JPH1015468A - 磁性塗料混練装置 - Google Patents

磁性塗料混練装置

Info

Publication number
JPH1015468A
JPH1015468A JP17239596A JP17239596A JPH1015468A JP H1015468 A JPH1015468 A JP H1015468A JP 17239596 A JP17239596 A JP 17239596A JP 17239596 A JP17239596 A JP 17239596A JP H1015468 A JPH1015468 A JP H1015468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic paint
torque
extruder
inverter
torque value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17239596A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Oishi
晴史 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP17239596A priority Critical patent/JPH1015468A/ja
Publication of JPH1015468A publication Critical patent/JPH1015468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性塗料の空検知を作業者の目視確認によら
ず、自動的に正確に判断できる磁性塗料混練装置を提供
する。 【解決手段】 ベクトル制御インバータ40がエクスト
ルーダ駆動モータ22の負荷に対するトルク値をモニタ
し、空検知部22が予め与えられたトルク下限値を記憶
し、記憶したトルク下限値と、トルク値検出部54を介
して受け取るベクトル制御インバータからのトルク値と
を比較する。比較の結果、モニタされたトルク値がトル
ク下限値より小さくなったとき、空検知部は、エクスト
ルーダ20の中の磁性材料は空になったと判断し、空検
知信号を出力する。空検知部が空検知信号を出力したと
き、コントローラ部130の運転制御部53,58は、
モータ12,22とを停止させる。エクストルーダのト
ルク値は、供給されている磁性塗料の有無に正確に追随
するので空検知も正確になされることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1のモータによ
り駆動され、磁性材料を供給する磁性塗料供給装置ある
いはスクリューフィーダと、供給された磁性塗料を、第
2のモータにより回転させるスクリューおよびパドルに
より混合し練り合わせるとともに次工程に押し出すエク
ストルーダを具備する磁性塗料混練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような従来の磁性塗料混練装置にお
いては、混合し練り合わせる磁性塗料が無くなったこと
を検知するいわゆる空検知に対して、下記のような方法
で対処している。 (1)磁性塗料供給装置から供給される磁性塗料あるい
はエクストルーダの混練処理量を作業者が目視で確認す
る。 (2)磁性塗料供給装置にレベル下限センサを取り付
け、磁性塗料がレベル下限センサ以下のレベルになった
ときに空検知とする。 (3)磁性塗料供給装置のモータ、またはエクストルー
ダのモータの負荷電流をモニタし、モニタした負荷電流
が閾値以下になったときに空検知とする。
【0003】図3,図4は、このような磁性塗料混練装
置のうち、上述の(2),(3)に該当する従来例を示
すブロック図である。(2)に該当する従来例の磁性塗
料混練装置は、機械装置部210と、インバータ部22
0と、コントローラ部230と、上位コンピュータ24
0と、工程監視モニタ250とから構成されている。機
械装置部210は、容器18aに貯蔵された磁性塗料を
供給する磁性塗料供給装置であるスクリューフィーダ1
0aと、スクリューフィーダ10aから供給される磁性
塗料を混合し練り合わせてタンク(不図示)に向けて押
し出す押し出し機であるエクストルーダ20aと、容器
18aに貯蔵されている磁性塗料が下限のレベルになっ
たか否かを検出するレベル下限センサ16aとから構成
されている。
【0004】スクリューフィーダ10aは、容器18a
の底部に配置されたスクリュー14aをスクリューフィ
