を、生活習慣情報記憶部113に格納する。
3.服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123により、服薬スケジュールサンプル及びアンマッチ情報を生成し、ユーザインタフェース部13及び通信インタフェース部14を介して、個人端末20や調剤薬局内端末40に表示する。
4.薬剤師は、薬剤情報書に記載の服薬指導内容と生活習慣が合致しないアンマッチ箇所を修正し、患者に対するアラームを発出すべき薬剤を指定する。
5.服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123により、修正済の服薬スケジュールから1週間分を切り出し、1week服薬スケジュール情報記憶部114に蓄積する。
6.服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124により、修正済の服薬スケジュール情報をカレンダープロトコルフォーマットに変換し、通信インタフェース部14を介して個人端末20又はカレンダーサーバ30に送信する。
7.個人端末20又はカレンダーサーバ30により、カレンダープロトコルフォーマットで記述された服薬スケジュールをカレンダー展開し、患者に提示する。また、アラーム設定された時刻になったら、個人端末20は、設定された薬剤の服薬を促すための表示(例えばメッセージの表示や音声出力)を行う。
このように、本発明の服薬情報管理システムによれば、患者は、個人端末20のアプリケーションなどを通じて、自身の生活習慣にマッチした服薬指導情報をいつでも参照することができる。また、自身にとって適切な時間にアラームが発出するため、飲み忘れや飲み違いを防止することができるようになる。
[薬剤師への服薬情報提供フロー]
次に、服薬情報管理システムにおける、薬剤師への服薬情報提供フローについて説明する。
1.患者は、個人端末20やカレンダーサーバ30が提供するアプリケーションを利用して服薬結果を示す服薬結果情報を登録する。
2.服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124により、定期的又は予め定められた期間終了時点に、当該服薬スケジュールに記載された薬剤に関する服薬結果情報を、通信インタフェース部14及びユーザインタフェース部13を介して個人端末20又はカレンダーサーバ30からカレンダー情報を共有するためのプロトコルで取得する。または、個人端末20やカレンダーサーバ30にポーリングして取得する。
3.服薬スケジュール−カレンダー変換処理部124により、取得した服薬結果情報を、カレンダープロトコルフォーマットから服薬スケジュール情報記憶部115のフォーマットに変換する。
4.服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123により、服薬結果付き服薬スケジュール情報から服薬結果を抽出し、薬剤情報提供書情報記憶部112に追記する。また、服薬結果付き薬剤情報提供書情報を、調剤薬局内端末40又は調剤薬局内サーバ50に送付する。
5.調剤薬局内端末40又は調剤薬局内サーバ50により、服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部123から送付された服薬結果情報を管理する。
従来の健康情報管理サービスでは、患者が服薬結果情報を登録することができるが、個人の健康情報管理サービスに蓄積されるのみで、薬剤師にフィードバックして次回の調剤に役立てることができないという課題があったが、このように本発明の服薬情報管理システムによれば、当該調剤薬局の薬剤師は患者の服薬結果を確認することができるようになる。そのため、当該患者に対する次回以降の調剤時に活かすことができる、調剤行為の質を向上されることができるようになる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、服薬指導情報管理サーバ10が記憶部11を備える構成としているが、服薬指導情報管理サーバ10が記憶部11を備えず、通信ネットワークを介して接続可能な記憶装置が記憶部11を備える構成としてもよい。
10 服薬指導情報管理サーバ
11 記憶部
12 処理部
13 ユーザインタフェース部
14 通信インタフェース部
20 個人端末
30 カレンダーサーバ
40 調剤薬局内端末
50 調剤薬局内サーバ
111 ユーザ基本情報記憶部
112 薬剤情報提供書情報記憶部
113 生活習慣情報記憶部
114 1week服薬スケジュール情報記憶部
115 服薬スケジュール情報記憶部
121 薬剤情報提供書情報受付処理部
122 生活習慣情報受付処理部
123 服薬スケジュール−薬剤情報提供書情報変換処理部
124 服薬スケジュール−カレンダー変換処理部

Claims (8)

  1. 服薬指導情報管理サーバと、薬剤名、服薬時間帯、用量、及び服薬期間を含む薬剤情報提供書情報を提供する薬剤提供者用装置と、服薬者の各曜日の服薬可能時刻を示す生活習慣情報を提供する服薬者用装置とがネットワークを介して接続された服薬情報管理システムであって、
    前記服薬指導情報管理サーバは、
    前記薬剤提供者用装置から取得した薬剤情報提供書情報、及び前記服薬者用装置から取得した生活習慣情報から、各曜日の各服薬時間帯に、薬剤名、用量、服薬時刻、及び服薬者に対するアラームを発出するか否かを示すアラーム設定を対応付けた服薬スケジュール情報を服薬期間分生成する処理部と、
    前記服薬スケジュール情報を前記服薬者用装置に送信する通信インタフェース部と、
    を備えることを特徴とする服薬情報管理システム。
  2. 前記処理部は、前記服薬期間分の服薬スケジュール情報を、前記薬剤情報提供書情報に対応付けて管理される、1週間分の前記服薬スケジュール情報、前記服薬期間、及びアラーム設定対象薬剤の情報の組み合わせにより生成することを特徴とする、請求項1に記載の服薬情報管理システム。
  3. 前記処理部は、前記服薬スケジュール情報のうち、各曜日の各服薬時間帯について、前記薬剤名は対応付けられているが、前記服薬時刻は対応付けられていないものをアンマッチ項目として抽出し、
    前記アンマッチ項目を修正可能なインタフェースを提供するユーザインタフェース部を更に備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の服薬情報管理システム。
  4. 前記通信インタフェース部は、前記服薬スケジュール情報を、ネットワーク上でカレンダー情報を共有するためのプロトコルに変換してから、前記服薬者用装置に送信することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の服薬情報管理システム。
  5. 前記処理部は、前記服薬者用装置から取得した服薬結果を示す服薬結果情報を前記薬剤情報提供書情報に付加して管理することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の服薬情報管理システム。
  6. 前記処理部は、前記服薬結果情報を、ネットワーク上でカレンダー情報を共有するためのプロトコルで取得し、
    前記服薬結果情報を前記薬剤情報提供書の該当薬剤の付加情報とし、前記薬剤提供者用装置に送付することを特徴とする、請求項5に記載の服薬情報管理システム。
  7. 服薬指導情報管理サーバと、薬剤名、服薬時間帯、用量、及び服薬期間を含む薬剤情報提供書情報を提供する薬剤提供者用装置と、服薬者の各曜日の服薬可能時刻を示す生活習慣情報を提供する服薬者用装置とがネットワークを介して接続されたシステムにて服薬情報を管理する服薬情報方法あって、
    前記服薬指導情報管理サーバにより、
    前記薬剤提供者用装置から取得した薬剤情報提供書情報、及び前記服薬者用装置から取得した生活習慣情報から、各曜日の各服薬時間帯に、薬剤名、用量、服薬時刻、及び服薬者に対するアラームを発出するか否かを示すアラーム設定を対応付けた服薬スケジュール情報を服薬期間分生成するステップと、
    前記服薬スケジュール情報を前記服薬者用装置に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする服薬情報管理方法。
  8. 前記服薬指導情報管理サーバにより、前記服薬者用装置から取得した服薬結果を示す服薬結果情報を前記薬剤情報提供書情報に付加して管理するステップを更に含むことを特徴とする、請求項7に記載の服薬情報管理方法。
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