JP6402342B1 - 投薬日数決定支援システム、投薬日数決定支援方法及び投薬日数決定支援プログラム - Google Patents

投薬日数決定支援システム、投薬日数決定支援方法及び投薬日数決定支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】残薬の増加を抑制しながら投薬日数の決定を簡素化できる投薬日数決定支援システムを提供する。
【解決手段】投薬日数決定支援システムは、患者に対して投薬を行う際に投薬日数の決定を支援する投薬日数決定支援システムであって、患者の前回の診療日に処方された薬剤の前回投薬日数と前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数とに基づいて、患者が今回の診療日又は薬剤受領予定日に有すると推定される推定残薬日数を算出する残薬日数推定部と、算出された推定残薬日数と今回の診療日又は薬剤受領予定日から次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出する投薬日数算出部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医師が治療上投薬の必要があるとして処方箋を交付する際に投薬日数の決定支援を行う投薬日数決定支援システム、投薬日数決定支援方法及び投薬日数決定支援プログラムに関する。
電子カルテに記載する内容を自動生成する情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1)。当該情報処理装置は、電子カルテを作成する際に前回処方した投薬量と次回の診察日までの期間とから処方量を調整する構成を有している。
特許文献1の技術では、例えば、前回の処方量が1週間分であり、今回の診察日から予約日時候補データの診察予約日まで2週間ある場合、入力候補作成部は、前回の処方量の2倍分を今回の処方量として、入力候補データを作成する。また、例えば、前回の処方量が1週間分であり、今回の診察日から予約日時候補データの診察予約日までの期間が5日間である場合、入力候補作成部は、前回の処方量の5/7倍分を今回の処方量として、入力候補データを作成する(特許文献1の段落[0086])。
特開2013−228994号公報
しかしながら、例えば、調剤薬局が遠方にある等何らかの事情で、患者が処方薬を入手するまでに日数がかったりすると、患者の服用期間が診察予約日までの期間とずれてしまい残薬が生じるおそれがある。また、治療に必要な薬剤を決定する医師が残薬を勘案して処方する際、投薬日数の決定が面倒となってしまう問題もある。
本発明は、以上の従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、残薬の増加を抑制しながら投薬日数の決定を簡素化できる投薬日数決定支援システム、投薬日数決定支援方法及び投薬日数決定支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の投薬日数決定支援システムは、患者に対して投薬を行う際に投薬日数の決定を支援する投薬日数決定支援システムであって、
前記患者の前回の診察日を示す情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記患者の前回の診療日を加味して前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数を認識する投薬日数決定支援部と、
前記患者の前回の診療日に処方された薬剤の前回投薬日数と前記投薬日数決定支援部により認識された前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数とに基づいて、前記患者が今回の診療日又は薬剤受領予定日に有すると推定される推定残薬日数を算出する残薬日数推定部と、
算出された推定残薬日数と今回の診療日又は薬剤受領予定日から次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出する投薬日数算出部を備えることを特徴とする。
上記構成の投薬日数決定支援システムによれば、前記残薬日数推定部が推定残薬日数を算出し、投薬日数算出部が当該推定残薬日数と今回の診療日又は薬剤受領予定日から次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出するので、医師等による投薬日数決定及びその入力操作を簡素化できる。
本発明の投薬日数決定支援システムにおいて、
前記投薬日数算出部は、投薬日数と用量又は分量とに応じて投薬量を算出することが好ましい。
上記構成の投薬日数決定支援システムによれば、投薬日数と用量又は分量とに応じて投薬量を算出するので、投薬量を決定するための入力操作を簡素化することができることができる。
本発明の投薬日数決定支援システムにおいて、
前記投薬日数算出部は、
今回の診療の予約日が前倒しで変更されたか否かを判定し、
当該今回の診療の予約日が前倒しで変更されたと判定された場合、変更前の今回の診療の予約日又は薬剤受領予定日が、前回の診療日又は薬剤受領日から前回の投薬日数を経過した日よりも後かどうかを判定し、
変更前の今回の診療の予約日又は薬剤受領予定日が、前回の診療日又は薬剤受領日から前回の投薬日数を経過した日よりも後であると判定した場合には、その差分の日数に応じた日数だけ今回の投薬日数を減数して算出することが好ましい。
変更前の今回の診療の予約日又は薬剤受領予定日が、前回の診療日又は薬剤受領日から前回の投薬日数を経過した日よりも後の場合、前回の診療日又は薬剤受領日から前回の投薬日数を経過した日から変更前の今回の診療の予約日又は薬剤受領予定日までの日数分だけ、患者が薬剤を所有しているか、又は患者がその日数分だけ薬剤を服用しなくてよい状態であると推察される。上記構成の投薬日数決定支援システムによれば、今回の診療の予約日が前倒しで変更された場合、変更前の今回の診療の予約日又は薬剤受領予定日が、前回の診療日又は薬剤受領日から前回の投薬日数を経過した日よりも後の場合には、その差分の日数に応じた日数だけ今回の投薬日数から減ずるので、投薬日数の残薬をさらに減らすことができる投薬日数が算出される。
本発明の投薬日数決定支援システムにおいて、
前記投薬日数算出部は、患者の受診履歴を参照することにより、次回診療予定日を推定し、かつ、前記推定残薬日数と前記今回の診療日又は薬剤受領予定日から前記推定された次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出することが好ましい。
当該構成の投薬日数決定支援システムによれば、投薬日数算出部により、患者の受診履歴が参照され、次回診療予定日が推定される。
そして、投薬日数算出部により、前記推定残薬日数と前記今回の診療日又は薬剤受領予定日から前記推定された次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数が算出される。
これにより、患者が次回診療予約を行っていない段階でも、推定残薬数と次回診療予定日とを勘案した形で今回の投薬日数が算出できるので、患者または医師の手間を減らしながら、残薬の発生を抑制することが出来る。
本発明の投薬日数決定支援システムにおいて、
診療の予約を受け付ける診療予約受付部を備え、
前記投薬日数算出部は、今回の診療の終了後から所定時間以内に前記診療予約受付部により次回診療予定日の予約が受け付けられた場合には、当該予約された次回診療予定日を用い、今回の診療の終了後から所定時間以内に前記診療予約受付部により予約が受け付けられなかった場合には、患者の受診履歴を参照することにより、次回診療予定日を推定するように構成されていることが好ましい。
診療の終了後の所定時間後には処方を行うことが好ましい。換言すれば、診療終了後処方が行われるまでには期限がある。一方で、患者または医師の都合によっては、その期限までに予約ができることもあれば、予約ができないこともある。
この点に鑑みて構成された投薬日数決定支援システムによれば、今回の診療の終了後から所定時間以内に診療予約受付部により予約が受け付けられていればそれを反映し、診療予約が受け付けられていなければ受診履歴から次回診療予定日が推定される。これにより、残薬を抑制するような処方日数の算出にあたって、患者または医師が予約をした場合には予約された次回の診療予定日を用いることによりその患者または医師の意思を尊重し、患者または医師が予約をしていない場合には、次回の診療予定日を推定することにより患者または医師の手間を減らすことが出来る。
本発明の投薬日数決定支援システムにおいて、
投薬数の履歴及び薬代の履歴を、前記患者に閲覧可能に出力する出力部を備えることが好ましい。
上記構成の投薬日数決定支援システムによれば、患者自らが自分の治療情報を容易に知ることができ患者の利便性が向上する。
本発明の投薬日数決定支援システムにおいて、
前記処方される薬剤を配送する配送システムを備え、前記投薬日数算出部は、前記次回診療予定日から配送にかかる日数後の日を次回の薬剤受領予定日として認識し、前記今回の診療日又は薬剤受領予定日から前記次回の薬剤受領予定日までの日数から、当該推定残薬日数を減算した日数を前記今回の投薬日数として決定することが好ましい。
上記構成の投薬日数決定支援システムによれば、前記次回診療予定日から配送にかかる日数後の日までの日数が勘案されて今回の投薬日数が決定されるので、残薬の増加を抑制しつつ、次回の薬剤受領予定日まで薬剤が切れないような投薬日数とすることが出来る。
本発明の投薬日数決定支援システムにおいて、
前記患者の診療日にて処方される薬剤を配送する配送システムを備え、
前記投薬日数算出部は、一度次回の診療の予約がなされた後に次回の診療予定日が後ろ倒しに変更された場合、当初の次回の診療予定日と変更後の次回の診療予定日との差分の日数分の薬剤を患者宛てに発送するよう、前記配送システムに指示するように構成されていることが好ましい。
