JP5598205B2 - ソケットクイック交換アダプタ - Google Patents
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Description
しかし、ソケット120を異なる種類のものに交換する際には、(1)Oリング140をソケット120から取り外し、(2)ピン130をピン孔から抜き出し、(3)ソケット120を回転軸110から取り外し、そして、(4)新たなソケットを回転軸110に係合させ、(5)新たなソケットと回転軸110とのピン孔にピン130を挿通し、(6)ピン抜止用のOリング140をソケット120に装着する必要があった。このため、作業工数が多く、迅速に交換作業を行うことが困難となり、ソケット交換作業の作業性が悪化する点で不利であった。したがって、従来の締結構造では、工場の生産ライン作業中にソケット120の交換(差替え)を行うと、稼働率が低下していた。
しかし、鋼球211が噛込みやすく、ソケット220を取り外す際に、鋼球211をピン等で押込まなければならない場合が多かった。このため、迅速に交換作業を行うことが困難となり、ソケット交換作業の作業性が悪化する点で不利であった。
しかし、ソケット320を数回交換するだけでウレタンリング311が摩耗し、ソケット320の保持力が低下するので、実用性の点で問題があった。
しかし、ソケット420の脱着作業時(交換作業時)に両手作業が必要であった。また、ソケット420のソケット側ドリブン部421が特殊形状(凸形状)であるため、一般的なソケット(ソケット側ドリブン部が凹形状のソケット)をそのまま使用することができず、コストがかかっていた。
回転軸に設けられ前記回転軸が伝達するトルクを検出するための磁歪式のトルクセンサを備えた工具の前記回転軸と、ソケットとの間に介装され、前記ソケットをマグネットの磁力で保持するとともに、前記ソケットを前記回転軸に対して相対回転不能に締結するソケットクイック交換アダプタであって、
基端部が前記回転軸に取り付けられる本体部と、
前記本体部の先端部に嵌合されるマグネットホルダと、
前記マグネットホルダにおける前記ソケットが取り付けられるソケット取付面に、前記マグネットのN極とS極とが交互に露出するように配置される複数の前記マグネットとを備え、
前記マグネットホルダは反磁性体にて構成される。
前記ソケット取付面の中央部から突出し、角柱形状を有し、前記ソケットと一体回転可能に係合するドライブ部を備え、
前記複数のマグネットが、前記ドライブ部の周囲に環状に並べられる。
以下では、まず、インパクトレンチとソケット30について説明し、次いでアダプタ10について説明する。
かかる構成を有するトルクセンサ1において、励磁コイル2によって磁界が形成され、回転軸20の溝加工部4を介する透磁率変化が、トルクの大きさに関係する(比例する)検出コイル3からの出力電圧の変化として検出される。つまり、磁歪式センサとして構成されるトルクセンサ1においては、回転軸20の透磁率変化にともなう検出コイル3からの出力電圧の変化が換算されることにより、回転軸20が伝達するトルク(締付トルク)が検出される。
穴部32は、角柱形状(略角柱形状も含まれる)を有しており、本実施形態では四角柱形状を有している。また、ソケット30は、その軸方向の先端部に、ボルト・ナットなどに係合可能な係合部33を有している。
ソケット30は、その凹形状のソケット側ドリブン部をメス型とし、一般的なインパクトレンチの回転軸をオス型として、そのソケット側ドリブン部に一般的なインパクトレンチの回転軸の先端部が係合可能(締結可能)に構成されている。
本体部11は、その軸方向(図1の矢印A参照)の基端部(回転軸20側端部)に、有底の穴部14を有している。穴部14は、インパクトレンチの回転軸20の先端部21に対応した形状を有しており、その底部側には回転軸20の先端部21の角柱部22に対応した形状の角柱穴部14aが形成されている。
穴部14は、回転軸20の先端部21と係合可能に構成されている。本体部11の穴部14(角柱穴部14a)が形成される部分には、その軸方向と直交する方向に貫通するピン孔15が形成されている。ピン孔15は、回転軸20のピン孔23に対応して形成されており、本体部11の穴部14と回転軸20の先端部21とが係合されたときに本体部11のピン孔15と回転軸20のピン孔23とが連通するように(軸方向の位置が等しくなるように)構成されている。本体部11の穴部14と回転軸20の先端部21とが係合している状態において、ピン孔15・23には、ピン(スチールピン等)5が挿通可能に構成されている。本体部11の外周面におけるピン孔15が開口している部分を通る位置には、周方向に延在するリング溝16が形成されている。リング溝16には、Oリング(ゴムリング、スチールバンド等)6が装着可能に構成されている。
本体部11の軸方向先端部には、先端側へ突出するドライブ部17が形成されている。ドライブ部17は角柱形状(略角柱形状も含まれる)を有している。本実施形態では、ドライブ部17はソケット30の穴部32に対応した四角柱形状を有しており、ソケット30の穴部32に係合可能に構成されている。
