JP2015184765A - 服薬管理装置、システム及び方法 - Google Patents

服薬管理装置、システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のシステムに比べて、患者サービス、薬剤師の業務支援、地域医療連携支援等に優れた服薬管理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の服薬管理装置を、患者端末から服薬管理装置に送信された、当該患者に関する個別患者情報を受信する個別患者情報受信手段と、前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記患者を識別する患者識別情報を送信する患者識別情報送信手段と、前記薬局端末から前記服薬管理装置に送信された、前記患者識別情報と対応付けられた前記患者の個別調剤情報を受信する個別調剤情報受信手段と、前記患者識別情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを記憶する電子健康手帳記憶手段と、前記電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段に記憶する電子健康手帳データベース構築手段と、で構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、にネットワークを介して接続される服薬管理装置に関する。
従来から、薬局による服薬管理は、患者の携帯する所謂「お薬手帳」により行われてきている。一方、近年のIT技術の発達により、IT技術を取り込んだ電子健康手帳を用いた服薬管理も行われるようになってきた。
例えば、電子メモリを組み込んだ「RFIDタグ付き健康手帳」を用いた服薬管理(下記特許文献1参照)、QRコード(登録商標)(患者識別情報)読取方式の服薬管理などが知られている。
特開2011−034328号公報「RFIDタグ付き健康手帳」
しかしながら、特許文献1に記載の電子メモリを組み込んだ健康手帳を用いた服薬管理では、服薬管理に必要な情報の一元的な管理がなされていないため、当該健康手帳がないと調剤情報が閲覧できない、登録が煩雑などの患者サービスの利便性における問題点があった。
QRコード(登録商標)(患者識別情報)読取方式の服薬管理は、服薬管理に必要な情報の一元的な管理を可能にするものの、登録時の煩雑さが解消されない、等の患者サービスの利便性における問題点があった。
さらに、薬剤師の服薬管理業務、薬剤師・医師・介護士などの地域医療連携支援という点においても、更なる利用者の利便性における課題が指摘されていた。
以上のとおり、従来の服薬管理システムでは、患者登録、患者の自己管理(セルフメディケーション)、等の患者サービス、緊急時の服薬管理等の薬剤師の業務支援、地域医療連携支援等において、利用者の利便性に課題が指摘され、更なる向上が求められていた。
本発明の目的は、従来のシステムに比べて、患者登録、患者の自己管理(セルフメディケーション)、等の患者サービス、緊急時の服薬管理等の薬剤師の業務支援、地域医療連携支援等に等に優れた、服薬管理装置及び方法、並びに当該装置と、当該装置に接続された、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、を備える服薬管理システムを提供することにある。
すなわち、本発明に係る服薬管理装置及びシステムは、以下の通りである。
[1]
患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、にネットワークを介して接続される服薬管理装置であって、
前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、当該患者に関する個別患者情報を受信する個別患者情報受信手段と、
前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記患者を識別する患者識別情報を送信する患者識別情報送信手段と、
前記薬局端末から前記服薬管理装置に送信された、前記患者識別情報と対応付けられた前記患者の個別調剤情報を受信する個別調剤情報受信手段と、
前記患者識別情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを記憶する電子健康手帳記憶手段と、
前記電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段に記憶する電子健康手帳データベース構築手段と、
を備える服薬管理装置。
[2]
前記患者識別情報が、1次元バーコード情報であることを特徴とする[1]に記載の服薬管理装置。
[3]
前記薬局端末が、レセプトコンピュータであることを特徴とする[1]又は[2]に記載の服薬管理装置。
[4]
前記服薬管理装置は、さらに、
前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記個別調剤情報に基づき、服薬を促す服薬支援情報を送信する服薬支援情報送信手段と、
前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、服薬が完了したことを示す服薬完了情報を受信する服薬完了情報受信手段と、
を備え、
前記電子健康手帳データベース構築手段は、さらに、前記服薬完了情報が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築する、
[1]〜[3]のいずれか1項に記載の服薬管理装置。
[5]
前記服薬管理装置は、さらに、
前記電子健康手帳データベースを参照して、前記服薬完了情報を累積的に示す服薬実績情報を作成して、前記患者端末に送信する服薬実績情報送信手段を備える、[4]に記載の服薬管理装置。
