JP2007241709A - 薬情報管理・提供システム - Google Patents

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将生 山本
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J THOMAS KK
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J THOMAS KK
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Abstract

【課題】
複数の調剤薬局で受け取った処方箋データをまとめて管理することができ、医療従事者に対するのではなく患者を対象とした薬の情報提供を行うことができ、しかも患者は処方された薬についてはプライバシーを充分に保護しつつ情報を得ることができて薬の適正な服用を図ることができるシステムを提供する。
【解決手段】
中央処理装置5と、この中央処理装置に接続されたユーザ情報蓄積手段6、履歴情報蓄積手段7および薬情報蓄積手段8を備えるシステム本体1と、処方箋データを書換可能に記録できるIDカード9と、このIDカードに処方箋データを書き込むライタ12と、IDカードに記録された処方箋データを前記システム本体に送る登録端末13を備え、患者がコンピュータ14等の適宜の情報端末を操作することにより、前記システム本体に登録されている情報を取り出すことができるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、調剤薬局を含む医療機関において患者に渡された薬の処方箋データを、患者が容易に管理、閲覧することができ、しかも服薬に関する情報を第三者に見られることなく利用することのできる薬情報管理・提供システムに関する。
医療機関にて処方された薬を受け取る際には、渡された薬についてその服薬方法(用法、用量)以外にも薬の効能や副作用についての説明が記載された文書を患者に交付するケースが増えて来ており、また近年、製薬会社や医療機関などの薬に関する情報を保有する各種機関がインターネットを介して患者に薬のデータを積極的に開示する傾向にある。
上述のような薬に関する情報の提供は、患者が薬を適正に服用し、副作用等の問題が生じにくいようにして安全性をより高めることを主たる目的としているが、患者はこれらの情報を受け取ったとしても、情報を正しく理解し、患者個々の服薬履歴を考慮しなければ、単に薬の知識を得るだけに止まってしまう。
そこで従来から、患者個々がインターネットを介して接続された管理システムに服薬履歴情報を蓄積し、自らの服薬履歴を閲覧できるようにするシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−31832号公報
従来の管理システムでは、患者が自宅のパーソナルコンピュータや携帯電話等の情報端末を利用して個々の調剤薬局の調剤管理システムに接続し、この調剤管理システムに蓄積されているデータを閲覧する構成としてあるので、このようなデータは医療従事者のように専門知識があるものが閲覧すれば必要充分な情報を効率よく得ることができるのではあろうが、患者自身が閲覧してもなかなか正確に情報が伝わるというものではない。
そして患者にわかりやすい薬の情報や、製薬会社からの副作用情報等の各種情報を提供しようとすれば、よほど調剤薬局側できめの細かい情報の更新や閲覧サービス用の投資を行わなければならない。
また、患者が複数の医療機関にて処方を受けている場合、患者は医療機関に隣接する調剤薬局で薬を受け取るケースが殆どであるため、個々の患者が薬の情報を全て得ようとすれば、薬を受け取った全ての調剤薬局の調剤管理システムのデータを閲覧しなければならず、例えば複数の調剤薬局でそれぞれ渡された薬が飲み合わせを禁忌とされているものであるような場合、患者はこの危険性を認識する術がまずない。
そこで本発明は、複数の調剤薬局で受け取った処方箋データをひとつの管理システムにてまとめて管理することができ、医療従事者に対するのではなく患者を対象した薬の情報提供を行うことができ、しかも患者は処方された薬については他人の目に触れることなくプライバシーを充分に保護しつつ情報を得ることができて薬の適正な服用を図ることができるシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る薬情報管理・提供システムは、中央処理装置と、この中央処理装置に接続されたユーザ情報蓄積手段、履歴情報蓄積手段および薬情報蓄積手段を備えるシステム本体と、処方箋データを書換可能に記録できるIDカードと、このIDカードに処方箋データを書き込むライタと、IDカードに記録された処方箋データを前記システム本体に送る登録端末を備え、IDカードの所有者がパーソナルコンピュータやファクシミリ装置あるいは前記登録端末等の適宜の情報端末を操作することにより、前記システム本体に登録されている情報を取り出すことができるようにした構成のものとしてある。
