JP2012168423A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置は、トナー通路111と、トナー通路111に回転可能に配置され、回転することによってトナーを攪拌する攪拌部112と、トナー通路111を冷却する冷却部130と、制御信号に基づいて攪拌部112を回転させると共に、攪拌部112の回転が定常回転に到達すると所定の信号を出力するモーター113と、モーター113を駆動させるよう制御信号を出力してから所定の信号を受信するまでの時間が第1時間T1以上の場合に、トナー通路111を冷却するよう冷却部130を制御すると共に、攪拌部112の回転を継続させるようモーター113に制御信号を出力する制御部90と、を備える。
【選択図】図3
Description
このようなトナーを利用する画像形成装置では、装置内の温度が上昇することによって、トナー通路等においてトナーが溶融してトナー通路等の壁面等に固着する可能性がある。このようなトナーの溶融や固着を防止するために、画像形成装置には、装置内に温度センサーを配置すると共に、トナー通路内に攪拌装置を配置して、温度センサーによって検出される温度が所定の温度以上になった場合に、攪拌装置によってトナー通路内のトナーを攪拌するものがある(特許文献1参照)。
原稿搬送部10は、ADF(Automatic Document Feeder)であり、原稿載置部11と、第1送りローラー12と、ガイド13と、タイミングローラー対14と、原稿排出部15とを備える。第1送りローラー12は、原稿載置部11に載置された原稿Gを1枚ずつ順にタイミングローラー対14に供給する。タイミングローラー対14は、原稿読取部20が原稿Gの画像を読み取るタイミングと、原稿Gの画像が原稿読取部20によって読み取られる位置(ガイド13が配置されている位置)に原稿Gを供給するタイミングとを合わせるために、原稿Gの搬送又は原稿Gの搬送停止を行う。ガイド13は、搬送された原稿Gを後述する第1読取面21aに導く。原稿排出部15は、原稿読取部20によって画像が読み取られた(ガイド13を通過した)原稿Gをコピー機本体2の外部に排出する。
原稿排出部15におけるコピー機本体2の外側には、原稿集積部16が形成される。原稿集積部16には、原稿排出部15から排出された原稿Gが積層して集積される。
用紙排出部34におけるコピー機本体2の外側には、排紙集積部35が形成される。排紙集積部35には、用紙排出部34から排出された用紙Tが積層して集積される。
感光体ドラム41(41a,41b,41c,41d)は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローそれぞれのトナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの周囲には、感光体ドラム41の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部42と、レーザースキャナユニット43と、現像器44と、クリーニング部45とが配置される。帯電部42は、感光体ドラム41の表面を帯電させる。レーザースキャナユニット43は、感光体ドラム41の表面から離れて配置され、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに関する画像データに基づいて感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像器44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像をトナーによって現像することでトナー画像を形成する。クリーニング部45は、除電器(図示せず)によって感光体ドラム41の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ46は、現像器44に供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ46と現像器44とは、トナー供給路(図示せず)により接続されている。
中間転写ベルト48には、クリーニング部100が配置される。クリーニング部100の詳細については、後述する。
図2に示すように、クリーニング部100は、クリーニングブラシ101と、回収ローラー102と、ブレード103とを備える。
クリーニングブラシ101は、中間転写ベルト48の表面に接触するよう配置され、表面に形成又は転写されたトナー画像を構成するトナー又は用紙Tに転写されずに残存したトナーを除去する。クリーニングブラシ101は、矢印B方向に回転可能となっている。
