JP2012167716A - ボルトの保持構造 - Google Patents

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優 樋口
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貴司 伊藤
Hiroshi Oka
寛 岡
Megumi Tsuruta
恵 鶴田
Ei Tsuzuki
鋭 都築
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Abstract

【課題】ボルトの保持構造において、複数のボルトを締結部材に適正に保持すると共に容易に締結物に螺合可能として締結作業の作業性の向上を図る。
【解決手段】蓋11に形成された複数の取付孔12にボルト13をそれぞれ挿入し、蓋11を容器14に載置した後、ボルト13を回転して容器14に形成されたねじ孔15に螺合する締結作業において、ボルト13を蓋11の取付孔12に保持するものであって、ボルト13をその先端部が蓋11の取付孔12から突出しない保持位置に保持するボルト保持部材として、蓋11の取付孔12に形成された雌ねじ部16を適用している。
【選択図】図1

Description

本発明は、締結部材を複数のボルトにより所定の位置に締結するときに、このボルトを締結部材に保持するボルトの保持構造に関するものである。
例えば、ロボットを遠隔操作することで、締結部材を締結物に多数のボルトを用いて締結することがある。この場合、締結部材に形成された複数の取付孔に予めボルトを挿通させておき、各ボルトが挿通された締結部材を締結物の所定の位置に載置する。そして、複数のボルトを順に回転することで、締結物に形成されているねじ孔に螺合し、締結部材を締結物に締結するようにしている。
ところが、複数のボルトが挿通された締結部材を締結物上に載置するとき、ボルトの先端部が締結物の表面に接触して傾き、ロボットが締め付け工具によりボルトを保持することができないことがある。図10に、従来のボルトの締結構造を表す概略図を表す。この図10に示すように、締結物001に対して締結部材002をボルト003により締結するとき、締結部材002をその取付孔004にボルト003を挿通させたままで締結物001上に置くと、ボルト003の先端部が締結物001の表面に接触して傾き、締め付け工具005がボルト003を保持して締結物001のねじ孔006に螺合させることが困難となる。
なお、従来のボルトの保持構造としては、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載されたネジ締め機のボルト保持具は、保持具基体と細長い6本のバネ鋼板製のバネ爪とからなって軸線方向に移動可能であり、バネ爪は先端部が縮径してボルトの足先を押えて芯出し可能であり、ワークのネジ孔に位置合せ可能とになっている。
特開2004−001117号公報
従来のボルトの保持構造としてのネジ締め機のボルト保持具(特許文献1)は、ボルトを締結部材に保持するものではなく、ナットランナ(締め付け工具)に装着されるものであり、構成が複雑なものとなってしまう。また、従来のネジ締め機のボルト保持具は、複数のボルトを締結部材に保持することはできず、作業性が低下してしまう。この場合、ボルトを1本ずつ保持して締付作業を行うため、締結部材に加えて、ボルトの保持装置または供給装置が必要になり、ボルト締付作業が面倒になると共に、装置が複雑で高価なものとなり、故障の可能性も増加してしまう。更に、現場でのボルト持ち替え動作が必要になり、ボルトを上方からつまむ形態とすると、このボルトを落とす危険がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、複数のボルトを締結部材に適正に保持すると共に容易に締結物に螺合可能として締結作業の作業性の向上を図るボルトの保持構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のボルトの保持構造は、締結部材に形成された複数の取付孔にボルトをそれぞれ挿入し、前記締結部材を締結物に載置した後、前記ボルトを回転して前記締結物に形成されたねじ孔に螺合する締結作業において、前記ボルトを前記締結部材の取付孔に保持するボルトの保持構造であって、前記ボルトをその先端部が前記締結部材の取付孔から突出しない保持位置に保持するボルト保持部材を設ける、ことを特徴とするものである。