また前記IDカードに書き込まれた処方箋データは、前記登録端末にて処方箋データをシステム本体に登録すると、消去あるいは読み出し不能となるようにした構成のものとしてある。
本発明によれば、調剤薬局等の処方箋データを保有するシステムから必要な処方箋データだけをIDカードに記録し、このIDカードを使ってシステム本体にデータを登録するので、調剤薬局等の薬を患者に渡す機関ではライタを設ければIDカードへのデータ登録が可能であり、最小限の設備投資でシステムへの参加が可能であり、しかも患者たるユーザへの服薬指導も適切に行うことができる。
また、ユーザは任意の場所からシステム本体にアクセスすることにより、履歴情報も含む薬に関する情報を自分の必要とするときに入手することができ、しかも複数の薬局で渡された薬に関しても飲み合わせに関する確認や服薬時間の確認などの必要な確認を行うことができる。
さらに、ユーザはIDカードを携帯しておくことにより、新たに医療機関で診察を受ける際に処方履歴を医師や薬剤師などの医療従事者に開示することができ、安全な処方を受けることができる。
また、製薬会社は薬に関する情報を迅速にユーザへ伝えることができるとともに、ユーザの個人情報の管理の煩雑さをともなうことなく、処方の実態調査などの所要の市場調査を行うことができるというメリットもある。
以下、本発明に係るシステムの実施例を添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1において、符号1はシステム本体、2は調剤薬局、3はユーザ、4は病院を示している。
前記システム本体1は適宜の管理者によって充分なセキュリティを維持できるようにする必要があり、中央処理装置5に、ユーザ情報蓄積手段6、履歴情報蓄積手段7および薬情報蓄積手段8を接続してある。
上記中央処理装置5は外部とのデータの授受、各蓄積手段へのデータの登録および抽出あるいは削除等のデータ管理、蓄積データの加工を行うものとしてあり、実用的にはサーバ機能を有するパーソナルコンピュータを使用することができる。
前記ユーザ情報蓄積手段6は、患者たるユーザの個人情報の蓄積を行うものとしてあり、ユーザ個々に付されるID番号、ユーザが決めたパスワード、氏名、年齢、性別、職業、連絡先等の個人情報を蓄積し、さらに病歴も蓄積しておくのが望ましく、これらの個人情報はシステムの利用開始時にユーザから得ておいて登録する。
前記履歴情報蓄積手段7は、ユーザ個々に対する処方履歴情報を蓄積し、この処方履歴情報は、後述するIDカード9を情報媒体として薬の処方の際にユーザが登録できるようにしてある。
前記薬情報蓄積手段8は、処方される薬に関する各種情報、例えば製薬会社名、薬コード(薬のコードについては、統一されたものが現時点ではないが、JANコードなどの商品コードを使用することができる)や化学成分、外観、効能、禁忌情報、副作用情報などを蓄積する。
前記調剤薬局2においては、薬局にて利用されている一般的な調剤管理システム10のシステム本体11に、前記IDカード9へのデータの書き込みを行うライタ12を接続してあり、このライタ12はシステム本体から処方箋データを受け取ってIDカードに書き込みを行う。
そして、調剤薬局2にはさらにデータ登録端末13を設置してあって、前記IDカード9に蓄積された処方箋データを、インターネットあるいは専用通信回線等の通信手段を利用してシステム本体1の中央処理装置5に送ることができるようになっている。
また、上記データ登録端末13においては、ユーザの使用開始時において個人情報を登録できるようにもなっているとともに、このデータ登録端末13を操作してシステム本体1に登録されている自分のデータを閲覧することもできるようになっている。
前記IDカード9は、例えば図2に示されるようにユーザ個人を特定するためのID番号、氏名、発行日等の文字情報が表示され、磁気ストライプ9にはID番号の磁気データが記録されており、また処方箋データコード表示欄20には、例えば2次元バーコード等の処方箋データコード21が表示されていて、処方箋データコードは前記調剤薬局2におけるライタ12にて書き込みができるようになっており、前記表示欄はデータコードを書き換えることが可能なもので構成してある。
なお、処方箋データとしては、医師から発行される処方箋に記載されている処方データが電子化されているものであれば事が足り、個人情報を登録する必要はなく、前記データ登録端末13に処方箋データを登録したあとは、処方箋データコード21が消去あるいは読み出し不能な状態にすることによりユーザのプライバシー保護を一層確実なものとすることができる。
