JP2012171390A - リヤ・アンダラン・プロテクタ - Google Patents

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道夫 堤
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Abstract

【課題】本発明は、車両の後方に、衝突した後続車両が下側へ潜り込むのを防止するリヤ・アンダラン・プロテクタの改良に関する。
【解決手段】断面が略コ字形をなす一対の鋼板製のプロテクタ片を閉断面となるよう嵌合し溶着したリア・アンダラン・プロテクタに内蔵したスティフナが、断面略コ字状もしくは略ハット型状からなって、該スティフナの一対の横架片部を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面で溶着して閉断面構造とし、またはスティフナ自体が閉断面構造からなっており、該スティフナの一壁面を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に溶着してなることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の後方に、衝突した後続車両が下側へ潜り込むのを防止するリヤ・アンダラン・プロテクタの改良に関する。
従来、例えば、フロントアンダランプロテクタとして、特開2003−276536号公報では、車幅方向に沿って延びる断面が略コ字形をなす一対の鋼板製のプロテクタ片を有し、それらプロテクタ片の開口を車体前後方向で向き合わせ閉断面となるよう相互を嵌め合わせて取着してなる中空のプロテクタ本体と、前記各プロテクタ片のうち車体後側のプロテクタ片に形成され、前記車体フレームと取付可能な取付座と、前記車体前側のプロテクタ片の縦壁内面のうち、前記取付座と対応した内面部分に車幅方向に沿って栓溶接にて取着される取着座と、該取着座の上下部から前記車体後側のプロテクタ片の縦壁内面と触れるまで延びる一対の横壁部とを有した断面略コ字形のスティフナとを具備する構成が知られている。
そこで、リヤ・アンダラン・プロテクタを用いる場合には、上記フロントアンダランプロテクタ25の車体前後方向の向きを変えて適用することが考えられる。
しかし、上記構成では、スティフナ30のウェブ面31を栓溶接で締結しているが、スティフナ30が略チャンネル状であるため、図14に点線で示すように荷重入力時にスティフナ30のフランジ32が開くと、閉断面の変形を抑える効果が減少することがある。
また、車両外側の見える箇所に栓溶接36の裏波痕ができるため見栄えが悪く、溶接跡を消すなどの修正作業を行なうとコストがかかるという問題がある。
特開2003−276536号公報
この発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、安価なコストで、小形軽量化を保ちつつ、剛性強度が確保できると共に、衝撃吸収性能の向上と溶接痕の修正を不要化したリヤ・アンダラン・プロテクタを提供することにある。
この発明は、上記課題を解決するために、
請求項1の発明では、
車幅方向に沿って延びる断面が略コ字形をなす一対の鋼板製のプロテクタ片を車体前後方向で向き合わせて嵌合し溶着して閉断面構造としたリア・アンダラン・プロテクタの一方のプロテクタ片の縦壁内面に溶接されて対向するプロテクタ片の縦壁内面と接するまで延びるスティフナを内蔵したリア・アンダラン・プロテクタにおいて、
スティフナが、連結片部とその両端から同一方向に直交して延びる一対の横架片部を有する断面略コ字状もしくは略ハット型状からなって、該スティフナの一対の横架片部を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面で溶着して一対の横架片部間の開放部分を塞いだ閉断面構造となし、
またはスティフナ自体が閉断面構造からなっており、該スティフナの一壁面を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に溶着してなることを特徴とする。
請求項2の発明では、
前記スティフナが、連結片部とその両端から同一方向に直交して延びる一対の横架片部を有する断面略コ字状に形成されており、該一対の横架片部が縦向き又は横向きになるように配置して、横架片部の先端を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面にすみ肉溶接してなることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前記一対の横架片部が、その先端に開放側の外側に向かって折れ曲がる折曲片部をそれぞれ連接しており、該一対の折曲片部が縦向き又は横向きになるように配置し、車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に前記折曲片部の先端をすみ肉溶接し、又は前記折曲片部の中途位置を栓溶接してなることを特徴とする。
請求項4の発明では、
