JP2012166568A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロール紙20の一方の面に画像を記録する第一記録ヘッド22と第一プラテンローラ27との間にロール紙20を挟持して搬送する第一記録部21と、第一記録部21よりも下流側に位置して、ロール紙20の他方の面に画像を記録する第二記録ヘッド42と第二プラテンローラ47との間にロール紙20を挟持して搬送する第二記録部41と、第一プラテンローラ27および第二プラテンローラ47を駆動するローラ駆動部とを備え、ローラ駆動部は、第二プラテンローラ47の周速度が第一プラテンローラ27の周速度よりも高速となるよう回転させる。
【選択図】図4
Description
この構成によれば、記録媒体の搬送路において下流側に位置する第二プラテンローラの周速度が第一プラテンローラの周速度よりも速く、上流側に位置する第一プラテンローラより高速で記録媒体を搬送するので、第一記録部と第二記録部との間においては記録媒体に張力が与えられ、たるみをなくすことができ、記録媒体の両面における記録相対位置のずれを効果的に防止できる。ここで、周速度とは、プラテンローラの外周面が移動する速度、すなわちプラテンローラの最外径における回転速度である。
この場合、トルクリミッタ付駆動輪によって、第二プラテンローラには所定のトルクが常に加えられ、このトルクを超える回転負荷が加わった場合にも所定のトルクが加わるとともに、トルクリミッタ付駆動輪の滑りが生じる。このため、より高速で記録媒体を搬送する第二プラテンローラから記録媒体に対し、過大なトルクが加わることなく、かつ、常に一定のトルクが加わるので、安定した張力を与えることができ、記録媒体に生じるたるみを大幅に低減できる。
この場合、一つのモータの駆動力を第一のプラテンローラと第二のプラテンローラとにそれぞれ伝達する駆動輪列部を備える構成としたので、一つのモータによって第一プラテンローラと第二プラテンローラとを駆動できるという利点がある。さらに、各々の駆動輪列部におけるギヤ比を適宜調整することで、一つのモータの回転に基づき、第一プラテンローラと第二プラテンローラとの回転速度の比を、容易に、かつ任意に設定できる。
この場合、第一記録ヘッドにより画像が記録された記録媒体が、第二記録部において第二プラテンローラに巻き付けられて搬送され、第二記録部のニップ部を通過して排出される。ここで、第一記録部のニップ面を含む平面と第二記録部のニップ面を含む平面とが平行でなく所定の角度になるように配置されているため、第一記録部から排出された記録媒体が第二プラテンローラに所定の巻付角で巻き付いて進行方向を変えられ、第二プラテンローラと記録媒体との接触面積が十分に確保される。これにより、第二プラテンローラと記録媒体との滑りが生じにくいため、記録媒体に生じるたるみを低減し、記録媒体のつまり等を防止できる。特に、記録媒体の搬送路において下流側に位置する第二プラテンローラと記録媒体との滑りを防止することで、第一記録部と第二記録部との間のたるみを低減することができ、記録媒体の両面における記録相対位置のずれを効果的に防止できる。
また、第一記録部のニップ面を含む平面と第二記録部のニップ面を含む平面とが平行でなく所定の角度になる構成として記録媒体が第二プラテンローラに巻き付く所定の巻付角の大きさを確保することで、第一記録部のニップ部から第二記録部のニップ部までの距離をできるだけ延長せずに、第二プラテンローラと記録媒体との滑りを防止する。このため、記録完了後に第一記録部のニップ部から第二記録部のニップ部までの間に残存する記録媒体の長さを抑えることで、記録される際、記録媒体の先端から記録できず、有効活用できない記録媒体の量を減らし、記録媒体を無駄なく使えるという効果がある。
この場合、第一記録部は、巻かれた状態における記録媒体の内側に相当する面に画像を記録し、第二記録部は、巻かれた状態における記録媒体の外側に相当する面に画像を記録する。この構成では、例えば、記録媒体が第一プラテンローラと第二プラテンローラとの間を縫うように、互い違いに搬送されるようにして、第一プラテンローラ及び第二プラテンローラにおける記録媒体の巻付角を十分に確保できる。このように、第一記録部により内側に相当する面を記録し、第二記録部により外側に相当する面を記録することで、第一プラテンローラ及び第二プラテンローラにおいて記録媒体の巻付角を十分に確保できる位置関係を実現しやすいという利点がある。