[6]
前記患者端末に、さらに、
医薬品情報データベースの医薬品情報を送信する医薬品情報送信手段を備える、[5]に記載の服薬管理装置。
[7]
前記服薬管理装置は、さらに、薬剤師が携帯する薬剤師端末にネットワークを介して接続され、
前記服薬実績情報送信手段は、前記薬剤師端末に前記服薬実績情報を送信する、[5]又は[6]に記載の服薬管理装置。
[8]
前記服薬管理装置は、さらに、
前記薬剤師端末から送信された、個々の薬剤師の個別薬剤師情報を受信する個別薬剤師情報受信手段と、
前記個別薬剤師情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた地域医療連携支援データベースを記憶する地域医療連携支援情報記憶手段と、
前記地域医療連携支援データベースを構築して地域医療連携支援情報記憶手段に記憶する地域医療連携支援データベース構築手段と、
前記地域医療連携支援データベースを参照して、前記薬剤師の業務予定を作成して前記薬剤師端末に送信する薬剤師業務予定送信手段と、
を備える、[6]又は[7]に記載の服薬管理装置。
[9]
前記地域医療連携支援データベースが、在宅、予製、長期処方対象、特殊薬品からなる群から選択される患者区分情報を含むことを特徴とする[8]に記載の服薬管理装置。
[10]
前記服薬管理装置は、さらに、
近隣薬局の医薬品の店舗在庫情報を格納した店舗在庫情報データベースを備えることを特徴とする[8]又は[9]に記載の服薬管理装置。
[11]
前記服薬管理装置は、さらに、
前記薬剤師端末から送信された、当該薬剤師の業務実績情報を受信する業務実績情報受信手段と、
前記業務実績情報を参照して、当該薬剤師の業務実績報告書を作成する業務実績報告書作成手段と、
を備えることを特徴とする[8]〜[10]のいずれか1項に記載の服薬管理装置。
[12]
前記服薬管理装置は、さらに、医師に操作される医師端末と、介護者に操作される介護者端末と、にネットワークを介して接続され、
さらに、前記医師端末及び前記介護者端末から送信された医師・介護者情報を受信する医師・介護者情報受信手段を備え、
前記地域医療連携支援データベース構築手段は、さらに、前記医師・介護者情報が対応付けられた前記地域医療連携支援データベースを構築する、
[8]〜[11]のいずれか1項に記載の服薬管理装置。
[13]
[1]から[12]のいずれか1項に記載の服薬管理装置と、当該服薬管理装置にネットワークを介して接続される、前記患者端末と、前記薬局端末と、を備える服薬管理システム。
[14]
患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、にネットワークを介して接続される服薬管理装置が実行する服薬管理方法であって、
前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、当該患者に関する個別患者情報を受信する個別患者情報受信ステップと、
前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記患者を識別する患者識別情報を送信する患者識別情報送信ステップと、
前記薬局端末から前記服薬管理装置に送信された、前記患者識別情報と対応付けられた前記患者の個別調剤情報を受信する個別調剤情報受信ステップと、
前記患者識別情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段に記憶する電子健康手帳データベース構築ステップと、
を有する服薬管理方法。
本発明の服薬管理システムによれば、従来のお薬手帳及び電子健康手帳を用いた服薬管理システムに比べて、さらに、家族管理機能向上、服薬の自己管理容易化、遠隔地からの服薬管理の容易化などの患者サービスの向上、緊急時対応の容易化、業務予定表作成など薬剤師業務の支援、訪問診療等の地域医療連携支援を図ることができる。
本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、を備える服薬管理システムにおける患者情報の登録の概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、を備える服薬管理システムにおける患者服薬支援及び患者の服薬自己管理の概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、さらに薬剤師端末と、を備える服薬管理システムにおける、薬剤師業務支援の概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、薬剤師端末と、さらに医師端末と、介護者端末と、を備える服薬管理システムにおける地域医療連携支援の概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る服薬管理装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る服薬管理方法のフローを示す図である。 本発明の実施形態に係る服薬管理方法のフローを示す図である。 本発明の実施形態に係る服薬管理方法のフローを示す図である。 本発明の実施形態に係る服薬管理方法のフローを示す図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(本発明の実施形態に係る服薬管理装置による患者登録及び電子健康手帳データベースの構築)
図1は、本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、を備える服薬管理システムにおける患者情報の登録の概要を示す図である。