前記スティフナが、開放側に延びる一対の横架片部と、該横架片部の基端間を結ぶ連設片部とからなる断面略コ字状に形成されたスティフナ本体と、
該スティフナ本体に溶着されてスティフナ本体の開放側を塞ぐと共に、前記一対の横架片部をそれぞれ越えて外方へ延びる一対の延出片部を有する閉塞片とからなっており、
該閉塞片部の延出片部が縦向きもしくは横向きとなるように車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に接触させて、前記延出部分の先端をすみ肉溶接し、又は前記延出部分の中途位置を栓溶接してなることを特徴とする。
請求項5の発明では、
前記スティフナが、角筒体からなっており、該角筒体を、その中空部が上下方向または左右方向に向くように配置し、前記角筒体の一壁面を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に接触させ、溶接してなることを特徴とする。
請求項6の発明では、
前記スティフナの取付位置が、車体接近側のプロテクタ片に形成された車体フレームにブラケットを介して連結可能なブラケット連結部に対応して設定されていることを特徴とする。
この発明のリヤ・アンダラン・プロテクタによれば、スティフナを閉断面構造として、同じく閉断面構造となるリヤ・アンダラン・プロテクに内蔵することで、衝撃時にスティフナ自体が変形する虞れがなく、軽量かつ廉価にして一層の高い剛性強度のリヤ・アンダラン・プロテクタを提供することにある。
また、溶接痕は、車両外側から内側の外観上見えない箇所に変更したので、塗装などの手間を省くことができる。
リヤ・アンダラン・プロテクタの取付状態を説明する概略図である。 実施例1のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図である。 (a)は実施例2のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図、(b)は同概略斜視図である。 実施例3のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図である。 (a)は実施例4のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図、(b)は同概略斜視図である。 実施例5のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図である。 (a)は実施例6のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図、(b)は同概略斜視図である。 実施例7のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図である。 (a)は実施例8のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図、(b)は同概略斜視図である。 実施例9のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図である。 (a)は実施例10のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図、(b)は同概略斜視図である。 実施例11のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図である。 (a)は実施例12のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図、(b)は同概略斜視図である。 従来例のリヤ・アンダラン・プロテクタの断面図である。
以下に、この発明のリヤ・アンダラン・プロテクタの好適実施例について図面を参照しながら説明する。
車体フレーム1の後部2には、下向きで車体後方に延びるブラケット3を介して車幅方向に沿ってリア・アンダラン・プロテクタ5が配設されている。
このリア・アンダラン・プロテクタ5は、例えば車体の幅寸法に対応して所定の幅寸法に設定される。
そして、本実施例では、リア・アンダラン・プロテクタ5の中央部分の車幅方向の複数個所に、前記ブラケット3を取り付けるブラケット連結部4が一体に形成されている。
本実施例のリア・アンダラン・プロテクタ5は、車幅方向に沿って延びる断面が略コ字形をなす一対の鋼板製のプロテクタ片8(車体接近側)及び9(車体離間側)を矩形状の閉断面が形成されるよう車体前後方向で向き合わせ相互を嵌め合わせて固定した公知構成のプロテクタ本体7と、該プロテクタ本体7内に内蔵され固定されたスティフナ10とからなっている。
スティフナ10は、衝突時、最も大きな曲げモーメントが作用する地点にそれぞれ補強材として取り付けられている。
本実施例のスティフナ10は、図2に示すように、車体離間側のプロテクタ片9の縦壁9aの内面に沿って略隙間無く配置されるプレート状のウェブ面となる連結片部11と、この連結片部11の両端から対向するプロテクタ片8の縦壁8aに向かって突出する一対の横架片部12とを有する略コ字形の細長部品が用いられる。
