JP2012159008A - 金属部材の加工孔構造、並びにこの加工孔構造を用いて形成された冷凍サイクル装置 - Google Patents

金属部材の加工孔構造、並びにこの加工孔構造を用いて形成された冷凍サイクル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】不要付随部の発生を伴わずに連通させることができる孔加工、特に簡単な穿孔加工を行うことが可能となる金属部材の加工孔構造を用いて形成された中間仕切板を備えた冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】回転圧縮要素32と回転圧縮要素34とによる2段によって冷媒を圧縮する圧縮機と、回転圧縮要素32、34との間に挟持された中間仕切板36と、圧縮機の冷媒吐出配管に接続されたオイルセパレータと、を備えるとともに、二酸化炭素を冷媒として用いた冷凍サイクル装置において、中間仕切板36は、回転圧縮要素32、34を回転駆動させる回転軸16が貫通する貫通孔1Aを中心部側に設けた環状で薄肉の平板形状を有し、貫通孔1Aの内周面2に開口する吸入口2Aと第2の回転圧縮要素34に臨む上面3に開口する吐出口3Aとの間を、中間仕切板36の本体の厚さ方向について斜めに穿設させた細径の連通路4によって連通させてある。
【選択図】図7

Description

本発明は、各種の機械部品に加工して穿孔させたオイルやガスなどの各種の流体が通過可能な孔を設けた金属部材の加工孔構造、並びにこの加工孔構造を用いて形成された冷凍サイクル装置に関するものである。
従来、この冷凍サイクル装置として、例えば圧縮機の冷媒吐出配管に接続されたオイルセパレータを備え、このオイルセパレータにて分離されたオイルを、返油回路を経て圧縮機に戻して成る冷凍サイクル装置が知られている。この種の冷凍サイクル装置は、圧縮機が運転されると冷媒ガスは吸込ポートから1段目のシリンダの低圧室側に吸入され、1段目の圧縮が行われて中間圧となりシリンダの高圧室側より吐出ポートを通り、オイルセパレータを兼ねたマフラー内に流入して速度を落とす。これによって、冷媒ガスの脈動が平準化されて、密閉容器内に吐出される。密閉容器内に吐出された冷媒ガスは、吸込ポートから2段目のシリンダの低圧室側に吸入され、2段目の圧縮が行われて高温高圧の冷媒ガスとなり高圧室側からガスクーラに流入し、そこで放熱して冷却される。
ガスクーラを出た冷媒ガスは、膨張弁で減圧された後、蒸発器に流入して蒸発する。そして、蒸発器に流入した冷媒が蒸発する時に周囲から奪う気化熱により、周囲の空気が冷却されて冷却庫内の冷却や、冷房などが行われる。蒸発器で蒸発した冷媒蒸気はアキュムレータ(気液分離器)を経て吸込ポートから1段目のシリンダの低圧室側に吸い込まれるサイクルを繰り返す(特許文献1参照)。
また、外気温度によってオイル粘度が変化した場合にも、適切な返油を行うことができる冷凍サイクル装置も提案されている(特許文献2参照)。
上記特許文献2に記載の冷凍サイクル装置には、図8に示すように、第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要素34との間に中間仕切板100が挟持されている。この中間仕切板100は、略薄肉環状のものであって、上側のシリンダ38と下側のシリンダ40との間に設置されており、図9に示す中間仕切板100には、密閉容器の底部のオイル溜めに溜められたオイルが、回転軸16の内部でその回転軸16の長手方向に設けられた軸孔を介して供給され、そのオイルが通過する細径の流路(以下、「流体流路101」と呼ぶ)が形成されている。尚、図8において、符号54,56は、上部、下部の支持部材を示す。
特開2003−166472号公報 特開2009−79820号公報
図9に示すように、この中間仕切板100に形成される流体流路101は、回転軸16が挿通される中心軸孔102の内周面102Aから中間仕切板100の外周面103に至るまで、厚さ方向と直交する面方向に沿って平行に貫通させた横孔101Aと、この横孔101Aに連通するように横孔101Aに直交する厚さ方向に形成した縦孔101Bとで構成された複雑な構造のものである。