本発明の実施形態に係る服薬管理装置は、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、にネットワークを介して接続される服薬管理装置であって、
前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、当該患者に関する個別患者情報を受信する個別患者情報受信手段と、
前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記患者を識別する患者識別情報を送信する患者識別情報送信手段と、
前記薬局端末から前記服薬管理装置に送信された、前記患者識別情報と対応付けられた前記患者の個別調剤情報を受信する個別調剤情報受信手段と、
前記患者識別情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを記憶する電子健康手帳記憶手段と、
前記電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段に記憶する電子健康手帳データベース構築手段と、
を備えることを特徴とする。
本実施形態に係る服薬管理装置は、上記構成を有することにより、従来のお薬手帳及び電子健康手帳を用いた服薬管理システムに比べて、患者登録が容易、患者の家族などの患者の管理者も利用可能、どこの薬局でも容易に調剤可能等、さらに患者サービスの向上を図ることができる。
本実施形態に係る服薬管理装置は、図1に示すとおり、電子健康手帳データベースと、調剤情報データベースとを備える。
患者端末から送信された当該患者の個別患者情報を受信して、個別患者情報が前記電子健康手帳データベースに格納されると、前記服薬管理装置は患者識別情報を当該患者の患者端末に送信する。
当該患者が、処方箋及び患者識別情報を薬局に提示すると、当該患者識別情報に対応付けられた調剤情報が、薬局端末より前記服薬管理装置の調剤情報データベースに送信され、当該情報は前記服薬管理装置の電子健康手帳データベースに参照される。
前記服薬管理装置の電子健康手帳データベースに、前記患者識別情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースが構築される。
本実施形態に係る服薬管理装置は、いわゆるクラウドコンピュータであることが好ましい。クラウドコンピュータにより、患者又は患者の管理者、薬局、薬剤師などのユーザーは、コンピュータによる処理やデータの格納をネットワーク経由で利用することができる。
前記ネットワークは、本実施形態に係る服薬管理装置と、各端末を接続するコンピュータネットワークであれば種々のネットワークを挙げることができる。好ましくは、インターネットである。前記患者識別情報は、患者を識別する電子情報であれば種々のものを用いることができる。前記患者識別情報は、患者が持ち運べるカードへの印刷や患者端末の画面に表示ができ、また薬局が薬局端末に安価な読み取り装置を接続することで最も簡単で確実な入力方法を実現できる点から、1次元バーコード情報であることが好ましい。また、前記薬局端末は、一般に、レセプト(診療報酬明細書)を作成するためのレセプトコンピュータ(「レセコン」ともいう。)であることが好ましい。
図5は、本発明の実施形態に係る服薬管理装置の機能構成を示す図である。
本実施形態に係る服薬管理装置100は、図5に示すとおり、患者又は患者の管理者に操作される患者端末300と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末400と、にネットワークを介して接続されている。
服薬管理装置100は、個別患者情報受信手段110、患者識別情報送信手段120、個別調剤情報受信手段130、電子健康手帳記憶手段140、電子健康手帳データベース構築手段150を備える。
服薬管理装置100は、患者端末300から服薬管理装置100に送信された、当該患者に関する個別患者情報を、個別患者情報受信手段110により受信する。
服薬管理装置100は、服薬管理装置100から患者端末300に、患者を識別する患者識別情報を、患者識別情報送信手段120により送信する。
服薬管理装置100は、薬局端末400から服薬管理装置100に送信された、患者識別情報と対応付けられた患者の個別調剤情報を、個別調剤情報受信手段130により受信する。
服薬管理装置100の電子健康手帳記憶手段140は、患者識別情報と、個別患者情報と、個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを記憶する。
服薬管理装置100の電子健康手帳データベース構築手段150は、電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段140に記憶する。
患者端末300は、患者又は患者の管理者に操作される。患者端末300は、患者自身が操作可能な場合または患者自身の服薬管理が可能な場合には、患者自身によって操作されることが一般的である。しかし、例えば、患者が子供又は高齢者であって、患者自身による操作に困難が伴う場合又は患者自身による服薬管理に困難が伴う場合には、当該患者の管理者が操作することができる。この場合、前記患者の管理者は、一般的には患者の家族のいずれかである。家族登録により、患者の家族が当該患者端末を操作することもできる。
本実施形態における患者端末は、患者の管理者によっても操作が可能であるため、患者自身による服薬管理が困難を伴う場合に、患者の管理者が操作できることにより、患者の服薬管理を確実にすることができ、患者への服薬サービスを向上させることができる。また、子供や遠方の親の端末情報が患者の管理者にも見えるため、患者及び患者の管理者に安心感を与えることができる。