当該構成の投薬日数決定支援システムによれば、前記投薬日数算出部は、一度次回の診療の予約がなされた後に次回の診療予定日が後ろ倒しに変更された場合、当初の次回の診療予定日と変更後の次回の診療予定日との差分の日数分の薬剤を患者宛てに発送するよう、前記配送システムに指示する。これにより、当初に処方された薬剤及び残薬が当初の次回診療予定日周辺に尽きてしまうとしても、追加の薬剤が患者宛てに発送されるので、変更後の次回の診療予定日までの薬剤が確保される。これにより、予約変更を気にして薬剤の処方量に余裕を持たせる必要性が薄まるので、より残薬の発生を抑えることが可能となる。
遠隔診療支援システムの全体構成図。 患者リストを示す図。 医師リストを示す図。 保険組織リストを示す図。 診療支援情報リストを示す図。 診察情報リストを示す図。 予約リストを示す図。 診療可能時間帯情報リストを示す図。 基準保険組織負担額情報リストを示す図。 配達日数情報リストを示す図。 遠隔診療支援の一連の処理の全体フローチャート。 予約受付処理のフローチャート。 診療支援情報登録処理のフローチャート。 遠隔診療支援処理のフローチャート。 遠隔診療支援処理(投薬日数決定支援処理)のフローチャート。 遠隔診療支援処理(投薬日数決定支援処理)の後半のフローチャート。 前回の薬剤受領日から今回の薬剤受領予定日を経た患者が有する処方薬数の変化を示すグラフ。 前回の薬剤受領日から今回の薬剤受領予定日を経た患者が有する処方薬数の変化を示すグラフ。 医療費請求・報酬支払処理のフローチャート。 診察情報画面の構成図。 システム利用費決済処理のフローチャート。 薬剤履歴提供処理のフローチャート。 薬剤履歴画面の構成図。
以下、図面を参照しつつ本発明による実施例の投薬日数決定支援システムを包含する遠隔診療支援システムを一例として詳細に説明する。
(投薬日数決定支援システムを包含する遠隔診療支援システム)
遠隔診療支援システムは、医師と患者との間で行われる遠隔診療を支援するシステムである。
遠隔診療支援システムは、図1に示されるように、遠隔診療支援サーバ1と、一又は複数の医師端末2とを備える。遠隔診療支援サーバ1及び医師端末2のそれぞれは、一又は複数のユーザー端末3、一又は複数の保険組織端末4、及び一又は複数の自動薬剤配送センターDP(配送システム)における薬剤配送端末5とのそれぞれとインターネット等の公共通信網(ネットワーク)を介して相互に通信可能に構成されている。なお、図1ではそれぞれ一つの医師端末2、ユーザー端末3、保険組織端末4及び自動薬剤配送センターDPの薬剤配送端末5を図示している。また、自動薬剤配送センターDPは当該遠隔診療支援システムを運用している医療機関(患者が遠隔診療を受ける医療機関)の一部である調剤薬局いわゆる院内処方を実施する事業所であり、遠隔診療支援サーバ1からの処方箋データにより個別に患者のもとへ薬剤を提供する機能を有している。自動薬剤配送センターDPは、患者者の診療日にて処方される薬剤を配送する配送システムとして遠隔診療支援システムに含まれる。
(遠隔診療支援サーバ)
遠隔診療支援サーバ1は、サーバ制御部11と、サーバ記憶部12と、サーバ通信部15とを備えている。なお、遠隔診療支援サーバ1を構成するコンピュータの一部又は全部が、他の端末、例えば、医師端末2を構成するコンピュータにより構成されていてもよい。例えば、移動局としての一又は複数の医師端末2により、遠隔診療支援サーバ1の一部又は全部が構成されていてもよい。
サーバ制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置、メモリ、及びI/O(Input/Output)デバイス等により構成されている。サーバ制御部11は、一のプロセッサにより構成されてもよく、相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。
サーバ制御部11は、所定のプログラムを読み込んで実行することにより、後述の演算処理を実行する診療予約受付部111、診療支援情報登録部112、診察情報登録部113、医療費決定部114、システム利用費決済部115、薬剤履歴提供部116、処方薬配送指示部117、及び投薬日数決定支援部118として機能する。投薬日数決定支援部118は投薬日数決定支援機能として残薬日数推定部118A及び投薬日数算出部118Bを有している。
サーバ記憶部12は、例えばROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成されている。サーバ記憶部12は、サーバ制御部11の演算結果、又はサーバ制御部11がサーバ通信部15を介して受信したデータを記憶するように構成されている。
サーバ記憶部12は、患者リスト121、医師リスト122、保険組織リスト123、診療支援情報リスト124、診察情報リスト125、予約リスト126、診療可能時間帯情報リスト127、基準保険組織負担額情報リスト128、支払機関情報129及び配達日数情報リスト130を記憶するように構成されている。なお、患者リスト121、診療支援情報リスト124、及び診察情報リスト125のそれぞれに含まれる情報がカルテ情報に相当する。
患者リスト121は、図2Aに示されるように、患者IDカラム1211と、患者名カラム1212と、性別カラム1213と、年齢カラム1214と、病名カラム1215と、保険番号カラム1216と、連絡先カラム1217と、負担割合カラム1218と、決済情報カラム1219とを含んでいる。
患者IDカラム1211は、患者それぞれを識別するためのID(identification)を格納している。患者名カラム1212は、患者それぞれの氏名及び名称を格納している。性別カラム1213は、患者それぞれの性別を格納している。年齢カラム1214は、患者それぞれの年齢を格納している。病名カラム1215は、患者それぞれの病名を格納している。保険番号カラム1216は、患者それぞれに割り振られた保険番号を格納している。この保険番号には、患者それぞれが加入している保険組織を識別するためのIDが含まれている。連絡先カラム1217は、患者それぞれの連絡先、例えば、薬剤の配送先(例えば住所)、電話番号、メールアドレスを格納している。薬剤の配送先は、例えば、郵便番号、地方若しくは州、都道府県、市町村、区、郡、丁目、番地、号、建物名及び部屋番号又は緯度及び経度等により表される。負担割合カラム1218は、医療費に対する患者それぞれの自己負担割合を格納している。決済情報カラム1219は、クレジットカード番号及び有効期限等の患者それぞれに対して請求及び決済を行うための情報を格納している。
患者リスト121に含まれる情報は、例えば、患者が遠隔診療支援システムに登録したときに入力され得る。
医師リスト122は、図2Bに示されるように、医師IDカラム1221と、医師名カラム1222と、性別カラム1223と、専門カラム1224と、連絡先カラム1225と、報酬支払先情報カラム1226とを含む。
医師IDカラム1221は、それぞれの医師を識別するための医師IDを格納する。医師名カラム1222は、医師それぞれの氏名及び名称を格納する。性別カラム1223は、医師のそれぞれの性別を格納する。専門カラム1224は、医師のそれぞれの専門分野に含まれる病名を格納する。これに代えて、専門カラム1224には、医師のそれぞれの専門分野の名称(例えば「内科」)が格納されてもよい。連絡先カラム1225は、医師それぞれの連絡先、例えばメールアドレスを格納している。報酬支払先情報カラム1226は、医師それぞれの報酬の支払先の情報として、例えば口座情報を格納している。
医師リスト122に含まれる情報は、例えば医師が遠隔診療システムに登録したときに入力される。
保険組織リスト123は、図2Cに示されるように、保険組織IDカラム1231と、保険組織名カラム1232と、決済情報カラム1233と、システム利用開始日カラム1234とを含む。
保険組織IDカラム1231は、それぞれの保険組織を識別するためのIDを格納している。保険組織名カラム1232は、それぞれの保険組織名を格納している。決済情報カラム1233は、それぞれの保険組織の引落口座情報又はクレジットカード番号等の請求及び決済に必要な決済情報を格納している。システム利用開始日カラム1234は、それぞれの保険組織が遠隔診療支援システムを利用し始めた日(例えば、保険組織の加入者が最初に遠隔診療支援システムを介した遠隔診療を受診した日)を格納している。
診療支援情報リスト124は、患者が予め診療の前に登録する診療支援情報のリストであり、図2Dに示されるように、患者IDカラム1241と、登録日時カラム1242と、血圧カラム1243と、体温カラム1244と、体重カラム1245と、最近かかった病気カラム1246と、最近飲んでいる薬剤カラム1247と、メッセージカラム1248と、を含む。診療支援情報リスト124は、このほかに診療に必要な情報を含むカラムを含んでいてもよい。
患者IDカラム1241は、患者IDを格納している。登録日時カラム1242は情報が登録された日時を格納している。血圧カラム1243は血圧値を格納している。体温カラム1244は体温を示す値を格納している。体重カラム1245は体重を示す値を格納している。最近かかった病気カラム1246は病名を示す文字列を格納している。最近飲んでいる薬剤カラム1247は薬剤を示す文字列を格納している。メッセージカラム1248は、患者により入力された文字列を格納している。
診察情報リスト125は、遠隔診療における診察結果に関する診察情報のリストが格納されており、図2Eに示されるように、患者IDカラム1251と、受診日時カラム1252と、症状・診断結果カラム1253と、処方内容カラム1254と、医師IDカラム1255と、医療点数(診療報酬点数)カラム1256と、医師コメントカラム1257とを含む。
患者IDカラム1251は、診察対象の患者(対象患者)の患者IDを格納している。受診日時カラム1252は、遠隔診療を受診した日時を格納している。症状・診断結果カラム1253は、遠隔診療における医師の見解情報を格納している。