この場合、90度以上の巻付角を確保することで、第二プラテンローラと記録媒体との接触面積を十分に確保することができ、記録媒体の滑りを確実に防止して、たるみを大幅に低減することができる。
この場合、張力緩衝機構によって、収納部から引き出されて第一記録部に送られる記録媒体に、ロール状に巻かれた記録媒体の慣性力に起因して瞬間的に大きな張力が加わることを緩衝することができる。また、ロール状に巻かれた記録媒体から余分に記録媒体が引き出されて、弛みを生じた場合も、記録媒体に張力を付与することができ、第一記録部に至るまでの搬送路におけるたるみを低減できる。
この場合、カバーフレームを開いて記録媒体を投入し、再びカバーフレームを閉じれば、記録媒体が第一記録部と第二記録部とにおいて狭持されるので、記録媒体のセットが容易である。
図1は、本発明を適用した実施の形態に係るサーマルプリンタを示す斜視図である。
記録装置としてのサーマルプリンタ1は、感熱紙をロール状に巻いたロール紙20(図4)を記録媒体とし、発熱素子を備えた記録ヘッドにより、ロール紙20に文字を含む画像を記録するプリンタである。サーマルプリンタ1は2つの記録ヘッドを備え、これら2つの記録ヘッドによりロール紙20の両面に画像を記録する。
サーマルプリンタ1において用いられる記録媒体としては、加熱により発色する感熱性の紙又は樹脂製のシートを用いることができ、好ましくは、上記シートが芯管にロール状に巻きつけられたものを用いることができ、本実施の形態ではロール紙20を用いた場合について説明する。
本実施の形態のロール紙20には、加熱により黒色に発色する薬剤が両面に塗布、浸潤または付着されている。
さらに、上部ケース2には、上部ケース2の幅方向に延びる排紙口6が形成されている。排紙口6は、上部カバー5の下方でロール紙20を収容する空間に連通している孔であり、この排紙口6から、上述した記録ヘッドにより両面に画像が記録されたロール紙20が排出される。
プリンタ本体11は、カバーフレーム12と、略箱状の本体フレーム13とに各部が設けられて構成され、通常使用時は図1に示した外装により覆われている。
カバーフレーム12の基端部は、本体フレーム13の後端部に支軸14を介して回動可能に連結される。上記のオープンボタン7(図1)が図1中矢印で示す方向に押されると、カバーフレーム12が支軸14を中心に回動して、図3に示す閉状態から、図2に示すように上部カバー5が開かれた開状態となる。また、カバーフレーム12の先端部には、ロール紙20の裏面を記録する第一記録ヘッド22、および、後述する第二記録ヘッド42に圧接されてロール紙20を挟む第二プラテンローラ47が取り付けられている。
カバーフレーム12のほぼ中央部は開口しており、この開口を覆うように、ロール紙20の形状に合わせて円弧状に成形されたロール紙カバー18が取り付けられている。
本体フレーム13の内側には、ロール紙20を収容するロール紙収容部17(収容部)が形成されている。ロール紙収容部17の底部には、ロール紙20の外周に合わせて略円弧状に成形されたロール紙ホルダ15が配設され、ロール紙収容部17に投入されたロール紙20は、ロール紙ホルダ15によって下方から支持される。このロール紙収容部17の上面は、カバーフレーム12によって開閉可能に覆われている。
また、ロール紙収容部17に隣接するように、本体フレーム13には、上述した第一記録ヘッド22に圧接されてロール紙20を挟む第一プラテンローラ27と、ロール紙20の表面に画像を記録する第二記録ヘッド42とが取り付けられている。
固定刃33は、カバーフレーム12の先端部の上面に配設され、上部カバー5(図1)とともにカバーフレーム12を閉じた状態で、オートカッタユニット36に対向する位置に固定される。一方、オートカッタユニット36は、本体フレーム13の前端部に固定され、略箱形の筐体内に、可動刃32を収容している。この筐体には可動刃32が出入り可能な長孔が搬送路に向かって穿設されており、可動刃32は、可動刃駆動部(図示略)の動作によって、上記長孔から突出する。オートカッタユニット36の可動刃駆動部(図示略)を動作させて、可動刃32を固定刃33に向けて突出させると、可動刃32と固定刃33とがはさみ状に交叉し、ロール紙20が挟まれて切断される。