患者又は患者の管理者は、服薬管理装置100から送信される当該患者に関する情報を受信する。患者端末300は、ネットワークに接続されるコンピュータ端末であれば特に限定されないが、好ましくは、スマートフォン、携帯電話、パソコン及びタブレットからなる群から選択されるいずれかである。また、患者端末300から前記服薬管理装置100にネットワークを介して接続される患者端末300は、単一でも複数の端末でもよい。例えば、自宅等の据え付けられたパソコンからも、移動時に携帯するスマートフォンからもアクセスすることができる。個別患者情報の服薬管理装置への送信は、自宅パソコンから落ち着いて行うことも可能である。
個別患者情報は、当該患者を識別するための当該患者に関する種々の情報が含まれ、例えば、患者の名前、性別、血液型、生年月日、住所、電話番号、保険者番号、被保険者番号、既往歴、アレルギー、副作用、予防接種記録、障害等を挙げることができる。
服薬管理装置100から、患者を識別する患者識別情報を当該患者端末300に受信した患者又は患者の管理者は、薬局で処方箋を提示して薬を受け取る際に、当該患者端末の患者識別情報を薬剤師に提示する。当該患者より、当該患者の処方箋及び患者識別情報の提示を受けた薬局の薬剤師は、薬局端末400から、患者識別情報と対応付けられた患者の個別調剤情報を送信する。
本実施形態に係る服薬管理システムにおいて、調剤情報は、調剤情報自動送信により、薬局端末400との連動によって自動的に服薬管理装置100に取り込まれる。また、薬局端末400と連動して自動的に服薬管理装置100に送信される。したがって、患者又は患者の管理者は、薬局端末400が服薬管理装置100とネットワークで接続された薬局に処方箋を持っていくだけで、すぐに手元の患者端末300で調剤情報を確認することができる。
患者端末300においては、服薬管理装置100にネットワークで接続される薬局端末400が備えられた当該薬局(以下、「接続薬局」という。)を検索することができる。患者又は患者の管理者は、これにより接続薬局を知ることができる。薬を処方した薬局が、服薬管理装置100にネットワークで接続される薬局端末400が備えられた当該薬局でない薬局(以下、「非接続薬局」という。)の場合において、患者又は患者の管理者は、接続薬局において、非接続薬局で処方された薬を、調剤明細等に記載されたQRコード(登録商標)からリーダーで読み取ることもできる。読み取った調剤情報は、服薬管理装置100に送信される。
以上のように、本実施形態に係る服薬管理装置100による患者登録及び電子健康手帳データベースの構築により、ウェブから容易に利用者登録可能、処方箋だけで調剤情報が見られる、かかりつけ薬局化、家族登録及び家族管理機能、遠隔地からの管理、スマホ一つでセルフメディケーション、接続薬局の検索、非接続薬局のQRコード(登録商標)の調剤情報読取可能などの種々の患者サービスの向上がもたらされる。
(本発明の実施形態に係る服薬管理装置による患者の服薬支援)
図2は、本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、を備える服薬管理システムにおける患者服薬支援及び患者の服薬自己管理の概要を示す図である。
本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、
前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記個別調剤情報に基づき、服薬を促す服薬支援情報を送信する服薬支援情報送信手段と、
前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、服薬が完了したことを示す服薬完了情報を受信する服薬完了情報受信手段と、
を備え、
前記電子健康手帳データベース構築手段は、さらに、前記服薬完了情報が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築することを特徴とする。
本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、
前記電子健康手帳データベースを参照して、前記服薬完了情報を累積的に示す服薬実績情報を作成して、前記患者端末に送信する服薬実績情報送信手段を備えることを特徴とする。
本実施形態に係る服薬管理装置は、上記構成を有することにより、従来のお薬手帳及び電子健康手帳を用いた服薬管理システムに比べて、服薬実績情報が見られる、遠隔地からの患者管理が可能、服薬の自己管理(セルフメディケーション)が可能、服薬支援情報が得られる等、さらに患者サービスの向上を図ることができる。
本実施形態に係る服薬管理装置は、図2に示すとおり、電子健康手帳データベースと、調剤情報データベースとを備える。
前記服薬管理装置は、さらに、前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記個別調剤情報に基づき、服薬を促す服薬支援情報を送信する。当該患者は、前記服薬支援情報に基づいて服薬し、前記患者端末から前記服薬管理装置に、服薬が完了したことを示す服薬完了情報を送信し、この服薬完了情報を前記服薬管理装置が受信する。
前記服薬管理装置は、さらに、前記服薬完了情報が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築する。
また、前記服薬管理装置は、さらに、前記電子健康手帳データベースを参照して、前記服薬完了情報を累積的に示す服薬実績情報を作成して、前記患者端末に服薬実績情を送信する。
また、本実施形態に係る服薬管理装置100は、図5に示すとおり、患者又は患者の管理者に操作される患者端末300と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末400と、にネットワークを介して接続されている。