ーダ駆動モータ12a(例えば、三相誘導電動機)によ
って回転させ、容器18aの中に貯蔵された磁性塗料を
矢印MP1に沿って排出し、エクストルーダ20aの受
入口に供給する。エクストルーダ20aは、筒状の外殻
部28aの中に収納されたスクリュー・パドル部24a
と、スクリュー・パドル部24aを回転させるエクスト
ルーダ駆動モータ22a(例えば、三相誘導電動機)と
から構成されている。スクリューフィーダ10aからエ
クストルーダ20aの受入口に供給されてきた磁性塗料
は、回転するスクリュー・パドル部24aによって、混
合され練り合わされると同時に外殻部28aの中を運ば
れ、排出口からタンクに向けて矢印MP2のように押し
出される。
【0005】インバータ部220は、スクリューフィー
ダ駆動モータ12aを制御する第1の制御インバータ3
0aと、エクストルーダ駆動モータ22aを制御する第
2の制御インバータ40aとから構成されている。第1
の制御インバータ30aは、コントローラ部230の運
転制御部53aから運転/停止信号を、速度指令部52
aから速度指令をそれぞれ受け、運転制御部53aに状
態・故障信号を与えるとともにスクリューフィーダ駆動
モータ12を一定回転させるための電流(周波数出力)
を送り、その電流値を負荷電流値検出部51aに伝達す
る。
【0006】第2の制御インバータ40aは、コントロ
ーラ部230の運転制御部58aから運転/停止信号
を、速度指令部57aから速度指令をそれぞれ受け、運
転制御部58aに状態・故障信号を与えるとともにエク
ストルーダ駆動モータ22aを一定回転させるための電
流(周波数出力)を送り、その電流値を負荷電流値検出
部56aに伝達し、各種パラメータから算出したエクス
トルーダ駆動モータ22aのトルク値をトルク値検出部
54aに伝達する。
【0007】レベル下限検出部55aは、容器18aに
貯蔵されている磁性塗料が下限のレベルになったことを
レベル下限センサ16aが検出すると、空検知をしたと
判断して停止指令を運転制御部53a,58aに出力し
て、第1,第2の制御インバータ30a,40aがモー
タ12a,22aを駆動することを停止させる。この例
の場合、上位コンピュータは、コントローラ部230の
速度指令部52a,57aに対する回転数設定の指示を
行い、工程監視モニタ250は、バス通信を介してコン
トローラ部230と接続されており、運転状態、モニタ
された負荷電流値やトルク値、アラーム等の表示あるい
はそれらのトレンドの表示を行うとともに、工程起動等
の操作を可能にしている。
【0008】図4の第2の従来例においては、レベル下
限センサ16aは使用せずに、空検知部55bが負荷電
流値検出部56aの検出する負荷電流から、空検知を行
っているところが図3の第1の従来例と異なる。空検知
部55bは、予め与えられている負荷電流の下限値と、
負荷電流検出部56aからの負荷電流値とを比較し、負
荷電流値が下限値以下になったら空検知を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁性塗
料混練装置における空検知の方法(1),(2),
(3)は、一般的に行われているものの、次に述べるよ
うな問題点がある。(1)については、目視確認自体が
容易でなく、作業者の目視による確認の遅れがあり、そ
の遅れによる無負荷運転によって装置に悪影響を与えて
しまったり、磁性塗料が無いと判断した場合に磁性塗料
が残っていて次の異なる種類の磁性塗料に混入してしま
うという問題もあり、ひいては、目視確認が作業者に対
する多大な作業負担となっている。(2)については、
レベル下限センサ16aに磁性塗料が付着し、供給すべ
き磁性塗料が無いにも拘わらず空検知できず、無負荷運
転を続けてしまうことがある。(3)については、図5
に示されるようなモータの特性から空検知が正確に行え
なえず、空運転をしたり、空検出をした場合にも磁性塗
料が残っていて次の異なる種類の磁性塗料に混入してし
まうという問題がある。
【0010】すなわち、(3)の場合、モータの電力
は、下記の式(1),(2)であらわされる。但し、
P:電力、V:入力電圧、I:入力電流、cosθ:力
率、P0:定格出力、η:効率(%)。 P= 3・V・I・cosθ[ W] ・・・・・・・・・ (1) P0=P・η= 3・V・I・cosθ・η[ W] ・・・(2) 入力電圧Vは、通常一定(100V,200V,400
V)であり、図5に示されるように定格出力近辺では力
率および効率もほぼ一定であるから、電流Iを測定する
ことによりモータの電力(負荷)を求めることができ