このように、上記の流体流路101は、流路が2方向にまたがる複雑な構造のものであるので、その流体流路101となる孔、特に細孔を形成するのが厄介である。しかも、流体流路101の横孔101Aの部分のうち、縦孔101B及び横孔101Bの双方の細孔が交わる部分より外側部分(以下、これを「不要付随部α」とよぶ)については、本来不要なものである。ところが、厚さの薄い形状の中間仕切板100に、縦断面形状、つまり厚さ方向の断面形状が途中で折れ曲がった略L字型を呈する細孔を穿設するのは困難である。このため、上記のような構造となるように、2度孔を設けるような孔加工が施されているわけである。
従って、このような中間仕切板100にあっては、上記のような経路を有する流体流路101を穿設する分、コストが嵩むと共に加工工数も増大している。しかも、特に中間仕切板100を備えた上記のような冷凍サイクル装置にあっては、上述の不要付随部αがあると、回転中の中間仕切板100に横孔101Aの中心側から入り込んだオイルは遠心力でその一部が不要付随部αから中間仕切板100の外周へ飛散する虞もある。このため、オイルの活用効率等の観点からみると、いかにも無駄で不経済であった。
このような事情は、上記した冷凍サイクル装置に設けた中間仕切板に限るものではなく、中心部に貫通孔をくり抜いた薄肉状の板状部材(以下、これを「薄板環状部材」とよぶ)において、その動径方向及び厚さ方向に折れ曲がった径の流路を設ける場合にしばしば生じる問題である。そこで、不要付随部の発生を伴わずに、しかも簡単に上記のような細孔などの穿設を行うことが可能となる孔加工の技術開発求められている。換言すれば、薄板環状部材の厚さ方向について、内周面とこれに直交する上面又は下面との2面間を連通させることができる細孔などの穿設加工の技術開発が求められている。
本発明は、上記した事情に鑑み、薄板環状部材、つまり中心部に貫通孔をくり抜いた厚さの薄い薄板部材において、直交する2方向に対して、不要付随部の発生を伴わずに連通させることができる孔加工、特に簡単な穿孔加工を行うことが可能となる、金属部材の加工孔構造、並びにこの加工孔構造を用いて形成された冷凍サイクル装置を提供することを目的とするものである。
即ち、本発明の請求項1の発明の金属部材の加工孔構造は、中心部側に貫通孔を貫通させた薄肉環状で板状の金属部材の、前記貫通孔の内周面に開口した第1の口と、前記内周面及び外周面に交わる2面のうち少なくともいずれか一方の面に開口した第2の口と、の間を連通するように、前記金属部材の本体内部に細径の連通路を設けた金属部材の加工孔構造であって、前記連通路は、前記内周面の第1の口と少なくとも前記何れか一方の面の第2の口との間を連通するように、前記本体の厚さ方向について斜めに穿設させてある、ことを特徴とする。
また、請求項2の発明の冷凍サイクル装置は、少なくとも2段以上の多段回転圧縮要素に設けるとともに、互いの間に、連通路を内部に穿設した中間仕切板を配設した、各回転圧縮要素によって冷媒を圧縮する圧縮機と、を備え、オイルを、前記圧縮機内の前記連通路を含む所定の油回路を循環させるように構成した冷凍サイクル装置において、
前記中間仕切板は、前記回転圧縮要素を回転駆動させる回転軸が貫通する貫通孔を中心部側に有する環状で薄肉の平板形状を有し、
前記連通路は、中間仕切板の前記貫通孔の内周面に開口した第1の開口と、前記内周面に交わる2面のうちの少なくともいずれか一方の面に開口した第2の開口との間を、厚さ方向について斜めに穿設させて連通させた、ことを特徴とする。
また、請求項3の発明の冷凍サイクル装置は、下側の第1の回転圧縮要素と上側の第2の回転圧縮要素とによる2段によって冷媒を圧縮する圧縮機と、金属部材からなり前記第1の回転圧縮要素と第2の回転圧縮要素との間に挟持された中間仕切板と、前記圧縮機に接続されたオイルセパレータと、を備えるとともに、二酸化炭素を冷媒として用いた冷凍サイクル装置において、
前記中間仕切板は、
前記第1及び第2の回転圧縮要素を回転駆動させる回転軸が貫通する貫通孔を中心部側に設けた環状で薄肉の平板形状を有し、