服薬管理装置100は、さらに、服薬支援情報送信手段160、服薬完了情報受信手段170、服薬実績情報送信手段180を備える。
服薬管理装置100は、服薬支援情報送信手段160により、個別調剤情報に基づき、服薬支援情報を患者端末300に送信する。
服薬管理装置100は、患者端末300から送信された服薬完了情報を、服薬完了情報受信手段170により受信する。
服薬管理装置100の電子健康手帳データベース構築手段150は、服薬完了情報が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築する。
服薬管理装置100の服薬実績情報送信手段180は、電子健康手帳データベースを参照して、服薬完了情報を累積的に示す服薬実績情報を作成して、前記患者端末300に服薬実績情報を送信する。
服薬管理装置100は、患者端末300に、さらに、医薬品情報データベースの医薬品情報を送信する医薬品情報送信手段190を備える、ことを特徴とする。患者又は患者の管理者は、服薬支援情報又は服薬実績情報を閲覧する場合に、さらに服薬管理装置100から送信される医薬品情報を参照することができる。また、患者又は患者の管理者は、処方箋やお薬手帳が手元になくても、医薬品情報を検索することができる。医薬品情報には、医薬品の一般名、ブランド名、用法、用量、形状、写真、当該医薬品のジェネリック医薬品、既往歴、アレルギー、副作用情報、予防接種録情報などが含まれる。医薬品情報としては、例えば、メディサーブII(登録商標:株式会社メディカルフロント製)を挙げることができる。
服薬支援情報は、患者に服薬を支援する服薬支援メールであることが好ましい。また、服薬支援情報が、服薬する薬の種類、服薬する日時、用法、用量などを含む。また、前記服薬完了情報は、服薬した薬の種類、服薬した日時、用法、用量、備考(薬剤師のコメント)などを含む。
本実施形態に係る前記服薬管理装置により、服薬における自己管理を容易にすることができる。また、服薬管理に際し、医薬品情報を参照できるため、医薬品の服用上の注意、医薬品の写真、ジェネリック医薬品との薬価差などの医薬品情報を参照することができるため、患者サービスの向上がさらに図られる。
(本発明の実施形態に係る服薬管理装置による薬剤師の業務支援)
図3は、本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、さらに薬剤師端末と、を備える服薬管理システムにおける、薬剤師業務支援の概要を示す図である。
本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、薬剤師が携帯する薬剤師端末にネットワークを介して接続され、
前記服薬実績情報送信手段は、前記薬剤師端末に前記服薬実績情報を送信する、ことを特徴とする。
また、本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、
薬剤師端末から送信された、個々の薬剤師の個別薬剤師情報を受信する個別薬剤師情報受信手段と、
前記個別薬剤師情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた地域医療連携支援データベースを記憶する地域医療連携支援情報記憶手段と、
前記地域医療連携支援データベースを構築して地域医療連携支援情報記憶手段に記憶する地域医療連携支援データベース構築手段と、
前記地域医療連携支援データベースを参照して、前記薬剤師の業務予定を作成して前記薬剤師端末に送信する薬剤師業務予定送信手段と、
を備える、ことを特徴とする。
また、本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、前記薬剤師端末から送信された、当該薬剤師の業務実績情報を受信する業務実績情報受信手段と、前記業務実績情報を参照して、当該薬剤師の業務実績報告書を作成する業務実績報告書作成手段と、を備えることを特徴とする。
本実施形態に係る服薬管理装置は、上記構成を有することにより、災害や緊急時対応の容易化、患者調剤情報、患者服薬実績情報、医薬品情報、薬剤師業務予定情報の容易取得など、薬剤師の業務支援の向上を図ることができる。特に、薬剤師の在宅支援において、薬剤師端末による対応の容易化、服薬指導コンテンツの容易取得による在宅服薬指導業務の効率向上を図ることができる。
本実施形態に係る服薬管理装置は、図3に示すとおり、電子健康手帳データベースと、調剤情報データベースとを備える。
本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、薬剤師が携帯する薬剤師端末にネットワークを介して接続され、前記服薬管理装置は、前記薬剤師端末に、さらに前記服薬実績情報を送信する。
本実施形態に係る服薬管理装置は、図4に示すとおり、電子健康手帳データベースと、調剤情報データベースと、地域医療連携支援データベースを備える。
また、本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、薬剤師端末から送信された、個々の薬剤師の個別薬剤師情報を受信する。前記個別薬剤師情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた地域医療連携支援データベースを記憶する。前記地域医療連携支援データベースを構築して地域医療連携支援情報記憶手段に記憶する。前記地域医療連携支援データベースを参照して、前記薬剤師の業務予定を作成して前記薬剤師端末に送信する。
また、本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、前記薬剤師端末から送信された、当該薬剤師の業務実績情報を受信する。前記業務実績情報を参照して、当該薬剤師の業務実績報告書を作成する。