上述のようにして登録、蓄積されたシステム本体1内のデータは、ユーザ3においてパーソナルコンピュータ14や携帯電話15あるいはファクシミリ装置16を用いて、インターネット等の通信手段を利用してシステム本体1にアクセスすることにより、適宜の画面操作や音声案内に基づくキー操作によって所望の薬データを入手することができる。
そしてユーザ3に提供されるデータとしては、例えば図3に示されるように一般的に調剤薬局で服薬指導用に提供される処方薬情報シート22の様式のものや、図4に示されるように、朝、昼、夕等の服薬時間帯24ごとに服用すべき薬の説明欄25を有する服薬案内票23の様式のものなどがあり、その他、処方履歴データから飲み合わせに留意すべき事項がある場合の注意事項案内票や、処方されている薬について新規に発表された副作用情報などを得ることができる構成としてある。
なお、システム本体1に蓄積されている情報をユーザに提供する形式は調剤薬局2側では何ら作業をすることなく、システム本体1側で各種の形式、様式のものを自在に準備、提供することができる。
また、システム本体1に蓄積されているデータは、ユーザの希望により新たな病院4で診察を受ける際にも有効に利用することができ、例えば病院の診察室17に設置されているパーソナルコンピュータ18等の情報端末を利用して医師がシステム本体1にアクセスし、ユーザたる患者のID番号をシステム本体に送り、ユーザに暗証番号を入力してもらうことによってユーザの処方履歴を閲覧することができ、新たな診察や処方をより一層安全なものとすることができ、特に効能の重複する薬のさらなる処方や効能の相反する薬の処方などをしてしまう危険性を未然に回避することができる。
上述した実施例においては、調剤薬局2にて処方箋データのIDカード9への書き込みを行い、データ登録端末13も調剤薬局に設置するものとしてあるが、処方箋データの書き込みは処方箋を発行する医療機関で行うこともできるし、データ登録端末も調剤薬局ではなく医療機関やその他の施設に設けるようにする場合もある。
また、ユーザ3以外のデータ閲覧に関しては病院4での医師による閲覧について説明したが、介護施設や医療関係の研究施設などにおいて専門家に閲覧してもらうようにすることもできる。
さらに、IDカード9は磁気ストライプ19と処方箋データコード表示欄20を設けてあるが、これらをいずれか一方のデータ記録手段にまとめることもできるし、処方箋データコード21には2次元コード以外のコードを使用することもでき、その他ICチップを内蔵するICカードの形式を採用することもできるし、その他のフラッシュメモリを備える形式のものとしてもよい。
本発明に係るシステムの概略構成図。 本発明に係るシステムにて使用するIDカードの一例を示す図。 本発明に係るシステムにて提供される情報シートの一例を示す図。 本発明に係るシステムにて提供される情報シートの他の例を示す図。
符号の説明
1 システム本体
2 調剤薬局
3 ユーザ
4 病院
5 中央処理装置
6 ユーザ情報蓄積手段
7 履歴情報蓄積手段
8 薬情報蓄積手段
9 IDカード
10 調剤管理システム
11 システム本体
12 ライタ
13 データ登録端末
14 パーソナルコンピュータ
15 携帯電話
16 ファクシミリ装置
17 診察室
18 パーソナルコンピュータ
19 磁気ストライプ
20 処方箋データコード表示欄
21 処方箋データコード
22 処方薬情報シート
23 服薬案内票
24 服薬時間帯
25 説明欄

Claims (2)

  1. 中央処理装置と、この中央処理装置に接続されたユーザ情報蓄積手段、履歴情報蓄積手段および薬情報蓄積手段を備えるシステム本体と、処方箋データを書換可能に記録できるIDカードと、このIDカードに処方箋データを書き込むライタと、IDカードに記録された処方箋データを前記システム本体に送る登録端末を備え、IDカードの所有者がパーソナルコンピュータやファクシミリ装置あるいは前記登録端末等の適宜の情報端末を操作することにより、前記システム本体に登録されている情報を取り出すことができるように構成してなる薬情報管理・提供システム。
  2. 前記IDカードに書き込まれた処方箋データは、前記登録端末にて処方箋データをシステム本体に登録すると、消去あるいは読み出し不能となるように構成してなる請求項1に記載の薬情報管理・提供システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019232696A1 (zh) * 2018-06-05 2019-12-12 北京可诺医药科技有限公司 一种药物使用中的网络监控系统及方法

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