上述したように、プリンタ本体11は、ロール紙20の裏側に画像を記録する第一記録ヘッド22と表側に画像を記録する第二記録ヘッド42とを備えている。このうち、ロール紙20の搬送路において上流側に位置する第一記録ヘッド22は、第一プラテンローラ27とともに第一記録部21を構成し、下流側に位置する第二記録ヘッド42は第二プラテンローラ47とともに第二記録部41を構成する。
第一プラテンローラ27は、その両端に突出する軸28を介して本体フレーム13の側壁に回転可能に支持されている。軸28の両端は、それぞれ本体フレーム13の側壁の外側に延出し、この延出部分には、第一プラテンローラ27を駆動するための第一プラテンギヤ29(図2)が取り付けられている。
第二プラテンローラ47は、その両端に突出する軸48を介して、本体フレーム13の側壁に回転可能に支持されている。軸48の両端は、それぞれ本体フレーム13の側壁の外側に延出し、この延出部分には、第二プラテンローラ47を駆動するための第二プラテンギヤ49(図6)が取り付けられている。
また、ロール紙20の搬送路において、ロール紙収容部17と第一記録部21との間にはロール紙20を所定方向に付勢する張力緩衝機構19が配設されている。張力緩衝機構19は、図示しないばねによって、例えば図中上方にロール紙20を付勢することで、ロール紙20に一定の張力がかかるように調整し、また、たるみを防止する。
この図6に示すように、サーマルプリンタ1は、モータ50と、モータ50の駆動力を第一プラテンローラ27および第二プラテンローラ47に伝達するためのモータギヤ51、第一ギヤ52、第二ギヤ53、クラッチ付ギヤ54(トルクリミッタ付駆動輪)、および第四ギヤ55とから構成されるローラ駆動部を備えている。このローラ駆動部には、第一プラテンローラ27が備える第一プラテンギヤ29および第二プラテンローラ47が備える第二プラテンギヤ49を含めてもよい。このローラ駆動部を構成する各ギヤは本体フレーム13の外側面に配設され、モータ50は本体フレーム13内に収容されている。
このローラ駆動部のうち、モータギヤ51、第一ギヤ52、第二ギヤ53、および第一プラテンギヤ29は、モータ50の回転力を第一プラテンローラ27に伝達するための駆動輪列部を構成し、モータギヤ51、第一ギヤ52、クラッチ付ギヤ54、第四ギヤ55および第二プラテンギヤ49は、モータ50の回転力を第二プラテンローラ47に伝達するための駆動輪列部を構成する。
すなわち、モータ50の動作により、モータギヤ51が、図中反時計回りに回転すると、この回転に伴って第一ギヤ52が時計回りに回転し、この回転により第二ギヤ53が反時計回りに回転する。この第二ギヤ53の回転は第一プラテンギヤ29に伝達され、第一プラテンローラ27を回転させる。また、第一ギヤ52が回転すると、第一ギヤ52に噛み合うクラッチ付ギヤ54が反時計回りに回転し、この回転により第四ギヤ55が時計回りに回転して、この回転が第二プラテンギヤ49に伝達され、第二プラテンローラ47を回転させる。このようにして、モータ50の回転に伴って、第一プラテンローラ27と第二プラテンローラ47がともに駆動され、回転する。
ここで、モータギヤ51、第一ギヤ52、第二ギヤ53、クラッチ付ギヤ54、第四ギヤ55、第一プラテンギヤ29および第二プラテンギヤ49のギヤ比は適宜調整されており、第一プラテンローラ27の周速度は目標の紙送り速度となるよう設定され、第二プラテンローラ47の周速度は第一プラテンローラ27よりも約5%速くなるようなギヤ比に設定されている。第一プラテンローラ27と第二プラテンローラ47とがロール紙20と接触する部分である最外径は同一であり、周速度は最外径での速度を指す。従って、下流側に位置する第二プラテンローラ47は、第一プラテンローラ27による搬送速度よりも、約5%高速にロール紙20を搬送する。
詳細には、クラッチ付ギヤ54は、第一ギヤ52と噛み合うクラッチ付ギヤ内輪54aと、第四ギヤ55と噛み合うクラッチ付ギヤ外輪54bと、トルクを調節するコイルばね(図示略)が組み合わせて構成されている。クラッチ付ギヤ54は、クラッチ付ギヤ54に作用するトルクが設定値よりも小さいときは、そのまま回転を続け、トルクが設定値を超えたときは、一定のトルクを保ちつつ滑り、相対回転をする。