処方内容カラム1254は、処方箋情報を格納している。処方箋情報は、薬名、分量、用法、用量、診療日、服用開始日、及び投薬日数を含む。薬名は薬剤を一意に特定可能な薬剤の名称である。分量は例えば内服薬で1日あたりの投与量(総服用量)である。用法は例えば朝食後、昼食後、夕食後、食間等の服用時点である。用量は1回あたりの服用量である。服用開始は服用を開始する時点であり、投薬日数は服用開始日から服用終了日するまでの期間である。
医師IDカラム1255は、診察した医師(担当医師)の医師IDを格納している。医療点数カラム1256は、遠隔診療における対象患者に対する診療報酬点数を格納している。医師コメントカラム1257は、担当医師から対象患者へのコメントを格納している。
予約リスト126は、図2Fに示されるように、患者IDカラム1261と、医師IDカラム1262と、予約時間帯カラム1263とを含む。
患者IDカラム1261は、遠隔診療を予約した患者IDを格納している。医師IDカラム1262は、当該遠隔診療を担当する医師IDを格納している。予約時間帯カラム1263は、当該遠隔診療の受診予約時間帯を格納している。
診療可能時間帯情報リスト127は、各医師が診療可能な時間帯に関する診療可能時間帯情報のリストであり、図2Gに示されるように、医師IDカラム1271と、診療可能時間帯カラム1272とを含む。
医師IDカラム1271は、医師それぞれの医師IDを格納している。診療可能時間帯カラム1272は、医師それぞれの診療可能な時間帯を格納している。
基準保険組織負担額情報リスト128は、図2Hに示されるように、患者IDカラム1281と、基準保険組織負担額カラム1282とを含む。
患者IDカラム1281は、患者それぞれの患者IDを格納している。基準保険組織負担額カラム1282は、患者それぞれの基準となる保険組織負担額を格納している。
患者ごとの基準となる保険組織負担額は、例えば患者それぞれの初回の受診日における当該患者の健康状態から算出される対面診療の医療費(薬代を含む。)のうちの保険組織負担額である。これに代えて、患者それぞれの初回から所定回までの各受診日における当該患者の健康状態から算出される対面診療1回あたりの医療費(例えば、平均医療費)の保険組織負担額が患者ごとの基準となる保険組織負担額として採用されてもよい。また、これに代えて、患者リスト121から患者の性別、年齢及び病名のうち少なくとも1つの情報を取得し、当該取得された情報に当てはまる患者の平均的な対面診療における医療費のうちの保険組織負担額が基準保険組織負担額として採用されてもよい。また、予め設定された医療費が基準保険組織負担額として設定されてもよい。
支払機関情報129は、保険診療費の請求先である保険診療費支払機関に関する情報である。補足すると、一般に、医療機関は、保険診療費と保険番号とを保険診療費支払機関に伝え、保険診療費の支払いを受ける。保険診療費支払機関は、保険番号から特定される保険組織に対し、保険診療費を請求する。
配達日数情報リスト130は、図2Iに示されるように、配達地域カラム1301と、配達必要日数カラム1302とを含む。
配達地域カラム1301は、処方薬を配達する地域を示す情報を格納している。処方薬を配達する地域を示す情報は、例えば、郵便番号、地方又は州、都道府県、市町村区郡、丁目、番地、号及び建物名の一部または全部又は緯度及び経度により指定される範囲等、薬剤の配送先よりも広範囲な地域を示す情報により表される。処方薬を配達する地域を示す情報は、薬剤の配送先を示す情報と同じ形式で表されることが好ましい。ここでは、処方薬を配達する地域を示す情報として、都道府県及び市町村区郡が格納されている。配達必要日数カラム1302は、各地域ごとの調剤後から患者に処方薬が届く配達日までに必要な日数(配達必要日数)を格納している。
かかる配達必要日数は、例えば、遠隔診療支援サーバ1の管理者等が予め設定した値であってもよいし、契約している配達業者から提供されたデータから認識された値であってもよいし、後日のアンケート等でこのシステムを利用した患者から取得したデータに基づいて地域ごとの配達にかかった配達日数の平均値を用いてもよい。
サーバ通信部15は、ネットワークとしての公衆通信網(例えばインターネット)に接続され、医師端末2、ユーザー端末3、保険組織端末4、薬剤配送端末5等の外部の端末と通信する通信装置により構成されている。
(医師端末)
医師端末2は、医師端末制御部21と、医師端末記憶部22と、医師端末出力部23と、医師端末入力部24と、医師端末通信部25とを備える。
医師端末2は、デスクトップコンピュータ等、特定箇所に設置されるように、サイズ、形状及び重量が設計されているコンピュータにより構成されている。医師端末2は、タブレット型端末又はスマートフォン等、医師端末2のユーザーである医師Dによる携帯が可能なようにサイズ、形状及び重量が設計されているコンピュータにより構成されていてもよい。
医師端末制御部21は、CPU等の演算処理装置、メモリ、及びI/Oデバイス等により構成されている。医師端末制御部21には、遠隔診療支援サーバ1よりダウンロードした遠隔診療支援プログラムがインストールされている。遠隔診療支援プログラムが起動されることにより、医師端末制御部21は、後述の演算処理を実行するように構成されている。
医師端末記憶部22は、例えばROM、RAM、HDD等の記憶装置により構成されている。医師端末記憶部22は、あらかじめ登録された医師Dの医師ID221と、後述する予約受付処理で記憶される通信確立情報222とを記憶するように構成されている。
医師端末出力部23は液晶パネルのような表示装置により構成され、医師端末入力部24はタッチパッドのような位置入力装置により構成され、これらが組み合わせられてタッチパネルが構成されている。これに加えて又は代えて、医師端末入力部24はキーボードを備えてもよい。医師端末出力部23は、さらにスピーカーを備えている。また、医師端末入力部24はさらにマイクを備えている。
医師端末通信部25は、有線通信又はWiFi(登録商標)等の通信規格にしたがった無線通信を介して、遠隔診療支援サーバ1等の外部端末と相互通信するよう構成されている。
(ユーザー端末)
ユーザー端末3は、ユーザー端末制御部31と、ユーザー端末記憶部32と、ユーザー端末出力部33と、ユーザー端末入力部34と、ユーザー端末通信部35とを備える。
ユーザー端末制御部31は、保険組織端末4(又は対象患者Pが加入する保険組織のサーバ若しくは遠隔診療支援サーバ1)からダウンロードした遠隔診療受診支援プログラムがインストールされている。遠隔診療受診支援プログラムが起動されることにより、ユーザー端末制御部31は、後述する各処理を実行するように構成されている。
ユーザー端末記憶部32は、医師ID221及び通信確立情報222に代え、ユーザー端末3のユーザーである対象患者Pの患者ID321及び通信確立情報322を記憶している。上記点を除き、ユーザー端末3は、医師端末2と同様の構成を有している。
(保険組織端末)
保険組織端末4は、遠隔診療支援プログラムがインストールされていない点、保険組織の保険組織ID421を記憶する点を除き、医師端末2と同様のデスクトップコンピュータ等により構成されている。
(薬剤配送端末)
薬剤配送端末5は、遠隔診療支援サーバ1からダウンロードした遠隔診療受診支援プログラムがインストールされている。
薬剤配送端末5は、医師ID221及び通信確立情報222に代え、遠隔診療支援サーバ1との通信のための薬剤配送ID及び通信確立情報を記憶している点を除き、医師端末2と同様のデスクトップコンピュータ等により構成されている。
(遠隔診療支援の一連の処理の全体概要)
図3を参照して、遠隔診療支援の一連の処理の全体概要を説明する。
遠隔診療支援サーバ1、医師端末2及びユーザー端末3は、後述する予約受付処理を実行する(図3/STEP100)。予約受付処理により、遠隔診療の受診日時の予約が行われ、医師端末2及びユーザー端末3に互いに通信を確立させるための通信確立情報が送信される。
遠隔診療支援サーバ1、医師端末2及びユーザー端末3は、後述する診療支援情報登録処理を実行する(図3/STEP200)。診療支援情報登録処理により、遠隔診療の受診前に対象患者Pの診療支援情報が診療支援情報リスト124に追加登録され、対象患者Pの遠隔診療を担当する担当医師Dにこの情報が共有される。
遠隔診療支援サーバ1、医師端末2及びユーザー端末3は、後述する遠隔診療支援処理を実行する(図3/STEP300)。医師端末2及びユーザー端末3は、通信確立情報を用いて通信を確立させ、担当医師D及び対象患者P間の遠隔診療支援を行う。遠隔診療の終了後、医師端末2は、対象患者Pに対する診察情報を遠隔診療支援サーバ1に送信し、診察情報リスト125に追加させる。
遠隔診療支援サーバ1、医師端末2及びユーザー端末3は、後述する医療費請求・報酬支払処理を実行する(図3/STEP400)。遠隔診療支援サーバ1は、図3/STEP200及びSTEP300で登録された診察情報に基づいて遠隔診療の医療費を決定し、保険支払機関に対する遠隔診療の保険診療費の課金、対象患者Pに対する遠隔診療の自己負担費の課金、及び担当医師Dに対する報酬支払の決済を行う。
遠隔診療支援サーバ1は、後述するシステム利用費決済処理を実行する(図3/STEP500)。遠隔診療支援サーバ1は、当該保険組織の決済情報を用いて、システム利用費の決済を行う。
(予約受付処理)
図4を参照して、予約受付処理を説明する。
まず、医師端末制御部21は、担当医師Dから診療可能時間帯が医師端末入力部24を介して入力されたか否かを判定する(図4/STEP120)。
当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP120‥NO)、医師端末制御部21は、再度図4/STEP120の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP120‥YES)、医師端末制御部21は、予め医師端末記憶部22に登録された担当医師Dの医師ID、及び担当医師Dから入力された診療可能時間帯を含む診療可能時間帯情報を作成し、医師端末通信部25を介して、遠隔診療支援サーバ1に送信する(図4/STEP121)。