る。しかし、空検知をしなければならないような軽負荷
の所では、力率および効率が極端に悪くなるため、電流
の変化から負荷の変動を確認することが困難となる。し
たがって、空検知を正確に行うことが困難となる。
【0011】本発明は上記問題に鑑み、磁性塗料の空検
知を作業者の目視確認によらず、自動的に正確に判断で
きる磁性塗料混練装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1のモータにより駆動され、磁性材料を
供給する磁性塗料供給装置と、供給された磁性塗料を、
第2のモータにより回転させるスクリューおよびパドル
により混合し練り合わせるとともに次工程に押し出すエ
クストルーダを具備する磁性塗料混練装置において、前
記第2のモータの負荷に対するトルク値をモニタするト
ルクモニタ手段と、予め与えられたトルク下限値を記憶
し、該記憶したトルク下限値と前記トルクモニタ手段が
モニタするトルク値とを比較し、モニタされたトルク値
がトルク下限値より小さくなったとき、エクストルーダ
内の磁性材料は空になったと判断し、空検知信号を出力
する空検知手段と、前記空検知手段が空検知信号を出力
したときには、前記第1,第2のモータを停止させる運
転制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】本発明の磁性塗料混練装置は、トルクモニ
タ手段が前記第2のモータの負荷に対するトルク値をモ
ニタし、空検知手段が予め与えられたトルク下限値を記
憶し、記憶したトルク下限値とトルクモニタ手段がモニ
タするトルク値とを比較し、モニタされたトルク値がト
ルク下限値より小さくなったとき、エクストルーダ内の
磁性材料は空になったと判断し、空検知信号を出力し、
運転制御手段が空検知手段が空検知信号を出力したと
き、磁性塗料供給装置とエクストルーダとの第1,第2
のモータを停止させる。エクストルーダのトルク値は、
供給されている磁性塗料の有無に正確に追随するので空
検知も正確になされることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる磁性塗
料混練装置の構成を示すブロック図、図2は、図1の磁
性塗料混練装置の動作と従来例の動作との比較を示すグ
ラフである。図1の磁性塗料混練装置は、機械装置部1
10と、インバータ部120と、コントローラ部130
と、上位コンピュータ140と、工程監視モニタ150
とから構成されている。
【0015】機械装置部110は、容器に貯蔵された磁
性塗料を供給する磁性塗料供給装置であるスクリューフ
ィーダ10と、スクリューフィーダ10から供給される
磁性塗料を混合し練り合わせてタンク(不図示)に向け
て押し出す押し出し機であるエクストルーダ20とから
構成されている。スクリューフィーダ10は、容器18
の底部に配置されたスクリュー14をスクリューフィー
ダ駆動モータ12(例えば、三相誘導電動機)によって
回転させ、容器18の中に貯蔵された磁性塗料を矢印M
P1に沿って排出し、エクストルーダ20の受入口に供
給する。
【0016】エクストルーダ20は、筒状の外殻部28
の中に収納されたスクリュー・パドル部24と、スクリ
ュー・パドル部24を回転させるエクストルーダ駆動モ
ータ22(例えば、三相誘導電動機)とから構成されて
いる。スクリューフィーダ10からエクストルーダ20
の受入口に供給されてきた磁性塗料は、回転するスクリ
ュー・パドル部24によって、混合され練り合わされる
と同時に外殻部28の中を運ばれ、排出口からタンクに
向けて矢印MP2のように押し出される。
【0017】インバータ部120は、スクリューフィー
ダ駆動モータ12を制御する汎用インバータ30と、エ
クストルーダ駆動モータ22を制御するベクトル制御イ
ンバータ40とから構成されている。汎用インバータ3
0は、コントローラ部130から、接点信号(運転操作
信号)R1と速度指令F1とを受け、スクリューフィー
ダ駆動モータ12を一定回転させるための電流P1(周
波数出力)を送り、その電流値I1をコントローラ部1
30に伝達するとともに、状態信号と故障信号とに関す
る接点信号R2をコントローラ部130に伝達する。
【0018】インバータ部120のベクトル制御インバ
ータ40は、コントローラ部130から接点信号(運転
操作信号)R4と速度指令F2とを受け、エクストルー
ダ駆動モータ22を一定回転させるための電流P2(周
波数出力)を送り、その電流値I2と、モニタしたエク
ストルーダ駆動モータ22のトルク値T1と、状態信号