即ち、本実施例では、スティフナ10の一対の横架片部12、12は上下に離間して水平に延びるように配置されており、該一対の横架片部12、12の先端部が車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面にそれぞれ溶接されてスティフナ10が固定される。
本実施例では、溶接の一例として、すみ肉溶接15を行うので、溶接を車両内側の見えない個所に移動して行うため、外観上、溶接個所が露出せず、また溶接痕も生じない。
このスティフナ10は、横架片部12がプロテクタ片8の縦壁8aに溶接されているので、荷重入力時に横架片部12に曲げモーメントが加わっても、従来のように横架片部12が外側に開くことがなく、リア・アンダラン・プロテクタ5の閉断面構造の強度を一層強固にすることができる。
図3に示す実施例2のスティフナ10は、前記実施例1の略コ字形のスティフナ10の車体前後方向の向きを同じにした状態で、縦を横に、横を縦になるように90度回転させてリア・アンダラン・プロテクタ5内に配置した構成からなっている。
そして、左右に離間して平行に縦に延びる一対の横架片部12、12の先端部が、車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面にそれぞれすみ肉溶接15により固着される。
この場合も、前記実施例1と同様にスティフナ10の開放側は車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8aに固着されて閉断面構造となり、前記プロテクタ片8も車体離間側のプロテクタ片9に固着されて閉断面構造となるので、リア・アンダラン・プロテクタ5の閉断面構造の強度を一層強固にすることができる。
その他の構成は前記実施例1と同様である。
尚、プロテクタ本体7は、図3(a)で示す閉断面構造からなるが、図3(b)の斜視図では、模式的に直方体で図示した。以下の実施例の斜視図においても同様である。
図4に示す実施例3のスティフナ10は、一対の横架片部12の先端が湾曲部を介して外向きに略直角に曲がった折曲部13を有するハット型断面からなっている。
本実施例3では、実施例1と同様に、一対の横架片部12及び折曲部13を上下に離間して平行で水平に配置した構成からなっている。
そして、上下の折曲部13の裏面は車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面に接触し、折曲部13の先端部が車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面にそれぞれすみ肉溶接15により固着される。
この場合も、前記実施例1と同様にスティフナ10の開放側は車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8aに固着されて閉断面となり、前記プロテクタ片8も車体離間側のプロテクタ片9に固着されて閉断面となる。
その他の構成は前記実施例1、2と同様である。
図5に示す実施例4のスティフナ10は、一対の横架片部12の先端を外向きに直角に折り曲げて折曲部13とした略ハット型断面からなっており、その他の構成は前記実施例3と同様である。
このスティフナ10の車体前後方向の向きを実施例3と同じにした状態で、縦を横に、横を縦になるように90度回転させてリア・アンダラン・プロテクタ5内に配置した構成からなっている。
そして、左右に離間して平行に縦に延びる一対の折曲部13が、車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面に接触し、前記折曲部13の先端がそれぞれすみ肉溶接15により固着される。
この場合も、前記実施例3と同様にスティフナ10の開放側は車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8aに固着されて閉断面となり、前記プロテクタ片8も車体離間側のプロテクタ片9に固着されて閉断面となる。
図6に示す実施例5のスティフナ10は、前記実施例3及び4と同様に横架片部12の先端側を折り曲げて折曲部13とした構成からなっており、折曲部13をやや長く延ばしている。
そして、上記折曲部13は車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面に隙間無く接触させ、その中途位置で折曲部13と縦壁8a間を栓溶接16で固着している。
栓溶接16の溶接痕は、車体接近側のプロテクタ片8の外側に表れるが、後方から見るとリア・アンダラン・プロテクタ5の内面側(車体接近側のプロテクタ片8)は隠れるので、外観が損なわれることはない。
この場合も、前記実施例と同様にスティフナ10の開口側は車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8aに固着されて閉断面となり、前記プロテクタ片8も車体離間側のプロテクタ片9に固着されて閉断面となる。