診療予約受付部111は、サーバ通信部15を介して診療可能時間帯情報を受信したか否かを判定する(図4/STEP110)。
当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP110‥NO)、診療予約受付部111は、再度図4/STEP110の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP110‥YES)、診療予約受付部111は、受信した診療可能時間帯情報を図2Gに示される診療可能時間帯情報リスト127に追加する(図4/STEP111)。
ユーザー端末制御部31は、対象患者Pからの診療希望時間帯を指定する予約申し込み操作をユーザー端末入力部34を介して検知したか否かを判定する(図4/STEP130)。
なお、図4/STEP130に先立って、ユーザー端末3からアクセスを受けた診療予約受付部111が、患者リスト121を参照することにより対象患者Pの病名を認識し、医師リスト122を参照することにより当該病名を専門とする医師を抽出し、診療可能時間帯情報リスト127を参照することにより当該抽出された医師の診療可能時間帯を抽出し、当該診療可能時間帯をユーザー端末3に送信し、ユーザー端末出力部33に出力させてもよい。
当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP130‥NO)、ユーザー端末制御部31は、再度図4/STEP130の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP130‥YES)、ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して、予めユーザー端末記憶部32に登録された対象患者Pの患者ID及び対象患者Pから入力された診療希望時間帯を含む予約申込み情報を作成し、遠隔診療支援サーバ1に送信する(図4/STEP131)。
診療予約受付部111は、サーバ通信部15を介して、予約申込み情報を受信したか否かを判定する(図4/STEP112)。
当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP112‥NO)、診療予約受付部111は、再度図4/STEP112の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP112‥YES)、診療予約受付部111は、予約申込み情報に基づいて、患者リスト121と医師リスト122と診療可能時間帯情報リスト127とを参照して、予約申込み情報に示される診療希望時間帯に対応可能な医師である担当医師を抽出する(図4/STEP113)。
より具体的には、診療予約受付部111は、患者リスト121を参照して、予約申込み情報に含まれる対象患者Pの患者IDを用いることにより対象患者Pの病名を認識する。そして、診療予約受付部111は、医師リスト122及び診療可能時間帯情報リスト127を参照することにより当該対象患者Pの病名に対応可能かつ予約申込み情報に含まれる診療希望時間帯に対応な医師である担当医師を認識する。
診療予約受付部111は、対象患者Pの患者IDと、担当医師の医師IDと、診療希望時間帯である予約時間帯とを予約リスト126に追加する(図4/STEP114)。
診療予約受付部111は、患者リスト121を参照して対象患者Pの連絡先を認識し、対象患者Pの連絡先のメールアドレスに対し、サーバ通信部15を介して、予約が受け付けられた旨と担当医師への通信確立情報と担当医師の医師情報を含む予約受付情報を送信する(図4/STEP115)。
ここで、担当医師への通信確立情報は、例えば、担当医師による遠隔診療を受診するために必要な情報であり、例えば、対象患者Pの患者IDに関連付けられた担当医師の医師ID及び遠隔診療支援サーバ1によるテレビ電話サービスを利用するための情報又は外部のテレビ電話サービスを利用するための情報としての担当医師の連絡先等の情報である。
ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して、予約受付情報を受信したか否かを判定する(図4/STEP132)。
当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP132‥NO)、ユーザー端末制御部31は、再度図4/STEP132の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP132‥YES)、ユーザー端末制御部31は、予約受付情報に含まれる予約が受け付けられた旨と担当医師の医師情報をユーザー端末出力部33へ出力するとともに(図4/STEP133)、予約受付情報に含まれる通信確立情報をユーザー端末記憶部32に記憶する(図4/STEP134)。
診療予約受付部111は、医師リスト122を参照して担当医師Dの連絡先を認識し、担当医師Dの連絡先に対し、サーバ通信部15を介して、予約時間帯と対象患者Pへの通信確立情報と対象患者Pの患者情報を含む担当予約情報を送信する(図4/STEP116)。
ここで、対象患者Pへの通信確立情報は、例えば、対象患者Pによる遠隔診療を受診するために必要な情報であり、担当医師への通信確立情報と同様の情報である。
医師端末制御部21は、医師端末通信部25を介して、担当予約情報を受信したか否かを判定する(図4/STEP122)。
当該判定結果が否定的である場合(図4/STEP122‥NO)、医師端末制御部21は、再度図4/STEP122の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図4/STEP122‥YES)、医師端末制御部21は、担当予約情報に含まれる予約時間帯と対象患者Pの患者情報を医師端末出力部23へ出力するとともに(図4/STEP123)、担当予約情報に含まれる通信確立情報を医師端末記憶部22に記憶する(図4/STEP124)。
以上の処理により、予約受付処理が終了する。なお、医師端末2又はユーザー端末3への通信確立情報の送信のうち、一方が省略されてもよい。
(診療支援情報登録処理)
図5を参照して、診療支援情報登録処理を説明する。
ユーザー端末制御部31は、診療支援情報がユーザー端末入力部34を介して入力されたか否かを判定する(図5/STEP230)。診療支援情報は、図2Dに示されるように、患者IDと対象患者Pにより入力された血圧、体温、体重、最近かかった病気、最近飲んでいる病気、及びメッセージ等の医師が診療に参考にできる情報とを含む情報である。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP230‥NO)、ユーザー端末制御部31は、再度図5/STEP230を実行する。患者IDは、対象患者Pにより入力されてもよいし、ユーザー端末記憶部32から読み込まれてもよい。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP230‥YES)、ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して、診療支援情報を遠隔診療支援サーバ1に送信する(図5/STEP231)。
診療支援情報のうち、血圧、体温及び体重のうち一部又は全部の値については、対象患者Pに身につけられたウェアラブルセンサ又は対象患者Pが使用した測定器により測定された値が、当該ウェアラブルセンサ又は当該測定器に登録された患者IDとともに無線通信又は有線通信を介して遠隔診療支援サーバ1に送信されてもよい。
診療支援情報登録部112は、サーバ通信部15を介して診療支援情報を受信したか否かを判定する(図5/STEP210)。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP210‥NO)、診療支援情報登録部112は、再度図5/STEP210を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP210‥YES)、診療支援情報登録部112は、診療支援情報を診療支援情報リストに追加して登録する(図5/STEP211)。
診療支援情報登録部112は、診療支援情報に含まれる患者IDを基に、予約リスト126を参照して担当医師Dを認識し、医師リスト122を参照して担当医師Dの連絡先を認識し、当該担当医師Dの連絡先に対し、診療支援情報を送信する(図5/STEP212)。
医師端末制御部21は、診療支援情報を受信したか否かを判定する(図5/STEP220)。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP220‥NO)、医師端末制御部21は、再度図5/STEP220を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP220‥YES)、医師端末制御部21は、診療支援情報を医師端末記憶部22に記憶すると共に医師端末出力部23に出力する(図5/STEP221)。
以上の処理により、診療支援情報登録処理が終了する。
(遠隔診療支援処理)
図6A及び図6Bのフロー図を参照して、遠隔診療支援処理を説明する。
医師端末制御部21は、担当医師Dからの接続操作を医師端末入力部24を介して検知したか否かを判定する(図6A/STEP320)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/SETP320‥NO)、医師端末制御部21は、再度図6A/SETP320の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/SETP320‥YES)、医師端末制御部21は、医師端末記憶部22に記憶された通信確立情報222から接続要求を作成し、当該接続要求を医師端末通信部25を介してユーザー端末3に送信する(図6A/STEP321)。
ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して接続要求を受信したか否かを判定する(図6A/STEP330)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/SETP330‥NO)、ユーザー端末制御部31は、再度図6A/SETP330の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/SETP330‥YES)、ユーザー端末制御部31は、接続要求をユーザー端末記憶部32に記憶し、医師端末2に対し、接続を確立したことを知らせる接続確立通知を送信する(図6A/STEP331)。
医師端末制御部21は、医師発言情報が医師端末入力部24を介して入力されたか否かを判定する(図6A/STEP322)。医師端末制御部21は、例えば、医師端末入力部24としてのマイクを介して入力される担当医師Dの発言を医師発言情報として認識してもよい。また、医師端末制御部21は、例えば、医師端末入力部24としてのキーボード又はタッチパネルへの操作を介して入力される文字列等を医師発言情報として認識してもよい。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP322‥YES)、医師端末制御部21は、医師端末通信部25を介して医師発言情報をユーザー端末3に送信する(図6A/STEP323)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP322‥NO)、医師端末制御部21は、図6A/STEP324の処理を実行する。
また、図6A/STEP331のあと、ユーザー端末制御部31は、患者発言情報がユーザー端末入力部34を介して入力されたか否かを判定する(図6A/STEP332)。
ユーザー端末制御部31は、例えば、ユーザー端末入力部34としてのマイクを介して入力される対象患者Pの発言を患者発言情報として認識してもよい。また、ユーザー端末制御部31は、例えば、ユーザー端末入力部34としてのキーボード又はタッチパネルへの操作を介して入力される文字列等を患者発言情報として認識してもよい。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP332‥YES)、ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して患者発言情報を医師端末2に送信する(図6A/STEP333)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP332‥NO)、ユーザー端末制御部31は、図6A/STEP334の処理を実行する。
図6A/STEP324において、医師端末制御部21は、医師端末通信部25を介してユーザー端末3から患者発言情報を受信したか否かを判定する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP324‥YES)、医師端末制御部21は、受信した患者発言情報を医師端末出力部23に出力する(図6A/STEP325)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP324‥NO)、医師端末制御部21は、図6A/STEP326の処理を実行する。
図6A/STEP326において、医師端末制御部21は、医師端末入力部24を介して終了操作を検知したか又はユーザー端末3との接続が切断されたか否かを判定する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP326‥YES)、医師端末制御部21は、図6A/STEP327の処理を実行する。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP326‥NO)、医師端末制御部21は、図6A/STEP322の処理を実行する。
図6A/STEP334において、ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して医師端末2から医師発言情報を受信したか否かを判定する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP334‥YES)、ユーザー端末制御部31は、受信した医師発言情報をユーザー端末出力部33に出力する(図6A/STEP335)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP334‥NO)、ユーザー端末制御部31は、図6A/STEP336の処理を実行する。
図6A/STEP336において、ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末入力部34を介して終了操作を検知し又は医師端末2との接続が切断されたか否かを判定する。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP336‥NO)、ユーザー端末制御部31は、図6A/STEP332の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP336‥YES)、ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して切断通知を医師端末2に対して送信する(図6A/STEP337)。
図6A/STEP327において、医師端末制御部21は、医師端末通信部25を介して切断通知をユーザー端末3に対して送信する。
ユーザー端末制御部31は、次回予約申し込み画面をユーザー端末出力部33に出力する(図6A/STEP338)。
ユーザー端末制御部31は、次回予約申し込み画面の確認ボタンが押下されたか否かを判定する(図6A/STEP339)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP339‥NO)、ユーザー端末制御部31は、その処理を終了する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP339‥YES)、ユーザー端末制御部31は、次回診療の予約受付処理(図6A/STEP100)を実行する。具体的には遠隔診療支援サーバ1の診療予約受付部111等による図4/STEP130以下の予約受付処理を実行する。ここで、診療予約受付部111は、対象患者Pの患者ID「1」と、担当医師の医師ID「11」と、診療希望時間帯(次回診療予約日)である予約時間帯「2016/5/21 15:00〜15:15」との情報を予約リスト126(図2F)に追加する。
予約受付処理(図6A/STEP100)の後、医師端末2は、次回予約受付処理が完了したか否かを判定する(図6B/STEP328)。
当該判定結果が否定的である場合(図6B/STEP328‥NO)、医師端末2は、図6B/STEP328の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6B/STEP328‥YES)、医師端末2は、医師端末記憶部22に記憶された対象患者Pの患者IDを含む今回−投薬日数決定データ要求を、医師端末通信部25を介して遠隔診療支援サーバ1に送信する(図6B/STEP329)。
(投薬日数決定支援処理)
図6Bのフロー図、図6D及び図6Eを参照して、投薬日数決定支援部118が実行する投薬日数決定支援処理を説明する。
ここで、図6Dは、前回の薬剤受領日(r0)から次回の薬剤受領予定日(r2)の処方薬数の変化を示すグラフであって、前回の薬剤受領日(r0)、前回診療日の処方における薬剤の患者1日当たりの薬剤の服用量(d0)、前回診療日の処方における薬剤の投薬日数(T0)、今回診療日(P1)、今回診療日の処方における患者1日当たりの薬剤の服用量(d1)、今回の診療日の薬剤の今回の投薬日数(T1)、設定すべき今回の投薬日数(T1)、次回診療予約日(P2)、次回の薬剤受領予定日(r2)、及び今回診療日に処方された薬剤を患者が受領する予定日である今回の薬剤受領予定日(r1)を含むグラフである。図6Eは、図6Dに加えて、前回の薬剤受領日(r0)から基準受領予定日(Pr)までの日数(B)が設定された場合の処方薬数の変化を示すグラフである。図6D及び図6Eの横軸は日数を、縦軸は患者の手元にある処方薬数の変化を示す。
図6Bのフロー図に戻って、遠隔診療支援サーバ1の投薬日数決定支援部118は、サーバ通信部15を介して今回−投薬日数決定データの要求を受信したか否かを判定する(図6B/STEP310)。
当該判定結果が否定的である場合(図6B/STEP310‥NO)、投薬日数決定支援部118は、図6B/STEP310の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6B/STEP310‥YES)、遠隔診療支援サーバ1の投薬日数決定支援部118は、今回−投薬日数決定データ要求に含まれる対象患者Pの患者ID「1」に基づいて、予約リスト126(図2F)を参照してその予約時間帯における次回診療予約日(P2:2016/5/21)と、診察情報リスト125(図2E)を参照して当該患者IDを含む診察情報を認識する(図6B/STEP311)。例えば、投薬日数決定支援部118は、診察情報リスト125(図2E)から、対象患者Pの患者ID「1」に対応するフィールドの情報を抽出して、受診日時カラム1252と処方内容カラム1254を参照して、対象患者Pの患者ID「1」であるフィールドの情報のそれぞれの受診時点、すなわち、診察情報リスト125(図2E)の前回の診療日(2016/3/22)における対象患者Pの薬剤1の投薬日数(30日)を認識する。なお、薬剤の投薬日数のデータがない場合、診療予約受付部111は、各診療日における投薬量を、1日当たりの用量又は分量で割ることにより、薬剤の投薬日数を認識してもよい。
なお、投薬日数決定支援部118は、対象患者Pの患者ID「1」に対応するフィールドの情報に含まれる診察日のうち、最新の診察日(2016/3/22)を前回の診療日として認識する。なお、図2Eに示される今回の診察日(2016/4/15)における診察情報フィールド1258は、図6B/STEP310より後のSTEP3192で追加されるので、図6B/STEP310を実行する時点では登録されていない。