マグネットホルダ12は、本体部11の先端部に取り付けられている。詳細には、マグネットホルダ12は、その底壁部18の中央孔部18aに本体部11のドライブ部17が挿通され、かつ、その内周面(底壁部18の内周面と周壁部19の内周面)と本体部11の先端部とが嵌合している状態で、本体部11の先端部に取り付けられている。
各マグネット13は、マグネットホルダ12の底壁部18の各周囲孔部18bに嵌挿されて接着剤等でそれぞれ取り付けられており、中央孔部18aの周囲(ドライブ部17の周囲)に互いに45°ずつ間隔を置いて環状に並べられている。なお、各マグネット13の配置に関して、「環状に並べられる」には、各マグネット13が互いに間隔を置いて環状に並べられる場合のみならず、連続して環状に並べられる場合も含まれる。
各マグネット13は、そのN極(N極の面)とS極(S極の面)とを結ぶ線が本体部11の軸方向に沿うように配置されている。各マグネット13は、一方の極が底壁部18の内面側にきて、他方の極が底壁部18の外面側(ソケット取付面18c側)にくるように配置されている。各マグネット13は、隣接するマグネット13のN極の位置とS極と位置が交互に逆になるように配置されており、異極並列に配列されている。これにより、底壁部18のソケット取付面18c側にくる極が交互に変わり、つまりソケット取付面18cに各マグネット13のN極とS極とが交互に露出するように各マグネット13が配置されている(図4(b)参照)。
具体的には、本体部11の穴部14をインパクトレンチの回転軸20の先端部21に挿入して両者を係合させ、本体部11の穴部14とインパクトレンチの回転軸20の先端部21とが係合した状態で、本体部11のピン孔15と回転軸20のピン孔23とにピン5を挿通し、さらに本体部11のリング溝16にピン抜止用のOリング6を装着することによって、アダプタ10をインパクトレンチの回転軸20に取り付ける。
本体部11の穴部14と回転軸20の先端部21とが係合した状態では、本体部11と回転軸20との相対的な回転が規制され、本体部11と回転軸20とが一体的に回転可能となる。
アダプタ10のドライブ部17にソケット30の穴部32を挿入すると、ソケット30がアダプタ10に設けられている各マグネット13の磁力によって吸着され、アダプタ10とソケット30との係合状態が保持され、これによりソケット30がアダプタ10に取り付けられることとなる。
アダプタ10のドライブ部17とソケット30の穴部32とが係合した状態では、アダプタ10とソケット30との相対的な回転が規制され、両者が一体的に回転可能となる。
ソケット30がアダプタ10に取り付けられた状態では、ソケット30の端面31とアダプタ10のソケット取付面18cとが当接し、かつ、ソケット30の穴部32とアダプタ10のドライブ部17とが係合している状態にある。また、ソケット30は、各マグネット13の磁力のみによりアダプタ10に保持される。
また、アダプタ10を用いることで、ソケット交換作業の作業性が向上するため、工場の生産ライン作業中(流れ作業中)にソケット30の交換(差替え)を行っても、稼働率を下げることがない。
また、アダプタ10を用いることで、ソケット交換作業の作業性が向上するため、工場の生産ライン作業において、一本の工具(インパクトレンチ)を用いてソケット30だけを差替えることにより、多種のサイズのボルト・ナットの締付けを行うことが可能となる。すなわち、多種のサイズのボルト・ナットの締付けに、工具(インパクトレンチ)を共用することが可能となる。これにより、ライン内の工具を集約でき、工具投資の大幅な削減が可能となる。
これにより、ソケット取付面18cに同一の磁極が露出するように配置される場合に比べて、磁路が短く、かつ、磁気抵抗が少なくなるので、各マグネット13の磁力によるソケット30の吸引力を向上させることが可能である(図5(a)および図5(b)の太線矢印参照)。
13 マグネット
18c ソケット取付面
20 回転軸
30 ソケット
Claims (2)
- 回転軸に設けられ前記回転軸が伝達するトルクを検出するための磁歪式のトルクセンサを備えた工具の前記回転軸と、ソケットとの間に介装され、前記ソケットをマグネットの磁力で保持するとともに、前記ソケットを前記回転軸に対して相対回転不能に締結するソケットクイック交換アダプタであって、
基端部が前記回転軸に取り付けられる本体部と、
前記本体部の先端部に嵌合されるマグネットホルダと、
前記マグネットホルダにおける前記ソケットが取り付けられるソケット取付面に、前記マグネットのN極とS極とが交互に露出するように配置される複数の前記マグネットとを備え、
前記マグネットホルダは反磁性体にて構成される、
ソケットクイック交換アダプタ。 - 前記ソケット取付面の中央部から突出し、角柱形状を有し、前記ソケットと一体回転可能に係合するドライブ部を備え、
前記複数のマグネットが、前記ドライブ部の周囲に環状に並べられる、
請求項1に記載のソケットクイック交換アダプタ。
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