前記実施例5では、実施例3と同様に折曲部13は上下に離間して横向きに延びる配置としたが、実施例4のように折曲部13が左右に離間して縦向きに延びる配置であってもよい。
図7に示す実施例6のスティフナ10は、前記実施例4と同様に一対の折曲部13を左右に離間して平行に縦方向に延びる配置とし、該折曲部13に上下方向に複数個所(図示例では2個所)に栓溶接16をした構成からなっている。
この場合も溶接痕は車体接近側のプロテクタ片8の外側に表れるので、外部から見てもリア・アンダラン・プロテクタ5で隠れるので、外観が損なわれず修理を要しない。
この場合も、前記実施例と同様にスティフナ10の開口側は車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8aに固着されて閉断面となり、前記プロテクタ片8も車体離間側のプロテクタ片9に固着されて閉断面となる。
図8に示す実施例7のスティフナ10は、それ自体、閉断面構造からなる。
このスティフナ10は、断面略コ字形の本体部材10Aの開口側を、該開口の幅より長い扁平なプレート10Bで塞ぎ、横架片部12の先端とすみ肉溶接15により一体に固着している。
これによりプレート10Bには、一対の横架片部12よりそれぞれ外側へ延びる延出部分13’が形成されており、前記実施例の折曲部13に相当する。
この一対の延出部分13’が上下に離間するようにスティフナ10を配置し、上下でそれぞれ外側となる上方又は下方に延びる延出部分13’の先端を車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面にそれぞれ横方向にすみ肉溶接15により固着する。
これにより閉断面となったスティフナ10のプレート10Bの延出部分13’を車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8aに固着し、前記プロテクタ片8は車体離間側のプロテクタ片9に固着されて閉断面となる。
図9に示す実施例8のスティフナ10は、実施例7と同様に断面略コ字形の本体部材10Aの開口側を、該開口の幅より長い扁平なプレート10Bで塞ぎ、横架片部12の先端とすみ肉溶接により一体に固着している。
これにより一対の横架片部12よりそれぞれ外側へ延びるプレート10Bの延出部分13’が前記実施例3、4等のフランジ部に相当する。
この一対の延出部分13’が左右に離間するようにスティフナ10を配置し、左右でそれぞれ外方(左右方向)に延びる延出部分13’の先端を車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面にそれぞれ縦方向にすみ肉溶接して固着する。
これにより閉断面となったスティフナ10のプレート10Bの延出部分13’を車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8aに固着し、前記プロテクタ片8は車体離間側のプロテクタ片9に固着されて閉断面となる。
図10に示す実施例9のスティフナ10は、前記実施例7とほぼ同様のスティフナ10を、同様の配置で用いている。
即ち、プレート10Bの一対の延出部分13’は、上下方向に配置されており、上方の延出部分13’は、上向きに延び、下方の延出部分は下向きに延びている。
このスティフナ10はプレート10Bの延出部分13’の延出方向の長さをやや長く設定しており、車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面に溶着するに際して、端部をすみ肉溶接するのではなく、中途位置に栓溶接16を用いている。
図示例では左右に2個所に栓溶接16をしたが、延出部分13’の長さに応じて適宜数の栓溶接16を行ってもよい。
その他の構成は前記実施例7と同様であるので、その説明を省略する。
図11に示す実施例10のスティフナ10は、前記実施例8と同様のスティフナ10を、90度回転させた状態で配置している。
従って、プレート10Bの延出部分13’は、左右方向に配置されており、左側の延出部分13’は、左向きに延び、右側の延出部分は右向きに延びている。
そして、延出部分13’を車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面に溶着するに際して、中途位置に栓溶接16を用いている。
図示例では上下に2個所に栓溶接16をしたが、延出部分13’の長さに応じて適宜数の栓溶接を行ってもよい。
その他の構成は前記実施例9と同様であるので、その説明を省略する。
図12に示す実施例11のスティフナ10は、断面略コ字形の本体部材10Aと、その開口側を塞ぐプレート10Bとが一体に形成されたような角パイプ形状からなっている。
即ち、スティフナ10は、一対の横架片部12と、該横架片部12間を繋ぐ一対の連結片部11’、11とからなっている。
本実施例では、スティフナ10は、パイプの中空が横向きとなるように配置され、前記連結片部の一方11’の面の上下の角部に沿って、車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面に溶着されている。上記溶着として、フレア溶接17が用いられている。