前記貫通孔の内周面に開口する吸入口と前記第2の回転圧縮要素に臨む上面に開口する吐出口との間を、中間仕切板の厚さ方向について斜めに穿設させた連通路によって連通させてある、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複雑な内部配置の連通路を直線的に穿孔することで実現できるので、たとえば細孔の穿設であっても、高精度な穿孔技術を必要とすることなく、容易に穿孔できるようになる。
請求項2の発明によれば、請求項1がもたらす効果の他に、従来どうしても付随して形成されてしまう、不要であってもオイルの有効活用を阻害していた不要付随部が形成されずに済むので、好都合である。
請求項3の発明によれば、上記請求項2の発明がもたらす効果と同様の効果が得られるようになる。
本発明の実施形態に係る加工孔構造が適用された金属部材を示す平面図である。 その断面図である。 図1に示す金属部材の変形例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る冷凍サイクル装置を構成する、第1及び第2の回転圧縮要素を備えた内部中間圧型多段(2段)圧縮式のロータリコンプレッサの縦断側面図である。 図4の冷凍サイクル装置におけるV−V線矢視断面図である。 本発明の冷凍サイクル装置における冷媒回路の概略図である。 本発明の冷凍サイクル装置の要部を説明図である。 従来の冷凍サイクル装置の要部を示す説明図である。 図8に示す冷凍サイクル装置の中間支持板に設けられた流体流路を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の加工孔構造が適用された金属部材1を示すものであり、この金属部材1は、適宜の金属で形成された厚さが薄く、かつ、ドーナッツ形状を呈するもの、つまり薄肉環状の板状部材であって、後述する内周面2と上面3との間を連通するようにして、細径の連通路4が穿設されている。
金属部材1には、本体中央部に所要の内径寸法を有する貫通孔1Aが形成されており、この貫通孔1Aには回転軸16が嵌まり込んでいる。また、この貫通孔1Aの内周面2には、第1の口(以下、これを「吸込口2A」とよぶ)が開口されている。また、金属部材1の内周面2及び外周面5に直交する(なお、本発明では、特にこのように2面が必ずしも90度に直交する配置関係でなくてもよい。)状態で交差する上面3及び下面6のうち、上面3には、第2の口(以下、これを「吐出口3A」とよぶ)が開口されている。
連通路4は、図2に示すように、内周面2の吸込口2Aと上面3の吐出口3Aとの間を連通するように、金属部材1の本体部分の厚さ方向について斜めに穿設させてある。この連通路4は、所要の方向、即ち、重力作用に逆らって上方に流体が吸引される効果、例えばイジェクタ効果、呼び水(さそい水、迎え水)効果、或いは流体力学的に知られたベルヌーイの定理のような各種原理などを応用した適宜効果等をもたらすことができるような、適宜の内径、即ちφ1mm程度の細径であって、上記の効果が得られるような適宜の穿孔角度、例えば15°〜30°程度の傾斜角度などに形成された構造となっているが、このような細径の連通路に限定されるものではない。
連通路4の穿設方法については、金属部材1の上面3の吐出口3Aから貫通孔1Aに向けて、所要の傾斜角度θで内周面2の開口すべき吸込口2Aとなるべき位置まで貫通するように穿孔させればよい。これにより、内周面2まで連通路4がストレート状に穿設される。つまり、内周面2の所定位置に吸込口2Aを正確に開口させることができる。また、この連通路4の穿設方法によれば、[背景技術]の欄で図9を用いて説明した縦横2方向に細孔などを穿設させる面倒な作業が不要となる。しかも、本実施形態の穿設方法で穿設された連通路の加工孔構造によれば、図9に示す従来の流体流路101に形成されていた不要付随部αが形成されずに済む。
尚、この連通路については、本実施形態のような穿孔の方向が金属部材1の中心部Oに対して、位相的なずれを生じていない、言わば標準的な構成のものに限定されるものではない。即ち、例えば図3に示すように、連通路4´の穿孔方向が変則的なイレギュラーな向きに指向する(例えば、図3に示す連通路4´では、動径方向はR´に対して、角度δだけずれている)、複雑な配置の細径連通路であっても、高度な加工技術を要せずに容易に穿孔加工することができる。