と故障信号とに関する接点信号R3をコントローラ部1
30に伝達する。
【0019】コントローラ部130は、負荷電流値検出
部51と、速度指令部52と、運転制御部53と、空検
知部54と、トルク値検出部55と、負荷電流値検出部
56と、速度指令部57と、運転制御部58とから構成
されている。負荷電流値検出部51は、汎用インバータ
30からの電流値I1から負荷電流値を検出する。速度
指令部52は、上位コンピュータ140からの回転数設
定を受けて速度指令F1を出力する。運転制御部53
は、汎用インバータ30からの接点信号R2を参照し
て、接点信号R1を汎用インバータ30に与え、運転操
作を指示するとともに、空検知部55から停止指令を受
け取った場合などには速度指令F1を介して停止の指示
を行う。
【0020】トルク値検出部54は、ベクトル制御イン
バータ40から伝達されたモニタトルク値T1からトル
ク値を検出し、空検知部55は、トルク値検出部54が
検出したトルク値を予め与えられていたトルク値の下限
と比較し、下限以下になっていたら停止指令を運転制御
部53,58に出力する。負荷電流値検出部56は、ベ
クトル制御インバータ40からの電流値I2から負荷電
流値を検出する。速度指令部57は、上位コンピュータ
140からの回転数設定を受けて速度指令F2を出力す
る。運転制御部58は、ベクトル制御インバータ40か
らの接点信号R3を参照して、接点信号R4をベクトル
制御インバータ40に与え、運転操作を指示するととも
に、空検知部55から停止指令を受け取った場合などに
は速度指令F2を介して停止の指示を行う。
【0021】上位コンピュータは、コントローラ部13
0の速度指令部52,57のそれぞれに回転数設定の指
示を行っている。工程監視モニタ150は、バス通信を
介してコントローラ部130と接続されており、運転状
態、モニタされた負荷電流値やトルク値、アラーム等の
表示を行うとともに、工程起動等の操作を可能にしてい
る。
【0022】次に、図1の磁性塗料混練装置の動作例に
ついて説明する。工程監視モニタ150を介して磁性塗
料混練装置の起動操作が行われると、上位コンピュータ
140からコントローラ部130の速度指令部52,5
7にそれぞれ回転数設定が行われる。速度指令部52,
57は、与えられた回転数に対応した電流値である速度
指令F1,F2を出力する。本例の場合、回転数設定の
範囲は0〜100rpmであり、それに対応する電流値
は4〜20mAである。例えば、回転数設定が50rp
mだと、速度指令としては、12mAが出力される。
【0023】汎用インバータ30およびベクトル制御イ
ンバータ40は、速度指令部52,57から与えられた
速度指令F1,F2に対応した周波数出力P1,P2を
モータ12,22に出力する。この場合、モータ12,
22は、印加電圧が400V、60Hzで最高回転数1
00rpmで回転する。したがって、モータを50rp
mで回転させるためには、周波数を30Hzとすればよ
い。このように、汎用インバータ30およびベクトル制
御インバータ40が速度指令F1,F2(したがって、
上位コンピュータ140からの回転数設定)に対応した
周波数に周波数出力を設定することにより、指示通りに
モータ12,22の回転数を設定することができる。
【0024】このようにモータ12,22が回転する
と、容器18の磁性塗料は、スクリューフィーダ10か
らエクストルーダ20に送られ、エクストルーダ20か
らタンクに送られる。ベクトル制御インバータ40は、
モータ22の駆動にかかわる種々のパラメータからモー
タ22のトルク値を算出することにより、トルク値をモ
ニタし、結果をトルク値検出部54に引き渡す。空検知
部55は、トルク値検出部54から現在のトルク値を受
け取り、トルク下限値と比較し、現在のトルク値がトル
ク下限値以下になっていたら空検知をしたと判断し、停
止指令を運転制御部53,58に出力し、モータ12,
22を停止させる。トルク値の変動は軽負荷においても
精度よく検出されるので、トルク値による空検知も正確
に行われるという利点がある。
【0025】図2を参照すると、エクストルーダ駆動モ
ータの負荷電流による従来の空検知と、トルク値による
本発明の空検知との差が明かである。すなわち、図2に
おいては時刻t1から時刻t4までの約3分間のエクス
トルーダ駆動モータの負荷電流(カーブB)とトルク値
(カーブA)とのトレンドが示されており、負荷電流の
変化は非常に少ないがトルク値の方は空検知に充分なほ
ど変化している。時刻t3の直後の時刻t31におい
て、トルク値は最高値(100%)に対し10%以下に