また、投薬日数決定支援部118は、医師端末2から受信した今回−投薬日数決定データ要求から今回の診療日(P1)を認識する。
また、投薬日数決定支援部118は、患者リスト121を参照して、対象患者Pの患者ID「1」に対応する薬剤の配送先(北海道利尻郡・・・)を認識する。投薬日数決定支援部118は、配達日数情報リスト130を参照して、例えば部分一致等による検索により、当該薬剤の配送先(北海道利尻郡・・・)に対応する図2Iに示される地域(北海道利尻)を認識する。投薬日数決定支援部118は、配達日数情報リスト130を参照して、当該認識された地域における配達必要日数(1日)を認識する。投薬日数決定支援部118は、前回の診療日(2016/3/22)から配達必要日数(1日)後の日(2016/3/23)を前回の薬剤受領日(r0)として認識する。これに代えて、投薬日数決定支援部118は、前回の診療日(2016/3/22)を前回の薬剤受領日(r0)として認識してもよい。
次に、残薬日数推定部118Aは、図6Dに示す患者の前回診療日に処方された薬剤の前回投薬日数(T0)と前回の薬剤受領日(r0)から今回の薬剤受領予定日(r1)までの日数(r1−r0)とに基づいて、患者Pが今回の薬剤受領予定日(r1)に有すると推定される推定残薬日数を算出する(図6B/STEP312)。
具体的に、残薬日数推定部118Aは、前回の薬剤受領日r0の認識と同様にして、今回の診療日(P1)に基づいて今回の薬剤受領予定日(r1)を認識する。ここでは、残薬日数推定部118Aは、今回の診療日(P1、2016/4/15)から必要配達日数(L1、1日)後の日(2016/4/16)を今回の薬剤受領予定日(r1)として認識する。そして、残薬日数推定部118Aは、診察情報リスト125(図2E)に格納された患者の前回の診療日(P0,2016/3/22)に処方された薬剤1の前回投薬日数(T0,30日)と前回の薬剤受領日(r0、2016/3/23)から今回の薬剤受領予定日(r1、2016/4/16)までの日数(r1−r0、24日)とに基づいて、患者が今回の薬剤受領予定日に有すると推定される推定残薬日数として6日を算出する。
ここで、推定残薬日数は、次の式で表される。
ここで、T0は前回の投薬日数、r1は今回の薬剤受領予定日、r0は前回の薬剤受領日である。
これに代えて又は加えて、配達の必要がない場合または配達必要日数が一定であると仮定できる場合には、残薬日数推定部118Aは、前回の投薬日数T0と、前回の診療日P0から今回の診療日P1までの日数P1−P0からT0−P1−P0により推定残薬日数を認識してもよい。
推定残薬日数は、前回と今回の薬剤受領予定日の間に患者が処方薬を服用しきれなかった薬剤の残りを、患者が服用し消費する日数である。なお、推定残薬日数の算出は、これに限定されずに、例えば、診療日間の日数と予め設定された残薬日数を推定する係数との積を用いた数式により行ってもよい。
次に、投薬日数決定支援部118の投薬日数算出部118Bは、薬剤の配送にかかる日数を考慮して今回の投薬日数(T1)を以下のように算出する。
投薬日数算出部118Bは、図6Dに示す自動薬剤配送センターDPによる薬剤の配送にかかる日数分(配達必要日数:L2)を認識する(図6B/STEP313)。例えば、投薬日数算出部118Bは、患者ID「1」より、患者リスト121の連絡先カラム1217から住所「北海道利尻郡…」を認識する。そして、投薬日数算出部118Bは、配達日数情報リスト130から、該住所が属する処方薬の配達地域を特定し、該配達地域にて処方薬が届くまでの配達必要日数(1日)を認識する。
次に、投薬日数算出部118Bは、図6Dに示す推定残薬日数と次回診療予約日(P2)からの配達必要日数分(L2)を考慮した演算を行い、今回の投薬日数(T1)を算出する(図6B/STEP314)。
より具体的には、投薬日数算出部118Bは、診察情報リスト125(図2E)を参照して、今回の薬剤受領予定日(r1、2017/4/16)から次回診療予定日(P2,2017/5/21)までの日数(P2−r1、35)に配達必要日数(L2、1)を加えた日数(36)から推定残薬日数(T0−(r1−r0)、6)を減算して今回の投薬日数(T1、30)を算出する。すなわち、今回の投薬日数(T1)は、次の式で表される。
ここで、P0は前回の診療日、L0は前回の配達必要日数である。
T1は次のように変形できる。
投薬日数算出部118Bは、今回の投薬日数(T1)と用量又は分量とに応じて投薬量を算出することができる。例えば、患者1日当たりの薬剤の服用量(d1)と今回の投薬日数(T1)の積d1*T1により、今回の投薬量を算出できる。ここで、投薬日数算出部118Bは、診察情報リスト125に示される前回の1日当たりの薬剤の服用量(d0)と同一の服用量を今回の患者1日当たりの薬剤の服用量(d1)として認識してもよいし、医師端末2から受信したデータに基づいて患者1日当たりの薬剤の服用量(d1)を認識してもよい。
次に、図6Eに示すように、投薬日数算出部118Bは、今回の基準受領予定日(Pr)が前回に投与された薬剤を消費する日(r1+T0)よりも後の場合(r1+T0<Pr)には、その差分の日数(B=Pr−r1−T0)に応じて、上記決定された投薬日数を修正して、修正投薬日数を決定する。
今回の基準受領予定日(Pr)は、予約の変更があった場合の今回の最初に予約された診療予定日から認識される今回の当初の薬剤受領予定日である。
今回の基準受領予定日(Pr)が前回に投与された薬剤を消費する日(r1+T0)よりも後の場合(r1+T0<Pr)とは、その差分の日数(B=Pr−r1−T0)分については、薬剤を投与しなくともよい日数であったり、前々回に投与された薬剤を消費するための日数であったりする。
このような日数を勘案することにより、今回の投薬日数をより適切に決定できる。
具体的には、投薬日数算出部118Bは、今回の診療日について予約の前倒しの変更がなされたか否かを判定する。そして、当該判定結果が肯定的である場合、図6B/STEP315以下の処理を実行する。
投薬日数算出部118Bは、基準受領予定日(Pr)を認識する(図6B/STEP315)。投薬日数算出部118Bは、例えば、不図示のログ等から、当初の予約日を認識する。そして、投薬日数算出部118Bは、今回の薬剤受領予定日と同様にして、当初の予約日から配送必要日数後の日を基準受領予定日(Pr)として認識する。
次に、投薬日数算出部118Bは、基準受領予定日(Pr)が前回に投与された薬剤を消費する日(r1+T0)より後か否かを判定する(図6B/STEP316)。
当該判定結果が否定的である場合(図6B/STEP316‥NO)、投薬日数算出部118Bは、算出された今回の投薬日数T1に基づいて、今回診療日における今回の投薬日数と今回の投薬量に基づいて投薬日数データを作成する(図6C/STEP318)。
当該判定結果が肯定的である場合(図6C/STEP316‥TES)、投薬日数算出部118Bは、差分の日数(B=Pr−r1−T0)を、今回の投薬日数T1から減算し、修正した今回の投薬日数(P2+L2−r1−(T0−(r1−r0)−B)を決定する(図6C/STEP317)。投薬日数算出部118Bは、この修正した今回の投薬日数に基づいて投薬日数データを作成する(図6C/STEP318)。
投薬日数決定支援部118は、作成した今回の投薬日数データをサーバ通信部15を介して医師端末2に送信する(図6C/STEP319)。
医師端末2において、医師端末制御部21は、医師端末通信部25を介して今回の投薬日数データを受信したか否かを判定する(図6C/STEP3291)。
当該判定結果が否定的である場合(図6C/STEP3291‥NO)、医師端末制御部21は、図6C/STEP3291の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6C/STEP3291‥YES)、医師端末制御部21は、受信した今回の投薬日数データと医師端末入力部24を介して入力された情報に基づいて、対象患者Pに対する診察情報を作成する(図6C/STEP3292)。
医師端末入力部24を介して入力された情報には、症状・診断結果、処方内容(医師端末通信部25を介して受信した今回の投薬日数データの投薬日数と投薬量)、診療報酬点数及び医師コメントが含まれる。対象患者Pに対する診察情報には、通信確立情報に含まれる患者IDと、接続確立通知を受信した時刻である受信日時と、症状・診断結果と、処方内容と、担当医師Dの医師IDと、診療報酬点数と、医師コメントとが含まれる。
例えば、対象患者P「○田×男」に対する診察情報には、患者ID「1」と、受診日時「2016/4/15 12:00:00」と、症状・診断結果「高血圧 薬維持」と、処方内容「医薬1 3カプセル/毎食 30日分」と、担当医師Dの医師ID「11」と、診療報酬点数「100」と、医師コメント「この調子でお酒と塩分を控えていきましょう。習慣的な運動も意識的に取り入れてください。」とが含まれる。
医師端末制御部21は、作成した診察情報を医師端末通信部25を介して遠隔診療支援サーバ1に送信する(図6C/STEP3293)。
診察情報登録部113は、診察情報をサーバ通信部15を介して受信したか否かを判定する(図6C/STEP3191)。
当該判定結果が否定的である場合(図6C/STEP3191‥NO)、診察情報登録部113は、図6C/STEP3191の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6C/STEP3191‥YES)、診察情報登録部113は、受信した診察情報を診察情報リスト125に追加し登録する(図6C/STEP3192)。例えば、図2Eに示されるように、患者ID「1」のフィールドとして、受診日時「2016/4/15 12:00:00」と、症状・診断結果「高血圧 薬維持」と、処方内容「医薬1 3カプセル/毎食 30日分」と、担当医師Dの医師ID「11」と、診療報酬点数「100」と、医師コメント「この調子でお酒と塩分を控えていきましょう。習慣的な運動も意識的に取り入れてください。」とが、対象患者P「○田×男」に対する診察情報として診察情報リスト125に追加される。