従って、締結部材に形成された複数の取付孔にボルトをそれぞれ挿入すると、この各ボルトは、ボルト保持部材により先端部が締結部材の取付孔から突出しない保持位置に保持され、このボルトの保持状態で締結部材を締結物に載置しても、各ボルトは締結物の表面に当接せずに適正位置に保持し続けられるため、このボルトを回転すると締結物に形成されたねじ孔に適正に螺合する。その結果、ボルトと締結物との接触によるボルトの損傷を防止することができると共に、複数のボルトを締結部材に適正に保持して容易に締結物に螺合可能とすることで、締結作業の作業性の向上を図ることができる。
本発明のボルトの保持構造では、前記ボルト保持部材は、前記ボルトをその軸中心が前記締結部材の取付孔の軸中心と一致するように保持することを特徴としている。
従って、ボルトは、ボルト保持部材によりその軸中心が取付孔の軸中心と一致するように保持されることで、ボルトを回転すると、締結物に形成されたねじ孔に確実に螺合することができる。
本発明のボルトの保持構造では、前記ボルト保持部材は、前記締結部材の取付孔に形成されたねじ部であり、前記ボルトは、保持位置にあるときに前記ねじ部に螺合し、前記ねじ孔に螺合するときに前記ねじ部との螺合が解除されることを特徴としている。
従って、ボルト保持部材を取付孔に形成されたねじ部とすることで、構造の簡素化を可能とすることができ、また、ボルトがねじ孔に螺合するときには、ねじ部との螺合が解除されるため、ボルトがねじ孔に螺合する動作に対してねじ部が悪影響を与えることはない。
本発明のボルトの保持構造では、前記ボルト保持部材は、前記締結部材の取付孔に装着される弾性部材であり、前記ボルトは、前記弾性部材により保持位置に弾性保持されることを特徴としている。
従って、ボルト保持部材を取付孔に装着される弾性部材とすることで、簡単な構造でボルトを保持位置に保持することができ、また、ボルトが弾性部材により弾性保持されることで、ボルトをねじ孔に螺合させる動作に対してこの弾性力が悪影響を与えることはない。
本発明のボルトの保持構造では、前記締結部材の取付孔は、前記ボルトの挿入側にリング形状をなす切欠部が形成され、該切欠部にリング形状をなす前記弾性部材が配置され、リング形状をなす座金により被覆されることを特徴としている。
従って、切欠部に弾性部材を配置することで、弾性部材を容易に位置決めすることができ、また、この切欠部に配置された弾性部材を座金により被覆することで、ボルトの頭部が座金を介して適正に締結物の表面に密着し、十分な締結力を確保することができる。
本発明のボルトの保持構造では、前記ボルト保持部材は、前記締結部材の取付孔における前記ボルトの挿入側の端面に配置されるリング形状をなす支持部と、該支持部から前記取付孔内に侵入して該取付孔の軸心側に弾性力をもって弾性支持される複数の弾性片とを有することを特徴としている。
従って、ボルト保持部材をリング形状の支持部から取付孔内に侵入する複数の弾性片により構成したことで、取付孔への装着を容易とし、組付性を向上することができる。
本発明のボルトの保持構造によれば、ボルトをその先端部が締結部材の取付孔から突出しない保持位置に保持するボルト保持部材を設けるので、ボルトと締結物との接触によるボルトの損傷を防止することができると共に、複数のボルトを締結部材に適正に保持して容易に締結物に螺合可能とすることで、締結作業の作業性の向上を図ることができる。即ち、ボルトを保持するための装置や供給するための装置が不要となり、作業性が向上すると共に、装置を簡略化することが可能となり、また、締結部材自体を落とさない限り、ボルトを落とすことがない。
図1は、本発明の実施例1に係るボルトの保持構造を表す概略図である。 図2は、実施例1のボルトの保持構造におけるボルト締結動作を表す概略図である。 図3は、実施例1のボルトの保持構造におけるボルト締結状態を表す概略図である。 図4は、実施例1のボルトの保持構造が適用された容器と蓋を表す概略図である。 図5は、本発明の実施例2に係るボルトの保持構造を表す概略図である。 図6は、実施例2のボルトの保持構造におけるボルト締結動作を表す概略図である。 図7は、実施例2のボルトの保持構造におけるボルト締結状態を表す概略図である。 図8は、本発明の実施例3に係るボルトの保持構造を表す概略図である。 図9は、実施例3のボルトの保持構造に適用されるボルト保持具を表す概略図である。 図10は、従来のボルトの締結構造を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明のボルトの保持構造の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の実施例1に係るボルトの保持構造を表す概略図、図2は、実施例1のボルトの保持構造におけるボルト締結動作を表す概略図、図3は、実施例1のボルトの保持構造におけるボルト締結状態を表す概略図、図4は、実施例1のボルトの保持構造が適用された容器と蓋を表す概略図である。