また、本実施形態に係る服薬管理装置100は、図5に示すとおり、患者端末300と、薬局端末400と、さらに、薬剤師端末500と、にネットワークを介して接続されている。
服薬管理装置100は、さらに、個別薬剤師情報受信手段200、地域医療連携支援情報記憶手段210、地域医療連携支援データベース構築手段220、薬剤師業務予定送信手段230と、業務実績情報受信手段240、業務実績報告書作成手段250と、を備える。
服薬管理装置100は、個別薬剤師情報受信手段200により、薬剤師端末から送信された、個々の薬剤師の個別薬剤師情報を受信する。
服薬管理装置100は、地域医療連携支援情報記憶手段210により、個別薬剤師情報と、個別患者情報と、個別調剤情報と、が対応付けられた地域医療連携支援データベースを記憶する。
服薬管理装置100は、地域医療連携支援データベース構築手段220により、地域医療連携支援データベースを構築して地域医療連携支援情報記憶手段210に記憶する。
服薬管理装置100は、薬剤師業務予定送信手段230により、地域医療連携支援データベースを参照して、薬剤師の業務予定を作成して薬剤師端末500に送信する。
服薬管理装置100は、業務実績情報受信手段240により、薬剤師端末500から送信された、当該薬剤師の業務実績情報を受信する。
服薬管理装置100は、業務実績報告書作成手段250により、業務実績情報を参照して、当該薬剤師の業務実績報告書を作成する。
地域医療連携支援データベースは、在宅、予製、長期処方対象、特殊薬品からなる群から選択される患者区分情報を含むことを特徴とする。患者区分情報により、より精密で効率的な薬剤師の業務予定を作成でき、薬剤師の業務支援をより効果率的にすることができる。
服薬管理装置100は、さらに、近隣薬局の店舗在庫情報を格納した店舗在庫情報データベースを備えることを特徴とする。店舗在庫情報データベースを参照することにより、医薬品のピッキングミス防止、在庫適正化、適正発注を図ることができる。前記医薬品の店舗在庫情報としては、例えば、メディフロンティア(登録商標:株式会社メディカルフロント製)を挙げることができる。
(本発明の実施形態に係る服薬管理装置による地域医療連携支援)
図4は、本発明の実施形態に係る、患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、服薬管理装置と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、薬剤師端末と、さらに医師端末と、介護者端末と、を備える服薬管理システムにおける地域医療連携支援の概要を示す図である。
本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、医師に操作される医師端末と、介護者に操作される介護者端末と、にネットワークを介して接続され、
さらに、医師端末及び介護者端末から送信された医師・介護者情報を受信する医師・介護者情報受信手段を備え、
前記地域医療連携支援データベース構築手段は、さらに、前記医師・介護者情報が対応付けられた前記地域医療連携支援データベースを構築する、ことを特徴とする。
本実施形態に係る服薬管理装置は、図4に示すとおり、電子健康手帳データベースと、調剤情報データベースと、地域医療連携支援データベースを備える。
本実施形態に係る前記服薬管理装置は、さらに、医師が携帯する薬剤師端末及びが介護者が携帯する薬剤師端末にネットワークを介して接続される。
前記服薬管理装置は、前記医師端末及び前記介護者端末から送信された医師・介護者情報を受信する。さらに、前記医師・介護者情報が対応付けられた前記地域医療連携支援データベースを構築する。
また、本実施形態に係る服薬管理装置100は、図5に示すとおり、患者端末300と、薬局端末400と、薬剤師端末500と、さらに、医師端末600と、介護者端末700と、にネットワークを介して接続されている。
前記服薬管理装置100は、さらに、医師・介護者情報受信手段260を備える。
服薬管理装置100は、医師端末600及び介護者端末700から送信された医師・介護者情報を、医師・介護者情報受信手段260により受信する。
服薬管理装置100の地域医療連携支援データベース構築手段220は、さらに、医師・介護者情報が対応付けられた地域医療連携支援データベースを構築して地域医療連携支援情報記憶手段210に記憶する。
本実施形態に係る服薬管理装置100により、地域医療チームケアへの貢献、訪問診療の支援を図ることができる。特に、医師・看護婦・ヘルパー・ケアマネージャーなどによるプライマリーケア支援ツールとしての機能を果たすことできる。
(本発明の実施形態に係る服薬管理システム)
本発明の実施形態に係る服薬管理システムは、服薬管理装置100と、当該服薬管理装置100にネットワークを介して接続される、患者又は患者の管理者に操作される患者端末300と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末400と、を備えることを特徴とする。服薬管理システムは、さらに、薬剤師端末500と、医師端末600と、介護者端末700を備えることができる。
上記の本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、コンピュータ装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)又はハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベースやメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベースは、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。なお、データベースも1つのサーバ(データベースサーバ)と考えてもよい。