遠隔診療支援サーバ1の処方薬配送指示部117は、追加された診察情報から処方内容を抽出するとともに、患者ID「1」より患者リスト121の連絡先カラム1217から住所と該住所が属する処方薬の配達地域(図1、図2I/配達日数情報リスト130)を特定する。処方薬配送指示部117は、特定された配達地域における自動薬剤配送センターDPの薬剤配送端末5に、当該処方内容を編集不可能なデータとしてこの処方箋情報を、サーバ通信部15を介して送信する(図6C/STEP3193)。例えば、遠隔診療支援サーバ1のから、当該患者の住所と図2Eに示される診察情報リスト125における患者ID「1」、医師ID「11」、処方内容「医薬1 3カプセル/毎食 30日分」等が処方箋情報として「北海道利尻」地域の自動薬剤配送センターDPの薬剤配送端末5に送信される。
自動薬剤配送センターDPの薬剤配送端末5は、処方箋情報をその端末通信部を介して受信したか否かを判定する(図6C/STEP350)。
当該判定結果が否定的である場合(図6C/STEP350‥NO)、薬剤配送端末5は、図6C/STEP350の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6C/STEP350‥YES)、薬剤配送端末5は、受信した処方箋情報(患者住所、処方内容)をその端末記憶部に追加し登録して、処方箋情報に基づく調剤と配送を調剤薬局に実行させる(図6C/STEP351)。
自動薬剤配送センターDPの調剤薬局において、登録された処方箋情報に基づいて調剤と配送が行われる。例えば、図1に示す薬剤師Phは、薬剤配送端末5によって制御されるプリンタPRT(図1)の印刷内容『患者ID「1」の対象患者の処方箋情報「医薬1 3カプセル/毎食 30日分」』に基づいて、調剤を行う。
そして、調剤薬局での調剤された薬剤(処方薬)Pdは、宅配便等の輸送便により該当住所の対象患者へ送られる。
以上により、遠隔診療支援処理が終了する。
(医療費請求・報酬支払処理)
図7を参照して、医療費請求・報酬支払処理を説明する。
医療費決定部114は、診察情報リスト125に含まれる対象患者Pの診療報酬点数に基づいて、所定の計算式を用いて、対象患者Pの自己負担額を決定する(図7/STEP410)。ここで、対象患者Pの自己負担額は、遠隔診療支援処理(図3/STEP300)における担当医師Dによる遠隔診療における診療報酬点数に基づいて定められる額であり、処方された薬剤の薬剤費用は含まない。
医療費決定部114は、サーバ通信部15を介して決定した対象患者Pの自己負担額及び対象患者Pの診察情報を含む請求データをユーザー端末3に送信する(図7/STEP411)。
第1ユーザー端末制御部31は、第1ユーザー端末通信部35を介して請求データを受信したか否かを判定する(図7/STEP430)。
当該判定結果が否定的である場合(図7/STEP430‥NO)、第1ユーザー端末制御部31は、図7/STEP430の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図7/STEP430‥YES)、第1ユーザー端末制御部31は、図8に示されるように、受信した診察情報及び請求データを含む診察情報画面6を第1ユーザー端末出力部33に出力する(図7/STEP431)。
診察情報画面6は、例えば、Web画面として構成され、受診者名表示611と、受診者ID表示612と、担当医師名表示621と、担当医師の医師ID表示622と、担当医師の医師IDに関連付けられて記憶されている担当医師の写真を表示する写真表示623と、受信日時表示631と、症状・診断結果表示632と、処方内容表示641と、医師コメント651と、今回の自己負担額表示661とを含む。
図7/STEP411の後、医療費決定部114は、患者リスト121に含まれる対象患者Pの決済情報を用いて、対象患者Pの自己負担額を決済する(図7/STEP412)。例えば、医療費決定部114は、対象患者Pの決済情報に含まれるクレジット情報と自己負担額とを当該クレジット情報から特定される決済サーバに送信することにより、自己負担額の決済を行う。
また、医療費決定部114は、前記診療報酬点数と所定の式とを用いて担当医師Dの医療報酬を決定する(図7/STEP413)。
医療費決定部114は、サーバ通信部15を介して、医師報酬データを医師端末2に送信する(図7/STEP414)。
医療費決定部114は、医師リスト122に含まれる担当医師Dの報酬支払先情報を用いて、担当医師Dに対する報酬の支払いの決済を行う(図7/STEP415)。例えば、医療費決定部114は、担当医師Dの口座情報と医療報酬とを当該口座情報から特定される銀行サーバに送信することにより、担当医師Dに対する報酬の支払いの決済を行う。
また、医師端末制御部21は、医師端末通信部25を介して医療報酬データを受信したか否かを判定する(図7/STEP420)。
当該判定結果が否定的である場合(図7/STEP420‥NO)、医師端末制御部21は、図7/STEP420の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図7/STEP420‥YES)、医師端末制御部21は、受信した医療報酬データを含む医療報酬画面を医師端末出力部23に出力する(図7/STEP421)。
以上により、医療費請求・報酬支払処理が終了する。
(システム利用費決済処理)
図9を参照して、システム利用費決済処理を説明する。
システム利用費決済部115は、診察情報リスト125に含まれる対象患者Pの診察情報と、患者リスト121に含まれる対象患者Pの負担割合に基づいて、医療費のうち、対象患者Pが加入する保険組織の負担額である保険組織負担額を算出する(図9/STEP510)。ここで、保険組織負担額は、保険診療費支払機関が一時的に負担した保険診療費と、診察情報に含まれる処方内容から特定される薬剤費用のうちの保険組織負担額とを合算した金額である。
例えば、対象患者Pの負担割合がBRであり、診察情報に含まれる診療報酬点数がW点であり、診療報酬点数1点当たりX円であり、薬剤1が合計Yカプセル処方され、外部の薬剤費用サーバから取得された薬剤1の単価が1カプセル当たりZ円である場合、システム利用費決済部115は、以下の式(1)により、保険組織負担額IBを算出する。
システム利用費決済部115は、基準保険組織負担額情報リスト128に示される対象患者Pの基準保険組織負担額と保険組織負担額との差額の一部をシステム利用費として決定する(図9/STEP511)。例えば、システム利用費決済部115は、対象患者Pの基準保険組織負担額と保険組織負担額との差額の5割をシステム利用費として決定する。
システム利用費決済部115は、患者リスト121に含まれる対象患者Pの保険組織IDを認識し、保険組織リスト123に含まれる当該保険組織IDから特定される保険組織の決済情報を用いて、決定されたシステム利用費を決済する(図9/STEP512)。
以上により、システム利用費決済処理が終了する。なお、システム利用費決済部115は、サーバ通信部15と保険組織端末4を介して、保険組織の担当者Wに対し、保険組織の保険組織負担額のデータを提供する。
以上により、システム利用費決済処理が終了する。
(薬剤履歴提供処理)
図10を参照して、対象患者Pのユーザー端末3に対し、対象患者Pの投薬数及び薬剤費用の履歴を示す薬剤履歴データを提供する薬剤履歴提供処理を説明する。
ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末入力部34を介して薬剤履歴の表示要求操作が入力されたか否かを判定する(図10/STEP730)。
当該判定結果が否定的である場合(図10/STEP730‥NO)、ユーザー端末制御部31は、図10/STEP730の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図10/STEP730‥YES)、ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末記憶部32に記憶された対象患者Pの患者IDを含む薬剤履歴データの要求を、ユーザー端末通信部35を介して遠隔診療支援サーバ1に送信する(図10/STEP731)。
薬剤履歴提供部116は、サーバ通信部15を介して薬剤履歴の表示の要求を受信したか否かを判定する(図10/STEP710)。
当該判定結果が否定的である場合(図10/STEP710‥NO)、薬剤履歴提供部116は、図10/STEP710の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図10/STEP710‥YES)、薬剤履歴提供部116は、薬剤履歴の表示の要求に含まれる対象患者Pの患者IDに基づいて、診察情報リスト125を参照して、当該患者IDを含む診察情報を認識する(図10/STEP711)。
例えば、薬剤履歴提供部116は、図2Eに示される診察情報リスト125の対象患者Pの患者ID「1」であるフィールドの情報から、各受診時点における患者の投薬数の履歴を認識する(図10/STEP712)。
例えば、薬剤履歴提供部116は、診察情報リスト125を参照して、各受診時点における対象患者Pの投薬数を認識する。ここで、薬剤履歴提供部116は、対象患者Pの薬剤費用を、保険自己負担割合と、調剤技術料、薬学管理料、薬剤料、特定保険医療材料料等の診療報酬点数に基づいて算出する。
薬剤履歴提供部116は、各受診時点における対象患者Pの投薬数及び薬剤費用に基づいて、投薬数及び薬剤費用の薬剤履歴データを作成する(図10/STEP713)。
薬剤履歴提供部116は、作成した投薬数及び薬剤費用の薬剤履歴データをサーバ通信部15を介してユーザー端末3に送信する(図10/STEP714)。
ユーザー端末制御部31は、ユーザー端末通信部35を介して投薬数及び薬剤費用の薬剤履歴データを受信したか否かを判定する(図10/STEP732)。