実施例1のボルトの保持構造は、図4に示すように、締結部材としての蓋11に形成された複数の取付孔12にボルト13をそれぞれ挿入し、蓋11を締結物としての容器14に載置した後、各ボルト13を順に回転して容器14に形成されたねじ孔15に螺合する締結作業において、ボルト13を蓋11の取付孔12に保持するものである。
この蓋11及び容器14は、例えば、放射性廃棄物を収容するものであり、放射線が遮蔽された部屋で、ロボット(図示略)を遠隔操作することで行われる作業である。即ち、容器14は、円筒形状(または、角筒形状)をなし、下部に底部が形成される一方、上部が開放された形状をなし、上面部に複数のねじ孔15が周方向に所定間隔で形成されている。蓋11は、円盤形状(または、角形状)をなし、外形が容器14の外形と同じであり、外周側に複数の取付孔12が周方向に所定間隔で形成されている。この場合、容器14の各ねじ孔15と蓋11の各取付孔12とは、そのピッチが同一で、容器14の上に蓋11を載置したとき、ねじ孔15の中心と取付孔12の中心とが一致するように形成されている。
そして、実施例1のボルトの保持構造では、図1に示すように、ボルト13をその先端部が蓋11の取付孔12から下方に突出しない保持位置に保持するボルト保持部材を設けている。そして、このボルト保持部材は、ボルト13をその軸中心が蓋11の取付孔12の軸中心と一致するように保持する。
詳細に説明すると、容器14の上部における所定の位置に蓋11を載置したとき、取付孔12とねじ孔15とはその中心が一致するようになっている。この場合、取付孔12は、内径がねじ孔15の内径よりも大きな径になっており、ボルト13の先端部(後述する軸部13b及び雄ねじ部13c)が貫通可能となっている。ボルト13は、六角形状をなす頭部13aと、頭部13aから延びる円柱形状をなす軸部13bと、軸部13bの先端部に形成される雄ねじ部13cとから構成されている。
そして、ボルト保持部材は、蓋11の取付孔12に形成された雌ねじ部(ねじ部)16であって、ボルト13は、保持位置にあるときにこの雌ねじ部16に螺合し、ねじ孔15に螺合するときにこの雌ねじ部16との螺合が解除されるようになっている。
即ち、蓋11の取付孔12は、その上部、つまり、容器14に接する側ではなくてボルト13を挿入する側に雌ねじ部16が所定長さにわたって形成されている。そして、ボルト13は、雄ねじ部13cがねじ孔15及び雌ねじ部16に螺合可能となっている。この場合、取付孔12の長さ(蓋11の厚さ)Lに対して、ボルト13の雄ねじ部13cの長さL1と雌ねじ部16の長さL2との合計長さが短くなるように設定されている。また、取付孔12の長さとねじ孔15の長さとの合計長さに対して、ボルト13における軸部13bの長さと雄ねじ部13cの長さとの合計長さが短くなるように設定されている。
ここで、ボルト13を用いた蓋11の容器14への締結作業について説明する。なお、この締結作業は、放射線が遮蔽された部屋で、ロボットを遠隔操作することで行われる。
図1及び図4に示すように、まず、蓋11に形成された複数の取付孔12に対してボルト13をそれぞれ挿入して保持する。このとき、ボルト13を回転し、雄ねじ部13cを取付孔12の雌ねじ部16に螺合させ、ボルト13の先端部が蓋11の取付孔12から下方に突出しない位置までボルト13を移動する。即ち、ボルト13は、雄ねじ部13cが雌ねじ部16に螺合することで、先端部が取付孔12、つまり、蓋11の下面から下方に突出しない保持位置に保持されることとなる。また、ボルト13は、その軸中心が取付孔12の軸中心と一致するように保持される。
次に、複数のボルト13が各取付孔12に保持された状態で、蓋11を容器14の上に載置する。この場合、蓋11の取付孔12と容器14のねじ孔15が一致するように、蓋11の載置位置を位置決めする。このとき、ボルト13は、先端部が取付孔12から下方に突出しない保持位置に保持されていることから、容器14の上面に接触することはない。そのため、ボルト13が傾くこともなく、また、雄ねじ部13cが損傷することもない。