即ち、図9に示す従来の縦横2方向から穿孔させたものを組み合わせる孔構造であったならば、先に穿孔された第1の通路に対して、次に穿孔させる第2の通路を正確に合致させて連通させることが困難であるが、本発明の加工孔構造を穿孔させる方法によれば、連通路4´を容易に、かつ、正確に実現させることができるわけである。
次に、図面に基づき本願発明に係る他の実施形態について詳述する。
図4は本発明の加工孔構造が適用された金属部材である中間仕切板36を用いた、冷凍サイクル装置を構成する、第1及び第2の回転圧縮要素を備えた内部中間圧型多段(2段)圧縮式のロータリコンプレッサ10の縦断側面図である。
この図において、符号10は二酸化炭素(CO2)を冷媒として使用する内部中間圧型の多段圧縮式ロータリコンプレッサ(圧縮機に相当)で、このロータリコンプレッサ10は、鋼板からなる円筒状の密閉容器12と、この密閉容器12の内部空間の上側に配置収納された電動要素14及びこの電動要素14の下側に配置され、電動要素14の回転軸16により駆動される第1の回転圧縮要素32(1段目)及び第2の回転圧縮要素34(2段目)からなる圧縮機構部18にて構成されている。
密閉容器12は底部をオイル溜め58とし、電動要素14と圧縮機構部18を収納する容器本体12Aと、この容器本体12Aの上部開口を閉塞する略椀状のエンドキャップ(蓋体)12Bとで構成されている。このエンドキャップ12Bの上面中心には、電動要素14に電力を供給するためのターミナル(配線を省略)20が取り付けられている。
該電動要素14は、密閉容器12の上部空間の内周面に沿って環状に取り付けられたステータ22と、このステータ22の内側に若干の間隔を設けて挿入設置されたロータ24とから構成されている。このロータ24は中心を通り鉛直方向に延びる回転軸16に固定されている。
ステータ22は、ドーナッツ状の電磁鋼板を積層した積層体26と、この積層体26の図示しない歯部に直巻き(集中巻き)方式により巻装されたステータコイル28を有している。また、ロータ24もステータ22と同様に電磁鋼板の積層体30で形成され、この積層体30内に永久磁石MGを埋設して構成されている。また、第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要素34との間には、本発明に係る中間仕切板36が挟持されている。
即ち、圧縮機構部18の第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要素34は、本発明の第1の実施形態である図1及び図2に示すような構成の中間仕切板36と、この中間仕切板36の上下に配置された上側のシリンダ38と、下側のシリンダ40と、180度の位相差を有して回転軸16に設けた上下の偏心部42、44に嵌合されて上下のシリンダ38、40内を偏心回転する上下のローラ46、48と、コイルバネ76、77と背圧により付勢されて先端をこれら上下のローラ46、48にそれぞれ当接させ、上下のシリンダ38、40内をそれぞれ低圧室側LRと高圧室側HR(図5)に区画する上下のベーン50、52と、シリンダ38の上側の開口面及びシリンダ40の下側の開口面を閉塞して回転軸16の軸受けを兼用する支持部材としての上部支持部材54及び下部支持部材56にて構成されている。
回転軸16内には上下に渡って図示しない給油通路が形成されており、この給油通路の下端は回転軸16の下端に設けられた図示しないオイルポンプなどに連通し、上端は電動要素14の上端において開放している。そして、オイル溜め58に帰還したオイルは、オイルポンプで汲み上げられ給油通路から第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要素34のシリンダ38、40や回転軸16の軸受け(上部支持部材54及び下部支持部材56)等の摺動部に供給されて潤滑する。