当該判定結果が否定的である場合(図10/STEP732‥NO)、ユーザー端末制御部31は、図10/STEP732の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図10/STEP732‥YES)、ユーザー端末制御部31は、受信した投薬数及び薬剤費用の薬剤履歴データを例えば図11に示される薬剤履歴画面7としてユーザー端末出力部33に出力する(図10/STEP733)。
図11は、薬剤履歴データに基づいて作成された表である。
薬剤履歴画面7は、例えば、Web画面として構成され、患者ID表示612と、日時1252と、投薬数・薬剤費用12541とを含む。
以上により、薬剤履歴提供処理が終了する。
なお、薬剤履歴提供部116が投薬数の履歴及び薬代の履歴を、患者に閲覧可能に出力する出力部に相当する。
上記構成の遠隔診療支援システムによれば、患者自分の薬剤履歴情報を容易に知ることができ患者の利便性が向上する。
(変形態様)
以上、本発明の一実施例について説明したが、かかる実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、実施例においてはユーザー端末が遠隔診療支援サーバと通信をして実行しているが、ユーザー端末が必要な情報を遠隔診療支援サーバから取得し、すべての処理を行ってもよい。
また、上記実施形態では、診療予約受付部111により次回予約受付完了したことを要件として(図6B/STEP328・・YES)、図6B/STEP329以下の処理を実行したが、これに代えて、投薬日数決定支援部118は、例えば、診察情報リスト125から患者の平均の受診間隔を認識し、今回の診療日から当該間隔が経過した後の日を次回の診療予定日として推定して図6B/STEP310〜図6C/STEP319の処理を実行してもよい。この場合、診療予定日として、例えば、今回の診療日の1か月後の前後1週間等、複数の日が認識されることが好ましい。複数の日が認識された場合には、それぞれに応じた処方日数が提案されることが好ましい。例えば、23日後、30日後、37日後が診療予定日として認識され、推定残薬日数が7日間である場合、処方日数として、16日分、23日分、30日分が提案されることが好ましい。
また、投薬日数決定支援部118は、図6A/STEP337の切断後所定の時間(たとえば1時間)の間に診療予約受付部111による次回の予約受付が完了すれば、その日を次回の診療予定日として図6B/STEP329以下の処理を実行し、図6A/STEP337の切断後所定の時間の間に診療予約受付部111による次回の予約受付が完了しなければ診察情報リスト125から次回の診療予定日を推定して図6B/STEP329以下の処理を実行してもよい。
また、投薬日数決定支援部118は、一度次回の診療の予約がなされた後に次回の診療予定日が後ろ倒しに変更された場合、当初の次回の診療予定日と、変更後の次回の診療予定日との差分の日数分の薬剤について、ユーザー端末及び医師端末を介して患者及び医師に了承をとることを要件として、追加の薬剤を患者宛てに発送するよう、薬剤配送端末に指示してもよい。
また、次回の予約は、医師端末2から受信した情報に基づいてなされてもよい。
1‥遠隔診療支援サーバ、2‥医師端末、3‥ユーザー端末、4‥保険組織端末、5‥薬剤配送端末、15‥サーバ通信部、111‥診療予約受付部、112‥診療支援情報登録部、113‥診察情報登録部、114‥医療費決定部、処方薬配送指示部117、118‥投薬日数決定支援部、118A‥残薬日数推定部、118B‥投薬日数算出部、115‥システム利用費決済部、116‥薬剤履歴提供部、117‥処方薬配送指示部、12‥サーバ記憶部、121‥患者リスト、122‥医師リスト、123‥保険組織リスト、124‥診療支援情報リスト、125‥診察情報リスト、126‥予約リスト、127‥診療可能時間帯情報リスト、130‥配達日数情報リスト、21‥医師端末制御部、DP‥自動薬剤配送センター。

Claims (10)

  1. 患者に対して投薬を行う際に投薬日数の決定を支援する投薬日数決定支援システムであって、
    前記患者の前回の診察日を示す情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記患者の前回の診療日を加味して前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数を認識する投薬日数決定支援部と、
    前記患者の前回の診療日に処方された薬剤の前回投薬日数と前記投薬日数決定支援部により認識された前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数とに基づいて、前記患者が今回の診療日又は薬剤受領予定日に有すると推定される推定残薬日数を算出する残薬日数推定部と、
    算出された推定残薬日数と今回の診療日又は薬剤受領予定日から次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出する投薬日数算出部を備える
    ことを特徴とする投薬日数決定支援システム。
  2. 前記投薬日数算出部は、投薬日数と用量又は分量とに応じて投薬量を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投薬日数決定支援システム。
  3. 前記投薬日数算出部は、
    今回の診療の予約日が前倒しで変更されたか否かを判定し、
    当該今回の診療の予約日が前倒しで変更されたと判定された場合、変更前の今回の診療の予約日又は薬剤受領予定日が、前回の診療日又は薬剤受領日から前回の投薬日数を経過した日よりも後かどうかを判定し、
    変更前の今回の診療の予約日又は薬剤受領予定日が、前回の診療日又は薬剤受領日から前回の投薬日数を経過した日よりも後であると判定した場合には、その差分の日数に応じた日数だけ今回の投薬日数を減数して算出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の投薬日数決定支援システム。
  4. 前記投薬日数算出部は、患者の受診履歴を参照することにより、次回診療予定日を推定し、かつ、前記推定残薬日数と前記今回の診療日又は薬剤受領予定日から前記推定された次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の投薬日数決定支援システム。
  5. 診療の予約を受け付ける診療予約受付部を備え、
    前記投薬日数算出部は、今回の診療の終了後から所定時間以内に前記診療予約受付部により次回診療予定日の予約が受け付けられた場合には、当該予約された次回診療予定日を用い、今回の診療の終了後から所定時間以内に前記診療予約受付部により予約が受け付けられなかった場合には、患者の受診履歴を参照することにより、次回診療予定日を推定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の投薬日数決定支援システム。
  6. 投薬数の履歴及び薬代の履歴を、前記患者に閲覧可能に出力する出力部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の投薬日数決定支援システム。
  7. 前記患者の診療日にて処方される薬剤を配送する配送システムを備え、前記投薬日数算出部が配送による遅延を考慮して投薬日数を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の投薬日数決定支援システム。
  8. 前記患者の診療日にて処方される薬剤を配送する配送システムを備え、
    前記投薬日数算出部は、一度次回の診療の予約がなされた後に次回の診療予定日が後ろ倒しに変更された場合、当初の次回の診療予定日と、変更後の次回の診療予定日との差分
    の日数分の薬剤を患者宛てに発送するよう、前記配送システムに指示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の投薬日数決定支援システム。
  9. 患者の前回の診察日を示す情報を記憶する記憶部を備えるシステムが実行する方法であって、
    前記記憶部に記憶された前記患者の前回の診療日を加味して前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数を認識するステップと、
    患者の前回の診療日に処方された薬剤の前回投薬日数と前記ステップにおいて認識された前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数とに基づいて、前記患者が今回の診療日又は薬剤受領予定日に有すると推定される推定残薬日数を算出するステップと、
    算出された推定残薬日数と今回の診療日又は薬剤受領予定日から次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出するステップとを含む
    ことを特徴とする投薬日数決定支援方法。
  10. 患者の前回の診察日を示す情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
    前記記憶部に記憶された前記患者の前回の診療日を加味して前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数を認識するステップと、
    患者の前回の診療日に処方された薬剤の前回投薬日数と前記ステップにおいて認識された前回の診療日又は薬剤受領日から今回の診療日又は薬剤受領予定日までの日数とに基づいて、前記患者が今回の診療日又は薬剤受領予定日に有すると推定される推定残薬日数を算出するステップと、
    算出された推定残薬日数と今回の診療日又は薬剤受領予定日から次回診療予定日までの日数とに応じて今回の投薬日数を算出するステップとを
    実行させることを特徴とする投薬日数決定支援プログラム。
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