図13に示す実施例12のスティフナ10は、実施例11と同様に、角パイプ形状からなっている。
本実施例では、スティフナ10は、パイプの中空が縦向きとなるように、実施例11のスティフナ10の軸線を左右方向に90度回転させた状態で配置され、前記連結片部の一方11’の面の左右の角部に沿って車体接近側のプロテクタ片8の縦壁8a内面にフレア溶接によって溶着されている。
その他の構成は前記実施例11と同様である。
前記実施例で、溶接について、すみ溶接、栓溶接、フレア溶接に分けて説明したが、この発明では、スティフナの形状に応じて、適宜に公知の溶接方法を用いることができる。
この発明のスティフナは、閉断面構造内のプロテクタ本体内で、一方の壁面が車体離間側プロテクタ片の縦壁に沿ってほぼ隙間無く接しており、車体前後方向に延びる横架片部を介して該横架片部の先端又は他方の壁面が車体接近側プロテクタ片の縦壁に溶着されて閉断面構造を形成すればよく、スティフナの前記プロテクタ本体内での縦又は横の向きは特に限定されない。
その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうる。
1 車体フレーム
3 ブラケット
4 ブラケット連結部
5 リア・アンダラン・プロテクタ
7 プロテクタ本体
8 車体接近側プロテクタ片
8a 縦壁
9 車体離間側プロテクタ片
10 スティフナ
10A 本体部材
10B プレート
11 連結片部
12 横架片部
13 折曲部
13’ 延出部分
15 すみ肉溶接
16 栓溶接
17 フレア溶接

Claims (6)

  1. 車幅方向に沿って延びる断面が略コ字形をなす一対の鋼板製のプロテクタ片を車体前後方向で向き合わせて嵌合し溶着して閉断面構造としたリア・アンダラン・プロテクタの一方のプロテクタ片の縦壁内面に溶接されて対向するプロテクタ片の縦壁内面と接するまで延びるスティフナを内蔵したリア・アンダラン・プロテクタにおいて、
    スティフナが、連結片部とその両端から同一方向に直交して延びる一対の横架片部を有する断面略コ字状もしくは略ハット型状からなって、該スティフナの一対の横架片部を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面で溶着して一対の横架片部間の開放部分を塞いだ閉断面構造となし、
    またはスティフナ自体が閉断面構造からなっており、該スティフナの一壁面を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に溶着してなることを特徴とするリヤ・アンダラン・プロテクタ。
  2. スティフナが、連結片部とその両端から同一方向に直交して延びる一対の横架片部を有する断面略コ字状に形成されており、該一対の横架片部が縦向き又は横向きになるように配置して、横架片部の先端を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面にすみ肉溶接してなることを特徴とする請求項1に記載のリヤ・アンダラン・プロテクタ。
  3. 一対の横架片部が、その先端に開放側の外側に向かって折れ曲がる折曲片部をそれぞれ連接しており、該一対の折曲片部が縦向き又は横向きになるように配置し、車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に前記折曲片部の先端をすみ肉溶接し、又は前記折曲片部の中途位置を栓溶接してなることを特徴とする請求項1に記載のリヤ・アンダラン・プロテクタ。
  4. スティフナが、開放側に延びる一対の横架片部と、該横架片部の基端間を結ぶ連設片部とからなる断面略コ字状に形成されたスティフナ本体と、
    該スティフナ本体に溶着されてスティフナ本体の開放側を塞ぐと共に、前記一対の横架片部をそれぞれ越えて外方へ延びる一対の延出片部を有する閉塞片とからなっており、
    該閉塞片部の延出片部が縦向きもしくは横向きとなるように車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に接触させて、前記延出部分の先端をすみ肉溶接し、又は前記延出部分の中途位置を栓溶接してなることを特徴とする請求項1に記載のリヤ・アンダラン・プロテクタ。
  5. スティフナが、角筒体からなっており、該角筒体を、その中空部が上下方向または左右方向に向くように配置し、前記角筒体の一壁面を車体接近側のプロテクタ片の縦壁内面に接触させ、溶接してなることを特徴とする請求項1に記載のリヤ・アンダラン・プロテクタ。
  6. スティフナの取付位置が、車体接近側のプロテクタ片に形成された車体フレームにブラケットを介して連結可能なブラケット連結部に対応して設定されていることを特徴とする請求項1に記載のリヤ・アンダラン・プロテクタ。
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