そして、図示しないボルト回転工具を用いて各ボルト13を順に回転する。すると、図2に示すように、ボルト13が回転して下方に移動するとき、まず、雄ねじ部13cと雌ねじ部16との螺合が解除され、次に、雄ねじ部13cとねじ孔15とが螺合する。即ち、ボルト13は、雄ねじ部13cがねじ孔15に螺合するときは、既に雌ねじ部16との螺合が解除されていることから、雄ねじ部13cがねじ孔15に容易に螺合する。なお、ボルト13は、雄ねじ部13cと雌ねじ部16と螺合が解除されると自由状態となって下降することから、取付孔12の長さLと、ボルト13の雄ねじ部13cの長さL1と雌ねじ部16の長さL2との合計長さとの差は、微小長さに設定することが望ましい。
その後、ボルト回転工具を用いて各ボルト13を更に回転すると、図3に示すように、ボルト13は、雄ねじ部13cがねじ孔15と螺合する。そして、ボルト13は、頭部13aが蓋11の上面に当接した位置で回転が停止され、このボルト13により蓋11が容器14に適正に締結される。
このように実施例1のボルトの保持構造にあっては、蓋11に形成された複数の取付孔12にボルト13をそれぞれ挿入し、蓋11を容器14に載置した後、ボルト13を回転して容器14に形成されたねじ孔15に螺合する締結作業において、ボルト13を蓋11の取付孔12に保持するものであって、ボルト13をその先端部が蓋11の取付孔12から突出しない保持位置に保持するボルト保持部材を設けている。
従って、蓋11に形成された複数の取付孔12にボルト13をそれぞれ挿入すると、この各ボルト13は、ボルト保持部材により先端部が蓋11の取付孔12から突出しない保持位置に保持され、このボルト13の保持状態で蓋11を容器14に載置しても、各ボルト13は容器14の表面に当接せずに適正位置に保持し続けられるため、このボルト13を回転すると容器14に形成されたねじ孔15に適正に螺合する。その結果、ボルト13と容器14との接触によるボルト13の損傷を防止することができると共に、複数のボルト13を蓋11に適正に保持して容易に容器14に螺合可能とすることで、締結作業の作業性の向上を図ることができる。
また、実施例1のボルトの保持構造では、ボルト保持部材により、ボルト13をその軸中心が蓋11の取付孔12の軸中心と一致するように保持している。従って、ボルト13は、ボルト保持部材によりその軸中心が取付孔12の軸中心と一致するように保持されることで、ボルト13を回転すると、容器14に形成されたねじ孔15に確実に螺合することができる。
また、実施例1のボルトの保持構造では、ボルト保持部材を蓋11の取付孔12に形成された雌ねじ部16とし、ボルト13は、保持位置にあるときに雌ねじ部16に螺合し、ねじ孔15に螺合するときには雌ねじ部16との螺合が解除されるようにしている。従って、ボルト保持部材を取付孔12に形成された雌ねじ部16とすることで、構造の簡素化を可能とすることができ、また、ボルト13がねじ孔15に螺合するときには、既に雌ねじ部16との螺合が解除されるため、ボルト13がねじ孔15に螺合する動作に対して雌ねじ部16が悪影響を与えることはない。
図5は、本発明の実施例2に係るボルトの保持構造を表す概略図、図6は、実施例2のボルトの保持構造におけるボルト締結動作を表す概略図、図7は、実施例2のボルトの保持構造におけるボルト締結状態を表す概略図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2のボルトの保持構造では、図5に示すように、ボルト13をその先端部が蓋11の取付孔12から下方に突出しない保持位置に保持するボルト保持部材を設けている。そして、このボルト保持部材は、ボルト13をその軸中心が蓋11の取付孔12の軸中心と一致するように保持する。
詳細に説明すると、ボルト保持部材は、蓋11の取付孔12に装着される弾性部材(可撓性部材)であり、ボルト13は、この弾性部材により保持位置に弾性保持されるようになっている。具体的に、蓋11は、取付孔12にリング形状をなす2つの切欠部21,22が形成されている。第1切欠部21は、取付孔12の上部、つまり、ボルト13を挿入する側の蓋11の上面に開口するように形成されている。第2切欠部22は、取付孔12の下部、つまり、容器14に接する側の蓋11の下面から所定距離をもって形成されている。