このため、第二プラテンローラ47に対して回転を妨げる方向のトルクが加わり、このトルクがクラッチ付ギヤ54の設定値よりも大きい場合、クラッチ付ギヤ54のクラッチ付ギヤ外輪54bに対し、クラッチ付ギヤ内輪54aが滑りながら回転する。すなわち、クラッチ付ギヤ内輪54aが、クラッチ付ギヤ外輪54bよりも速い角速度でクラッチ付ギヤ外輪54bと同一方向に回転する状態となり、第二プラテンローラ47の回転速度は通常時とは異なる速度となって、かつ、第二プラテンローラ47に対してはクラッチ付ギヤ54によって一定のトルクが加わる。この状態では、第二プラテンローラ47の回転速度は制限されず、クラッチ付ギヤ54から伝達されるトルクが一定に保たれる。このため、第二プラテンローラ47へのトルクが減少して上記設定値を下回ると、クラッチ付ギヤ54および第二プラテンローラ47は通常の回転速度で回転する。
ロール紙20は、張力緩衝機構19を経由して斜めに第一記録部21に進入し、略水平に配置された第一発熱体23により加熱され、裏面に記録がなされる。さらにロール紙20は、若干折り返されて第一記録部21を出て第二記録部41に略水平に進入し、第二プラテンローラ47に巻き付いた状態で進行方向を上向きに変えられ、略垂直に配置された第二発熱体43により加熱され、表面に記録がなされる。
ここで、第一記録部21、および、第二記録部41のいずれにおいても、供給されるロール紙20にたるみが生じると、表裏における記録相対位置のずれや、ロール紙20のつまりを生じるおそれがある。
また、第二プラテンローラ47が第一プラテンローラ27よりも約5%高速で回転されるため、第二記録部41がロール紙20を引き込む速さは第一記録部21がロール紙20を排出する速さよりも速い。このため、第一記録部21と第二記録部41との間で搬送されているロール紙20には、常に第二プラテンローラ47の方向に引っ張られる力が働き、第一記録部21と第二記録部41との間でロール紙20がたるむことを防止できる。
このため、ロール紙20の表および裏の両面に画像が記録される間、ロール紙20は適切な張力が与えられた状態で、一定速度で安定して搬送される。
なお、ここで第一記録部21のニップ面とは、第一記録ヘッド22と第一プラテンローラ27との接触部分(ニップ部)において、第一プラテンローラ27の半径に垂直な平面を指す。同様に、第二記録部41のニップ面とは、第二記録ヘッド42と第二プラテンローラ47との接触部分(ニップ部)において、第二プラテンローラ47の半径に垂直な平面を指す。
また、第二記録部41においても、ロール紙20が第二プラテンローラ47に巻き付きながら向きを変えるので、巻付角が大きく確保されている。特に、第二プラテンローラ47の下端が、第一記録部21のニップ部よりも下方に位置しているため、ロール紙20は第二プラテンローラ47に巻き付きながら、やや下向きから上向きに向きを変える。このため、第二プラテンローラ47における巻付角(所定の巻付角)は90度または90度を超える大きさとなっている。これにより、第二プラテンローラ47とロール紙20との間に滑りが生じにくく、第二プラテンローラ47によって確実にロール紙20に張力を与えて、たるみを防止できる。
第一記録部21が記録する面は、巻かれた状態のロール紙20の内側の面であり、第二記録部41が記録する面は、ロール紙20の外側の面であるように構成している。図5のように、巻かれた状態のロール紙20と、第一プラテンローラ27、第二プラテンローラ47の間を縫うように、互い違いにロール紙20が搬送されるので、各プラテンローラで巻付角を取ることができる。
さらに、この構成によれば、第一記録部21のニップ部から第二記録部41のニップ部までの距離をできるだけ延長せずに、第二プラテンローラ47とロール紙20との滑りを防止する。サーマルプリンタ1においては、画像の記録完了後に第一記録部21のニップ部から第二記録部41のニップ部までの間に残存するロール紙20には両面への記録を行えないため、この分のロール紙20は有効に活用できず、捨てられる可能性もある。この第一記録部21のニップ部から第二記録部41のニップ部までの距離を短くすることにより、有効活用できないロール紙20の量を減らし、ロール紙20を無駄なく使えるという効果がある。
また、ロール紙20は、上部カバー5を開いてロール紙20をロール紙収容部17に投入し、再び上部カバー5を閉めれば、第一記録部21と第二記録部41とにおいて狭持されるため、ロール紙20のセットが容易である。