ブレード103は、回収ローラー102に接触し、回収ローラー102により回収されたトナーを掻き取る。ブレード103によって掻き取られたトナーは、ブレード103の下方に配置されるトナー通路(トナー通路部)111に落下する。
また、図3に示すように、トナー通路111には、攪拌部112が配置される。攪拌部112は、トナー通路111に回転可能に配置され、且つ、回転することによってトナーを攪拌する。さらに、攪拌部112は、トナー通路111に落下したトナーを搬送方向の下流側に搬送する。図3に示す場合には、攪拌部112は、トナーを矢印D方向に搬送して、収容部110に落下させる。このような攪拌部112は、例えば、軸112aと、その軸112aの周囲に配置されたフィン112bとを備えるスクリュー部材から構成される。
コピー機1は、上述した構成要素(原稿搬送部10、原稿読取部20、用紙搬送部30、画像形成部40、転写部50及び定着部60)を備える。用紙搬送部30、画像形成部40、転写部50及び定着部60によりエンジン部3が構成される。なお、図1を用いて説明した構成要素については、その説明を省略する。
さらに、コピー機1は、上述した機能構成に加えて、操作部70と、記憶部80と、計時部120と、冷却部130と、制御部90とを備える。
冷却部130は、トナー通路111を冷却するために、トナー通路111の近傍に配置される。冷却部130は、例えば、空冷ファンから構成される。
また、制御部90の上述した制御は、計時部120によって計時される時間(第1計時)が所定の時間間隔に到達する毎に行われる。
なお、冷却部130によるトナー通路111の冷却と、攪拌部112によるトナーの攪拌とは、モーター113からレディー信号を受信後に制御部90が制御信号を出力した後所定の時間行われる。
すなわち、本実施形態のコピー機1は、モーター113を駆動させるよう制御信号を出力してからレディー信号を受信するまでの時間が第1時間T1以上の場合に、冷却部130によってトナー通路111を冷却させると共に、攪拌部112の回転を継続させる。なお、トナー通路111は、クリーニング部100と収容部110とを接続するように配置される。したがって、コピー機1は、トナー通路111においてトナーが固着する可能性を低くすることができる。すなわち、トナー通路111においてトナーが固着することにより生じる不具合を抑制することができる。また、攪拌部112やモーター113は、従来からコピー機1に搭載されているものである。このため、コピー機1は、コストが上昇することを抑えた上で上記効果を奏することができる。
本実施形態のコピー機1は、カラーコピー機であるが、この形態に限定されることはなく、モノクロコピー機であってもよい。
また、本実施形態のコピー機1は、中間転写ベルト48を介して用紙Tにトナー画像を転写している(間接転写方式)が、この形態に限定されることはなく、感光体ドラムに形成されたトナー画像を直接に用紙Tに転写してもよい(直接転写方式)。
また、本実施形態のコピー機1は、用紙Tの片面を印刷する構成であるが、これに限定されることはなく、用紙の両面を印刷する構成であってもよい。
また、本発明の画像形成装置によってトナー画像が定着される被転写材は用紙Tに限定されることはなく、例えば、OHP(オーバヘッドプロジェクター)シート等のフィルムシートであってもよい。
Claims (3)
- トナー通路部と、
前記トナー通路部に回転可能に配置され、回転することによってトナーを攪拌する攪拌部と、
前記トナー通路部を冷却する冷却部と、
制御信号を出力する制御部と、
前記制御信号に基づいて前記攪拌部を回転させると共に、前記攪拌部の回転が定常回転に到達すると所定の信号を前記制御部に対して出力する駆動部と、を備え、
前記制御部は、前記駆動部を駆動させるよう前記制御信号を出力してから前記所定の信号を受け付けるまでの時間が第1時間以上の場合に、前記トナー通路部を冷却するよう冷却部を制御すると共に、前記攪拌部の回転を継続させるよう前記駆動部に前記制御信号を出力する
画像形成装置。 - 表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記制御信号を出力してから前記所定の信号を受け付けるまでの時間が前記第1時間よりも長い第2時間以上の場合には、前記表示部に警告を表示させる
請求項1に記載の画像形成装置。 - 像担持体又は中間転写ベルトからトナーを取り除くクリーニング部と、
クリーニング部によって像担持体又は中間転写ベルトから取り除かれたトナーを収容する収容部と、を備え、
前記トナー通路部は、前記クリーニング部と前記収容部とを接続するように配置される
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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