そして、この第1、第2切欠部21,22にリング形状をなす第1、第2弾性部材(例えば、Oリング)23,24が配置されている。この場合、各切欠部21,22は、その形状、寸法がほぼ同様のものとなっており、各弾性部材23,24も、その形状、寸法がほぼ同様のものとなっている。そして、各弾性部材23,24は、内径がボルト13における軸部13b及び雄ねじ部13cよりも小径に設定されている。即ち、各弾性部材23,24は、その内側にボルト13の軸部13b及び雄ねじ部13cが嵌入するとき、その摩擦抵抗によりボルト13を保持することができるものであり、弾性部材23,24の材質やボルト13の重量などにより弾性部材23,24の寸法が設定される。なお、この弾性部材23,24は、ゴム、合成樹脂、金属などにより構成してもよい。
また、第1切欠部21に配置された第1弾性部材23は、円盤リング形状をなす座金25により被覆されている。この座金25は、内径がボルト13における軸部13b及び雄ねじ部13cより大径で、且つ、取付孔12の内径より小径となっている。また、座金25は、外径が第1切欠部21より大径となっている。
ここで、ボルト13を用いた蓋11の容器14への締結作業について説明する。
図5に示すように、まず、蓋11に形成された複数の取付孔12に対してボルト13をそれぞれ挿入して保持する。このとき、ボルト13を取付孔12に押し込むことで、軸部13bを第1弾性部材23に嵌入させ、雄ねじ部13cを第2弾性部材24に嵌入させ、ボルト13の先端部が蓋11の取付孔12から下方に突出しない位置までボルト13を移動する。即ち、ボルト13は、各弾性部材23,24に弾性支持されることで、先端部が取付孔12、つまり、蓋11の下面から下方に突出しない保持位置に保持されることとなる。また、ボルト13は、その軸中心が取付孔12の軸中心とほぼ一致するように保持される。
次に、複数のボルト13が各取付孔12に保持された状態で、蓋11を容器14の上に載置する。この場合、蓋11の取付孔12と容器14のねじ孔15が一致するように、蓋11の載置位置を位置決めする。このとき、ボルト13は、先端部が取付孔12から下方に突出しない保持位置に保持されていることから、容器14の上面に接触することはない。そのため、ボルト13が傾くこともなく、また、雄ねじ部13cが損傷することもない。
そして、図示しないボルト回転工具を用いて各ボルト13を順に回転する。すると、図6に示すように、ボルト13が回転して下方に移動するとき、まず、軸部13bと第1弾性部材23との支持が解除され、次に、雄ねじ部13cがねじ孔15に螺合する。その後、ボルト回転工具を用いて各ボルト13を更に回転すると、図7に示すように、ボルト13は、雄ねじ部13cがねじ孔15と螺合する。そして、ボルト13は、頭部13aが座金25を介して蓋11の上面に当接した位置で回転が停止され、このボルト13により蓋11が容器14に適正に締結される。
このように実施例2のボルトの保持構造にあっては、ボルト13をその先端部が蓋11の取付孔12から突出しない保持位置に保持するボルト保持部材として、蓋11の取付孔12に装着される弾性部材23,24を設け、ボルト13をこの弾性部材23,24により保持位置に弾性保持している。
従って、蓋11に形成された複数の取付孔12にボルト13をそれぞれ挿入すると、この各ボルト13は、弾性部材23,24により先端部が蓋11の取付孔12から突出しない保持位置に保持され、このボルト13の保持状態で蓋11を容器14に載置しても、各ボルト13は容器14の表面に当接せずに適正位置に保持し続けられるため、このボルト13を回転すると容器14に形成されたねじ孔15に適正に螺合する。その結果、ボルト13と容器14との接触によるボルト13の損傷を防止することができると共に、複数のボルト13を蓋11に適正に保持して容易に容器14に螺合可能とすることで、締結作業の作業性の向上を図ることができる。そして、ボルト保持部材を弾性部材23,24とすることで、簡単な構造でボルト13を保持位置に保持することができ、また、ボルト13が弾性部材23,24により弾性保持されることで、ボルト13をねじ孔15に螺合させる動作に対してこの弾性力が悪影響を与えることはない。
また、実施例2のボルトの保持構造では、蓋11の取付孔12にリング形状をなす切欠部21,22を形成し、この各切欠部21,22にリング形状をなす弾性部材23,24を配置し、ボルト13を挿入する側の第1切欠部21の第1弾性部材23をリング形状の座金25により被覆している。従って、各切欠部21,22に弾性部材23,24を配置することで、各弾性部材23,24を容易に位置決めすることができ、また、第1切欠部21に配置された第1弾性部材23を座金25により被覆することで、ボルト13の頭部13aが座金25を介して適正に蓋11の表面に密着し、十分な締結力を確保することができる。