一方、上部支持部材54及び下部支持部材56には、吸込ポート55(図2参照。下部支持部材56は図示せず)にて上下のシリンダ38、40の内部とそれぞれ連通する吸込通路60(上部支持部材54は図示せず)と、一部を凹陥させ、この凹陥部を上カバー66、下カバー68にて閉塞することにより形成される吐出消音室62、64とが設けられている。
尚、吐出消音室64と密閉容器12内とは、上下のシリンダ38、40や中間仕切板36を貫通する図示しない連通路(但し、この連通路のうち、中間仕切板36を貫通する連通路の部分については、図1,2における金属部材1の連通路4と同等の構造を有する)にて連通されている。該連通路の上端には中間吐出管11が立設され、この中間吐出管11から第1の回転圧縮要素32で圧縮された中間圧の冷媒が密閉容器12内に吐出される。
次に、第2の回転圧縮要素34の、ベーン50の周辺構造を、図4及び図5を参照して詳しく説明する。シリンダ38には前記吐出消音室62と図示しない吐出弁を介して連通する吐出ポート70と前述した吸込ポート55が形成されており、これらの間に位置してシリンダ38には半径方向に延在する案内溝72が形成されている。そして、前記ベーン50はこの案内溝72内に摺動自在に収納されている。
ベーン50は、前述した如くその先端をローラ46に当接させてシリンダ38内を低圧室側LRと高圧室側HRとに区画する。そして、吸込ポート55はこの低圧室側LRに開口し、吐出ポート70は高圧室側HRに開口している。
シリンダ38には、案内溝72の外側(密閉容器12側)に当該案内溝72に連通して背圧室74が形成されている。この背圧室74は図示しない連通路にて前記吐出消音室62に連通されており、それによってベーン50に高圧の背圧が印加される。尚、前記コイルバネ76は、案内溝72側から案内溝72の離間側方向に延在して背圧室74内に収納され、ベーン50の外側に当接してベーン50の先端を常時ローラ46側に付勢する。また、76Aは抜け止めでコイルバネ76の後端を固定する。
係る密閉容器12の容器本体12Aの側面には、上部支持部材54と下部支持部材56の吸込通路60(上側は図示せず)、吐出消音室62、上カバー66の上側(電動要素14の下端に略対応する位置)に対応する位置に、スリーブS1〜S4がそれぞれ溶接固定されている。そして、スリーブS1内にはシリンダ38に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管92の一端が挿入接続され、この冷媒導入管92の一端はシリンダ38の図示しない吸込通路と連通する。この冷媒導入管92は密閉容器12の上側を通過してスリーブS4に至り、他端はスリーブS4内に挿入接続されて密閉容器12内に連通する。
また、スリーブS2内にはシリンダ40に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管94の一端が挿入接続され、この冷媒導入管94の一端はシリンダ40の吸込通路60と連通する。この冷媒導入管94の他端は図示しないアキュムレータ(気液分離器)を介して冷却器89(図6に図示)に接続される。また、スリーブS3内には冷媒吐出管96が挿入接続されており、この冷媒吐出管96には密閉容器12の外側においてオイルセパレータ80が溶接により接続固定されている。
このオイルセパレータ80は、鋼板からなる所定容量の縦長円筒形タンクにて構成されており、冷媒吐出管96は係るタンク状のオイルセパレータ80内に入り、当該オイルセパレータ80内の上部において開口している。オイルセパレータ80の上端には冷媒配管98が溶接にて接続固定されており、この冷媒配管98は、オイルセパレータ80内上部に開口している。
オイルセパレータ80の下部にはオイル戻し管82(返油回路に相当)が接続されており、このオイル戻し管82の一側端部はオイルセパレータ80内下部に開口すると共に、他側は容器本体12Aに接続され、端部は当該容器本体12Aを貫通して密閉容器12内に開口している。本実施形態では、図4に示すようにオイル戻し管82の先端は密閉容器12内の電動要素14と圧縮機構部18との間に開口(前記中間圧の密閉容器12内に開口)している。このオイル戻し管82には、電動膨張弁83(減圧機構に相当)が設けられており、この電動膨張弁83は、メモリを備えた汎用マイクロコンピュータにて構成され、冷凍サイクル装置の制御を行う図示外の制御装置に接続されている。