このように、本実施の形態のサーマルプリンタ1においては、第一記録部21によってロール紙20の裏面に画像を記録し、第二記録部41によってロール紙20の表面に画像を記録する間、ロール紙20のたるみを確実に防止できるので、記録相対位置の精度の向上を図ることができ、例えば表裏両面の記録相対位置のずれ等を確実に防止できる。また、たるみによって起こるロール紙20の紙詰まりを防止できる。さらに、第一プラテンローラ27および第二プラテンローラ47とロール紙20との間の滑りが低減されるため、第一プラテンローラ27および第二プラテンローラ47の磨耗を抑制し、耐久性の向上が期待できる。そして、ロール紙20が補充等で新たにセットされた際に生じるたるみは、ロール紙20が搬送されることで速やかに解消されるので、ロール紙20のたるみを防止するための特別な操作が必要ない。
Claims (8)
- 記録媒体の一方の面に画像を記録する第一記録ヘッドと、この第一記録ヘッドに対向する第一プラテンローラとの間に前記記録媒体を挟持して、前記第一プラテンローラの回転により前記記録媒体を搬送する第一記録部と、
前記第一記録部よりも下流側に位置して、前記記録媒体の他方の面に画像を記録する第二記録ヘッドと、この第二記録ヘッドに対向する第二プラテンローラとの間に前記記録媒体を挟持して、前記第二プラテンローラの回転により前記記録媒体を搬送する第二記録部と、
前記第一記録部が備える前記第一プラテンローラおよび前記第二記録部が備える前記第二プラテンローラを駆動するローラ駆動部と、を備え、
前記ローラ駆動部は、前記第一プラテンローラおよび前記第二プラテンローラを、前記第二プラテンローラの周速度が前記第一プラテンローラの周速度よりも高速となるよう回転させること、
を特徴とする記録装置。 - 請求項1記載の記録装置において、
前記ローラ駆動部は、前記第二プラテンローラに駆動力を伝達する駆動輪列部を備え、
前記駆動輪列部は、前記第二プラテンローラへ所定のトルクを伝達するとともに、このトルクを超える回転負荷が加わった場合に滑りを生じながら上記トルクを加えるトルクリミッタ付駆動輪を含んで構成されること、
を特徴とする記録装置。 - 請求項1または2記載の記録装置において、
前記ローラ駆動部は、モータと、前記モータの駆動力を前記第一プラテンローラに伝達する駆動輪列部と、前記モータの駆動力を前記第二プラテンローラに伝達する駆動輪列部とを備えて構成されること、
を特徴とする記録装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の記録装置において、
前記第一記録部のニップ面を含む平面と前記第二記録部のニップ面を含む平面とは所定の角度になるように配置され、
前記第一記録部のニップ部から前記第一プラテンローラ側に引き出された前記記録媒体は、前記第二プラテンローラに所定の巻付角で巻き付けられて前記第二記録部のニップ部を通過し、前記第二記録部から排出されること、
を特徴とする記録装置。 - 請求項4記載の記録装置において、
前記記録媒体は、ロール状に巻かれた状態から前記第一記録部および第二記録部へ搬送され、
前記第一記録部記録部は、巻かれた状態の前記記録媒体の内側の面に画像を記録し、
前記第二記録部記録部は、巻かれた状態の前記記録媒体の外側の面に画像を記録すること、
を特徴とする記録装置。 - 請求項4または5に記載の記録装置において、
前記第一記録部から引き出された前記記録媒体が前記第二プラテンローラに巻き付く前記所定の巻付角は90度以上であること、
を特徴とする記録装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載の記録装置において、
ロール状に巻かれた状態で前記記録媒体を収容する収容部を備え、
前記収容部から前記第一記録部に向かう搬送路上に、前記記録媒体の張力を調整する張力緩衝機構を備えること、
を特徴とする記録装置。 - 請求項1から7のいずれかに記載の記録装置において、
前記記録装置は、前記記録媒体を収容する収容部を備えた本体フレームと、前記本体フレームに開閉可能に取り付けられるカバーフレームとを有し、
前記第一プラテンローラ及び前記第二記録ヘッドは前記本体フレームに取り付けられ、前記第一記録ヘッド及び前記第二プラテンローラは前記カバーフレームに取り付けられており、
前記カバーフレームが閉じられた状態で、前記第一記録ヘッドと前記第一プラテンローラとの間、及び、前記第二記録ヘッドと前記第二プラテンローラとの間に、前記記録媒体が挟まれること、
を特徴とする記録装置。
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