なり、空検知部55は空検知を開始し、50秒継続した
時刻t32において空検知を確認し、確認した時点でモ
ータを停止させている。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁性塗料混
練装置は、トルクモニタ手段が前記第2のモータの負荷
に対するトルク値をモニタし、空検知手段が予め与えら
れたトルク下限値を記憶し、記憶したトルク下限値とト
ルクモニタ手段がモニタするトルク値とを比較し、モニ
タされたトルク値がトルク下限値より小さくなったと
き、エクストルーダ内の磁性材料は空になったと判断
し、空検知信号を出力し、運転制御手段が空検知手段が
空検知信号を出力したとき、磁性塗料供給装置とエクス
トルーダとの第1,第2のモータを停止させる。エクス
トルーダのトルク値は、供給されている磁性塗料の有無
に正確に追随するので空検知も正確になされることによ
り、磁性塗料の空検知を作業者の目視確認によらず、自
動的に正確に判断できる磁性塗料混練装置を実現できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる磁性塗料混練装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の磁性塗料混練装置の動作と従来例の動作
の比較を示すグラフである。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】もう一つの従来例を示すブロック図である。
【図5】モータの特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10……スクリューフィーダ、12……スクリューフィ
ーダ駆動モータ、14……スクリュー、18……容器、
20……エクストルーダ、22……エクストルーダ駆動
モータ、24……スクリュー・パドル部、28……外殻
部、30……汎用インバータ、40……ベクトル制御イ
ンバータ、51,56……負荷電流値検出部、52,5
7……速度指令部、53,58……運転制御部、54…
…トルク値検出部、55……空検知部、110……機械
装置部、120……インバータ部、130……コントロ
ーラ部、140……上位コンピュータ、150……工程
監視モニタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のモータにより駆動され、磁性材料
    を供給する磁性塗料供給装置と、供給された磁性塗料
    を、第2のモータにより回転させるスクリューおよびパ
    ドルにより混合し練り合わせるとともに次工程に押し出
    すエクストルーダを具備する磁性塗料混練装置におい
    て、 前記第2のモータの負荷に対するトルク値をモニタする
    トルクモニタ手段と、 予め与えられたトルク下限値を記憶し、該記憶したトル
    ク下限値と前記トルクモニタ手段がモニタするトルク値
    とを比較し、モニタされたトルク値がトルク下限値より
    小さくなったとき、エクストルーダ内の磁性材料は空に
    なったと判断し、空検知信号を出力する空検知手段と、 前記空検知手段が空検知信号を出力したときには、前記
    第1,第2のモータを停止させる運転制御手段と、 を有することを特徴とする磁性塗料混練装置。
  2. 【請求項2】 前記空検知手段は、前記モニタされたト
    ルク値が前記トルク下限値より小さくなってから予め定
    められた時間継続してその状態が続いた場合にのみ、前
    記空検知信号を出力する請求項1記載の磁性塗料混練装
    置。
  3. 【請求項3】 前記磁性塗料供給装置はスクリューフィ
    ーダであって、それに備えられた前記第1のモータは、
    汎用インバータにより回転制御され、前記第2のモータ
    は、トルク値をモニタ可能とされているベクトル制御イ
    ンバータにより回転制御されている請求項2記載の磁性
    塗料混練装置。
  4. 【請求項4】 前記汎用インバータおよびベクトル制御
    インバータは、第1,第2のモータの回転数に関して、
    コントローラ部を介して上位コンピュータにより指示さ
    れ、運転状況に関しては工程監視モニタにより監視され
    ている請求項3記載の磁性塗料混練装置。
  5. 【請求項5】 前記上位コンピュータから前記コントロ
    ーラ部に与えられる回転設定値は、前記コントローラ部
    の第1,第2の速度指令部によって電流値に変換され第
    1,第2の速度指令としてそれぞれ前記汎用インバータ