前記オイルセパレータ80内には、図示しないがオイルセパレータ80内の空間を上下に仕切るかたちでオイル分離具が設けられている。そして、前記冷媒吐出管96からオイルセパレータ80内に流入した冷媒ガスはオイル分離具を通過する過程で冷却され、冷媒ガスと共に吐出されたオイルはオイル分離具に付着して冷媒ガスから分離する。分離されたオイルは、オイルセパレータ80内下部に流下貯溜され、オイル戻し管82内を通って密閉容器12内に流入し、底部のオイル溜め58に帰還する。尚、密閉容器12内は中間圧、オイルセパレータ80内は後述するが2段目の圧縮が行われて高温・高圧のため、オイルセパレータ80内のオイルは圧力差で密閉容器12内に流入することとなる。
即ち、冷凍サイクル装置1は、図6に示すようにロータリコンプレッサ10(第2の回転圧縮要素34)の、吐出側の冷媒吐出管96はオイルセパレータ80に接続され、オイルセパレータ80の出口側の冷媒配管98は、室外熱交換器としてのガスクーラ84に接続されている。ガスクーラ84の出口側の配管Vは減圧装置としての膨張弁86を介して熱交換器としての冷却器89に接続され、冷却器89の出口側は前記ロータリコンプレッサ10(第1の回転圧縮要素32)の吸込側の冷媒導入管94に接続される環状の冷媒回路を構成している。尚、90は、外気温度を検出するための外気温度センサで、直射日光や雨風等が当たらない室外に取り付けられている。
また、ロータリコンプレッサ10の運転制御を行うと共に、電動膨張弁83の絞り量を制御してオイルセパレータ80内に貯留されたオイルを、オイル戻し管82から密閉容器12内に戻す返油量を調整できるようにするため、図示外の制御装置が設けられている。
ここで、温度が高いとオイルの粘土は低くなり、オイル戻し管82内には大量のオイルが流れ、温度が低いと粘土は高くなり、オイル戻し管82内には温度が高い時よりもオイルの流れ量が減少する。そこで、図示外の上記制御装置は、オイルセパレータ80内のオイルが空にならならず、適切な返油量の制御を行えるように制御している。
即ち、この制御装置は、外気温度センサ90が検出した外気温度によって電動膨張弁83の絞り量の制御を行う。これにより、返油量を適切に制御できるように構成している。返油量の制御は、例えば外気温度センサ90が検出した外気温度が+30℃以上の場合、制御装置は絞り開度を小さくして、電動膨張弁83の絞り量を最小(min)に開き、オイルが大量に流れてしまうのを防止する。この時、電動膨張弁83は閉じていない。
また、制御装置は、外気温度センサ90が検出した外気温度が+20℃〜+30℃の場合は、minの場合よりも少許絞り開度を大きくし、外気温度が+10℃〜+20℃の場合は、外気温度が+20℃〜+30℃の場合よりも少許絞り開度を大きくして、オイルの流量を調整する。即ち、制御装置は、外気温度が高い場合は電動膨張弁83の絞り開度を小さくし、低い場合には電動膨張弁83の絞り開度を大きくする方向で制御する。
また、制御装置は、外気温度センサ90が検出した外気温度が0℃〜+10℃の場合は、外気温度が+10℃〜+20℃の場合よりも少許絞り開度を大きくし、外気温度が−10℃〜0℃の場合は、外気温度が0℃〜+10℃の場合よりも少許絞り開度を大きくして、オイルの流量を調整する。更に、外気温度センサ90が検出した外気温度が−10℃以下の場合は、制御装置は絞り量を最小にして、電動膨張弁83の絞り量を最大(max)に開いてオイルの流量を調整するように構成している。
以上の構成で次に動作を説明する。尚、冷凍サイクル装置に用いる冷媒としては地球環境にやさしく、可燃性及び毒性等を考慮して自然冷媒である前述した二酸化炭素(CO2)が使用される。また、潤滑油としてのオイルは、例えば鉱物油(ミネラルオイル)、アルキルベンゼン油、エーテル油、エステル油、PAG(ポリアルキルグリコール)等既存のオイルが使用される。