(本発明の実施形態に係る服薬管理方法)
図6乃至9は、本発明の実施形態に係る服薬管理方法のフローを示す図である。
本実施形態に係る服薬管理方法は、患者又は患者の管理者に操作される患者端末300と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末400と、にネットワークを介して接続される服薬管理装置100が実行する方法である。
ステップS1において、個別患者情報受信手段110は、患者端末300から服薬管理装置100に送信された、当該患者に関する個別患者情報を受信する。
ステップS2において、患者識別情報送信手段120は、服薬管理装置100から患者端末300に、患者を識別する患者識別情報を送信する。
ステップS3において、個別調剤情報受信手段130は、薬局端末400から服薬管理装置100に送信された、患者識別情報と対応付けられた患者の個別調剤情報を受信する。
ステップS4において、電子健康手帳データベース構築手段150は、患者識別情報と、個別患者情報と、個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段140に記憶する。
患者登録及び電子健康手帳データベースの構築において、本実施形態に係る服薬管理装置100が実行する服薬管理方法は、図6に示すとおり、個別患者情報受信ステップと、患者識別情報送信ステップと、個別調剤情報受信ステップと、電子健康手帳データベース構築ステップと、を有する。
本実施形態に係る患者の服薬支援方法は、服薬管理装置100が実行する方法である。
ステップS4において、電子健康手帳データベース構築手段150は、電子健康手帳データベースを構築する。
ステップS5において、服薬支援情報送信手段160は、服薬管理装置100から患者端末300に、個別調剤情報に基づき、服薬を促す服薬支援情報を送信する。
ステップS6において、服薬完了情報受信手段170は、患者端末300から、当該患者が服薬支援情報に基づいて服薬し、服薬が完了したことを示す服薬完了情報を受信する。
ステップS4’において、電子健康手帳データベース構築手段150は、服薬完了情報が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築する。
ステップS7において、服薬実績情報送信手段180は、電子健康手帳データベースを参照して、服薬完了情報を累積的に示す服薬実績情報を作成して、患者端末300に服薬実績情を送信する。
本実施形態に係る薬剤師の業務支援方法は、服薬管理装置100が実行する方法である。
ステップS4’において、電子健康手帳データベース構築手段150は、服薬完了情報が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築する。
ステップS7において、服薬実績情報送信手段180は、服薬管理装置100にネットワークを介して接続された薬剤師が携帯する薬剤師端末500に、服薬実績情報を送信する。
ステップS8において、個別薬剤師情報受信手段200は、薬剤師端末500から送信された、個々の薬剤師の個別薬剤師情報を受信する。
ステップS9において、地域医療連携支援データベース構築手段220は、個別薬剤師情報と、個別患者情報と、個別調剤情報と、が対応付けられた地域医療連携支援データベースを構築し、地域医療連携支援情報記憶手段210に記憶する。
ステップS10において、薬剤師業務予定送信手段230は、地域医療連携支援データベースを参照して、薬剤師の業務予定を作成して薬剤師端末500に送信する。
ステップS11において、業務実績情報受信手段240は、薬剤師端末500から送信された、当該薬剤師の業務実績情報を受信する。
ステップS12において、業務実績報告書作成手段250は、業務実績情報を参照して、当該薬剤師の業務実績報告書を作成する。
本実施形態に係る地域医療連携支援方法は、服薬管理装置100が実行する方法である。
ステップS9において、地域医療連携支援データベース構築手段220は、地域医療連携支援データベースを構築する。
ステップS13において、医師・介護者情報受信手段260は、医師端末600及び介護者端末700から送信された医師・介護者情報を受信する。
ステップS9’において、地域医療連携支援データベース構築手段220は、医師・介護者情報が対応付けられた地域医療連携支援データベースを構築する。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 服薬管理装置
110 個別患者情報受信手段
120 患者識別情報送信手段
130 個別調剤情報受信手段
140 電子健康手帳記憶手段
150 電子健康手帳データベース構築手段
160 服薬支援情報送信手段
170 服薬完了情報受信手段
180 服薬実績情報送信手段
190 医薬品情報送信手段
200 個別薬剤師情報受信手段
210 地域医療連携支援情報記憶手段
220 地域医療連携支援データベース構築手段
230 薬剤師業務予定送信手段
240 業務実績情報受信手段
250 業務実績報告書作成手段
260 医師・介護者情報受信手段
300 患者端末
400 薬局端末
500 薬剤師端末
600 医師端末
700 介護者端末

Claims (14)

  1. 患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、にネットワークを介して接続される服薬管理装置であって、
    前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、当該患者に関する個別患者情報を受信する個別患者情報受信手段と、