なお、この実施例2にて、ボルト保持部材として、蓋11の取付孔12に装着される弾性部材23,24を設けたが、この構成に限定されるものではない。例えば、弾性部材の数は2つに限らず、1つまたは3つ以上であってもよい。また、弾性部材23,24は、切欠部21,22に配置せずに取付孔12に直接配置または固定してもよい。
図8は、本発明の実施例3に係るボルトの保持構造を表す概略図、図9は、実施例3のボルトの保持構造に適用されるボルト保持具を表す概略図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例3のボルトの保持構造では、図8に示すように、ボルト13をその先端部が蓋11の取付孔12から下方に突出しない保持位置に保持するボルト保持部材を設けている。そして、このボルト保持部材は、ボルト13をその軸中心が蓋11の取付孔12の軸中心と一致するように保持する。
詳細に説明すると、図8及び図9に示すように、ボルト保持部材としてのボルト保持具31は、蓋11の取付孔12におけるボルト13の挿入側の端面に配置される円盤リング形状をなす支持部32と、この支持部32から取付孔12内に侵入して取付孔12の軸心側に傾斜すると共に弾性力をもって弾性支持される複数(本実施例では、3つ)の弾性片33とを有している。この場合、支持部32は、内径がボルト13における軸部13b及び雄ねじ部13cより大径で、且つ、取付孔12の内径より小径となっている。また、支持部32は、外径が取付孔12より大径となっている。各弾性片33は、ボルト13を保持しない状態で、3つの先端(下端)を通る円の直径がボルト13の雄ねじ部13cの外径より小径となっている。即ち、ボルト保持具31は、その内側にボルト13の雄ねじ部13cが挿入されるとき、3つの弾性片33の摩擦抵抗によりボルト13を保持することができるものであり、弾性片33の材質や傾斜角度、ボルト13の重量などにより弾性片33の寸法、形状が設定される。なお、このボルト保持具31、特に弾性片33は、ゴム、合成樹脂、金属などにより構成すればよく、支持部32と弾性片33を別部材により構成してもよい。
ここで、ボルト13を用いた蓋11の容器14への締結作業について説明する。
図8に示すように、まず、蓋11に形成された複数の取付孔12に対してボルト保持具31をそれぞれ挿入し、次に、複数の取付孔12に挿入された各ボルト保持具31内にボルト13をそれぞれ挿入して保持する。このとき、ボルト13を取付孔12のボルト保持具31に押し込むことで、雄ねじ部13cを各弾性片33に挿入させ、ボルト13の先端部が蓋11の取付孔12から下方に突出しない位置までボルト13を移動する。即ち、ボルト13は、ボルト保持具31の弾性片33に弾性支持されることで、先端部が取付孔12、つまり、蓋11の下面から下方に突出しない保持位置に保持されることとなる。また、ボルト13は、その軸中心が取付孔12の軸中心とほぼ一致するように保持される。
続いて、複数のボルト13が各取付孔12に保持された状態で、蓋11を容器14の上に載置する。この場合、蓋11の取付孔12と容器14のねじ孔15が一致するように、蓋11の載置位置を位置決めする。このとき、ボルト13は、先端部が取付孔12から下方に突出しない保持位置に保持されていることから、容器14の上面に接触することはない。そのため、ボルト13が傾くこともなく、また、雄ねじ部13cが損傷することもない。
そして、図示しないボルト回転工具を用いて各ボルト13を順に回転する。すると、ボルト13が回転して下方に移動するとき、雄ねじ部13cがねじ孔15に螺合する。そして、ボルト13は、頭部13aがボルト保持具31の支持部32を介して蓋11の上面に当接した位置で回転が停止され、このボルト13により蓋11が容器14に適正に締結される。
このように実施例3のボルトの保持構造にあっては、ボルト13をその先端部が蓋11の取付孔12から突出しない保持位置に保持するボルト保持部材として、ボルト保持具31を設け、ボルト13をこのボルト保持具31により保持位置に弾性保持している。