そして、ターミナル20及び図示されない配線を介して電動要素14のステータコイル28に通電されると、電動要素14が起動してロータ24が回転する。この回転により回転軸16と一体に設けた上下の偏心部42、44に嵌合された上下のローラ46、48が上下のシリンダ38、40内を偏心回転する。
これにより、冷媒導入管及び下部支持部材56に形成された吸込通路60を経由して図示しない吸込ポートからシリンダ40の低圧室側に吸入された低圧の冷媒は、ローラ48とベーン52の動作により1段目の圧縮が行われて中間圧となりシリンダ40の高圧室側より図示しない連通路を経て中間吐出管11から密閉容器12内に吐出される。これによって、密閉容器12内は中間圧となる。
そして、密閉容器12内の中間圧の冷媒ガスは、スリーブS4から出て冷媒導入管92及び上部支持部材54に形成された図示しない吸込通路を経由して、図5に示す吸込ポート55からシリンダ38の低圧室側LRに吸入される。吸入された中間圧の冷媒ガスは、ローラ46とベーン50の動作により2段目の圧縮が行われて高温・高圧の冷媒ガスとなる。
高温・高圧の冷媒ガスは、高圧室側HRから吐出ポート70を通り上部支持部材54内に形成された吐出消音室62を経て、冷媒吐出管96内を通り、オイルセパレータ80内に吐出される。オイルセパレータ80内に吐出された冷媒ガスは、オイルセパレータ80内に設けられたオイル分離具を通過する過程で、上述の如く冷媒ガスに溶け込んでいるオイルが分離される。
そして、オイル分離具でオイルが分離された冷媒ガスは冷媒配管98からオイルセパレータ80外に出て外部のガスクーラ84内に流入する。このガスクーラ84で冷媒は放熱した後、膨張弁86で減圧され、冷却器89に流入する。そこで冷媒が蒸発し、その後、前記アキュムレータを経て冷媒導入管94から第1の回転圧縮要素32内に吸い込まれるサイクルを繰り返す。
そして、オイルセパレータ80内で冷媒ガスと分離されたオイルは、高圧のオイルセパレータ80(タンク)内に貯留される。オイルセパレータ80内に貯留されたオイルは、高圧でオイル戻し管82に押し出され、オイル戻し管82内を通り、絞り量が制御された電動膨張弁83を経て密閉容器12内に流入し、底部のオイル溜め58に帰還する。このとき制御装置は、前述した如き外気温度センサ90が検出した外気温度に基づいて、オイルセパレータ80内のオイルが空にならないように好適に電動膨張弁83の絞り量を制御する。これによって、制御装置は外気温度によってオイル粘度が変化した場合にも、適切な返油を行うことができるようになる。
このように、オイル戻し管82に、絞り量を制御可能な電動膨張弁83と、この電動膨張弁83における絞り量を制御可能な制御装置を設けており、この制御装置は、外気温度若しくは実質的に当該外気温度を把握可能なパラメータに基づいて、電動膨張弁83の絞り量を制御するように構成している。
そして、制御装置は、外気温度センサ90が検出した外気温度が高い場合には電動膨張弁83の絞り開度を小さくし、低い場合には絞り開度を大きくする方向で制御することにより、外気温度によってオイル粘度が変化した場合にも、適切な返油制御が可能となる。これにより、オイルセパレータ80を通過して冷媒回路に流出するオイルを削減し、或いは、オイルの流出を阻止し、ロータリコンプレッサ10のオイル枯渇を防止して冷凍サイクル装置としての性能と信頼性の向上を図ることができる。
次に、図1及び図2に示す加工孔構造を設けた金属部材である中間仕切板36を用いた本発明に係る冷凍サイクル装置における、油回路の要部について、図7を参照しながら詳細に説明する。
この中間仕切板36は、本発明の実施形態に係る図4に示す冷凍サイクル装置の圧縮機構部18の要部を構成する上下のシリンダ38、40の間に挟持されている。従って、本実施形態では、密閉容器12底部のオイル溜め58に設けた図示外のパドル、またはオイルピックアップを備えるオイルポンプの回転により、オイル溜め58内から汲み上げられたオイルは、回転軸16の内部でその回転軸16の長手方向に設けられた軸孔を介して下部シリンダ40のシリンダ室40A内に供給される。
さらに、オイルは、回転軸16の内部でその回転軸16の長手方向に設けられた軸孔を介して回転軸16の回転軸と直交する方向に設けられた細孔(図示せず)から中間仕切板36の貫通孔1Aを経由して中間仕切板36の連通路4に吸入される。