    前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記患者を識別する患者識別情報を送信する患者識別情報送信手段と、
    前記薬局端末から前記服薬管理装置に送信された、前記患者識別情報と対応付けられた前記患者の個別調剤情報を受信する個別調剤情報受信手段と、
    前記患者識別情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを記憶する電子健康手帳記憶手段と、
    前記電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段に記憶する電子健康手帳データベース構築手段と、
    を備える服薬管理装置。
  2. 前記患者識別情報が、1次元バーコード情報であることを特徴とする請求項1に記載の服薬管理装置。
  3. 前記薬局端末が、レセプトコンピュータであることを特徴とする請求項1又は2に記載の服薬管理装置。
  4. 前記服薬管理装置は、さらに、
    前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記個別調剤情報に基づき、服薬を促す服薬支援情報を送信する服薬支援情報送信手段と、
    前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、服薬が完了したことを示す服薬完了情報を受信する服薬完了情報受信手段と、
    を備え、
    前記電子健康手帳データベース構築手段は、さらに、前記服薬完了情報が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の服薬管理装置。
  5. 前記服薬管理装置は、さらに、
    前記電子健康手帳データベースを参照して、前記服薬完了情報を累積的に示す服薬実績情報を作成して、前記患者端末に送信する服薬実績情報送信手段を備える、請求項4に記載の服薬管理装置。
  6. 前記患者端末に、さらに、
    医薬品情報データベースの医薬品情報を送信する医薬品情報表示手段を備える請求項5に記載の服薬管理装置。
  7. 前記服薬管理装置は、さらに、薬剤師が携帯する薬剤師端末にネットワークを介して接続され、
    前記服薬実績情報送信手段は、前記薬剤師端末に前記服薬実績情報を送信する、請求項5又は6に記載の服薬管理装置。
  8. 前記服薬管理装置は、さらに、
    前記薬剤師端末から送信された、個々の薬剤師の個別薬剤師情報を受信する個別薬剤師情報受信手段と、
    前記個別薬剤師情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた地域医療連携支援データベースを記憶する地域医療連携支援情報記憶手段と、
    前記地域医療連携支援データベースを構築して地域医療連携支援情報記憶手段に記憶する地域医療連携支援データベース構築手段と、
    前記地域医療連携支援データベースを参照して、前記薬剤師の業務予定を作成して前記薬剤師端末に送信する薬剤師業務予定送信手段と、
    を備える、請求項6又は7に記載の服薬管理装置。
  9. 前記地域医療連携支援データベースが、在宅、予製、長期処方対象、特殊薬品からなる群から選択される患者区分情報を含むことを特徴とする請求項8に記載の服薬管理装置。
  10. 前記服薬管理装置は、さらに、
    近隣薬局の医薬品の店舗在庫情報を格納した店舗在庫情報データベースを備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の服薬管理装置。
  11. 前記服薬管理装置は、さらに、
    前記薬剤師端末から送信された、当該薬剤師の業務実績情報を受信する業務実績情報受信手段と、
    前記業務実績情報を参照して、当該薬剤師の業務実績報告書を作成する業務実績報告書作成手段と、
    を備えることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の服薬管理装置。
  12. 前記服薬管理装置は、さらに、医師に操作される医師端末と、介護者に操作される介護者端末と、にネットワークを介して接続され、
    さらに、前記医師端末及び前記介護者端末から送信された医師・介護者情報を受信する医師・介護者情報受信手段を備え、
    前記地域医療連携支援データベース構築手段は、さらに、前記医師・介護者情報が対応付けられた前記地域医療連携支援データベースを構築する、
    請求項8〜11のいずれか1項に記載の服薬管理装置。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の服薬管理装置と、当該服薬管理装置にネットワークを介して接続される、前記患者端末と、前記薬局端末と、を備える服薬管理システム。
  14. 患者又は患者の管理者に操作される患者端末と、薬局の薬剤師に操作される薬局端末と、にネットワークを介して接続される服薬管理装置が実行する服薬管理方法であって、
    前記患者端末から前記服薬管理装置に送信された、当該患者に関する個別患者情報を受信する個別患者情報受信ステップと、
    前記服薬管理装置から前記患者端末に、前記患者を識別する患者識別情報を送信する患者識別情報送信ステップと、
    前記薬局端末から前記服薬管理装置に送信された、前記患者識別情報と対応付けられた前記患者の個別調剤情報を受信する個別調剤情報受信ステップと、
    前記患者識別情報と、前記個別患者情報と、前記個別調剤情報と、が対応付けられた電子健康手帳データベースを構築して電子健康手帳記憶手段に記憶する電子健康手帳データベース構築ステップと、
    を有する服薬管理方法。
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