従って、蓋11に形成された複数の取付孔12にボルト13をそれぞれ挿入すると、この各ボルト13は、ボルト保持具31により先端部が蓋11の取付孔12から突出しない保持位置に保持され、このボルト13の保持状態で蓋11を容器14に載置しても、各ボルト13は容器14の表面に当接せずに適正位置に保持し続けられるため、このボルト13を回転すると容器14に形成されたねじ孔15に適正に螺合する。その結果、ボルト13と容器14との接触によるボルト13の損傷を防止することができると共に、複数のボルト13を蓋11に適正に保持して容易に容器14に螺合可能とすることで、締結作業の作業性の向上を図ることができる。
また、実施例3のボルトの保持構造では、ボルト保持具31として、蓋11の取付孔12におけるボルト13の挿入側の端面に配置されるリング形状をなす支持部32と、支持部32から取付孔12内に侵入して取付孔12の軸心側に弾性力をもって弾性支持される3つの弾性片33とを設けている。従って、蓋11の取付孔12に別途加工する必要はなく、ボルト保持具31を用意するだけでよく、ボルト保持具31による取付孔12への装着を容易とし、組付性を向上することができる。
なお、上述した実施例2、3にて、ボルト保持部材をリング形状の弾性部材23,24、支持部32と複数の弾性片33からなるボルト保持具31により構成したが、この構成に限定されるものではない。即ち、ボルト保持部材を弾性部材とした場合、リング形状や弾性片形状に限らず、ボルト13を取付孔12内に弾性支持することができれば、その形状に限定されない。
また、上述した各実施例にて、ボルト13を頭部13aと軸部13bと雄ねじ部13cとからなるものとしたが、軸部13bをなくして頭部13aと雄ねじ部13cとからなるものとしてもよい。特に、実施例2、3では、軸部13bがなくてもよい。また、ボルト13は、頭部13aを六角形状としたが、頭部を円柱として六角穴が形成された六角穴付ボルトとしてもよく、更に、六角に限るものでもなく、ボルト回転工具が係止して回転することができる形状であればよい。
また、上述した各実施例では、容器14を円筒形状とし、蓋11を円盤形状としたが、この形状に限定されるものではなく、容器や蓋を角型としてもよい。また、締結部材を蓋11として締結物を容器14としたが、この構成に限定されるものではなく、締結部材を単なる部材として締結物を装置本体などとしてもよい。そして、ボルトの数も各実施例に限定されるものではなく、本発明のボルトの保持構造は、ボルトの数が多いほどに効果的である。
11 蓋(締結部材)
12 取付孔
13 ボルト
13a 頭部
13b 軸部
13c 雄ねじ部
14 容器(締結物)
15 ねじ孔
16 雌ねじ部(ボルト保持部材、ねじ部)
21,22 切欠部
23,24 弾性部材(ボルト保持部材)
25 座金
31 ボルト保持具(ボルト保持部材)
32 支持部
33 弾性片

Claims (6)

  1. 締結部材に形成された複数の取付孔にボルトをそれぞれ挿入し、前記締結部材を締結物に載置した後、前記ボルトを回転して前記締結物に形成されたねじ孔に螺合する締結作業において、前記ボルトを前記締結部材の取付孔に保持するボルトの保持構造であって、
    前記ボルトをその先端部が前記締結部材の取付孔から突出しない保持位置に保持するボルト保持部材を設ける、
    ことを特徴とするボルトの保持構造。
  2. 前記ボルト保持部材は、前記ボルトをその軸中心が前記締結部材の取付孔の軸中心と一致するように保持することを特徴とする請求項1に記載のボルトの保持構造。
  3. 前記ボルト保持部材は、前記締結部材の取付孔に形成されたねじ部であり、前記ボルトは、保持位置にあるときに前記ねじ部に螺合し、前記ねじ孔に螺合するときに前記ねじ部との螺合が解除されることを特徴とする請求項1または2に記載のボルトの保持構造。
  4. 前記ボルト保持部材は、前記締結部材の取付孔に装着される弾性部材であり、前記ボルトは、前記弾性部材により保持位置に弾性保持されることを特徴とする請求項1または2に記載のボルトの保持構造。
  5. 前記締結部材の取付孔は、前記ボルトの挿入側にリング形状をなす切欠部が形成され、該切欠部にリング形状をなす前記弾性部材が配置され、リング形状をなす座金により被覆されることを特徴とする請求項4に記載のボルトの保持構造。
  6. 前記ボルト保持部材は、前記締結部材の取付孔における前記ボルトの挿入側の端面に配置されるリング形状をなす支持部と、該支持部から前記取付孔内に侵入して該取付孔の軸心側に弾性力をもって弾性支持される複数の弾性片とを有することを特徴とする請求項1または2に記載のボルトの保持構造。
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