これによって、上記オイルは、上部シリンダ38のシリンダ室38Bの低圧室側LR(図5参照)に冷媒と共に流入し、このシリンダ室38B内部を潤滑させる。その後、このオイルは、高圧室側HR(図5参照)から冷媒吐出管96を介してロータリコンプレッサ10外に吐出される。
従って、中間仕切板36には、従来の連通路のような、縦孔及び横孔の双方の孔が交差する部分より外側部分である無駄な不要付随部が形成されていないので、中間仕切板36より上方に無駄なくオイルを吐出させることができ、オイルの有効活用の比率が高まる。
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で他の様々な変更を行っても本発明は有効である。即ち、本実施形態の冷凍サイクル装置では、2段式の圧縮要素で構成したが、例えば3段以上の圧縮要素のそれぞれの間に、本発明の加工孔構造を用いた中間仕切板を介装させてあってもよい。
1 金属部材
1A 貫通孔
2 内周面
2A 吸込口(第1の口)
3 上面(一方の面)
3A 吐出口(第2の口)
4,4´ 連通路
5 外周面
6 下面
10 ロータリコンプレッサ(圧縮機)
12 密閉容器
12A 容器本体
18 圧縮機構部
32 第1の回転圧縮要素
34 第2の回転圧縮要素
36 中間仕切板
38 上側のシリンダ
40 下側のシリンダ
46、48 上下のローラ
50、52 ベーン
54 上部支持部材
55 吸込ポート
56 下部支持部材
70 吐出ポート
80 オイルセパレータ
82 オイル戻し管
84 ガスクーラ
89 冷却器
96 冷媒吐出管
LR 低圧室側
HR 高圧室側

Claims (3)

  1. 中心部側に貫通孔を貫通させた薄肉環状で板状の金属部材の、前記貫通孔の内周面に開口した第1の口と、前記内周面及び外周面に交わる2面のうち少なくともいずれか一方の面に開口した第2の口と、の間を連通するように、前記金属部材の本体内部に細径の連通路を設けた金属部材の加工孔構造であって、
    前記連通路は、前記内周面の第1の口と少なくとも前記何れか一方の面の第2の口との間を連通するように、前記本体の厚さ方向について斜めに穿設させてある、
    ことを特徴とする金属部材の加工孔構造。
  2. 少なくとも2段以上の多段回転圧縮要素に設けるとともに、互いの間に、連通路を内部に穿設した中間仕切板を配設した、各回転圧縮要素によって冷媒を圧縮する圧縮機と、を備え、オイルを、前記圧縮機内の前記連通路を含む所定の油回路を循環させるように構成した冷凍サイクル装置において、
    前記中間仕切板は、前記回転圧縮要素を回転駆動させる回転軸が貫通する貫通孔を中心部側に有する環状で薄肉の平板形状を有し、
    前記連通路は、中間仕切板の前記貫通孔の内周面に開口した第1の開口と、前記内周面に交わる2面のうちの少なくともいずれか一方の面に開口した第2の開口との間を、厚さ方向について斜めに穿設させて連通させた、
    ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  3. 下側の第1の回転圧縮要素と上側の第2の回転圧縮要素とによる2段によって冷媒を圧縮する圧縮機と、金属部材からなり前記第1の回転圧縮要素と第2の回転圧縮要素との間に挟持された中間仕切板と、前記圧縮機に接続されたオイルセパレータと、を備えるとともに、二酸化炭素を冷媒として用いた冷凍サイクル装置において、
    前記中間仕切板は、
    前記第1及び第2の回転圧縮要素を回転駆動させる回転軸が貫通する貫通孔を中心部側に設けた環状で薄肉の平板形状を有し、
    前記貫通孔の内周面に開口する吸入口と前記第2の回転圧縮要素に臨む上面に開口する吐出口との間を、中間仕切板の厚さ方向について斜めに穿設させた連通路によって連通させてある、
    ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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