    およびベクトル制御インバータに与えられ、前記汎用イ
    ンバータおよびベクトル制御インバータは、与えられた
    第1,第2の速度指令に対応した周波数の駆動電流を前
    記第1,第2のモータに与えて前記スクリューフィーダ
    とエクストルーダとをそれぞれ駆動する請求項4記載の
    磁性塗料混練装置。
JP17239596A 1996-07-02 1996-07-02 磁性塗料混練装置 Pending JPH1015468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17239596A JPH1015468A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 磁性塗料混練装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17239596A JPH1015468A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 磁性塗料混練装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1015468A true JPH1015468A (ja) 1998-01-20

Family

ID=15941148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17239596A Pending JPH1015468A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 磁性塗料混練装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1015468A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528991A (ja) * 2008-07-28 2011-12-01 洪福 王 多機能撹拌機
JP2012168423A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528991A (ja) * 2008-07-28 2011-12-01 洪福 王 多機能撹拌機
JP2012168423A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62125832A (ja) 移動型表面放出装置を有する連続練りミキサ用の制御システム及び方法
US20080134702A1 (en) Method of Preheating Inverter-Driven Compressor and Device Therefor
JP2020059159A (ja) スランプ値推定システム及びこれを備えたミキサ車
JP4901574B2 (ja) ポンプ検査装置
JPH1015468A (ja) 磁性塗料混練装置
JP4682755B2 (ja) パルパー制御装置
JPS6229158B2 (ja)
JPH03155741A (ja) パン生地ミキシング工程管理方法および装置
JPH08131802A (ja) 電動調節式撹拌装置
WO1995006537A1 (fr) Systeme de regulation de la tension d'un fil
JP3858654B2 (ja) ガスレーザ発振装置
US20180326380A1 (en) Device and Method for Granulating a Powder or a Powder Mixture
JPH09155953A (ja) 押出成形機の運転制御方法
JP2851166B2 (ja) ミキサ駆動装置
JP3154373B2 (ja) 飲料自動販売機の攪拌制御装置
JPH07100348A (ja) 液体撹拌機の運転制御方法
JPS63159015A (ja) ギヤポンプ付き混練機の制御装置
JPH1128714A (ja) セラミックスラリーの粘度調整方法及びこれを用いたセラミック造粒粉体の製造方法
JPH02227209A (ja) 天然ゴムの素練り方法
JP2723373B2 (ja) 連続混合装置
JP2006239942A (ja) ドラム洗浄装置
JPH0566851B2 (ja)
JPH07213782A (ja) 洗濯機の洗剤供給装置
JP2004003521A (ja) ポンプ装置
JP4076292B2 (ja) 立上がり時間短縮回路